【実施例1】
【0082】
新しいノッチ、又は突起部、角度(例えば、
図1を参照して本明細書に記載される角度α及びβ)を用いる照明の改善を立証するために、シミュレーションを行った。2つのLED(例えば、ウルトラホワイト(青みがかった)色)からの光を、1200mmの長さの高精度投光素子(PLE)ファイバの2つの端面に連結させた。PLEファイバは、7mmの直径及びキノコ形の輪郭を有し、670のノッチを含んだ。シミュレーションは、120、108、90、80、及び70度におけるノッチ角度による照明出力を、例えば、ノッチ深さ、ノッチ間隔、その他等の他のパラメータを一定に保った状態で比較した。
【0083】
表1はこの結果を示す。より具体的には、表1は、ノッチ角度、x座標に沿った測定色シフト、y座標に沿った測定色シフト、総出力効率(108度の実施例に対して正規化された)、及びピーク照度(108度の実施例に対して正規化された)を含む。
【0084】
【表1】
【0085】
表1で見ることができるように、ノッチ、又は108度の頂角(例えば、角度α及びβの両方が36度である)を有するシミュレートされた導光体は、最高の総出力効率及び高いピーク照度を示した。縁部と中心部分との間の色シフトは、70度、80度、及び90度の実施例と比べる場合、非常に低減され得る。
【0086】
図4A〜4Eは、シミュレートされた導光体についての実験結果を示す。より具体的には、
図4A〜4Eは、入射放射束についての全体の照度マップ及びマップの軸にわたって取られたルックスをプロットしているグラフである。70度のノッチ角度を有する(例えば、角度α及びβの両方が55度である)シミュレートされた導光体を
図4Aに示し、80度のノッチ角度を有する(例えば、角度α及びβの両方が50度である)シミュレートされた導光体を
図4Bに示し、90度のノッチ角度を有する(例えば、角度α及びβの両方が45度である)シミュレートされた導光体を
図4Cに示し、108度のノッチ角度を有する(例えば、角度α及びβの両方が36度である)シミュレートされた導光体を
図4Dに示し、120度のノッチ角度を有する(例えば、角度α及びβの両方が30度である)シミュレートされた導光体を
図4Eに示す。
【0087】
70度のノッチ角度を有するシミュレートされたライティングガイドについてのピーク照度は、42ルックスであった。80度のノッチ角度を有するシミュレートされたライティングガイドについてのピーク照度は、48ルックスであった。90度のノッチ角度を有するシミュレートされたライティングガイドについてのピーク照度は、63ルックスであった。108度のノッチ角度を有するシミュレートされたライティングガイドについてのピーク照度は、105ルックスであった。120度のノッチ角度を有するシミュレートされたライティングガイドについてのピーク照度は、128ルックスであった。
【0088】
見ることができるように、108度のノッチ設計が、良好な中心照明を示し、最良のシステム効率を有する。光パターン(縁部と中心部分との間)の色シフトは、70度、80度、及び90度のノッチ角度の実施例と比べる場合、108度のノッチ角度の実施例及び120度のノッチ角度の実施例で低減される。
【0089】
したがって、導光体の実施形態が開示される。本明細書に記載される構成が、開示されたもの以外の実施形態で実施され得ることは当業者に理解されるであろう。開示された実施形態は例証するために提示されるもので、制限するためのものではない。
【0090】
以下は、本開示の実施形態のリストである。
実施形態1は、光軸上で中央に配置される導光体であって、互いに隣り合わせに離間された複数の個別的な光取出構造体を備え、各光取出構造体が、導光体の第1の側面から延在する第1の面を備え、第1の面が、光軸に沿って第1の方向に伝搬する光を、この伝搬する光を第2の側面に向かって反射させることによって、導光体の反対側の第2の側面から取り出すようになっており、第1の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している、導光体である。
【0091】
実施形態2は、少なくとも1つの個別的な光取出構造体について、第1の面が、導光体の第1の側面から光軸に向かって導光体のコアまで延在し、ノッチを備える光取出構造体をもたらす、実施形態1に記載の導光体である。
【0092】
実施形態3は、少なくとも1つの個別的な光取出構造体について、第1の面が、光軸及び導光体のコアから離れて導光体の第1の側面から延在し、突起部を備える光取出構造体をもたらす、実施形態1〜2のいずれか1つに記載の導光体である。
【0093】
実施形態4は、複数の個別的な光取出構造体のうちの少なくとも1つの個別的な光取出構造体が、ノッチを備え、複数の個別的な光取出構造体のうちの少なくとも1つの他の個別的な光取出構造体が、突起部を備える、実施形態1〜3のいずれか1つに記載の導光体である。
【0094】
実施形態5は、複数の個別的な光取出構造体のうちの各々の個別的な光取出構造体が、ノッチを備える、実施形態1に記載の導光体である。
【0095】
実施形態6は、複数の個別的な光取出構造体のうちの各々の個別的な光取出構造体が、突起部を備える、実施形態1に記載の導光体である。
【0096】
実施形態7は、光軸に対して垂直な方向に円形、楕円形、正方形、又は矩形の断面を有する、実施形態1〜6のいずれか1つに記載の導光体である。
【0097】
実施形態8は、光軸に対して垂直な方向にキノコ形の断面を有し、このキノコが、底部上に配設された頂部を備え、頂部がより狭く、導光体の第1の側面及び光取出構造体を備え、底部がより広く、導光体の反対側の第2の側面を備える、実施形態1〜6のいずれか1つに記載の導光体である。
【0098】
実施形態9は、頂部が2つの対向する実質的に平行な平面側面を備える、実施形態8に記載の導光体である。
【0099】
実施形態10は、第1の側面が、弧状の第1の面を備え、第2の側面が、弧状の第2の面を備える、実施形態1〜9のいずれか1つに記載の導光体である。
【0100】
実施形態11は、
対向する第3の側面であって、各第3の側面が、第2の側面の対応する外縁部から内方に延在する、対向する第3の側面と、
対向する第4の側面であって、各第4の側面が、対応する第3の側面の内縁部から第1の側面の外縁部まで延在する、対向する第4の側面と、を更に備える、実施例1〜10のいずれか1つに記載の導光体である。
【0101】
実施形態12は、対向する第4の側面が、互いに実質的に平行である、実施形態11に記載の導光体である。
【0102】
実施形態13は、対向する第4の側面が、実質的に平面である、実施形態11〜12のいずれか1つに記載の導光体である。
【0103】
実施形態14は、光軸を含む対称の平面を更に備える、実施形態1〜13のいずれか1つに記載の導光体である。
【0104】
実施形態15は、可撓性である、実施例1〜14のいずれか1つに記載の導光体である。
【0105】
実施形態16は、剛性である、実施例1〜14のいずれか1つに記載の導光体である。
【0106】
実施形態17は、導光体の入力面に最も近い最初の光取出構造体と入力面から最も遠い最後の光取出構造体との間の距離として定義される有効長を有し、この有効長が、少なくとも200mmである、実施形態1〜16のいずれか1つに記載の導光体である。
【0107】
実施形態18は、有効長が少なくとも500mmである、実施形態17に記載の導光体である。
【0108】
実施形態19は、有効長が少なくとも1000mmである、実施形態17に記載の導光体である。
【0109】
実施形態20は、有効長が少なくとも2メートルである、実施形態17に記載の導光体である。
【0110】
実施形態21は、有効長が少なくとも3メートルである、実施形態17に記載の導光体である。
【0111】
実施形態22は、有効長が少なくとも5メートルである、実施形態17に記載の導光体である。
【0112】
実施形態23は、有効長が少なくとも10メートルである、実施形態17に記載の導光体である。
【0113】
実施形態24は、少なくとも500mmの長さである、実施形態1〜23のいずれか1つに記載の導光体である。
【0114】
実施形態25は、少なくとも1メートルの長さである、実施形態1〜23のいずれか1つに記載の導光体である。
【0115】
実施形態26は、少なくとも2メートルの長さである、実施形態1〜23のいずれか1つに記載の導光体である。
【0116】
実施形態27は、少なくとも5メートルの長さである、実施形態1〜23のいずれか1つに記載の導光体である。
【0117】
実施形態28は、少なくとも10メートルの長さである、実施形態1〜23のいずれか1つに記載の導光体である。
【0118】
実施形態29は、1.3〜1.65の範囲の屈折率を有するコアを有する、実施形態1〜28のいずれか1つに記載の導光体である。
【0119】
実施形態30は、1.4〜1.6の範囲の屈折率を有するコアを有する、実施形態1〜29のいずれか1つに記載の導光体である。
【0120】
実施形態31は、1.5〜1.6の範囲の屈折率を有するコアを有する、実施形態1〜30のいずれか1つに記載の導光体である。
【0121】
実施形態32は、1.5〜1.55の範囲の屈折率を有するコアを有する、実施形態1〜31のいずれか1つに記載の導光体である。
【0122】
実施形態33は、コアを囲むクラッディングを有する、実施形態2〜3及び29〜32のいずれか1つに記載の導光体である。
【0123】
実施形態34は、クラッディングが金属を含む、実施形態33に記載の導光体である。
【0124】
実施形態35は、クラッディングが、1〜1.6の範囲の屈折率を有する、実施形態33に記載の導光体である。
【0125】
実施形態36は、クラッディングが、1〜1.5の範囲の屈折率を有する、実施形態33に記載の導光体である。
【0126】
実施形態37は、クラッディングが、1〜1.4の範囲の屈折率を有する、実施形態33に記載の導光体である。
【0127】
実施形態38は、クラッディングが、1〜1.3の範囲の屈折率を有する、実施形態33に記載の導光体である。
【0128】
実施形態39は、クラッディングが、1〜1.2の範囲の屈折率を有する、実施形態33に記載の導光体である。
【0129】
実施形態40は、少なくとも0.01cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態1〜39のいずれか1つに記載の導光体である。
【0130】
実施形態41は、少なくとも0.015cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態1〜39のいずれか1つに記載の導光体である。
【0131】
実施形態42は、少なくとも0.018cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態1〜39のいずれか1つに記載の導光体である。
【0132】
実施形態43は、少なくとも0.019cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態1〜39のいずれか1つに記載の導光体である。
【0133】
実施形態44は、少なくとも0.02cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態1〜39のいずれか1つに記載の導光体である。
【0134】
実施形態45は、少なくとも0.025cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態1〜39のいずれか1つに記載の導光体である。
【0135】
実施形態46は、少なくとも0.03cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態1〜39のいずれか1つに記載の導光体である。
【0136】
実施形態47は、光が内部全反射によって光軸に沿って第1の方向に沿って伝搬する、実施形態1〜46のいずれか1つに記載の導光体である。
【0137】
実施形態48は、光学的に均質なコアを有する、実施形態1〜47のいずれか1つに記載の導光体である。
【0138】
実施形態49は、500nmにおける光吸収係数θ、及び導光体の入力面に最も近い最初の光取出構造体と入力面から最も遠い最後の光取出構造体との間の距離として定義される有効長dを有し、θ.dが少なくとも1である、実施形態1〜48のいずれか1つに記載の導光体である。
【0139】
実施形態50は、θ.dが少なくとも1.5である、実施形態49に記載の導光体である。
【0140】
実施形態51は、θ.dが少なくとも2である、実施形態49に記載の導光体である。
【0141】
実施形態52は、θ.dが少なくとも2.5である、実施形態49に記載の導光体である。
【0142】
実施形態53は、θ.dが少なくとも3である、実施形態49に記載の導光体である。
【0143】
実施形態54は、少なくとも1つの光取出構造体の第1の面が、第1の面の反射率を向上させるための光反射層を備える、実施形態1〜53のいずれか1つに記載の導光体である。
【0144】
実施形態55は、少なくとも1つの光取出構造体の第1の面が、空気に曝されている、実施形態1〜54のいずれか1つに記載の導光体である。
【0145】
実施形態56は、各光取出構造体の第1の面が、実質的に平面である、実施形態1〜55のいずれか1つに記載の導光体である。
【0146】
実施形態57は、少なくとも1つの光取出構造体の第1の面が、弧状面を含み、弧状面に接する少なくとも1つの平面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している、実施形態1〜55のいずれか1つに記載の導光体である。
【0147】
実施形態58は、複数の個別的に離間された光取出構造体のうちの少なくとも2つの光取出構造体が、種々の関連付けられる第1の角度を有する、実施形態1〜57のいずれか1つに記載の導光体である。
【0148】
実施形態59は、第1の角度が45度未満かつ20度超である、実施形態1〜58のいずれか1つに記載の導光体である。
【0149】
実施形態60は、第1の角度が45度未満かつ30度超である、実施形態1〜59のいずれか1つに記載の導光体である。
【0150】
実施形態61は、第1の角度が40度未満かつ30度超である、実施形態1〜60のいずれか1つに記載の導光体である。
【0151】
実施形態62は、各光取出構造体が、導光体の第1の側面から延在する第2の面を更に備え、この第2の面が、光軸に沿って第1の方向とは反対の第2の方向に伝搬する光を、この伝搬する光を第2の側面に向かって反射させることによって、導光体の第2の側面から取り出すようになっており、第2の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態1〜61のいずれか1つに記載の導光体である。
【0152】
実施形態63は、少なくとも1つの個別的な光取出構造体について、第2の面が、導光体の第1の側面から光軸に向かって導光体のコアまで延在し、ノッチを備える光取出構造体をもたらす、実施形態62に記載の導光体である。
【0153】
実施形態64は、少なくとも1つの個別的な光取出構造体について、第2の面が、光軸及び導光体のコアから離れて導光体の第1の側面から延在し、突起部を備える光取出構造体をもたらす、実施形態62〜63のいずれか1つに記載の導光体である。
【0154】
実施形態65は、複数の個別的な光取出構造体のうちの少なくとも1つの個別的な光取出構造体が、ノッチを備え、複数の個別的な光取出構造体のうちの少なくとも1つの他の個別的な光取出構造体が、突起部を備える、実施形態62〜64のいずれか1つに記載の導光体である。
【0155】
実施形態66は、複数の個別的な光取出構造体のうちの各々の個別的な光取出構造体が、ノッチを備える、実施形態62に記載の導光体である。
【0156】
実施形態67は、複数の個別的な光取出構造体のうちの各々の個別的な光取出構造体が、突起部を備える、実施形態62に記載の導光体である。
【0157】
実施形態68は、第2の角度が45度未満かつ20度超である、実施形態62〜67のいずれか1つに記載の導光体である。
【0158】
実施形態69は、第2の角度が45度未満かつ30度超である、実施形態62〜68のいずれか1つに記載の導光体である。
【0159】
実施形態70は、第2の角度が40度未満かつ30度超である、実施形態62〜69のいずれか1つに記載の導光体である。
【0160】
実施形態71は、第2の角度が第1の角度とは異なる、実施形態62〜70のいずれか1つに記載の導光体である。
【0161】
実施形態72は、各光取出構造体の第2の面が、実質的に平面である、実施形態62〜71のいずれか1つに記載の導光体である。
【0162】
実施形態73は、少なくとも1つの光取出構造体の第2の面が、弧状面を含み、弧状面に接する少なくとも1つの平面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態62〜71のいずれか1つに記載の導光体である。
【0163】
実施形態74は、各光取出各構造体の第1及び第2の面が、90度超かつ150度未満である頂角を有する線形頂点において交差している、実施形態62〜73のいずれか1つに記載の導光体である。
【0164】
実施形態75は、頂角が100度超かつ140度未満である、実施形態74に記載の導光体である。
【0165】
実施形態76は、頂角が100度超かつ120度未満である、実施形態74に記載の導光体である。
【0166】
実施形態77は、少なくとも1つの光取出構造体が、光軸に対して平行な方向にV字形の断面を備える、実施形態1〜76のいずれか1つに記載の導光体である。
【0167】
実施形態78は、各光取出構造体の第1の面が、導光体の第2の側面から光軸に沿って第1の方向に伝搬する光を、この伝搬する光を主として第2の側面に向かって反射させることで、内部全反射によって取り出すようになっている、実施形態1〜77のいずれか1つに記載の導光体である。
【0168】
実施形態79は、2つの隣接する光取出構造体間の離隔が、複数の個別的な光取出構造体にわたって直線的に変化する、実施形態1〜78のいずれか1つに記載の導光体である。
【0169】
実施形態80は、2つの隣接する光取出構造体間の離隔が、他の2つの隣接する光取出構造体間の離隔とは異なる、実施形態1〜78のいずれか1つに記載の導光体である。
【0170】
実施形態81は、各々の2つの隣接する光取出構造体間の離隔が、0.5mm〜10mmの範囲である、実施形態1〜80のいずれか1つに記載の導光体である。
【0171】
実施形態82は、500nmの波長において少なくとも0.015cm
−1の光吸収係数を有し、第1のパワー並びに0.2〜0.4の範囲のx
1色座標及び0.1〜0.4の範囲のy
1色座標を有する入射光を、導光体の入力面から受光するようになっており、受光した光が、光軸に沿って第1の方向に導光体内を伝搬し、複数の個別的な光取出構造体によって取り出されて、第2のパワー及び(x
2、y
2)色座標を有する出力光として第2の側面から導光体を出、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも10%であり、x
1とx
2との間の差の絶対値が、0.03以下であり、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.05以下である、実施形態1〜39及び47〜81のいずれかに記載の導光体である。
【0172】
実施形態83は、少なくとも0.019cm
−1である、500nmの波長における光吸収係数を有する、実施形態82に記載の導光体である。
【0173】
実施形態84は、0.25〜0.35の範囲のx
1色座標を有する入射光を、導光体の入力面から受光するようになっている、実施形態82〜83のいずれか1つに記載の導光体である。
【0174】
実施形態85は、0.28〜0.32の範囲のx
1色座標を有する入射光を、導光体の入力面から受光するようになっている、実施形態82〜84のいずれか1つに記載の導光体である。
【0175】
実施形態86は、0.15〜0.35の範囲のy
1色座標を有する入射光を、導光体の入力面から受光するようになっている、実施形態82〜85のいずれか1つに記載の導光体である。
【0176】
実施形態87は、0.2〜0.3の範囲のy
1色座標を有する入射光を、導光体の入力面から受光するようになっている、実施形態82〜86のいずれか1つに記載の導光体である。
【0177】
実施形態88は、0.25〜0.35の範囲のx
1色座標及び0.15〜0.35の範囲のy
1色座標を有する入射光を、導光体の入力面から受光するようになっている、実施形態82〜83のいずれか1つに記載の導光体である。
【0178】
実施形態89は、x
1とx
2との間の差の絶対値が、0.02以下である、実施形態82〜88のいずれか1つに記載の導光体である。
【0179】
実施形態90は、x
1とx
2との間の差の絶対値が、0.01以下である、実施形態82〜89のいずれか1つに記載の導光体である。
【0180】
実施形態91は、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.04以下である、実施形態82〜90のいずれか1つに記載の導光体である。
【0181】
実施形態92は、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.03以下である、実施形態82〜91のいずれか1つに記載の導光体である。
【0182】
実施形態93は、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.02以下である、実施形態82〜92のいずれか1つに記載の導光体である。
【0183】
実施形態94は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも15%である、実施形態82〜93のいずれか1つに記載の導光体である。
【0184】
実施形態95は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも20%である、実施形態82〜94のいずれか1つに記載の導光体である。
【0185】
実施形態96は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも30%である、実施形態82〜95のいずれか1つに記載の導光体である。
【0186】
実施形態97は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも40%である、実施形態82〜96のいずれか1つに記載の導光体である。
【0187】
実施形態98は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも50%である、実施形態82〜97のいずれか1つに記載の導光体である。
【0188】
実施形態99は、点灯システムであって、
第1のパワー並びに0.2〜0.4の範囲のx
1色座標及び0.1〜0.4の範囲のy
1色座標を有する光を放射するようになっている光源と、
実施形態1〜39及び47〜81のいずれかに記載の導光体を備え、この導光体が、
500nmの波長における少なくとも0.015cm
−1の光吸収係数と、
光源によって放射された光を受光するための入力面と、を備えており、受光した光が、光軸に沿って第1の方向に導光体内を伝搬し、複数の個別的な光取出構造体によって取り出されて、第2のパワー及び(x
2、y
2)色座標を有する出力光として第2の側面から導光体を出、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも10%であり、x
1とx
2との間の差の絶対値が、0.03以下であり、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.05以下である、点灯システムである。
【0189】
実施形態100は、第1のパワーを有する入射光を導光体の入力面から受光するようになっており、受光した光が、光軸に沿って第1の方向に導光体内を伝搬し、複数の個別的な光取出構造体によって取り出されて、中心出力方向に沿って伝搬しかつ第2のパワーを有する出力光として第2の側面から導光体を出、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも10%であり、出力光が、光軸及び中心出力方向を備える平面においてある強度プロファイルを有し、強度プロファイルが、強度プロファイルの実質的に中心においてピークを有する、実施形態1〜99のいずれかに記載の導光体である。
【0190】
実施形態101は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも20%である、実施形態100に記載の導光体である。
【0191】
実施形態102は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも30%である、実施形態100に記載の導光体である。
【0192】
実施形態103は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも40%である、実施形態100に記載の導光体である。
【0193】
実施形態104は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも50%である、実施形態100に記載の導光体である。
【0194】
実施形態105は、導光体の入力面に最も近い最初の光取出構造体と入力面から最も遠い最後の光取出構造体との間の距離として定義される有効長を有し、強度プロファイルの有効長に対する半値全幅(FWHM)の比率が、少なくとも0.5である、実施形態101〜104のいずれか1つに記載の導光体である。
【0195】
実施形態106は、強度プロファイルの有効長に対する半値全幅(FWHM)の比率が、少なくとも1である、実施形態105に記載の導光体である。
【0196】
実施形態107は、強度プロファイルの有効長に対する半値全幅(FWHM)の比率が少なくとも2である、実施形態105に記載の導光体である。
【0197】
実施形態108は、強度プロファイルの有効長に対する半値全幅(FWHM)の比率が、少なくとも3である、実施形態105に記載の導光体である。
【0198】
実施形態109は、強度プロファイルの有効長に対する半値全幅(FWHM)の比率が、少なくとも4である、実施形態105に記載の導光体である。
【0199】
実施形態110は、強度プロファイルの有効長に対する半値全幅(FWHM)の比率が、少なくとも5である、実施形態105に記載の導光体である。
【0200】
実施形態111は、複数の個別的に離間された光取出構造体を備える導光体であって、500nmの波長において少なくとも0.01cm
−1の光吸収係数を有し、各光取出構造体が、導光体内を伝搬する光を内部全反射によって取り出すようなっており、各光取出構造体が、5%未満、又は4%未満、又は3%未満、又は2%未満、又は1.5%未満、又は1%未満、又は0.5%未満の取出効率を有し、この導光体が、第1のパワー並びに0.2〜0.4の範囲のx
1色座標及び0.1〜0.4の範囲のy
1色座標を有する入射光を、導光体の入力面から受光するようになっており、受光した光が、内部全反射によって導光体内を伝搬し、複数の個別的な光取出構造体によって取り出されて、第2のパワー及び(x
2、y
2)色座標を有する出力光として導光体を出、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも10%であり、x
1とx
2との間の差の絶対値が、0.03以下であり、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.05以下である、導光体である。
【0201】
実施形態112は、500nmの波長において、少なくとも0.015cm
−1の光吸収係数を有する、実施形態111に記載の導光体である。
【0202】
実施形態113は、500nmの波長において、少なくとも0.018cm
−1の光吸収係数を有する、実施形態111に記載の導光体である。
【0203】
実施形態114は、500nmの波長において、少なくとも0.019cm
−1の光吸収係数を有する、実施形態111に記載の導光体である。
【0204】
実施形態115は、500nmの波長において、少なくとも0.02cm
−1の光吸収係数を有する、実施形態111に記載の導光体である。
【0205】
実施形態116は、500nmの波長において、少なくとも0.025cm
−1の光吸収係数を有する、実施形態111に記載の導光体である。
【0206】
実施形態117は、500nmの波長において、少なくとも0.03cm
−1の光吸収係数を有する、実施形態111に記載の導光体である。
【0207】
実施形態118は、0.25〜0.35の範囲のx
1色座標を有する入射光を受光するようになっている、実施形態111〜117のいずれかに記載の導光体である。
【0208】
実施形態119は、0.28〜0.32の範囲のx
1色座標を有する入射光を受光するようになっている、実施形態111〜117のいずれかに記載の導光体である。
【0209】
実施形態120は、0.15〜0.35の範囲のy
1色座標を有する入射光を受光するようになっている、実施形態111〜119のいずれかに記載の導光体である。
【0210】
実施形態121は、0.2〜0.3の範囲のy
1色座標を有する入射光を受光するようになっている、実施形態111〜119のいずれかに記載の導光体である。
【0211】
実施形態122は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも15%である、実施形態111〜121のいずれかに記載の導光体である。
【0212】
実施形態123は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも20%である、実施形態111〜121のいずれかに記載の導光体である。
【0213】
実施形態124は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも30%である、実施形態111〜121のいずれかに記載の導光体である。
【0214】
実施形態125は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも40%である、実施形態111〜121のいずれかに記載の導光体である。
【0215】
実施形態126は、第2のパワーの第1のパワーに対する比率が、少なくとも50%である、実施形態111〜121のいずれかに記載の導光体である。
【0216】
実施形態127は、x
1とx
2との間の差の絶対値が、0.02以下である、実施形態111〜125のいずれかに記載の導光体である。
【0217】
実施形態128は、x
1とx
2との間の差の絶対値が、0.01以下である、実施形態111〜125のいずれかに記載の導光体である。
【0218】
実施形態129は、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.04以下である、実施形態111〜127のいずれかに記載の導光体である。
【0219】
実施形態130は、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.03以下である、実施形態111〜127のいずれかに記載の導光体である。
【0220】
実施形態131は、y
1とy
2との間の差の絶対値が、0.02以下である、実施形態111〜127のいずれかに記載の導光体である。
【0221】
実施形態132は、光軸上で中央に配置される導光体であって、複数の個別的な光取出構造体を備え、各光取出構造体が、導光体の第1の側面から延在する第1の面を備え、この第1の面が、光軸に沿って第1の方向に伝搬する光を、この伝搬する光を第2の側面に向かって反射させることによって、導光体の反対側の第2の側面から取り出すようになっており、複数の光取出構造体のうちの少なくとも50%の光取出構造体のそれぞれについて、第1の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している、導光体である。
【0222】
実施形態133は、複数の光取出構造体のうち少なくとも60%の光取出構造体のそれぞれについて、第1の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している、実施形態131に記載の導光体である。
【0223】
実施形態134は、複数の光取出構造体のうち少なくとも70%の光取出構造体のそれぞれについて、第1の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している、実施形態131に記載の導光体である。
【0224】
実施形態135は、複数の光取出構造体のうち少なくとも80%の光取出構造体のそれぞれについて、第1の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している、実施形態131に記載の導光体である。
【0225】
実施形態136は、複数の光取出構造体のうち少なくとも90%の光取出構造体のそれぞれについて、第1の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している、実施形態131に記載の導光体である。
【0226】
実施形態137は、実施形態131に記載の導光体であって、複数の光取出構造体のうち少なくとも95%の光取出構造体のそれぞれについて、第1の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第1の角度を形成している。
【0227】
実施形態138は、各光取出構造体が、導光体の第1の側面から延在する第2の面を更に備え、この第2の面が、光軸に沿って第1の方向とは反対の第2の方向に伝搬する光を、この伝搬する光を第2の側面に向かって反射させることによって、導光体の第2の側面から取り出すようになっており、第2の面が、複数の光取出構造体のうち少なくとも50%の光取出構造体のそれぞれについて、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態131〜136のいずれか1つに記載の導光体である。
【0228】
実施形態139は、複数の光取出構造体のうち少なくとも60%の光取出構造体のそれぞれについて、第2の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態137に記載の導光体である。
【0229】
実施形態140は、複数の光取出構造体のうち少なくとも70%の光取出構造体のそれぞれについて、第2の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態137に記載の導光体である。
【0230】
実施形態141は、複数の光取出構造体のうち少なくとも80%の光取出構造体のそれぞれについて、第2の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態137に記載の導光体である。
【0231】
実施形態142は、複数の光取出構造体のうち少なくとも90%の光取出構造体のそれぞれについて、第2の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態137に記載の導光体である。
【0232】
実施形態143は、複数の光取出構造体のうち少なくとも95%の光取出構造体のそれぞれについて、第2の面が、45度未満かつ10度超である、光軸との第2の角度を形成している、実施形態137に記載の導光体である。
【0233】
実施形態144は、対向する第3の側面間の傾斜角が、90度〜180度の範囲である、実施形態11に記載の導光体である。
【0234】
実施形態145は、対向する第3の側面間の傾斜角が、100度〜175度の範囲である、実施形態11に記載の導光体である。
【0235】
実施形態146は、対向する第3の側面間の傾斜角が、110度〜175度の範囲である、実施形態11に記載の導光体である。