特許6442866IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

光ファイバガラス母材から線引きされた光ファイバを冷却ガスにより強制的に冷却する光ファイバ冷却装置及び光ファイバ製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、ヘリウムガスは、アルゴンガスや窒素ガスに比べて非常に高価であるので、少量のヘリウムガスで光ファイバの温度を下げることが望まれる。この場合、光ファイバと冷却ガスとの接触時間を長くするために、冷却ガスを冷却管部の上端付近から供給するのが望ましいと考えられていた。
しかしながら、冷却管部の上端から冷却ガスの供給位置までの距離が短い場合、光ファイバの周りに牽引されている空気が拡散しにくく、冷却ガスが光ファイバの周囲に拡散されにくい。このため、空気の体積濃度(空気の体積分率ともいう)が低くならず、光ファイバの温度を下げ難くなるという問題がある。 このように、冷却ガスを冷却管部の上端付近から供給するのが望ましいが、冷却管部の上端からの供給位置までの距離が短いと、光ファイバの温度が却って下がり難くなるので、冷却ガスの最適な供給位置が存在するはずである。 本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、冷却ガスの最適な供給位置を決定できる光ファイバ冷却装置及び光ファイバ製造方法の提供を目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明による光ファイバ冷却装置は、光ファイバガラス母材から線引きされた光ファイバを冷却ガスにより強制的に冷却する光ファイバ冷却装置であって、前記光ファイバが導入される上端、冷却された前記光ファイバが導出される下端、及び前記上端と前記下端との間で前記冷却ガスを供給する通路を有した冷却管部を備え、前記冷却ガスの供給位置は、前記上端で引き込まれた空気及び前記冷却ガスを含む内部ガスが、下向きの流れを・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、冷却ガスの使用量を減らしつつ光ファイバの温度を最も下げられる冷却ガスの最適な供給位置を決定できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明が適用される光ファイバ冷却装置を含む製造装置の概略構成例を示す図である。

【図2】冷却管部の構成例を示す図である。

【図3】冷却管部内の速度分布の一例を示す図である。

【図4】冷却管部内の流量を説明するための図である。

【図5】冷却ガスの供給位置と、冷却管部出口におけるファイバ温度や空気の体積分率との関係を説明するための図である。

【図6】本発明の第2実施形態を説明するための図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10…光ファイバ用線引炉、11…光ファイバガラス母材、12…線引き直後の光ファイバ、13…樹脂塗布後の光ファイバ、20…光ファイバ冷却装置、21…冷却管部、22…上端、23…下端、24…冷却ガス供給路、40…樹脂塗布装置、50…樹脂硬化装置、60…ガイドローラ、70…巻き取り装置。

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