【文献】
「KONAMI OFFICIAL GUIDE パーフェクトシリーズ ときめきメモリアル2 パーフェクトガイド」,コナミ株式会社,1999年12月20日,初版,P.31
【文献】
工藤 将,「コナミ完璧攻略シリーズ ときめきメモリアル2 公式ガイドブック完全版」,コナミ株式会社,2001年 7月10日,第6刷,P.53
【文献】
「KONAMI OFFICIAL GUIDE パーフェクトシリーズ WORLDSOCCER 実況ウイニングイレブン2000 U−23メダルへの挑戦パーフェクトガイド」,コナミ株式会社,2000年12月 8日,2刷,P.019
【文献】
「マイギャラリーのレイアウトが気に入ったら保存してみよう」,モンスターハンター フロンティア オンライン フロンティア通信フォワード.3,株式会社エンターブレイン,2012年 2月15日,P.126
【文献】
ファイティングスタジオ,「ザ・コンビニ2 〜全国チェーン展開だ!〜 必勝攻略法」,株式会社双葉社,1998年 4月15日,P.11-14,特に、P.14の「内装読込」及び「内装保存」の項を参照
【文献】
「ザ・コンビニDS 大人の経営力トレーニング 公式パーフェクトガイド」,株式会社新紀元社,2008年12月 4日,初版,P.14-19,34-35
【文献】
「ファンタシースターオンライン2」,電撃PlayStation,株式会社アスキー・メディアワークス,2013年 6月27日,第19巻第21号,P.116-119,特に、P.118上部の「マイルーム機能 レイアウトパターン切り替え」の項を参照
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記他のプレイヤが前記ゲーム媒体を攻撃するために使用するゲーム媒体に応じて、前記プレイヤが異なるテンプレートを選択できるように、前記複数のテンプレートを表示させる、ことをさらに含む請求項1または2に記載のコンピュータの制御方法。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
【0021】
(第1実施形態)
1.本実施形態の概略
本実施形態では、プレイヤは、ゲーム空間内で街作りを行う。プレイヤは、ゲーム空間内にゲーム媒体の一例である様々な施設を配置することができる。また、プレイヤは、ゲーム空間内の所定の範囲について、その範囲内に配置された施設の種類や施設の配置位置に基づいて、施設の種類や施設の配置位置を規定するテンプレートを作成することもできる。さらに、プレイヤは、作成したテンプレートを、ゲーム空間内の所定の範囲に適用することもできる。テンプレートが適用されると、ゲーム空間内に配置された施設は、テンプレートにより規定された当該施設に自動的に変更されたり、規定された配置位置に自動的に移動される。
なお、ゲーム媒体とは、ゲームに用いられるデジタルコンテンツのことをいい、施設以外に、例えば、キャラクタ、兵士、武器、カード、フィギア、アバター、アイテム等である。
【0022】
2.ゲームシステム1の構成
図1は、ゲームシステム1の概略構成の一例を示す図である。
【0023】
ゲームシステム1は、少なくとも一台の携帯端末2と、サーバ3とを備える。携帯端末2とサーバ3とは、通信ネットワークを介して相互に接続され、例えば、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介して相互に接続される。携帯端末2で実行されるプログラム(例えば、ゲームプログラム)と、サーバ3で実行されるプログラム(例えば、ゲーム管理プログラム)とは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol, HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信を行う。
【0024】
2.1.携帯端末2の構成
図2(a)は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
【0025】
携帯端末2は、プレイヤによる操作部23の操作に応じてゲームを進行させる。また、携帯端末2は、必要に応じて、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。そのために、携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部25とを備える。
【0026】
なお、本実施形態では、携帯端末2として、多機能携帯電話(所謂「スマートフォン」)を想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。携帯端末2は、本発明が適用可能であればよく、例えば、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant, PDA)、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤ、タブレット端末、タブレットPC、ノートPC等でもよい。
【0027】
端末通信部21は、所定の周波数帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を備え、携帯端末2を無線通信ネットワークに接続する。端末通信部21は、基地局4により割り当てられるチャネルを介して、基地局4との間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局4との間で通信を行う。そして、端末通信部21は、端末処理部25から供給されたデータをサーバ3等に送信する。また、端末通信部21は、サーバ3等から受信したデータを端末処理部25に供給する。
【0028】
端末記憶部22は、例えば、半導体メモリ装置を備える。端末記憶部22は、端末処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22は、ドライバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、アプリケーションプログラムとして、ゲームを進行させ、その結果を表示するゲームプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、データとして、プレイヤの識別番号(ID)、ゲーム空間内に配置された施設を管理する施設管理テーブル(
図2(b))、施設の種類を管理する施設種類管理テーブル(
図2(c))、テンプレートを管理するテンプレート管理テーブル(
図2(d))、施設、テンプレート等に係る画像データ、映像データ等を記憶する。さらに、端末記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
【0029】
図2(b)には、施設管理テーブルが示されている。施設管理テーブルには、各施設について、当該施設のID、種類ID、ゲーム空間内での配置位置等が記憶される。
なお、本実施形態では、ゲーム空間は格子状に構成されており、一の施設は一の格子に配置され、その位置は所定の格子(例えば、ゲーム空間左上)を原点とする格子の座標で表現されるものとするが、本発明はこれに限定されるものではない。ゲーム空間の構成等は、本発明が適用可能であれば、どのようなものでもよい。
【0030】
図2(c)には、施設種類管理テーブルが示されている。施設種類管理テーブルには、施設の各種類について、当該種類のID、名称、画像データのファイル名等が記憶される。
【0031】
図2(d)には、テンプレート管理テーブルが示されている。テンプレート管理テーブルには、各テンプレートについて、当該テンプレートのID、サムネイル画像データのファイル名、各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置等が記憶される。
なお、
図2(b)と同様に、施設の配置位置は、所定の格子(例えば、テンプレート左上)を原点とする格子の座標で表現されるものとするが、本発明はこれに限定されるものではない。配置位置の表現は、本発明が適用可能であれば、どのようなものでもよい。
【0032】
操作部23は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、キーボタン等である。プレイヤは、操作部23を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。操作部23は、プレイヤにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、プレイヤの指示として、端末処理部25に供給される。
【0033】
表示部24も、映像、画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部24は、端末処理部25から供給された画像データに応じた画像、映像データに応じた映像等を表示する。
【0034】
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。端末処理部25は、携帯端末2の各種処理が端末記憶部22に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に基づいて適切な手順で実行されるように、端末通信部21、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
【0035】
2.1.1.端末処理部25の機能
図3は、携帯端末2の表示画面の一例を示す図である。
【0036】
図3(a)には、ゲームの開始を指示したときに表示されるゲーム進行画面300が示されている。
ゲーム進行画面300には、ゲーム空間301と、その空間内に配置された様々な施設302〜306とが表示されている。
また、ゲーム進行画面300下部には、複数のボタンが表示されている。「作成」ボタン307の押下によりテンプレートの作成が、「適用」ボタン308の押下によりテンプレートの適用が、それぞれ指示される。
【0037】
図3(b)には、
図3(a)に示されるゲーム進行画面300でテンプレートの作成を指示したときに表示される範囲選択画面310が示されている。
範囲選択画面310にはゲーム空間301が表示されており、例えば、任意の二点のタップにより、当該二点を対頂点とする範囲311が選択される。
また、範囲選択画面310下部には「決定」ボタン312が表示されており、当該ボタンの押下により、選択された範囲311についてテンプレート作成の実行が指示される。
【0038】
一方、
図3(c)には、
図3(a)に示されるゲーム進行画面300でテンプレートの適用を指示したときに表示されるテンプレート選択画面320が示されている。
テンプレート選択画面320には、各テンプレートについて、当該テンプレートのサムネイル画像321及び「選択」ボタン322が表示されている。「選択」ボタン322の押下により、対応するテンプレートが選択される。
【0039】
図3(d)には、
図3(c)に示されるテンプレート選択画面320でテンプレートを選択したときに表示されるテンプレート表示画面330が示されている。
テンプレート表示画面330左部には、テンプレートをゲーム空間内の所定の範囲(例えば、中央周辺)に適用したプレビュー画像331が表示されている。
また、テンプレート表示画面330右部には、テンプレートにより配置位置が規定された各施設の名称及び数332が一覧表示されている。
さらに、テンプレート表示画面330下部には「決定」ボタン333が表示されており、当該ボタンの押下により、テンプレートが決定される。
【0040】
図3(e)には、
図3(d)に示されるテンプレート表示画面330でテンプレートを決定したときに表示される範囲選択画面340が示されている。
範囲選択画面340にはゲーム空間301が表示されており、例えば、任意の二点のタップにより、当該二点を対頂点とする範囲341が選択される。
また、範囲選択画面340下部には「決定」ボタン342が表示されており、当該ボタンの押下により、選択された範囲341についてテンプレート適用の実行が指示される。
【0041】
図4は、テンプレートの作成及び適用の概念を示す図である。
【0042】
400は、ゲーム空間を示している。ゲーム空間400内には、九つの施設が配置されている。即ち、施設「●」が四つ、施設「▲」が三つ、及び施設「■」が二つ配置されている。
【0043】
ゲーム空間400内の範囲401について、テンプレートを作成したとする。410は、作成したテンプレートを示している。テンプレート410により、種類「○」の施設「●」が(1,1)及び(1,2)に、種類「△」の施設「▲」が(1,3)、(2,1)、及び(2,2)に、種類「□」の施設「■」が(2,3)に配置されることが規定されている。
【0044】
420は、他のゲーム空間を示している。ゲーム空間420内には、六つの施設が配置されている。即ち、施設「●」が二つ、施設「▲」が三つ、及び施設「■」が一つ配置されている。
【0045】
ゲーム空間420内の範囲421について、テンプレート410を適用したとする。ゲーム空間420内に配置された施設の各種類の数は、テンプレート410により配置位置が規定された施設の各種類の数と同じである。したがって、ゲーム空間420内に配置されたすべての施設が、テンプレート410により規定された当該施設の配置位置に移動される。実際には、範囲421外に配置された施設422〜425が、範囲421内の当該施設の配置位置に移動される。420’は、施設422〜425が移動された後のゲーム空間420を示している。
【0046】
430は、さらに他のゲーム空間を示している。ゲーム空間430内には、九つの施設が配置されている。即ち、施設「●」が三つ、施設「▲」が五つ、及び施設「■」が一つ配置されている。
【0047】
ゲーム空間430内の範囲431について、テンプレート410を適用したとする。ゲーム空間430内に配置された施設の各種類の数は、テンプレート410により配置位置が規定された施設の各種類の数と同じであるか、それよりも多い。したがって、ゲーム空間420内に配置された施設のうちのテンプレート410により規定された当該施設の配置位置への移動距離(例えば、マンハッタン距離)が最小となる施設が、当該施設の配置位置に移動される。実際には、範囲431外に配置された施設432〜435が、範囲431内の当該施設の配置位置に移動される。430’は、施設432〜435が移動された後のゲーム空間430を示している。
なお、移動距離が最小となる施設に限らず、移動対象となる施設や移動対象となる施設を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。また、予め移動させない施設や移動させない施設を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。
【0048】
440は、さらに他のゲーム空間を示している。ゲーム空間440内には、四つの施設が配置されている。即ち、施設「●」が一つ、施設「▲」が二つ、及び施設「■」が一つ配置されている。
【0049】
ゲーム空間440内の範囲441について、テンプレート410を適用したとする。ゲーム空間440内に配置された施設の各種類の数は、テンプレート410により配置位置が規定された施設の各種類の数と同じであるか、それよりも少ない。したがって、ゲーム空間440内に配置されたすべての施設が、テンプレート410により規定された当該施設の配置位置のうちの移動距離が最小となる配置位置に移動される。実際には、範囲441外に配置された施設442及び443が、範囲441内の当該施設の配置位置に移動される。440’は、施設442及び443が移動された後のゲーム空間440を示している。
なお、ゲーム空間440’には、テンプレート410により規定された施設の配置位置のうちの当該施設が配置されなかった配置位置に、当該施設の種類が識別可能な態様(例えば、「○」444及び「△」445)で示されている。
また、施設が配置されなかった場合に、プレイヤに対して、同種の施設や類似の施設を候補として提示することも可能である。
さらに、施設が配置されなかった配置位置に対応する施設をプレイヤが購入したり、後述するマルチプレイヤ環境では、他のプレイヤからトレード等により入手したりすることも可能である。さらに、テンプレートに規定された施設を、プレイヤがゲーム空間には配置してはいないが、倉庫に格納していたような場合、テンプレートに基づいてその施設を配置するようにし、逆にテンプレートに規定されていない施設を倉庫に格納するようにしてもよい。また、テンプレートはプレイヤが作成するようにしたが、サービス側のサーバ3から配布されたり、他のプレイヤから入手するようにしてもよい。その場合、テンプレートに規定されている施設をプレイヤが持っていないこともあり得るが、携帯端末2側もしくはサーバ3側で所持の有無を判断し、所持していないと判断した施設を購入する画面を携帯端末2上で表示することで自動的にプレイヤを購入画面に誘導するようにしてもよい。
【0050】
2.1.2.端末処理部25の構成
以上の機能を実現するために、端末処理部25は、ゲーム進行部251と、テンプレート作成部252と、テンプレート適用部253とを備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
【0051】
以下、ゲーム進行部251による処理について説明する。
【0052】
ゲーム進行部251は、ゲームの開始及び進行を制御し、適宜テンプレート作成部252、テンプレート適用部253等に処理の実行を指示する。
【0053】
具体的には、プレイヤにより操作部23を介して、ゲームの開始が指示された場合に、ゲーム進行部251は、ゲーム進行画面300を表示する。
即ち、ゲーム進行部251は、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、各施設の種類ID及び配置位置を抽出する。また、ゲーム進行部251は、抽出した種類IDをキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設種類管理テーブルを参照し、対応する種類の画像データのファイル名を抽出する。また、ゲーム進行部251は、抽出したファイル名に対応する画像データを端末記憶部22から取得する。そして、ゲーム進行部251は、取得した画像データが示す画像を、抽出した配置位置に基づいて表示すると共に、テンプレート作成、テンプレート適用等の指示を受け付けるボタン等を所定のレイアウトで表示するゲーム進行画面300を構成し、表示部24に出力する。
【0054】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの作成が指示された場合に、ゲーム進行部251は、テンプレート作成部252に処理の実行を指示する。
【0055】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの適用が指示された場合に、ゲーム進行部251は、テンプレート適用部253に処理の実行を指示する。
【0056】
プレイヤにより操作部23を介して、他の処理が指示された場合に、ゲーム進行部251は、当該他の処理を実行する。
【0057】
以下、テンプレート作成部252による処理について説明する。
【0058】
テンプレート作成部252は、テンプレートを作成して端末記憶部22に格納すると共に、作成したテンプレートをサーバ3に登録する。
【0059】
具体的には、テンプレート作成部252は、範囲選択画面310を表示する。
【0060】
プレイヤにより操作部23を介して、範囲が選択され、テンプレート作成の実行が指示された場合に、テンプレート作成部252は、テンプレートを作成する。
即ち、テンプレート作成部252は、選択された範囲を示す座標をキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、選択された範囲内に配置された各施設の種類ID及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。また、テンプレート作成部252は、抽出したゲーム空間内での配置位置を、テンプレート内での配置位置に変換する。さらに、テンプレート作成部252は、選択された範囲について、サムネイル画像データを作成し、端末記憶部22に格納する。そして、テンプレート作成部252は、格納したサムネイル画像データのファイル名、抽出した各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置等を、新たに採番したテンプレートIDを付与した上で、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
【0061】
また、テンプレート作成部252は、作成したテンプレートをサーバ3に登録する。
即ち、テンプレート作成部252は、プレイヤのID、採番したテンプレートID、作成したサムネイル画像データ、並びに抽出した各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置をパラメータとして、テンプレート登録要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。
【0062】
そして、テンプレート作成部252は、処理を終了する。
【0063】
以下、テンプレート適用部253による処理について説明する。
【0064】
テンプレート適用部253は、端末記憶部22又はサーバ3からテンプレートを取得し、取得したテンプレートを適用する。
【0065】
具体的には、テンプレート適用部253は、テンプレート選択画面320を表示する。
即ち、テンプレート適用部253は、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、各テンプレートのID及びサムネイル画像データのファイル名を抽出する。また、テンプレート適用部253は、抽出したファイル名に対応するサムネイル画像データを端末記憶部22から取得する。
必要に応じて、テンプレート適用部253は、プレイヤのIDをパラメータとして、テンプレート一覧提供要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、テンプレート適用部253は、サーバ3から端末通信部21を介して、各テンプレートのID及びサムネイル画像データを受信する。
そして、テンプレート適用部253は、取得等したサムネイル画像データが示すサムネイル画像、テンプレート選択の指示を受け付けるボタン等を所定のレイアウトで表示するテンプレート選択画面320を構成し、表示部24に出力する。
【0066】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートが選択された場合に、テンプレート適用部253は、テンプレート表示画面330を表示する。
即ち、選択されたテンプレートがサーバ3から提供されるものである場合に、テンプレート適用部253は、選択されたテンプレートのIDをパラメータとして、テンプレート提供要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、テンプレート適用部253は、サーバ3から端末通信部21を介して、対応するテンプレートのサムネイル画像データ並びに各施設の種類ID及び配置位置を受信する。そして、テンプレート適用部253は、受信したサムネイル画像データを端末記憶部22に格納する。また、テンプレート適用部253は、選択されたテンプレートのID、格納したサムネイル画像データのファイル名、受信した各施設の種類ID及び配置位置等を、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
選択されたテンプレートのIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各施設の種類IDを抽出する。また、テンプレート適用部253は、抽出した施設の各種類の数を計数する。また、テンプレート適用部253は、抽出した種類IDをキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設種類管理テーブルを参照し、対応する種類の名称を抽出する。さらに、テンプレート適用部253は、選択されたテンプレートをゲーム空間内の所定の範囲に適用したプレビュー画像を作成する。そして、テンプレート適用部253は、抽出した各施設の名称及び数、作成したプレビュー画像、テンプレート決定の指示を受け付けるボタン等を所定のレイアウトで表示するテンプレート表示画面330を構成し、表示部24に出力する。
なお、テンプレートを適用する手順については後述する。
【0067】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートが決定された場合に、テンプレート適用部253は、範囲選択画面340を表示する。
【0068】
プレイヤにより操作部23を介して、範囲が選択され、テンプレート適用の実行が指示された場合に、テンプレート適用部253は、テンプレートを適用する。
即ち、テンプレート適用部253は、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、各施設のID、種類ID、及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。また、テンプレート適用部253は、抽出した施設の各種類の数を計数する。同様に、テンプレート適用部253は、選択されたテンプレートのIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置を抽出する。また、テンプレート適用部253は、抽出した施設の各種類の数を計数する。さらに、テンプレート適用部253は、抽出したテンプレート内での配置位置を、選択された範囲を示す座標に基づいて、ゲーム空間内での配置位置に変換する。そして、テンプレート適用部253は、施設の各種類について、ゲーム空間内の当該種類の施設の数と、テンプレート内の当該種類の施設の数とを比較する。
両者が同じである場合に、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当該種類の施設を、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置に移動させる。即ち、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当該種類の施設のIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、対応する施設のゲーム空間内での配置位置として、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置を格納する。
一方、前者が後者よりも多い場合に、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当該種類の施設のうちのテンプレート内の当該種類の施設の配置位置への移動距離が最小となる施設を、当該施設の配置位置に移動させる。即ち、テンプレート適用部253は、テンプレート内の当該種類の施設の各配置位置について、ゲーム空間内の当該種類の施設のうちの当該配置位置への移動距離が最小となる施設を特定する。そして、テンプレート適用部253は、特定した施設のIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、対応する施設のゲーム空間内での配置位置として、当該配置位置を格納する。
一方、前者が後者よりも少ない場合に、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当該種類の施設を、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置のうちの移動距離が最小となる配置位置に移動させる。即ち、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当該種類の各施設について、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置のうちの移動距離が最小となる配置位置を特定する。そして、テンプレート適用部253は、当該施設のIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、対応する施設のゲーム空間内での配置位置として、特定した配置位置を格納する。
なお、移動距離が最小となる施設に限らず、移動対象となる施設や移動対象となる施設を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。また、予め移動させない施設や移動させない施設を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。
【0069】
そして、テンプレート適用部253は、処理を終了する。
【0070】
2.2.サーバ3の構成
図5(a)は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
【0071】
サーバ3は、携帯端末2からの要求に応じてテンプレートの登録及び提供を行う。そのために、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ処理部33とを備える。
【0072】
サーバ通信部31は、サーバ3をインターネット7に接続するための通信インターフェース回路を備え、インターネット7との間で通信を行う。そして、サーバ通信部31は、携帯端末2等から受信したデータをサーバ処理部33に供給する。また、サーバ通信部31は、サーバ処理部33から供給されたデータを携帯端末2等に送信する。
【0073】
サーバ記憶部32は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを備える。サーバ記憶部32は、サーバ処理部33での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32は、アプリケーションプログラムとして、テンプレートの登録及び提供を行うゲーム管理プログラム等を記憶する。また、サーバ記憶部32は、データとして、プレイヤを管理するプレイヤ管理テーブル(
図5(b))、テンプレートを管理するテンプレート管理テーブル(
図5(c))、プレイヤ、テンプレート等に係る画像データ、映像データ等を記憶する。さらに、サーバ記憶部32は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
【0074】
図5(b)には、プレイヤ管理テーブルが示されている。プレイヤ管理テーブルには、各プレイヤについて、当該プレイヤのID、名前、画像データのファイル名、作成したテンプレートのID等が記憶される。
【0075】
図5(c)には、テンプレート管理テーブルが示されている。
図2(d)と同様に、テンプレート管理テーブルには、各テンプレートについて、当該テンプレートのID、サムネイル画像データのファイル名、各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置等が記憶される。
【0076】
サーバ処理部33は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。サーバ処理部33は、サーバ3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。サーバ処理部33は、サーバ3の各種処理がサーバ記憶部32に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部31等の動作を制御する。サーバ処理部33は、サーバ記憶部32に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部33は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
【0077】
2.2.1.サーバ処理部33の構成
サーバ処理部33は、サーバ制御部331と、テンプレート登録部332と、テンプレート提供部333とを備える。これらの各部は、サーバ処理部33が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてサーバ3に実装されてもよい。
【0078】
以下、サーバ制御部331による処理について説明する。
【0079】
サーバ制御部331は、サーバの動作を制御し、適宜テンプレート登録部332、テンプレート提供部333等に処理の実行を指示する。
【0080】
具体的には、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、テンプレート登録要求を受信した場合に、サーバ制御部331は、受信したテンプレート登録要求をパラメータとして、テンプレート登録部332に処理の実行を指示する。
【0081】
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、テンプレート一覧提供要求又はテンプレート提供要求を受信した場合に、サーバ制御部331は、受信したテンプレート一覧提供要求等をパラメータとして、テンプレート提供部333に処理の実行を指示する。
【0082】
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、他の要求を受信した場合に、サーバ制御部331は、対応する他の処理を実行する。
【0083】
以下、テンプレート登録部332による処理について説明する。
【0084】
テンプレート登録部332は、テンプレートをサーバ記憶部32に格納する。
即ち、テンプレート登録部332は、与えられたテンプレート登録要求を解析し、プレイヤのID、テンプレートのID、サムネイル画像データ、並びに各施設の種類ID及び配置位置を特定する。そして、テンプレート登録部332は、特定したサムネイル画像データをサーバ記憶部32に格納する。また、テンプレート登録部332は、特定したプレイヤIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているプレイヤ管理テーブルを参照し、対応するプレイヤが作成したテンプレートのIDとして、特定したテンプレートIDを格納する。さらに、テンプレート登録部332は、特定したテンプレートID、格納したサムネイル画像データのファイル名、特定した各施設の種類ID及び配置位置等を、サーバ記憶部32に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
【0085】
そして、テンプレート登録部332は、処理を終了する。
【0086】
以下、テンプレート提供部333による処理について説明する。
【0087】
テンプレート提供部333は、サーバ記憶部32からテンプレート一覧又はテンプレートを取得し、取得したテンプレート一覧等を携帯端末2に送信する。
【0088】
具体的には、テンプレート一覧提供要求が与えられた場合に、テンプレート提供部333は、サーバ記憶部32からテンプレート一覧を取得する。
即ち、テンプレート提供部333は、与えられたテンプレート一覧提供要求を解析し、プレイヤのIDを特定する。そして、テンプレート提供部333は、特定したプレイヤIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているプレイヤ管理テーブルを参照し、対応するプレイヤ以外のプレイヤが作成したテンプレートのIDを抽出する。また、テンプレート提供部333は、抽出したテンプレートIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートのサムネイル画像データのファイル名を抽出する。さらに、テンプレート提供部333は、抽出したファイル名に対応するサムネイル画像データをサーバ記憶部32から取得する。
【0089】
一方、テンプレート提供要求が与えられた場合に、テンプレート提供部333は、サーバ記憶部32からテンプレートを取得する。
即ち、テンプレート提供部333は、与えられたテンプレート提供要求を解析し、テンプレートのIDを特定する。そして、テンプレート提供部333は、特定したテンプレートIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートのサムネイル画像データのファイル名並びに各施設の種類ID及び配置位置を抽出する。また、テンプレート提供部333は、抽出したファイル名に対応するサムネイル画像データをサーバ記憶部32から取得する。
【0090】
テンプレート提供部333は、取得したテンプレート一覧等を携帯端末2に送信する。
即ち、テンプレート提供部333は、抽出した各テンプレートのID及びサムネイル画像データ、又は取得等したテンプレートのサムネイル画像データ並びに各施設の種類ID及び配置位置を、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
【0091】
そして、テンプレート提供部333は、処理を終了する。
【0092】
3.ゲームシステム1の動作
図6は、携帯端末2の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予め端末記憶部22に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。
【0093】
図6(a)は、ゲーム進行部251の動作フローの一例を示す図である。
【0094】
プレイヤは、操作部23を介して端末処理部25に、ゲームの開始を指示する。端末処理部25は、ゲームプログラムに基づいて処理を開始する。即ち、ゲームプログラムにより実現されるゲーム進行部251は、ゲーム進行画面300を表示する(ステップS100)。
【0095】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの作成が指示された場合に(ステップS102−Yes)、ゲーム進行部251は、テンプレート作成部252に処理の実行を指示する(ステップS104)。
【0096】
図6(b)は、テンプレート作成部252の動作フローの一例を示す図である。
【0097】
テンプレート作成部252は、範囲選択画面310を表示する(ステップS120)。
【0098】
プレイヤにより操作部23を介して、範囲が選択され(ステップS122)、テンプレート作成の実行が指示された場合に、テンプレート作成部252は、テンプレートを作成する(ステップS124)。
【0099】
テンプレート作成部252は、作成したテンプレートをサーバ3に登録する(ステップS126)。そして、テンプレート作成部252は、処理を終了する。
【0100】
一方、プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの適用が指示された場合に(ステップS106−Yes)、ゲーム進行部251は、テンプレート適用部253に処理の実行を指示する(ステップS108)。
【0101】
図6(c)は、テンプレート適用部253の動作フローの一例を示す図である。
【0102】
テンプレート適用部253は、テンプレート選択画面320を表示する(ステップS130)。
【0103】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートが選択された場合に(ステップS132)、テンプレート適用部253は、テンプレート表示画面330を表示する。
【0104】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートが決定された場合に(ステップS134)、テンプレート適用部253は、範囲選択画面340を表示する。
【0105】
プレイヤにより操作部23を介して、範囲が選択され(ステップS136)、テンプレート適用の実行が指示された場合に、テンプレート適用部253は、テンプレートを適用する(ステップS138)。そして、テンプレート適用部253は、処理を終了する。
【0106】
一方、プレイヤにより操作部23を介して、他の処理が指示された場合に(ステップS106−No)、ゲーム進行部251は、当該他の処理を実行する(ステップS110)。
【0107】
図7は、サーバ3の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予めサーバ記憶部32に記憶されているプログラムに基づいて、主にサーバ処理部33により、サーバ3の各要素と協働して実行される。
【0108】
図7(a)は、サーバ制御部331の動作フローの一例を示す図である。
【0109】
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、テンプレート登録要求を受信した場合に(ステップS200−Yes)、サーバ制御部331は、受信したテンプレート登録要求をパラメータとして、テンプレート登録部332に処理の実行を指示する(ステップS202)。
【0110】
図7(b)は、テンプレート登録部332の動作フローの一例を示す図である。
【0111】
テンプレート登録部332は、与えられたテンプレート登録要求内のテンプレートをサーバ記憶部32に格納する(ステップS220)。そして、テンプレート登録部332は、処理を終了する。
【0112】
一方、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、テンプレート一覧提供要求又はテンプレート提供要求を受信した場合に(ステップS204−Yes)、サーバ制御部331は、受信したテンプレート一覧提供要求等をパラメータとして、テンプレート提供部333に処理の実行を指示する(ステップS206)。
【0113】
図7(c)は、テンプレート提供部333の動作フローの一例を示す図である。
【0114】
テンプレート一覧提供要求が与えられた場合に(ステップS230−Yes)、テンプレート提供部333は、与えられたテンプレート一覧提供要求内のプレイヤIDに対応するプレイヤ以外のプレイヤに係るテンプレート一覧を、サーバ記憶部32から取得する(ステップS232)。
【0115】
一方、テンプレート提供要求が与えられた場合に(ステップS230−No)、テンプレート提供部333は、与えられたテンプレート提供要求内のテンプレートIDに対応するテンプレートを、サーバ記憶部32から取得する(ステップS234)。
【0116】
テンプレート提供部333は、取得したテンプレート一覧等を携帯端末2に送信する(ステップS236)。そして、テンプレート提供部333は、処理を終了する。
【0117】
一方、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、他の要求を受信した場合に(ステップS204−No)、サーバ制御部331は、対応する他の処理を実行する(ステップS208)。
【0118】
以上説明してきたように、テンプレートを用いて施設の配置を変更可能にすることにより、街作りゲームのユーザビリティを向上させ、プレイヤをゲームに惹きつけ続けることが可能となる。
【0119】
なお、上記実施形態においては、テンプレートを適用するとそのテンプレートの規定にもとづいて自動的に施設がゲーム空間に配置される例について説明を行ったが、テンプレートを適用する場合、目安となる表示がゲーム空間上に表示され、プレイヤは、その表示を目安にして、自ら施設の種類や、施設の配置を変更することにしてもよい。
また、例えば、建物や壁・柵といったような施設のみならず、他のプレイヤからの攻撃に対して応戦する兵士や武器の種類、数量といった情報であってもよい。
また、テンプレートには、その目的に応じて複数用意されており、目的に応じてプレイヤが選択可能にしてもよい。具体例としては、他のプレイヤの攻撃してくる兵士の種類には複数あり、弓矢を用いた兵士への防御に強い街並みを実現するテンプレート、巨人を用いる攻撃への防御に力を発揮する街並みを実現するテンプレート、空からの攻撃への防御に強いテンプレート等である。
【0120】
(第2実施形態)
1.本実施形態の概略
第1実施形態では、プレイヤが一人でゲームを進行させるシングルプレイヤ環境を想定していた。しかしながら、本発明は、プレイヤが複数人でゲームを進行させるマルチプレイヤ環境にも適用することができる。本実施形態では、複数人のプレイヤが一のゲーム空間内で街作りを行うものとし、各プレイヤがゲーム空間内の所定の範囲にテンプレートを適用するものとする。プレイヤによりテンプレートが適用されると、ゲーム空間内に配置された施設のうちの当該プレイヤに係る施設が、テンプレートにより規定された当該施設の配置位置に移動される。
【0121】
2.ゲームシステム1の構成
ゲームシステム1の概略構成は、
図1に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0122】
2.1.携帯端末2の構成
図8(a)は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
【0123】
携帯端末2は、プレイヤによる操作部23の操作又は他の携帯端末2からの指示に応じてゲームを進行させる。また、携帯端末2は、必要に応じて、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。そのために、携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22’と、操作部23と、表示部24と、端末処理部25とを備える。
なお、これらの構成のうち、端末通信部21、操作部23、及び表示部24については、
図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0124】
端末記憶部22’は、例えば、半導体メモリ装置を備える。端末記憶部22’は、端末処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22’は、ドライバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22’は、アプリケーションプログラムとして、ゲームを進行させ、その結果を表示するゲームプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22’は、データとして、プレイヤのID、ゲーム空間内に配置された施設を管理する施設管理テーブル(
図8(b))、施設の種類を管理する施設種類管理テーブル(
図2(c))、テンプレートを管理するテンプレート管理テーブル(
図2(d))、施設、テンプレート等に係る画像データ、映像データ等を記憶する。さらに、端末記憶部22’は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
【0125】
図8(b)には、施設管理テーブルが示されている。施設管理テーブルには、各プレイヤについて、当該プレイヤがゲーム空間内に配置した各施設のID、種類ID、ゲーム空間内での配置位置等が記憶される。
【0126】
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。端末処理部25は、携帯端末2の各種処理が端末記憶部22’に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に基づいて適切な手順で実行されるように、端末通信部21、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22’に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
【0127】
2.1.1.端末処理部25の機能
図9は、マルチプレイヤ環境でのテンプレートの適用の概念を示す図である。
【0128】
900は、ゲーム空間を示している。ゲーム空間900内には、十二の施設が配置されている。即ち、施設「●」が四つ、施設「▲」が四つ、及び施設「■」が四つ配置されている。これらの施設のうち、右上の3×3マスに配置されている一つの施設「●」及び二つの施設「▲」は、プレイヤ
1に係るものであるとする。同様に、右下の3×3マスに配置されている三つの施設「■」はプレイヤ
2に係るものであり、左下の3×3マスに配置されている二つの施設「▲」及び一つの施設「■」はプレイヤ
3に係るものであり、左上の3×3マスに配置されている三つの施設「●」はプレイヤ
4に係るものであるとする。
【0129】
プレイヤ
1が、ゲーム空間900内の範囲901について、テンプレート910を適用したとする。同様に、プレイヤ
2〜プレイヤ
4が、範囲902〜904について、テンプレート920〜940をそれぞれ適用したとする。ゲーム空間900内に配置された施設のうちのプレイヤ
1に係るものの各種類の数は、テンプレート910により配置位置が規定された施設の各種類の数と同じである。したがって、プレイヤ
1に係るすべての施設が、テンプレート910により規定された当該施設の配置位置に移動される。同様に、プレイヤ
2〜プレイヤ
4に係るすべての施設が、テンプレート920〜940により規定された当該施設の配置位置に移動される。900’は、すべての施設が移動された後のゲーム空間900を示している。
【0130】
2.1.2.端末処理部25の構成
以上の機能を実現するために、端末処理部25は、ゲーム進行部251’と、テンプレート作成部252と、テンプレート適用部253と、第2テンプレート適用部254とを備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
なお、これらの構成のうち、テンプレート作成部252及びテンプレート適用部253については、
図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0131】
以下、ゲーム進行部251’による処理について説明する。
【0132】
ゲーム進行部251’は、ゲームの開始及び進行を制御し、適宜テンプレート作成部252、テンプレート適用部253、第2テンプレート適用部254等に処理の実行を指示する。
【0133】
具体的には、プレイヤにより操作部23を介して、ゲームの開始が指示された場合に、ゲーム進行部251’は、ゲーム進行画面300を表示する。
【0134】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの作成が指示された場合に、ゲーム進行部251’は、テンプレート作成部252に処理の実行を指示する。
【0135】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの適用が指示された場合に、ゲーム進行部251’は、テンプレート適用部253に処理の実行を指示する。
【0136】
他の携帯端末2から端末通信部21を介して、テンプレート適用指示を受信した場合に、ゲーム進行部251’は、受信したテンプレート適用指示をパラメータとして、第2テンプレート適用部254に処理の実行を指示する。
【0137】
プレイヤにより操作部23を介して、他の処理が指示された場合に、ゲーム進行部251’は、当該他の処理を実行する。
【0138】
以下、第2テンプレート適用部254による処理について説明する。
【0139】
第2テンプレート適用部254は、サーバ3からテンプレートを取得し、取得したテンプレートを適用する。
【0140】
具体的には、第2テンプレート適用部254は、サーバ3からテンプレートを取得する。
即ち、第2テンプレート適用部254は、与えられたテンプレート適用指示を解析し、プレイヤのID、テンプレートのID、及びテンプレートが適用される範囲を示す座標を特定する。また、第2テンプレート適用部254は、特定したテンプレートIDをパラメータとして、テンプレート提供要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、第2テンプレート適用部254は、サーバ3から端末通信部21を介して、対応するテンプレートのサムネイル画像データ並びに各施設の種類ID及び配置位置を受信する。そして、第2テンプレート適用部254は、受信したサムネイル画像データを端末記憶部22’に格納する。また、第2テンプレート適用部254は、特定したテンプレートID、格納したサムネイル画像データのファイル名、受信した各施設の種類ID及び配置位置等を、端末記憶部22’に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
【0141】
第2テンプレート適用部254は、取得したテンプレートを適用する。
即ち、第2テンプレート適用部254は、特定したプレイヤIDをキーとして、端末記憶部22’に記憶されている施設管理テーブルを参照し、対応するプレイヤに係る各施設のID、種類ID、及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。また、第2テンプレート適用部254は、抽出した施設の各種類の数を計数する。同様に、第2テンプレート適用部254は、特定したテンプレートIDをキーとして、端末記憶部22’に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置を抽出する。また、第2テンプレート適用部254は、抽出した施設の各種類の数を計数する。さらに、第2テンプレート適用部254は、抽出したテンプレート内での配置位置を、特定した範囲を示す座標に基づいて、ゲーム空間内での配置位置に変換する。そして、第2テンプレート適用部254は、施設の各種類について、ゲーム空間内の当該種類の施設の数と、テンプレート内の当該種類の施設の数とを比較し、その結果に応じて、ゲーム空間内の当該種類の施設を、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置に移動させる。
【0142】
そして、第2テンプレート適用部254は、処理を終了する。
【0143】
2.2.サーバ3の構成
サーバ3の概略構成は、
図5(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0144】
3.ゲームシステム1の動作
図10は、携帯端末2の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予め端末記憶部22’に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。
【0145】
図10(a)は、ゲーム進行部251’の動作フローの一例を示す図である。
なお、これらのステップのうち、ステップS100〜S108については、
図6(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0146】
他の携帯端末2から端末通信部21を介して、テンプレート適用指示を受信した場合に(ステップS300−Yes)、ゲーム進行部251’は、受信したテンプレート適用指示をパラメータとして、第2テンプレート適用部254に処理の実行を指示する(ステップS302)。
【0147】
図10(b)は、第2テンプレート適用部254の動作フローの一例を示す図である。
【0148】
第2テンプレート適用部254は、与えられたテンプレート適用指示内のテンプレートIDに対応するテンプレートをサーバ3から取得する(ステップS310)。
【0149】
第2テンプレート適用部254は、取得したテンプレートを適用する(ステップS312)。そして、第2テンプレート適用部254は、処理を終了する。
【0150】
一方、プレイヤにより操作部23を介して、他の処理が指示された場合に(ステップS300−No)、ゲーム進行部251’は、当該他の処理を実行する(ステップS110)。
【0151】
以上説明してきたように、マルチプレイヤ環境において各プレイヤがテンプレートを用いて施設の配置を変更可能にすることにより、街作りゲームのユーザビリティを向上させ、プレイヤをゲームに惹きつけ続けることが可能となる。
【0152】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、複数のテンプレートを組み合わせて一のテンプレートを作成するには、プレイヤが複数のテンプレートをそれぞれゲーム空間内の所定の領域に適用するか、複数人のプレイヤがそれぞれテンプレートをゲーム空間内の所定の領域に適用した上で、それらの領域を包含する所定の領域についてテンプレートを作成するものとした。しかしながら、プレイヤが複数のテンプレートを指定するか、複数人のプレイヤがそれぞれテンプレートを指定した上で、それらを直接組み合わせて一のテンプレートを作成してもよい。
図11は、マルチプレイヤ環境でのテンプレートの組み合わせの概念を示す図である。
プレイヤ
1が、範囲1100について、テンプレート1110を指定したとする。同様に、プレイヤ
2〜プレイヤ
4が、範囲1101〜1103について、テンプレート1120〜1140をそれぞれ指定したとする。1150は、テンプレート1110〜1140が組み合されたテンプレートを示している。
以上の機能を実現するために、携帯端末2は、以下のような処理を行えばよい。
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの作成が指示された場合に、携帯端末2は、所定の画面を表示し、テンプレート及び範囲の指定を受け付ける。同様に、携帯端末2は、他の携帯端末2からテンプレート及び範囲の指定を受け付ける。そして、携帯端末2は、指定されたテンプレートを端末記憶部22又はサーバ3から取得し、取得したテンプレートを指定された範囲に配置することにより、新たなテンプレートを作成する。
即ち、携帯端末2は、取得したテンプレートにより規定された各施設の配置位置を、指定された範囲が示す座標に基づいて補正する。そして、携帯端末2は、取得したテンプレートにより規定された各施設の種類ID及び補正配置位置等を、新たに採番したテンプレートIDを付与した上で、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
【0153】
(第3実施形態)
1.本実施形態の概略
上記実施形態では、テンプレートは、プレイヤが作成するものとした。しかしながら、サーバ等が既成のテンプレートを配布することもできる。本実施形態では、街作りゲームでのイベント(例えば、敵キャラクタから街を防御する)の開催に応じてサーバが既成のテンプレートを配布するものとし、プレイヤは配布されたテンプレートを自身のゲーム空間内の所定の範囲に適用し、必要に応じて施設を移動したり、追加したりして、イベントの実行に備えるものとする。所定の時間が経過した後にイベントが実行され、その結果に応じてプレイヤには様々な特典(例えば、テンプレート、施設等)が付与される。ここでいうテンプレートは、イベントにおけるプレイヤに与えられた課題のようなものともいえる。
【0154】
2.ゲームシステム1の構成
ゲームシステム1の概略構成は、
図1に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0155】
2.1.携帯端末2の構成
図12は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
【0156】
携帯端末2は、プレイヤによる操作部23の操作に応じてゲームを進行させる。また、携帯端末2は、必要に応じて、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。そのために、携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部25とを備える。
なお、これらの構成のうち、端末通信部21、端末記憶部22、操作部23、及び表示部24については、
図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0157】
端末処理部25は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。端末処理部25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。端末処理部25は、携帯端末2の各種処理が端末記憶部22に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に基づいて適切な手順で実行されるように、端末通信部21、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
【0158】
2.1.1.端末処理部25の構成
端末処理部25は、ゲーム進行部251’’と、テンプレート作成部252と、テンプレート適用部253と、第3テンプレート適用部255とを備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
なお、これらの構成のうち、テンプレート作成部252及びテンプレート適用部253については、
図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0159】
以下、ゲーム進行部251’’による処理について説明する。
【0160】
ゲーム進行部251’’は、ゲームの開始及び進行を制御し、適宜テンプレート作成部252、テンプレート適用部253、第3テンプレート適用部255等に処理の実行を指示する。
【0161】
具体的には、プレイヤにより操作部23を介して、ゲームの開始が指示された場合に、ゲーム進行部251’’は、ゲーム進行画面300を表示する。
【0162】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの作成が指示された場合に、ゲーム進行部251’’は、テンプレート作成部252に処理の実行を指示する。
【0163】
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの適用が指示された場合に、ゲーム進行部251’’は、テンプレート適用部253に処理の実行を指示する。
【0164】
サーバ3から端末通信部21を介して、イベント開始通知を受信した場合に、ゲーム進行部251’’は、受信したイベント開始通知をパラメータとして、第3テンプレート適用部255に処理の実行を指示する。
【0165】
プレイヤにより操作部23を介して、他の処理が指示された場合に、ゲーム進行部251’’は、当該他の処理を実行する。
【0166】
以下、第3テンプレート適用部255による処理について説明する。
【0167】
第3テンプレート適用部255は、イベントに係るテンプレートをサーバ3から取得し、取得したテンプレートを適用する。
【0168】
具体的には、第3テンプレート適用部255は、イベントに係るテンプレートをサーバ3から取得する。
即ち、第3テンプレート適用部255は、与えられたイベント開始通知を解析し、イベントのIDを特定する。また、プレイヤにより操作部23を介して、イベントへの参加が指示された場合に、第3テンプレート適用部255は、プレイヤのID及び特定したイベントIDをパラメータとして、イベント参加要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、第3テンプレート適用部255は、サーバ3から端末通信部21を介して、対応するイベントに係るテンプレートのID、サムネイル画像データ、並びに各施設の種類ID及び配置位置を受信する。そして、第3テンプレート適用部255は、受信したサムネイル画像データを端末記憶部22に格納する。また、第3テンプレート適用部255は、受信したテンプレートID、格納したサムネイル画像データのファイル名、受信した各施設の種類ID及び配置位置等を、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
【0169】
第3テンプレート適用部255は、取得したテンプレートを適用する。
即ち、第3テンプレート適用部255は、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、各施設のID、種類ID、及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。また、第3テンプレート適用部255は、抽出した施設の各種類の数を計数する。同様に、第3テンプレート適用部255は、受信したテンプレートIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置を抽出する。また、第3テンプレート適用部255は、抽出した施設の各種類の数を計数する。さらに、第3テンプレート適用部255は、抽出したテンプレート内での配置位置を、プレイヤにより操作部23を介して選択された範囲を示す座標に基づいて、ゲーム空間内での配置位置に変換する。そして、第3テンプレート適用部255は、施設の各種類について、ゲーム空間内の当該種類の施設の数と、テンプレート内の当該種類の施設の数とを比較し、その結果に応じて、ゲーム空間内の当該種類の施設を、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置に移動させる。
【0170】
そして、第3テンプレート適用部255は、処理を終了する。
【0171】
2.2.サーバ3の構成
図13(a)は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
【0172】
サーバ3は、携帯端末2からの要求に応じてテンプレートの登録及び提供を行う。また、イベントの管理及びテンプレートの提供を行う。そのために、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32’と、サーバ処理部33とを備える。
なお、これらの構成のうち、サーバ通信部31については、
図5(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0173】
サーバ記憶部32’は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを備える。サーバ記憶部32’は、サーバ処理部33での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32’は、アプリケーションプログラムとして、テンプレートの登録及び提供並びにイベントの管理を行うゲーム管理プログラム等を記憶する。また、サーバ記憶部32’は、データとして、プレイヤを管理するプレイヤ管理テーブル(
図5(b))、テンプレートを管理するテンプレート管理テーブル(
図5(c))、イベントを管理するイベント管理テーブル(
図13(b))、プレイヤ、テンプレート等に係る画像データ、映像データ等を記憶する。さらに、サーバ記憶部32’は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
【0174】
図13(b)には、イベント管理テーブルが示されている。イベント管理テーブルには、各イベントについて、当該イベントのID、開始日時、用いられるテンプレートのID、参加しているプレイヤのID等が記憶される。
【0175】
サーバ処理部33は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。サーバ処理部33は、サーバ3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。サーバ処理部33は、サーバ3の各種処理がサーバ記憶部32’に記憶されているプログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部31等の動作を制御する。サーバ処理部33は、サーバ記憶部32’に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部33は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
【0176】
2.2.1.サーバ処理部33の構成
サーバ処理部33は、サーバ制御部331’と、テンプレート登録部332と、テンプレート提供部333と、イベント管理部334とを備える。これらの各部は、サーバ処理部33が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてサーバ3に実装されてもよい。
なお、これらの構成のうち、テンプレート登録部332及びテンプレート提供部333については、
図5(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0177】
以下、サーバ制御部331’による処理について説明する。
【0178】
サーバ制御部331’は、サーバの動作を制御し、適宜テンプレート登録部332、テンプレート提供部333、イベント管理部334等に処理の実行を指示する。
【0179】
具体的には、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、テンプレート登録要求を受信した場合に、サーバ制御部331’は、受信したテンプレート登録要求をパラメータとして、テンプレート登録部332に処理の実行を指示する。
【0180】
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、テンプレート一覧提供要求又はテンプレート提供要求を受信した場合に、サーバ制御部331’は、受信したテンプレート一覧提供要求等をパラメータとして、テンプレート提供部333に処理の実行を指示する。
【0181】
開始日時を経過したイベントが存在する場合に、サーバ制御部331’は、当該イベントのIDをパラメータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する。
即ち、サーバ制御部331’は、サーバ記憶部32’に記憶されているイベント管理テーブルを参照し、各イベントのID及び開始日時を抽出する。また、サーバ制御部331’は、不図示の時計から現在日時を取得する。そして、取得した現在日時が開始日時を経過したイベントが存在する場合に、サーバ制御部331’は、当該イベントのIDをパラメータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する。
【0182】
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、イベント参加要求を受信した場合に、サーバ制御部331’は、受信したイベント参加要求をパラメータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する。
【0183】
携帯端末2からサーバ通信部31を介して、他の要求を受信した場合に、サーバ制御部331’は、対応する他の処理を実行する。
【0184】
以下、イベント管理部334による処理について説明する。
【0185】
イベント管理部334は、イベントの開始通知を携帯端末2に送信する。また、イベント管理部334は、イベントに係るテンプレートをサーバ記憶部32’から取得し、取得したテンプレートを携帯端末2に送信する。
【0186】
具体的には、イベントのIDが与えられた場合に、イベント管理部334は、イベントの開始通知を携帯端末2に送信する。
即ち、イベント管理部334は、サーバ記憶部32’に記憶されているプレイヤ管理テーブルを参照し、各プレイヤを特定する。そして、イベント管理部334は、サーバ通信部31を介して特定した各プレイヤの携帯端末2に、与えられたイベントIDをパラメータとして、イベント開始通知を送信する。
【0187】
そして、イベント管理部334は、処理を終了する。
【0188】
一方、イベント参加要求が与えられた場合に、イベント管理部334は、対応するイベントにプレイヤを参加させる。
即ち、イベント管理部334は、与えられたイベント参加要求を解析し、イベントのID及びプレイヤのIDを特定する。そして、イベント管理部334は、特定したイベントIDをキーとして、サーバ記憶部32’に記憶されているイベント管理テーブルを参照し、対応するイベントに参加しているプレイヤとして、特定したプレイヤIDを格納する。
【0189】
イベント管理部334は、対応するイベントに係るテンプレートをサーバ記憶部32’から取得する。
即ち、イベント管理部334は、特定したイベントIDをキーとして、サーバ記憶部32’に記憶されているイベント管理テーブルを参照し、対応するイベントに係るテンプレートのIDを抽出する。そして、イベント管理部334は、抽出したテンプレートIDをキーとして、サーバ記憶部32’に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートのサムネイル画像データのファイル名並びに各施設の種類ID及び配置位置を抽出する。また、イベント管理部334は、抽出したファイル名に対応するサムネイル画像データをサーバ記憶部32’から取得する。
【0190】
イベント管理部334は、取得したテンプレートを携帯端末2に送信する。
即ち、イベント管理部334は、取得等したテンプレートのサムネイル画像データ並びに各施設の種類ID及び配置位置を、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
【0191】
そして、イベント管理部334は、処理を終了する。
【0192】
3.ゲームシステム1の動作
図14は、携帯端末2の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予め端末記憶部22に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部25により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。
【0193】
図14(a)は、ゲーム進行部251’’の動作フローの一例を示す図である。
なお、これらのステップのうち、ステップS100〜S108については、
図6(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0194】
サーバ3から端末通信部21を介して、イベント開始通知を受信した場合に(ステップS400−Yes)、ゲーム進行部251’’は、受信したイベント開始通知をパラメータとして、第3テンプレート適用部255に処理の実行を指示する(ステップS402)。
【0195】
図14(b)は、第3テンプレート適用部255の動作フローの一例を示す図である。
【0196】
第3テンプレート適用部255は、イベントに係るテンプレートをサーバ3から取得する(ステップS410)。
【0197】
第3テンプレート適用部255は、取得したテンプレートを適用する(ステップS412)。そして、第3テンプレート適用部255は、処理を終了する。
【0198】
一方、プレイヤにより操作部23を介して、他の処理が指示された場合に(ステップS400−No)、ゲーム進行部251’’は、当該他の処理を実行する(ステップS110)。
【0199】
図15は、サーバ3の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予めサーバ記憶部32’に記憶されているプログラムに基づいて、主にサーバ処理部33により、サーバ3の各要素と協働して実行される。
【0200】
図15(a)は、サーバ制御部331’の動作フローの一例を示す図である。
なお、これらのステップのうち、ステップS200〜S206については、
図7(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
【0201】
開始日時を経過したイベントが存在する場合に(ステップS500−Yes)、サーバ制御部331’は、当該イベントのIDをパラメータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する(ステップS502)。
【0202】
図15(b)は、イベント管理部334の動作フローの一例を示す図である。
【0203】
イベントのIDが与えられた場合に、イベント管理部334は、イベントの開始通知を携帯端末2に送信する(ステップS510)。そして、イベント管理部334は、処理を終了する。
【0204】
一方、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、イベント参加要求を受信した場合に(ステップS504−Yes)、サーバ制御部331’は、受信したイベント参加要求をパラメータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する(ステップS506)。
【0205】
図15(c)は、イベント管理部334の動作フローの他の一例を示す図である。
【0206】
イベント参加要求が与えられた場合に、イベント管理部334は、対応するイベントにプレイヤを参加させる(ステップS520)。
【0207】
イベント管理部334は、対応するイベントに係るテンプレートをサーバ記憶部32’から取得する(ステップS522)。
【0208】
イベント管理部334は、取得したテンプレートを携帯端末2に送信する(ステップS524)。そして、イベント管理部334は、処理を終了する。
【0209】
一方、携帯端末2からサーバ通信部31を介して、他の要求を受信した場合に(ステップS504−No)、サーバ制御部331’は、対応する他の処理を実行する(ステップS208)。
【0210】
以上説明してきたように、既成のテンプレートを配布可能にすることにより、施設の配置に応じたイベントの開催等が可能となり、街作りゲームの興趣を向上させ、プレイヤをゲームに惹きつけ続けることが可能となる。
【0211】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、イベントの開催に応じて既成のテンプレートを配布するものとしたが、イベントが実行される際にテンプレートを利用するだけでなく、種々の施設をどのように配置して遊ぶべきものかを分り易く覚えてもらうことを目的とした所謂チュートリアルの際に、バランス型やリソース保護型等、用途の異なる配置のテンプレートを提供してもよい。
【0212】
また、上記実施形態では、テンプレートの作成及び適用は、携帯端末2で行うものとしたが、サーバ3で行ってもよい。その場合に、サーバ3は、各プレイヤについて、ゲーム空間内に配置された施設を記憶し、プレイヤからの指示に応じて、当該プレイヤに係るゲーム空間内の所定の範囲について、テンプレートの作成及び/又は適用を行えばよい。
【0213】
また、上記実施形態では、テンプレートの規定に基づいて施設の配置を変更する例で説明を行ったが、施設の種類を変更する例であってもよい。
また、いわゆる建物、壁、柵といったようなものに限られず、他のプレイヤの攻撃に対して応戦可能な兵士、武器等、どのようなゲームアイテムであってもよい。
【0214】
また、端末処理部25及びサーバ処理部33が備える各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムは、半導体記録媒体、磁気記録媒体、光記録媒体等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録された形で提供され、当該記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いて端末記憶部22及びサーバ記憶部32にインストールされてもよい。
【0215】
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換、及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。