特許第6444575号(P6444575)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 三菱電機株式会社の特許一覧
<>
  • 特許6444575-車載装置、通知システムおよび通知方法 図000002
  • 特許6444575-車載装置、通知システムおよび通知方法 図000003
  • 特許6444575-車載装置、通知システムおよび通知方法 図000004
  • 特許6444575-車載装置、通知システムおよび通知方法 図000005
  • 特許6444575-車載装置、通知システムおよび通知方法 図000006
  • 特許6444575-車載装置、通知システムおよび通知方法 図000007
  • 特許6444575-車載装置、通知システムおよび通知方法 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6444575
(24)【登録日】2018年12月7日
(45)【発行日】2018年12月26日
(54)【発明の名称】車載装置、通知システムおよび通知方法
(51)【国際特許分類】
   G08B 21/24 20060101AFI20181217BHJP
   H04W 4/48 20180101ALI20181217BHJP
   H04W 48/18 20090101ALI20181217BHJP
【FI】
   G08B21/24
   H04W4/48
   H04W48/18
【請求項の数】7
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2018-548531(P2018-548531)
(86)(22)【出願日】2016年11月7日
(86)【国際出願番号】JP2016082965
(87)【国際公開番号】WO2018083796
(87)【国際公開日】20180511
【審査請求日】2018年10月2日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音
(74)【代理人】
【識別番号】100199749
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 成
(74)【代理人】
【識別番号】100188880
【弁理士】
【氏名又は名称】坂元 辰哉
(74)【代理人】
【識別番号】100197767
【弁理士】
【氏名又は名称】辻岡 将昭
(74)【代理人】
【識別番号】100201743
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 和真
(72)【発明者】
【氏名】中司 真裕
【審査官】 白川 瑞樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−277499(JP,A)
【文献】 特開2016−116142(JP,A)
【文献】 特開2015−186163(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/115649(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R9/00−11/06
E05B1/00−65/44
65/46
65/462−85/28
G08B19/00−31/00
G08G1/00−99/00
H03J9/00−9/06
H04B7/24−7/26
H04M1/00
1/24−3/00
3/16−3/20
3/38−3/58
7/00−7/16
11/00−11/10
99/00
H04Q9/00−9/16
H04W4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信端末が車両から離れる度合いを推測する推測部と、
車両の搭乗者の降車を検知する降車検知部と、
前記降車検知部により搭乗者の降車が検知されると、前記推測部により車両から離れる度合いが推測されている無線通信端末の中から、車室内に置き忘れられた無線通信端末があるか否かを判定する判定部と、
異なる複数の無線通信方式のそれぞれに切り替えて無線通信が可能であり、前記判定部により車室内に置き忘れられた無線通信端末があると判定された場合、前記複数の無線通信方式の中から選択された無線通信方式の無線通信で置き忘れの通知情報を車室外の無線通信端末に送信する無線通信部と、
前記推測部により推測された無線通信端末が車両から離れる度合いに応じて、前記無線通信部が前記通知情報を送信するときの無線通信方式を選択する制御部と
を備えたことを特徴とする車載装置。
【請求項2】
前記推測部は、無線通信端末と車両との間の距離を推測し、
前記制御部は、前記推測部により推測された前記距離に応じて、前記無線通信部が前記通知情報を送信するときの無線通信方式を選択することを特徴とする請求項1記載の車載装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記無線通信部が前記通知情報を送信するときの無線通信方式として、前記複数の無線通信方式の中から車両キーの無線通信方式を最初に選択することを特徴とする請求項1記載の車載装置。
【請求項4】
置き忘れの通知に対する応答情報が受信されるまで、前記制御部による無線通信方式の選択と、選択された無線通信方式の無線通信で前記無線通信部による前記通知情報の送信とが繰り返し実行されることを特徴とする請求項1記載の車載装置。
【請求項5】
前記制御部は、無線通信端末が上限範囲を超えて車両から離れた場合、前記上限範囲を超えて前記通知情報の送信が可能な無線通信端末の無線通信方式を選択することを特徴とする請求項1記載の車載装置。
【請求項6】
請求項1記載の車載装置と、
車載装置から受信した置き忘れの前記通知情報に対する応答情報を車載装置に送信する無線通信端末と
を備えたことを特徴とする通知システム。
【請求項7】
推測部が、無線通信端末が車両から離れる度合いを推測するステップと、
降車検知部が、車両の搭乗者の降車を検知するステップと、
判定部が、前記降車検知部により搭乗者の降車が検知されると、前記推測部により車両から離れる度合いが推測されている無線通信端末の中から、車室内に置き忘れられた無線通信端末があるか否かを判定するステップと、
制御部が、前記判定部により車室内に置き忘れられた無線通信端末があると判定された場合、前記推測部により推測された無線通信端末が車両から離れる度合いに応じて、異なる複数の無線通信方式の中から無線通信方式を選択するステップと、
無線通信部が、前記制御部により選択された無線通信方式の無線通信に切り替えて置き忘れの通知情報を車室外の無線通信端末に送信するステップと
を備えたことを特徴とする通知方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、車室内に置き忘れられた無線通信端末があることを降車者に通知する車載装置、通知システムおよび通知方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、車室内に置き忘れられた無線通信端末があることを降車者に通知する技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載される車載装置では、車室内に持ち込まれた複数の携帯電話機と近距離無線通信を行う際の電界強度を監視することで、車室外に携帯電話機が持ち出されたか否かを検出する。そして、この車載装置は、車両の搭乗者全員が降車した状態で車室内に放置された携帯電話機を探知すると、車室外への持ち出しが検出された携帯電話機に対して車室内に放置された携帯電話機があることを通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−277499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される車載装置では、特定の近距離無線通信が可能な携帯電話機を前提としており、この近距離無線通信ができない携帯電話機には、置き忘れを通知できないという課題があった。
さらに、特定の近距離無線通信が可能な携帯電話機のみに置き忘れが通知されるので、当該携帯電話機が鞄などに収容された状態であると、車両近傍で降車者が置き忘れの通知に気付けない可能性がある。
【0005】
この発明は上記課題を解決するもので、無線通信端末の置き忘れを通知する機会を増加させることができる車載装置、通知システムおよび通知方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る車載装置は、推測部、降車検知部、判定部、無線通信部、および制御部を備える。推測部は、無線通信端末が車両から離れる度合いを推測する。降車検知部は、車両の搭乗者の降車を検知する。判定部は、降車検知部により搭乗者の降車が検知されると、推測部により車両から離れる度合いが推測されている無線通信端末の中から、車室内に置き忘れられた無線通信端末があるか否かを判定する。無線通信部は、複数の無線通信方式のそれぞれに切り替えて無線通信が可能であり、判定部により車室内に置き忘れられた無線通信端末があると判定された場合、複数の無線通信方式の中から選択された無線通信方式の無線通信で置き忘れの通知情報を車室外の無線通信端末に送信する。制御部は、推測部により推測された無線通信端末が車両から離れる度合いに応じて、無線通信部が通知情報を送信するときの無線通信方式を選択する。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、複数の無線通信方式の中から選択された無線通信方式の無線通信で置き忘れの通知を行うので、無線通信端末の置き忘れを通知する機会を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】この発明の実施の形態1に係る車載装置の構成を示すブロック図である。
図2】無線通信端末から受信された信号の受信レベルと、無線通信端末と車両との間の距離との関係を示すグラフである。
図3】実施の形態1における無線通信端末の構成を示すブロック図である。
図4図4Aは、実施の形態1に係る車載装置の機能を実現するハードウェア構成例を示すブロック図である。図4Bは、実施の形態1に係る車載装置の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成例を示すブロック図である。
図5】実施の形態1に係る車載装置の動作を示すフローチャートである。
図6】実施の形態1における無線通信端末の動作を示すフローチャートである。
図7】実施の形態1における無線通信端末の置き忘れ通知処理の概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る車載装置1の構成を示すブロック図である。
車載装置1は、カーナビゲーション装置などによって実現される装置であり、無線通信部2、推測部3、降車検知部4、判定部5、制御部6および電源部7を備える。
無線通信部2は、複数の無線通信方式のそれぞれで無線通信が可能な構成要素である。無線通信方式には、例えば、車両キー通信、Bluetooth(登録商標、以下記載を省略する)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)およびモバイルデータ通信が挙げられる。
【0010】
車両キー通信には、キーレスエントリー無線があり、モバイルデータ通信には、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)および3G(3rd Generation)がある。
なお、無線通信部2で無線通信が可能な無線通信方式として、無線LAN(Local Area Network)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、車車間無線、路車間無線、歩車間無線を含めてもよい。
【0011】
無線通信部2は、無線通信制御部2a、車両キー通信部2b、Bluetooth通信部2c、Wi−Fi通信部2dおよびモバイルデータ通信部2eを備えている。
無線通信制御部2aは、車両キー通信部2b、Bluetooth通信部2c、Wi−Fi通信部2dおよびモバイルデータ通信部2eの中から、無線通信を行う通信部の切り替え制御を行う。
【0012】
例えば、無線通信制御部2aは、制御部6によって選択された無線通信方式に対応する通信部を、無線通信を行う通信部に切り替える。
車両キー通信部2bは、アンテナ2b−1を介して車両キーとの間で無線通信を行う。Bluetooth通信部2cは、アンテナ2c−1を介して、Bluetooth通信が可能な無線通信端末との間で無線通信を行う。Wi−Fi通信部2dは、アンテナ2d−1を介して、Wi−Fi通信が可能な無線通信端末との間で無線通信を行う。モバイルデータ通信部2eは、アンテナ2e−1を介して、モバイルデータ通信が可能な無線通信端末との間で無線通信を行う。
【0013】
推測部3は、無線通信端末が車両から離れる度合いを推測する。車両から離れる度合いは、例えば、無線通信端末と車両との間の距離で表すことができる。距離の推定する方法としては、以下の方法(1)と方法(2)とがある。基本的には、方法(1)で上記距離を推測し、方法(2)が可能な場合には、方法(2)で導出した距離を優先する。
【0014】
1.方法(1)
まず、推測部3が、図2に示すような、無線通信端末から受信された信号の受信レベルと、無線通信端末と車両との間の距離との関係のデータを記憶する。無線通信端末で使用される無線通信方式によっては、使用される周波数、送信電力およびアンテナの特性などが異なるので、推測部3は、複数の無線通信方式のそれぞれの上記受信レベルと上記距離との関係を記憶する。そして、推測部3は、無線通信部2における複数の無線通信方式のそれぞれの通信部が無線通信端末から受信した電波の受信レベルを入力し、入力した受信レベルと図2に示すデータとを照らし合わせて、無線通信端末と車両との間の距離を推測する。
【0015】
2.方法(2)
図1では記載を省略したが、無線通信端末と車載装置1とがGPS(Global Positioning System)などの位置検出装置を備える場合、推測部3は、無線通信部2により受信された無線通信端末の位置情報と、車載装置1の位置検出装置によって検出された位置情報とを用いて、無線通信端末と車両との間の距離を推測する。
【0016】
なお、無線通信端末が車両から離れる度合いは無線通信端末と車両との間の距離に限定されるものではない。
例えば、図2に示したように、無線通信端末から受信された信号の受信レベルは、無線通信端末と車両との間の距離に応じて変化する。そこで、無線通信端末が車両から離れる度合いを、受信レベルの大きさで表してもよい。
また、無線通信端末が車両から離れる度合いを、無線通信端末から受信された信号の受信レベルと車両の搭乗者が降車してから経過した時間とを組み合わせた指標値で表してもよい。
【0017】
降車検知部4は、車両の搭乗者の降車を検知する。例えば、降車検知部4は、エンジン制御、ドア開閉制御などを行う車両制御装置から車両情報を取得し、取得した車両情報に基づいて搭乗者の降車を検知する。
車両情報としては、エンジンキーのオンまたはオフ、ドアの開閉、およびドアロックの有無を示す情報が挙げられる。この場合、降車検知部4は、車両のエンジンキーがオフになった後にドアロックされると、搭乗者が降車したと判断する。また、車内カメラが搭載されている場合、降車検知部4は、車両のエンジンキーがオフになった後に、車内カメラに撮影された映像から車室内に搭乗者がいなくなったことが画像認識されると、搭乗者が降車したと判断する。
【0018】
また、車両情報には、車両窓の開閉、搭乗者の有無、搭乗者の着座位置および搭乗者数を含めてもよく、車室内の特定の座席に着座した搭乗者のみの降車を検知してもよい。
例えば、タクシーでの置き忘れを防止するために、降車検知部4は、ドアが開閉されてから後部座席または助手席に設けられた人感センサが人を検知しなくなると、タクシー客が降車したと判断する。
【0019】
判定部5は、降車検知部4により搭乗者の降車が検知されると、推測部3によって車両から離れる度合いが推測されている無線通信端末の中から、車室内に置き忘れられた無線通信端末があるか否かを判定する。
例えば、車両から離れる度合いが無線通信端末と車両との間の距離である場合、搭乗者が降車すると、距離が変わる無線通信端末と距離が変わらない無線通信端末とがある状況になる。判定部5は、距離が変わらない無線通信端末を、車室内に置き忘れられた無線通信端末と判定する。なお、車載装置1から車両のドアまでの距離を閾値とし、この閾値を超えない範囲に存在する無線通信端末を、距離が変わらない無線通信端末と判断する。
これにより、車両キーを車室内に置き忘れた場合であっても、車室外の無線通信端末に通知することができ、置き忘れを防止することができる。
【0020】
制御部6は、推測部3により推測された無線通信端末が車両から離れる度合いに応じて無線通信部2が通知情報を送信するときの無線通信方式を選択する。
例えば、制御部6は、判定部5から無線通信端末の置き忘れがあることの通知を受けると、まず、複数の無線通信方式の中から車両キー通信を選択し、車両キー通信に無線通信方式を切り替える指示と置き忘れの通知情報とを無線通信制御部2aに出力する。
無線通信制御部2aは、制御部6からの指示に従って車両キー通信部2bに切り替え、車両キー通信部2bが車両キーに通知情報を送信する。これにより、無線通信端末の置き忘れを、降車した運転者にいち早く通知することができる。
【0021】
車両キーに通知情報を送信している間、制御部6は、推測部3によって推測された他の無線通信端末が車両から離れる度合い、例えば、距離のデータを取得する。
次に、制御部6は、上記距離に応じた無線通信方式を選択し、選択した無線通信方式に切り替える指示と置き忘れの通知情報とを無線通信制御部2aに出力する。無線通信制御部2aは、通知情報を送信するときの通信部を、制御部6により選択された無線通信方式の通信部に切り替える。これにより、制御部6によって選択された無線通信方式の通信部が、選択された無線通信方式の無線通信が可能な無線通信端末に通知情報を送信する。
【0022】
通知情報の内容には、無線通信端末の置き忘れを伝える情報と無線通信端末の固有情報とがある。無線通信端末の固有情報には、無線通信端末の型名などの識別情報、所有者情報および電話番号のうちの少なくとも一つが挙げられ、例えば、無線通信端末が車室内に持ち込まれたときに車載装置1が取得してもよい。また、通知先が車両キーである場合、ビープ音などの警告音であってもよい。
無線通信方式を選択する基準となる上記距離は、通信限界の距離ではなく、車載装置1で任意に設定できるものとする。
【0023】
無線通信方式の切り替えを行う距離は、任意で設定できるものとする。
例えば、車から1mまでは車両キー、1m〜3mではBluetooth、3m〜5mはWi−Fi、5m以上はモバイルデータ通信というように切り替える。
通知する無線通信端末の種類は、降車者が携帯している確率の高い順に選択する。降車者が運転者であれば、所持している可能性が高い車両キーに対して通知情報を送信し、次に、普及率の高いBluetoothあるいはWi−Fi対応端末へ通知する。その後、車車間無線、路車間無線、歩車間無線などの他の無線通信を用いて通知情報を送信してもよい。
【0024】
また、制御部6は、電源部7に対して車載装置1への電源供給の停止を指示する。
例えば、制御部6は、判定部5から置き忘れがないことの通知を受けると、電源部7に対して車載装置1への電源供給の停止を指示する。
さらに、制御部6は、無線通信制御部2aを介して無線通信端末からの応答情報を取得すると、電源部7に対して車載装置1への電源供給の停止を指示する。
応答情報を取得できなかった場合、制御部6は、車室外に持ち出された無線通信端末が上限範囲を超えて車両から離れたと判断し、この上限範囲を超えて通知情報の送信が可能な無線通信端末の無線通信方式を選択する。例えば、上限範囲を超えて通知情報の送信が可能な無線通信方式には、モバイルデータ通信がある。また、モバイルデータ通信が可能な無線通信端末としては、車室内に持ち込まれた無線通信端末以外の携帯電話機、デスクトップPC(Personal Computer)またはサーバPCが挙げられる。
【0025】
予め定められた通知先がモバイルデータ通信デバイスである場合、制御部6は、モバイルデータ通信に無線通信方式を切り替える指示と、事前に登録された通知用メッセージとを無線通信制御部2aに出力する。無線通信制御部2aは、制御部6からの指示に従ってモバイルデータ通信部2eに切り替える。これにより、モバイルデータ通信部2eが、モバイルデータ通信デバイスへ通知用メッセージを送信する。この後、制御部6は電源部7に対して車載装置1への電源供給の停止を指示し、電源部7が車載装置1への電源供給を停止する。
【0026】
電源部7は、前述したように、制御部6の制御に従って車載装置1へ電源を供給する。例えば、車両のエンジンキーがオフになった後も、電源部7は、制御部6からの停止指示を受けるまで、電源を車載装置1へ供給する。
なお、電源部7は、車載装置1の外部装置が備える機能であってもよい。
例えば、電源部7は、車載装置1とは別に設けられた電源装置の1つの機能として実現されてもよい。すなわち、電源部7は、実施の形態1に係る車載装置1に必須の構成要素ではなく、適宜省略することができる。
【0027】
図3は、実施の形態1における無線通信端末8の構成を示すブロック図である。
無線通信端末8は、車両キー、ウェラブル端末、携帯電話、タブレット端末、携帯PCまたはスマートフォンであって、車室内に複数の無線通信端末8が持ち込まれる。また、複数の無線通信端末8は、異なる複数の無線通信方式のそれぞれで無線通信が可能であるものとする。その機能構成としては、無線通信部9、制御部10、通知部11および操作部12を備える。
【0028】
無線通信部9は、無線通信端末8における無線通信方式で、車載装置1の無線通信部2との間で無線通信する。無線通信部9は、車載装置1から受信した無線信号を通信データに変換して制御部10へ出力し、車載装置1への通信データを無線信号に変換して車載装置1へ送信する。
【0029】
制御部10は、無線通信部9によって受信された無線通信端末の置き忘れの通知情報を入力すると、通知部11に対して無線通信端末の置き忘れの通知情報を通知するよう指示する。また、ユーザによって操作部12を用いて無線通信端末の置き忘れを認識したことが入力されると、制御部10は、無線通信端末の置き忘れが認識されたことを示す応答情報を車載装置1へ送信するよう無線通信部9に指示する。これにより、無線通信部9は、応答情報を車載装置1へ送信する。
【0030】
通知部11は、制御部10の指示に従って、無線通信端末の置き忘れの通知情報を通知する。振動、光、音、ディスプレイ表示などの無線通信端末が有する通知機能を利用して通知情報をユーザに伝える。例えば、通知情報に含まれる、置き忘れられた無線通信端末の型名、所有者、電話番号などの固有情報をディスプレイに表示する。
【0031】
操作部12は、ユーザによる入力操作を受け付ける。入力するハードウェアは、タッチパネル、ボタンなどがあり、置き忘れを認識したことをタッチパネルまたはボタンの押下操作により入力する。
【0032】
図4Aは、車載装置1の機能を実現するハードウェア構成例を示すブロック図である。図4Bは、車載装置1の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成例を示すブロック図である。車載装置1における無線通信部2は、図4Aおよび図4Bに示す無線通信装置101である。すなわち、無線通信装置101は、無線通信制御部2a、車両キー通信部2b、Bluetooth通信部2c、Wi−Fi通信部2dおよびモバイルデータ通信部2eを備えており、これらの無線通信方式を切り替えて無線通信することができる。
【0033】
車載装置1における、推測部3、降車検知部4、判定部5、制御部6および電源部7の各機能は、処理回路によって実現される。すなわち、車載装置1は、これらの機能を実行するための処理回路を備えている。
処理回路は、専用のハードウェアであってもメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
同様に、図3に示した無線通信端末8における無線通信部9は、車載装置1と同様に、図4Aおよび図4Bに示す無線通信装置101である。さらに、無線通信端末8における制御部10、通知部11および操作部12の各機能は、処理回路によって実現される。
【0034】
上記処理回路が、図4Aに示す専用のハードウェアの処理回路100である場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、AISC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはこれらを組み合わせたものが該当する。
【0035】
車載装置1における、推測部3、降車検知部4、判定部5、制御部6および電源部7の各機能をそれぞれ処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。同様に、無線通信端末8における、無線通信部9、制御部10、通知部11および操作部12の各機能をそれぞれ処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
【0036】
上記処理回路が図4Bに示すCPU102である場合、推測部3、降車検知部4、判定部5、制御部6および電源部7の各機能は、ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ103に格納される。
【0037】
CPU102は、メモリ103に格納されたプログラムを読み出して実行することで、各機能を実現する。すなわち、車載装置1は、処理回路により実行されるときに各機能の動作が結果的に実行されるプログラムを格納するためのメモリを備える。
また、これらのプログラムは、推測部3、降車検知部4、判定部5、制御部6および電源部7の手順または方法をコンピュータに実行させるものである。
なお、無線通信端末8における制御部10、通知部11および操作部12の各機能は、車載装置1と同様に、専用のハードウェアの処理回路100に実現され、あるいはCPU102により実現される。
【0038】
ここで、メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などが該当する。
【0039】
また、推測部3、降車検知部4、判定部5、制御部6および電源部7の各機能について一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、推測部3および降車検知部4は、専用のハードウェアの処理回路でその機能を実現し、判定部5、制御部6および電源部7については、CPU102がメモリ103に格納されたプログラム実行することにより、その機能を実現する。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせによって前述の機能を実現することができる。
同様に、制御部10、通知部11および操作部12の各機能について一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。
【0040】
次に動作について説明する。
図5は、車載装置1の動作を示すフローチャートであって、車両の搭乗者の降車を検知してから電源供給を停止するまでの一連の処理を示している。図6は、無線通信端末8b〜8dの動作を示すフローチャートであって、無線通信端末8aの置き忘れの通知情報を受信してから応答情報を送信するまでの一連の処理を示している。また、図7は、無線通信端末8aの置き忘れ通知処理の概要を示す図であり、車室内に無線通信端末8a〜8dが持ち込まれ、無線通信端末8aが車室内に置き忘れられた場合を示している。
【0041】
以降では、図7に示した状況を前提として説明を行う。また、無線通信端末8a〜8eは、例えば、図3に示す構成であるものとする。
図7において、無線通信端末8aはスマートフォンであり、無線通信端末8bは車両キーであり、無線通信端末8cはウェラブル端末であり、無線通信端末8dはタブレット端末である。また、無線通信端末8eは、事前に登録されたモバイルデータ通信デバイスであり、例えば、モバイルデータ通信による無線通信が可能なデスクトップPCである。
【0042】
無線通信端末8a〜8dは、車室内に持ち込まれると、車載装置1の無線通信部2との間で無線通信を確立する。
例えば、無線通信端末8aは、無線通信部2におけるBluetooth通信部2cとの間で確認応答をやり取りして通信を確立する。確認応答とは、無線通信部2と無線通信端末8aとの無線通信が確立しているかを確認するためのデータである。
同様に、無線通信端末8bは車両キー通信部2bとの間で通信を確立し、無線通信端末8cはBluetooth通信部2cとの間で通信を確立し、無線通信端末8dはWi−Fi通信部2dとの間で通信を確立する。
通信が確立した際、無線通信部2は、無線通信端末8a〜8dのそれぞれから固有情報を受信する。これらの固有情報は、無線通信端末8a〜8dのそれぞれの型名、所有者、電話番号あるいはアドレス情報などである。制御部6は、無線通信部2により受信された固有情報に基づいて置き忘れの通知情報を作成する。通知情報は、制御部6により選択された無線通信方式の無線通信端末でユーザに提示可能な形態の情報であるものとする。
【0043】
車載装置1における推測部3は、無線通信部2により無線通信端末8a〜8dから受信された電波の受信レベルを入力して、入力した受信レベルと図2に示すデータとを照らし合わせて無線通信端末8a〜8dと車両200との間の距離を推測する。
なお、推測部3による距離の推測は、車両200のエンジンが停止された直後から開始してもよい。
【0044】
ここで、図5の説明に戻る。
前述した状況において、降車検知部4は、車両200のエンジンが停止された後、搭乗者の降車を検知する(ステップST1)。搭乗者が降車したことの検知情報は、降車検知部4から判定部5へ出力される。
判定部5は、降車検知部4により搭乗者の降車が検知されると、車室内に持ち込まれた無線通信端末8a〜8dの中から、車室内に置き忘れられた無線通信端末があるか否かを判定する(ステップST2)。例えば、判定部5は、推測部3により推測された上記距離が変わらない無線通信端末を、車室内に置き忘れられた無線通信端末と判定する。
【0045】
車室内に置き忘れられた無線通信端末がないと判定された場合(ステップST2;NO)、ステップST8の処理に移行する。
制御部6は、判定部5から置き忘れがないことの通知を受けると、電源部7に対して車載装置1への電源供給の停止を指示する。これにより、電源部7は、車載装置1への電源供給を停止する(ステップST8)。
【0046】
一方、車室内に置き忘れられた無線通信端末があると判定された場合(ステップST2;YES)、判定部5は、置き忘れの判定結果と置き忘れられた無線通信端末の固有情報とを、推測部3および制御部6のそれぞれに出力する。ここでは、無線通信端末8aが車室内に置き忘れられたものとする。
【0047】
推測部3は、判定部5から車室内に置き忘れられた無線通信端末8aの固有情報を入力すると、無線通信端末8a以外の無線通信端末8b〜8dを車室外に持ち出した降車者201と車両200との距離を推測する(ステップST3)。ここでは、車両200と降車者201との距離が無線通信端末8b〜8dと車両200との距離に等しいと仮定する。
【0048】
制御部6は、推測部3により推測された上記距離に応じて、無線通信部2が通知情報を送信するときの無線通信方式を選択する(ステップST4)。
例えば、制御部6は、車両キーである無線通信端末8bが車室外に持ち出された場合、車両200の運転者が降車者201であると判断して、最初に車両キー通信(1)を選択する。このとき、制御部6は、無線通信部2で無線通信が可能な無線通信方式の中から、モバイルデータ通信を選択したか否かを確認する(ステップST5)。
【0049】
車両キー通信が選択された場合(ステップST5;NO)、制御部6は、無線通信制御部2aに対して車両キー通信部2bに切り替える指示を行う。例えば、制御部6は、車両キー通信に無線通信方式を切り替える指示と置き忘れの通知情報とを無線通信制御部2aに出力する。通知情報には、前述したように、無線通信端末8aの置き忘れを伝える情報と無線通信端末8aの固有情報とが含まれる。無線通信端末8aの固有情報には、無線通信端末8aの型名などの識別情報、所有者情報および電話番号のうちの少なくとも一つが挙げられる。無線通信制御部2aは、制御部6からの指示に従って車両キー通信部2bに切り替え、車両キー通信部2bが、車両キーに通知情報を送信する(ステップST6)。
【0050】
図6のステップST1aにおいて、無線通信端末8bの無線通信部9は、車両キー通信部2bから通知情報を受信する。無線通信部9は、受信した通知情報を制御部10に出力する。制御部10は、無線通信端末8aの置き忘れの通知情報を入力すると、通知部11に対して当該通知情報を通知するように指示する。これにより、通知部11は、無線通信端末8aの置き忘れがあることおよび無線通信端末8aの固有情報を、視覚的または聴覚的な方法で降車者201に通知する(ステップST2a)。例えば、視覚的な方法には、ディスプレイ表示があり、聴覚的な方法には、スピーカからの音声出力が挙げられる。
【0051】
操作部12は、通知部11によって通知情報が通知されると、無線通信端末8aの置き忘れを認識したことの入力操作を受け付ける(ステップST3a)。
降車者201によって操作部12を用いて無線通信端末8aの置き忘れを認識したことが入力されると、操作部12は、この操作情報を制御部10に出力する。
制御部10は、操作部12から上記操作情報を入力すると、応答情報を車載装置1に送信するよう無線通信部9に指示する。無線通信部9は、制御部10の指示に従って、応答情報を車載装置1に送信する(ステップST4a)。応答情報とは、無線通信端末8aの置き忘れが認識されたことを示す情報である。
【0052】
図5の説明に戻る。車載装置1の制御部6は、無線通信部2による上記通知情報の送信を一定の間隔で繰り返し行わせ、予め決められた回数内で応答情報が受信されたか否かを確認する(ステップST7)。応答情報が受信されるまで置き忘れの通知を繰り返し実行することで、無線通信端末8aの置き忘れを通知する機会を増加させることができ、これにより降車者201による気付きの機会が増加する。
【0053】
無線通信部2は、無線通信端末8bからの応答情報を受信すると(ステップST7;YES)、応答情報を制御部6に出力する。
制御部6は、応答情報を入力すると、電源部7に対して車載装置1への電源供給の停止を指示する。これにより、電源部7は車載装置1への電源供給を停止する(ステップST8)。
【0054】
ここで、上記回数での無線通信端末8bへの通知に降車者201が気付かずに、降車者201が車両200から離れる方向A1に移動した場合を例に挙げる。
この場合、応答情報が受信されないので(ステップST7;NO)、ステップST3の処理に戻る。制御部6は、推測部3により推測された距離が車両から1m〜3mの範囲である場合、Bluetooth通信(2)を選択して、Bluetooth通信部2cに切り替えるように無線通信制御部2aに指示する。
無線通信制御部2aは、制御部6からの指示に従ってBluetooth通信部2cに切り替え、Bluetooth通信部2cが、ウェラブル端末である無線通信端末8cに通知情報を送信する。
【0055】
前述した回数での無線通信端末8cへの通知に降車者201が気付かず、降車者201が車両200から離れる方向A2にさらに移動した場合を例に挙げる。
この場合においても応答情報が受信されないので(ステップST7;NO)、ステップST3の処理に戻る。制御部6は、推測部3により推測された距離が車両から3m〜5mの範囲である場合、Wi−Fi通信(3)を選択し、Wi−Fi通信部2dに切り替えるように無線通信制御部2aに指示する。無線通信制御部2aは、制御部6の指示に従ってWi−Fi通信部2dに切り替え、Wi−Fi通信部2dが、タブレット端末である無線通信端末8dに通知情報を送信する。
【0056】
さらに、上記回数での無線通信端末8dへの通知に降車者201が気付かずに、降車者201が車両200から上限範囲を超えて移動した場合を例に挙げる。例えば、上限範囲は、5m以上の範囲である。
ステップST3において、推測部3は、降車者201が車両200から上限範囲を超えた距離にあると推測する。制御部6は、推測部3により推測された距離が上限範囲を超えている場合、モバイルデータ通信(4)を選択し(ステップST5;YES)、モバイルデータ通信部2eに切り替えるように無線通信制御部2aに指示する。
無線通信制御部2aは、制御部6の指示に従ってモバイルデータ通信部2eに切り替える。モバイルデータ通信部2eは、事前に登録されたモバイルデータ通信デバイスである無線通信端末8eに通知情報を送信する(ステップST9)。
【0057】
モバイルデータ通信デバイスとしては、降車者201が通知情報を確認できる可能性が高いデバイスを登録しておく。例えば、降車者201の家族が所持する携帯電話機であってもよく、降車者201の自宅に設置されたPCであってもよい。
このように事前に登録された通知先に通知情報を送信することによって、降車者201に携帯された無線通信端末への通知に降車者201が気付かなくても、降車者201が通知情報を確認できる可能性を高めることができる。
【0058】
以上のように、実施の形態1に係る車載装置1において、制御部6が、判定部5により置き忘れられた無線通信端末8aがあると判定された場合、無線通信端末8b〜8dが車両から離れる度合いに応じて、複数の無線通信方式の中から無線通信方式を選択する。無線通信部2は、制御部6により選択された無線通信方式の無線通信で置き忘れの通知情報を車室外の無線通信端末に送信する。
特に、推測部3が、無線通信端末8b〜8dと車両200との間の距離を推測し、制御部6は、無線通信部2が通知情報を送信するときの無線通信方式を、推測部3により推測された距離に応じて選択する。無線通信部2が、複数の無線通信方式の中から選択された無線通信方式の無線通信で置き忘れの通知情報を送信する。
このように、無線通信端末8b〜8dと車両200との間の距離などの車両から離れる度合いに応じて複数の無線通信方式の中から無線通信方式の選択が繰り返され、選択された無線通信方式の無線通信で置き忘れが通知される。これにより、無線通信端末8aの置き忘れを通知する機会を増加させることができる。
【0059】
また、実施の形態1に係る車載装置1において、制御部6が、無線通信部2が通知情報を送信するときの無線通信方式として、複数の無線通信方式の中から車両キーの無線通信方式を最初に選択する。これにより、無線通信端末8aの置き忘れを降車者である運転者にいち早く通知することができる。
【0060】
さらに、実施の形態1に係る車載装置1では、置き忘れの通知情報に対する応答情報が受信されるまで、制御部6による無線通信方式の選択と、選択された無線通信方式の無線通信で無線通信部2による通知情報の送信とが繰り返し実行される。
このように構成することで、無線通信端末8aの置き忘れを通知する機会を増加させることができ、これにより降車者201による気付きの機会が増加する。
【0061】
さらに、実施の形態1に係る車載装置1において、無線通信端末8b〜8dが上限範囲を超えて車両200から離れた場合、制御部6は、上限範囲を超えて通知情報の送信が可能な無線通信端末の無線通信方式を選択する。このように構成することで、降車者201が通知情報を確認できる可能性を高めることができる。
【0062】
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0063】
この発明に係る車載装置は、無線通信端末の置き忘れを通知する機会を増加させることができるので、例えば、携帯電話機などの置き忘れ防止装置として好適である。
【符号の説明】
【0064】
1 車載装置、2,9 無線通信部、2a 無線通信制御部、2b 車両キー通信部、2b−1,2c−1,2d−1,2e−1 アンテナ、2c Bluetooth通信部、2d Wi−Fi通信部、2e モバイルデータ通信部、3 推測部、4 降車検知部、5 判定部、6,10 制御部、7 電源部、8,8a〜8e 無線通信端末、11 通知部、12 操作部、100 処理回路、101 無線通信装置、102 CPU、103 メモリ、200 車両、201 降車者。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7