(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6442657
(24)【登録日】2018年11月30日
(45)【発行日】2018年12月19日
(54)【発明の名称】麻雀パイ段積み具
(51)【国際特許分類】
A63F 9/20 20060101AFI20181210BHJP
【FI】
A63F9/20 511C
【請求項の数】1
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2018-14614(P2018-14614)
(22)【出願日】2018年1月31日
【審査請求日】2018年1月31日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【審査官】
前地 純一郎
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭51−117676(JP,U)
【文献】
実公昭25−006920(JP,Y1)
【文献】
特開平10−314447(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 9/00− 9/20
A63F 9/26−11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
34個の麻雀パイを2段積みにし、横に一列に並べた状態のものを一定の隙間を確保
して嵌め込む事が出来る枠体であって、枠材の断面を三日月型にすることにより、
パイを嵌め込む時嵌め込み口がハの字型に広くなっていて嵌め込みやすくなっている
枠体を備えることを特徴とする麻雀パイ段積み具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は麻雀パイ段積み具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
麻雀は自動麻雀卓に置き換わった場所も多いが、個人やデイサービス、介護施設又はパイ
積みの醍醐味から自動麻雀卓をあえて使用しない場所も多々ある。初心者や腕力が弱くな
った人では、困難な2段目を一挙に両端から支え段積みが出来ない為、この様なグループ
に参加出来ない人達が多々ある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−314447
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動麻雀卓が無くても、初心者や腕力が弱くなった人が容易に手積み麻雀が行える様にする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の麻雀パイ段積み具を使用する事により、17個の麻雀パイを麻雀テーブルか、
マットの自分の席の前に1段で並べ、その上からハの字型に開いた麻雀パイ段積み具を
被せる。その上に2段目の麻雀パイを端から重ねて、段積みを終えそのまま麻雀パイ段積
み具の両端を持ち特定の位置まで滑らせて設置して麻雀パイ段積み具を上から抜き取り、
段積み作業を終える。メンバーの中に初心者等が一人の場合は麻雀パイ段積み具を一個
使用し、全員の場合は各々が同じ作業を行う事により、誰でも簡単に自動麻雀卓が無くても
容易に麻雀が出来る様になる。
【発明の効果】
【0006】
誰でも簡単に自動麻雀卓が無くても容易に麻雀が出来る様になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図4】
図4は麻雀パイを段積みした時の麻雀パイ段積み具の平面図である。
【
図7】
図7は麻雀パイ段積み具に麻雀パイを積上げている時の図である。
【
図8】
図8は麻雀パイ段積み具を使用して麻雀卓の上に麻雀パイを並べ終えた時の図で ある。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態を
図1〜
図8に基づいて説明する。
【0009】
図1は麻雀パイ段積み具の平面図である。
【0010】
図2は麻雀パイ段積み具の平面図である。
【0012】
図4は麻雀パイを段積みした時の麻雀パイ段積み具の平面図である。
【0015】
図7は麻雀パイ段積み具に麻雀パイを積上げている時の図である。
【0016】
図8は麻雀パイ段積み具を使用して麻雀卓の上に麻雀パイを並べ終えた時の図である。
【実施例】
【0017】
図7は、本発明の代表図である。
【産業上の利用可能性】
【0018】
高齢者やデイサービス、介護施設等で高価な自動麻雀卓の購入が困難なケースでリハビリ
等に麻雀を行う時の便利グッズとして使用出来る。
【符号の説明】
【0019】
1 A−A断面
2 麻雀パイ段積み具に麻雀パイを積上げている右手
3 麻雀パイ
4 麻雀パイ段積み具の長手方向の枠材
5 麻雀パイ段積み具の麻雀パイの幅方向の枠材
6 麻雀テーブル又はマットの表面
7 麻雀パイ段積み具を使用して段積みした麻雀パイの移動させている左手
8 麻雀パイ段積み具を使用して段積みした麻雀パイの移動させている右手
9 麻雀パイ段積み具を抜き取っている方向
10 麻雀テーブル又はマットのストッパー部
11 麻雀パイ段積み具を使用して段積みした麻雀パイを移動させている方向
12 麻雀パイ段積み具を抜き取っている右手
【要約】
【課題】自動麻雀卓が無くても、初心者や腕力が弱くなった人が容易に手積み麻雀が行える様
にする。
【解決手段】麻雀パイを2段積みにし、横に一列に並べた状態のものを一定の隙間を確保して
嵌め込む事が出来る枠体を作り、麻雀パイを端から2段に積む事により容易に段積み
が出来る様にした。
【選択図】
図7