技術分野
測定対象物に対して所定の負荷波形を規則的に繰り返し付与した際の測定対象物の疲労寿命を、累積疲労損傷則を用いて評価する疲労寿命評価方法、疲労寿命評価システム及び疲労寿命評価プログラム
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、測定対象物の疲労試験では、予め定められた試験用負荷波形を多周期に亘って繰り返し与えることが行われる。レインフロー法は、ランダムな波形において振幅を求めることができる利点がある。しかし、疲労試験のように、負荷波形が周期的に繰り返される規則性のある波形では、一の周期の負荷波形の終点と次の周期の負荷波形の始点とを繋げた境界に振幅の発生と消失とが生じる場合があるため、その規則性を利用することができない欠点もある。特に、負荷波形の繰り返し数が多い場合には、した境界の影響が強く現れる可能性がある。このため、負荷波形の1周期分の振幅の頻度を、該負荷波形が繰り返される数で乗じることで全周期分の振幅の頻度を算出する構成では、実際の値と誤差が生じる問題がある。
このため、した規則性のある波形の場合には、全周期分の振幅の頻度を正確に算出するために、試験期間となる全周期のデータに対してレインフロー法による算出を行なう必要があり、算出する作業が多大及び煩雑になる問題があった。
本発明は、に鑑みてなされたものであって、負荷波形を規則的に繰り返し付与した場合の測定対象物の疲労寿命を簡単、かつ、正確に評価できる疲労寿命評価方法、疲労寿命評価システム及び疲労寿命評価プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、予め定められた試験用負荷波形を測定対象物に対し、M周期に亘って繰り返し付与した際の測定対象物の疲労寿命を、累積疲労損傷則を用いて評価する疲労寿命評価方法であって、試験用負荷波形のデータから所定のm周期(3≦m<M)の波形データを作成するステップと、レインフロー法に基づいて、m周期の振幅を抽出するステップと、m周期の振幅の数Naと、振幅の数・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、1周期分の試験用負荷波形のデータから、試験期間となるM周期の振幅の頻度を簡単、かつ、正確に算出することができ、このM周期の振幅の頻度に基づいて、測定対象物の疲労寿命を簡単、かつ、正確に評価することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本実施形態にかかる疲労寿命評価システムの機能構成を示すブロック図である。
【図2】 図2は、疲労寿命を評価する動作手順を示すフローチャートである。
【図3】 図3は、レインフロー法を説明するための図である。
【図4】 図4は、試験用負荷波形の特徴と余りとの関係を示したものである。
【図5】 図5は、余りと周期性のある振幅との関係を示したものである。
【図6】 図6(A)〜図6(F)は、本実施形態によるM周期の振幅の頻度を求める一連の手順を説明するための図である。
【図7】 図7(A)〜図7(D)は、参考例1によるM周期の振幅の頻度を求める一連の手順を説明するための図である。
【図8】 図8(A)〜図8(D)は、参考例2によるM周期の振幅の頻度を求める一連の手順を説明するための図である。
【図9】 図9は、最初の番号Nb及び最後の番号Neと数式との関係を示したものである。
10 疲労寿命評価システム
11 演算装置
12 波形データ作成部
13 振幅抽出部
14 振幅範囲抽出部
15 振幅頻度演算部
16 寿命評価演算部
21 入力装置
22 出力装置
31 記憶装置
32 コンピュータプログラム
40 境界
D 損傷度
FMi M周期のi番目の振幅
Fci 周期性のある範囲のi番目の振幅の頻度
Fmi i番目の振幅の頻度
ST1〜ST3 始点
EN1〜EN3 終点
L1〜L10 水滴
R1〜R9 水滴
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