特許第6437255号(P6437255)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6437255
(24)【登録日】2018年11月22日
(45)【発行日】2018年12月12日
(54)【発明の名称】工作機械及びその工具ホルダ
(51)【国際特許分類】
   B23Q 11/10 20060101AFI20181203BHJP
   B24B 5/08 20060101ALI20181203BHJP
   B24B 19/02 20060101ALI20181203BHJP
【FI】
   B23Q11/10 D
   B24B5/08
   B24B19/02
【請求項の数】1
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-189720(P2014-189720)
(22)【出願日】2014年9月18日
(65)【公開番号】特開2016-59995(P2016-59995A)
(43)【公開日】2016年4月25日
【審査請求日】2017年9月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】000174987
【氏名又は名称】三井精機工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098279
【弁理士】
【氏名又は名称】栗原 聖
(72)【発明者】
【氏名】峯岸 和美
【審査官】 津田 健嗣
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0051857(US,A1)
【文献】 特開2002−059314(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3166021(JP,U)
【文献】 特開平11−320351(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3181190(JP,U)
【文献】 特開平05−318326(JP,A)
【文献】 特開平09−029529(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23Q 11/10
B24B 5/08
B24B 19/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸と、前記回転軸に着脱自在に係合するとともに研削液の供給孔が形成された工具ホルダを備え、該工具ホルダに保持されつつ前記回転軸により回転される砥石によりワークの内周研削を行う工作機械において、前記工具ホルダは軸心部に形成された幹供給孔と、該幹供給孔から前記砥石の周面方向に向って斜めに分岐して形成された複数の分岐供給孔とを有し、該複数の分岐供給孔から前記砥石の周面方向に向けて前記研削液を噴出する工具ホルダであって、前記幹供給孔は、前記工具ホルダの軸心部に貫通孔を形成し、該貫通孔を該工具ホルダの先端側から砥石取付け部により封止することにより形成し、更に、当該砥石取付け部に前記砥石が取り付けられ、キャップ部により固定されることを特徴とする工具ホルダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械及びその工具ホルダに関し、特に、クーラント供給機構を備えた工作機械及びその工具ホルダに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、研削盤等の工作機械において、ワークを研削加工する際には、所定の経路を介して案内・供給したクーラント(研削液)を砥石による加工部位に向けて噴射するようにしている。特に、いわゆる内研として、円筒状のワーク等の内周穴に入る比較的小さな砥石を用いて、その内周のネシ゛等を研削する工作機械においては、工具ホルダ側或いはワーク支持台側の所定の箇所から伸長するクーラント供給路から伸長するクーラントノズルの先端を加工部位に向けて配置し、ノズルからクーラントを噴射するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、加工用工作機械において、主軸に配設される工具ホルダ等の軸心部を貫通して形成された供給孔を介して、工具の先端部にクーラントとして切削液を供給する、いわゆるセンタースルークーラントに関する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−112746号公報
【特許文献2】特開2003−334738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1記載の従来例は、例えば、円筒状のワークの外周面を研削する場合等には、比較的加工部位に精度よくクーラントを噴射することができるが、例えば、深穴のワークの内周面を研削する場合等には、砥石の位置に応じて加工部位が内周方向と上下方向の双方で移動していくため、的確に加工部位にクーラントを噴射し続けることは困難である。仮に、加工部位に適応するようにクーラントノズルの角度等をNCで制御しようとすれば、構造及び制御技術の複雑化は免れない。
【0006】
また、特許文献2記載の従来例は、マシニングセンタ等によりワークを切削加工する場合に、センタースルー構造でクーラント(切削液)を工具の先端側の加工部位に供給することはできるが、円盤状の砥石によりワークを研削する場合等については、砥石がワークを削るポイントに精度よくクーラントを噴出するのは困難である。この場合、軸芯部から周面側に向う供給孔を砥石そのものに設けることも考えられるが、砥石の硬度の脆弱化等を招いてしまう。また、多孔質の砥石を使用して砥石の軸芯部から周面側にクーラントを滲出させる構成では、砥石の選択や用途等の制約を受けてしまう。
【0007】
そこで、簡単な構成でありながら、ワークの内周面を砥石で研削する場合等に加工部位に的確にクーラントを噴射することが可能な技術の開発が望まれる。
【0008】
本発明は上述のような事情から為されたものであり、その目的は、簡単な構成でありながら、ワークの内周面を砥石で研削する場合等に加工部位に的確にクーラントを噴射することが可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の第1の様相の工具ホルダは、回転軸と、前記回転軸に着脱自在に係合するとともに研削液の供給孔が形成された工具ホルダを備え、該工具ホルダに保持されつつ前記回転軸により回転される砥石によりワークの内周研削を行う工作機械において、前記工具ホルダは軸心部に形成された幹供給孔と、該幹供給孔から前記砥石の周面方向に向って斜めに分岐して形成された複数の分岐供給孔とを有し、該複数の分岐供給孔から前記砥石の周面方向に向けて前記研削液を噴出する工具ホルダであって、前記幹供給孔は、前記工具ホルダの軸心部に貫通孔を形成し、該貫通孔を該工具ホルダの先端側から砥石取付け部により封止することにより形成し、更に、当該砥石取付け部に前記砥石が取り付けられ、キャップ部により固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、簡単な構成でありながら、ワークの内周面を砥石で研削する場合等に加工部位に的確にクーラントを噴射することが可能な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明が適用される研削装置の概略構成を示す図である。
図2】本発明が適用される研削装置の構成を示す機能ブロック図である。
図3図1に示した研削装置におけるA軸の搖動制御を示す図である。
図4図1に示した研削装置における研削液の経路を示す図である。
図5】本発明の実施形態に係る工具ホルダの概略構成を示す図であり、(a)は、そのホルダ本体、(b)は、そのキャップ部、(c)は、砥石、をそれぞれ示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明が適用される研削装置の概略構成を示す図、図2は、本発明が適用される研削装置の構成を示す機能ブロック図、図3は、図1に示した研削装置におけるA軸の搖動制御を示す図である。図1に示すように、本実施形態の研削装置100は、図示しないベッドと、ベッド上に載置された加工ベース部104と、加工ベース部104に対して所定方向(X−Y−Z3軸方向)に移動可能な砥石軸ヘッド106と、砥石軸ヘッド106をX−Y−Z3軸方向に駆動するヘッド側X−Y−Z3軸駆動装置(図示しないコラムを含む)108と、研削装置100の加工ベース部104上に設けられたワーク支持台110と、ドレッサー112を備えている。また、本実施形態の研削装置100は、図2に示すように、X−Y−Z−A−Cの各軸方向の駆動を司るモータドライバ201,202,203,204,205と、これらモータドライバ201,202,203,204,205をそれぞれ制御すると共に各軸の回転数、送り速度等を数値制御すると共にその補間機能を含むCNC(コンピュータ数値制御)装置200を備えており、このCNC(コンピュータ数値制御)装置200には、その数値制御のためのデータ(加工物の諸元)を、例えば対話形式で入力することが可能な加工プログラムが内蔵されている。
【0014】
即ち、研削装置100は、図2に示すように、X−Y−Zの3軸方向と、A及びCの2(軸)方向から成る5(軸)方向の制御が可能であり、砥石軸ヘッド106をX−Y−Z軸方向にそれぞれ駆動するモータドライバ201,202,203とそれぞれのモータ211,212、213、加工ベース部104をA軸モータ214と軸受214A、214Bを介してA軸方向に旋回駆動するモータドライバ204、チャック機構CHを備えたワーク軸WAXをC軸方向に回転駆動するモータドライバ205、砥石軸107を回転駆動する工具スピンドルドライバ206と、その工具スピンドルモータ216及びドレッサードライバ207と、そのモータ217と、CNC(コンピュータ数値制御)装置200を備えており、CNC(コンピュータ数値制御)装置200が、所定の加工プログラムに従って、モータドライバ201〜207を各軸方向に駆動制御すること等によって、ワークWが所望の雌ネジ形状に加工(研削)される。また、加工する雌ネジ形状等に応じて、ドレッサー112により砥石105がドレスされる。尚、1回使用した砥石を再使用する際にも、ドレッサー112により砥石105のツルーイングやドレス(形状直しや目立て)を行なうことがあり、ドレスと単純に言った場合もツルーイング(形状直し)を含むものとする。便宜上図1の上下方向をZ軸(送り軸)方向それと垂直で紙面に平行な方向をX軸(送り軸)としそれらと直行するようにY軸(送り軸)を定義し、チャックおよびワーク軸が図に表現された状態(方向)にあるとき、ワークにX軸回りの回転を与える軸をA軸(回転軸)方向、そして、Z軸回りに回転を与える軸をC軸(回転軸)方向と定義する。
【0015】
また、上述したように、加工ベース部104は、砥石軸ヘッド106に対して、砥石軸107を軸として、図3にも示すように、旋回可能に構成されている。この旋回可能角度は、砥石軸107の方向がZ軸と一致している場合を便宜上0度とし、反時計回りを正方向とすると、例えば、−α度〜α度(例えばα=25)である。但し、これに限られることはなく、ネジ研削に必要な角度が含まれていればよい。この加工ベース部104が旋回する方向が、上述したA方向と規定される。
【0016】
砥石軸ヘッド106には、砥石105が砥石軸107により軸承され、工具スピンドルモータ216により回転駆動される。ヘッド側X−Y−Z3軸駆動装置(図示しないコラムを含む)108に設けた砥石ヘッド駆動(サーボ)モータ212は、CNC(コンピュータ数値制御)装置200内のパルス分配回路(図示せず)から分配されるたとえば制御パルスに基づいて作動するモータドライバ203により制御駆動され、砥石軸ヘッド106にZ方向の送りを与える。Z方向に送りzを与えるときに、sinα倍だけモータドライバ202によりY方向にも送りを与え、Z−Y平面上で工具を送る長さを加工したいネジのリードで割った回数だけモータドライバ205によりC軸回転を与える。これらの動作を同期して行う3軸同時制御により、研削装置100は、深穴のワークWの内周面に上下方向に連続した雌ネジを加工することができる。また、エンコーダ等の位置検出器(図示せず)がA軸モータ214の回転角度を介して加工ベース部104の旋回位置を検出し、この検出値はセンサコントローラ(図示せず)を介して、CNC(コンピュータ数値制御)装置200に入力される。
【0017】
CNC(コンピュータ数値制御)装置200は、その各々は図示しないが、研削装置100全体を制御し管理する中央処理装置(CPU)、メモリ、外部とのデータの授受を行うインタフェース、及びCPUからの指令に応じて複数軸分の駆動指令を各軸に分配送出する機能を備えている。CPUには、たとえば専用または汎用のディジタルインタフェースやA−D/D − Aコンバータなどの入出力装置を介してセンサコントローラが接続され、このセンサコントローラはCPUにより制御されている。更に、インタフェースには、制御データ等を入力する入力装置(図示せず)が接続され、また各軸への指令分配機構には、モータドライバ201〜207を介して前述のモータ群が接続されている。メモリには、ワークWを加工するための加工プログラム及びその他のデータ等が格納されている。
【0018】
次に、本実施形態の研削装置100における研削液(クーラント)の供給経路及び方法について説明する。図4は、本実施形態の研削装置100における研削液の供給経路Pを示す図である。即ち、ヘッド側X−Y−Z3軸駆動装置(図示しないコラムを含む)108内から砥石軸ヘッド106及び砥石ホルダH及び砥石軸107の軸芯部を貫通して設けられた(センタースルーの)供給孔から砥石105による加工部位に向けて研削液(クーラント)を噴出できるのが望ましい。しかしながら、例えば、砥石ホルダHのキャップ部材(図示せず)の軸芯部までの貫通孔を設けて、その貫通孔から研削液(クーラント)を噴出しても、砥石105は砥石軸107に直交するように取り付けられているので、砥石105による加工部位に向けて研削液(クーラント)を噴出するのは困難である。
【0019】
そこで、本発明者は、以下に述べる本発明の工具ホルダの実施形態の構成を案出したので、図4及び図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施形態に係る工具ホルダの概略構成を示す図であり、(a)は、そのホルダ本体、(b)は、そのキャップ部、(c)は、砥石、をそれぞれ示す図である。本実施形態の研削装置100は、図4に示すように、工具ホルダ300を有している(図4における工具ホルダ300の外径形状は、砥石ホルダHと同様なので、図4においては同一の部材を示している)。この工具ホルダ300は、図5(a)(b)(c)に示すように、ホルダ本体302と、キャップ部304とを備える。ホルダ本体302は、砥石軸ヘッド側取付け部306と、フランジ部308と、長尺の円筒又は円錐状から成るクイル部310と、砥石取付け部303を有する。砥石105は、このホルダ本体302の砥石取付け部303に取り付けられ、キャップ部304により固定されることで、砥石軸107(図4参照)に固定されて用いられる。ホルダ本体302は、軸心部に形成された幹供給孔302Aと、幹供給孔302Aから砥石105の周面方向に向って斜めに分岐して形成された複数の分岐供給孔302Bとを有し、複数の分岐供給孔302Bから砥石105の周面方向に向けて研削液を噴出する構造を有している。幹供給孔302Aは、ホルダ本体302の軸心部に貫通孔300Aを形成し、貫通孔300Aをホルダ本体302の先端側から砥石取付け部303により封止することにより形成している。また、複数の分岐供給孔302Bは、工具ホルダ300(ホルダ本体302)の円形断面に対し、等間隔、例えば90度4分割等、で分割配置されている。
以上の実施形態では、幹供給孔302Aは、ホルダ本体302の軸心部に貫通孔300Aを形成し、貫通孔300Aをホルダ本体302の先端側から砥石取付け部303により封止することにより形成しているので、ホルダ本体302に貫通孔を形成したものを封止できるので、本発明の工具ホルダを比較的容易に製作することができる。しかしながら、ホルダ本体302の長短に拘わらず、ホルダ本体302の基端面から先端付近まで非貫通孔を形成することで、幹供給孔302Aを形成しても良い。
【0020】
さて、上述したクーラント経路Pを有する研削装置において、砥石105による研削加工に必要なクーラントをヘッド側X−Y−Z3軸駆動装置(図示しないコラムを含む)108に設けられた固定配管(図示せず)から供給すると、クーラントは砥石軸ヘッド106に収められた工具回転軸(砥石軸)107及び工具ホルダユニット300の概略中心を通ってホルダ本体302に到達する。次いで、クーラントはホルダ本体302内に設けられた幹供給孔302A内を流れて、複数の分岐供給孔302Bに分流され、各分岐供給孔302Bの出口から、研削液(クーラント)の油勢により砥石105の周面付近に向けて噴出される。この時、例えば90度4分割等の場合、分岐供給孔302Bの出口4か所から噴出された研削液(クーラント)は、工具回転の遠心力が作用して、砥石105の周縁全体に降りかかるように噴出される。従って、ワークWの内周面の雌ネジを砥石105で研削する場合等にも、加工部位に的確にクーラントを噴射することが可能になる。尚、本実施形態の研削装置100では、砥石105は、クーラントを流す何らの孔も形成されていない、従来からの砥石を用いている。なお、砥石105の形を形成している結合剤には多くの種類が存在し、当然のことではあるが無気孔タイプの結合剤で作られた砥石にも本発明は適用可能である。
【0021】
また、この工具ホルダ300の分岐供給孔302Bからクーラント流を加工時に噴出させることで、例えば、ワーク支持台110の底部にクーラントノズルを設け、そのクーラントノズルから加工部位に向けて噴射させるクーラントは不要となる、或いは、そのようなクーラントノズルからの噴出(供給)と併用可能となる。従って、いわゆる研削焼け等の問題を心配することなく、ワーク支持台110のチャックCHにより回転可能に保持されているワークWの内周面に雌ネジの研削加工が可能である。
【0022】
本発明は、砥石の代わりに切削工具を工具ホルダにより保持し、ワークの切削加工を行う場合等にも応用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0023】
以上に述べた実施形態では、本発明を内周研削(内研)による雌ネジの加工に適用したが、これに限られないのは、勿論である。本発明は、例えば、砥石による外周研削(外研)等にも適用することができる。
【符号の説明】
【0024】
100 研削装置、 104 加工ベース部、 105 砥石、
106 砥石軸ヘッド、 107 砥石軸、
108 ヘッド側X−Y−Z3軸駆動装置、 110 ワーク支持台、
112 ドレッサー、 200 CNC(コンピュータ数値制御)装置、
201、202、203、204、205 モータドライバ、
206 工具スピンドルドライバ、 207 ドレッサードライバ、
214 A軸モータ、 214A、214B 軸受、
216 工具スピンドルモータ、 217 モータ、 W ワーク、
CH チャック機構、 WAX ワーク軸、
300 工具ホルダ、 300A 貫通孔、302 ホルダ本体、
302A 幹供給孔、 302B 分岐供給孔、 303 砥石取付け部、
304 キャップ部、 306 砥石軸ヘッド側取付け部、308 フランジ部、
310 クイル部、 P クーラント経路
図1
図2
図3
図4
図5