(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6440970
(24)【登録日】2018年11月30日
(45)【発行日】2018年12月19日
(54)【発明の名称】他物固定具の設置構造
(51)【国際特許分類】
E04D 13/18 20180101AFI20181210BHJP
E04D 13/00 20060101ALI20181210BHJP
H02S 20/24 20140101ALI20181210BHJP
【FI】
E04D13/18ETD
E04D13/00 L
H02S20/24
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-117657(P2014-117657)
(22)【出願日】2014年6月6日
(65)【公開番号】特開2015-14185(P2015-14185A)
(43)【公開日】2015年1月22日
【審査請求日】2017年5月26日
(31)【優先権主張番号】特願2013-121309(P2013-121309)
(32)【優先日】2013年6月7日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】510153113
【氏名又は名称】株式会社ベルテック
(74)【代理人】
【識別番号】100102048
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 光司
(72)【発明者】
【氏名】澤西 良三
【審査官】
五十幡 直子
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−231597(JP,A)
【文献】
特開2002−021264(JP,A)
【文献】
実開昭55−150101(JP,U)
【文献】
特開2002−242325(JP,A)
【文献】
特開平04−330146(JP,A)
【文献】
特開2014−066014(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04D 13/00−13/18
H02S 20/00−20/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
全域に発泡樹脂からなる断熱マットを敷設してある取付下地への第1固定部を備えた下地側支持部分と、
上側の固定対象である他物を固定自在な第2固定部を備えた他物支持部分とを設けてある他物固定具を、前記取付下地に対してアンカー部材を介して前記第1固定部を固定することにより設置してある他物固定具の設置構造であって、
前記アンカー部材を介して前記第1固定部を固定する際に、前記取付下地に敷設した前記断熱マットに切欠き部を設け、
前記切欠き部に前記取付下地よりも断熱性が高い硬質断熱板を載置して前記取付下地と接着剤によって接着固定し、
前記硬質断熱板の上面に金属製荷重分散板を接着剤によって接着固定し、
前記金属製荷重分散板の上に前記他物固定具を載置して、前記他物固定具が水平方向の荷重によるズレが生じないように前記第1固定部と前記金属製荷重分散板とを一体固定してある他物固定具の設置構造。
【請求項2】
前記第1固定部と前記金属荷重分散板とは、接着により一体固定、又は、係合により一体固定、又は、双方のアンカー部材の挿通孔部同士の嵌合により一体固定してある請求項1記載の他物固定具の設置構造。
【請求項3】
前記硬質断熱板は、JIS A 9511に規定の硬質ウレタンフォーム又は硬質ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム、ビーズ発泡のポリプロピレン樹脂の他に、鉱物系の発泡ガラスからなるものである請求項1または2に記載の他物固定具の設置構造。
【請求項4】
前記硬質断熱板は、JIS A 9511に規定の硬質ウレタンフォーム又は硬質ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム、ビーズ発泡のポリプロピレン樹脂の他に、鉱物系の発泡ガラスからなる硬質発泡断熱層を設けると共に、前記硬質発泡断熱層の少なくとも上面に前記硬質発泡断熱層よりも硬質の硬質板層を積層一体化した複合板である請求項1〜3のいずれか1項に記載の他物固定具の設置構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付下地への第1固定部を備えた下地側支持部分と、上側の固定対象である他物を固定自在な第2固定部を備えた他物支持部分とを設けてある他物固定具を、取付下地に対してアンカー部材を介して前記第1固定部を固定することにより設置してある他物固定具の設置構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、他物固定具は、取付下地に対して第1固定部を直接載置してアンカー部材を介して固定するか、もしくは、取付下地全体に断熱のために軟質発泡樹脂シートからなる断熱マットを敷設した後に、その断熱マットの上に第1固定部を非接着状態で載置してアンカー部材を介して固定することが考えられていた(周知技術であるが、適切な文献が見当たらない)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述した従来技術の前者の構造では、他物固定具を取付下地に安定して固定できるが、外気温が他物固定具を介して取付下地に伝熱するために、例えば取付下地が建築物の屋上部分等の場合、建築物の内部環境が悪くなる虞がある。また、取付下地の上に、断熱マットと同等の厚み分のコンクリート台を敷設し、そのコンクリート台を介して第1固定部を取付下地に固定する場合にも、上記と同様に、外気温が取付下地に伝熱する。
更に、後者の場合には、取付下地全体に敷設する前記断熱マットによって、取付下地が断熱されるために、建築物の一部に前記取付下地を形成する場合には、その建築物の内部環境を良好に維持できるが、他物固定具に横方向の外力が作用した場合には、前記断熱マットが弾性変形しやすいために、アンカー部材に曲げ力又は剪断力が作用し、アンカー部材が変形して、他物固定具の位置がズレル虞があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、他物固定具と取付下地との間の断熱を行いながら、他物固定具に横方向の外力が作用しても、アンカー部材に曲げ力が作用しにくくなる他物固定具の設置構造を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の特徴構成は、全域に発泡樹脂からなる断熱マットを敷設してある取付下地への第1固定部を備えた下地側支持部分と、上側の固定対象である他物を固定自在な第2固定部を備えた他物支持部分とを設けてある他物固定具を、前記取付下地に対してアンカー部材を介して前記第1固定部を固定することにより設置してある他物固定具の設置構造であって、前記アンカー部材を介して前記第1固定部を固定する際に、前記取付下地に敷設した前記断熱マットに切欠き部を設け、前記切欠き部に前記取付下地よりも断熱性が高い硬質断熱板を載置して前記取付下地と接着剤によって接着固定し、前記硬質断熱板の上面に金属製荷重分散板を接着剤によって接着固定し、前記金属製荷重分散板の上に前記他物固定具を載置して、前記他物固定具が水平方向の荷重によるズレが生じないように前記第1固定部と前記金属製荷重分散板とを一体固定したところにある。
【0006】
本発明の第1の特徴構成によれば、前記第1固定部の下面側に金属製荷重分散板を介在することにより、他物からの荷重を分散して取付下地に伝えて、上からの応力集中を防止しながら、取付下地が建築物の一部である場合に、外気温が他物固定具を介して伝熱しようとしても、硬質断熱板により取付下地に伝わるのを断熱して防止できながら、前記金属製荷重分散板と前記取付下地との間に硬質断熱板を介在させ、前記取付下地と前記硬質断熱板と前記金属製荷重分散板とを共に一体に接着してあることにより、例え他物固定具に横方向の外力が作用しても、硬質断熱板自身がその外力に対抗して支持力を発揮する。
つまり、例えば、硬質塩化ビニル板等の樹脂板を、取付下地と第1固定部との間に、非接着状態で介在させる場合、横方向の外力が作用すると、樹脂板と取付下地及び第1固定部とが相対的に横にズレ動きながら、樹脂板に形成されたアンカー部材の挿通孔が、変形又は破壊し、アンカー部材に曲げ力又は剪断力が作用するが、本発明のように、取付下地と前記金属製荷重分散板とに共に硬質断熱板が接着することにより、硬質断熱板が、取付下地及び前記金属製荷重分散板に対して相対的に横にズレ動くのを防止して、硬質断熱板に形成されたアンカー部材の挿通孔が、変形又は破壊するという不都合を防ぐことができる。
尚、第1固定部と金属製荷重分散板との間には、横方向の外力が作用しても、金属製荷重分散板におけるアンカー部材の挿通孔には、金属製であるが故に変形や破壊は生じにくい。
従って、挿通孔内で他物固定具を取付下地に固定しているアンカー部材に曲げ力又は剪断力が作用しにくくできる。
よって、他物固定具による他物の設置状態を安定して維持できる。
【0007】
本発明の第2の特徴構成は、前記第1固定部と前記金属荷重分散板とは、接着により一体固定、又は、係合により一体固定、又は、双方のアンカー部材の挿通孔部同士の嵌合により一体固定したことにある。
【0008】
【0009】
本発明の第3の特徴構成は、前記硬質断熱板は、JIS A 9511に規定の硬質ウレタンフォーム又は硬質ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム、ビーズ発泡のポリプロピレン樹脂の他に、鉱物系の発泡ガラスからなるものである。
【0010】
本発明の第3の特徴構成によれば、硬質断熱材によるアンカー部材の支持状態や、断熱機能を十分発揮することが可能となる。
【0011】
本発明の第4の特徴構成は、前記硬質断熱板は、JIS A 9511に規定の硬質ウレタンフォーム又は硬質ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム、ビーズ発泡のポリプロピレン樹脂の他に、鉱物系の発泡ガラスからなる硬質発泡断熱層を設けると共に、前記硬質発泡断熱層の少なくとも上面に前記硬質発泡断熱層よりも硬質の硬質板層を積層一体化した複合板である。
【0012】
本発明の第4の特徴構成によれば、本発明の第1の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、他物から伝わる偏荷重による応力集中に伴って、硬質発泡断熱層の局部変形や局部圧縮等を防止して、応力の分散を可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】他物固定具による固定状態を示す全体斜視図である。
【
図7】別実施形態の他物固定具の全体斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜
図4に示すように、本発明の他物固定具の一実施形態品(以後、単に固定台1という)を使用して、屋上のコンクリート床やベランダ等の建築物(取付下地2の一例)の上に、ソーラーパネル4やその固定枠5等の固定対象部材(他物の一例)3を固定してある状況を示している。
【0015】
前記コンクリート床2の上には、その全域に軟質発泡樹脂からなる断熱マット15を敷設してある。
当該実施形態においては、コンクリート床2の全域に断熱マット15が敷設してある状態で、固定台設置箇所に固定台1を設置して、固定対象部材3を固定台1に固定してある例を示している。従って、固定台1を設置した後、その周囲に、
図4に示すように、固定台1の外周部にわたる状態に立上り防水層7を設置し、その上端部をバンド29で縛ると共に、シール剤30を塗布して雨水の浸入を防止して、固定台設置部分から下方への漏水防止を図っている。
【0016】
前記固定対象部材3は、形鋼をトラス構造に組みあげた固定枠5と、固定枠5の上面に沿って取り付けられたソーラーパネル4とを備えて構成してあり、固定枠5が、固定台1にボルト19とナットNとで固定されている。
前記固定枠5は、ソーラーパネル4を傾斜姿勢に支持する構造に形成してあり、ソーラーパネル4が効率よく太陽光を受光できるように構成してある。
【0017】
前記固定台1は、
図2〜
図4に示すように構成してある。
つまり、下端部にコンクリート床2への第1固定部9を設け、上端部に固定対象部材3の固定枠5を固定する第2固定部10を設け、全体を鉄系材やアルミニウム等の金属製で形成して、第1固定部9を備えた下地側支持部分12と、第2固定部10を備えた他物支持部分13とに上下に分割構成し、下地側支持部分12の上端部と、他物支持部分13の下端部とに、相互に第1ボルト20を介して連結自在な連結部21を設け、連結部21の内、下地側支持部分12の第1連結部31に上下に沿った第1ボルト挿通用長孔33を形成し、他物支持部分13の第2連結部32に、丸孔の第1ボルト挿通孔34を形成して、第1ボルト20及びナットNによる締め付けにより、下地側支持部分12に対する他物支持部分13の相対連結姿勢が、上下及び傾斜自在になるように構成してある。
尚、第1連結部31と第2連結部32の互いに接触する面には、リン酸亜鉛の被覆層や、凹凸の溝、多数の凸部等を形成して滑り止め機能を持たせてある。
また、図中37は屋根部で、下地側支持部分12の内側に雨水が侵入するのを防止してある。
【0018】
前記下地側支持部分12を固定台設置箇所に固定するのに、第1固定部9を載置する面積分の断熱マット15を切り欠き、その切り欠き部16に、切り欠き部16相当の大きさの硬質断熱板17を嵌め込んで設置し、取付下地2と硬質断熱板17との間をエポキシ樹脂や変性シリコン樹脂、ウレタン系接着剤等の接着剤18によって接着固定する。
尚、前記硬質断熱板17は、JIS A 9511:2006R(発泡プラスチック保温材)で規定される「A種硬質ウレタンフォーム保温材」や、「A種押出法ポリスチレンフォーム保温材」、ビーズ法ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム、ビーズ発泡(10〜15倍発泡)のポリプロピレン樹脂(PP)等の他に、鉱物系の発泡ガラスが使用され、圧縮強さ10N/cm
2以上を備える。
つまり、前記硬質断熱板17は、建築物のコンクリート床よりも断熱性が高く、取付下地全体に敷設する軟質発泡樹脂シートよりも、剪断強度(圧縮強さで代用される)の高い材料であればよい。
【0019】
次に、取付下地2に固定された硬質断熱板17の上に第1固定部9を載置し、第1固定部9の下面と硬質断熱板17の上面とを、前記接着剤18によって接着固定する。
更に、第1固定部9は、皿ビスやボルト等のアンカー部材8を第1固定部9に形成したアンカー部材挿通孔11に挿通させて取付下地に固定する。
【0020】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0021】
〈1〉 前記硬質断熱板17は、硬質発泡樹脂以外に、無発泡の樹脂や、木質材又は、木質材に樹脂を被覆したもの等を使用することもできる。
〈2〉 前記硬質断熱板17に、前述の硬質発泡樹脂を使用する場合には、その硬質発泡樹脂層の上面に、スレート板等の硬質板層を積層一体化した複合板を使用することも考えられ、この場合、他物から伝わる偏荷重による応力集中に伴って、硬質発泡樹脂の局部変形や局部圧縮等を防止して、応力の分散を可能にできる。尚、硬質発泡樹脂層の下面にも前記硬質板層を積層一体化してあってもよい。また、スレート板等の硬質板層に代えて、紙、金属板、織布、不織布等であってもよく、硬質断熱板17の寸法安定性、反り防止、吸湿防止、表面強度向上、接着性能工場等の目的で用いられる。
〈3〉 前記下地側支持部分12は、
図4に示すように、下部に第1固定部9を備え、且つ、上部に第1連結部31を一連一体に備えたもの以外に、
図5に示すように、第1固定部9を備えた接地部材36と、第1連結部31を備えた上部支持部材38とに互いに連結自在に分割構成してあるものでもよい。
〈4〉 別の他物固定具の設置構造において、取付下地への第1固定部を備えた下地側支持部分と、上側の固定対象である他物を固定自在な第2固定部を備えた他物支持部分とを設けてある他物固定具を、前記取付下地に対してアンカー部材を介して前記第1固定部を固定することにより設置し、前記アンカー部材を介して前記第1固定部を固定する際に、
図6に示すように、第1固定部9の下面側に金属製荷重分散板39を介在し、金属製荷重分散板39と取付下地2との間に硬質断熱板17を介在させ、取付下地2と硬質断熱板17と金属製荷重分散板39とを共に一体に接着してある構造でもよい。この場合、第1固定部9と金属製荷重分散板39との接触面間は、互いに接着する構造以外に、互いに係合して横方向の外力に対抗する構造や、双方のアンカー部材8の挿通孔部同士が互いに嵌合する構造になっていたりして、水平方向の荷重によるズレが生じない構造になっていれば、互いに接着していなくてもよい。
〈5〉
図7及び
図8に示すように、下地側支持部分12と他物支持部分13とは、分割せずに一体形成したものでもよい。尚、図中H1は、第一開口部で、この第一開口部H1を通してアンカー部材8の固定操作を筒外方から実施できるように構成されている。図中のスライド筒部材6は、下方側にスライドさせることで各第一開口部H1を閉塞できるように寸法設定してある。この閉塞状態においては、立上がり防水層7の立上部分をこのスライド筒部材6の外周面に固定することで、固定台1周囲の防水を行える。
また、アンカー部材8に対する固定操作の際には、このスライド筒部材6を上方側にスライドさせることで、各第一開口部H1を全開状態にでき、第一開口部H1を通した固定操作を効率よく実施することができる。図中H2は、第二開口部で、この第二開口部H2を通してボルト9の固定操作を筒外方から実施できるように構成されている。
また、第二開口部H2の下端部に接する状態に、他物支持部分13の内空部を上下に遮断する隔壁部23が設けてある。
隔壁部23の上面は、第二開口部H2に向けて下り勾配に形成してある。
従って、第二開口部H2を通して他物支持部分13の内空部に水が浸入しても、隔壁部23によって水を遮断して下方の内空部への漏水を防止できると共に、浸入水を、下り勾配の上面に沿わせて第二開口部H2から外部に速やかに排出することができる。図中24は、筒周方向に沿って一体に設けてある水切りフランジである。従って、通常の雨水や、隔壁部23の下り勾配によって筒外に排出された水を、この水切りフランジ24によって筒径方向の外側へ誘導でき、水が水切りフランジ24より下方の筒周面部をつたって流下するのを防止できる(水切り効果)。その結果、固定台1の設置箇所から水を遠ざけて、防水性能の向上を援護できる。
【0022】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0023】
2 取付下地
3 他物
8 アンカー部材
9 第1固定部
10 第2固定部
12 下地側支持部分
13 他物支持部分
17 硬質断熱板
20 第1ボルト
21 連結部
39 金属製荷重分散板