(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6441489
(24)【登録日】2018年11月30日
(45)【発行日】2018年12月19日
(54)【発明の名称】集積回路デバイスおよび方法
(51)【国際特許分類】
H01L 21/768 20060101AFI20181210BHJP
H01L 23/522 20060101ALI20181210BHJP
H01L 21/3205 20060101ALI20181210BHJP
H01L 23/532 20060101ALI20181210BHJP
【FI】
H01L21/90 B
H01L21/88 N
H01L21/90 N
【請求項の数】20
【全頁数】35
(21)【出願番号】特願2017-538193(P2017-538193)
(86)(22)【出願日】2016年1月20日
(65)【公表番号】特表2018-507546(P2018-507546A)
(43)【公表日】2018年3月15日
(86)【国際出願番号】US2016014140
(87)【国際公開番号】WO2016118634
(87)【国際公開日】20160728
【審査請求日】2017年9月14日
(31)【優先権主張番号】62/106,106
(32)【優先日】2015年1月21日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/819,159
(32)【優先日】2015年8月5日
(33)【優先権主張国】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】シュ、ジェフレイ・ジュンハオ
(72)【発明者】
【氏名】バオ、ジュンジン
(72)【発明者】
【氏名】ジュ、ジョン・ジャンホン
(72)【発明者】
【氏名】ソン、スタンレー・スンチョル
(72)【発明者】
【氏名】モジュムデル、ニラドリ・ナラヤン
(72)【発明者】
【氏名】ヤップ、チョ・フェイ
【審査官】
佐藤 靖史
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−141024(JP,A)
【文献】
特開2009−135172(JP,A)
【文献】
特開2013−048127(JP,A)
【文献】
特開平04−152631(JP,A)
【文献】
特開平11−312681(JP,A)
【文献】
特開2012−134422(JP,A)
【文献】
特開平06−275721(JP,A)
【文献】
特開平11−145143(JP,A)
【文献】
特開平05−166947(JP,A)
【文献】
特開平07−142479(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/768
H01L 21/3205
H01L 23/522
H01L 23/532
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
集積回路デバイスであって、
アルミニウムを備える第1の金属層と、
インターコネクト構造を含む第2の金属層、ここにおいて、前記インターコネクト構造は、アルミニウムを含む第1の材料の層を含む、と、
アルミニウムを含む相互拡散層、前記相互拡散層は、前記第1の金属層に近接し、およびアルミニウムを含む前記第1の材料の層に近接している、と、
アルミニウムを含む自己形成バリア層、前記自己形成バリア層は、誘電体層とアルミニウムを含む前記第1の材料の層とに近接している、と、
を備え、
ここにおいて、前記相互拡散層は、アルミニウム・コバルト合金またはアルミニウム・チタン合金の少なくとも1つを含む、
集積回路デバイス。
【請求項2】
前記相互拡散層は、前記第1の金属層と直接接触している、請求項1に記載の集積回路デバイス。
【請求項3】
前記相互拡散層は、Al9Co2を含む、請求項1に記載の集積回路デバイス。
【請求項4】
前記第2の金属層は、エアギャップによって分離された第1の金属線と第2の金属線とを備える、請求項1に記載の集積回路デバイス。
【請求項5】
前記第2の金属層は、第2のエアギャップによって前記第1の金属線から分離された第3の金属線をさらに含む、請求項4に記載の集積回路デバイス。
【請求項6】
前記エアギャップは、約12ナノメートル(nm)の幅を有する、請求項5に記載の集積回路デバイス。
【請求項7】
集積回路デバイスを形成する方法であって、
誘電体層に第1の開口部を形成すること、前記第1の開口部は、アルミニウムを含む第1の金属層の一部分を露出する、と、
少なくとも部分的に、
前記第1の金属層の前記一部分に近接して導電層を選択的に形成することと、
前記導電層に近接して第2の金属層の材料を堆積すること、ここにおいて、前記第2の金属層の前記材料はアルミニウムを含む、と
によって相互拡散層を形成することと、
前記誘電体層と前記第2の金属層の前記材料の層とに近接して自己形成バリア層を形成することと、
を備え、
ここにおいて、前記相互拡散層は、アルミニウム・コバルト合金またはアルミニウム・チタン合金の少なくとも1つを含む、
方法。
【請求項8】
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、銅ドープされたアルミニウムを堆積することを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、シード層を堆積することを備える、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の金属層に対してアルミニウムリフロープロセスを行うことをさらに備える、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
前記第1の開口部を形成することは、前記第1の金属層に近接している自己形成バリア層の一部分に対してインサイチュHラジカル処理を行うことを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の開口部に形成された第1の金属線と、前記誘電体層に形成された第2の開口部に形成された第2の金属線との間にエアギャップを形成すること、請求項7に記載の方法。
【請求項13】
前記エアギャップを形成することは、
前記誘電体層に近接してエッチストップ層を堆積することと、
前記エッチストップ層に第1および第2の開口部を形成すること、前記エッチストップ層における前記第1および第2の開口部は、前記第1の金属線と前記第2の金属線との間に配置された前記誘電体層の第1および第2の部分を露出する、と、
前記エッチストップ層における前記第1および第2の開口部を貫通して前記誘電体層の前記第1および第2の部分をエッチングすることと、
を備える、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記エッチストップ層に近接して誘電体材料を堆積することによって、前記エアギャップを封止することをさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
プロセッサ実行可能命令を備える非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
電子デバイスの製造を開始させ、前記電子デバイスは、
誘電体層に第1の開口部を形成すること、前記第1の開口部は、アルミニウムを含む第1の金属層の一部分を露出する、と、
少なくとも部分的に、
前記第1の金属層の前記一部分に近接して導電層を選択的に形成することと、
前記導電層に近接して第2の金属層の材料を堆積すること、ここにおいて、前記第2の金属層の前記材料はアルミニウムを含む、と
によって相互拡散層を形成することと、
前記誘電体層と前記第2の金属層の前記材料の層とに近接して自己形成バリア層を形成することと、
によって製造され、
ここにおいて、前記相互拡散層は、アルミニウム・コバルト合金またはアルミニウム・チタン合金の少なくとも1つを含む、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項16】
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、銅ドープされたアルミニウムを堆積することを含む、請求項15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、シード層を堆積することを備える、請求項15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記電子デバイスは、前記第2の金属層に対してアルミニウムリフロープロセスを行うことによってさらに製造される、請求項15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項19】
前記第1の開口部を形成することは、前記第1の金属層に近接している自己形成バリア層の一部分に対してインサイチュHラジカル処理を行うことを含む、請求項15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項20】
前記電子デバイスは、前記第1の開口部に形成された第1の金属線と、前記誘電体層に形成された第2の開口部に形成された第2の金属線との間にエアギャップを形成することによってさらに製造される、請求項15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【0001】
[0001] 本特許出願は、所有者共通の2015年1月21日に出願された米国仮特許出願番号62/106,106、および米国特許出願番号14/819,159の優先権を主張し、それらの内容は、その全体が参照によって本明細書に明確に組み込まれている。
【技術分野】
【0002】
[0002] 本開示は、概して、集積回路デバイスおよび方法に関する。
【0003】
[0003] 技術の進歩は、より小型で、より強力なコンピューティングデバイスをもたらした。例えば、モバイルフォンおよびスマートフォンといったワイヤレス電話、タブレットコンピュータおよびラップトップコンピュータを含む、様々な携帯用パーソナルコンピューティングデバイスが、小型で軽量でありユーザによって容易に持ち運ばれる。これらのデバイスは、ワイヤレスネットワークを介して音声およびデータパケットを通信することができる。さらに、そのような多くのデバイスが、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、およびオーディオファイルプレーヤといった、さらなる機能を組み込んでいる。また、このようなデバイスは、インターネットにアクセスするために使用されることができる、ウェブブラウザアプリケーションのようなソフトウェアアプリケーションを含む、実行可能な命令を処理することができる。このように、これらのデバイスは、顕著な計算能力を含むことができる。
【0004】
[0004] コンピューティングデバイス内に使用される集積回路(IC)デバイスもまた、変化し続け、向上し続けている。電子デバイスのサイズ(例えば、トランジスタのサイズ)が減少し、IC上のデバイスの数が増加するにつれて、電子デバイスを相互接続することはより困難となる。例えば、金属線の幅と間隔が減少するにつれて、(金属線の幅の減少を受けての)導電断面の減少により)金属線の抵抗が増加し、(金属線間の間隔の減少により)金属線の静電容量が増加する。増加した抵抗と静電容量は、金属線の抵抗性容量性(RC)遅延の増加につながり、集積回路のパフォーマンスを制限する。
【発明の概要】
【0005】
[0005] 金属線(例えば、配線工程(BEOL:back end of line)の金属線)を形成するためにアルミニウムを使用すると、RC遅延を低減することができる。例えば、アルミニウムは、酸素(例えば、O2)があると素早く反応して酸化アルミニウム(例えば、Al2O3)を形成(例えば、自己形成)し、それは、金属線のプライマリフィル材(primary fill material)(例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金)と周囲の材料(例えば、low−k誘電体材料)との間のバリア層(例えば、自己形成バリア層)としての働きをすることができる。この自己形成バリア層は、銅(Cu)のような、いくつかの金属線材料のためのバリアを形成するために使用されるバリア/ライナ層の必要性を低減することができる。よって、自己形成バリア層は、金属線の幅の大部分が、導電材料(例えば、プライマリフィル材)から形成されることを可能にすることができ、同じ線幅で導電断面における増加をもたらす。
【0006】
[0006] 特定の態様において、装置は、アルミニウムを含む第1の金属層を含む。前記装置は、また、インターコネクト構造(interconnect structure)を含む第2の金属層も含み得る。前記インターコネクト構造は、アルミニウムを含む第1の材料の層を含む。前記装置は、アルミニウムを含む相互拡散層(inter-diffusion layer)を含む。前記相互拡散層は、前記第1の金属層に近接しており、かつアルミニウムを含む前記第1の材料の層に近接している。前記装置は、アルミニウムを含む自己形成バリア層を含む。自己形成バリア層は、誘電体層と、アルミニウムを含む前記第1の材料の層とに近接している。
【0007】
[0007] 特定の態様において、集積回路デバイスを形成する方法は、誘電体層に第1の開口部を形成することを含む。前記第1の開口部は、アルミニウムを含む第1の金属層の一部分を露出し得る。前記方法は、さらに、少なくとも部分的に、前記第1の金属層の前記一部分に近接して前記第1の開口部に導電層を選択的に形成することによって、および前記導電層に近接して第2の金属層の材料を堆積することによって、相互拡散層を形成することを含む。前記第2の金属層の材料はアルミニウムを含む。
【0008】
[0008] 特定の態様において、非一時的なコンピュータ可読媒体は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、電子デバイスの製造を開始させるプロセッサ実行可能命令を備える。前記電子デバイスは、誘電体層に第1の開口部を形成することによって製造される。前記第1の開口部は、アルミニウムを含む第1の金属層の一部分を露出し得る。前記電子デバイスは、さらに、相互拡散層を形成することによって製造される。前記相互拡散層は、少なくとも部分的に、前記第1の金属層の前記一部分に近接して導電層を選択的に形成することによって、および前記導電層に近接して第2の金属層の材料を堆積することによって、形成される。前記第2の金属層の材料はアルミニウムを含む。
【0009】
[0009] 開示される例、インプリメンテーション、または態様のうちの少なくとも1つによって提供される1つの特定の利点は、金属線のプライマリフィル材とその金属線に近接している誘電体材料との間にバリア層を自己形成することが、専用の拡散バリア/ライナ層を堆積することによってバリア層が形成されるときよりも薄いバリア層を形成することを可能にすることができるということである。バリア層を自己形成することによって可能にされるより薄いバリア層は、金属線のより大きい断面積がプライマリフィル材で満たされることを可能にすることができる。また、導電性デバイスの金属層間に配置された相互拡散層は、専用のバリア/ライナを堆積することを必要とせずに効果的なエレクトロマイグレーション(EM:electromigration)キャップ(cap)を提供することができ、それにより、導電材料のための1つまたは複数の開口部の断面積を保持する。本開示の他の態様、利点、および特徴が、以下のセクション、つまり、図面の簡単な説明、詳細な説明、および特許請求の範囲を含む、本願全体のレビュー後に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】[0010] シード層の部分に近接している自己形成バリア層と相互拡散層とを含むデバイスの側面図。
【
図2】[0011] 1つまたは複数の層もしくはプライマリフィル材の部分に近接している自己形成バリア層と相互拡散層とを含むデバイスの側面図。
【
図3】[0012]
図1のデバイスまたは
図2のデバイスを製造するプロセスの第1段階を例示する図。
【
図4】[0013]
図1のデバイスまたは
図2のデバイスを製造するプロセスの第2段階を例示する図。
【
図5】[0014]
図1のデバイスまたは
図2のデバイスを製造するプロセスの第3段階を例示する図。
【
図6】[0015]
図1のデバイスを製造するプロセスの第4段階を例示する図。
【
図7】
図1のデバイスを製造するプロセスの第4段階を例示する図。
【
図8】[0016]
図1のデバイスを製造するプロセスの第5段階を例示する図。
【
図9】[0017]
図1のデバイスを製造するプロセスの第6段階を例示する図。
【
図10】[0018]
図1のデバイスを製造するプロセスの第7段階を例示する図。
【
図11】[0019]
図1のデバイスを製造するプロセスの第8段階を例示する図。
【
図12】[0020]
図1のデバイスを製造するプロセスの第9段階を例示する図。
【
図13】[0021]
図1のデバイスを製造するプロセスの第10段階を例示する図。
【
図14】[0022]
図1のデバイスを製造するプロセスの第11段階を例示する図。
【
図15】[0023]
図1のデバイスを製造するプロセスの第12段階を例示する図。
【
図16】[0024]
図1のデバイスを製造するプロセスの第13段階を例示する図。
【
図17】[0025]
図2のデバイスを製造するプロセスの第4段階を例示する図。
【
図18】
図2のデバイスを製造するプロセスの第4段階を例示する図。
【
図19】[0026]
図2のデバイスを製造するプロセスの第5段階を例示する図。
【
図20】
図2のデバイスを製造するプロセスの第5段階を例示する図。
【
図21】[0027]
図2のデバイスを製造するプロセスの第6段階を例示する図。
【
図22】[0028]
図2のデバイスを製造するプロセスの第7段階を例示する図。
【
図23】[0029]
図2のデバイスを製造するプロセスの第8段階を例示する図。
【
図24】[0030]
図2のデバイスを製造するプロセスの第9段階を例示する図。
【
図25】[0031]
図2のデバイスを製造するプロセスの第10段階を例示する図。
【
図26】[0032]
図2のデバイスを製造するプロセスの第11段階を例示する図。
【
図27】[0033]
図2のデバイスを製造するプロセスの第12段階を例示する図。
【
図28】[0034]
図1のデバイスまたは
図2のデバイスを製造する方法を例示する図。
【
図29】[0035]
図1のデバイスまたは
図2のデバイスを含むワイヤレスデバイスのブロック図。
【
図30】[0036] 第1の金属線と下層金属層との間に相互拡散層を含む電子デバイスを製造するための製造プロセスの特定の例示的なインプリメンテーションのデータフロー図。
【0011】
[0037] アルミニウム線、相互拡散層、自己形成バリア層、およびシード層を含む集積回路デバイスが、概して、
図1において100と例示されている。集積回路デバイス100は、アルミニウムを含む第1の金属層102を含む。第1の金属層102は、トランジスタ構造(例えば、半導体トランジスタ)のソース/ドレイン[例示せず]に、またはそのゲート[例示せず]に結合(例えば、直接結合または間接結合)されるコンタクトに対応し得る。第1の金属層102は、基板工程(FEOL:front end of line)のインターコネクトまたは配線工程(BEOL)のインターコネクトに対応し得る。
【0012】
[0038] 集積回路デバイス100は、アルミニウムを含む1つまたは複数の材料から形成されるか、またはそれを含む、インターコネクト構造を含む第2の金属層104を含む。インターコネクト構造は、誘電体層105に形成され得る。インターコネクト構造は、ビア部分106を含み、かつビア部分106に結合された第1の金属線110(例えば、第1のBEOLの金属線)を含む、インターコネクト113を含み得る。追加的に、インターコネクト構造は、第2の金属線108(例えば、第2のBEOLの金属線)および/または第3の金属線112(例えば、第3のBEOLの金属線)を含み得る。
【0013】
[0039] 1つまたは複数のエアギャップが、インターコネクト構造の隣接する金属線の部分を分離し得る。例えば、第1のエアギャップ109は、第1の金属線110の一部分と第2の金属線108の一部分との間に配置され得る。よって、第2の金属線108は、第1のエアギャップ109によって第1の金属線110から分離され得る。別の例として、第2のエアギャップ111は、第1の金属線110の一部分と第3の金属線112の一部分との間に配置され得る。よって、第3の金属線112は、第2のエアギャップ111によって第1の金属線110から分離され得る。特定の態様において、第1の金属線110と第2の金属線108との間の距離は、約12〜15ナノメートル(nm)であり得、第1の金属線110と第3の金属線112との間の距離は、約12〜15nmであり得る。よって、第1のエアギャップ109および/または第2のエアギャップ111は各々、約12〜15nmの幅を有し得る。
【0014】
[0040] インターコネクト構造は、デュアルダマシンプロセス(例えば、BEOLのデュアルダマシンプロセス)を使用して形成され得る。
図2〜16を参照してより詳細に説明されるように、例えば、誘電体層105の誘電体材料が堆積され得、リソグラフィ技法および/またはエッチング技法を使用して、1つまたは複数の開口部が誘電体層105の誘電体材料に形成され得、デュアルダマシン堆積プロセスを使用して(例えば、その後に電気めっきが続く、物理気相成長(PVD:physical vapor deposition)のシードを使用して)材料を堆積することによって、インターコネクト113、第2の金属線108、および第3の金属線112が形成され得る。
【0015】
[0041] 第2の金属層104は、アルミニウムを含む1つまたは複数の材料から形成されたプライマリフィルを含む。いくつかの例において、第2の金属層104のプライマリフィルは、3つのプライマリフィル堆積段階を使用して形成され得る。例えば、第2の金属層104のプライマリフィルは、アルミニウムから形成されるか、またはそれを含む層133と、アルミニウムから形成されるか、またはそれを含む層135と、アルミニウムから形成されるか、またはそれを含む層137とを堆積するための3つのプライマリフィル堆積段階を使用して形成され得る。層133は、
図1の集積回路デバイス100の製造中に、(
図8の)第5段階を参照して以下により詳細に説明されるように、第1のプライマリフィル段階において(例えば、CVDによって)選択的に堆積され得る。特定のインプリメンテーションにおいて、層133は、銅(Cu)でドープ、例えば4%のCuドーピング、された材料(例えば、Al)を含み得る。層133は、
図8を参照してより詳細に以下に説明されるように、摂氏約250°(C)の温度で選択的に堆積され得る。層135は、
図1の集積回路デバイス100の製造中に、(
図9の)第6段階を参照して以下により詳細に説明されるように、コンフォーマル(conformal)堆積技法を使用して第2のプライマリフィル段階中に非選択的に堆積され得る。層137は、
図1の集積回路デバイス100の製造中に、(
図10の)第7段階を参照して以下により詳細に説明されるように、インサイチュ(in-situ)PVDフィルのような堆積技法を使用して第3のプライマリフィル段階中に堆積され得る。
図1の層137の材料は、Cuでドープ(例えば、約4%のCuドーピング)されたAlを含み得るか、またはそれから形成され得る。
【0016】
[0042] 第2の金属層104のプライマリフィル材は、層133、135、および137を堆積する3つのプライマリフィル段階を使用して形成されるものとして例示されているが、3つよりも多いまたは3つよりも少ないプライマリフィル段階、および3つよりも多いまたは3つよりも少ない材料もしくは層が、第2の金属層104のプライマリフィルを形成するために使用されることもある。例えば、第2の金属層104のプライマリフィル材は、2つの層または材料を堆積する2つのプライマリフィル段階を使用して形成され得る。例えば、第2の金属層104のプライマリフィルは、
図8を参照して以下により詳細に説明されるように、層133を選択的に堆積することによって形成され得る。
図1の層133を形成した後で、別の材料(例えば、CuドープされたAl)が、残りのデュアルダマシン構造を満たすように、第2のプライマリフィル段階中に(例えば、非選択的なCVDプロセスを使用して)堆積され得る。例えば、
図3は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第1段階を例示し得、第2のプライマリフィル段階の非選択的なCVDプロセスは、第1のプライマリフィル段階の実行時には満たされていない、
図3の第1の開口部316、第2の開口部318、および/または第3の開口部320の任意の部分を満たし得る。
【0017】
[0043]
図1の集積回路デバイス100は、インターコネクト113と第1の金属層102との間に相互拡散層103を含む。相互拡散層103は、アルミニウム(Al)と、コバルト(Co)またはチタン(Ti)のような異なる導電材料とを含み得る(または、それらを使用して形成され得る)。相互拡散層103は、第1の金属層102に近接(例えば、直接接触)し、かつアルミニウムを含む第1の材料の層(例えば、シード層)119’に近接(例えば、直接接触)し得る(または、そのように近接している部分を含み得る)。相互拡散層103は、第1の金属層102と、インターコネクト113のような、第2の金属層104の少なくとも一部分との間の拡散を抑えるか、または防ぐことができる。相互拡散層103は、エレクトロマイグレーション(EM)キャップとしての役割をし得る。
【0018】
[0044] 相互拡散層103は、少なくとも部分的に、導電層の導電材料に近接してインターコネクト113の(アルミニウムを含む)材料の1つまたは複数の層を選択的に堆積することによって形成され得る。導電層は、第1の金属層102の露出部分に近接して(例えば、局所的またはエリア選択的な堆積技法を使用して)選択的に堆積され得る。例えば、
図5は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第3段階を例示し得、導電層は、
図5の導電層122に対応し得、その導電層122の形成を参照して説明されるように形成され得る。
図1の相互拡散層103は、さらに、上述されたように、また
図8を参照して以下に説明されるように、少なくとも部分的に、層133を選択的に堆積することによって形成され得る。例えば、
図1の層133は、約250℃の温度で選択的に堆積され得、約250℃の温度での層133の堆積は、(例えば、層119’および/または層133の)アルミニウムに、
図1の相互拡散層103を形成するように
図5の導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用させ得る。よって、相互拡散層103は、アルミニウム・コバルト合金(例えば、Al
9Co
2)、アルミニウム・チタン合金、またはこれらの組合せといった、アルミニウム合金から形成され得るか、またはそれを含み得る。相互拡散層103は、EMキャップとしての役割をし得る。
【0019】
[0045] 集積回路デバイス100は、自己形成バリア層114を含み得る。自己形成バリア層114は、層119’(または、層119’の部分)に近接(例えば、直接接触)し得(または、そのように近接している部分を含み得)、かつ誘電体層105(または、誘電体層105の部分)に近接(例えば、直接接触)し得る。例えば、自己形成バリア層114は、インターコネクト113の層119’の部分と、インターコネクト113に近接している誘電体層105の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。追加的または代替的に、自己形成バリア層114は、第2の金属線108の層119’に近接(例えば、直接接触)し、かつ誘電体層105(または、誘電体層105の部分)に近接(例えば、直接接触)し得る(または、そのように近接している部分を含み得る)。例えば、自己形成バリア層114は、第2の金属線108の層119’の部分と、第2の金属線108に近接している(例えば、それを囲んでいる)誘電体層105の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。追加的または代替的に、自己形成バリア層114は、第3の金属線112の層119’に近接(例えば、直接接触)し、かつ誘電体層105(または、誘電体層105の部分)に近接(例えば、直接接触)し得る(または、そのように近接している部分を含み得る)。例えば、自己形成バリア層114は、第3の金属線112の層119’の部分と、第3の金属線112に近接している(例えば、それを囲んでいる)誘電体層105の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。自己形成バリア層114は、インターコネクト113のアルミニウムと誘電体層105との間、第2の金属線108のアルミニウムと誘電体層105との間、および第3の金属線112のアルミニウムと誘電体層105との間の拡散バリアとしての役割をし得る。
【0020】
[0046] 追加的に、自己形成バリア層114は、第1のエアギャップ109と、インターコネクト113の(例えば、第1の金属線110の)層119’の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得、および/または第1のエアギャップ109と第2の金属線108の層119’の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。追加的に、自己形成バリア層114は、第2のエアギャップ111と、インターコネクト113の(例えば、第1の金属線110の)層119’の部分との間に配置された部分を含み得、および/または第2のエアギャップ111と第3の金属線112の層119’の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。
【0021】
[0047] 自己形成バリア層114は、誘電体層105の材料(例えば、酸素)にアルミニウムをさらすことに応じて発生する化学反応により生じるアルミニウム化合物から形成され得るか、またはそれを含み得る。例として、自己形成バリア層114は、Al
2O
3から形成され得るか、またはそれを含み得る。例として、
図6および7は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第4段階を例示し得、自己形成バリア層114は、誘電体層105の材料に
図6の層(例えば、シード層)119のアルミニウムをさらすことに応じて発生する化学反応により生じ得る。例えば、
図1のインターコネクト113の自己形成バリア層114は、
図6の層119の部分を
図1のインターコネクト113の自己形成バリア層114の部分に変換する化学反応により生じ得る。追加的に、第2の金属線108の自己形成バリア層114は、
図6の層119の部分を第2の金属線108の自己形成バリア層114の部分に変換する化学反応により生じ得る。追加的に、第3の金属線112の自己形成バリア層114は、
図6の層119の部分を第3の金属線112の自己形成バリア層114の部分に変換する化学反応により生じ得る。
【0022】
[0048] よって、拡散バリアは、専用の拡散バリア堆積プロセスを行わずに、集積回路デバイス100のインターコネクト構造と誘電体層105との間に形成され得る。追加的に、自己形成バリア層114は、アルミニウム酸化反応の性質を受けて、(従来のバリア層と比べて)比較的薄くてもよい。したがって、自己形成バリア層114は、(比較的厚い専用のバリア/ライナ層を必要とする)銅の金属線と比べて、同じ金属線の幅でより大きい導電断面積を可能にすることができる。
【0023】
[0049] アルミニウム線、相互拡散層、および自己形成バリア層を含む集積回路デバイスが、概して、
図2において200と例示されている。集積回路デバイス200および
図1の集積回路デバイス100の、いくつかの組成的もしくは構造的に類似した層、態様、または特徴が、共通して番号付けされた層、態様、または特徴の冗長な説明を避けるために、同じ参照番号でラベル付けされ得る。これらの層、態様、または特徴を表すために共通の参照番号を使用することは、共通して番号付けされた層、態様、または特徴が同じ層、態様、または特徴である(例えば、物理的に分離していない、および/または別々に形成されていない)こと、または、共通して番号付けされた層、態様、または特徴が組成的もしくは構造的に類似しているが分離している(例えば、物理的に分離している、および/または別々に形成されている)ことを示し得る。
【0024】
[0050]
図2の集積回路デバイス200は、
図1の第1の金属層102および誘電体層105を参照して上述されたような、第1の金属層102および誘電体層105を含む。
【0025】
[0051]
図2の集積回路デバイス200は、さらに、アルミニウムを含む1つまたは複数の材料から形成されるか、またはそれを含む、インターコネクト構造を含む第2の金属層204を含む。インターコネクト構造は、誘電体層105に形成され得る。インターコネクト構造は、ビア部分206と、ビア部分206に結合された第1の金属線210(例えば、第1のBEOLの金属線)とを含む、インターコネクト213を含み得る。第1の金属線210は、アルミニウムを含む第1の材料の層233’、アルミニウムを含む第2の材料の層235’、および/またはアルミニウムを含む第3の材料の層237を含み得る。追加的に、インターコネクト構造は、第2の金属線208(例えば、第2のBEOLの金属線)および第3の金属線212(例えば、第3のBEOLの金属線)といった、他の金属線部分を含み得る。
【0026】
[0052] 1つまたは複数のエアギャップが、インターコネクト構造の隣接する金属線の部分を分離し得る。例えば、第1のエアギャップ209は、第1の金属線210の一部分と第2の金属線208の一部分との間に配置され得る。よって、第2の金属線208は、第1のエアギャップ209によって第1の金属線210から分離され得る。別の例として、第2のエアギャップ211は、第1の金属線210の一部分と第3の金属線212の一部分との間に配置され得る。よって、第3の金属線212は、第2のエアギャップ211によって第1の金属線210から分離され得る。特定の態様において、第1の金属線210と第2の金属線208との間の距離は、約12〜15ナノメートル(nm)であり得、第1の金属線210と第3の金属線212との間の距離は、約12〜15nmであり得る。よって、第1のエアギャップ209および/または第2のエアギャップ211は各々、約12〜15nmの幅を有し得る。
【0027】
[0053] インターコネクト構造は、デュアルダマシンプロセス(例えば、BEOLのデュアルダマシンプロセス)を使用して形成され得る。
図3〜5および
図17〜28を参照してより詳細に説明されるように、例えば、誘電体層105の誘電体材料が堆積され得、リソグラフィ技法および/またはエッチング技法を使用して、1つまたは複数の開口部が誘電体層105の誘電体材料に形成され得、デュアルダマシン堆積プロセスを使用して開口部に1つまたは複数の材料を堆積することによって、第2の金属層204が形成され得る。
【0028】
[0054]
図2の第2の金属層204は、アルミニウムを含む1つまたは複数の材料から形成されたプライマリフィルを含む。いくつかの例において、第2の金属層204のプライマリフィルは、3つのプライマリフィル堆積段階を使用して形成され得る。例えば、第2の金属層204のプライマリフィルは、層233’の材料、層235’の材料、および層237の材料を堆積するための3つのプライマリフィル堆積段階を使用して形成され得る。
【0029】
[0055] 層233’の材料は、
図2の集積回路デバイス200の製造中に、(
図17の)第4段階を参照して以下により詳細に説明されるように、第1のプライマリフィル段階において(例えば、CVDによって)選択的に堆積され得る。層233’は、
図2の自己形成バリア層214の部分に変換されない
図17の層233の部分に対応し得る。特定の例において、層233’は、銅でドープ(例えば、4%のCuドーピング)された材料(例えば、Al)を含み得る。
図17の層233は、摂氏約250°(C)の温度で選択的に堆積され得る。
【0030】
[0056] 層235’の材料は、
図2の集積回路デバイス200の製造中に、(
図19の)第5段階を参照して以下により詳細に説明されるように、コンフォーマル堆積技法を使用して第2のプライマリフィル段階中に非選択的に堆積され得る。層235’は、
図2の自己形成バリア層214の部分に変換されない
図19の層235の部分に対応し得る。
【0031】
[0057] 層237は、
図2の集積回路デバイス200の製造中に、(
図21の)第6段階を参照して以下により詳細に説明されるように、インサイチュPVDフィルのような堆積技法を使用して第3のプライマリフィル段階中に堆積され得る。層237の材料は、銅でドープ(例えば、約4%の銅ドーピング)されたアルミニウムを含み得るか、またはそれから形成され得る。
【0032】
[0058] 第2の金属層204のプライマリフィル材は、層233’、235’、および237の材料を堆積する3つのプライマリフィル段階を使用して形成されるものとして例示されているが、3つよりも多いまたは3つよりも少ないプライマリフィル段階、および3つよりも多いまたは3つよりも少ない材料もしくは層が、第2の金属層204のプライマリフィルを形成するために使用され得る。例えば、第2の金属層204のプライマリフィル材は、2つの層もしくは材料を堆積する2つのプライマリフィル段階を使用して形成されることもある。例えば、第2の金属層204のプライマリフィルは、(
図17の)第4段階を参照してより詳細に以下に説明されるように、層233を選択的に堆積することによって形成され得、その後に、残りのデュアルダマシン構造を満たすように、第2のプライマリフィル段階中に(例えば、銅ドープされたアルミニウムの)非選択的なCVDプロセスが続く。例えば、
図3は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第1段階を例示し得、第2のプライマリフィル段階の非選択的なCVDプロセスは、第1のプライマリフィル段階の実行時には満たされていない、
図3の第1の開口部316、第2の開口部318、および/または第3の開口部320の任意の部分を満たし得る。
【0033】
[0059]
図2の集積回路デバイス200は、インターコネクト213と第1の金属層102との間に相互拡散層203を含む。相互拡散層203は、Alと、CoまたはTiのような異なる導電材料とを含み得る(または、それらを使用して形成され得る)。相互拡散層203は、第1の金属層102に近接(例えば、直接接触)し、かつアルミニウムを含む第1の材料の層に近接(例えば、直接接触)し得る(または、そのように近接している部分を含み得る)。例えば、相互拡散層203は、第1の金属層102と直接接触し、かつ層233’と直接接触している部分を含み得る。相互拡散層203は、第1の金属層102と、インターコネクト213のような、第2の金属層204の少なくとも一部分との間の拡散を抑えるか、または防ぐことができる。相互拡散層203は、エレクトロマイグレーション(EM)キャップとしての役割をし得る。
【0034】
[0060] 相互拡散層203は、少なくとも部分的に、導電層の導電材料(例えば、CoまたはTi)に近接して、アルミニウムを含む材料を選択的に堆積する(例えば、選択的な堆積技法を使用する)ことによって形成され得る。例えば、
図5は、
図2の集積回路デバイス200の形成中の第3段階を例示し得、導電層は、
図5の導電層122に対応し得、その導電層122の形成を参照して説明されるように形成され得る。相互拡散層203は、さらに、
図17および18の第4段階を参照して以下により詳細に説明されるように、少なくとも部分的に、層233’の材料を選択的に堆積することによって形成され得る。例えば、
図17の層233は、約250℃で選択的に堆積され得、約250°の温度での層233の堆積は、層233のアルミニウムに、
図2の相互拡散層203を形成するように、導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用させ得る。よって、相互拡散層203は、アルミニウム・コバルト合金(例えば、Al
9Co
2)、アルミニウム・チタン合金、またはこれらの組合せといった、アルミニウム合金から形成され得るか、またはそれを含み得る。相互拡散層203は、EMキャップとしての役割をし得る。
【0035】
[0061] 集積回路デバイス200は、自己形成バリア層214を含み得る。自己形成バリア層214は、層233’に近接(例えば、直接接触)し、かつ誘電体層105(または、誘電体層105の部分)に近接(例えば、直接接触)し得る(または、そのように近接している部分を含み得る)。例えば、自己形成バリア層214は、層233’の部分と、インターコネクト213に近接している(例えば、それを囲んでいる)誘電体層105の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。追加的または代替的に、自己形成バリア層214は、第2の金属線208の層235’に近接(例えば、直接接触)し、かつ誘電体層105(または、誘電体層105の部分)に近接(例えば、直接接触)し得る(または、そのように近接している部分を含み得る)。例えば、自己形成バリア層214は、第2の金属線208の層235’の部分と、第2の金属線208に近接している(例えば、それを囲んでいる)誘電体層105の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。追加的または代替的に、自己形成バリア層214は、第3の金属線212の層235’に近接(例えば、直接接触)し、かつ誘電体層105(または、誘電体層105の部分)に近接(例えば、直接接触)し得る(または、そのように近接している部分を含み得る)。例えば、自己形成バリア層214は、第3の金属線212の層235’の部分と、第3の金属線212に近接している(例えば、それを囲んでいる)誘電体層105の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。自己形成バリア層214は、インターコネクト213のアルミニウムと誘電体層105との間、第2の金属線208のアルミニウムと誘電体層105との間、および第3の金属線212のアルミニウムと誘電体層105との間の拡散バリアとしての役割をし得る。
【0036】
[0062] 追加的に、自己形成バリア層214は、第1のエアギャップ209と、インターコネクト213の層233’または層235’の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得、および/または第1のエアギャップ209と第2の金属線208の層235’の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。追加的に、自己形成バリア層214は、第2のエアギャップ211とインターコネクト215の層233’または層235’の部分との間に配置された部分を含み得、および/または第2のエアギャップ211と第3の金属線212の層235’の部分との間に(例えば、それらを分離して)配置された部分を含み得る。
【0037】
[0063] 自己形成バリア層214は、誘電体層105の材料にアルミニウムをさらすことに応じて発生する化学反応により生じるアルミニウム化合物から形成され得るか、またはそれを含み得る。例えば、
図17〜20は、
図2の集積回路デバイス200を形成する段階を例示し得、自己形成バリア層214は、誘電体層105の材料に
図17および19の層233および235のアルミニウムをさらすことに応じて発生する化学反応により生じ得る。
【0038】
[0064] 例えば、インターコネクト213の自己形成バリア層214の部分は、
図17の層233の部分を
図18の自己形成バリア1814に変換する化学反応により生じ得る。
図18の自己形成バリア1814は、
図2のビア部分206の自己形成バリア層214の部分に対応し得る。追加的に、自己形成バリア層214の部分は、
図19の層235の部分を
図20の自己形成バリア2014に変換する化学反応により生じ得る。自己形成バリア2014は、
図2の第1、第2、および第3の金属線210、208、および212の自己形成バリア層214の部分に対応し得る。
【0039】
[0065] よって、拡散バリアは、専用の拡散バリア堆積プロセスを行わずに、集積回路デバイス200のインターコネクト構造と誘電体層105との間に形成され得る。追加的に、自己形成バリア層214は、アルミニウム酸化反応の性質を受けて、(従来のバリア層と比べて)比較的薄くてもよい。したがって、自己形成バリア層214は、(比較的厚い専用のバリア/ライナ層を必要とする)銅の金属線と比べて、同じ金属線の幅でより大きい導電断面積を可能にすることができる。
【0040】
[0066] (
図1と併せて)
図3〜16は、相互拡散層と自己形成拡散バリアとを含むデバイスの製造中の段階を例示している。例えば、3〜16の例示的な段階は、
図1の集積回路デバイス100を製造するために使用され得る。
【0041】
[0067]
図3は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第1段階を例示し得る。
図3の第1段階は、誘電体層155の誘電体材料を堆積することと、開口部[例示せず]をエッチングすることと、金属層102の材料を開口部の中に堆積することとを含み得る。金属層102は、Alから形成され得るか、またはそれを含み得る。金属層102を形成するために堆積されたAlは、誘電体層155の材料(例えば、酸素)または空気と化学的に反応して自己形成バリア層115を形成し得る。
図3の第1段階は、さらに、層間バリア130を堆積することを含み得る。層間バリア130は、窒化Al(例えば、AlN)から形成され得るか、またはそれを含み得る。
【0042】
[0068]
図3の第1段階は、さらに、第1の開口部316、第2の開口部318、および第3の開口部320を形成するためにデュアルダマシンエッチングを行うことを含む。例えば、誘電体層105の誘電体材料は、層間バリア130上に堆積され得る。パターニングされたフォトレジスト層(patterned photoresist layer)[例示せず]が、誘電体層105上に形成され得る。パターニングされたフォトレジスト層は、ネガパターンを含み得る。誘電体層105は、第1の開口部316、第2の開口部318、および第3の開口部320を形成するためにフォトレジスト層のネガパターンにしたがってエッチングされ得る。誘電体層105は、第1の金属層102の自己形成バリア層115の材料を貫通して(through)エッチングしないエッチング剤を使用してエッチングされ得る。例えば、自己形成バリア層115は、Al
2O
3から形成され得るか、またはそれを含み得、エッチング剤は、Al
2O
3に対して低いエッチング速度を呈し得る。第1の開口部を形成すると、自己形成バリア層115の部分340を露出し得る。
【0043】
[0069]
図4は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第2段階を例示し得る。第2段階は、第1段階の後に行われ得る。
図4の第2段階は、
図3の自己形成バリア層115の部分340を除去することを含む。自己形成バリア層115の部分340は、インサイチュHラジカル処理(in-situ H radical treatment)を使用して除去され得る。第1の開口部316に近接している自己形成バリア層115の部分340を除去することは、
図4の第1の金属層102の部分440を露出し得、第1の変更された第1の開口部416をもたらし得る。
【0044】
[0070]
図5は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第3段階を例示し得る。第3段階は、第2段階の後(例えば、自己形成バリア層115の
図3の部分340が除去された後)に行われ得る。
図5の第3段階は、第1の金属層102の露出部分440に近接している
図4の第1の変更された第1の開口部416に導電層122を(例えば、局所的またはエリア選択的な堆積技法によって)選択的に形成することを含む。
図5の導電層122は、
図5の導電層122が、
図4の第1の変更された第1の開口部416の側壁の少なくとも一部分に形成されない、および/または第1の変更された第1の開口部416の外側に形成されないように、
図4の第1の変更された第1の開口部416に選択的に形成され得る。
【0045】
[0071]
図5の導電層122は、CVD技法のような、局所的またはエリア選択的な堆積技法もしくはプロセスを使用して、
図5の第1の金属層102の露出部分440に近接して選択的に堆積され得る。いくつかの例において、導電層122は、第1の金属層102の露出部分440に近接している
図4の第1の変更された第1の開口部416における局所的またはエリア選択的な堆積に好適であり、金属合金またはアルミニウムとの化合物を形成することになり、積極的に拡散しない、任意の導電材料(例えば、任意の金属)から形成され得るか、またはそれを含み得る。
図4の第1の変更された第1の開口部416の側壁および/または第1の変更された第1の開口部416の外側に
図5の導電層122の材料を堆積せずに、
図5の導電層122の材料が
図4の露出部分440に堆積されることができる場合、
図5の導電層122の導電材料は、
図4の第1の変更された第1の開口部416における局所的またはエリア選択的な堆積に好適であり得る。いくつかの例において、
図5の導電層122の導電材料は、CoまたはTiを含み得る。特定のインプリメンテーションにおいて、導電層122は、約1nmの厚さを有する。
図4の第1の変更された第1の開口部416に導電層122を形成すると、
図5の第2の変更された第1の開口部516を形成し得る。
【0046】
[0072]
図6および7は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第4段階を例示している。第4段階は、第3段階の後に行われ得る。
図6および7の第4段階は、
図5の第2の変更された第1の開口部516に、第2の開口部318に、および第3の開口部320に、
図6の層119を形成することを含む。例えば、
図6の層119は、導電層122の露出部分に近接(例えば、直接接触)して、かつ第2の変更された第1の開口部516の側壁を画定する(define)誘電体層105の露出部分に近接(例えば、直接接触)して、
図5の第2の変更された第1の開口部516に形成され得る。追加的または代替的に、
図6の層119は、第2の開口部318の側壁および/または第1の表面(例えば、下面)を画定する誘電体層105の露出部分に近接(例えば、直接接触)して、
図5の第2の開口部318に形成され得る。追加的または代替的に、
図6の層119は、第3の開口部320の側壁および/または第1の表面(例えば、下面)を画定する誘電体層105の部分に近接(例えば、直接接触)して、
図5の第3の開口部320に形成され得る。
図6の層119は、アルミニウムから形成され得るか、またはそれを含み得る。
【0047】
[0073]
図7の自己形成バリア層114は、
図6の層119の部分のアルミニウムと誘電体層105の誘電体材料との間の化学反応に応じて生じ得る。化学反応は、層119の部分を
図7の自己形成バリア層114に変換し得るが、
図6の層119の他の部分は変えないでおく。
図7の層119’は、実質的に(または完全に)変わらないままである(例えば、誘電体層105の誘電体材料との化学反応を受けない)
図6の層119の部分に対応し得る。例えば、
図5の第2の変更された第1の開口部516に堆積された
図6の層119の部分は、
図5の第2の変更された第1の開口部516に堆積された
図6の層119の部分と、
図5の第2の変更された第1の開口部516の部分を画定する誘電体層105の露出部分との間の化学反応により、
図1のインターコネクト113の自己形成バリア層114の部分に変換され得る。追加的に、
図5の第2の開口部318に堆積された
図6の層119の部分は、
図5の第2の開口部318に堆積された
図6の層119の部分と、第2の開口部318を画定する誘電体層105の露出部分との間の化学反応により、
図1の第2の金属線108の自己形成バリア層114の部分に変換され得る。追加的に、
図5の第3の開口部320に堆積された
図6の層119の部分は、
図5の第3の開口部320に堆積された
図6の層119の部分と、第3の開口部320を画定する誘電体層105の露出部分との間の化学反応により、
図1の第3の金属線112の自己形成バリア層114の部分に変換され得る。
【0048】
[0074]
図7の層119’は、アルミニウムを含む材料の(例えば、CVDによる)平滑な堆積を促進し得る。例えば、
図1の第2の金属層104のプライマリフィルが、上述されたような3つのプライマリフィル段階および3つの材料を使用して形成される場合、層119’は、
図1および8〜16の層133および135の平滑なCVDを促進し得る。代替的に、プライマリフィルが、上述されたような2つのプライマリフィル段階および2つの材料を使用して形成される場合、
図7の層119’は、
図1および8〜16の層133の平滑なCVDを促進し得、
図3の第1の開口部316の残りの部分を満たすため、ならびに第2および第3の開口部318および320を満たすために、ドープされたアルミニウム材料(例えば、4%のCuドーピング)の平滑なCVDを促進し得る。
【0049】
[0075]
図5の第2の変更された第1の開口部516に
図6の層119または
図7の層119’を形成することは、
図6および7の第3の変更された第1の開口部616をもたらし得る。
図5の第2の開口部318に
図6の層119または
図7の層119’を形成することは、
図6および7の第1の変更された第2の開口部618をもたらし得る。追加的に、
図5の第3の開口部320に
図6の層119または
図7の層119’を形成することは、
図6および7の第1の変更された第3の開口部620をもたらし得る。
【0050】
[0076]
図8は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第5段階を例示している。第5段階は、第4段階の後に行われ得る。
図8の第5段階は、
図7の第3の変更された第1の開口部616に層133を(例えば、局所的またはエリア選択的な堆積技法により)選択的に形成することを含む。
図8の層133は、CVD技法のような、局所的またはエリア選択的な堆積技法を使用して選択的に形成され得る。
図8の層133は、
図7の第3の変更された第1の開口部616を画定する層119’の少なくとも一部分に近接(例えば、直接接触)している
図7の第3の変更された第1の開口部616に層133の材料を選択的に堆積することによって、
図7の第3の変更された第1の開口部616に選択的に形成され得る。
図7の第3の変更された第1の開口部616に
図8の層133を選択的に堆積することは、
図8の第4の変更された第1の開口部816をもたらし得る。
【0051】
[0077] 層133の材料は、摂氏約250°(C)の温度で選択的に堆積され得る。約250℃での層133の材料の堆積は、アルミニウムに、
図8の相互拡散層103の金属合金を形成するように、
図7の導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用させ得る。例えば、層119’のアルミニウムおよび第1の金属層102のアルミニウムは、
図7の導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用して
図8の相互拡散層103を形成し得る。例として、
図7の導電層122がCoから形成されるか、またはそれを含む場合、
図8の層119’のアルミニウムおよび/または層133のアルミニウムは、Coと相互作用してアルミニウムとコバルトとを含む相互拡散層103を形成し得る。この例において、相互拡散層103は、Al
9Co
2から形成され得るか、またはそれを含み得る。相互拡散層103は、EMキャップとしての役割をし得る。
【0052】
[0078]
図9は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第6段階を例示している。第6段階は、第5段階の後に行われ得る。
図9の第6段階は、層135を形成することを含む。例えば、層135は、
図8の第4の変更された第1の開口部816に、第1の変更された第2の開口部618に、および第1の変更された第3の開口部620に、層135の材料を非選択的に堆積することによって形成され得る。
図9の層135の材料はアルミニウムを含み得る。
【0053】
[0079] いくつかの例において、層135の材料は、層119’の露出部分に近接して、かつ層133の露出部分に近接して層135の材料を堆積するように、非選択的なコンフォーマルCVD技法を使用して非選択的に堆積され得る。例えば、層135の材料は、
図8の第4の変更された第1の開口部816における、第1の変更された第2の開口部618における、および第1の変更された第3の開口部620における層119’の露出部分に近接して、かつ第4の変更された第1の開口部816における層133の露出部分に近接して、非選択的に堆積され得る。
図9の層135を形成することは、第5の変更された第1の開口部916、第2の変更された第2の開口部918、および第2の変更された第3の開口部920をもたらし得る。
【0054】
[0080] いくつかの例において、
図3の第1の開口部316、第2の開口部318、および第3の開口部320の部分は、
図9の層135の形成時には満たされないままであり得る。これらの例において、層135は、物理気相成長(PVD)を使用するデュアルダマシンフィルのその後の堆積を促進するためのシード層としての役割をし得る。よって、
図3の第1、第2および第3の開口部316、318、および320は、
図9の第6段階中に部分的に満たされ得る。
【0055】
[0081] 代替的に、上述されたように、2つのプライマリフィル段階が、
図1の第1、第2、および/または第3の金属線110、108、および112のプライマリフィルを形成するために使用されることもあり、
図10を参照して以下に説明されるような第3のプライマリフィル材の堆積が省略され得る。2つのプライマリフィル段階が
図1の第2の金属層104のプライマリフィルを形成するために使用される場合、層135は、銅ドープされたアルミニウム(例えば、約4%のCu)を含み得、プライマリフィルを形成する第2段階(例えば、
図9の第6段階)は、
図8の第5状態の実行後は満たされるべき状態のままである、
図3の第1、第2、および第3の開口部316、318、および320の部分を完全に満たすことを含み得る。この例において、
図9の層135は、CVD技法を使用して堆積され得る。よって、
図3の第1、第2、および第3の開口部316、318、および320は、
図9の第6段階中に完全に満たされ得る。
【0056】
[0082]
図10は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第7段階を例示している。第7段階は、第6段階の後に行われ得る。3つのプライマリフィル段階が、上述されたように、第2の金属層104のプライマリフィルを形成するために使用される場合、
図10の第7段階は、層137を形成することと、第2の金属層104の材料に対してリフロー(reflow)プロセスを行うこととを含む。例えば、層137の材料は、層135の露出部分に近接して、
図9の第5の変更された第1の開口部916に、第2の変更された第2の開口部918に、および第2の変更された第3の開口部920に堆積され得る。いくつかの例において、
図10の層137は、インサイチュPVD技法を使用して形成され得る。層137の材料は、銅ドープされたアルミニウムを含み得る。
【0057】
[0083] 代替的に、上述されたように、
図1の第2の金属層104のプライマリフィルを形成するために2つのみのプライマリフィル段階が使用される場合、第7段階は、第2の金属層104に対してリフロープロセスを行うことを含み、
図10の層137を形成することは含まなくてもよい。
【0058】
[0084] リフロープロセスは、アルミニウム(例えば、層119’、層133、層135、および/または層137)を含む第2の金属層104の材料に対してリフロー技法を行うことを含み得る。リフロープロセスは、約400℃で行われ得る。リフロープロセスは、アルミニウム(例えば、層119’、層133、層135、および/または層137)を含む第2の金属層104の材料における粒界の交点(例えば、三重点)を除去することができ、それにより、第2の金属層104のEMの挙動を改善する。
【0059】
[0085]
図11は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第8段階を例示している。第8段階は、第7段階の後に行われ得る。第8段階は、誘電体層105上に留まっている(stopping)、
図10の層119’の部分、自己形成バリア層114の部分、層135の部分、および/または層137の部分に対して(例えば、化学機械平坦化(CMP:chemical mechanical planarization)によって)平坦化することを含み得る。
【0060】
[0086]
図12は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第9段階を例示している。第9段階は、第8段階の後に行われ得る。第9段階は、誘電体層105に近接してエッチストップ層124を堆積することを含み得る。エッチストップ層124は、AlNから形成され得るか、またはそれを含み得る。
【0061】
[0087]
図13は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第10段階を例示している。第10段階は、第9段階の後に行われ得る。第10段階は、エッチストップ層124に近接してフォトレジスト層126を形成することを含み得る。
【0062】
[0088]
図14は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第11段階を例示している。第11段階は、第10段階の後に行われ得る。第11段階は、フォトレジスト層126にパターニングすることと、エッチストップ層124にそのパターンを転写して開口部128を形成することとを含み得る。フォトレジスト層126のパターンは、(例えば、ウェット化学エッチングを使用して)等方的に、または異方的に、エッチストップ層124をエッチングすることによって、エッチストップ層124に転写され得る。
【0063】
[0089]
図15は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第12段階を例示している。第12段階は、第11段階の後に行われ得る。第12段階は、開口部128を貫通して誘電体層105をエッチングして第1のエアギャップ109および第2のエアギャップ111を形成することを含み得る。誘電体層105は、(例えば、ウェット化学エッチングを使用して)等方的に、または異方的に、開口部128を貫通してエッチングされ得る。
【0064】
[0090]
図16は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第13段階を例示している。第13段階は、第12段階の後に行われ得る。第13段階は、
図15のフォトレジスト層126の残りの部分を除去することと、エッチングポリマーを除去するためにエッチング後洗浄(post-etch clean)(例えば、ウェット洗浄またはドライ洗浄)を行うこととを含み得る。
【0065】
[0091]
図1に戻ると、集積回路デバイス100の製造中の第14段階が例示されている。第14段階は、第13段階の後に行われ得る。第14段階は、エッチストップ層124に近接して(例えば、その上、上部、または上方に)誘電体材料132(例えば、low−K誘電体材料)を堆積する(例えば、非コンフォーマル堆積技法を使用する)ことによって、第1および第2のエアギャップ109および111を封止することを含み得る。
【0066】
[0092] (
図2と併せて)
図3〜5および17〜27は、相互拡散層と自己形成拡散バリアとを含むデバイスの製造中の段階を例示している。例えば、3〜5および17〜27の例示的な段階は、
図2の集積回路デバイス200を製造するために使用され得る。
図3〜5は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第1、第2、および第3段階を例示し得、
図1の集積回路デバイス100の製造中の第1、第2、および第3段階に対応し得るか、またはそれら段階を参照して上述されたように行われ得る。
【0067】
[0093]
図17および18は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第4段階を例示している。第4段階は、第3段階の後に行われ得る。
図17および18の第4段階は、
図5の第2の変更された第1の開口部516に
図17の層233を(例えば、局所的またはエリア選択的な堆積技法により)選択的に形成することを含む。
図17の層233は、CVD技法のような、局所的またはエリア選択的な堆積技法を使用して、
図5の第2の変更された第1の開口部516に選択的に形成され得る。
図17の層233は、導電層122の露出部分に近接(例えば、直接接触)して、かつ第2の変更された第1の開口部516の側壁を画定する誘電体層105の露出部分に近接(例えば、直接接触)して
図5の第2の変更された第1の開口部516に
図17の層233の材料を選択的に堆積することによって選択的に形成され得る。
【0068】
[0094]
図18の自己形成バリア1814は、
図17の層233の部分のアルミニウムと誘電体層105の誘電体材料との間の化学反応に応じて生じ得る。自己形成バリア1814は、インターコネクト213の
図2の自己形成バリア層214の部分に対応し得る。化学反応は、
図17の層233の部分を
図18の自己形成バリア1814に変換し得るが、
図17の層233の他の部分は変えないでおく。
図18の層233’は、実質的に(または完全に)変わらないままである(例えば、誘電体層105の誘電体材料との化学反応を受けない)
図17の層233の部分に対応し得る。例えば、
図5の第2の変更された第1の開口部516に堆積された
図17の層233の部分は、
図5の第2の変更された第1の開口部516に堆積された
図17の層233の部分と、第2の変更された第1の開口部516の部分を画定する誘電体層105の部分との間の化学反応により、
図2のインターコネクト213の自己形成バリア層214の部分に変換され得る。
図5の第2の変更された第1の開口部516に
図17の層233または
図18の層233’を形成することは、
図17および18の第3の変更された第1の開口部1716をもたらし得る。
【0069】
[0095]
図17の層233の材料は、摂氏約250°(C)の温度で選択的に堆積され得る。約250℃での層233の材料の堆積は、アルミニウムに、
図18の相互拡散層103を形成するように、導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用させ得る。例えば、
図17の層233または
図18の層233’のアルミニウムおよび第1の金属層102のアルミニウムは、
図17の導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用して
図18の相互拡散層103を形成し得る。例として、
図17の導電層122がCoから形成されるか、またはそれを含む場合、層233のアルミニウムは、Coと相互作用してAlとCoとを含む
図18の相互拡散層103を形成し得る。この例において、相互拡散層103は、Al
9Co
2から形成され得るか、またはそれを含み得る。相互拡散層103は、EMキャップとしての役割をし得る。
【0070】
[0096]
図19および20は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第5段階を例示している。第5段階は、第4段階の後に行われ得る。
図19および20の第5段階は、
図19の層235を形成することを含む。例えば、層235は、
図18の第3の変更された第1の開口部1716に、
図3の第2の開口部318に、および
図3の第3の開口部320に、層235の材料を非選択的に堆積することによって形成され得る。
図19の層235の材料はアルミニウムを含み得る。いくつかの例において、層235の材料は、誘電体層105の露出部分に近接して、かつ層233’の露出部分と自己形成バリア1814とに近接して層235の材料を堆積するように、非選択的なコンフォーマルCVD技法を使用して非選択的に堆積され得る。
図19の層235を形成することは、第4の変更された第1の開口部1916、第1の変更された第2の開口部1918、および第1の変更された第3の開口部1920をもたらし得る。
【0071】
[0097]
図20の自己形成バリア2014は、誘電体層105の誘電体材料と
図19の層235のアルミニウムとの間の化学反応に応じて生じ得る。自己形成バリア2014は、インターコネクト213の
図2の自己形成バリア層214の部分、第2の金属線208の自己形成バリア層214の部分、第3の金属線212の自己形成バリア層214の部分に対応し得る。化学反応は、
図19の層235の部分を
図20の自己形成バリア2014に変換し得るが、
図19の層235の他の部分は変えないでおく。
図20の層235’は、実質的に(または完全に)変わらないままである(例えば、誘電体層105の誘電体材料との化学反応を受けない)
図19の層235の部分に対応し得る。
【0072】
[0098] 例えば、
図18の第3の変更された第1の開口部1716に堆積された
図19の層235の部分は、
図18の第3の変更された第1の開口部1716に堆積された
図19の層235の部分と、第3の変更された第1の開口部1716の部分を画定する誘電体層105の部分との間の化学反応により、
図2のインターコネクト213の自己形成バリア層214の部分に変換され得る。別の例として、
図18の第2の開口部318に堆積された
図19の層235の部分は、
図18の第2の開口部318に堆積された
図19の層235の部分と、第2の開口部318の部分を画定する誘電体層105の部分との間の化学反応により、
図2の第2の金属線208の自己形成バリア層214の部分に変換され得る。別の例として、
図18の第3の開口部320に堆積された
図19の層235の部分は、
図18の第3の開口部320に堆積された
図19の層235の部分と、第3の開口部320の部分を画定する誘電体層105の部分との間の化学反応により、
図2の第3の金属線212の自己形成バリア層214の部分に変換され得る。
【0073】
[0099] いくつかの例において、
図3の第1の開口部316、第2の開口部318、および第3の開口部320の部分は、
図19の層235の形成時には満たされないままであり得る。これらの例において、層235は、物理気相成長(PVD)を使用するデュアルダマシンフィルのその後の堆積を促進するためのシード層としての役割をし得る。よって、
図3の第1、第2および第3の開口部316、318、および320は、
図19の第6段階中に部分的に満たされ得る。
【0074】
[00100] 代替的に、上述されたように、2つのプライマリフィル段階が、
図2の第1、第2、および/または第3の金属線210、208、および212のプライマリフィルを形成するために使用されることもあり、
図21を参照して以下に説明されるような第3のプライマリフィル材の堆積が省略され得る。2つのプライマリフィル段階が
図2の第2の金属層204のプライマリフィルを形成するために使用される場合、
図19の層235は、銅ドープされたアルミニウム(例えば、約4%の銅)を含み得、プライマリフィルを形成する第2段階は、
図17および18の第5状態の実行後は満たされるべき状態のままである、
図3の第1、第2、および第3の開口部316、318、および320の部分を完全に満たすことを含み得る。この例において、
図19の層235は、CVD技法を使用して堆積され得る。よって、
図3の第1、第2および第3の開口部316、318、および320は、
図19および20の第6段階中に完全に満たされ得る。
【0075】
[00101]
図21は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第6段階を例示している。第6段階は、第5段階の後に行われ得る。3つのプライマリフィル段階が、上述されたように、第2の金属層204のプライマリフィルを形成するために使用される場合、
図21の第6段階は、層237を形成することと、第2の金属層204の材料に対してリフロープロセスを行うこととを含む。例えば、層237の材料は、層235’の露出部分に近接して、
図20の第4の変更された第1の開口部1916に、第1の変更された第2の開口部1918に、および第1の変更された第3の開口部1920に堆積され得る。いくつかの例において、
図21の層237は、インサイチュPVD技法を使用して形成され得る。層237の材料は、銅ドープされたアルミニウムを含み得る。
【0076】
[00102] 代替的に、上述されたように、
図2の第2の金属層204のプライマリフィルを形成するために2つのみのプライマリフィル段階が使用される場合、第6段階は、第2の金属層204に対してリフロープロセスを行うことを含み、
図21の層237を形成することは含まなくてもよい。
【0077】
[00103] リフロープロセスは、アルミニウム(例えば、層233’、層235’、および/または層237)を含む第2の金属層204の材料に対してリフロー技法を行うことを含み得る。リフロープロセスは、約400℃で行われ得る。リフロープロセスは、アルミニウム(例えば、層233、層235、および/または層237)を含む第2の金属層204の材料における粒界の交点(例えば、三重点)を除去することができ、それにより、第2の金属層204のEMの挙動を改善する。
【0078】
[00104]
図22は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第7段階を例示している。第7段階は、第6段階の後に行われ得る。第7段階は、誘電体層105上に留まっている、
図21の自己形成バリア2014の部分、
図21の層235’の部分、および/または
図21の層237の部分に対して(例えば、化学機械平坦化(CMP)によって)平坦化することを含み得る。
【0079】
[00105]
図23は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第8段階を例示している。第8段階は、第7段階の後に行われ得る。第8段階は、誘電体層105に近接してエッチストップ層224を堆積することを含み得る。エッチストップ層224は、AlNから形成され得るか、またはそれを含み得る。
【0080】
[00106]
図24は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第9段階を例示している。第9段階は、第8段階の後.に行われ得る。第9段階は、エッチストップ層224に近接してフォトレジスト層226を形成することを含み得る。
【0081】
[00107]
図25は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第10段階を例示している。第10段階は、第9段階の後に行われ得る。第10段階は、フォトレジスト層226にパターニングすることと、エッチストップ層224にそのパターンを転写して開口部228を形成することとを含み得る。フォトレジスト層226のパターンは、(例えば、ウェット化学エッチングを使用して)等方的に、または異方的に、エッチストップ層224をエッチングすることによって、エッチストップ層224に転写され得る。
【0082】
[00108]
図26は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第11段階を例示している。第11段階は、第10段階の後に行われ得る。第11段階は、開口部228を貫通して誘電体層105をエッチングして第1のエアギャップ209および第2のエアギャップ211を形成することを含み得る。誘電体層105は、(例えば、ウェット化学エッチングを使用して)等方的に、または異方的に、開口部228を貫通してエッチングされ得る。
【0083】
[00109]
図27は、
図2の集積回路デバイス200の製造中の第12段階を例示している。第12段階は、第11段階の後に行われ得る。第12段階は、
図26のフォトレジスト層226の残りの部分を除去することと、エッチングポリマーを除去するためにエッチング後洗浄(例えば、ウェット洗浄またはドライ洗浄)を行うこととを含み得る。
【0084】
[00110]
図2に戻ると、集積回路デバイス200の製造中の第13段階が例示されている。第13段階は、第12段階の後に行われ得る。第13段階は、エッチストップ層224に近接して(例えば、その上、上部、または上方に)誘電体材料232(例えば、low−K誘電体材料)を堆積する(例えば、非コンフォーマル堆積技法を使用する)ことによって、第1および第2のエアギャップ209および211を封止することを含み得る。
【0085】
[00111]
図28を参照すると、集積回路デバイスを製造する方法の例示的な例のフローチャートが図示されている。集積回路デバイスは、
図1の集積回路デバイス100または
図2の集積回路デバイス200に対応し得る。
【0086】
[00112]
図28の方法は、2810において、誘電体層に第1の開口部を形成することを含む。第1の開口部は、
図4の第1の変更された第1の開口部416に対応し得る。第1の変更された第1の開口部416を形成することは、
図3の第1段階を参照して上述されたような
図3の第1の開口部316を形成することを含み得、
図4の第2段階を参照して上述されたような自己形成バリア層115の部分340に対してインサイチュHラジカル処理を行うことをさらに含み得る。
図4の第1の変更された第1の開口部416は、第1の金属層102の部分440を露出し得る。
【0087】
[00113]
図28の方法は、さらに、2820において、相互拡散層を形成することを含む。相互拡散層は、
図1および8〜16の相互拡散層103または
図2および18〜27の相互拡散層203に対応し得る。
図1および8〜16の相互拡散層103または
図2および18〜27の相互拡散層203は、
図1の集積回路デバイス100の製造中の
図5〜8の第3〜第5段階を参照して上述されたように形成され得るか、または、
図2の集積回路デバイス200の製造中の
図5、17、および18の第3および第4段階を参照して上述されたように形成され得る。
【0088】
[00114] 例えば、
図1および8〜16の相互拡散層103または
図2および18〜27の相互拡散層203は、
図5を参照して上述されたように、少なくとも部分的に、第1の金属層102に近接して(例えば、露出部分440に近接して)第1の開口部(例えば、
図4の第1の変更された第1の開口部416)に導電層を選択的に形成することによって形成され得る。
【0089】
[00115]
図1および8〜16の相互拡散層103または
図2および18〜27の相互拡散層203は、さらに、少なくとも部分的に、導電層122に近接して第2の金属層の材料を堆積することによって形成され得る。例えば、
図6の層119は、
図6および7の第5段階を参照して上述されたように堆積され得る。別の例として、
図17の層233は、
図17および18の第4段階を参照して上述されたように堆積され得る。
図1および8〜16の相互拡散層103を形成することは、さらに、第1の開口部内に(例えば、
図7の第2の変更された第1の開口部に)
図8の層133を選択的に堆積することを含み得る。
【0090】
[00116] 上述されたように、
図8の層133または
図17の層233は、摂氏約250°(C)でCVDプロセスを使用して選択的に堆積され得る。約250℃での
図8の層133または
図17の層233の堆積は、アルミニウムに、
図1および8〜16の相互拡散層103または
図2および18〜27の相互拡散層203を形成するように、
図7または
図17の導電層122と相互作用させ得る。例えば、
図6の層119が使用される場合、層119のアルミニウムおよび第1の金属層102のアルミニウムは、導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用して
図1の集積回路デバイス100の相互拡散層103を形成し得る。代替的に、
図6の層119は形成されないこともあり、
図17の第1の金属層102のアルミニウムおよび層233のアルミニウムが、導電層122の導電材料(例えば、CoまたはTi)と相互作用して
図2の集積回路デバイス200の相互拡散層203を形成し得る。
【0091】
[00117]
図28の方法は、さらに、アルミニウムを含む第2の金属層の材料に対してリフロープロセスを行うことを含み得る。リフロープロセスは、
図10の第7段階または
図21の第6段階を参照して上述されたように、第2の金属層の材料に対して行われ得る。
【0092】
[00118]
図28の方法は、さらに、2830において、第1の金属線と第2の金属線との間にエアギャップを形成することを含み得る。エアギャップは、
図1の集積回路デバイス100の第1のエアギャップ109または第2のエアギャップ111に対応し得、
図12〜15の第9〜第12段階を参照して上述されたように形成され得る。代替的に、エアギャップは、
図2の集積回路デバイス200の第1のエアギャップ209または第2のエアギャップ211に対応し得、
図23〜26の第8〜第11段階を参照して上述されたように形成され得る。
【0093】
[00119]
図28の方法は、さらに、2840において、エアギャップを封止することを含み得る。例えば、
図1の集積回路デバイス100の第1および/または第2のエアギャップ109および/または111は、
図1の第14段階を参照して上述されたように、
図1のエッチストップ層124に近接して(例えば、その上、上方、または上部に)誘電体材料を堆積することによって封止され得る。例えば、第1のエアギャップ109および第2のエアギャップ111は、エッチストップ層124に近接して誘電体材料132を堆積することによって封止され得る。
【0094】
[00120] 別の例として、
図2の集積回路デバイス200の第1および/または第2のエアギャップ209および/または211は、
図2の第13段階を参照して上述されたように、
図2のエッチストップ層224に近接して(例えば、その上、上方、または上部に)誘電体材料を堆積することによって封止され得る。例えば、第1のエアギャップ209および第2のエアギャップ211は、エッチストップ層224に近接して誘電体材料232を堆積することによって封止され得る。
【0095】
[00121]
図29を参照すると、電子デバイスの特定の例示的な例のブロック図が図示されており、概して2900と示されている。電子デバイス2900は、メモリ2932(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取専用メモリ(PROM)、消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取専用メモリ(CD−ROM)、または当該技術で既知の任意の他の形態の非一時的な記憶媒体)に結合された、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)のような、プロセッサ2910を含む。プロセッサ2910は、相互拡散層を含む1つまたは複数の集積回路デバイスを含み得る。例えば、プロセッサ2910は、
図1の集積回路デバイス100、
図2の集積回路デバイス200、またはその両方を含み得る。
【0096】
[00122]
図29はまた、プロセッサ2910に、およびディスプレイ2928に結合されたディスプレイコントローラ2926も示す。コーダ/デコーダ(CODEC)2934も、プロセッサ2910に結合され得る。スピーカ2936およびマイクロフォン2938は、CODEC2934に結合され得る。
【0097】
[00123]
図29はまた、ワイヤレスコントローラ2940が、プロセッサ2910に結合され得、アンテナ2942にさらに結合され得ることも示す。特定のインプリメンテーションにおいて、プロセッサ2910、ディスプレイコントローラ2926、メモリ2932、CODEC2934、およびワイヤレスコントローラ2940は、システムインパッケージまたはシステムオンチップのデバイス2922に含まれる。特定のインプリメンテーションにおいて、入力デバイス2930および電源2944が、システムオンチップデバイス2922に結合される。さらに、特定のインプリメンテーションでは、
図29に例示されているように、ディスプレイ2928、入力デバイス2930、スピーカ2936、マイクロフォン2938、アンテナ2942、および電源2944は、システムオンチップデバイス2922の外付けである。しかしながら、ディスプレイ2928、入力デバイス2930、スピーカ2936、マイクロフォン2938、アンテナ2942、および電源2944の各々は、インターフェースまたはコントローラのような、システムオンチップデバイス2922の構成要素に結合され得る。
【0098】
[00124] 開示された先のデバイスおよび機能は、コンピュータ可読媒体に記憶されるコンピュータファイル(例えば、RTL、GDSII、GERBER、等)へと設計および構成され得る。いくつかのまたはすべてのそのようなファイルは、そのようなファイルに基づいてデバイスを製造する製造ハンドラに提供され得る。結果として得られる製品は、次いで半導体ダイに切り分けられ、半導体チップへとパッケージ化される半導体ウエハを含む。チップは、次いで、
図30を参照してさらに説明されるように、電子デバイスに一体化される。
【0099】
[00125]
図30を参照すると、集積回路デバイスの製造(例えば、製作)プロセスの特定の例示的な例が図示されており、概して3000と示されている。物理デバイス情報3002が、製造プロセス3000において、例えば、リサーチコンピュータ3006において、受信される。物理デバイス情報3002は、
図1の集積回路デバイス100または
図2の集積回路デバイス200といった、半導体デバイスの少なくとも1つの物理的な特性を表す設計情報を含み得る。例えば、物理デバイス情報3002は、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せに関する、物理パラメータ、材料特性、および/または構造情報を表す設計情報を含み得る。例えば、物理デバイス情報3002は、リサーチコンピュータ3006に結合されたユーザインターフェース3004を介して入力される、物理パラメータ、材料特性、および構造情報を含み得る。リサーチコンピュータ3006は、メモリ3010といった、コンピュータ可読媒体(例えば、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体)に結合された、1つまたは複数の処理コアといった、プロセッサ3008を含む。メモリ3010は、ファイルフォーマットに準拠するように、およびライブラリファイル3012を生成するように、物理デバイス情報3002を変換することを、プロセッサ3008に行わせるように実行可能であるコンピュータ可読命令を記憶し得る。
【0100】
[00126] 特定のインプリメンテーションにおいて、ライブラリファイル3012は、変換された設計情報を含む少なくとも1つのデータファイルを含む。例えば、ライブラリファイル3012は、
図1の集積回路デバイス100を含み、および/または
図2の集積回路デバイス200を含むデバイスを含む半導体デバイスのライブラリを含み得、それは、電子設計自動化(EDA:electronic design automation)ツール3020と使用するために提供される。
【0101】
[00127] ライブラリファイル3012は、メモリ3018に結合された、1つまたは複数の処理コアのような、プロセッサ3016を含む設計コンピュータ3014において、EDAツール3020と併せて使用され得る。EDAツール3020は、ライブラリファイル3012の、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せを含む回路を、設計コンピュータ3014のユーザが設計することを可能にするように、メモリ3018にプロセッサ実行可能命令として記憶され得る。例えば、設計コンピュータ3014のユーザは、設計コンピュータ3014に結合されたユーザインターフェース3024を介して回路設計情報3022を入力し得る。回路設計情報3022は、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せのような、半導体デバイスの少なくとも一部分の少なくとも1つの物理的な特性を表す設計情報を含み得る。例えば、回路設計特性は、特定の回路の識別情報および回路設計における他の要素との関係、ポジショニング情報、形状寸法情報、インターコネクション情報、または半導体デバイスの物性を表す他の情報を含み得る。
【0102】
[00128] 設計コンピュータ3014は、ファイルフォーマットに準拠するように、回路設計情報3022を含む設計情報を変換するように構成され得る。例えば、ファイルフォーマットは、2次元の幾何学形状、テキストラベル、および階層フォーマットでの回路レイアウトについての他の情報を表すデータベースバイナリファイルフォーマット、例えば、グラフィックデータシステム(GDSII:Graphic Data System)ファイルフォーマットを含み得る。設計コンピュータ3014は、
図1の集積回路デバイス100および/または
図2の集積回路デバイス200を説明する情報と、それに加えて他の回路または情報とを含む、GDSIIファイル3026のような、変換された設計情報を含むデータファイルを生成するように構成され得る。例えば、データファイルは、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せを含み、またシステムオンチップ(SOC)内に追加的な電子回路およびコンポーネントも含む、SOCに対応する情報を含み得る。
【0103】
[00129] GDSIIファイル3026は、GDSIIファイル3026内の変換された情報にしたがって
図1の集積回路デバイス100および/または
図2の集積回路デバイス200を製造するために、製造プロセス3028において受信され得る。例えば、デバイス製造プロセスは、代表的なマスク3032として例示されている、フォトリソグラフィ処理を用いて使用されることになるマスクのような、1つまたは複数のマスクを作るためにマスク製造者3030にGDSIIファイル3026を提供することを含み得る。マスク3032は、1つまたは複数のウエハ3034を生成するために製造プロセス中に使用され得、それは、テストされ、代表的なダイ3036のような、複数のダイに分けられ得る。ダイ3036は、
図1の集積回路デバイス100および/または
図2の集積回路デバイス200を含むデバイスを含む回路を含む。
【0104】
[00130] 例えば、製造プロセス3028は、製造プロセス3028を開始および/または制御するためのプロセッサ3031とメモリ3033とを含み得る。メモリ3033は、コンピュータ可読命令またはプロセッサ可読命令のような実行可能命令を含み得る。実行可能命令は、プロセッサ3031のようなコンピュータによって実行可能である1つまたは複数の命令を含み得る。特定のインプリメンテーションにおいて、実行可能命令は、コンピュータに、
図28の方法2800またはそれの少なくとも一部分を行わせ得る。
【0105】
[00131] 製造プロセス3028は、完全自動化された、または部分的に自動化された製造システムによってインプリメントされ得る。例えば、製造プロセス3028は、スケジュールにしたがって自動化され得る。製造システムは、半導体デバイスを形成するための1つまたは複数の動作を行うために製造装置(例えば、処理機器)を含み得る。例えば、製造装置は、化学気相成長(CVD:chemical vapor deposition)および/または物理気相成長(PVD)を使用して1つまたは複数の材料を堆積する、シングルマスクまたはマルチマスクのリソエッチプロセス(例えば、2マスクLELE)を使用して材料をパターニングする、リソ・フリーズ・リソ・エッチ(LFLE:litho-freeze-litho-etch)プロセスを使用して材料をパターニングする、自己整合ダブルパターニング(SADP:self-aligned double patterning)プロセスを使用して材料をパターニングする、1つまたは複数の材料をエピタキシャル成長させる(epitaxially grow)、1つまたは複数の材料をコンフォーマルに堆積する、ハードマスクを適用する、エッチングマスクを適用する、エッチングを行う、平坦化を行う、ダミーのゲートスタックを形成する、ゲートスタックを形成する、SC1洗浄(standard clean 1)タイプを行う、等をするように構成され得る。特定のインプリメンテーションにおいて、製造プロセス3028は、14nmよりも小さい(例えば、10nm、7nm、等)技術ノードに関連付けられた半導体製造プロセスに対応する。(例えば、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せを含む)デバイスを製造するために使用される特定のプロセスまたはプロセスの組合せは、設計制約および利用可能な材料/装置に基づき得る。よって、異なるプロセスが、デバイスの製造中に、
図1〜30を参照して説明されたものよりも使用され得る。
【0106】
[00132] 製造システム(例えば、製造プロセス3028を行う自動化されたシステム)は、分散アーキテクチャ(例えば、階層)を有し得る。例えば、製造システムは、分散アーキテクチャにしたがって分散している、プロセッサ3031のような1つまたは複数のプロセッサ、メモリ3033のような1つまたは複数のメモリ、および/またはコントローラを含み得る。分散アーキテクチャは、1つまたは複数の低レベルシステムの動作を制御または開始する高レベルプロセッサを含み得る。例えば、製造プロセス3028の高レベル部分は、プロセッサ3031のような1つまたは複数のプロセッサを含み得、低レベルシステムは、1つまたは複数の対応するコントローラを各々含み得るか、またはそれらによって制御され得る。特定の低レベルシステムの特定のコントローラは、特定の高レベルシステムから1つまたは複数の命令(例えば、コマンド)を受信し得、モジュールまたはプロセスツールを下位に置くためのサブコマンドを発行し得、特定の高レベルに状態データを通信して戻し得る。1つまたは複数の低レベルシステムの各々は、製造装置(例えば、処理機械)の1つまたは複数の対応する部品に関連付けられ得る。特定のインプリメンテーションにおいて、製造システムは、製造システム内に分散している複数のプロセッサを含み得る。例えば、低レベルシステムコンポーネントのコントローラは、プロセッサ3031のようなプロセッサを含み得る。
【0107】
[00133] 代替的に、プロセッサ3031は、製造システムの高レベルシステム、サブシステム、またはコンポーネントの一部であり得る。別のインプリメンテーションにおいて、プロセッサ3031は、製造システムの様々なレベルおよびコンポーネントでの分散処理を含む。
【0108】
[00134] メモリ3033に含まれる実行可能命令は、プロセッサ3031が、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せを形成する(または、その形成を開始する)ことを可能にし得る。特定のインプリメンテーションにおいて、メモリ3033は、プロセッサ3031に、
図28の方法2800の少なくとも一部分にしたがってデバイスの形成を開始させるようにプロセッサ3031によって実行可能であるコンピュータ実行可能命令を記憶する、非一時的なコンピュータ可読媒体である。例えば、コンピュータ実行可能命令は、プロセッサ3031に、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せの形成を開始させるように実行可能であり得る。例示的な例として、プロセッサ3031は、
図28の方法2800の1つまたは複数のステップを開始または制御し得る。
【0109】
[00135] ダイ3036は、パッケージングプロセス3038に提供され得、ここで、ダイ3036は、代表的なパッケージ3040に組み込まれる。例えば、パッケージ3040は、システムインパッケージ(SiP)配置のような、シングルダイ3036またはマルチプルダイを含み得る。パッケージ3040は、電子デバイス技術合同協議会(JEDEC)規格といった、1つまたは複数の規格もしくは仕様に従うように構成され得る。
【0110】
[00136] パッケージ3040に関する情報は、例えば、コンピュータ3046に記憶されたコンポーネントライブラリを介して、様々な製品設計者に配布され得る。コンピュータ3046は、メモリ350に結合された、1つまたは複数の処理コアといった、プロセッサ3048を含み得る。プリント回路基板(PCB)ツールが、ユーザインターフェース3044を介してコンピュータ3046のユーザから受信されたPCB設計情報3042を処理するようにメモリ3050にプロセッサ実行可能命令として記憶され得る。PCB設計情報3042は、回路基板上のパッケージ化された半導体デバイスの物理的なポジショニング情報を含み得、パッケージ化された半導体デバイスは、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せを含む、パッケージ3040に対応する。
【0111】
[00137] コンピュータ3046は、回路基板上のパッケージ化された半導体デバイスの物理的なポジショニング情報と、ならびにトレースおよびビアといった電気接続のレイアウトとを含むデータを有するGERBERファイル3052のような、データファイルを生成するようにPCB設計情報3042を変換するように構成され得、ここで、パッケージ化された半導体デバイスは、
図1の相互拡散層103、第1のエアギャップ109、第2のエアギャップ111、インターコネクト113、第2の金属線108、第3の金属線112、
図2の相互拡散層203、第1のエアギャップ209、第2のエアギャップ211、インターコネクト213、第2の金属線208、第3の金属線212、またはこれらの任意の組合せを含むパッケージ3040に対応する。他のインプリメンテーションにおいて、変換されたPCB設計情報によって生成されたデータファイルは、GERBERフォーマット以外のフォーマットを有し得る。
【0112】
[00138] GERBERファイル3052は、基板アセンブリプロセス3054において受信され、代表的なPCB3056のようなPCBを作るために使用され、GERBERファイル3052内に記憶されている設計情報にしたがって製造され得る。例えば、GERBERファイル3052は、PCB生産プロセスの様々なステップを行うために1つまたは複数の機械にアップロードされ得る。PCB3056は、代表的なプリント回路アセンブリ(PCA)3058を形成するためにパッケージ3040を含む電子的コンポーネントでポピュレート(populated)され得る。
【0113】
[00139] PCA3058は、製品製造プロセス3060において受け取られ、第1の代表的な電子デバイス3062および第2の代表的な電子デバイス3064のような、1つまたは複数の電子デバイスに一体化され得る。例えば、第1の代表的な電子デバイス3062、第2の代表的な電子デバイス3064、または両方は、
図29の電子デバイス2900を含み得るか、またはそれに対応し得る。例示的な非限定的な例として、第1の代表的な電子デバイス3062、第2の代表的な電子デバイス3064、または両方は、通信デバイス、固定ロケーションデータユニット、モバイルロケーションデータユニット、モバイル電話、セルラ電話、衛星電話、コンピュータ、タブレット、ポータブルコンピュータ、またはデスクトップコンピュータを含み得る。代替的または追加的に、第1の代表的な電子デバイス3062、第2の代表的な電子デバイス3064、または両方は、セットトップボックス、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、携帯情報端末(PDA)、モニタ、コンピュータモニタ、テレビ、チューナ、無線機、衛星無線機、ミュージックプレーヤ、デジタルミュージックプレーヤ、ポータブルミュージックプレーヤ、ビデオプレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、ポータブルデジタルビデオプレーヤ、データもしくはコンピュータ命令を記憶もしくは検索する他の任意のデバイス、または、
図1の集積回路デバイス100および/または
図2の集積回路デバイス200が一体化されるこれらの組合せを含み得る。
【0114】
[00140] 別の例示的な非限定的な例として、電子デバイス3062および3064の1つまたは複数は、モバイル電話のような遠隔ユニット、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、パーソナルデータアシスタントのようなポータブルデータユニット、グローバル測位システム(GPS)対応デバイス、ナビゲーションデバイス、メータ読取り機器のような固定ロケーションデータユニット、またはデータもしくはコンピュータ命令を記憶もしくは検索する他の任意のデバイス、またはこれらの任意の組合せを含み得る。
図30は、本開示の教示にしたがった遠隔ユニットを例示しているが、本開示は、これらの例示されたユニットに限定されるものではない。本開示の例、インプリメンテーション、および/または態様は、メモリおよびオンチップ回路を含むアクティブ集積回路を含む任意のデバイスにおいて好適に採用され得る。例えば、電子デバイス3062および3064の1つまたは複数は、車、トラック、飛行機、ボート、他の乗り物、または、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、セキュリティシステム、他の家庭電化製品といった家庭電化製品、またはこれらの組合せを含み得る。特定のインプリメンテーションにおいて、電子デバイス3062および3064の1つまたは複数は、メモリおよび/またはワイヤレス通信を利用し得る。
【0115】
[00141]
図1の集積回路デバイス100および/または
図2の集積回路デバイス200を含むデバイスは、例示的なプロセス3000に説明されたように、製造され、処理され、電子デバイスに組み込まれ得る。
図1〜29に関して開示されたインプリメンテーションの1つまたは複数の態様は、様々な処理段階において、例えば、ライブラリファイル3012、GDSIIファイル3026(例えば、GDSIIフォーマットを有するファイル)、およびGERBERファイル3052(例えば、GERBERフォーマットを有するファイル)内に含まれ、ならびに、リサーチコンピュータ3006のメモリ3010、設計コンピュータ3014のメモリ3018、コンピュータ3046のメモリ3050、回路アセンブリプロセス3054でのような様々な段階で使用される1つまたは複数の他のコンピュータまたはプロセッサ(図示せず)のメモリに記憶され、また、マスク3032、ダイ3036、パッケージ3040、PCA3058、プロトタイプの回路もしくはデバイス(図示せず)のような他の製品、またはこれらの任意の組合せのような、1つまたは複数の他の物理的なインプリメンテーションに組み込まれ得る。物理的なデバイス設計から最終的な製品までの製造の様々な代表的な段階が図示されているが、他のインプリメンテーションにおいて、より少ない段階が使用され得るか、またはさらなる段階が含まれ得る。同様に、プロセス3000は、単一のエンティティによって、またはプロセス3000の様々な段階を行う1つまたは複数のエンティティによって行われ得る。
【0116】
[00142]
図1〜30のうちの1つまたは複数は、本開示の教示によるシステム、デバイス、および/または方法を例示し得るが、本開示は、これらの例示されたシステム、デバイス、および/または方法に限定されるものではない。例えば、本開示のインプリメンテーションまたは態様は、メモリ、プロセッサ、およびオンチップ回路を含む集積回路を含む任意のデバイスにおいて好適に採用され得る。
【0117】
[00143] 本明細書で例示または説明された
図1〜30のうちのいずれかの1つまたは複数の機能もしくはコンポーネントは、
図1〜30のうちの別のものの1つまたは複数の他の部分と組み合わされ得る。したがって、本明細書に説明された例、インプリメンテーション、または態様のどれ1つとして、限定するものとして解釈されるべきではなく、本開示の例、インプリメンテーション、または態様は、本開示の教示から逸脱することなく好適に組み合わされ得る。
【0118】
[00144] 当業者であれば、さらに、本明細書に開示された例、インプリメンテーション、または態様と関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、プロセッサによって実行されるコンピュータソフトウェア、または両方の組合せとしてインプリメントされ得ることを理解するであろう。様々な例示的なコンポーネント、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能の観点から上述された。このような機能が、ハードウェアとしてインプリメントされるか、プロセッサ実行可能な命令としてインプリメントされるかは、特定の適用例およびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、各特定の適用例について、説明された機能を多様な方法でインプリメントできるが、そのようなインプリメンテーションの判断は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものとして解釈されるべきではない。
【0119】
[00145] 本明細書に開示された例、インプリメンテーション、または態様に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこれら2つの組合せにおいて、具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取専用メモリ(PROM)、消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取専用メモリ(CD−ROM)、または当該技術で既知の任意の他の形態の非一時的な記憶媒体に存在し得る。実例的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)に存在し得る。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末に存在し得る。代替的として、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末にディスクリートコンポーネントとして存在し得る。記憶デバイスは単一のものではない。
【0120】
[00146] 開示された例、インプリメンテーション、または態様の先の説明は、当業者が、開示された例、インプリメンテーション、または態様を製造または使用することを可能にするために提供される。これら例、インプリメンテーション、または態様に対する様々な改変は、当業者に容易に明らかとなり、本明細書で定義された原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の例、インプリメンテーション、または態様に適用され得る。よって、本開示は、本明細書に示された例、インプリメンテーション、または態様に限定されることを意図したものではなく、以下の特許請求の範囲によって定義されるような原理および新規の特徴と矛盾しない、可能な限り最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
集積回路デバイスであって、
アルミニウムを備える第1の金属層と、
インターコネクト構造を含む第2の金属層、ここにおいて、前記インターコネクト構造は、アルミニウムを含む第1の材料の層を含む、と、
アルミニウムを含む相互拡散層、前記相互拡散層は、前記第1の金属層に近接し、およびアルミニウムを含む前記第1の材料の層に近接している、と、
アルミニウムを含む自己形成バリア層、前記自己形成バリア層は、誘電体層とアルミニウムを含む前記第1の材料の層とに近接している、と、
を備える、集積回路デバイス。
[C2]
前記相互拡散層は、前記第1の金属層と直接接触している、C1に記載の集積回路デバイス。
[C3]
前記相互拡散層は、Al9Co2を含む、C1に記載の集積回路デバイス。
[C4]
前記第2の金属層は、エアギャップによって分離された第1の金属線と第2の金属線とを備える、C1に記載の集積回路デバイス。
[C5]
前記第2の金属層は、第2のエアギャップによって前記第1の金属線から分離された第3の金属線をさらに含む、C4に記載の集積回路デバイス。
[C6]
前記エアギャップは、約12ナノメートル(nm)の幅を有する、C5に記載の集積回路デバイス。
[C7]
集積回路デバイスを形成する方法であって、
誘電体層に第1の開口部を形成すること、前記第1の開口部は、アルミニウムを含む第1の金属層の一部分を露出する、と、
少なくとも部分的に、
前記第1の金属層の前記一部分に近接して導電層を選択的に形成することと、
前記導電層に近接して第2の金属層の材料を堆積すること、ここにおいて、前記第2の金属層の前記材料はアルミニウムを含む、と
によって相互拡散層を形成することと
を備える、方法。
[C8]
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、銅ドープされたアルミニウムを堆積することを含む、C7に記載の方法。
[C9]
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、シード層を堆積することを備える、C7に記載の方法。
[C10]
前記第2の金属層に対してアルミニウムリフロープロセスを行うことをさらに備える、C7に記載の方法。
[C11]
前記第1の開口部を形成することは、前記自己形成バリア層の前記一部分に対してインサイチュHラジカル処理を行うことを含む、C7に記載の方法。
[C12]
前記第1の開口部に形成された第1の金属線と、前記誘電体層に形成された第2の開口部に形成された第2の金属線との間にエアギャップを形成すること、C7に記載の方法。
[C13]
前記エアギャップを形成することは、
前記誘電体層に近接してエッチストップ層を堆積することと、
前記エッチストップ層に第1および第2の開口部を形成すること、前記エッチストップ層における前記第1および第2の開口部は、前記第1の金属線と前記第2の金属線との間に配置された前記誘電体層の第1および第2の部分を露出する、と、
前記エッチストップ層における前記第1および第2の開口部を貫通して前記誘電体層の前記第1および第2の部分をエッチングすることと、
を備える、C12に記載の方法。
[C14]
前記エッチストップ層に近接して誘電体材料を堆積することによって、前記エアギャップを封止することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C15]
プロセッサ実行可能命令を備える非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
電子デバイスの製造を開始させ、前記電子デバイスは、
誘電体層に第1の開口部を形成すること、前記第1の開口部は、アルミニウムを含む第1の金属層の一部分を露出する、と、
少なくとも部分的に、
前記第1の金属層の前記一部分に近接して導電層を選択的に形成することと、
前記導電層に近接して第2の金属層の材料を堆積すること、ここにおいて、前記第2の金属層の前記材料はアルミニウムを含む、と
によって相互拡散層を形成することと、
によって製造される、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C16]
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、銅ドープされたアルミニウムを堆積することを含む、C15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C17]
前記第2の金属層の前記材料を堆積することは、シード層を堆積することを備える、C15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C18]
前記電子デバイスは、前記第2の金属層に対してアルミニウムリフロープロセスを行うことによってさらに製造される、C15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C19]
前記第1の開口部を形成することは、前記自己形成バリア層の前記一部分に対してインサイチュHラジカル処理を行うことを含む、C15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C20]
前記電子デバイスは、前記第1の開口部に形成された第1の金属線と、前記誘電体層に形成された第2の開口部に形成された第2の金属線との間にエアギャップを形成することによってさらに製造される、C15に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。