特許6439269IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

光学フィルムの製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

光学フィルムを製造する際には、得られる光学フィルムの厚さ及び位相差等の特性を厳密に制御することが求められる。特に、偏光板保護フィルム、樹脂フィルム基板等のある種の用途に用いる光学フィルムは、その面内方向の位相差Re及び厚み方向の位相差Rthの両方を、非常に小さく且つ均一な値にすることが求められる場合がある。そのような光学フィルムを、溶融押出法により製造する場合、Re及びRthの両方を所望の小さく且つ均一な値とし、且つフィルムの厚さを均質なものとすることは困難である。 したがって、本発明の目的は、面内方向の位相差Re及び厚み方向の位相差Rthの両方が小さく且つ均一であり、且つ厚さが均一なフィルムの効率的な製造を可能とする、光学フィルムの製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は前記課題を解決するべく検討し、特に、溶融樹脂フィルムをキャストロールの周面上において冷却する工程に着目して検討した。その結果、キャストロール上での溶融樹脂の寸法拘束により、複屈折性、特にRthが生じやすいことを見出した。本発明者はさらに検討したところ、溶融樹脂フィルムの外側の表面に近接する空間を減圧し、溶融樹脂フィルムとキャストロールとの間に大きな隙間を設けることにより、キャストロ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の光学フィルムの製造方法によれば、面内方向の位相差Re及び厚み方向の位相差Rthの両方が小さく且つ均一であり、且つ厚さが均一なフィルムを効率的に製造することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の光学フィルムの製造方法を実施するための光学フィルム製造装置、及びそれを用いた本発明の光学フィルムの製造方法の操作の第一実施形態を模式的に示す側面図である。

【図2】図2は、図1に示す光学フィルム製造装置における冷却装置200、及びそれを用いた、本発明の光学フィルムの製造方法における冷却工程の一例を模式的に示す側面図である。

【図3】図3は、図2に示す冷却装置200の構成要素の位置関係を模式的に示す斜視図である。

【図4】図4は、図1〜図3に示す装置を用いて行った本願実施例及び比較例の製造工程において、キャストロール130の周面上の搬送経路の様々な点において、溶融樹脂フィルムの外側表面の温度の変化を赤外放射温度計にて測定した結果を示すグラフである。

【図5】図5は、本発明の光学フィルムの製造方法の冷却工程において用いうる調節器の一例を模式的に示す斜視図である。

【図6】図6は、図5の例の調節器を、線A5に沿った面で切断した断面図である。

【図7】図7は、本発明の光学フィルムの製造方法の冷却工程において用いうる調節器の別の一例を模式的に示す斜視図である。

【図8】図8は、図7の例の調節器を、線A7に沿った面で切断した断面図である。

【図9】図9は、本発明の光学フィルムの製造方法の冷却工程において用いうる調節器のさらに別の一例を模式的に示す斜視図である。

【図10】図10は、図9の例の調節器を、線A9に沿った面で切断した断面図である。

【図11】図11は、本発明の光学フィルムの製造方法の冷却工程において用いうる調節器のさらに別の一例を模式的に示す斜視図である。

【図12】図12は、図11の例の調節器を、線A11に沿った面で切断した断面図である。

【図13】図13は、本発明の光学フィルムの製造方法の冷却工程において用いうる調節器のさらに別の一例を模式的に示す斜視図である。

【図14】図14は、図13の例の調節器を、線A13に沿った面で切断した断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 光学フィルム製造装置   110 溶融樹脂フィルム成形装置   101 溶融樹脂フィルム   111 押出成形機   112 ダイ   130 キャスティングドラム   141 自動複屈折計   142 膜厚計   151 光学フィルムのロール   200 冷却装置   211 周面上の搬送経路の始点位置   212 周面上の搬送経路の位置   213 周面上の搬送経路中の始点位置から3/2の位置   214 周面上の搬送経路の終点位置   220 減圧器   221 チャンバー   222 導気管   230 温度調節器   231 チャンバー   232 導気管   500 調節器(減圧器又は温度調節器)   511 上面板   511C 上面板の縁部   512 側面板   512C 側面板の縁部   513 底面板   513C 底面板の縁部   514 側面板   514C 側面板の縁部   515 背面板   521 導気管   700 調節器(減圧器又は温度調節器)   741 整流板   900 調節器(減圧器又は温度調節器)   921〜928 導気管   1100 調節器(減圧器又は温度調節器)   1021〜1028 導気管   1051 隔壁   1300 調節器(減圧器又は温度調節器)   1321〜1328 導気管   1361〜1363 隔壁   θa 区域(A)の角度   θb 区域(B)の角度   θc 区域(C)の角度

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