特許6443224IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の機能を備えた多機能デジタル画像処理装置であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像処理装置と、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末装置とを備えた画像処理連携システム、同システムで実行される画像処理連携方法、画像処理装置及び画像処理連携プログラム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、携帯端末装置の画面サイズが小さくなると、画像処理装置の操作画面も縮小されて携帯端末装置に表示されるため、ユーザーが指でタップ等のジェスチャ操作を行う場合、操作画面に含まれる操作ボタンのうち、画面に接触する指の面積よりもサイズの小さい操作ボタン等が発生し、そのような操作ボタンが隣接していると誤って隣の操作ボタンを操作してしまうというような誤操作の問題がある。 なお、特許文献2には、操作に必要な個々のキーを機能種類でグループ領域作成するとともに、グループを選択するとグループに対応するカテゴリに属するキーの一覧を拡大表示する技術が提案されている。 この技術を表示部の画面サイズの小さい携帯端末装置に応用し、何れかのグループが選択されるとそのグループに属するボタンのみを拡大して表示し、拡大表示されたボタンの中から所望のボタンを選択させることも考えられる。 しかし、MFP等の画像処理装置の機能種類は多く、1つの画面内に多数のグループが存在する。例えば、図8の操作画面に示すように、ユーザーは濃度、下地調整、裏写り/黄ばみ除去、用紙選択、倍率、原稿出力、ページ集約などをそれぞれ設定する必要がある。このため、各グループが選択されるたびにそのグループに属するボタンの一覧を拡大表示してボタンを選択させるのでは、拡大、選択に伴う多数の画面遷移が発生し、ユーザーにとって操作が分かり辛くなるという問題がある。 この発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、携帯端末装置の表示手段に画像処理装置の操作画面をリモート画面として表示したときに、携帯端末装置の表示画面が小さくても、ユーザーが容易にかつ的確に所望の設定を行うことができる画像処理連携システムと連携方法及び画像処理装置を提供し、さらには前記画像処理装置のコンピュータに処理を実行させるための画像処理連携プログラムを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題は、以下の手段によって解決される。 (1)相互に接続可能な画像処理装置と携帯端末装置とを備えた画像処理連携システムであって、前記画像処理装置は、表示手段と、前記表示手段に表示される自装置の操作画面であって、1個または複数個の操作用パーツを含む操作画面の画面データを、前記携帯端末装置に送信する送信手段と、前記携帯端末装置の表示手段の画面サイズを取得する画面サイズ取得手段と、前記画面サイ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
前項(1)(9)(10)に記載の発明によれば、画像処理装置は、携帯端末装置の表示手段の画面サイズを取得するとともに、取得された携帯端末装置の画面サイズに基づいて、携帯端末装置の表示手段に表示される操作画面内の操作用パーツの操作が容易か否かを判定する。容易でないと判定した場合は、第1の操作画面に含まれるパーツをグループ分けして1個または複数個のグループ領域を作成する。この画面データに基づいて、携帯端末装置に表示された第1の操作画面に対して、ユーザーが操作を行うと、操作データが画像処理装置に送信される。操作データを受信した画像処理装置は、受信した操作データが、グループ領域以外の領域のパーツに対する操作データである場合は、操作されたパーツに対応する処理を実行する。一方、操作データがグループ領域のパーツに対する操作データである場合は、該グループ領域が選択されたと判定するとともに、パーツのレイアウトを変更することなくグループ領域のパーツのみを操作可能とする第2の操作画面の画面データを携帯端末装置へ送信し、携帯端末装置からの第2の操作画面における操作可能なパーツに対する操作データを受信すると、操作されたパーツに対応する処理を実行する。 つまり、携帯端末装置には、グループ領域の選択後は選択されたグループ領域のパーツのみを操作可能とする第2の操作画面が表示され、第2の操作画面における操作可能なパーツに対する操作のみが検出されるから、画面サイズが小さく表示されるパーツが小さいために、操作可能なパーツ以外のパーツに指が接触して誤操作する恐れを低減でき、所望のパーツを的確に選択操作することができる。しかも、パーツのレイアウトは変更されていないから、グループ領域が選択されるたびにその領域に属するパーツの一覧を拡大表示してパーツを選択させる場合のような、拡大、選択に伴う多数の画面遷移もなく、ユーザーはどのような設定を行ったかを容易に理解することができる。 前項(2)(11)に記載の発明によれば、パーツは同一機能に関する設定を行うためのパーツ毎にグループ分けされるから、1つのグループ領域には同一機能に関する設定を行うためのパーツのみが含まれた状態となる。 前項(3)(12)に記載の発明によれば、携帯端末装置の画面サイズ、または該画面サイズを基に算出されるパーツの物理的サイズが、予め設定された閾値以下である場合に、パーツの操作が容易でないと判定されるから、判定作業が容易となる。 前項(4)(13)に記載の発明によれば、グループ領域の物理的サイズが、予め設定された閾値以下であるときは、閾値以下であるグループ領域内に1個または複数個のサブ領域が作成される。 前項(5)(14)に記載の発明によれば、グループ領域のパーツがタップ操作された場合は、画像処理装置はそのグループ領域が選択されたと判定する。 前項(6)(15)に記載の発明によれば、携帯端末装置の表示手段に表示された第2の操作画面における操作可能なパーツに対しては、ユーザーは、タップ操作、フリック操作及び携帯端末装置固有の入力手段による操作の少なくとも何れかによって、操作を行うことができる。 前項(7)(16)に記載の発明によれば、画像処理装置は、操作データがサブ領域のパーツに対する操作データである場合は、そのサブ領域が選択されたと判定する。そして、パーツのレイアウトを変更することなくサブ領域のみを操作可能とする第2の操作画面の画面データを携帯端末装置へ送信し、携帯端末装置からの操作可能なパーツに対する操作データを受信すると、操作されたパーツに対応する処理を実行する。 前項(8)(17)に記載の発明によれば、ユーザー操作によってグループ領域の作成を実施する設定がなされている場合にのみ、パーツの操作が容易でないと判定されると、グループ領域が作成される。 前項(18)に記載の発明によれば、携帯端末装置の画面サイズが小さい場合であっても、ユーザーが容易にかつ的確に操作画面から所望の設定を行うことができる処理を、画像処理装置のコンピュータに実行させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】この発明の一画像処理連携システムの構成図である。

【図2】画像処理装置の内部構成を示す図である。

【図3】携帯端末装置の構成を示すブロック図である。

【図4】画像処理装置の操作画面を携帯端末装置にリモート画面として表示し、このリモート画面をユーザーが操作することにより携帯端末装置から画像処理装置をリモート操作する場合の動作の概要を説明するための図である。

【図5】画像処理装置と携帯端末装置との接続から、画像処理装置の操作画面の画面データが携帯端末装置へ送信されるまでのシーケンスを示す図である。

【図6】画像処理装置で行われる図5で示した動作のうち、携帯端末装置の画面サイズの取得以降の詳細な動作を示すフローチャートである。

【図7】各パーツについての情報を示すテーブルである。

【図8】グループ領域が作成された操作画面を示す。

【図9】携帯端末装置に表示されるパーツの物理的サイズに基づいてグループ領域を作成する場合の画像処理装置の動作を示すフローチャートである。

【図10】サブ領域を作成する場合の画像処理装置の処理を示すフローチャートである。

【図11】図6及び図9のステップS50における操作データ受信処理を示すフローチャートである。

【図12】図11のステップS58で送信された画面データに基づいて、携帯端末装置に表示された操作画面を示す図である。

【図13】同じく他の操作画面を示す図である。

【図14】(A)〜(C)はこの発明の他の実施形態を説明するための図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 画像処理装置   100 制御部   101 CPU   102 ROM   103 RAM   131 表示部   160 ネットワークインターフェース   170 ワイヤレスインターフェース   180 短距離無線インターフェース   2 携帯端末装置   201 CPU   205 表示部   206 タッチパネル

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