技術分野
エンジンの回転を停止してのモータの動力による電動走行を行うハイブリッド車両に搭載されたエンジンの燃料供給システムに設置されて、燃料噴射弁に供給する燃料の圧力を検出する燃圧センサの診断を行う燃圧センサ診断装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、燃料供給システムにおける診断として、燃圧センサによる燃料供給圧の検出結果と実際の燃料供給圧とが整合しているか否かの診断、いわゆる同燃圧センサのラショナリティの診断を行うことがある。従来の診断装置では、エンジンの燃料カット中に燃料供給システムの診断を行っているが、こうした燃圧センサのラショナリティの診断も、燃料カット中に行うことが望ましいものとなっている。すなわち、エンジンの運転中は、燃料噴射毎に高圧燃料配管内の燃料圧力が下がり、燃料供給圧が絶えず変動しているため、燃圧センサの検出結果と実際の燃料供給圧との対応の確認が困難となる。これに対して、燃料カット中は、燃料噴射が停止されており、同燃料噴射に伴う燃料供給圧の変動が生じないため、燃圧センサの検出結果と実際の燃料供給圧との対応を容易且つ的確に確認することができる。
ところが、エンジンの回転を停止してのモータによる電動走行を行うハイブリッド車両の場合、以下に記載するように、エンジンにおいて燃料カットが行われる頻度が低いため、燃料カット中に診断を行うとすれば、燃圧センサのラショナリティの診断機会が限られてしまう。すなわち、燃料カット中は、一定以上のエンジン回転数を維持して復帰時のエンジンストールを防止する必要があり、燃料カット中も、エンジン回転数の維持に一定のエネルギが費やされる。このとき、モータによる電動走行に切り替えてしまえば、エンジン回転数の維持のためのエネルギ消費が不要となり、車両のエネルギ効率が高くなる。そのため、電動走行が可能なハイブリッド車両では、燃料カットの実施の頻度は低くなっており、燃圧センサの診断を燃料カット中に行うとすれば、診断の機会が限定されてしまう。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、電動走行を行うハイブリッド車両における燃圧センサの診断機会を好適に確保することのできる燃圧センサ診断装置を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決する燃圧センサ診断装置は、電力により駆動されて、エンジンの燃料噴射弁に燃料を供給する電動式の燃料供給装置と、同燃料供給装置が燃料噴射弁に供給する燃料の圧力である燃料供給圧を規定の上限圧以下に保持する調圧部と、を備える燃料供給システムに設けられて、燃料供給圧を検出する燃圧センサの診断を行う。なお、エンジンは、車両を走行させるための動力源として同エンジンとモータとを備えると・・・ 続きを
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この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 燃圧センサ診断装置の一実施形態が搭載されたハイブリッド車両の駆動システムの構成を模式的に示す図。
【図2】 同燃圧センサ診断装置が診断を行う燃圧センサが設けられた燃料供給システムの構成を模式的に示す図。
【図3】 同燃圧センサ診断装置の構成を模式的に示す図。
【図4】 同燃圧センサ診断装置において実行される診断処理の処理手順の一部を示すフローチャート。
【図5】 同診断処理の処理手順の残りの部分を示すフローチャート。
【図6】 同燃圧センサ診断装置による燃圧センサ診断の実施態様を示すタイムチャート。
10…ハイブリッド車両、11…エンジン、12…第1発電電動機、13…第2発電電動機(モータ)、20…ポート噴射弁(燃料噴射弁)、22…低圧側燃料供給システム(燃料供給システム)、24…電動フィードポンプ(電動式の燃料供給装置)、30…低圧側燃圧センサ(燃圧センサ)、35…診断部、36…速度センサ。
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