特許第6444043号(P6444043)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6444043
(24)【登録日】2018年12月7日
(45)【発行日】2018年12月26日
(54)【発明の名称】映像表示装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/64 20060101AFI20181217BHJP
   G11B 33/02 20060101ALI20181217BHJP
   G11B 33/14 20060101ALI20181217BHJP
   G09F 9/00 20060101ALI20181217BHJP
【FI】
   H04N5/64 541Z
   G11B33/02 301A
   G11B33/02 301F
   G11B33/14 501W
   G09F9/00 351
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-75205(P2014-75205)
(22)【出願日】2014年4月1日
(65)【公開番号】特開2015-198323(P2015-198323A)
(43)【公開日】2015年11月9日
【審査請求日】2017年1月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉竹 英俊
(74)【代理人】
【識別番号】100088845
【弁理士】
【氏名又は名称】有田 貴弘
(72)【発明者】
【氏名】林 智之
(72)【発明者】
【氏名】堺 大陸
【審査官】 西谷 憲人
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−088626(JP,A)
【文献】 特開2009−194541(JP,A)
【文献】 特開2009−264483(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0063433(US,A1)
【文献】 特開2008−167372(JP,A)
【文献】 特開2006−017937(JP,A)
【文献】 特開2002−238008(JP,A)
【文献】 特開平07−075042(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3161332(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/64
G09F 9/00
G11B 33/02
G11B 33/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイの背面側に取り付けられる、箱状の光ディスク装置とを備え、
前記光ディスク装置の上面において、外付けハードディスクを設置するための窪み形状が形成され、
前記窪み形状の底面には、ゴムパッドが貼り付けられ、
前記窪み形状の少なくとも一組の側面には、外形の異なる前記外付けハードディスクとの隙間の大きさを調節可能なように、前記外付けハードディスクの外形に応じて縮む弾性クッションが取り付けられる、
映像表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビジョン受像機または液晶モニター等の映像表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、外付けハードディスク(Hard disk drive、HDD)をテレビジョン受像機等の映像表示装置に接続して使用される場面が増えてきている。この際、外付けハードディスクの設置場所がしばしば問題となる。
【0003】
従来の外付けハードディスクの設置方法としては、テレビジョン受像機の設置台の上において、テレビジョン受像機の付近に直置きするという方法があった。または、外付けハードディスクの付属品もしくは別売品である外付けハードディスク取り付け用ブラケットを、テレビジョン受像機の背面カバーにネジ固定し、それにより外付けハードディスクを保持するという方法もあった。
【0004】
一方、外付けハードディスクに代わるものとして、information versatile disk for removable usage(iVDR)と呼ばれるリムーバブルハードディスクがある。このiVDRを保持するためのポケットをあらかじめ備えたテレビジョン受像機も提供されている。
【0005】
外付けハードディスクの設置方法に関する技術として、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1には、装置本体を支持するスタンド内部に、ハードディスクユニットを着脱可能に収納することができるテレビジョン受像機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−246250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
外付けハードディスクをテレビジョン受像機の付近に直置きする場合、テレビジョン受像機の正面視において、外付けハードディスクが視聴者の視界に入ってしまい、視聴の妨げとなるという問題がある。また、外付けハードディスクを設置するためのスペースを確保する必要が生じ、テレビジョン受像機のスイーベルを行う際には、テレビジョン受像機本体と外付けハードディスクとが衝突してしまう恐れがある。
【0008】
一方、外付けハードディスク取り付け用のブラケットを使用して、テレビジョン受像機の背面カバーに保持する方法では、先に述べた課題を解決することができる。しかし、この方法では、外付けハードディスク取り付け用のブラケットを入手する必要があること、使用する外付けハードディスクに対応した外付けハードディスク取り付け用ブラケットを選ぶ必要があること、および、当該ブラケットを、ドライバー等を用いてテレビジョン受像機の背面カバーにネジ固定できること等、多くの条件を満たす必要がある。
【0009】
外付けハードディスクをテレビジョン受像機に固定せずに設置した場合、テレビジョン受像機の移動時またはスイーベル時等に、外付けハードディスクが振動したり衝撃を受けたりする恐れがある。外付けハードディスクのような精密機器は振動および衝撃に弱いため、このような状態は望ましくない。
【0010】
iVDRを保持するためのポケットを備えたテレビジョン受像機も提供されているが、この場合に使用されるiVDRはテレビジョン受像機メーカーが指定したものに限定される場合が多く、その場合のiVDRは、一般的な外付けハードディスクよりも高価である。
【0011】
特許文献1に記載された設置方法では、ハードディスクはテレビジョン受像機に内蔵されており、ユーザがハードディスクを自由に取り付けおよび取り外しできるものではない。よって、特許文献1に記載された設置方法では、故障等によりハードディスクを交換する必要がある場合、ユーザ単独で行うことが困難となる。
【0012】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、外付けハードディスクへ伝わる振動を緩和しつつ、設置された外付けハードディスクが視聴者の視界に入らない、さらに、外付けハードディスクの設置および取り外しが容易である映像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の一態様に関する映像表示装置は、映像を表示するディスプレイと、前記ディスプレイの背面側に取り付けられる、箱状の光ディスク装置とを備え、前記光ディスク装置の上面において、外付けハードディスクを設置するための窪み形状が形成され、前記窪み形状の底面には、ゴムパッドが貼り付けられ、前記窪み形状の少なくとも一組の側面には、外形の異なる前記外付けハードディスクとの隙間の大きさを調節可能なように、前記外付けハードディスクの外形に応じて縮む弾性クッションが取り付けられる
【発明の効果】
【0016】
本発明の上記態様によれば、外付けハードディスクがディスプレイと衝突することを防ぐことができ、映像表示装置の移動時およびスイーベル時にも、外付けハードディスクへ伝わる振動が緩和される。また、設置された外付けハードディスクが、視聴者の視界に入らない。さらに、ユーザが、外付けハードディスクを設置する場合にも、設置された外付けハードディスク5を取り外す場合にも、ネジまたはドライバーを用いて作業を行う必要がなく容易である。
【0017】
本発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】実施形態に関するテレビジョン受像機の概観図である。
図2】実施形態に関する光ディスク装置を示した図である。
図3】実施形態に関するテレビジョン受像機の概観図である。
図4】実施形態に関するスタンドおよびスタンド上の構成を示した図である。
図5】実施形態に関するテレビジョン受像機の概観図である。
図6】実施形態に関するテレビジョン受像機の上面図である。
図7】前提技術に関するテレビジョン受像機の正面図である。
図8】前提技術に関するテレビジョン受像機の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付の図面を参照しながら実施形態について説明する。以下の説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称および機能も同様のものとする。よって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
【0020】
なお、以下の説明において、上面、側面または底面等の用語が用いられるが、これらの用語は、各面を便宜上区別するために用いられているものであり、実際の上下左右の方向とは関係しない。
【0021】
図7は、前提技術に関する、映像表示装置としてのテレビジョン受像機の正面図である。
【0022】
図7に示されるように、テレビジョン受像機は、テレビジョン受像機本体1と、スタンド2aと、外付けハードディスク5とを備える。
【0023】
外付けハードディスク5は、テレビジョン受像機本体1の付近に直置きされている。この場合、テレビジョン受像機の正面視において、外付けハードディスク5が視聴者の視界に入ってしまい、視聴の妨げとなるという問題がある。また、外付けハードディスク5を設置するためのスペースを確保する必要が生じ、テレビジョン受像機のスイーベルを行う際には、テレビジョン受像機本体1と外付けハードディスク5とが衝突してしまう恐れがある。
【0024】
図8は、前提技術に関する、他のテレビジョン受像機の背面図である。
【0025】
図7に示されるように、当該テレビジョン受像機は、テレビジョン受像機本体1と、スタンド2aと、背面カバー3aと、ハードディスク取り付け用のブラケット10と、外付けハードディスク5とを備える。
【0026】
外付けハードディスク5は、ブラケット10に保持される。この場合には、外付けハードディスク取り付け用のブラケットを入手する必要があること、使用する外付けハードディスクに対応した外付けハードディスク取り付け用ブラケットを選ぶ必要があること、および、当該ブラケットを、ドライバー等を用いてテレビジョン受像機の背面カバーにネジ固定できること等、多くの条件を満たす必要がある。
【0027】
以下に説明する実施形態は、上記のような問題を解決する映像表示装置に関するものである。
【0028】
<第1実施形態>
<構成>
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【0029】
図1は、本実施形態に関する、背面下部に光ディスク装置100を設置した、映像表示装置としてのテレビジョン受像機を示した概観図である。
【0030】
図1に示されるように、テレビジョン受像機は、ディスプレイを含むテレビジョン受像機本体1と、スタンド2aと、背面カバー3aと、光ディスク装置100とを備える。
【0031】
図2は、図1に示された構成のうち、光ディスク装置100を示した図である。図1に示された場合では、光ディスク装置100の上面に外付けハードディスク5が設置されていたが、図2では、光ディスク装置100の上面に外付けハードディスク5が設置されていない状態が示されている。
【0032】
図2に示されるように、光ディスク装置100は、光ディスク装置全体を覆う光ディスク装置カバー4と、光ディスク装置カバー4の上面に設けられた、外付けハードディスク5設置用の窪み形状6とを備える。また、図2に示されるように、窪み形状6の底面に貼り付けられた、外付けハードディスク5を摩擦によって固定するためのゴムパッド7と、窪み形状6の側面に配置された、外付けハードディスク5を挟んで固定するための弾性クッション12とを備えていてもよい。弾性クッションの材質としては、ハードディスク5に過剰な負荷をかけずに固定する目的から、例えば、ウレタンスポンジ等の柔らかい材質が想定される。
【0033】
窪み形状6は、外付けハードディスク5を完全に収容できる程度の深さを有していることが望ましいが、外付けハードディスク5の深さ方向の一部を収容する程度の深さのものであってもよい。
【0034】
テレビジョン受像機本体1は、スタンド2aにネジ等を用いて固定されることにより、起立状態で支持されている。背面カバー3aは、テレビジョン受像機本体1の背面側からネジ等を用いて固定されており、テレビジョン受像機本体1の背面全体を覆っている。
【0035】
本実施形態に関するテレビジョン受像機は、光ディスク装置100を、テレビジョン受像機本体1の背面下部に設置している。光ディスク装置100のテレビジョン受像機本体1への固定は、板金を介したネジ固定によって行う。
【0036】
光ディスク装置カバー4は、光ディスク装置100自体が外部から直接視認できないようにするため、また、光ディスク装置100自体の保護のために備えられる。光ディスク装置カバー4は、テレビジョン受像機本体1にネジ固定される。
【0037】
外付けハードディスク5は、窪み形状6内のゴムパッド7上に、最も転倒しにくい向きで配置される。
【0038】
光ディスク装置カバー4の上面における窪み形状6の外形は、設置される外付けハードディスク5の外形よりも大きい。また、窪み形状6の側面に配置された弾性クッション12によって、外付けハードディスク5はその側面を挟んで固定される。
【0039】
窪み形状6と外付けハードディスク5の側面との接触、または、ゴムパッド7と外付けハードディスク5の底面との摩擦により、外付けハードディスク5は、テレビジョン受像機の視聴時およびスイーベル時、さらには設置台上でテレビジョン受像機の移動を行った際でも、窪み形状6における定位置で固定される。よって、このような場面での、外付けハードディスク5に伝わる振動は抑制される。
【0040】
市販の外付けハードディスク5は、ハードディスクを保護するためのある特定のケースで覆われていることが多い。当該ケースの外形は製品によって異なる。よって、光ディスク装置カバー4に設けられる窪み形状6の外形は、取り付けられる外付けハードディスク5の外形(またはそのケースの外形)に応じて変形可能な構造にすることが望ましい。
【0041】
本実施形態では、変形の具体的な方法として、窪み形状6の向かい合う各側面に、弾性クッション12が取り付けられている。この弾性クッション12を外付けハードディスク5の外形(またはそのケースの外形)に応じて縮めることで、外付けハードディスク5を設置する隙間の大きさを調節することができる。窪み形状6内において、外付けハードディスク5の少なくとも一組の側面は、弾性クッション12と接触し、かつ固定される。このような構成であるため、ユーザが自由に選択した外形の異なる外付けハードディスク5であっても、適切に設置することができる。
【0042】
なお、本実施形態においては、弾性クッション12は、窪み形状6の一組の側面にのみ配置されているが、窪み形状6における他の側面においても配置されていてもよい。
【0043】
<効果>
以下に、本実施形態による効果を例示する。
【0044】
本実施形態によれば、映像表示装置が、映像を表示するディスプレイを含むテレビジョン受像機本体1と、テレビジョン受像機本体1の背面側に取り付けられる、箱状の光ディスク装置100とを備える。
【0045】
そして、光ディスク装置100の上面において、外付けハードディスク5を設置するための窪み形状6が形成される。
【0046】
このような構成によれば、外付けハードディスク5がテレビジョン受像機本体1と衝突することを防ぐことができ、テレビジョン受像機の移動時およびスイーベル時にも、外付けハードディスク5へ伝わる振動が緩和される。また、設置された外付けハードディスク5が、視聴者の視界に入らない。さらに、ユーザが、外付けハードディスク5を設置する場合にも、設置された外付けハードディスク5を取り外す場合にも、ネジまたはドライバーを用いて作業を行う必要がなく容易である。
【0047】
また、外付けハードディスク5を設置するためのスペースを別途用意する必要がないため、テレビジョン受像機周りのスペースを有効に利用することができる。
【0048】
<第2実施形態>
<構成>
以下では、上記実施形態で説明した構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略する。
【0049】
図3は、本実施形態に関する、光ディスク装置を備えていない、映像表示装置としてのテレビジョン受像機を示した概観図である。
【0050】
図3に示されるように、テレビジョン受像機は、ディスプレイを含むテレビジョン受像機本体1と、スタンド2bと、背面カバー3aと、外付けハードディスク5設置用の窪み形状8と、窪み形状8の底面に貼り付けられた、外付けハードディスク5を摩擦によって固定するためのゴムパッド7とを備える。
【0051】
図4は、図3に示された構成のうち、スタンド2bおよびスタンド2b上の構成を示した図である。図3に示された場合では、スタンド2bの上面に外付けハードディスク5が設置されていたが、図4では、スタンド2bの上面に外付けハードディスク5が設置されていない状態が示されている。
【0052】
テレビジョン受像機本体1は、スタンド2bにネジ等を用いて固定されることにより、起立状態で支持されている。背面カバー3aが、テレビジョン受像機本体1の背面側からネジ等を用いて固定されており、テレビジョン受像機本体1の背面全体を覆っている。
【0053】
スタンド2bの上面における窪み形状8の外形は、設置される外付けハードディスク5の外形より大きい。また、窪み形状8が設けられる位置は、テレビジョン受像機の背面側とする。
【0054】
窪み形状8は、テレビジョン受像機のスイーベル時に、テレビジョン受像機本体1と外付けハードディスク5とが接触しない位置に設けられる。
【0055】
窪み形状8の底には、ゴムパッド7が貼り付けられている。ゴムパッド7は、ゴムパッド7上に外付けハードディスク5が配置された状態でテレビジョン受像機を設置台上で移動させる際に、外付けハードディスク5がゴムパッド7上で動かないような静摩擦係数のものを使用する。
【0056】
外付けハードディスク5は、窪み形状8内のゴムパッド7上に配置される。外付けハードディスク5の底面とゴムパッド7との摩擦により、テレビジョン受像機を設置台上で移動させる際にも、外付けハードディスク5は、窪み形状8上の定位置で固定される。よって、このような場面での、外付けハードディスク5に伝わる振動は抑制される。
【0057】
また、図3および図4においては示されていないが、窪み形状8の側面において、外付けハードディスク5を挟んで固定するための弾性クッション12が配置されていてもよい。
【0058】
<効果>
以下に、本実施形態による効果を例示する。
【0059】
本実施形態によれば、映像表示装置が、映像を表示するディスプレイを含むテレビジョン受像機本体1と、テレビジョン受像機本体1を支持するスタンド2bとを備える。
【0060】
そして、テレビジョン受像機本体1の背面側に対応するスタンド2bの上面において、外付けハードディスク5を設置するための窪み形状8が形成される。
【0061】
このような構成によれば、外付けハードディスク5がテレビジョン受像機本体1と衝突することを防ぐことができ、テレビジョン受像機の移動時にも、外付けハードディスク5へ伝わる振動が緩和される。また、設置された外付けハードディスク5が、視聴者の視界に入らない。さらに、ユーザが、外付けハードディスク5を設置する場合にも、設置された外付けハードディスク5を取り外す場合にも、作業が容易である。
【0062】
<第3実施形態>
<構成>
以下では、上記実施形態で説明した構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略する。
【0063】
図5は、本実施形態に関する、光ディスク装置を備えていない、映像表示装置としてのテレビジョン受像機を示した概観図である。
【0064】
図5に示されるように、テレビジョン受像機は、ディスプレイを含むテレビジョン受像機本体1と、スタンド2aと、背面カバー3bと、外付けハードディスク5設置用の箱体9とを備える。箱体9は、上方に開口部を有する。また、箱体9は、背面カバー3bと一体として形成される。
【0065】
図6は、図5に示されたテレビジョン受像機の上面図である。図6に示されるように、箱体9内の底面において、外付けハードディスク5を摩擦によって固定するためのゴムパッド7が貼り付けられていてもよい。また、箱体9内の側面において、設置された外付けハードディスク5の側面との間に、外付けハードディスク5を箱体9内で固定するためのスポンジ11が配置されていてもよい。スポンジ11は、箱体9内における外付けハードディスク5の転倒および傾きを防止することができる。
【0066】
テレビジョン受像機本体1は、スタンド2aにネジ等を用いて固定されることにより、起立状態で支持されている。背面カバー3bが、テレビジョン受像機本体1の背面側からネジ等を用いて固定されており、テレビジョン受像機本体1の背面全体を覆っている。
【0067】
背面カバー3bにおいて、背面方向に飛び出る向きに、外付けハードディスク5の外形より大きく、鉛直上向きに開口を有する箱体9を設ける。箱体9の底面には、外付けハードディスク5を摩擦によって固定するためのゴムパッド7が貼り付けられている。
【0068】
箱体9内においては、設置された外付けハードディスク5を箱体9内で固定するために、箱体9の側壁と外付けハードディスク5との隙間にスポンジ11が配置される。
【0069】
箱体9内のスポンジ11との接触、または、ゴムパッド7と外付けハードディスク5の底面との摩擦により、外付けハードディスク5は、テレビジョン受像機の視聴時およびスイーベル時、さらには設置台上でテレビジョン受像機の移動を行った際でも、箱体9内における定位置で固定される。よって、このような場面での、外付けハードディスク5に伝わる振動は抑制される。
【0070】
<効果>
以下に、本実施形態による効果を例示する。
【0071】
本実施形態によれば、映像表示装置が、映像を表示するディスプレイを含むテレビジョン受像機本体1と、テレビジョン受像機本体1の背面側に取り付けられる、外付けハードディスク5を設置するための上方に開口部を有する箱体9とを備える。
【0072】
このような構成によれば、外付けハードディスク5がテレビジョン受像機本体1と衝突することを防ぐことができ、テレビジョン受像機の移動時およびスイーベル時にも、外付けハードディスク5へ伝わる振動が緩和される。また、設置された外付けハードディスク5が、視聴者の視界に入らない。さらに、ユーザが、外付けハードディスク5を設置する場合にも、設置された外付けハードディスク5を取り外す場合にも、作業が容易である。
【0073】
また、外付けハードディスク5設置用の箱体9があらかじめ背面カバー3bと一体として形成されるため、外付けハードディスク5の形状、または、背面カバー3bにおける取り付け構造を考慮せずに、外付けハードディスク5を設置することができる。また、比較的安価な外付けハードディスク5を容易に設置することができるため、比較的高価なiVDRを設置する必要がない。
【0074】
上記実施形態では、各構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件等についても記載している場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本発明が記載したものに限られるものではない。よって、例示されていない無数の変形例(任意の構成要素の変形または省略、さらには、異なる実施形態間の自由な組み合わせを含む)が、本発明の範囲内において想定され得る。
【符号の説明】
【0075】
1 テレビジョン受像機本体、2a,2b スタンド、3a,3b 背面カバー、4 光ディスク装置カバー、5 ハードディスク、6,8 窪み形状、7 ゴムパッド、9 箱体、10 ブラケット、11 スポンジ、12 弾性クッション、100 光ディスク装置。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8