特許第6441515号(P6441515)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6441515
(24)【登録日】2018年11月30日
(45)【発行日】2018年12月19日
(54)【発明の名称】跳ね上げ式メガネフレーム
(51)【国際特許分類】
   G02C 5/22 20060101AFI20181210BHJP
   G02C 5/00 20060101ALI20181210BHJP
   G02C 9/02 20060101ALI20181210BHJP
【FI】
   G02C5/22
   G02C5/00
   G02C9/02
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-1072(P2018-1072)
(22)【出願日】2018年1月9日
【審査請求日】2018年6月1日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】591167452
【氏名又は名称】株式会社サンリーブ
(74)【代理人】
【識別番号】100087169
【弁理士】
【氏名又は名称】平崎 彦治
(72)【発明者】
【氏名】金谷 秀幸
【審査官】 小西 隆
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3121730(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3210667(JP,U)
【文献】 特開2012−242628(JP,A)
【文献】 特開平10−026744(JP,A)
【文献】 特開平09−292592(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2006/0290880(US,A1)
【文献】 米国特許第06848784(US,B1)
【文献】 欧州特許出願公開第01363155(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02C 1/00−13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロント部はワタリに取付けられて、必要に応じて上方へ跳ね上げることが出来る跳ね上げ式メガネフレームにおいて、上記ワタリには繋ぎ部材が軸を介して回転出来るように連結され、繋ぎ部材の先端にはフロント部が別の軸を介して回転出来るように連結し、フロント部が跳ね上げられる場合には上記繋ぎ部材は軸を中心として回転してほぼ水平に正面側へ延びると共にフロント部は繋ぎ部材の先端に設けた別の軸を中心として回転することでほぼ水平となり、逆にフロント部を下ろす場合には上記繋ぎ部材は回転して背後へほぼ水平となり、フロント部は別の軸を中心として回転することで下方へ延びて顔の正面に近接して配置され、そして上記両軸にはフロント部を跳ね上げる方向にバネ力を付勢し、フロント部が下って顔正面に位置したところで静止するように係止手段を設けたことを特徴とする跳ね上げ式メガネフレーム。
【請求項2】
上記両軸にコイルバネを取付けた請求項1記載の跳ね上げ式メガネフレーム。
【請求項3】
上記係止手段として、ワタリの背面から背後に向いて水平に延びる水平部と、該水平部の途中で屈曲して下方へ延びる垂直部を有して先端に鼻当てパットを取付けた脚を設け、フロント部が下りた場合に、上記水平部と垂直部のコーナー部にフロント部中央に設けた連結部材を係止出来るようにした請求項1、又は請求項2記載の跳ね上げ式メガネフレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフロント部を跳ね上げることが出来る跳ね上げ式メガネフレームに関するものである。
【背景技術】
【0002】
跳ね上げ式メガネフレームとはフロント部が上・下に開閉(上げ下ろし)するように構成したフレームである。この種のメガネフレームは従来から広く知られていて、例えば近視用メガネにサングラスを取付けて跳ね上げ式としたり、また老眼鏡を跳ね上げ式としたものが多用されている。
すなわちフロントフレームを二重構造として構成したものであり、表側のフロント部を跳ね上げ式としている。勿論、2重構造にすることなく、正面にフロント部だけを備えて必要に応じて上げ下ろしするように構成している跳ね上げ式メガネフレームも存在している。
【0003】
跳ね上げ式メガネフレームと用途を共通したメガネに、前掛け式メガネフレームが知られているが、この型式のメガネフレームはフロント部を着脱可能としている。したがって、フロント部を別に携帯しなくてはならず不便である。また、該フロント部を装着したり、逆に取外したりする操作も面倒である。
そこで、前掛け式メガネフレームの上記問題点を解決したものが跳ね上げ式メガネフレームと言える。
【0004】
ところで従来において、跳ね上げ式メガネフレームの跳ね上げ機構として、色々知られている。例えば、実用新案登録第3124380号に係る「眼鏡」は、丁番を使用した跳ね上げ眼鏡であり、正面から見られた場合のデザインをスッキリし、更に軽く簡単な構造にしている。
そこで、前面中間部にブリッジを有するフロントフレームと、少なくとも一枚以上のレンズを抱持し中間部に軸受け用穴部が設けられた一方のコマ部が形成された回動ブリッジを有するレンズフレームとが、前部が前記フロントフレームのブリッジ裏面側に眼鏡正面から見えない様に後方に水平に向く様に固着され、後部が他方のコマ部として前記レンズフレームの回動ブリッジの一方のコマ部凹部に嵌合されボルトにより螺着される連結小片を介し、相互に連結され、そして、前記レンズフレームが前方から上方に向い跳ね上げ可能として構成している。
しかし、この眼鏡のレンズフレーム(跳ね上げフロント部)の跳ね上げ機構では、ボルトのネジ部と頭部間で相対的な回転抵抗が発生する為に該ネジ部が弛み易く、その結果、レンズフレーム(跳ね上げフロント部)のガタ付きを生じる。
【0005】
特開2004−279502号に係る「眼鏡枠」は、副フレーム(跳ね上げフロント部)が本体フレームに対して簡単に、かつ確実に着脱でき、副フレームを本体フレームに対して回動させた際、副フレームが利用者の意図する任意の角度に適正に、かつ確実に維持することができ、さらに副フレームと本体フレームとの取り付け構造をできるだけ美観を有するものにした跳ね上げ式眼鏡である。
そこで、テンプル、テンプルとリムをつなぐヨロイ部、左右のリム、左右のリムをつなぐ枢軸状ブリッジから構成される本体フレームと、左右一対のレンズ、前記レンズを保持するリム、左右のレンズをつなぐ保持部材、および前記保持部材に固定される前記本体フレームの枢軸状ブリッジを枢軸として回動する弾性嵌合部材から構成される副フレームとから構成されている。
【0006】
しかし、この眼鏡枠では、枢軸と弾性嵌合部材を精密な形状と寸法に仕上げる必要があり、そして長期間の使用に伴う摩耗により副フレーム(跳ね上げフロント部)の保持力が低下することで、跳ね上げが出来ないといった問題が発生する。
一方、従来の跳ね上げ式メガネフレームの場合、跳ね上げられるフロント部は、正面のフロントフレームとなるワタリに蝶番などを介して取付けられた構造であることから、フロント部を下ろした状態の顔正面との位置関係、及び上げた状態のフロント部の位置が好ましくない。
【0007】
図6は従来の跳ね上げ式メガネフレームであり、フロント部(イ)が下りた状態と、上がった状態を示しているように、定まった1つの軸(ロ)を中心として旋回することで上げ下げするフロント部(イ)の顔正面からの位置が好ましくない。特に、跳ね上げられたフロント部(イ)は視界に入って障害になる。
【特許文献1】実用新案登録第3124380号に係る「眼鏡」
【特許文献2】特開2004−279502号に係る「眼鏡枠」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このように、フロント部を跳ね上げることが出来る跳ね上げ式メガネフレームは色々存在している。本発明は従来とは全く異なる構造にて、上げ下げしたフロント部がガタ付くことなく安定し、しかも下がったフロント部を通して見易く、また跳ね上がったフロント部が視界に入ることのない跳ね上げ式メガネフレームを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る跳ね上げ式メガネフレームは、跳ね上げることが出来るフロント部はフロントフレームと成るワタリに取付けられるが、該ワタリに設けた軸を介してフロント部を旋回可能とした構造ではない。
本発明ではワタリとフロント部との間に繋ぎ部材を介在していて、該繋ぎ部材の一方端をワタリの中央部に回転できるように連結し、また繋ぎ部材の他方端はフロント部の中央部に繋がれ、フロント部は回転出来るように連結されている。
【0010】
ところで、上記繋ぎ部材の一方端はワタリに回転可能に連結しているが、バネ力が付勢してフロント部が跳ね上げられるように働いている。そして、繋ぎ部材の他方端にはフロント部が回転可能に連結しているが、バネ力が作用してフロント部が下がらないように付勢している。
そこで、フロント部が跳ね上げられた場合にはほぼ水平に保持され、上記繋ぎ部材もワタリの中央部から正面側へほぼ水平に延びている。
一方、フロント部を下ろす場合には、上記繋ぎ部材は回転して背後へほぼ水平に延び、フロント部は繋ぎ部材の他方端にて回転し、下方へ延びて顔の正面に近接する。
【0011】
ところで、フロント部が跳ね上げられるように上記繋ぎ部材の両端にバネ力を付勢していることから、跳ね上がった状態のフロント部を下ろして顔の正面に近接して静止することが出来るように、フロント部はワタリから延びて先端に鼻当てパットを取付けている脚に係止することが出来る構造としている。
そこで、脚は細い線材で構成されてバネ性があり、ワタリ中央部から背後へほぼ水平に延び、途中で屈曲して下方へ延びてその先端に鼻当てパットを取付けている。
上記フロント部を下方へ下した場合、該フロント部の中央連結部材が脚の水平部と垂直部のコーナーに係止することが出来る。この場合、連結部材の背面が脚の垂直部に当接することで、フロント部は垂直部と同じ方向に垂下して保持される。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る跳ね上げ式メガネフレームは、跳ね上げることが出来るフロント部を備えているが、該フロント部はワタリに繋ぎ部材を介して取付けられている。したがって、正面側へ跳ね上がられるフロント部は間に繋ぎ部材が介在していることで、顔から離れた位置にほぼ水平に保持される。よって、跳ね上がったフロント部は視界に入ることなく目障りになることはない。
【0013】
そして、繋ぎ部材の両端にはバネが取付けられていて、該バネの力が付勢されていることで、下方に下されて鼻当てパットを取付けている脚に係止しているフロント部は、係止状態を解除するならば、繋ぎ部材に備わっているバネ力が付勢して独りでに跳ね上がることが出来る。
そして、下方へ下されたフロント部はワタリから背後へ延びて顔正面に近接状態で配置される。したがって、フロント部を通して見易状態と成る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る跳ね上げ式メガネフレームで、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図を表している。
図2】本発明の跳ね上げ式メガネフレームを構成する繋ぎ部材を表している。
図3】ワタリに繋ぎ部材を連結し、該繋ぎ部材にフロント部が連結している状態の底面図。
図4】フロント部が押し下げられて跳ね上がらないように係止する手段を示す具体例。
図5】フロント部を跳ね上げた場合の一部側面図。
図6】従来の跳ね上げ式メガネフレーム。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1は本発明に係る跳ね上げ式メガネフレームを示す実施例であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図をそれぞれ表している。
同図の1はフロント部、2はワタリ、3,3はツルを表している。上記ワタリ2は滑らかな凸状に湾曲し、両先端には蝶番4,4を介してツル3,3が折畳み出来るように取付けられている。
ワタリ2の中央部に設けた脚5,5は背後に延び、脚5,5の先端には鼻当てパット6,6が取付けられている。
【0016】
ところで、上記ワタリ2にはフロント部1が取付けられるが、しかもワタリ2の中央部には繋ぎ部材7が回転出来るように連結し、該繋ぎ部材7の先端には上記フロント部1が回転出来るように連結している。上記両脚5,5は繋ぎ部材7を挟んで取付けられ、該脚5,5はワタリ2の背後へほぼ水平に延び、途中で屈曲して下方へ垂直に延びている。さらに湾曲して先端には箱足8,8がロウ付けされ、この箱足8,8に鼻当てパット6,6が取付けられている。
【0017】
上記繋ぎ部材7は長方形板を形成し、基板の両先端に軸受けを設けている。図2は繋ぎ部材7の底面を示す具体例であり、所定の厚さを有す長方形の基板11の四隅には軸受け9,9,10,10が起立している。一方端には所定の間隔をおいて両軸受け9,9を対にして設け、他方端には同じく所定の間隔をおいて両軸受け10,10を対にして設けている。そして、軸受け9,9には軸穴25,25が貫通し、軸受け10,10には軸穴12,12が貫通している。
【0018】
ところで、該繋ぎ部材7はワタリ2の中央部背面に取付けられ、該繋ぎ部材7にはフロント部1が取付けられる。
図3は繋ぎ部材7の一方端がワタリ2に連結し、他方端がフロント部1に連結している場合の底面を表している具体例である。
このように、本発明の跳ね上げ式メガネフレームは、跳ね上げられるフロント部1がワタリ2に直接連結することなく、繋ぎ部材7が間に介在した連結構造としている。
【0019】
ワタリ2の背面13には対を成す2個の軸受け14,14が背面側へ突出し、該軸受け14,14は繋ぎ部材7の一方端に設けた両軸受け9,9の間に位置合わせして嵌り、軸穴25,25に挿入した軸15は上記軸受け14,14の軸穴を貫通する。したがって、ワタリ2の軸受け14,14には軸15を中心として繋ぎ部材7が回転出来るように連結することが出来る。そして、軸15にはコイルバネ16が取付けられ、その為に繋ぎ部材7が回転するならば該コイルバネ16は捩られるように軸受け14と軸15にその両端が止着されている。
そこで、該コイルバネ16はフロント部1が跳ね上げられる方向にバネ力が付勢するように捩られている。
【0020】
図3は前記図1(a)の底面の一部拡大図を示している。すなわち、フロント部1が下方へ下されている状態での繋ぎ部材7の底面拡大図を表している場合であり、跳ね上げる場合には繋ぎ部材7は軸15を中心として紙面に対して上方へ向いて回転する。すなわち、フロント部1が跳ね上げられるならば、繋ぎ部材7は180°回転して反対向きになり、ワタリ2の左側に配置される。
【0021】
繋ぎ部材7の他方端に設けた軸受け10,10にはフロント部1の背面17から延びた軸受け18,18が軸19を介して連結している。すなわち、両軸受け10,10の間に上記両軸受け18,18が嵌り、軸受け10,10に設けた軸穴12,12、及び軸受け18,18の軸穴に軸19が挿入されてフロント部1は軸受け10,10に連結される。 そして、軸19にはコイルバネ20が取付けられ、該繋ぎ部材7の平面に対して垂直に起立しているフロント部1は繋ぎ部材7と平行になるように回転するバネ力が付勢される。
【0022】
ところで、図3に示しているように、軸15に取付けたコイルバネ16は該軸15を中心として繋ぎ部材7が紙面に対して上方へ回転させようとするバネ力が付勢し、一方繋ぎ部材7の他方端では軸19に取付けたコイルバネ20は繋ぎ部材7に対して垂直に起立しているフロント部1が倒れて平行になるようにバネ力が付勢されている。
したがって、垂直に起立しているフロント部1は繋ぎ部材7と平行になるように倒れて右方向へ延び、この状態でフロント部1は繋ぎ部材7と共に軸15を中心として180°回転し、全体が裏返しになってワタリ2の左側に回転移動する。
【0023】
ただし、図3は繋ぎ部材7の底面(裏面)から見た状態であり、図1の(a)に示す上面から見た場合には、繋ぎ部材7はワタリ2の背面13から水平に延び、繋ぎ部材7の先端に取り付けられたフロント部1は該繋ぎ部材7の先端から下方へ向いて下側に配置されている。
そこで、フロント部1を跳ね上げる場合には、繋ぎ部材7は軸15を中心として回転することでワタリ2の下側から正面側へ延びる。そして、フロント部1は繋ぎ部材7の先端から正面側へ水平に延び、フロント部1はその上面が正面と成っている。
【0024】
このように両軸15、19に取付けているコイルバネ16,20のバネ力によって繋ぎ部材7及びフロント部1は回転しようとするが、フロント部1を下ろした場合にこの回転を阻止してフロント部1が所定の位置に静止するようにしている。
ワタリ2の背面13から上記繋ぎ部材7を挟んで2本の脚5,5が背後に水平に延び、途中へ折れ曲がって下方へ延びている。フロント部1の中央部に設けている連結部材21が脚5,5の水平部と垂直部のコーナー部に係止することが出来る。
【0025】
図4は連結部材21が脚5のコーナー部に係止している断面拡大図を表している。同図は図1の(c)における中央連結部での断面拡大図であり、鼻当てパット6を取付ける脚5はワタリ2の背面13から水平に延びる水平部22と途中で屈曲して下方へ垂直に延びる垂直部23を有し、水平部22と垂直部23とのコーナーにはコーナー部24を形成している。
ここで、垂直部23はワタリ側(正面側)へ僅かに傾斜していて、コーナー部24に係止した連結部材21には脚5の垂直部23が撓み変形してバネ力が働き、両コイルバネ16,20のバネ力の作用で該コーナー部24から離脱しないように成っている。
【0026】
図5はフロント部1が跳ね上げられた場合の側面図を表している。同図に示すように、フロント部1が下された状態ではワタリ2の背後に位置して顔正面に近接した状態となり、そしてフロント部1が跳ね上がった状態では繋ぎ部材7はワタリ2の正面側へ延び、フロント部1はワタリ2から間隔をおいてほぼ水平に配置される。したがって、跳ね上がったフロント部1が視界に入ることはない。
【符号の説明】
【0027】
1 フロント部
2 ワタリ
3 ツル
4 蝶番
5 脚
6 鼻当てパット
7 繋ぎ部材
8 箱足
9 軸受け
10 軸受け
11 基板
12 軸穴
13 背面
14 軸受け
15 軸
16 コイルバネ
17 背面
18 軸受け
19 軸
20 コイルバネ
21 連結部材
22 水平部
23 垂直部
24 コーナー部
25 軸穴

【要約】
【課題】 フロント部はワタリに取付けられて、必要に応じて上方へ跳ね上げることが出来る跳ね上げ式メガネフレームの提供。
【解決手段】 ワタリ2には繋ぎ部材7が軸15を介して回転出来るように連結され、繋ぎ部材7の先端にはフロント部1が軸19を介して回転出来るように連結し、上記両軸15,19にはフロント部1を跳ね上げる方向にバネ力を付勢し、フロント部1が顔正面に位置したところで静止するように係止手段を設けている。
【選択図】 図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6