特許第6442783号(P6442783)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6442783ゲーム装置およびゲーム装置のプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6442783
(24)【登録日】2018年12月7日
(45)【発行日】2018年12月26日
(54)【発明の名称】ゲーム装置およびゲーム装置のプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/80 20140101AFI20181217BHJP
   A63F 9/14 20060101ALI20181217BHJP
   A63F 13/533 20140101ALI20181217BHJP
   A63F 13/69 20140101ALI20181217BHJP
   G07C 13/00 20060101ALI20181217BHJP
【FI】
   A63F13/80 F
   A63F9/14 B
   A63F13/533
   A63F13/69 510
   G07C13/00 A
【請求項の数】8
【全頁数】29
(21)【出願番号】特願2017-133986(P2017-133986)
(22)【出願日】2017年7月7日
【審査請求日】2017年12月26日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000169477
【氏名又は名称】株式会社コナミアミューズメント
(74)【代理人】
【識別番号】100125689
【弁理士】
【氏名又は名称】大林 章
(74)【代理人】
【識別番号】100128598
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 聖一
(74)【代理人】
【識別番号】100121108
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 太朗
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 庸輔
(72)【発明者】
【氏名】中坂 昇
(72)【発明者】
【氏名】平鍋 野駆
(72)【発明者】
【氏名】東 尚吾
(72)【発明者】
【氏名】内山 貴視
(72)【発明者】
【氏名】石田 哲夫
【審査官】 西村 民男
(56)【参考文献】
【文献】 特開2017−23481(JP,A)
【文献】 特開2016−200924(JP,A)
【文献】 特開2015−127922(JP,A)
【文献】 特開2013−248320(JP,A)
【文献】 特開2013−230313(JP,A)
【文献】 特開2001−239057(JP,A)
【文献】 競馬ゲーム『スターホース』がアプリに。実況は杉本清アナで、アーケード版との連動も,[online], 2016年10月25日, [2018年10月1日検索],URL,http://dengekionline.com/elem/000/001/396/1396850/
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F1/00−5/04,9/00−13/98,
G07C13/00,G06Q50/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数種類のベット方式を有する抽選ゲームを実行するゲーム装置であって、
複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから直接的に受け付ける指定受付部と、
前記複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補のうち、前記指定受付部にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部に表示する表示制御部と、
前記表示部に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付けるベット受付部と、
前記複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選を実行する抽選実行部と、
前記抽選実行部の抽選結果と、前記ベット受付部にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う入賞判定部と、
を有し、
前記表示制御部は、前記ベット方式ごとに前記ベット候補を前記表示部に表示可能であるゲーム装置。
【請求項2】
前記ベット受付部は、前記表示部に表示された一以上のベット候補のすべてに対するベットをまとめて受け付け可能である請求項に記載のゲーム装置。
【請求項3】
前記ベット受付部は、前記表示部に表示された一以上のベット候補に対するベットを、前記ベット方式ごとに受け付け可能である請求項1または2に記載のゲーム装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、
前記指定受付部にて指定を受け付けた抽選要素の数に基づいて、前記複数種類のベット方式の中から一以上の利用可能なベット方式を選択し、該選択したベット方式のいずれかに属するベット候補を前記表示部に表示する請求項1からのいずれか一項に記載のゲーム装置。
【請求項5】
前記指定受付部は、前記抽選要素に対する指定を受け付けるとともに、該指定を受け付けた抽選要素に対する評価も受け付け、
前記表示制御部は、前記指定受付部にて指定を受け付けた一以上の抽選要素に対する評価に基づいて、前記一以上の利用可能なベット方式を選択する請求項1からのいずれか一項に記載のゲーム装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、他のゲーム装置において他のプレイヤから指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補について、該指定を受け付けた抽選要素に対する前記他のプレイヤの評価とともに前記表示部に表示可能である請求項1からのいずれか一項に記載のゲーム装置。
【請求項7】
一以上のプロセッサを有するゲーム装置であって、
前記一以上のプロセッサの少なくとも一部は、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームを実行し、
複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから直接的に受け付ける処理と、
前記複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補のうち、前記プレイヤから指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部に表示する処理と、
前記表示部に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付ける処理と、
前記複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選を実行する処理と、
前記抽選の結果と、前記ベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う処理と、
を実行し、
前記表示する処理では、前記ベット方式ごとに前記ベット候補を前記表示部に表示可能であるゲーム装置。
【請求項8】
一以上のプロセッサを具備するゲーム装置のプログラムであって、
当該一以上のプロセッサの少なくとも一部を
複数種類のベット方式を有する抽選ゲームで使用される複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから直接的に受け付ける指定受付部、
前記複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補のうち、前記指定受付部にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部に表示させる表示制御部、
前記表示部に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付けるベット受付部、
前記複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選を実行する抽選実行部、および、
前記抽選実行部の抽選結果と、前記ベット受付部にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う入賞判定部
として機能させ、
前記表示制御部は、前記ベット方式ごとに前記ベット候補を前記表示部に表示可能であるゲーム装置のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム装置およびゲーム装置のプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
複数種類のベット方式を有する抽選ゲームを実行するゲーム装置が存在する。例えば、抽選ゲームの一例である競馬ゲームを実行するゲーム装置は、馬連ベット方式、馬単ベット方式およびワイドベット方式などの複数種類のベット方式を有する競馬ゲームを実行する(特許文献1参照)。
複数種類のベット方式を有する抽選ゲームのプレイヤは、ベット方式と抽選要素(例えば、競走馬キャラクタ)とを指定してベット候補を決定し、当該ベット候補に対してベットを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017−23481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数種類のベット方式を有する抽選ゲームのプレイヤは、2種類以上のベット方式について共通の抽選要素を指定する場合、ベット方式を指定するごとに、共通の抽出要素を指定する必要があり、ベット操作が煩雑になることが多かった。
【0005】
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、プレイヤが、2種類以上のベット方式について共通する抽選要素を指定する場合において、プレイヤのベット操作の負担を軽減可能な技術を提供することを解決課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るゲーム装置は、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームを実行するゲーム装置であって、複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから直接的に受け付ける指定受付部と、前記複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補のうち、前記指定受付部にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部に表示する表示制御部と、前記表示部に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付けるベット受付部と、前記複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選を実行する抽選実行部と、前記抽選実行部の抽選結果と、前記ベット受付部にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う入賞判定部と、を有し、前記表示制御部は、前記ベット方式ごとに前記ベット候補を前記表示部に表示可能である
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本実施形態に係るゲーム装置1の一例を示す外観図である。
図2A】競走馬指定画像G1の一例を示した図である。
図2B】競走馬の指定および競走馬の評価の指定の一例を説明するための図である。
図2C】競走馬指定画像G1の他の例を示した図である。
図3】ゲーム装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4】制御部550の一例を示した機能ブロック図である。
図5】ベット方式と、当該ベット方式のベット候補の特定において必要となる評価と、の関係を示した図である。
図6】ゲーム装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
図7】表示装置11に表示される画像の一例を示した図である。
図8】ルーレットゲームが有するベット方式を説明するための図である。
図9A】バッテリが搭載された自走体の一例を示した外観図である。
図9B】バッテリが搭載された自走体の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。図面において各部の寸法および縮尺は実際の構成の寸法および縮尺と適宜異なる。以下に記載する実施の形態は、本発明の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、実施形態に限られない。
【0009】
[A.実施形態]
図1は、本実施形態に係るゲーム装置1の一例を示す外観図である。
【0010】
[1.ゲーム装置の概要]
ゲーム装置1は、複数の抽選要素の中から1以上の抽選要素を選択する抽選を行う抽選ゲームを実行する。本実施形態では、ゲーム装置1は、抽選ゲームの一例である競馬ゲームを実行する。なお、抽選ゲームは、競馬ゲームに限らず適宜変更可能である。例えば、抽選ゲームとして、ボートレースの順位を決定するボートゲーム、または、ルーレットゲームが用いられてもよい。競馬ゲームおよびボートゲームは、競争体の順位を抽選によって決定するゲームの一例でもある。
【0011】
競馬ゲームは、複数の抽選要素の一例として、複数の競走馬キャラクタを用いる。以下、競走馬キャラクタを、単に「競走馬」とも称する。競走馬は、競争体の一例でもある。複数の競走馬の中に、プレイヤが育てた競走馬が含まれてもよい。
各競走馬には、例えば能力値データが付与されている。各競走馬の能力値データから、各競走馬がレースにおいて1位となる確率(勝率)を算出する。レースに出走する競走馬の確率の和は1となる。各競走馬について算出された確率に基づいて抽選を実行し、1位となる競走馬を決定する。続いて、残りの競走馬の能力値データに基づいて、残りの競走馬の中で最上位(全体としての2位)となる確率を残りの競争馬それぞれについて算出し、当該算出された各競走馬の確率に基づいて抽選を実行し、全体として2位となる競走馬を決定する。同様の処理を残りの順位に関しても実行し、各競走馬の順位を決定する。なお、競争馬の能力値の他に、馬場の状態や気候の状況等のパラメータを組み合わせて、レースにおける勝率を算出してもよい。
複数の競走馬の各々には、互いに異なる番号が割り当てられている。競走馬と番号との対応関係は、ゲーム装置1に表示される。プレイヤは、競走馬に割り当てられた番号を用いて、競走馬を指定する。
【0012】
競馬ゲームは、単勝ベット方式と、馬連ベット方式と、ワイドベット方式と、馬単ベット方式と、3連複ベット方式と、3連単ベット方式と、を有する。
【0013】
単勝ベット方式は、競馬ゲームにおいて1着になると予想される1頭の競走馬を指定するベット方式である。馬連ベット方式は、競馬ゲームにおいて1着と2着になると予想される2頭の競走馬の組み合わせを着順に関係なく指定するベット方式である。ワイドベット方式は、競馬ゲームにおいて1着から3着に入ると予想される2頭の競走馬の組み合わせを着順に関係なく指定するベット方式である。馬単ベット方式は、競馬ゲームにおいて1着と2着になると予想される2頭の競走馬を着順通りに指定するベット方式である。3連複ベット方式は、競馬ゲームにおいて1着と2着と3着になると予想される3頭の競走馬の組み合わせを着順に関係なく指定するベット方式である。3連単ベット方式は、競馬ゲームにおいて1着と2着と3着になると予想される3頭の競走馬を着順通りに指定するベット方式である。
【0014】
馬連ベット方式およびワイドベット方式の各々は、流しベット方式を有する。流しベット方式は、1頭の競走馬を「軸」として指定し、1頭以上の競走馬を「相手」として指定するベット方式である。
【0015】
馬単ベット方式は、1着流しベット方式と、2着流しベット方式と、マルチ流しベット方式を有する。1着流しベット方式は、1着となる1頭の競走馬を「軸」として指定し、2着となる1頭以上の競走馬を「相手」として指定するベット方式である。2着流しベット方式は、2着となる1頭の競走馬を「軸」として指定し、1着となる1頭以上の競走馬を「相手」として指定するベット方式である。マルチ流しベット方式は、1着流しベット方式と2着流しベット方式とを組み合わせたベット方式である。具体的には、マルチ流しベット方式は、1着流しベット方式での「軸」および2着ベット方式での「軸」として、共通の1頭の競走馬を指定し、1着流しベット方式での「相手」および2着ベット方式での「相手」として、共通の1頭以上の競走馬を指定するベット方式である。
【0016】
馬連ベット方式とワイドベット方式と馬単ベット方式の各々は、ボックスベット方式を有する。馬連ベット方式におけるボックスベット方式は、指定された複数の競走馬について、馬連ベット方式における全ての組み合わせを選択するベット方式である。ワイドベット方式におけるボックスベット方式は、指定された複数の競走馬について、ワイドベット方式における全ての組み合わせを選択するベット方式である。馬単ベット方式におけるボックスベット方式は、指定された複数の競走馬について、馬単ベット方式における全ての組み合わせを選択するベット方式である。
【0017】
3連複ベット方式および3連単ベット方式の各々は、1頭軸流しベット方式と、2頭軸流しベット方式を有する。1頭軸流しベット方式は、1頭の競走馬を「軸」として指定し、複数頭の競走馬を「相手」として指定するベット方式である。2頭軸流しベット方式は、2頭の競走馬を「軸」として指定し、複数頭の競走馬を「相手」として指定するベット方式である。
【0018】
3連単ベット方式は、さらに、1頭軸マルチ流しベット方式と、2頭軸マルチ流しベット方式を有する。1頭軸マルチ流しベット方式は、1頭の競走馬を「軸」として指定し、複数頭の競走馬を「相手」として指定するベット方式である。2頭軸マルチ流しベット方式は、2頭の競走馬を「軸」として指定し、1頭以上の競走馬を「相手」として指定するベット方式である。
【0019】
3連複ベット方式および3連単ベット方式の各々は、ボックスベット方式も有する。3連複ベット方式におけるボックスベット方式は、指定された複数の競走馬について、3連複ベット方式における全ての組み合わせを選択するベット方式である。3連単ベット方式におけるボックスベット方式は、指定された複数の競走馬について、3連単ベット方式における全ての組み合わせを選択するベット方式である。
【0020】
なお、競馬ゲームは、他の種類のベット方式を有してもよい。
【0021】
各ベット方式には、複数のベット候補が存在する。ベット候補は、抽選結果として生じ得る複数の事象を、ベット方式に則って表したものである。ベット候補は、競争馬を用いて特定される。各ベット候補は、複数の競走馬のうち少なくとも1頭の競走馬に対応する。ベット候補は「馬券」または「勝馬投票券」と称されることもある。ベット候補には、オッズ(odds)が関連づけられている。
【0022】
単勝ベット方式に属する複数のベット候補の各々は、単勝ベット方式に従って指定される1頭の競走馬によって特定される。このため、単勝ベット方式に属するベット候補の特定において必要となる競走馬の数は「1」である。
【0023】
馬連ベット方式に属する複数のベット候補の各々、ワイドベット方式に属する複数のベット候補の各々、および、馬単ベット方式に属する複数のベット候補の各々は、当該ベット方式に従って指定される2頭の競走馬によって特定される。このため、馬連ベット方式に属するベット候補、ワイドベット方式に属するベット候補、および、馬単ベット方式に属するベット候補の特定において必要となる競走馬の数は「2」である。
【0024】
3連複ベット方式に属する複数のベット候補の各々、および、3連単ベット方式に属する複数のベット候補の各々は、当該ベット方式に従って指定される3頭の競走馬によって特定される。このため、3連複ベット方式に属するベット候補、および、3連単ベット方式に属するベット候補の特定において必要となる競走馬の数は「3」である。
【0025】
図1に示したゲーム装置1は、業務用のゲーム装置(いわゆる、アーケードゲーム機)である。ゲーム装置1は、業務用のゲーム装置に限らず適宜変更可能である。例えば、ゲーム装置1は、家庭用のゲーム装置またはモバイル端末装置であってもよい。
【0026】
ゲーム装置1は、複数のステーション部10と、センター部30と、を含む。
【0027】
複数のステーション部10は、センター部30を取り囲むようにゲーム装置1に設けられている。プレイヤは、ステーション部10ごとに存在し得る。このため、個々のステーション部10は、別々のプレイヤによってプレイされるゲーム装置としても機能する。よって、いずれかのステーション部(以下「特定ステーション部」とも称する)10をゲーム装置とした場合、特定ステーション部10とは異なるステーション部10は、他のゲーム装置の一例となる。
複数のステーション部10の各々は、表示装置11と、操作受付装置12と、投入口13と、差込口14と、払戻口15と、を含む。
【0028】
表示装置11は、表示部の一例である。表示装置11は、ゲームの進行に応じたゲーム画像を表示する。ゲーム画像としては、競走馬を指定するための画像(以下「競走馬指定画像」とも称する)が存在する。
【0029】
図2Aは、競走馬指定画像G1の一例を示した図である。競走馬指定画像G1は、領域R1〜R4を有する。
【0030】
領域R1には、競走馬の名称(馬名)H1および番号(馬番)H2等の競走馬に関する情報が表示される。プレイヤは、領域R1を視認することによって競走馬と馬番との関係等を認識できる。なお、領域R1には、競走馬に関する他の情報(例えば、過去の戦績、脚質および専門家の予想(評価))が表示されてもよい。また、領域R1には、レース名、レースコースおよび競馬場名等の情報が表示されてもよい。
【0031】
領域R2には、単勝ベット方式に属するベット候補が表示される。領域R2には、各競走馬の単勝のオッズも表示されてもよい。
【0032】
領域R3には、6つのタブT1〜T6が表示される。タブT1は、馬連ベット方式に対応する。タブT2は、ワイドベット方式に対応する。タブT3は、馬単ベット方式に対応する。タブT4は、3連複ベット方式に対応する。タブT5は、3連単ベット方式に対応する。タブT6は、競走馬を指定するために使用される。タブT6には「お手軽」という名称が付加されている。タブT6に付加される名称は、「お手軽」に限らず適宜変更可能である。プレイヤは、タブT1〜T6のいずれかを指定可能である。
【0033】
領域R4には、タブT1〜T6の中から指定されたタブに応じた画像が表示される。図2Aは、タブT6が指定されたときの競走馬指定画像G1を示している。
【0034】
タブT6が指定された場合、領域R4には、ベット方式を指定することなく競走馬(具体的には、馬番)を指定でき、かつ、その指定された競走馬に対応するベット候補を表示する画像G1aが表示される(図2A参照)。
【0035】
画像G1aは、競走馬の指定と、指定を受けた競走馬に対する評価についての指定と、を受け付けるために使用される。
【0036】
競走馬に対する評価は、複数の記号(本実施形態では、二重丸、一重丸、黒三角、バツ印および白三角)によって表される。
二重丸は、1番手の評価を表し、例えば、本命(最も勝つ確率が高い競走馬)を意味する。
一重丸は、2番手の評価を表し、例えば、対抗(本命に対抗できる競走馬)を意味する。
黒三角は、3番手の評価を表し、例えば、単穴(本命または対抗に勝てる能力がある競走馬)を意味する。
バツ印は、4番手の評価を表し、例えば、穴(本命、対抗または単穴に勝てる能力がある競走馬)を意味する。
白三角は、5番手の評価を表し、例えば、連下(2着または3着に来る可能性がある競走馬)を意味する。
【0037】
競走馬の評価に用いられる記号は、二重丸、一重丸、黒三角、バツ印および白三角に限らず適宜変更可能である。例えば、星印が用いられてもよい。また、記号の意味も、上述した意味に限らず適宜変更可能である。例えば、バツ印が5番手の評価を表し白三角が4番手の評価を表してもよい。
【0038】
競走馬の指定および競走馬の評価の指定は、競争馬に対応する予想欄H3への操作により行われる。本実施形態では、競走馬の指定および競走馬の評価の指定は、同時に行われる。
【0039】
図2Bは、競走馬の指定および競走馬の評価の指定の一例を説明するための図である。
競争馬に対応する予想欄H3への操作が行われると、競走馬の評価を指定するための画像G2が表示される。図2Bは、競争馬「BB」に対応する予想欄H3への操作が行われて画像G2が表示された状況を示している。
【0040】
画像G2には、競走馬の評価の指定するためのボタンP3〜P8が示される。ボタンP3は、二重丸(本命)を指定するためのボタンである。ボタンP4は、一重丸(対抗)を指定するためのボタンである。ボタンP5は、黒三角(単穴)を指定するためのボタンである。ボタンP6は、バツ印(穴)を指定するためのボタンである。ボタンP7は、白三角(連下)を指定するためのボタンである。ボタンP8は、競争馬への評価を取り消すためのボタンである。
【0041】
図2Bの競走馬指定画像G1では、競争馬「DD」が本命として指定され、競争馬「FF」が対抗として指定され、単穴の競走馬の指定が行われる状況を表している。
例えば、競走馬「BB」に対して単穴の評価を指定する場合、競争馬「BB」に対応する予想欄H3への操作が行われ、その後、画像G2のボタンP5が操作される。
なお、競争馬に対する評価の指定は、ボタンP8への操作、および、ひとつ取消ボタンP10への操作に応じて、ひとつずつ取り消すことができ、また、全て取消ボタンP11への操作に応じて、全てを取り消すことができる。
ボタンP8を用いた評価の取消操作としては、評価を取り消す競争馬に対応する予想欄H3への操作が行われた後に、画像G2のボタンP8が操作される。ひとつ取消ボタンP10を用いた評価の取消操作としては、ひとつ取消ボタンP10が操作された後に、評価を取り消す競争馬に対応する予想欄H3への操作が行われる。
【0042】
画像G1aにおいて、競走馬の評価を受け付けずに、競走馬の指定のみが行われてもよい。例えば、評価を伴わずに競走馬を指定する場合、競争馬に対応する予想欄H3の指定のみが行われる。この場合、指定された競走馬に対応する予想欄H3には、評価に用いられる記号とは異なる記号(例えば、四角形)が表示される。なお、評価に用いられる記号とは異なる記号は、四角形に限らず適宜変更可能である。
【0043】
画像G1aでは、指定された競走馬に対応するベット候補(例えば、ベット候補B1、B2、B3およびB4)は、ベット方式ごとに表示される。具体的には、馬連ベット方式に対応するベット候補B1は、馬連領域R4aに表示される。ワイドベット方式に対応するベット候補B2は、ワイド領域R4bに表示される。馬単ベット方式に対応するベット候補B3およびB4は、馬単領域R4cに表示される。3連複ベット方式に対応するベット候補(図2Aでは不図示)は、3連複領域R4dに表示される。3連単ベット方式に対応するベット候補(図2Aでは不図示)は、3連単領域R4eに表示される。
【0044】
馬連領域R4a、ワイド領域R4b、馬単領域R4c、3連複領域R4dおよび3連単領域R4eの各々には、当該領域に表示された1以上のベット候補のすべてに対するベットをまとめて受付可能なベットボタンP1が表示される。例えば、馬単領域R4cのベットボタンP1が操作されると、馬単領域R4cに表示された全てのベット候補(図2Aの例では、ベット候補B3およびB4)に対するベットがまとめて受け付けられる。以下、馬連領域R4a、ワイド領域R4b、馬単領域R4c、3連複領域R4dおよび3連単領域R4eの各々を「ベット方式領域」とも称する。
【0045】
画像G1aには、画像G1aに表示された1以上のベット候補のすべてに対するベットをまとめて受付可能なベットボタンP2が表示される。例えば、画像G1aが図2Aにした態様である状況でベットボタンP2が操作されると、ベット候補B1〜B4に対するベットが一括して受け付けられる。
【0046】
なお、競争馬指定画像G1に表示されるベット候補は、例えば、「軸」と「相手」によって表されてもよいし、ボックス形式で表されてもよい。
図2Cは、馬連領域R4a、馬単領域R4c、3連複領域R4dおよび3連単領域R4eでは、ベット候補を「軸」と「相手」によって表し、ワイド領域R4bでは、ベット候補をボックス形式によって表した競争馬指定画像G1の一例を示した図である。
【0047】
なお、馬連領域R4aおよびワイド領域R4bでは、切換えボタンP12が操作されるごとに、後述する表示制御部552(図4参照)が、切換えボタンP12の表示を「流し」から「ボックス」、「ボックス」から「流し」へと切り換え、切換えボタンP12に表示されたベット方式のベット候補を馬連領域R4aおよびワイド領域R4bに表示する。
【0048】
馬単領域R4cでは、切換えボタンP12が操作されるごとに、表示制御部552が、切換えボタンP12の表示を「1着流し」、「2着流し」、「マルチ流し」、「ボックス」、「1着流し」・・・の順に切り換え、切換えボタンP12に表示されたベット方式のベット候補を馬単領域R4cに表示する。
【0049】
3連複領域R4dでは、切換えボタンP12が操作されるごとに、表示制御部552が、切換えボタンP12の表示を「1頭軸流し」、「2等軸流し」、「ボックス」、「1頭軸流し」・・・の順に切り換え、切換えボタンP12に表示されたベット方式のベット候補を3連複領域R4dに表示する。
【0050】
3連単領域R4eでは、切換えボタンP12が操作されるごとに、表示制御部552が、切換えボタンP12の表示を「1頭軸流し」、「2等軸流し」、「1頭軸マルチ流し」、「2頭軸マルチ流し」、「ボックス」、「1頭軸流し」・・・の順に切り換え、切換えボタンP12に表示されたベット方式のベット候補を3連単領域R4eに表示する。
【0051】
なお、馬連領域R4a、ワイド領域R4b、馬単領域R4c、3連複領域R4dおよび3連単領域R4eの各々には、当該領域に示されたベット候補の実際の数(買い目の数)が表示されてもよいし、当該領域に示されたベット候補へのベット額(ベット数)が表示されてもよい。
【0052】
領域R3において、タブT1〜T5のいずれかが指定された場合、すなわち、タブT1〜T5のいずれかに対応するベット方式が指定された場合、領域R4には、指定されたベット方式に属するベット候補を指定するためのベット候補指定画像が表示される。ベット候補指定画像は、指定されたベット方式に属する複数のベット候補を表す。プレイヤは、ベット候補指定画像に表された複数のベット候補の中から、ベットする予定のベット候補を指定する。
【0053】
図1に戻って、操作受付装置12は、プレイヤの操作を受け付ける。本実施形態では、表示装置11の表示面に重ね合わされたタッチパネルが、操作受付装置12として用いられる。操作受付装置12は、タッチパネルに限らず適宜変更可能である。例えば、操作受付装置12は、操作ボタン、音声で操作を受け付ける音声受付部、または、プレイヤのジェスチャで操作を受け付ける受付部でもよい。
本実施形態では、プレイヤがゲーム画像(例えば、競走馬指定画像G1)にタッチすると、操作受付装置12は、プレイヤのタッチ位置を検出する。ゲーム装置1は、操作受付装置12が検出したタッチ位置に基づいて、プレイヤの操作内容を認識する。
例えば、ゲーム装置1は、競走馬指定画像G1の領域R4において、ある馬名に対応する予想欄H3がタッチされ、そのタッチに応じて表示される画像G2内のボタンP3がタッチされると、その馬名を有する競走馬の指定と、当該競走馬の評価(本命)の指定と、を受け付ける。
【0054】
投入口13には、コインが投入される。コインはメダルとも称され得る。ゲーム装置1は、投入されたコインに対応するクレジットを蓄積する。以下、蓄積されたクレジットの数を「クレジット数」とも称する。プレイヤは、蓄積されたクレジットから競馬ゲームに必要なクレジットを消費することで、競馬ゲームに参加(ベット)できる。ベットされたベット候補が、抽選の結果、入賞すると、ゲーム装置1は、プレイヤに報酬を与える。報酬は、クレジットでもよいし、コインでもよいし、ポイントでもよいし、引換券でもよいし、実際の金銭でもよいし、チケットでもよい。本実施形態では、報酬として、クレジットが与えられる。クレジットは、競馬ゲーム内で利用可能な通貨であればよい。クレジット数は、例えば、実際の金銭、コイン、チケット、ポイントまたは引換券に変換可能であってもよい。
【0055】
差込口14には、プレイヤに配布されたカードが差し込まれる。このカードには、プレイヤの識別情報(IDコード)が書き込まれている。ゲーム装置1は、差込口14に差し込まれたカードに、プレイヤのプレイデータを書き込むことができる。また、一部又は全部のプレイデータについて、プレイヤの識別情報と関連付けてサーバ装置の記憶装置に記憶し、ゲーム装置1はサーバ装置からプレイヤの識別情報に関連付けられたプレイヤデータを取得するようにしてもよい。プレイヤは、このカードを用いることによって、後日、競馬ゲームの続きを行うことができる。なお、カードは例えばICカードであり、非接触ICカードリーダ・ライタを使って、プレイヤの識別情報を取得したり、プレイヤのプレイデータを書き込んだりする。また、差込口14を設けずに、筺体の表面に読取装置や書込装置を設ける態様であってもよい。
【0056】
払戻口15からは、コインが払い出される。例えば、払戻口15は、報酬として与えられたクレジットから変換されたコインを払い出す。ゲーム装置1は、コインの払い出しに代えて、払い戻されるコインに相当するクレジット数(以下「払い戻しクレジット数」と称する)を、差込口14に挿入されたカードに書き込んでもよい。この際、カードに、既にクレジット数が書き込まれている場合には、ゲーム装置1は、既に書き込まれているクレジット数に、払い戻しクレジット数を加算してもよい。
【0057】
センター部30は、フィールド31と、フィールド31内に設けられた馬場32と、馬場32を走行する複数の模型馬33と、を含む。複数の模型馬33は、複数の競走馬と1対1で対応する。複数の模型馬33は、複数の競走馬が行う競馬レースを3次元で表現する。
【0058】
[2.ハードウェア構成]
図3は、ゲーム装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0059】
ステーション部10は、上述した表示装置11および操作受付装置12に加えて、読取装置16と、書込装置17と、記憶装置18と、プロセッサ19と、を含む。読取装置16は、差込口14に差し込まれたカードからデータを読み取る。書込装置17は、差込口14に差し込まれたカードにプレイヤのプレイデータおよびクレジット数等を書き込む。記憶装置18は、プロセッサ等のコンピュータによって読み取り可能な記録媒体の一例である。記憶装置18は、プロセッサ19の作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリと、ステーション部で実行すべきゲーム装置1のプログラム等の各種情報を記憶するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリと、を含む。プロセッサ19は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ19は、記憶装置18に記憶されたプログラムを読み取り実行することによって、種々の機能を実現する。ここで、プロセッサ19は一つである必要はなく、複数のプロセッサがゲームの処理に必要な各種機能を独立して又は協働して実行しても良い。
【0060】
センター部30は、記憶装置34と、プロセッサ35と、を含む。記憶装置34は、プロセッサ等のコンピュータによって読み取り可能な記録媒体の一例である。記憶装置34は、プロセッサ35の作業領域として機能するRAM等の揮発性メモリと、センター部30で実行すべきゲーム装置1のプログラム等の各種情報を記憶するEEPROM等の不揮発性メモリと、を含む。プロセッサ35は、例えば、CPUである。プロセッサ35は、記憶装置34に記憶されたプログラムを読み取り実行することによって、種々の機能を実現する。ここで、プロセッサ35は一つである必要はなく、複数のプロセッサがゲームの処理に必要な各種機能を独立して又は協働して実行しても良い。
【0061】
[3.機能ブロック]
図4は、プロセッサ19とプロセッサ35が独立又は協働してプログラムを実行することによって実現される制御部550の一例を示した機能ブロック図である。例えば、抽選実行部554やフィールド制御部556は、プロセッサ35が所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。また、指定受付部551や表示制御部552、ベット受付部553、入賞判定部555、クレジット管理部557はプロセッサ19が所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。なお、この例に限定されず、例えば、指定受付部551や表示制御部552、ベット受付部553、入賞判定部555、クレジット管理部557についてもプロセッサ35が所定のプログラムを実行することによって実現されてもよいし、全ての機能についてプロセッサ19とプロセッサ35が協働してそれぞれ所定のプログラムを実行することによって実現されてもよいし、その他の例であってもよい。
以下では、説明の簡略化を図るため、1つのステーション部10のみがセンター部30に接続されている態様について説明を行う。
【0062】
制御部550は、指定受付部551と、表示制御部552と、ベット受付部553と、抽選実行部554と、入賞判定部555と、フィールド制御部556と、クレジット管理部557と、を含む。
【0063】
指定受付部551は、競馬レースに出走する複数の競走馬の中から、一以上の競走馬の指定を、プレイヤから操作受付装置12を介して受け付ける。
指定受付部551は、指定を受け付けた競走馬(以下「指定競走馬」と称する)に対する評価についても、プレイヤから操作受付装置12を介して受け付ける。
本実施形態では、指定受付部551は、競走馬指定画像G1でタブT6が指定された状況(以下「お手軽指定状況」と称する)において、プレイヤから1頭以上の指定競走馬および当該指定競走馬の評価を受け付ける。
【0064】
表示制御部552は、複数種類のベット方式(競馬ゲームが有する全てのベット方式の中の2種類以上のベット方式)のいずれかに属する複数のベット候補のうち、1頭以上の指定競走馬の少なくとも1頭に応じた1以上のベット候補(以下「選択ベット候補」とも称する)を、表示装置11に表示する。
【0065】
本実施形態では、表示制御部552は、お手軽指定状況において選択ベット候補をベット方式ごとに示す競走馬指定画像G1(図2A図2Bおよび図2C参照)を、表示装置11に表示する。
表示制御部552は、複数種類のベット方式の各ベット方式の複数のベット候補をまとめたベット候補群(以下「総ベット候補」とも称する)のうち、1頭以上の指定競走馬の少なくとも一頭に応じた1以上の選択ベット候補を、表示装置11に表示してもよい。
【0066】
表示制御部552は、例えば、指定競走馬の数に基づいて、複数種類のベット方式の中から1以上の利用可能なベット方式を選択する。
表示制御部552は、ベット候補の特定において必要となる競走馬の数と、指定競走馬の数と、に基づいて、利用可能なベット方式を選択してもよい。
一例を挙げると、表示制御部552は、複数種類のベット方式の中で、ベット候補の特定において必要となる競争馬の数が指定競走馬の数以下であるベット方式を、利用可能なベット方式として選択する。
例えば、表示制御部552は、指定競走馬の数が1である場合、利用可能なベット方式として、ベット候補の特定において必要となる競走馬の数が1である単勝ベット方式を選択する。
表示制御部552は、指定競走馬の数が2である場合、利用可能なベット方式として、単勝ベット方式と馬連ベット方式とワイドベット方式と馬単ベット方式とを選択する。馬連ベット方式とワイドベット方式と馬単ベット方式は、ベット候補の特定において必要となる競走馬の数が2である。
表示制御部552は、指定競走馬の数が3以上である場合、利用可能なベット方式として、単勝ベット方式と馬連ベット方式とワイドベット方式と馬単ベット方式と3連複ベット方式と3連単ベット方式とを選択する。3連複ベット方式と3連単ベット方式は、ベット候補の特定において必要となる競走馬の数が3である。
【0067】
また、表示制御部552は、指定受付部551が競走馬の指定および評価を受け付けた場合、さらに、当該評価に基づいて、複数種類のベット方式の中から1以上の利用可能なベット方式を選択する。
一例を挙げると、表示制御部552は、複数種類のベット方式の中から、ベット候補の特定において必要となる評価が受け付けられたベット方式を、利用可能なベット方式として選択する。
【0068】
図5は、ベット方式と、当該ベット方式のベット候補の特定において必要となる評価と、の関係を示した関係情報Dの一例を示した図である。関係情報Dは、記憶装置34に記憶される。
図5に示した関係情報Dでは、ベット方式において、軸として示された評価は、ベット候補の特定において必要である。
馬連ベット方式の流しベット方式と、ワイドベット方式の流しベット方式と、馬単ベット方式の1着流しベット方式、2着流しベット方式およびマルチベット方式とにおいて、相手として示された評価の中の1つ以上の評価が、ベット候補の特定において必要である。
馬連ベット方式、ワイドベット方式および馬単ベット方式のボックスベット方式では、ボックスに示された複数の評価の中の2つ以上の評価が、ベット候補の特定において必要である。
3連複ベット方式の1頭軸流しベット方式と、3連単ベット方式の1頭軸流しベット方式および1頭軸マルチ流しベット方式とにおいて、相手として示された評価の中の2つ以上の評価が、ベット候補の特定において必要である。
3連複ベット方式の2頭軸流しベット方式と、3連単ベット方式の2頭軸流しベット方式および2頭軸マルチ流しベット方式において、相手として示された評価の中の1つ以上の評価が、ベット候補の特定において必要である。
3連複ベット方式および3連単ベット方式のボックスベット方式では、ボックスに示された複数の評価の中の3つ以上の評価が、ベット候補の特定において必要である。
【0069】
例えば、表示制御部552は、指定受付部551が、少なくとも「本命」と「対抗」と「単穴」の評価を受け付けた場合、関係情報Dを参照して、流しベット方式と、1着流しベット方式と、2着流しベット方式と、マルチ流しベット方式と、1頭軸流しベット方式と、2頭軸流しベット方式と、1頭軸マルチ流しベット方式と、2頭軸マルチ流しベット方式と、ボックスベット方式とを、利用可能なベット方式として選択する。
なお、流しベット方式は、馬連ベット方式の流しベット方式と、ワイドベット方式の流しベット方式と、を含む。1着流しベット方式は、馬単ベット方式の1着流しベット方式である。2着流しベット方式は、馬単ベット方式の1着流しベット方式である。マルチ流しベット方式は、馬単ベット方式の1着流しベット方式である。1頭軸流しベット方式は、3連複ベット方式の1頭軸流しベット方式と、3連単ベット方式の1頭軸流しベット方式と、を含む。2頭軸流しベット方式は、3連複ベット方式の2頭軸流しベット方式と、3連単ベット方式の2頭軸流しベット方式と、を含む。1頭軸マルチ流しベット方式は、3連単ベット方式の1頭軸マルチ流しベット方式である。2頭軸マルチ流しベット方式は、3連複ベット方式の2頭軸マルチ流しベット方式である。ボックスベット方式は、馬連ベット方式のボックスベット方式と、ワイドベット方式のボックスベット方式と、馬単ベット方式のボックスベット方式と、3連複ベット方式のボックスベット方式と、3連単ベット方式のボックスベット方式と、を含む。
【0070】
表示制御部552は、選択したベット方式のいずれかに属するベット候補を、選択ベット候補として、表示装置11に表示する。
例えば、表示制御部552は、利用可能なベット方式として1種類のベット方式を選択した場合、当該1種類のベット方式に属する複数のベット候補の中から、指定競走馬に応じたベット候補を、選択ベット候補として、表示装置11に表示する。
また、表示制御部552は、利用可能なベッド方式として2種類以上のベット方式を選択した場合、選択した各ベット方式の複数のベット候補をまとめたベット候補群の中から、指定競走馬に応じたベット候補を、選択ベット候補として表示装置11に表示する。
【0071】
ベット受付部553は、表示装置11に表示された1以上の選択ベット候補の少なくとも1つの選択ベット候補に対するベットを受け付ける。
例えば、ベット受付部553は、競走馬指定画像G1に示された選択ベット候補へのタッチを操作受付装置12が受け付けると、タッチされた選択ベット候補へのベット(例えば、所定ベット額でのベット)を受け付ける。所定ベット額は、例えば、最小ベット額でもよいし、最小ベット額でなくてもよい。
また、ベット受付部553は、競走馬指定画像G1のタブT1〜T5のいずれかに応じたベット候補指定画像において、選択ベット候補へのタッチを操作受付装置12が受け付けると、タッチされたベット候補へのベット(例えば、所定ベット額でのベット)を受け付ける。
【0072】
ベット受付部553は、表示装置11に表示された1以上の選択ベット候補のすべてに対するベットをまとめて受け付け可能である。
例えば、操作受付装置12が、競走馬指定画像G1に表示されたベットボタンP2(図2A図2Bおよび図2C参照)へのタッチを受け付けた場合、ベット受付部553は、画像G1aに表示されたベット候補のすべてに対するベット(例えば、所定ベット額でのベット)をまとめて受け付ける。
【0073】
また、ベット受付部553は、表示装置11に表示された1以上のベット候補に対するベットを、ベット方式単位で受け付け可能である。
例えば、操作受付装置12が、競走馬指定画像G1に表示されたいずれかのベットボタンP1(図2A図2Bおよび図2C参照)へのタッチを受け付けた場合、ベット受付部553は、タッチされたベットボタンP1が属するベット方式領域に表示された1以上のベット候補のすべてに対するベット(例えば、所定ベット額でのベット)をまとめて受け付ける。
【0074】
抽選実行部554は、複数の競走馬の中から、1頭以上の競走馬を選択するための抽選を実行する。本実施形態では、抽選実行部554は、レースにおける順位ごとに、複数の競走馬の中から、当該順位に対応する競走馬を選択する抽選を実行する。
【0075】
入賞判定部555は、抽選実行部554の抽選結果と、ベット受付部553にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う。本実施形態では、入賞判定部555は、ベット受付部553にてベットを受け付けたベット候補のうち、抽選結果に該当するベット候補についてのみ、入賞と判定してプレイヤに報酬を付与する。
【0076】
フィールド制御部556は、競馬ゲームに応じて複数の模型馬33を制御する。
クレジット管理部557は、投入口13に投入されたコインの数に応じてクレジットを管理する。クレジット管理部557は、プレイヤの競馬ゲームへの参加に応じて、クレジット数を消費する。クレジット管理部557は、払戻口15からのコインの払い出しを管理する。クレジット管理部557は、報酬に応じてクレジット数を更新する。
【0077】
[4.動作の説明]
表示制御部552が、図2A図2Bまたは図2Cに示した競走馬指定画像G1を表示装置11に表示している状況においては、プレイヤは、ベット方式を指定することなく競走馬(馬番)を指定できる。
【0078】
図6は、プレイヤがベット方式を指定することなく競走馬を指定するときのゲーム装置1(具体的にはステーション部10とセンター部30)の動作を説明するためのフローチャートである。
プレイヤは、競走馬指定画像G1へのタッチによって、競争馬の指定と、当該競走馬に対する評価の指定とを、ゲーム装置1に入力する。指定受付部551は、操作受付装置12を介して、競争馬の指定および評価の指定を受け付ける(ステップS500)。
【0079】
続いて、表示制御部552は、指定受付部551が受け付けた競争馬の指定および評価の指定に基づいて、利用可能なベット方式を選択する(ステップS502)。
ステップS502では、指定受付部551が評価を受け付けていない場合、表示制御部552は、指定競走馬の数に基づいて、利用可能なベット方式を選択する。本実施形態では、表示制御部552は、複数種類のベット方式の中で、ベット候補の特定において必要となる競争馬の数が指定競走馬の数以下であるベット方式を、利用可能なベット方式として選択する。
一方、指定受付部551が競走馬に対する評価を受け付けた場合、ステップS502では、表示制御部552は、競走馬に対する評価に基づいて、利用可能なベット方式を選択する。本実施形態では、表示制御部552は、複数種類のベット方式の中から、ベット候補の特定において必要となる評価が受け付けられたベット方式を、利用可能なベット方式として選択する。なお、複数種類のベット方式のいずれについても、ベット候補の特定において必要となる評価が受け付けられなかった場合、表示制御部552は、複数種類のベット方式の中で、ベット候補の特定において必要となる競争馬の数が指定競走馬の数以下であるベット方式を、利用可能なベット方式として選択する。
【0080】
表示制御部552は、利用可能なベット方式を選択すると、選択したベット方式のいずれかに属するベット候補を、選択ベット候補として、表示装置11に表示する(ステップS504)。
ステップS504では、表示制御部552は、利用可能なベット方式に属する複数のベット候補をまとめたベット候補群の中から、指定競走馬に応じたベット候補を、選択ベット候補として表示装置11に表示する。
【0081】
例えば、馬番「4」と馬番「6」が評価を伴わずに指定された場合、表示制御部552は、単勝ベット方式で馬番「4」および馬番「6」をそれぞれ1位として指定する2つのベット対象と、馬連ベット方式で[1着・2着]の組み合わせとして[馬番「4」・馬番「6」]を指定する1つのベット対象と、ワイドベット方式で2頭の組み合わせして[馬番「4」・馬番「6」]を指定する1つのベット対象と、馬単ベット方式で[1着・2着]として[馬番「4」・馬番「6」]、[馬番「6」・馬番「4」]をそれぞれ指定する2つのベット対象と、からなる計6つのベット対象を、選択ベット候補として表示装置11に表示する。
なお、表示制御部552は、単勝ベット方式の選択ベット候補を表示装置11に表示しなくてもよい。
【0082】
また、評価を伴って競走馬が指定され、流しベット方式と、1着流しベット方式と、2着流しベット方式と、マルチ流しベット方式と、1頭軸流しベット方式と、2頭軸流しベット方式と、1頭軸マルチ流しベット方式と、2頭軸マルチ流しベット方式と、ボックスベット方式とが、利用可能なベット方式として選択された場合には、利用可能な各ベット方式において以下のように選択ベット候補が決定される。
【0083】
流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」を用いかつ「相手」として「本命」以外の評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0084】
1着流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」を用いかつ「相手」として「本命」以外の評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0085】
2着流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」を用いかつ「相手」として「本命」以外の評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0086】
マルチ流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」を用いかつ「相手」として「本命」以外の評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0087】
1頭軸流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」を用いかつ「相手」として「本命」以外の評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0088】
2頭軸流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」および「対抗」を用いかつ「相手」として「本命」と「対抗」のいずれでもない評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0089】
1頭軸マルチ流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」を用いかつ「相手」として「本命」以外の評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0090】
2頭軸マルチ流しベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、「軸」として「本命」および「対抗」を用いかつ「相手」として「本命」と「対抗」のいずれでもない評価を受けた競走馬を用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0091】
ボックスベット方式が利用可能なベット方式として選択されている場合、表示制御部552は、各評価を受けた競走馬を、ボックスベット方式用に指定された競走馬として用いることによって、指定競走馬に応じた選択ベット候補を決定する。
【0092】
なお、ステップS504では、表示制御部552は、図2A図2Bおよび図2Cに示したように選択ベット候補をベット方式ごとに、表示装置11に表示する。
【0093】
選択ベット候補が表示装置11に表示されると、プレイヤは、操作受付装置12を用いて、選択ベット候補の中から、ベットする予定の選択ベット候補を指定する。具体的には、プレイヤは、競走馬指定画像G1に表示されている選択ベット候補の中の、ベットする予定の選択ベット候補をタッチする。
ベット受付部553は、競走馬指定画像G1に示された選択ベット候補へのタッチを操作受付装置12が受け付けると、タッチされた選択ベット候補へのベットを受け付ける(ステップS506)。
【0094】
続いて、抽選実行部554は、所定のタイミングになると、レースにおける順位ごとに、複数の競走馬の中から、当該順位に対応する競走馬を選択する抽選を実行する(ステップS508)。
ステップS508では、抽選実行部554は、まず、各競走馬の能力パラメータ等に基づいて、複数の競走馬の中から1着の競走馬を抽選で決定する。続いて、抽選実行部554は、複数の競走馬から1着になった競走馬を除いた残りの競争馬の能力パラメータ等に基づいて、残りの競争馬の中から2着の競走馬を抽選で決定する。以下、抽選実行部554は同様に、最下位の競争馬が確定するまで抽選を繰り返す。フィールド制御部556は、抽選結果に合うように複数の模型馬33を制御する。
【0095】
続いて、入賞判定部555は、抽選実行部554の抽選結果と、ベット受付部553にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う(ステップS510)。
ステップS510では、入賞判定部555は、抽選実行部554の抽選結果に従って、各ベット方式のベット候補について、入賞が成立するベット候補を確定する。
例えば、抽選によって、1着が馬番2で、2着が馬番5との着順が決定された場合、入賞判定部555は、「単勝ベット方式の馬番2」、「連複(馬連)ベット方式の馬番2と馬番5の組合せ」のベット対象は入賞したと判定する。一方、1着が馬番5で、2着が馬番2との着順が決定された場合、入賞判定部555は、「単勝ベット方式の馬番2」のベット対象は入賞してないと判定し、「連複(馬連)ベット方式の馬番2と馬番5との組合せ」のベット対象は入賞したと判定する。
続いて、入賞判定部555は、ベット受付部553にてベットを受け付けたベット候補のうち、入賞となったベット候補についてのみ、プレイヤに報酬を付与する。この報酬は、クレジット管理部557によって管理される。
【0096】
本実施形態によれば、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームであっても、プレイヤが単に1以上の抽選要素を指定すれば、指定を受け付けた1以上の抽選要素の少なくとも1つに応じた1以上のベット候補が表示される。このため、プレイヤは、抽選要素の指定の他に、ベット方式を指定する必要がなくなり、プレイヤのベット操作の負担が軽減される。また、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームであっても、単に1以上の抽選要素を指定することによって、複数種類にまたがる複数のベット候補を表示可能になるため、プレイヤのベット操作の負担が軽減される。
【0097】
[5.追加機能]
プレイヤに、他のプレイヤの指定競走馬に応じたベット候補が提示される構成が考えられる。しかしながら、他のプレイヤの指定競走馬に応じたベット候補が多い場合、プレイヤは、提示された非常に多くのベット候補を分析できず、これらのベット候補を参考にしないかもしれない。この場合、他のプレイヤの指定競走馬に応じたベット候補の提示が無駄になってしまうおそれがある。
そこで、制御部550は、一のステーション部10の表示装置11に、他のステーション部10において他のプレイヤから指定を受け付けた1頭以上の競走馬の少なくとも1頭に応じた1以上のベット候補を、指定を受け付けた競走馬に対する他のプレイヤの評価とともに表示する機能をさらに有してもよい。具体的には、指定受付部551、ベット受付部553、入賞判定部555によって取得した他のステーション部10の情報に基づいて、表示制御部552によって一のステーション部10の表示装置11に表示する内容を決定する。
【0098】
図7は、この機能によって表示装置11に表示される競走馬指定画像G1の一例を示した図である。
図7に示した競走馬指定画像G1は、画像G1bを有する。画像G1bは、他のステーション部10において他のプレイヤから指定を受け付けた1頭以上の競走馬の少なくとも1頭に応じた1以上のベット候補(選択ベット候補)を、指定を受け付けた競走馬に対する当該他のプレイヤの評価とともに表示する。図7に示した例では、画像G1bは、2人の他のプレイヤの予想(他のプレイヤの指定競走馬およびその評価と、その評価にて特定されるベット候補の例)を表示している。
【0099】
画像G1bが表示されると、あるステーション部10のプレイヤは、他のプレイヤの指定競走馬への評価に基づいて、他のプレイヤの指定競走馬に応じたベット候補を分析できる。このため、プレイヤは、他のプレイヤの指定競走馬に応じたベット候補と同じベット候補に対してベットしやすくなる。よって、ベット数を増加させることが可能になる。
【0100】
他のプレイヤの数、および、提示されるベット候補の数は限定されないが、他のプレイヤの数、および、提示されるベット候補の数が多すぎると、他のプレイヤの指定競走馬に応じたベット候補の分析に時間がかかってしまうおそれがある。よって、例えば、他のプレイヤの数を最大3人とし、他の各プレイヤから提供されるベット候補の数を2種類程度にすることが好ましい。
なお、制御部550は、他のステーション部10を、各ステーション部10での前回の競馬ゲームの勝敗に基づいて選択してもよいし、ランダムに選択してもよい。一例を挙げると、制御部550は、他の複数のステーション部10の中で、前回の競馬ゲームで報酬を受けたプレイヤがプレイしているステーション部10を、他のステーション部10として選択する。
【0101】
[B.変形例]
上述した実施形態は、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
【0102】
[変形例1]
複数種類のベット方式を有する抽選ゲームとして、競馬ゲームの代わりに、ルーレットゲームが用いられてもよい。
図8は、ルーレットゲームが有するベット方式を説明するための図である。
図8に示したルーレットゲームは、0〜36および00の数字が複数の抽選要素の一例となる。複数の数字の各々には、赤と黒のいずれかが対応づけられている。ルーレットゲームは、ベット方式C1〜C11を有する。
ベット方式C1は、1個の当たり数字の候補として1個の数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C2は、1個の当たり数字の候補として隣接する2個の数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C3は、1個の当たり数字の候補として隣接する3個の数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C4は、1個の当たり数字の候補として隣接する4個の数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C5は、1個の当たり数字の候補として隣接する横2列に含まれる5個の数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C6は、1個の当たり数字の候補として隣接する横2列に含まれる6個の数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C7は、1個の当たり数字の候補として縦1列に含まれる12個の数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C8は、1個の当たり数字の候補としてダース単位の個数の数字(1〜12、13〜24または25〜36)を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C9は、1個の当たり数字の候補として1〜36の数字の前半(1〜18)または後半(19〜36)を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C10は、1個の当たり数字の候補として、1〜36の数字のうち、奇数(odd)に含まれる数字または偶数(even)に含まれる数字を用いる複数のベット候補を有する。ベット方式C11は、1個の当たり数字の候補として、赤に属する数字または黒に属する数字を用いる複数のベット候補を有する。
【0103】
表示装置11は、複数の抽選要素、具体的には0〜36および00の数字を表示する。
プレイヤは、操作受付装置12を用いて、0〜36および00の数字の中から、1個以上の数字を指定する。
指定受付部551は、操作受付装置12を介してプレイヤが指定した1個以上の数字を受け付ける。
【0104】
続いて、表示制御部552は、操作受付装置12が受け付けた数字ごとに、当該数字を含むベット候補を、ベット方式C1〜C11の各ベット方式の複数のベット候補をまとめたベット候補群(以下「ルーレットベット候補群」とも称する)の中から選択ベット候補として選択する。
例えば、数字4が受け付けられた場合、表示制御部552は、ベット方式C1、C2、C4、C6〜C11の各々について、当該ベット方式に属する複数のベット候補の中から、数字4を含むベット候補を、選択ベット候補として選択する。なお、表示制御部552は、操作受付装置12が受け付けた数字ごとに、当該数字を含むベット候補を、ベット方式C1〜C11の中の2以上のベット方式(例えば、ベット方式C1およびC2)の各々の複数のベット候補の中から選択ベット候補として選択する。続いて、表示制御部552は、選択ベット候補を、表示装置11に表示する。
【0105】
選択ベット候補が表示装置11に表示されると、プレイヤは、操作受付装置12を用いて、選択ベット候補の中から、ベットする予定の選択ベット候補を指定する。
【0106】
ベット受付部553は、選択ベット候補の指定を操作受付装置12が受け付けると、指定された選択ベット候補へのベットを受け付ける。
【0107】
続いて、抽選実行部554は、所定のタイミングになると、0〜36および00の数字の中から1個の数字を選択する抽選を実行する。
【0108】
続いて、入賞判定部555は、抽選実行部554の抽選結果に従って、各ベット方式のベット候補について、入賞が成立するベット候補を確定する。続いて、入賞判定部555は、ベット受付部553にてベットを受け付けたベット候補のうち、入賞となったベット候補についてのみ、プレイヤに報酬を付与する。この報酬は、クレジット管理部557によって管理される。
【0109】
[変形例2]
競馬ゲーム等の抽選ゲームが有するベット方式の種類は、2種類以上であればよい。
【0110】
[変形例3]
ゲーム装置1は、複数のステーション部10の代わりに、1つのステーション部10を備えてもよい。
【0111】
[変形例4]
フィールド31と複数の模型馬33とフィールド制御部556は省略されてもよい。
【0112】
[変形例5]
模型馬33は、ゲーム装置1の給電盤(不図示)から供給される電力のみを駆動エネルギーとして用いて動作する自走体によって動かされてもよい。
しかしながら、経年等の原因によって給電盤の一部が汚れた場合、汚れが生じた箇所を自走体が走行した際に、自走体に電力が供給されず、自走体が停止してしまうおそれがある。
そこで、自走体にバッテリが搭載され、自走体が、ゲーム装置1から供給される電力と、バッテリから供給される電力とを、択一的に駆動エネルギーとして使用してもよい。この場合、給電盤から自走体に電力が供給されなくなっても、自走体は、バッテリの電力によって自走可能となる。自走体が、バッテリの電力を用いて駆動して給電盤の汚れ箇所を通過すれば、再び、給電盤から自走体に電力が供給される。
バッテリは、給電盤からの電力によって充電可能であることが望ましい。
バッテリは、自走体と着脱自在であってもよいし、自走体に内蔵されてもよい。バッテリが自走体と着脱自在である場合、バッテリが内蔵されていない自走体にバッテリを装着することによって、バッテリが内蔵されていない自走体を、バッテリを内蔵した自走体と同様に動作させることが可能になる。
【0113】
図9Aは、バッテリが搭載された自走体の一例を示した外観図である。図9Bは、バッテリが搭載された自走体の一例を示した図である。
自走体36は、給電盤37から電力を受け取る給電ピン361と、一端が給電ピン361と接続された電圧降下用の抵抗362と、ダイオード363〜365と、充電可能なバッテリ366と、モータ等の駆動部367と、を有する。
ダイオード363のアノードは給電ピン361と接続され、ダイオード363のカソードは駆動部367と接続されている。
ダイオード364のアノードは抵抗362の他端と接続され、ダイオード364のカソードはバッテリ366の一端およびダイオード365のアノードと接続されている。
ダイオード365のアノードはダイオード364のカソードおよびバッテリ366の一端と接続され、ダイオード365のカソードは駆動部367と接続されている。
バッテリ366は、例えば、直列接続された複数のキャパシタによって構成される。なお、バッテリ366は、他の構成でもよい。バッテリ366の他端はグランドに接続されている。
ダイオード363および365は、電力切換部368に含まれる。
電力切換部368は、給電ピン361が給電盤37から電力を受けている場合には、給電ピン361が受けた電力を駆動部367に供給する。電力切換部368は、給電ピン361が給電盤37から電力を受けていない場合には、バッテリ366からの電力を駆動部367に供給する。バッテリ366は、給電ピン361が給電盤37から電力を受けている場合、抵抗362およびダイオード364を介して、給電ピン361が給電盤37から受けた電力によって充電される。
【0114】
[変形例6]
図4に示した複数の機能部の全部または一部は、例えば、FPGA(field programmable gate array)またはASIC(Application Specific IC)等の電子回路であるハードウェアで実現されてもよい。
【0115】
[変形例7]
差込口14と読取装置16と書込装置17は、省略されてもよい。
【0116】
[変形例8]
投入口13と払戻口15とクレジット管理部257が省略されてもよい。
【0117】
[C.付記]
以上の記載から、本発明は例えば以下のように把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書きで付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
【0118】
[付記1]
本発明の一態様に係るゲーム装置(1)は、複数種類のベット方式(例えば、単勝ベット方式と馬連ベット方式)を有する抽選ゲーム(例えば、競馬ゲーム)を実行するゲーム装置(1)であって、複数の抽選要素(例えば、複数の競走馬)の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから受け付ける指定受付部(551)と、前記複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補(例えば、少なくとも1頭の競争馬に対応するベット候補)のうち、前記指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部(11)に表示する表示制御部(552)と、前記表示部(11)に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付けるベット受付部(553)と、前記複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選(例えば、競争馬の着順について抽選)を実行する抽選実行部(554)と、前記抽選実行部(554)の抽選結果と、前記ベット受付部(553)にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う入賞判定部(555)と、を有する。
【0119】
この態様によれば、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームであっても、プレイヤが単に一以上の抽選要素を指定すれば、指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補が表示される。このため、プレイヤは、抽選要素の指定の他に、ベット方式を指定する必要がなくなり、プレイヤのベット操作の負担が軽減される。また、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームであっても、単に一以上の抽選要素を指定することによって、複数種類にまたがる複数のベット候補を表示可能になるため、プレイヤのベット操作の負担が軽減される。
【0120】
ゲーム装置(1)は、業務用のゲーム装置であってもよいし、家庭用のゲーム装置であってもよいし、端末装置であってもよい。
ゲーム装置(1)は、コイン(メダル)、クレジットまたはポイント等のゲーム用通貨を用いてプレイ可能であってもよい。コイン、クレジットまたはポイント等のゲーム用通貨は、実際の金銭に交換できなくてもよいし、実際の金銭に交換できてもよい。ゲーム装置(1)は、実際の金銭を用いてプレイ可能であってもよい。
ゲーム装置(1)は、抽選ゲームに入賞したベット候補にベットしたプレイヤに対して、報酬を与えてもよい。報酬は、ゲーム用通貨(例えば、コイン、クレジットまたはポイント)でもよいし、引換券でもよいし、実際の金銭でもよい。
ゲーム装置(1)は、ゲームをプレイするためにプレイヤから受け取る要素(以下「入力要素」とも称する)と、プレイヤへの報酬として用いられる要素(以下「出力要素」)とを、同じ種類の要素(例えば、入力要素と出力要素が共にコイン)としてもよいし、互いに異なる種類の要素(例えば、入力要素がコインで、出力要素が引換券)としてもよい。
【0121】
抽選ゲームとしては、例えば、競馬ゲームおよびルーレットゲームが挙げられる。抽選ゲームは、競馬ゲームおよびルーレットゲームに限らず、複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択する抽選を実行するゲームであればよい。
【0122】
複数の抽選要素は、抽選ゲームにおいて抽選の対象となる複数の要素である。例えば、複数の抽選要素は、競馬ゲームにおける複数の競争馬であり、ルーレットゲームにおける複数の数字である。
【0123】
複数種類のベット方式は、抽選ゲームが有する全種類のベット方式の中の少なくも2種類以上のベット方式であればよい。例えば、単勝ベット方式、馬連ベット方式および3連単ベット方式という3種類のベット方式を有する競馬ゲームが、抽選ゲームとして用いられた場合、複数種類のベット方式は、単勝ベット方式および馬連ベット方式という2種類のベット方式であってもよい。
【0124】
指定受付部(551)は、プレイヤから、直接的または間接的に、一以上の抽選要素の指定を受け付ければよい。
例えば、指定受付部(551)は、タッチパネル、操作ボタン、音声で操作を受け付ける音声受付部、または、プレイヤのジェスチャで操作を受け付ける受付部等の操作受付装置(12)を介して、間接的に、プレイヤから一以上の抽選要素の指定を受け付けてもよい。
指定受付部(551)は、プレイヤから直接的に一以上の抽選要素の指定を受け付けてもよい。プレイヤから直接的に一以上の抽選要素の指定を受け付ける指定受付部(551)は、タッチパネル、操作ボタン、音声で操作を受け付ける音声受付部、または、プレイヤのジェスチャで操作を受け付ける受付部等の操作受付装置(12)によって構成されてもよい。
指定受付部(551)は、一以上の抽選要素の指定のみを受け付けてもよい。指定受付部(551)は、一以上の抽選要素の指定に加えて、他の指定を受け付けてもよい。
【0125】
ベット候補は、抽選結果として生じ得る複数の事象を、ベット方式に則って表したものである。ベット候補は、当該ベット候補が属するベット方式に従って指定した抽選要素を用いて特定される。例えば、単勝ベット方式に属するベット候補は、抽選によって1着になると予想される1頭の競走馬によって特定される。
【0126】
表示制御部(552)は、例えば、複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補のうち、指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じたベット候補の全部を表示部(11)に表示してもよい。
また、表示制御部(552)は、各ベット方式の複数のベット候補をまとめたベット候補群(総ベット候補)のうち、指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部(11)に表示してもよい。
表示制御部(552)は、複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補(例えば、総ベット候補)のうち、指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補のみを、表示部(11)に表示してもよい。
表示制御部(552)は、複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補(例えば、総ベット候補)のうち、指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補に加えて、他のベット候補も表示部(11)に表示してもよい。この場合、表示制御部(552)は、指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を、他のベット候補とは異なる態様(例えば、表示領域を異ならせる態様、表示タイミングを異ならせる態様、または、表示色を異ならせる態様)で、表示部(11)に表示してもよい。
【0127】
ベット受付部(553)は、表示部(11)に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを、直接的または間接的に、受け付ければよい。
例えば、ベット受付部(553)は、表示部(11)に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを、タッチパネル、操作ボタン、音声で操作を受け付ける音声受付部、または、プレイヤのジェスチャで操作を受け付ける受付部等の操作受付装置(12)を介して、間接的に、受け付けてもよい。
ベット受付部(553)は、表示部(11)に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを、例えばプレイヤから、直接的に、受け付けてもよい。プレイヤから直接的にベットを受け付けるベット受付部(553)は、タッチパネル、操作ボタン、音声で操作を受け付ける音声受付部、または、プレイヤのジェスチャで操作を受け付ける受付部等の操作受付装置(12)によって構成されてもよい。
ベット受付部(553)は、表示部(11)に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットのみを受け付けてもよい。ベット受付部(553)は、表示部(11)により表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットに加えて、他のベットを受け付けてもよい。
ベット受付部(553)は、ベット候補ごとにベットを受け付けてもよいし、または、複数のベット候補に対するベットをまとめて受け付けてもよい。
【0128】
抽選実行部(554)は、例えば、抽選ゲームが競馬ゲームである場合、レースにおける順位ごとに、複数の競走馬の中から、当該順位に対応する競走馬を選択する抽選を実行する。また、抽選ゲームがルーレットゲームである場合、抽選実行部(554)は、複数の数字の中から1個の数字を選択する抽選を実行する。
【0129】
入賞判定部(555)は、例えば、ベット受付部(553)にてベットを受け付けたベット候補のうち、抽選結果に対応するベット候補についてのみ、入賞と判定する。
【0130】
[付記2]
他の態様に係るゲーム装置(1)は、付記1に記載のゲーム装置において、前記表示制御部(552)は、前記ベット方式ごとに前記ベット候補を前記表示部(11)に表示可能である。
当該他の態様に係るゲーム装置によれば、ベット方式ごとにベット候補を表示することが可能になる。このため、プレイヤは、表示されたベット候補の種類を認識しやすくなる。
【0131】
[付記3]
他の態様に係るゲーム装置(1)は、付記1または2に記載のゲーム装置において、前記ベット受付部(553)は、前記表示部(11)により表示された一以上のベット候補のすべてに対するベットをまとめて受け付け可能(P2)である。
当該他の態様に係るゲーム装置によれば、プレイヤは、一以上のベット候補のすべてに対するベットをまとめて行うことが可能になり、ベット操作の負担を軽減できる。
【0132】
[付記4]
他の態様に係るゲーム装置(1)は、付記1から3のいずれか一項に記載のゲーム装置において、前記ベット受付部(553)は、前記表示部(11)により表示された一以上のベット候補に対するベットを、前記ベット方式単位で受け付け可能である。
当該他の態様に係るゲーム装置によれば、プレイヤは、ベット方式単位でベット候補に対するベットを行うことが可能になり、ベット操作の負担を軽減できる。
【0133】
[付記5]
他の態様に係るゲーム装置(1)は、付記1から4のいずれか一項に記載のゲーム装置において、前記表示制御部(552)は、前記指定受付部(551)にて指定を受け付けた抽選要素の数に基づいて、前記複数種類のベット方式の中から一以上の利用可能なベット方式を選択し、該選択したベット方式のいずれかに属するベット候補を前記表示部(11)に表示する。
【0134】
当該他の態様に係るゲーム装置によれば、抽選要素の指定に基づいて選択された利用可能なベット方式のいずれかに属するベット候補が表示されるので、プレイヤの意図に応じたベット候補を表示することが可能になる。
【0135】
表示制御部(552)は、例えば、利用可能なベット方式を、指定を受け付けた抽選要素の数と、当該ベット方式に属するベット候補において必要となる抽選要素の数と、に基づいて選択してもよい。
また、表示制御部(552)は、複数種類のベット方式の中から、当該ベット方式に属するベット候補において必要となる抽選要素の数が、指定を受け付けた抽選要素の数以下であるベット方式を、利用可能なベット方式として選択してもよい。
【0136】
[付記6]
他の態様に係るゲーム装置(1)は、付記1から5のいずれか一項に記載のゲーム装置において、前記指定受付部(551)は、前記抽選要素に対する指定を受け付けるとともに、該指定を受け付けた抽選要素に対する評価(例えば、二重丸、一重丸、黒三角、バツ印および白三角の記号)についても受け付け、前記表示制御部(552)は、前記指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素に対する評価に基づいて、前記一以上の利用可能なベット方式を選択する。
【0137】
当該他の態様に係るゲーム装置によれば、抽選要素の指定に基づいて選択された利用可能なベット方式のいずれかに属するベット候補が表示されるので、プレイヤの意図に応じたベット候補を表示することが可能になる。
【0138】
指定を受け付けた抽選要素に対する評価は、任意の態様で表されてもよい。例えば、当該評価は、二重丸、一重丸、黒三角、バツ印および白三角等の記号によって表されてもよいし、数値または文字によって表されてもよい。
【0139】
表示制御部(552)は、例えば、複数種類のベット方式の中から、当該ベット方式に属するベット候補において必要となる評価が受け付けられたベット候補を、利用可能なベット方式として選択してもよい。
【0140】
[付記7]
他の態様に係るゲーム装置(1)は、付記1から6のいずれか一項に記載のゲーム装置において、前記表示制御部(552)は、他のゲーム装置において他のプレイヤから指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補について、該指定を受け付けた抽選要素に対する前記他のプレイヤの評価とともに前記表示部(11)に表示可能である。
【0141】
当該他の態様に係るゲーム装置によれば、プレイヤは、他のプレイヤの競走馬への評価に基づいて、他のプレイヤが指定したベット候補を分析できる。このため、プレイヤは、他のプレイヤが指定したベット候補と同じベット候補に対してベットしやすくなる。
【0142】
他のゲーム装置は、ゲーム装置(1)が複数のステーション部(30)を有する場合、あるステーション部(ゲーム装置)10とは異なるステーション部(30)であってもよい。また、他のゲーム装置は、ゲーム装置(1)とゲームを共有しているゲーム装置であってもよい。
【0143】
[付記8]
一態様に係るゲーム装置(1)は、一以上のプロセッサを有するゲーム装置であって、前記一以上のプロセッサの少なくとも一部は、複数種類のベット方式(例えば、単勝ベット方式と馬連ベット方式)を有する抽選ゲームを実行し、複数の抽選要素(例えば、複数の競走馬)の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから受け付ける処理(S500)と、前記複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補(例えば、少なくとも1頭の競争馬に対応するベット候補)のうち、前記プレイヤから指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部に表示する処理(S504)と、前記表示部に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付ける処理(S506)と、前記複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選(例えば、競争馬の着順について抽選)を実行する処理(S508)と、前記抽選の結果と、前記ベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定(S510)を行う処理と、を実行する。
【0144】
この態様によれば、付記1と同様に、プレイヤは、抽選要素の指定の他に、ベット方式を指定する必要がなくなり、プレイヤのベット操作の負担が軽減される。また、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームであっても、単に一以上の抽選要素を指定することによって、複数種類にまたがる複数のベット候補を表示可能になるため、プレイヤのベット操作の負担が軽減される。
【0145】
[付記9]
一態様に係るゲーム装置のプログラムは、一以上のプロセッサ(35)を具備するゲーム装置(1)のプログラムであって、当該一以上のプロセッサの少なくとも一部のプロセッサ(35)を複数の抽選要素(例えば、複数の競走馬)の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから受け付ける指定受付部(551)、前記複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補(例えば、少なくとも1頭の競争馬に対応するベット候補)のうち、前記指定受付部(551)にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部(11)に表示する表示制御部(552)、前記表示部(11)により表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付けるベット受付部(553)、前記複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選(例えば、競争馬の着順について抽選)を実行する抽選実行部(554)、および、前記抽選実行部(554)の抽選結果と、前記ベット受付部(553)にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う入賞判定部(555)として機能させる。
【0146】
この一態様によれば、複数種類のベット方式を有する抽選ゲームであっても、単に1以上の抽選要素を指定することによって、複数種類にまたがる複数のベット候補を表示可能になるため、プレイヤのベット操作の負担が軽減される。
【符号の説明】
【0147】
1…ゲーム装置、10…ステーション部、11…表示装置、12…操作受付装置、13…投入口、14…差込口、15…払戻口、16…読取装置、17…書込装置、30…センター部、31…フィールド、32…馬場、33…模型馬、34…記憶装置、35…プロセッサ、36…自走体、550…制御部、551…指定受付部、552…表示制御部、553…ベット受付部、554…抽選実行部、555…入賞判定部、556…フィールド制御部、557…クレジット管理部。
【要約】
【課題】プレイヤのベット操作の負担を軽減可能な技術を提供する。
【解決手段】複数種類のベット方式を有する抽選ゲームを実行するゲーム装置1は、複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素の指定をプレイヤから受け付ける指定受付部551と、複数種類のベット方式のいずれかに属する複数のベット候補のうち、指定受付部551にて指定を受け付けた一以上の抽選要素の少なくとも一に応じた一以上のベット候補を表示部11に表示する表示制御部552と、表示部11に表示された一以上のベット候補の少なくとも一のベット候補に対するベットを受け付けるベット受付部553と、複数の抽選要素の中から、一以上の抽選要素を選択するための抽選を実行する抽選実行部554と、抽選実行部554の抽選結果と、ベット受付部553にてベットを受け付けたベット候補とに基づいて、入賞判定を行う入賞判定部555と、を有する。
【選択図】図4
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B