技術分野
車室フロアに車椅子を載置して固縛ベルトで固定できる福祉車両及びベルトガイド
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら従来の福祉車両では、載置される車椅子近傍の車室フロアに固縛ベルトを連結するとすれば、載置して固定できる車椅子の形態や大きさ次第で制約が大きくなる。一方、車椅子から離間した位置で車室フロアに固縛ベルトを連結するとすれば、車室フロアと車椅子との間に架け渡される固縛ベルトが空間中に配置されることになり、車室空間を使用する際に邪魔になっていた。空間中に配置される固縛ベルトが後部シートと大きく干渉するため後部シートが使用できないこともあった。
そこで本発明は、固定可能な車椅子の形態や大きさの自由度が大きく、しかも車椅子を固定していても車室空間を使用する際に固縛ベルトが邪魔にならないようにした福祉車両とベルトガイドを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために本発明では以下の手段を講じる。
[1] 車室フロアの載置スペースに載置された車椅子を固縛する固縛ベルトと、
前記固縛ベルトを車体に連結するための車体連結部と、
前記車室フロアに固定され、前記固縛ベルトを挿通することで、前記車体連結部と前記車椅子との間の前記固縛ベルトの配置を規制可能なベルトガイドと、を備え、
前記ベルトガイドが、互いに異なる位置に複数固定・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の福祉車両によれば、固縛ベルトを挿通することで固縛ベルトの配置を規制可能なベルトガイドを備えているので、車体連結部と車椅子との間に配置される固縛ベルトをベルトガイドに挿通することにより、固縛ベルトの配置や経路をそのベルトガイドに対応させることができる。そのため、載置する車椅子の形態や大きさが種々存在しても、固縛ベルトを車体連結部から直接車椅子に到達させたり、適切な位置のベルトガイドに固縛ベルトを挿通させたりして車椅子を固縛することができ、固縛ベルトの配置や経路を車椅子の形態や大きさに適した位置に設定することができ、車室空間を使用する際に固縛ベルトが邪魔にならない。その結果、固定可能な車椅子の形態や大きさの自由度が大きく、しかも車椅子を固定していても車室空間を使用する際に固縛ベルトが邪魔にならない福祉車両を提供することができる。
本発明のベルトガイドによれば、第1ガイド部の凹部と第2ガイド部との間に固縛ベルトの挿通間隙が設けられているので、挿通された固縛ベルトを第1ガイド部及び第2ガイド部により囲んでガイドできるため、固縛ベルトの位置を保ち易い。そして挿通間隙が固縛ベルトを幅方向に挿脱可能な端部開口を有しているので、固縛ベルトを挿通間隙に挿通させたり、挿通間隙から離脱させる際、固縛ベルトを端部側から挿通間隙に挿通させたり離脱させたりする必要がなく、固縛ベルトの挿脱が容易である。そのため、使用するベルトガイドを自由に選択することができ、例えば車椅子の形態や大きさに適した位置のベルトガイドを使用して固縛ベルトを邪魔にならないように配置することも容易である。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施形態において、福祉車両の車室内に車椅子を収容した状態の水平方向の配置の一例を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態において、福祉車両の車室内に車椅子を収容した状態の垂直方向の配置の一例を示す図である。
【図3】 本発明の福祉車両に使用するベルトガイドの斜視図である。
【図4】 本発明の福祉車両に使用するベルトガイドの分解斜視図である。
【図5】 本発明の実施形態において、福祉車両の車室内に他の車椅子を収容した状態の水平方向の配置の一例を示す図である。
11 車室フロア
11a 載置スペース
12 左側後席シート
13 右側後席シート
13a シートクッション
20 車椅子
31 固縛ベルト
32 車体連結部
32a リトラクタ
33 係合部材
40 ベルトガイド
41 ベース部
41a 固定部
41b 受け部
43 凹部
43a 外側支持部
43b 側縁支持部
44 第1ガイド部
44a 内側空間
45 挿通間隙
45a 端部開口
46 第2ガイド部
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