(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6437746
(24)【登録日】2018年11月22日
(45)【発行日】2018年12月12日
(54)【発明の名称】回路基板および回路基板を有する照明装置
(51)【国際特許分類】
F21S 2/00 20160101AFI20181203BHJP
H01L 33/62 20100101ALI20181203BHJP
F21K 9/20 20160101ALI20181203BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20181203BHJP
【FI】
F21S2/00 320
H01L33/62
F21S2/00 110
F21S2/00 312
F21K9/20
F21Y115:10
【請求項の数】16
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-131325(P2014-131325)
(22)【出願日】2014年6月26日
(65)【公開番号】特開2015-11995(P2015-11995A)
(43)【公開日】2015年1月19日
【審査請求日】2017年6月19日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0075342
(32)【優先日】2013年6月28日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】513276101
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100151459
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 健一
(72)【発明者】
【氏名】パク ヒョン ギュ
(72)【発明者】
【氏名】キム ミン チェ
(72)【発明者】
【氏名】ナ セ ウン
(72)【発明者】
【氏名】チョ イン ヒ
(72)【発明者】
【氏名】チェ マン ヘ
(72)【発明者】
【氏名】ホン スン クォン
【審査官】
松本 泰典
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2010/0149834(US,A1)
【文献】
特開2012−138215(JP,A)
【文献】
特開2005−010406(JP,A)
【文献】
特開2001−119460(JP,A)
【文献】
特開2006−154008(JP,A)
【文献】
特開2009−129928(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
F21K 9/20
H01L 33/62
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光素子が実装された第1の領域と、前記第1の領域から折り曲げられて延長された第2の領域と、を有する支持基板と、
前記第2の領域に配置された連結部と、
前記第1の領域と前記第2の領域との間に配置された折り曲げ部と、を有し、
前記第2の領域は、
前記発光素子に電流を供給するコネクタが実装されるコネクタ実装部と、
コネクタが実装されず前記コネクタ実装部から離隔される非コネクタ実装部と、を有し、
前記コネクタ実装部は、前記コネクタ実装部上に実装される前記コネクタが前記発光素子と垂直方向に重ならないよう前記非コネクタ実装部よりも低く配置され、
前記コネクタ実装部と連結される第1の領域が、前記コネクタの高さだけ延長される、回路基板。
【請求項2】
前記コネクタ実装部は、
前記非コネクタ実装部よりも前記コネクタの高さだけ低く配置される、請求項1に記載の回路基板。
【請求項3】
前記コネクタ実装部は、
前記非コネクタ実装部よりも前記発光素子の高さだけ低く配置される、請求項1に記載の回路基板。
【請求項4】
前記連結部は、前記コネクタ実装部と前記非コネクタ実装部とを連結するように構成され、
前記第1の領域の前記連結部に対応する部分は、一部または全体が除去される、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の回路基板。
【請求項5】
前記連結部は、
ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリイミド(PI)およびポリメタクリル酸メチル(PMMA)のうち少なくとも一つで構成される、請求項1に記載の回路基板。
【請求項6】
前記連結部は、
前記発光素子に電気信号を伝達するストリング配線を有する、請求項1に記載の回路基板。
【請求項7】
前記第1の領域と前記第2の領域との間の折り曲げ部に形成される折り曲げ孔をさらに有し、
前記連結部は、
前記折り曲げ孔を除いた第2の領域に配置される、請求項6に記載の回路基板。
【請求項8】
前記ストリング配線は、前記折り曲げ孔に形成されパッド配線に接続される、請求項7に記載の回路基板。
【請求項9】
前記ストリング配線は、絶縁基板の前記第2の領域の他面に形成される、請求項7に記載の回路基板。
【請求項10】
請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の回路基板と、
前記回路基板から離隔されるように配置される導光板と、を有する、照明装置。
【請求項11】
第1の領域と、前記第1の領域から折り曲げられて延長された第2の領域と、を有する支持基板と、
前記支持基板上の絶縁基板と、
前記第1の領域に実装される発光素子と、
前記第2の領域に配置された連結部と、
前記第1の領域と前記第2の領域との間に配置された折り曲げ部と、を有し、
前記第2の領域は、
前記発光素子に電流を供給するコネクタが実装されるコネクタ実装部と、
コネクタが実装されず前記コネクタ実装部から離隔される非コネクタ実装部と、を有し、
前記コネクタ実装部は、前記コネクタ実装部上に実装される前記コネクタが前記発光素子と垂直方向に重ならないよう前記非コネクタ実装部よりも低く配置され、
前記コネクタ実装部と連結される第1の領域が、前記コネクタの高さだけ延長される、回路基板。
【請求項12】
前記コネクタ実装部は、
前記非コネクタ実装部よりも前記コネクタの高さだけ低く配置される、請求項11に記載の回路基板。
【請求項13】
前記コネクタ実装部は、
前記非コネクタ実装部よりも前記発光素子の高さだけ低く配置される、請求項11に記載の回路基板。
【請求項14】
前記連結部は、前記コネクタ実装部と前記非コネクタ実装部とを連結するように構成され、
前記第1の領域の前記連結部に対応する部分は、一部または全体が除去される、請求項11〜請求項13のいずれか一項に記載の回路基板。
【請求項15】
前記連結部は、
前記発光素子に電気信号を伝達するストリング配線を有する、請求項11〜請求項14のいずれか一項に記載の回路基板。
【請求項16】
前記第1の領域と前記第2の領域との間の折り曲げ部に形成される折り曲げ孔をさらに有し、
前記連結部は、
前記折り曲げ孔を除いた第2の領域に配置される、請求項11〜請求項15のいずれか一項に記載の回路基板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路基板および回路基板を有する照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置(Liquid Crystal Display;LCD)は、自ら光を発する自発光性がないので、全ての液晶表示装置に照明装置が必要である。このような、照明装置は、液晶表示装置の光源の役割をし、液晶モジュールの背面から光を照射するために、光源自体を有して光源を駆動する電源回路および均一な平面光を形成させる一切の付属物を構成する複合体をバックライトユニット(Backlight Unit;BLU)という。
【0003】
さて、上記液晶表示装置は、ますます薄型化されており、そのために、上記液晶表示装置のベゼル(Bezel)の幅を減らすことが要求されている。一例として、上記ベゼルの幅を減らすために、発光素子が実装された回路基板の構造や上記発光素子の光を導光する導光板を有する照明装置の構造も変わってきている。
【0004】
しかしながら、回路基板の構造が薄型になったとしても、発光素子に電流を供給するコネクタ(Connector)の形状には変化がないので、このようなコネクタによってベゼルの幅を減らすのには困難があった。
【0005】
したがって、回路基板にコネクタをどのように実装するかについての方案が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一実施例は、コネクタが実装される支持基板をコネクタが実装されない支持基板よりも低く形成することにより、上記コネクタが占めるスペースを減らすことができる回路基板を提供する。
【0007】
本発明の一実施例は、コネクタが実装される支持基板をコネクタが実装されない支持基板よりも低く形成することにより、このコネクタによって発光素子が覆われないようにして光効率を向上させることができる回路基板を提供する。
【0008】
本発明の一実施例では、コネクタが実装される支持基板とコネクタが実装されない支持基板とを分離して離隔させ、上記二つの支持基板の間に連結部を形成することにより、この連結部によって二つの支持基板間の段差を調節することができる回路基板を提供する。
【0009】
本発明の一実施例は、コネクタが実装される支持基板とコネクタが実装されない支持基板とを連結する連結部をフレキシブルな材料で構成することにより、連結部の柔軟性によって二つの支持基板間の段差を調節することができる回路基板を提供する。
【0010】
本発明の一実施例は、発光素子に電気信号を伝達するストリング配線が通る支持基板の第2の領域に連結部を形成したり、または折り曲げ孔と重畳しない支持基板の第2の領域に連結部を形成することにより、様々な形で連結部を形成することができる、回路基板を提供する。
【0011】
本発明の一実施例は、連結部に対応する支持基板の第1の領域の一部が貫通したり、またはコネクタが実装される第2の領域と連結される第1の領域が、上記コネクタの高さだけ延長されるようにすることで、様々な形で支持基板を形成することができる回路基板を提供する。
【0012】
本発明の一実施例は、コネクタが実装される支持基板をコネクタが実装されない支持基板よりも低く形成して上記コネクタが占めるスペースを減らした回路基板を提供することにより、上記回路基板を表示装置に適用したときに上記表示装置のベゼルの幅を減らすことができる照明装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の一実施例に係る回路基板は、発光素子が実装された第1の領域と、第1の領域から折り曲げられて(bended)延長された第2の領域と、を有する支持基板を有し、第2の領域は、発光素子に電流を供給するコネクタが実装されるコネクタ実装部と、コネクタ実装部から分離されて離隔される非コネクタ実装部と、を有し、コネクタ実装部は、非コネクタ実装部よりも低く形成することができる。
【0014】
回路基板は、支持基板の第2の領域の一部が除去された部分に配置され、コネクタ実装部と非コネクタ実装部とを連結する連結部をさらに有することができる。
【0015】
本発明の他の実施例に係る回路基板は、第1の領域と第1の領域から折り曲げられて(bended)延長された第2の領域とを有する支持基板と、支持基板上の絶縁基板と、第1の領域に実装される発光素子と、第2の領域の一部であり、発光素子に電流を供給するコネクタが実装されるコネクタ実装部と、第2の領域の他の一部であり、コネクタ実装部から分離されて離隔される非コネクタ実装部と、第2の領域の支持基板が除去され、絶縁基板にコネクタ実装部と非コネクタ実装部とを連結する連結部と、を有する。
【0016】
コネクタ実装部は、非コネクタ実装部よりもコネクタの高さだけ低く配置することができる。
【0017】
コネクタ実装部は、非コネクタ実装部よりも発光素子の高さだけ低く配置することができる。
【0018】
連結部は、PET(PolyEthylene Terephthalate)、PC(PolyCarbonate)、PES(PolyEther Sulfone)、PI(PolyImide)およびPMMA(PolyMethyl MethAcrylate)のうち少なくとも一つで構成することができる。
【0019】
連結部は、発光素子に電気信号を伝達するストリング配線を有することができる。
【0020】
回路基板は、第1の領域と第2の領域との間の折り曲げ部に形成される折り曲げ孔をさらに有し、連結部は、折り曲げ孔を除いた第2の領域に配置することができる。
【0021】
支持基板は、連結部に対応する第1の領域の一部が除去されてもよい。
【0022】
支持基板は、コネクタ実装部と連結される第1の領域をコネクタの高さだけ延長することができる。
【0023】
本発明の一実施例に係る照明装置は、回路基板と回路基板から離隔されるように配置される導光板とを有する。
【発明の効果】
【0024】
本発明の一実施例によると、コネクタが実装される支持基板をコネクタが実装されない支持基板よりも低く形成することにより、上記コネクタが占めるスペースを減らすことができる。
【0025】
本発明の一実施例によると、コネクタが実装される支持基板をコネクタが実装されない支持基板よりも低く形成することにより、コネクタによって発光素子が覆われないようにして光効率を向上させることができる。
【0026】
本発明の一実施例によると、コネクタが実装される支持基板とコネクタが実装されない支持基板とを分離して離隔させ、上記二つの支持基板の間に連結部を形成することにより、連結部によって二つの支持基板間の段差を調節することができる。
【0027】
本発明の一実施例によると、コネクタが実装される支持基板とコネクタが実装されない支持基板とを連結する連結部をフレキシブルな材料で構成することにより、連結部の柔軟性によって二つの支持基板間の段差を調節することができる。
【0028】
本発明の一実施例によると、発光素子に電気信号を伝達するストリング配線が通る支持基板の第2の領域に連結部を形成したり、または折り曲げ孔と重畳しない支持基板の第2の領域に連結部を形成することにより、様々な形で連結部を形成することができる。
【0029】
本発明の一実施例によると、連結部に対応する支持基板の第1の領域の一部が貫通したり、またはコネクタが実装される第2の領域と連結される第1の領域が、上記コネクタの高さだけ延長されるようにすることで、様々な形で支持基板を形成することができる。
【0030】
本発明の一実施例によると、コネクタが実装される支持基板をコネクタが実装されない支持基板よりも低く形成して上記コネクタが占めるスペースを減らした回路基板を提供することにより、上記回路基板を表示装置に適用したときに上記表示装置のベゼルの幅を減らす照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図1】本発明の一実施例に係る回路基板を示す図である。
【
図2】本発明の一実施例に係るコネクタ実装部と非コネクタ実装部との間の配置関係を示す図である。
【
図3】本発明の一実施例に係る連結部の一例を示す図である。
【
図4】本発明の一実施例に係る連結部の一例を示す図である。
【
図5】本発明の一実施例に係る支持基板の一例を示す図である。
【
図6】本発明の一実施例に係る支持基板の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例による構成および作用について詳細に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。本明細書全体にわたって同じ構成要素に対しては同じ符号を付し、これらについて重複する説明は省略する。
【0033】
図1は、本発明の一実施例に係る回路基板を示す図である。
【0034】
図1を参照すると、回路基板110は、発光素子30が実装された第1の領域Aと第1の領域Aから折り曲げられて延長された第2の領域Bとを有する支持基板10と、第2の領域Bに発光素子30に電流を供給するコネクタ40が実装されるコネクタ実装部50と、第2の領域Bにコネクタ実装部50から分離されて離隔される非コネクタ実装部60と、を有する。特に、コネクタ実装部50は、非コネクタ実装部60よりも低く形成することができる。ここで、回路基板110は、支持基板10上の絶縁基板20と、支持基板10の第2の領域Bを貫通した部分に配置され、コネクタ実装部50と非コネクタ実装部60とを連結する連結部70と、をさらに有することができる。
【0035】
図1において、120の回路基板は、コネクタ40が実装されたときに正面から見たものである。連結部70は、互いに離隔されているコネクタ実装部50と非コネクタ実装部60とを連結するものであって、例えば、支持基板10が除去され絶縁基板20だけが残っている状態である。
【0036】
一実施例として、連結部70は、柔軟性のあるフレキシブル(flexible)な物質で形成することができる。例えば、連結部70は、ポリエチレンテレフタラート(PolyEthylene Terephthalate;PET)、ポリカーボネート(PolyCarbonate;PC)、ポリエーテルサルフォン(PolyEther Sulfone;PES)、ポリイミド(PolyImide;PI)およびポリメタクリル酸メチル(PolyMethly MethaAcrylate;PMMA)のうち少なくとも一つで構成することができる。即ち、連結部70は、絶縁基板20であるか、絶縁基板20と同一の物質で構成されるか、または、絶縁基板20と異なるフレキシブルな材料で構成することができる。
【0037】
図2は、本発明の一実施例に係るコネクタ実装部と非コネクタ実装部との間の配置関係を示す図である。
【0038】
図2を参照すると、コネクタ実装部50は、非コネクタ実装部60よりもコネクタ40の高さh
1だけ低く配置することができる(210)。コネクタ実装部50を非コネクタ実装部60よりも低く配置するのは、発光素子30を覆わないようにするためであり、コネクタ40がコネクタ実装部50に実装されることを考慮すると、コネクタ実装部50は、コネクタ40の高さh
1だけ低く配置することができる。
【0039】
または、コネクタ実装部50は、非コネクタ実装部60よりも発光素子30の高さh
2だけ低く配置することができる(220)。コネクタ実装部50に実装されるコネクタ40が発光素子30を覆わないようにするために、コネクタ実装部50は発光素子30の高さh
2だけ低く配置することができる。
【0040】
図3および
図4は、本発明の一実施例に係る連結部の一例を示す図である。
【0041】
図3を参照すると、連結部70は、発光素子30に電気信号を伝達するストリング配線70aを有することができる。例えば、連結部70は、ストリング配線70aが通る第2の領域Bにのみ形成することができる。
【0042】
図4を参照すると、回路基板は、第1の領域Aと第2の領域Bとの間の折り曲げ部に形成される折り曲げ孔80を有することができる。折り曲げ孔80は、回路基板を容易に折り曲げるようにするために形成したものである。このとき、連結部70は、折り曲げ孔80を除いた第2の領域Bに配置することができる。即ち、連結部70は、折り曲げ孔80と重畳しない第2の領域Bに配置することができる。
【0043】
図5および
図6は、本発明の一実施例に係る支持基板の一例を示す図である。
【0044】
図5を参照すると、支持基板10において、連結部70に対応する第1の領域Aの一部aを除去することができる。例えば、支持基板10は、アルミニウム(Al)、金(Au)、銀(Ag)、クロム(Cr)、有機化合物、無機化合物、磁性物質および導電物質のうち少なくとも一つで構成することができる。即ち、支持基板10は、絶縁基板20よりもやや堅い材料で構成することができるので、連結部70がコネクタ実装部50と非コネクタ実装部60との間の段差を容易に克服するために、連結部70が形成された位置に対応する第1の領域Aの支持基板10の一部aを除去することができる。
【0045】
図6を参照すると、支持基板10において、コネクタ実装部50と連結される第1の領域Aの一部dを延長することができる。例えば、支持基板10は、コネクタ実装部50と連結される第1の領域Aをコネクタ40の高さh
1だけ延長させることができる。したがって、コネクタ実装部50が形成される第1の領域Aの支持基板10をコネクタ40の高さh
1だけ延長させ、より安定的にコネクタ実装部50と非コネクタ実装部60とを連結することができる。
【0046】
本発明の一実施例に係る回路基板は、絶縁基板20上に実装された発光素子30と接続されるパッド配線(図示せず)を形成することができる。
【0047】
本発明の他の実施例に係る回路基板は、支持基板10の第1の領域Aの一面および上記一面に対向する他面に絶縁基板20を形成し、絶縁基板20の上記一面に実装される発光素子30と接続されるパッド配線とが形成され、絶縁基板20の上記他面に発光素子30に電気信号を伝達するストリング配線を形成することができる。または、絶縁基板20の上記一面と上記他面とが当接する側面に上記ストリング配線が形成され、上記ストリング配線と上記パッド配線とを接続することもできる。
【0048】
本発明のさらに他の実施例に係る回路基板は、折り曲げ孔80に上記ストリング配線が形成され、上記ストリング配線と上記パッド配線とを接続することもできる。
【0049】
本発明のさらに他の実施例に係る回路基板は、絶縁基板20の第2の領域Bの他面に発光素子30に電気信号を伝達するストリング配線を形成することもできる。
【0050】
本発明のさらに他の実施例に係る回路基板は、支持基板10の少なくとも一側面にエッジパターンを形成することもできる。
【0051】
本発明の一実施例に係る照明装置は、コネクタが実装される支持基板をコネクタが実装されない支持基板よりも低く形成して上記コネクタが占めるスペースを減らした回路基板を提供することにより、上記回路基板を表示装置に適用したときに上記表示装置のベゼルの幅を減らすことができる。
【符号の説明】
【0052】
10 支持基板
20 絶縁基板
30 発光素子
40 コネクタ
50 コネクタ実装部
60 非コネクタ実装部
70 連結部
80 折り曲げ孔