特許第6443327号(P6443327)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6443327画像処理装置および画像処理装置におけるGUI構成指示方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6443327
(24)【登録日】2018年12月7日
(45)【発行日】2018年12月26日
(54)【発明の名称】画像処理装置および画像処理装置におけるGUI構成指示方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/268 20060101AFI20181217BHJP
   H04N 5/222 20060101ALI20181217BHJP
【FI】
   H04N5/268
   H04N5/222
【請求項の数】12
【全頁数】29
(21)【出願番号】特願2015-505534(P2015-505534)
(86)(22)【出願日】2014年3月12日
(86)【国際出願番号】JP2014056582
(87)【国際公開番号】WO2014142209
(87)【国際公開日】20140918
【審査請求日】2017年1月17日
(31)【優先権主張番号】特願2013-53909(P2013-53909)
(32)【優先日】2013年3月15日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100093241
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 正昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101801
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 英治
(74)【代理人】
【識別番号】100095496
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 榮二
(74)【代理人】
【識別番号】100086531
【弁理士】
【氏名又は名称】澤田 俊夫
(74)【代理人】
【識別番号】110000763
【氏名又は名称】特許業務法人大同特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中田 哲郎
(72)【発明者】
【氏名】奥村 光男
(72)【発明者】
【氏名】和田 淨
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 哲朗
(72)【発明者】
【氏名】大塚 賢二
(72)【発明者】
【氏名】江頭 奈緒実
【審査官】 西谷 憲人
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−053629(JP,A)
【文献】 特開2009−301034(JP,A)
【文献】 特開2011−205532(JP,A)
【文献】 特開2009−093008(JP,A)
【文献】 特開2010−103960(JP,A)
【文献】 特開2007−133680(JP,A)
【文献】 特開2008−257432(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/268
H04N 5/222
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の筐体と、
上記第1の筐体と接続された第2の筐体と、
上記第1の筐体の第1の面に取り付けられたタッチ入力可能な第1の表示器と、
上記第2の筐体に取り付けられたタッチ入力可能な第2の表示器と、
上記第1の筐体の第2の面に取り付けられたビデオ入力端子と、
上記第1の筐体の上記第2の面に取り付けられたビデオ出力端子と、
静止画を保持する記憶部と、
上記ビデオ入力端子からのビデオ画像および上記記憶部中の静止画を入力とし、ビデオ画像の重畳および合成を行うビデオ合成部と、
上記ビデオ合成部で生成され、上記ビデオ出力端子に出力すべき出力画像の構成状態を制御する構成制御部と、
上記第1の表示器にGUI機能を持たせる第1のGUI制御部と、
上記第2の表示器にGUI機能を持たせる第2のGUI制御部を備え、
上記第2の筐体は、上記第1の筐体の上記第1の面に重ねられ、上記第1の表示器を覆う第1の位置と、該第1の位置から起き上がり、かつ上記第1の表示器を覆わない第2の位置とを取ることが可能で、上記第1の位置と上記第2の位置との間を遷移するように移動可能であり、
上記第2の表示器の表示面に、上記構成制御部に上記出力画像の構成状態の指示を与える複数の構成指示GUIウィジェットがタッチ入力可能に表示配置され、
上記第1のGUI制御部が上記第1の表示器に表示可能なGUIの構成を指示する情報を、上記構成指示GUIウィジェットの種類に対応付けるテーブルを設け、
上記第1のGUI制御部は、上記構成指示GUIウィジェットにGUI操作入力が与えられた際に、上記テーブルを参照して、上記第1の表示器にGUIの構成を指示する
画像処理装置。
【請求項2】
上記第2の表示器の表示面に、上記ビデオ出力端子から出力している画像であるプログラム画像が表示されると共に、上記プログラム画像に適用可能な画像の構成状態を上記プログラム画像に影響を与えずに作成したプレビュー画像が表示され、
上記第1の筐体の上記第1の面に取り付けられた画像遷移指示ボタンと、
上記画像遷移指示ボタンの押し下げにより、上記プログラム画像を、現在の構成状態から上記プレビュー画像と同じ構成状態に遷移させる遷移制御部とをさらに備える
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
上記複数の構成指示GUIウィジェットは、上記構成制御部に上記プレビュー画像の構成状態の指示を与えるものである
請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
上記第2の表示器の表示面に、上記画像遷移指示ボタンと同じ機能の画像遷移指示GUIウィジェットが表示配置される
請求項2または3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
上記複数の構成指示GUIウィジェットは、上記第2の表示器の表示面の水平方向の端部に、垂直方向に並べて表示配置される
請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
【請求項6】
上記複数の構成指示GUIウィジェットのうちの少なくとも一つは、該構成指示GUIウィジェットに予め関連付けられた画像を重畳するように、上記出力画像の構成状態の指示を与える機能を有する
請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置。
【請求項7】
上記第2の表示器の表示面に、上記画像遷移指示ボタンの押し下げによる上記プログラム画像の遷移機能の内容を実行前に設定する複数の画像遷移種類指示GUIウィジェットが表示配置される
請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項8】
上記第2の表示器の表示面に、上記構成指示GUIウィジェットの少なくとも一つと、上記画像遷移種類指示GUIウィジェットの一つとについて、同時にGUI操作入力が与えられたと同じように作用するシーンメモリGUIウィジェットが表示配置される
請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
上記第1の表示器に表示可能なGUI構成の一つは、画像重畳のゲイン値を設定するGUIを含む
請求項1から8のいずれかに記載の画像処理装置。
【請求項10】
上記第1の表示器に表示可能なGUI構成の一つは、画像重畳の位置を設定するGUIを含む
請求項1から9のいずれかに記載の画像処理装置。
【請求項11】
第1の筐体と、
上記第1の筐体と接続された第2の筐体と、
上記第1の筐体の第1の面に取り付けられたタッチ入力可能な第1の表示器と、
上記第2の筐体に取り付けられたタッチ入力可能な第2の表示器と、
上記第1の筐体の第2の面に取り付けられたビデオ入力端子と、
上記第1の筐体の上記第2の面に取り付けられたビデオ出力端子と、
静止画データを保持する記憶部と、
上記ビデオ入力端子からのビデオ画像および上記記憶部中の静止画を入力とし、ビデオ画像の重畳および合成を行うビデオ合成部と、
上記ビデオ合成部で生成され、上記ビデオ出力端子に出力すべき出力画像の構成状態を制御する構成制御部と、
上記第1の表示器にGUI機能を持たせる第1のGUI制御部と、
上記第2の表示器にGUI機能を持たせる第2のGUI制御部を備える画像処理装置におけるGUI構成指示方法であって、
上記第2の表示器の表面に表示配置されている、上記構成制御部に上記出力画像の構成情報の指示を与える複数の構成指示GUIウィジェットにGUI操作入力が与えられるとき、
上記第1の表示器に表示可能なGUIの構成を指示する情報を上記構成指示GUIウィジェットの種類に対応付けるテーブルを参照して、上記第1の表示器のGUI構成を指示する
画像処理装置におけるGUI構成指示方法。
【請求項12】
第1の筐体と、
上記第1の筐体と接続された第2の筐体と、
上記第1の筐体の第1の面に取り付けられたタッチ入力可能な第1の表示器と、
上記第2の筐体に取り付けられたタッチ入力可能な第2の表示器と、
上記第1の筐体の第2の面に取り付けられたビデオ入力端子と、
上記第1の筐体の上記第2の面に取り付けられたビデオ出力端子と、
静止画を保持する記憶部と、
上記ビデオ入力端子からのビデオ画像および上記記憶部中の静止画を入力とし、ビデオ画像の重畳および合成を行うビデオ合成部と、
上記ビデオ合成部で生成され、上記ビデオ出力端子に出力すべき出力画像の構成状態を制御する構成制御部と、
上記第1の表示器にGUI機能を持たせる第1のGUI制御部と、
上記第2の表示器にGUI機能を持たせる第2のGUI制御部を備え、
上記第2の表示器の表示面に、上記構成制御部に上記出力画像の構成状態の指示を与える複数の構成指示GUIウィジェットがタッチ入力可能に表示配置され、
上記第1のGUI制御部が上記第1の表示器に表示可能なGUIの構成を指示する情報を、上記構成指示GUIウィジェットの種類に対応付けるテーブルを設け、
上記第1のGUI制御部は、上記構成指示GUIウィジェットにGUI操作入力が与えられた際に、上記テーブルを参照して、上記第1の表示器にGUIの構成を指示する
画像処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術は、画像処理装置および画像処理装置におけるGUI構成指示方法に関し、特に、タッチ入力可能な第1、第2の表示器を備える画像処理装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、液晶画面と、フェーダレバーなどの操作子を備えたビデオスイッチャ(画像処理装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許第7006154号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のビデオスイッチャにおいては、操作に習熟した者でないと、各操作子の意味が分からず、初心者には扱い難いものであった。
【0005】
本技術の目的は、ユーザの操作性の向上を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の概念は、
第1の筐体と、
上記第1の筐体と接続された第2の筐体と、
上記第1の筐体の第1の面に取り付けられたタッチ入力可能な第1の表示器と、
上記第2の筐体に取り付けられたタッチ入力可能な第2の表示器と、
上記第1の筐体の第2の面に取り付けられたビデオ入力端子と、
上記第1の筐体の上記第2の面に取り付けられたビデオ出力端子と、
静止画を保持する記憶部と、
上記ビデオ入力端子からのビデオ画像および上記記憶部中の静止画を入力とし、ビデオ画像の重畳および合成を行うビデオ合成部と、
上記ビデオ合成部で生成され、上記ビデオ出力端子に出力すべき出力画像の構成状態を制御する構成制御部と、
上記第1の表示器にGUI機能を持たせる第1のGUI制御部と、
上記第2の表示器にGUI機能を持たせる第2のGUI制御部を備え、
上記第2の筐体は、上記第1の筐体の上記第1の面に重ねられ、上記第1の表示器を覆う第1の位置と、該第1の位置から起き上がり、かつ上記第1の表示器を覆わない第2の位置とを取ることが可能で、上記第1の位置と上記第2の位置との間を遷移するように移動可能であり、
上記第2の表示器の表示面に、上記構成制御部に上記出力画像の構成状態の指示を与える複数の構成指示GUIウィジェットがタッチ入力可能に表示配置され、
上記第1のGUI制御部が上記第1の表示器に表示可能なGUIの構成を指示する情報を、上記構成指示GUIウィジェットの種類に対応付けるテーブルを設け、
上記第1のGUI制御部は、上記構成指示GUIウィジェットにGUI操作入力が与えられた際に、上記テーブルを参照して、上記第1の表示器にGUIの構成を指示する
画像処理装置にある。
【0007】
本技術において、第1の筐体および第2の筐体が備えられる。第2の筐体は、第1の筐体に接続されている。第1の筐体の第1の面には、タッチ入力可能な第1の表示器が取り付けられている。第2の筐体には、タッチ入力可能な第2の表示器が取り付けられている。これら第1、第2の表示器は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネルとタッチパネルとが積層された構造とされている。第1の筐体の第2の面には、ビデオ入力端子およびビデオ出力端子が取り付けられている。
【0008】
第2の筐体は、第1の位置と第2の位置を取ることが可能とされ、第1の位置と第2の位置との間を遷移するように移動することが可能とされている。第1の位置は、第2の筐体が、第1の筐体の第1の面に重ねられ、第1の表示器を覆う位置である。また、第2の位置は、第2の筐体が、第1の位置から起き上がり、かつ第1の表示器を覆わない位置である。
【0009】
記憶部に静止画データが保持される。例えば、記憶部は、HDD(Hard Disk Drive)あるいは半導体メモリで構成される。ビデオ合成部により、ビデオ入力端子からのビデオ画像および記憶部中の静止画が使用され、ビデオ画像の重畳および合成が行われる。構成制御部により、ビデオ合成部で生成され、ビデオ出力端子に出力すべき出力画像の構成状態が制御される。第1のGUI(Graphical User Interface)制御部により、第1の表示器にGUI機能が持たせられる。また、第2のGUI制御部により、第2の表示器にGUI機能が持たせられる。
【0010】
第2の表示器の表示面に、構成制御部に出力画像の構成状態の指示を与える複数の構成指示GUIウィジェットがタッチ入力可能に表示配置される。例えば、複数の構成指示GUIウィジェットは、第2の表示器の表示面の水平方向の端部に、垂直方向に並べて表示配置される。このような配置とされることで、この構成指示GUIウィジェットにGUI操作入力を与えることが、ユーザによりスムーズに行われるようになる。例えば、複数の構成指示GUIウィジェットのうちの少なくとも一つは、この構成指示GUIウィジェットに予め関連付けられた画像を重畳するように、出力画像の構成状態の指示を与える機能を有する、ようにされてもよい。
【0011】
第1のGUI制御部が第1の表示器に表示可能なGUIの構成を指示する情報を構成指示ウィジェットの種類に対応付けるテーブルが設けられる。第1のGUI制御部により、構成指示GUIウィジェットにGUI操作入力が与えられた際に、テーブルが参照されて、第1の表示器にGUIの構成が指示される。例えば、第1の表示器に表示可能なGUI構成の一つは、画像重畳のゲイン値を設定するGUIを含む、ようにされてもよい。また、第1の表示器に表示可能なGUI構成の一つは、画像重畳の位置を設定するGUIを含む、ようにされてもよい。
【0012】
このように本技術によれば、第2の表示器の表面に表示配置されている構成指示GUIウィジェットにGUI操作入力が与えられるとき、第1の表示器に表示可能な複数のGUIの構成を指示する情報を構成指示GUIウィジェットの種類に対応付けるテーブルが参照されて、第1の表示器のGUI構成が指示されるものである。そのため、第1の表示器のGUI構成を、GUI操作入力が与えられる構成指示GUIウィジェットの種類に応じて動的に変化させることが可能となる。従って、第1の表示器に操作に必要なGUIだけを表示させることができ、ユーザの操作性が向上する。
【0013】
なお、本技術において、例えば、第2の表示器の表示面に、ビデオ出力端子から出力している画像であるプログラム画像が表示されると共に、プログラム画像に適用可能な画像の構成状態を上記プログラム画像に影響を与えずに作成したプレビュー画像が表示され、第1の筐体の第1の面に取り付けられた画像遷移指示ボタンと、この画像遷移指示ボタンの押し下げにより、プログラム画像を、現在の構成状態からプレビュー画像と同じ構成状態に遷移させる遷移制御部とをさらに備える、ようにされてもよい。
【0014】
この場合、例えば、複数の構成指示GUIウィジェットは、構成制御部にプレビュー画像の構成状態の指示を与えるものであってもよい。また、この場合、例えば、第2の表示器の表示面に、画像遷移指示ボタンと同じ機能の遷移指示GUIウィジェットが表示配置される、ようにされてもよい。
【0015】
また、この場合、例えば、第2の表示器の表示面に、画像遷移指示ボタンの押し下げによるプログラム画像の遷移機能の内容を実行前に設定する複数の画像遷移種類指示GUIウィジェットが表示配置される、ようにされてもよい。そして、例えば、第2の表示器の表示面に、構成指示GUIウィジェットの少なくとも一つと、画像遷移種類指示GUIウィジェットの一つとについて、同時にGUI操作入力が与えられたと同じように作用するシーンメモリGUIウィジェットが表示配置される、ようにされてもよい。
【発明の効果】
【0016】
本技術によれば、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】実施の形態としての画像処理装置の外観を示す斜視図である。
図2】第2の筐体が第1の筐体にヒンジ機構を介して接続されることを説明するための図である。
図3】ヒンジ機構の構成を説明するための斜視図および側面図である。
図4】ヒンジ機構を背面上方から見た斜視図および背面下方から見た斜視図である。
図5】ヒンジ機構による第2の筐体の第1の位置と第2の位置との間の遷移の過程を概略的に示す図である。
図6】実施の形態としての画像処理装置の回路構成例を示すブロック図である。
図7】第2の筐体に取り付けられた第2の表示器に表示されるメイン画面の一例を示す図である。
図8】プログラムダイレクトモードに設定された場合におけるネクストビューワ等の状態を説明するための図である。
図9】第1の表示器に表示されるサブ画面の表示例を示す図である。
図10】メイン(Main)画面、サブ(Sub)画面の主な遷移を示す図である。
図11】シーンを使用するためのセットアップを説明するための図である。
図12】シーンのネクストビューワへの呼び出しを説明するための図である。
図13】第1の表示器にサブ画面として表示されるタイトルの設定画面の一例を示す図である。
図14】第1の表示器にサブ画面として表示されるロゴの設定画面の一例を示す図である。
図15】画像処理装置におけるカメラ操作を説明するための図である。
図16】オプション表示部の各オプションの選択ボタンのうち、カメラのオプションボタンがタップ操作された場合に、オプション表示部の表示されるカメラのプリセットリストの一例を示す図である。
図17】第1の表示器にサブ画面として表示されるカメラのコントロール画面の一例を示す図である。
図18】第2の表示器に表示されるメイン画面上でのカメラ調整を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
【0019】
<1.実施の形態>
[画像処理装置の構成]
図1(a),(b)は、実施の形態としての画像処理装置100の外観を示している。この画像処理装置100は、第1の筐体101と第2の筐体102とを備えている。第1の筐体101の上面には、タッチ入力可能な第1の表示器103が取り付けられている。また、この第1の筐体101の背面には、ビデオ入力端子104およびビデオ出力端子105が取り付けられている。また、図示しないが、この第1の筐体101の背面には、オーディオ入力端子およびオーディオ出力端子が取り付けられている。第2の筐体102には、タッチ入力可能な第2の表示器106が取り付けられている。
【0020】
また、第1の筐体101の上面には、第1の表示器103の両側に、画像遷移指示ボタン(Take Button)107が取り付けられている。第2の表示器106には、中央上側にプログラム画像(PGM Viewer)が表示され、中央下側にプレビュー画像(NEXT Viewer)が表示されるが、ユーザによる画像遷移指示ボタン107の押し下げにより、プログラム画像を、現在の構成状態からプレビュー画像と同じ構成状態に遷移させることができる。
【0021】
第2の筐体102は、図1(a)に示す第1の位置と、図1(b)に示す第2の位置とを取ることが可能とされ、第1の位置と第2の位置との間を遷移するように移動可能とされている。第2の筐体102は、第1の位置では、第1の筐体101の上面に重ねられ、第1の表示器103を覆う状態となる。この状態では、ユーザは、第2の表示器106のみを見ることができ、この第2の表示器106のみからタッチ入力を行うことが可能となる。
【0022】
また、第2の筐体102は、第2の位置では、第1の位置から起き上がり、かつ第1の表示器103を覆わない状態となる。この状態では、ユーザは、第1の表示器103および第2の表示器106の双方を見ることができ、これら第1の表示器103および第2の表示器106の双方からタッチ入力を行うことが可能となる。
【0023】
第2の筐体102は、図2(a)に示すように、第1の筐体101に、ヒンジ機構200を介して、接続されている。図2(b)は、図2(a)の一部に対応した斜視図を示している。ヒンジ機構200を簡単に説明する。図3(a)はヒンジ機構200の斜視図を示し、図3(b)はヒンジ機構200の側面図を示している。
【0024】
ヒンジ機構200は、底固定部210と、筐体当接部220と、支持部230と、第1の補助部240と、第2の補助部250により構成されている。底固定部210は、第1の筐体101の第1の面に、例えばネジ止めにより固定される。筐体当接部220は、ほぼ長方形状の平板部材であり、第2の筐体102の、第2の表示器106の取り付け面とは反対の面に、例えばネジ止めにより固定される。
【0025】
支持部230は、底固定部210と筐体当接部220との間に介在される、ほぼ長方形状の平板部材である。この支持部230の上端側は、筐体当接部220の上側に回動可能に固定されている。また、この支持部230の下側端は、底固定部210の後端側に回動可能に取り付けられている。
【0026】
第1の補助部240は、2つの方形開口が形成されたほぼ長方形状の平板部材である。この第1の補助部240の上端側は、筐体当接部220の下側に回動可能に固定されている。また、第2の補助部250は、棒状部材であり、左右方向に分かれて2本存在する。この第2の補助部250の一端は、支持部230の下側に回動可能に固定されている。
【0027】
第1の補助部240の下側端と第2の補助部250の他端とは互いに回動可能に接続され、この接続部分は底固定部210に形成された円弧状の案内開口260に移動可能に挿入されている。この接続部分は、第2の筐体102が第1の位置(図1(a)参照)にあるときは前部PFに移動し、第2の筐体102が第2の位置(図1(b)参照)にあるときは後部PBに移動した状態となる。
【0028】
図4(a)は、上述したヒンジ機構200を、背面上方から見た斜視図を示している。また、図4(b)は、上述したヒンジ機構200を、背面下方から見た斜視図を示している。第1の筐体101と第2の筐体102との間に上述のヒンジ機構200が介在されることで、第2の筐体102は第1の位置と第2の位置との間を遷移するように移動可能とされている。
【0029】
図5(a)〜(e)は、ヒンジ機構200による第2の筐体102の第1の位置と第2の位置との間の遷移の過程を概略的に示している。図5(a)は第2の筐体102が第1の位置(図1(a)参照)にある状態を示し、図5(e)は第2の筐体102が第2の位置(図1(b)参照)にある状態を示し、図5(a)〜(d)は第2の筐体が第1の位置と第2の位置との間にある状態を示している。
【0030】
図6は、画像処理装置100の回路構成例を示している。なお、図6において、太線の部分は、画像データまたは音声データの内部形式あるいは外部形式の信号路であり、複数の信号が流れるラインをまとめて示している。
【0031】
この画像処理装置100は、第1のコンピュータ301と、ディスプレイ302,303と、タッチ入力部304,305と、画像遷移指示ボタン107と、ネットワークインタフェース306を有している。また、この画像処理装置100は、入力メモリ部307と、コントロールメモリ部308と、中間メモリ部309を有している。
【0032】
また、この画像処理装置100は、第2のコンピュータ310と、画像入力部311と、画像切換部(Video XPT)312と、画像合成部(Video Processor Mixer)313と、画像出力部314を有している。また、この画像処理装置100は、音声入力部315と、音声合成部(Audio Mixer)316と、音声出力部317を有している。
【0033】
第1のコンピュータ301は、CPU(Central Processing Unit)の他に、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどの記憶部などを備えている。この第1のコンピュータ301には、ディスプレイ302,303が接続されると共に、タッチ入力部304,305が接続されている。ディスプレイ302,303は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。記憶部には、CPUの処理プログラムが格納されている他、ビデオ画像に重畳するための静止画(タイトル、ロゴなど)が保持される。
【0034】
タッチ入力部304,305は、例えば、タッチパネルであり、それぞれ、ディスプレイ302,303の表示面に積層されている。ここで、ディスプレイ302およびタッチ入力部304は、タッチ入力可能な第1の表示器103(図1(b)参照)を構成している。また、ディスプレイ303およびタッチ入力部305は、タッチ入力可能な第2の表示器106(図1(a),(b)参照)を構成している。
【0035】
また、第1のコンピュータ301には、画像遷移指示ボタン107およびネットワークインタフェース306が接続されている。画像遷移指示ボタン107は、上述したように、プログラム画像を、現在の構成状態からプレビュー画像と同じ構成状態に遷移させるために操作される。ネットワークインタフェース306は、画像処理装置100を、インターネットなどのネットワークを通じて外部機器と接続するために用いられる。
【0036】
第2のコンピュータ310も、上述した第1のコンピュータ301と同様に、CPUの他に、HDD、半導体メモリなどの記憶部などを備えている。この第2のコンピュータ310には、タッチ入力部などのユーザインタフェースは接続されていない。この第2のコンピュータ310は、上述の第1のコンピュータ301とコントロールメモリ部308を介して接続され、第1のコンピュータ301との間で通信が可能とされている。この第2のコンピュータ310は、第1のコンピュータ301を除くハードウェアの各部を、垂直同期信号に同期して、制御する。
【0037】
入力メモリ部307は、入力画像データを第1のコンピュータ301に渡す役割をする。中間メモリ部309は、第1のコンピュータ301からの画像データおよび音声データを、画像切換部312および音声合成部316に供給したり、画像合成部313などの出力画像データを第2のコンピュータ301に渡したりする役割をする。第1のコンピュータ301は、バスを経由して、入力メモリ部307などにアクセスする。入力メモリ部307へのアクセス競合は、図示しないバスアービターにより制御される。
【0038】
画像入力部311は、外部から複数のSDI(Serial Digital Interface)信号の入力を受ける。この画像入力部311は、SDI信号毎に、内部形式の画像データに変換して出力する。また、この画像入力部311は、SDI信号毎に、埋め込まれている音声データを取り出して出力する。
【0039】
画像切換部312は、画像入力部311から出力される複数の画像データおよび中間メモリ部309から読み出される所定数の画像データを入力し、任意の複数の画像データを出力する。つまり、この画像切換部312は、複数の出力ライン(画像データバス)のそれぞれに、複数の入力画像データのいずれか一つを選択して、画像合成部313に入力する。
【0040】
この画像切換部312は、第2のコンピュータ310により制御され、画像データの垂直ブランキング期間に切換を行う。画像合成部313は、画像切換部312から出力される複数の画像データを用いて、重畳(Superimpose)などにより所定数の画像データを合成(Mix)する。この画像合成部313は、上述の画像切換部312と同様に、第2のコンピュータ310により制御される。画像切換部312および画像合成部313は、エフェクトスイッチャを構成している。
【0041】
音声入力部315は、マイクロホンなどから入力される複数の音声信号の入力を受ける。この音声入力部315は、アナログ−デジタル変換回路(A/Dコンバータ)を備え、音声信号毎に、アナログ信号からデジタル信号に変換し、さらに内部形式の音声データに変換して出力する。
【0042】
音声合成部316は、音声入力部315から出力される音声データおよび画像入力部311から出力される音声データを用いて、所定数の音声データを合成する。この際、音声合成部316は、複数の入力音声データから選択した複数の音声データについてレベル制御をして合成し、出力とすることができる。また、音声合成部316は、合成する音声データ毎の時間調整あるいは合成後の音声データの時間調整を行うことができる。“Delay 1”は前者の時間調整を行うための遅延部を示し、“Delay 2”は後者の時間調整を行うための遅延部を示している。
【0043】
音声出力部317は、デジタル−アナログ変換回路(D/Aコンバータ)を備え、音声合成部316で合成された音声データを、デジタル信号からアナログ信号に変換して出力する。これらの音声系は、第2のコンピュータ310により制御される。画像出力部314は、画像合成部313で合成された画像データを、SDI信号に変換して外部に出力する。この際、画像出力部314は、音声合成部316から出力される音声データをSDI信号に埋め込む。
【0044】
画像合成部313は、合成された画像データを、上述したように画像出力部314経由で外部にSDI出力すると同時に、中間メモリ部309経由で第1のコンピュータ301にも供給する。これにより、第1のコンピュータ301が、第2の表示器106を構成するディスプレイ303に、サムネイル画像(Widget画像)として表示できるようにする。また、第1のコンピュータ301は、入力メモリ部307から得た画像を、第2の表示器106を構成するディスプレイ303に、サムネイル画像として表示する。
【0045】
[表示画面の説明]
第2の筐体102に取り付けられた第2の表示器106には、素材のモニタ(Monitor)や切り替え操作等を行うためのメイン(Main)画面が表示される。また、第1の筐体101に取り付けられた第1の表示器103には、オーディオミキサ(Audio Mixer)操作の他に、各種補助的操作を行うためのサブ(Sub)画面が表示される。以下、これらの画面について説明する。
【0046】
最初に、第1の表示器103に表示されるメイン画面について説明する。図7(a)は、第2の表示器106に表示されるメイン画面の一例を示している。このメイン画面の画面サイズは、例えば、1920*1080ピクセルのHDフルサイズとされる。メイン画面の左側には、シーン/インプット(Scene/Input)表示部401が設けられる。また、メイン画面の右側には、オプション(Option)表示部402が設けられる。これらの表示部401,402の詳細については後述する。
【0047】
また、メイン画面の中央上側には、プログラムビューワ(PGM Viewer)403が設けられる。このプログラムビューワ403は、プログラム出力(PGM OUT)された画像、つまりプログラム画像を確認するためのビューワである。このプログラムビューワ403のサイズは、例えば、746*420ピクセルとされる。ユーザは、このプログラムビューワ403をタップ(Tap)することで、動作モードをプログラムダイレクトモード(PGM Direct mode)に設定できる。
【0048】
このプログラムダイレクトモードでは、後述するシーン(Scene)のリスト(List)から選択されるシーンを、一操作でプログラム画像に再現でき、そのプログラム画像がプログラムビューワ403に表示される。このプログラムダイレクトモードにおいて、ユーザは、プログラムビューワ403をタップ(Tap)することで、そのモードを解除できる。
【0049】
また、メイン画面の中央下側には、ネクストビューワ(NEXT Viewer)404が設けられる。このネクストビューワ404は、テーク(Take)前の画像、つまりプレビュー画像を事前確認するためのビューワである。このネクストビューワ404のサイズは、例えば、746*420ピクセルとされる。
【0050】
上述したようにプログラムダイレクトモードに設定されたとき、図8に示すように、ネクストビューワ404は暗く表示される。このとき、ユーザの便宜のために、このネクストビューワ404に、例えば、「Direct Mode」などの文字が表示される。また、プログラムダイレクトモードの解除に伴って、このネクストビューワ404は元の明るさに戻され、文字表示も終了される。なお、図8において、ネクストビューワ404には画像が表示されていないが、実際には画像が暗く表示される。
【0051】
また、メイン画面の中央の真ん中には、トランジションレート(Transition Rate)405、テークボタン(Take Button)406およびオーディオメータ(Audio Meter)407が表示される。オーディオメータ407として、サブ画面のオーディオミキサ(Audio Mixer)で切り替えたメータ(Meter)が連動して表示される。
【0052】
テークボタン406は、ネクストビューワ404に表示されているプレビュー画像の状態を到達点として、プログラム画像を、トランジションレート(Transition Rate)405に設定した時間でテーク(Take)する(すなわちプログラム画像の状態を遷移させる)際に、ユーザが操作するボタンである。このテークボタン406は、画像遷移指示GUIウィジェットを構成している。
【0053】
このテークボタン406は、上述した第1の筐体101の上面に取り付けられている画像遷移指示ボタン107と同じ機能を持つ。なお、ユーザは、テーク操作による切り替え動作の時間を、例えば、カット(Cut)/スロー(Slow)/ミドル(Mid)/ファスト(Fast)の4段階から選択可能とされる。図示の例では、スロー(Slow)が選択された状態を示している。
【0054】
このテーク(Take)操作が行われるとき、プログラムビューワ403に表示されるプログラム画像の状態は、ネクストビューワ404に表示されているプレビュー画像の状態に変化する。なお、このテーク操作が行われても、ネクストビューワ404の表示状態は変化しない。つまり、テーク操作が行われた直後は、プログラムビューワ403に表示されるプログラム画像とネクストビューワ404に表示されるプレビュー画像とは等しくなる。
【0055】
シーン/インプット(Scene/Input)表示部401について説明する。ユーザは、希望のタブ(Tab)をタップ(Tap)操作することで、シーン(Scene)とインプット(Input)のリスト(List)を切り替えることができる。デフォルトは、例えば、インプットとされる。図示の例は、シーンのリストに切り替えられた状態を示している。
【0056】
インプットのリストは、画像(Video)素材のリストである。リストの各要素は、ビデオ入力であったり、ファイルである素材だったりする。ユーザは、インプットのリストに基づいて、基本となる画像の選択を行うことができる。このリストで選択された画像素材は、ネクストビューワ404にプレビュー画像として表示される。このインプット素材に音声があれば、サブ画面で音声レベルの事前調整が可能となる。
【0057】
シーンのリストは、合成された画像や音声、カメラ(Camera)の状態などの複数の構成要素が登録された構成状態(シーン)のリストである。ユーザは、シーンのリストに基づいて、シーンの選択を行うことができる。このリストで選択されたシーンは、ネクストビューワ404にプレビュー画像として表示される。なお、上述のプログラムダイレクトモードに設定されている場合には、選択されたシーンは、プログラムビューワ403にプログラム画像として表示される。ここで、シーンリストの各リスト要素は、シーンメモリGUIウィジェット(Widget)を構成している。
【0058】
ここで、インプットまたはシーンのいずれのリストの表示においても、各リスト要素は、サムネイル(Thumbnail)表示部411とテキスト(Text)表示部412により構成される。サムネイル表示部411には、画像素材やシーンのサムネイルが表示される。サムネイルのサイズは、例えば、240*135ピクセルとされる。テキスト表示部412には、画像素材やシーンの名前が表示される。
【0059】
ここで、ユーザのタップ(Tap)操作で選択されたリスト要素に関しては、例えば、テキスト表示部412の例えば色、模様などの状態が他のリスト要素と異なる態様とされ、選択されていることが明確に示される。図示の例においては、“Scene_03”のリスト要素が選択された状態を示している。
【0060】
インプットまたはシーンのリスト表示において、各リスト要素は、垂直方向に並べて表示配置されている。このような配置とされることで、ユーザが、各リスト要素の選択操作を、スムーズに行うことが可能となる。ここで、インプットのリスト表示における各リスト要素は、構成指示GUIウィジェット(Widget)を構成している。
【0061】
オプション(Option)表示部402について説明する。オプション表示部402には、デフォルトでは、各オプションの選択ボタン(Option button)が、トップメニュー(Top Menu)として表示される。オプションには、タイトル(Title)、カメラ(Camera)、トランジション(Transition)、イフェクト(Effect)、ロゴ(Logo)、AUX(Aux)などがある。
【0062】
各オプションの選択ボタンは、垂直方向に並べて表示配置されている。このような配置とされることで、ユーザが、各選択ボタンの操作を、スムーズに行うことが可能となる。ここで、各オプションの選択ボタンは、構成指示GUIウィジェット(Widget)を構成している。
【0063】
各オプションの選択ボタンは、サムネイル(Thumbnail)表示部421とテキスト(Text)表示部422により構成される。テキスト表示部422には、オプションリストの名前が表示される。また、サムネイル表示部421には、後述するオプションリストでリスト要素としての素材(制御選択肢)の選択が行われている場合、その素材のサムネイルが表示される。図示の例においては、
タイトル1(Title 1)、カメラ(Camera)、トランジション(Transition)、ロゴ1(Logo 1)の各オプションで素材の選択が行われている状態を示している。
【0064】
サムネイル表示部421にサムネイルが表示されている場合、ユーザは、そのサムネイル表示部421をタップ操作することで、ネクストビューワ404における、対応する素材(/制御)の表示/非表示(適用/非適用)を操作できる。そして、素材が表示状態とされるとき、例えば、テキスト表示部422の例えば色、模様などの状態が、非表示状態のときとは異なる態様とされ、素材が表示状態にあることが明確に示される。図示の例においては、タイトル1(Title 1)、カメラ(Camera)およびロゴ1(Logo 1)の各オプションの選択素材が表示状態にあることを示している。
【0065】
また、ユーザは、希望の選択ボタンのテキスト表示部422をタップ操作することで、オプション表示部402に、その選択ボタンに対応したオプションリスト(Option List)を表示できる。ユーザは、このオプションリストに基づいて、素材の選択を行うことが可能となる。既に、素材が選択されている場合には、素材の選択の変更や解除を行うことが可能となる。ユーザは、リターンボタン(Return button)をタップ操作することで、オプションリストの表示状態から、トップメニューの表示状態へと戻すことができる。
【0066】
ユーザは、トップメニューにおいて、タイトル1(Title 1)、タイトル2(Title 2)の選択ボタンをタップすることで、それぞれ、タイトル1、タイトル2のリストを、オプション表示部402に表示でき、希望のタイトルを素材として選択できる。そして、所定のタイトルが選択されるとき、ネクストビューワ404に表示されるプレビュー画像に、そのタイトルが重畳表示される。
【0067】
図7(b)は、タイトル1のリストの表示例を示している。各リスト要素は、サムネイル(Thumbnail)表示部431とテキスト(Text)表示部432により構成される。サムネイル表示部431には、素材のサムネイルが表示される。サムネイルのサイズは、例えば、240*135ピクセルとされる。テキスト表示部432には、素材の名前が表示される。
【0068】
ユーザは、タップ(Tap)操作で選択されたリスト要素に関しては、例えば、テキスト表示部412の例えば色、模様などの状態が他のリスト要素と異なる態様とされ、選択されたことが明確に示される。図示の例においては、最初のリスト要素が選択された状態を示している。各リスト要素は、垂直方向に並べて表示配置されている。このような配置とされることで、ユーザが、各リスト要素の選択操作を、スムーズに行うことが可能となる。なお、図7(b)はタイトルリストの表示例を示したが、詳細説明は省略するが、他のオプションのリスト表示も同様である。
【0069】
ユーザは、トップメニューにおいて、カメラ(Camera)の選択ボタンをタップ操作することで、上述のインプットリストで選択されているカメラのプリセット(Preset)のリストを、オプション表示部402に表示でき、希望のプリセットを選択できる。そして、所定のプリセットが選択されるとき、そのプリセットがリコール(Recall)される。
【0070】
また、ユーザは、トップメニューにおいて、トランジション(Transition)の選択ボタンをタップすることで、トランジションタイプ(Transition Type)のリストを、オプション表示部402に表示でき、テーク(Take)操作により実行するトランジションの効果のタイプを選択できる。このリストの各リスト要素は、遷移種類指示GUIウィジェット(Widget)を構成している。
【0071】
また、ユーザは、イフェクト(Effect)の選択ボタンをタップすることで、ピクチャー・イン・ピクチャー画像合成を行う場合に合成の種類を選択するためのリストを、オプション表示部402に表示でき、希望の合成種類を選択できる。そして、所定の合成種類が選択されるとき、ネクストビューワ404に表示されるプレビュー画像は、その合成種類で合成された状態となる。
【0072】
また、ユーザは、トップメニューにおいて、ロゴ1(Logo 1)、ロゴ2(Logo 2)の選択ボタンをタップすることで、それぞれ、ロゴ1、ロゴ2のリストを、オプション表示部402に表示でき、希望のロゴを素材として選択できる。そして、所定のロゴが選択されるとき、ネクストビューワ404に表示されるプレビュー画像に、そのロゴが重畳表示される。
【0073】
また、ユーザは、トップメニューにおいて、AUX(Aux)の選択ボタンをタップすることで、AUX出力する素材のリストを、オプション表示部402に表示でき、希望の素材を選択できる。所定の素材が選択されても、ネクストビューワ404には表示されないが、ユーザは、その内容をこのリストのサムネイル表示で確認する。
【0074】
次に、第2の表示器106に表示されるサブ画面について説明する。サブ画面は、上述したように、オーディオミキサ(Audio Mixer)操作の他に、各種補助的操作を行うための画面である。サブ画面には、メイン画面の操作に合わせて必要な補助画面のタブ(Tab)が表示される。このサブ画面の画面サイズは、例えば、1280*768ピクセルのサイズとされる。
【0075】
サブ画面には、オーディオミキサ(Audio Mixer)、ストリーミング(Streaming)、レコーディング(Recording)、ファイルマネージャ(File Manager)、ヘルプ(Help)、セットアップ(Set up)のタブ(Tab)が常時表示される。また、サブ画面には、メイン画面の操作に合わせて、インプット(Input)、カメラ(Camera)、タイトル(Title)、イフェクト(Effect)、ロゴ(Logo)のタブが選択的に自動表示される。
【0076】
インプット(Input)のタブは、例えば、メイン画面のインプット(Input)のタブがタップ(Tap)操作され、シーン/インプット表示部401にインプット(Input)のリスト(List)が表示されるとき、サブ画面に表示される。カメラ(Camera)のタブは、例えば、メイン画面のオプション表示部402に表示されているカメラ(Camera)の選択ボタンがタップ操作され、このオプション表示部402にカメラのプリセット(Preset)のリストが表示されるとき、サブ画面に表示される。タイトル(Title)のタブは、例えば、メイン画面のオプション表示部402に表示されているタイトル(Title)の選択ボタンがタップ操作され、このオプション表示部402にタイトルのリストが表示されるとき、サブ画面に表示される。
【0077】
イフェクト(Effect)のタブは、例えば、メイン画面のオプション表示部402に表示されているイフェクト(Effect)の選択ボタンがタップ操作され、このオプション表示部402に画像合成を行う場合の種類を選択するリストが表示されるとき、サブ画面に表示される。ロゴ(Logo)のタブは、例えば、メイン画面のオプション表示部402に表示されているロゴ(Logo)の選択ボタンがタップ操作され、このオプション表示部402にロゴのリストが表示されるとき、サブ画面に表示される。
【0078】
第1のコンピュータ301には、メイン画面の上述したタブや選択ボタンの各操作と、第1の表示器103に表示可能なGUI構成を指示する情報とを対応付けるテーブルが、内蔵の記憶部に設けられている。第1のコンピュータ301は、メイン画面の上述したタブや選択ボタンにタップ(Tap)操作、つまりGUI操作入力が与えられた際に、テーブルを参照して、第1の表示器103にGUI構成を指示する。これにより、第1の表示器103に表示されるサブ画面には、メイン画面の操作に合わせて必要な補助画面のタブが表示される。
【0079】
第1の表示器103に表示されるサブ画面は、デフォルトでは、オーディオミキサ(Audio Mixer)のタブがタップ操作された状態となる。すなわち、このデフォルトにおいて、サブ画面は、オーディオミキサの設定画面となる。図9(a)は、オーディオミキサの設定画面の一例を示している。なお、図示の例において、タブに関しては、常時表示のタブのみが表示されている。
【0080】
ユーザは、このオーディオミキサの設定画面を使用して、オーディオミキサに関する各種の設定、例えば、各チャネルのフェーダのレベル設定、各チャネルのオンオフ設定、モニタレベルの設定、モニタ対象の設定などを行うことができる。
【0081】
オーディオミキサの操作画面に配置されているアクセス(Access)のボタンがタップ操作されることで、サブ画面として、さらに、アクセス画面が表示される。ユーザは、このアクセス画面を使用して、チャネル毎に、イコライザ設定、フィルタ設定などの種々の設定を行うことができる。
【0082】
また、サブ画面に表示されるレコーディング(Recording)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、レコーディングの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このレコーディングの設定画面を使用して、レコーディングに関する各種設定を行うことができる。
【0083】
また、サブ画面に表示されるストリーミング(Streaming)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、ストリーミングの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このストリーミングの設定画面を使用して、ストリーミングに関する各種設定を行うことができる。
【0084】
また、サブ画面に表示されるファイルマネージャ(File Manager)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、ファイルマネージャの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このファイルマネージャの設定画面を使用して、画像ファイル等に関する各種設定を行うことができる。
【0085】
また、サブ画面に表示されるセットアップ(Setup)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、セットアップの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このセットアップの設定画面を使用して、各種の設定(セットアップ)を行うことができる。
【0086】
例えば、日時設定、言語設定、ネットワーク設定ビデオ入力設定、ビデオ出力設定、オーディオ入力設定、オーディオ出力設定、プログラムビューワとネクストビューワの位置設定、LCDのバックライトの設定、トランジションのレート設定などである。図9(c)は、セットアップの設定画面の一例を示している。図示の例は、オーディオの設定画面を示し、“MIC4”に関する設定を行っている状態を示している。
【0087】
また、サブ画面に表示されるインプット(Input)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、インプットの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このインプットの設定画面を使用して、インプットに関する設定を行うことができる。また、サブ画面に表示されるイフェクト(Effect)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、イフェクトの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このイフェクトの設定画面を使用して、イフェクトに関する設定を行うことができる。
【0088】
また、サブ画面に表示されるカメラ(Camera)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、カメラのコントロール画面が表示される。図9(b)は、コントロール画面の一例を示している。ユーザは、このコントロール画面を使用してカメラを手動で調整できる。例えば、パン/チルトの調整、ズーム/フォーカス/アイリスの調整、バックライト(逆光)の補正機能のオンオフ設定、オートホワイトバランスのオンオフ設定などを行うことができる。図示の例は、バックライト(逆光)補正機能がオフに設定され、フォーカスが自動調整に設定され、オートホワイトバランスがオフに設定されている状態を示している。
【0089】
また、サブ画面に表示されるタイトル(Title)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、タイトルの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このタイトルの設定画面を使用して、タイトルに関する種々の設定を行うことができる。また、サブ画面に表示されるロゴ(Logo)のタブがタップ操作されることで、サブ画面として、ロゴの設定画面が表示される。詳細説明は省略するが、ユーザは、このロゴの設定画面を使用して、ロゴに関する種々の設定を行うことができる。
【0090】
なお、各種設定画面において、文字入力ができるエリア(Area)であるエディットボックス(Edit Box)がタップ操作されることで、ソフトウェアキーボード(Software Keyboard)がサブ画面に重畳表示/ウィンドウ表示され、文字入力が可能な状態となる。
【0091】
図10は、上述したメイン(Main)画面、サブ(Sub)画面の主な遷移を示している。サブ画面に表示されるタブにより、画面内容の切り替えが可能とされる。なお、詳細説明は省略するが、タイトル(Title)を新規作成する際には、メインディスプレイとしての第2の表示器106に、メイン画面の代わりに、タイトルを作成するためのタイトル画面が表示される。
【0092】
第2の表示器106のメイン画面のオプション表示部402にタイトルのリストが表示される状態で、リスト要素の表示エリアでタップ&ホールド(Tap and Hold)操作が行われることで、タイトル編集が可能なタイトル画面の表示状態とされる。詳細説明は省略するが、ユーザ、このタイトル画面を使用して、タイトルの新規作成を行うことができる。ここで作成されたタイトルは、第1のコンピュータ301の記憶部に保持される。
【0093】
[シーンの説明]
上述したように、第2の表示器106に表示されるメイン画面にはシーン/インプット表示部401が設けられており、シーン(Scene)のタブがタップ操作されることで、シーンリストが表示される(図7(a)参照)。
【0094】
シーン(Scene)についてさらに説明する。画像処理装置100においては、画像合成構成の設定操作、つまりタイトル(Title)やイフェクト(Effect)などを選択してネクストビューワ404に反映させることができる。そして、画像処理装置100において、例えば、第1のコンピュータ301は、ネクストビューワ404に作成された構成状態をシーンとして、内蔵記憶部に保存する。そのため、画像処理装置100においては、記憶部からシーンを呼び出せば、設定操作を行わずに、ネクストビューワ404の構成状態を再現することができる。画像処理装置100は、所定数、例えば、最大で99のシーンを保存することが可能とされる。
【0095】
シーンは、図11に示すように、「Input」、「Title 1,2」、「Log 1,2」、「Effect」の内容に関しての設定を保存する機能である。また、シーンはAuxやトランジションレートに関する設定も保存する。
【0096】
画像処理装置100においては、上述したように保存された所定のシーンを呼び出し、そのシーンの構成状態を、ネクストビューワ404やプログラムビューワ403に再現することが可能とされている。
【0097】
図12を参照して、ネクストビューワ404への呼び出しについて説明する。この場合、シーン/インプット表示部401にシーンリストが表示されている状態で、ユーザにより、希望のリスト要素が選択され、そのサムネイル表示部411あるいはテキスト表示部412がタップ操作される。
【0098】
これにより、そのリスト要素に対応したシーンの選択状態となり、ネクストビューワ404にそのシーンの構成状態が再現される。図12に示す図示の例においては、シーン2(Scene 2)が選択された状態を示している。
【0099】
この場合、オプション表示部402に表示されている各オプションの選択ボタン(Option button)は、ネクストビューワ404の構成状態が反映されたものとなる。図示の例においては、「Title 1」と「Log 1」が使用されており、何が使用されているかが示される。なお、この場合、例えば、「Title 1」の選択ボタンのテキスト表示部422がタップ(Tap)操作されることで、オプション表示部402には「Title 1」のリストが表示される。このリストにおいては、選択中のものが強調して示される。
【0100】
[タイトルやロゴの説明]
画像に重畳表示されるタイトルやロゴについてさらに説明する。オプション表示部402にトップメニュー(Top Menu)が表示されている状態で(図7(a)参照)、タイトルの選択ボタンのテキスト表示部422がタップ操作されることで、オプション表示部402には選択可能なタイトルのリストが表示される(図7(b)参照)。なお、詳細説明は省略するが、タイトルとして選択できる候補は、セットアップによって、あらかじめ各リスト要素に割り付けられている。
【0101】
希望のリスト要素が選択され、サムネイル(Thumbnail)表示部431あるいはテキスト(Text)表示部432がタップ操作されることで、そのリスト要素に割り付けられているタイトルが、ネクストビューワ404の画像の重畳合成に反映される。このタイトルリストの表示において、リターンボタン(Return button)がタップ操作されることで、オプションリストの表示状態から、トップメニューの表示状態へと戻される。
【0102】
このトップメニューの表示状態において、ネクストビューワ404に表示されたタイトルの消去(Cancellation)は、タイトルの選択ボタンのサムネイル(Thumbnail)表示部411がタップ操作されることで行われる。また、このサムネイル(Thumbnail)表示部411が再度タップ操作されることで、ネクストビューワ404に再びタイトルが表示される。
【0103】
なお、プログラムダイレクトモードにおける、プログラムビューワ403に表示されたタイトルの消去および再表示も、タイトルの選択ボタンのサムネイル(Thumbnail)表示部411がタップ操作されることで行われる。また、上述のタイトルの説明は、ロゴに関しても同様に当てはまる。
【0104】
[タイトルの調整]
次に、タイトルの調整について説明する。上述したように、メイン画面のオプション表示部402に表示されているタイトル(Title)の選択ボタンがタップ操作され、このオプション表示部402にタイトルのリストが表示されるとき、サブ画面に、タイトルのタブが表示される。そして、このタイトルのタブがタップ操作されることで、サブ画面として、タイトルの設定画面が表示される。図13は、タイトルの設定画面の一例を示している。
【0105】
ユーザは、このタイトルの設定画面を使用して、クリップ(Clip)、ゲイン(Gain)、デンシティ(Density)の3つのパラメータの設定が可能となる。例えば、クリップは0.00〜100.00の範囲で調整され、ゲインは−100.00〜100.00の範囲で調整され、デンシティは0.00〜100.00の範囲で調整される。また、この設定画面にはリセットボタン(Reset Button)が表示され、各設定値のリセットが可能とされている。クリップ、ゲイン、デンシティの設定値によってはタイトルが表示されない状況が発生するが、そのような場合、リセットボタンの操作により、タイトルが表示されるようにできる。
【0106】
図13のタイトル設定画面のクリップ、ゲイン、デンシティの調整部において、丸のノブ(Knob)部分が現状の設定値を示している。ノブ部分を押さえて移動させることで、パラメータを調整できる。リセットボタンが操作されることで、各設定値はトップ(Top)に戻される。例えば、リセットの値は、クリップ=0、ゲイン=0、デンシティ=100とされる。
【0107】
黒い背景に白で文字を描いたような画像であれば黒と白の輝度の差が大きいので、調整なしでタイトルが表示される。しかし、黒い背景に青などで文字を描くと、青の輝度が低いため、はっきりとしたタイトル表示にならない。そのような場合、クリップの設定値が下げられる。タイトルのリストに並んだリスト要素で、輝度が低いものに関して、クリップの調整が必要となる。したがって、クリップの設定値は、リスト要素毎に、独立して記憶保持される。
【0108】
デンシティは、タイトルの透過率を調整するパラメータである。デンシティを調整すると、タイトル表示の濃さが変化する。デンシティが最小に設定されると、タイトルが表示されないことになるので、注意が必要である。このデンシティの設定値も、リスト要素毎に、独立して記憶保持される。
【0109】
クリップは、どのレベルでバックグラウンド(Background)をフォアグラウンド(Foreground)に置き換えるかを決めるパラメータである。ゲインは、タイトルの縁をぼかすのかはっきりさせるのかを調整するパラメータである。どちらも微調整機能であり、デンシティほど重要ではない。
【0110】
[ロゴの調整]
次に、ロゴの調整について説明する。上述したように、メイン画面のオプション表示部402に表示されているロゴ(Logo)の選択ボタンがタップ操作され、このオプション表示部402にロゴのリストが表示されるとき、サブ画面に、ロゴ(Logo)のタブが表示される。そして、このロゴのタブがタップ操作されることで、サブ画面として、ロゴの設定画面が表示される。図14は、ロゴの設定画面の一例を示している。
【0111】
ユーザは、このロゴの設定画面を使用して、ロゴの表示位置を調整できる。ユーザは、ネクストビューワ404でロゴの表示位置を確認しながら調整できる。ロゴの表示位置の初期値は右上にあるので、位置を示す丸のノブ(Knob)部分は初期には右上端に表示される。図示の例では、このノブ位置が調整された状態を示している。
【0112】
ノブ部分を押さえて移動させることで、ロゴの表示位置を調整できる。ノブ部分の水平方向への移動でロゴの表示位置を水平方向に変化させることができ、また、ノブ部分の垂直方向への移動でロゴの表示位置を垂直方向に変化させることができる。ここで、ノブ部分を一番下に移動させても画面からロゴが消えないようにされ、また、ノブ部分を左端に移動させても画面からロゴが消えないようにされている。ロゴの位置情報は、リスト要素毎に、独立して記憶保持される。
【0113】
[トランジションの説明]
次に、トランジション(Transition)について説明する。上述したように、トップメニューにおいて、トランジションの選択ボタンがタップ操作されることで、トランジションタイプ(Transition Type)のリストがオプション表示部402に表示される。これにより、ユーザは、テーク(Take)操作により実行されるトランジション効果のタイプの選択を行うことが可能となる。なお、テーク中であることは、テークボタン406の色が変わることで示される。
【0114】
このトランジション効果のタイプ選択により、テークボタン(Take Button)がタップ操作された場合に、どうような効果で、プログラム画像が、ネクストビューワ404に表示されているプレビュー画像に変わっていく(遷移する)かが指定される。トランジションタイプのリスト表示は固定であり、事前にリスト要素に割り付けるための設定操作はない。トランジションタイプとしては、例えば、カット(Cut)、ワイプ(Wipe)、ミックス(Mix)の設定が可能とされる。トランジションタイプの設定はシーンに保存され、シーンを呼び出すと再現される。
【0115】
ここで、トランジションタイプの設定と、ロゴ(Logo)、タイトル(Title)、フォアグラウンド(Foreground)(ピクチャー・イン・ピクチャーで表示される画像)、バックグラウンド(Background)(何も重畳されない場合の画像)に対するトランジション効果との関係について説明する。トランジションタイプがカットに設定されている場合について述べる。この場合、ロゴ、タイトル、フォアグラウンドおよびバックグラウンドの全てに関して、カットのトランジションすなわち瞬時の切り替えが実行される。
【0116】
次に、トランジションタイプがワイプまたはミックスに設定されている場合について述べる。この場合、ロゴに関しては、カットで実行される。また、フォアグラウンドとタイトルに関しては、トランジションによって消えたり、現れたりする場合にのみ、ワイプやミックスでの実行が可能となる。
【0117】
また、フォアグラウンドとタイトルに関しては、プログラムビューワ403とネクストビューワ404の両方に表示されていて、その表示内容が異なる場合は、ワイプやミックスでの実行ができないため、カットで実行される。つまり、トランジションタイプとしてワイプやミックスが設定されている場合でも、バックグラウンドはそのタイプで実行されるが、フォアグラウンドとタイトルに関してはカットで実行される。
【0118】
ダイレクトテーク(Direct Take)を実行する場合も、設定されたトランジションタイプでダイレクトテークが実行される。ただし、ロゴはカットでのみ実行され、フォアグラウンドやタイトルは上述した条件に応じてカットで実行される。
【0119】
ここで、ダイレクトテークとは、上述したプログラムダイレクトモードに設定されている場合のテーク動作である。ユーザにより、プログラムビューワ403がタップ操作されることで、プログラムダイレクトモード(PGM Direct mode)とされる(図8参照)。この場合、シーン/インプット表示部401に表示されたシーンリストからユーザにより希望のリスト要素が選択されて、そのサムネイル表示部411あるいはテキスト表示部412がタップ操作されると、そのシーンがネクストビューワ404に再現される。
【0120】
そして、ただちに、トランジションタイプの設定に合わせて、プログラムビューワ403が、ネクストビューワ404と同じ状態に遷移する。なお、通常のビデオスイッチャではプログラムビューワ404の構成状態がネクストビューワ404にカットで移る(逆転する)が、画像処理装置100ではネクストビューワ403は、再現されたシーンのままで変化しない。この場合、ネクストビューワ404が暗くなって見にくくなるが、プログラムビューワに同じ状態が表示されており、ユーザはそれを見ることができる。シーンに保存することも可能である。
【0121】
トランジションの速さ、つまりトランジションレート(Transition Rate)は、例えば、カット(Cut)/スロー(Slow)/ミドル(Mid)/ファスト(Fast)の4段階から選択して設定可能とされる。各段階の速さがどれくらいの時間になるかは、セットアップ(Setup)で設定可能とされる。例えば、カット、スロー、ミドル、ファストのトランジションレートは、それぞれ、0秒、1秒、1.5秒、2秒の遷移時間とされる。なお、各段階のレート値は、セットアップで設定可能とされる。
【0122】
設定されたトランジションレートは、メイン画面に表示される。テークボタンが操作されると、この選択された時間で、テークが実行される。この設定されたトランジションレートはシーンに保存され、シーンを呼び出すと再現される。ダイレクトテークを実行する場合は、設定されたトランジションレートでダイレクトテークが実行される。
【0123】
[カメラ操作]
次に、画像処理装置100におけるカメラ操作について説明する。カメラ操作の概要は、(1)複数のカメラ画像から一つを選択してネクストビューワ404やプログラムビューワ403に表示する、(2)カメラを手動で調整する、(3)調整した結果をカメラのプリセットに保存し、再利用する、などである。
【0124】
このカメラ操作の前提条件は、以下の通りである。すなわち、(1)セットアップによって、入力コネクタ(ビデオ入力端子)とカメラの関係が定まっている、(2)リモート(Remote)制御するカメラについてはVISCA(Video System Control Architecture)の設定が行われている、(3)メイン画面のシーン/インプット表示部401に表示されるインプットリストの各リスト要素にカメラを含めた入力が割り付けられている、等である。
【0125】
まず、(1)インプット(INPUT)の表示が行われる。この場合、図15に示すように、メイン画面のインプットタグがタップ操作されることで、シーン/インプット表示部401に、インプットリストが表示される。
【0126】
次に、(2)カメラ(Camera)の選択が行われる。この場合、図15に示すように、インプットリストから所定のカメラのリスト要素が選択され、サムネイル表示部411またはテキスト表示部412がタップ操作される。なお、各カメラのリスト要素のサムネイル表示部411にはカメラからの画像が表示されているので、ユーザは、それを見て内容を確認することができる。選択されたカメラからの画像は、ネクストビューワ404に表示される。図示の例においては、カメラ“CAM_3”のリスト要素が選択された状態を示している。
【0127】
次に、(3)プリセット(Preset)の表示が可能である。この場合、図15に示すように、メイン画面のオプション表示部402に表示されている各オプションの選択ボタンのうち、カメラのオプションボタンがタップ操作される。この操作により、オプション表示部402には、図16に示すように、上述のインプットリストで選択されているカメラのプリセット(Preset)のリストが表示される。
【0128】
次に、(4)プリセットの呼び出しが可能である。この場合、プリセットリストから所定のプリセットのリスト要素が選択され、サムネイル表示部431またはテキスト(Text)表示部432がタップ操作される。これにより、カメラにプリセットの呼び出し指示が送信され、カメラにおいて方向やズームなどの制御が行われる。図16に図示の例においては、プリセット“Preset_1”のリスト要素が選択された状態を示している。
【0129】
(5)カメラの調整が行われ、調整結果がカメラのプリセットに保存されることが可能である。シーン/インプット表示部401に表示されているインプットリストからカメラのリスト要素が選択された時点で、第1の表示器103に表示されるサブ画面には、カメラのタブが表示される。そして、このタブがタップ操作されることで、第1の表示器103に、カメラのコントロール画面が表示される。
【0130】
図17は、図9(b)と同様の、カメラのコントロール画面の一例を示している。ユーザは、このカメラコントロール画面を使用してカメラを手動で調整できる。カメラコントロール画面には、パン/チルト(Pan/Tilt)調整部501が設けられている。ユーザは、このパン/チルト(Pan/Tilt)調整部501で、カメラのパン(Pan)、つまり横移動と、カメラのチルト(Tilt)つまり縦移動を手動で調整できる。
【0131】
丸のノブ(Knob)部分を移動させることで、パンやチルトの調整が行われる。この場合、ノブ部分を水平方向に移動させることでパンの調整が行われ、ノブ部分を垂直方向に移動させることでチルトの調整が行われ、さらに、ノブ部分を斜め方向に移動させることでパンとチルトの同時調整が行われる。
【0132】
また、カメラコントロール画面には、パン/チルト(Pan/Tilt)のリセットボタン(Pan/Tilt Reset button)502が設けられている。パンやチルトが期待通りに動かない場合、このリセットボタン502がタップ操作されることで、カメラは首振り動作を行って初期化される。
【0133】
また、カメラコントロール画面には、バックライト(逆光)補正機能の有効無効の選択部503が設けられている。「Off」部分がタップ操作されることで無効が選択され、「On」部分がタップ操作されることで有効が選択される。図示の例においては、無効が選択されている状態を示している。
【0134】
また、カメラコントロール画面には、ズーム(Zoom)調整部504、フォーカス(Focus)調整部505、アイリス(Iris)調整部506が設けられている。また、それぞれの調整部に対応してオート設定ボタン504a,505a,506aが設けられている。各調整部は、オート設定されていない場合にのみ手動調整が可能とされる。オート設定ボタンがタップ操作されることで、オート設定の設定/解除が行われる。各調整部では、丸のノブ(Knob)部分を移動させることで調整が行われる。図示の例においては、フォーカス調整部505のみがオート設定された状態を示している。
【0135】
また、カメラコントロール画面には、オートホワイトバランス調整ボタン507が設けられている。このボタンがタップ操作されると、カメラ側でホワイトバランスの自動調整が行われる。ネクストビューワ404でカメラ画像を表示している場合、その中の白の部分が正しい白になることで結果を確認できる。
【0136】
また、カメラコントロール画面には、カメラセッティングボタン508が設けられている。このボタンがタップ操作されることで、サブ画面として、カメラセッティングメニュー(図示せず)が表示される。ユーザは、このメニューで、パン/チルトの調整を有効するか無効にするか、ズームの調整を有効にするか無効にするかなどの設定を行うことができ、さらに赤色ゲイン調整、青色ゲイン調整なども可能となる。
【0137】
上述のように第1の表示器103に表示されるカメラコントロール画面を利用してカメラの手動調整が可能とされる。画像処理装置100では、さらに、第2の表示器106に表示されるメイン画面上でもカメラの手動調整が可能とされる。
【0138】
ネクストビューワ404にカメラからの画像が表示されている状態で、このネクストビューワ404の部分がタップ操作されることで、図18に示すように、ネクストビューワ404の中央にパン/チルトの調整のためのオーバレイドコントローラが重畳表示され、ネクストビューワ404の右端にズーム調整のためのスライダが表示される。ユーザは、オーバレイドコントローラをドラッグ操作することで、カメラのパン/チルトの調整が可能となる。また、ユーザは、スライダをドラッグ操作することで、ズーム調整が可能となる。
【0139】
なお、ネクストビューワ404に表示されるオーバレイドコントローラやスライダの表示は、それ以外の部分がタップ操作されることで消去される。また、ダイレクトプログラムモードにある場合には、ネクストビューワ404の部分がタップ操作されることで、「Direct Mode」の表示(図8参照)とともに、オーバレイドコントローラやスライダが表示され、ユーザは、カメラのパン/チルトの調整やズーム調整を行うことができる。
【0140】
上述したように図1に示す画像処理装置100においては、第1のコンピュータ301には、メイン画面のタブや選択ボタンの各操作と、第1の表示器103に表示可能なGUI構成を指示する情報とを対応付けるテーブルが、内蔵の記憶部に設けられる。そして、第1のコンピュータ301は、メイン画面のタブや選択ボタンにタップ操作、つまりGUI操作入力が与えられた際に、テーブルを参照して、第1の表示器103にGUI構成を指示する。そのため、第1の表示器103に表示されるサブ画面には、メイン画面の操作に合わせて必要な補助画面のタブのみが表示され、ユーザの操作性の向上を図ることができる。
【0141】
また、図1に示す画像処理装置100においては、第2の筐体102は、第1の筐体101に、ヒンジ機構200を介して接続された構成とされている。そのため、第2の筐体102を第1の筐体101の上面に重ねた状態としてコンパクト化でき、持ち運びの便に供することができる。また、第1の表示器103に表示されるサブ画面を使用しない状態では、第2の筐体102を第1の筐体101の上面に重ねた状態、つまり空間的な占有領域を狭めた状態で、使用できる。
【0142】
また、図1に示す画像処理装置100においては、メイン画面のシーン/インプット表示部401におけるインプットまたはシーンのリスト表示において、各リスト要素は、垂直方向に並べて表示配置されるものである。したがって、ユーザは、各リスト要素の選択操作を、スムーズに行うことが可能となる。
【0143】
また、図1に示す画像処理装置100においては、メイン画面のオプション表示部402に表示される各オプションの選択ボタンは、垂直方向に並べて表示配置されるものである。したがって、ユーザは、各選択ボタンの操作を、スムーズに行うことが可能となる。
【0144】
また、図1に示す画像処理装置100においては、カメラコントロール画面をサブ画面として表示できる他、パン/チルト調整用のネクストビューワ404にカメラ調整用表示を行うことができるものである。したがって、ユーザは、サブ画面あるいはメイン画面を利用して、カメラの画像から視線を外さずにカメラ調整を容易に行うことができる。
【0145】
<2.変形例>
なお、上述の実施の形態においては、第2の筐体102が第1の筐体101にヒンジ機構200を介して接続された構成とされ、第2の筐体102が、第1の位置(閉位置)と第2の位置(開位置)との間を遷移する構成とされている。しかし、本技術は、第1の筐体101に対して第2の筐体102が第2の位置に固定されるものにも、同様に適用できることは勿論である。
【0146】
また、上述実施の形態においては、ディスプレイ302,303がLCDで構成される旨説明したが、ディスプレイ302,303はその他のパネル、例えば有機ELパネル等であってもよい。
【符号の説明】
【0148】
100・・・画像処理装置
101・・・第1の筐体
102・・・第2の筐体
103・・・第1の表示器
104・・・ビデオ入力端子
105・・・ビデオ出力端子
106・・・第2の表示器
107・・・画像遷移指示ボタン(テークボタン)
200・・・ヒンジ機構
210・・・底固定部
220・・・筐体当接部
230・・・支持部
240・・・第1の補助部
250・・・第2の補助部
260・・・円弧状の案内開口
301・・・第1のコンピュータ
302,303・・・ディスプレイ
304,305・・・タッチ入力部
306・・・ネットワークインタフェース
307・・・入力メモリ部
308・・・コントロールメモリ部
309・・・中間メモリ部
310・・・第2のコンピュータ
311・・・画像入力部
312・・・画像切換部
313・・・画像合成部
314・・・画像出力部
315・・・音声入力部
316・・・音声合成部
317・・・音声出力部
401・・・シーン/インプット表示部
402・・・オブジェクト表示部
403・・・プログラムビューワ
404・・・ネクストビューワ
405・・・トランジションレート
406・・・テークボタン
411,421,431・・・サムネイル表示部
412,422,433・・・テキスト表示部
501・・・パン/チルト調整部
502・・・パン/チルトのリセットボタン
503・・・バックライト(逆光)補正機能の有効無効選択部
504・・・ズーム調整部
504a,505a,506a・・・オート設定ボタン
505・・・フォーカス調整部
506・・・アイリス調整部
507・・・オートホワイトバランス調整ボタン
508・・・カメラセッティングボタン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18