特許6444699IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

負荷時タップ切換装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、真空バルブの閉極動作時には、可動軸と共に引出導体が真空バルブに高速で近付く動作によって、真空バルブと引出導体との間の絶縁油が急速に流出することに伴い、負圧が生じる場合がある。この際、絶縁油に溶け込んでいる気体が飽和状態になり、気泡として現れる、いわゆるエアレーションの発生を招く。 さらに、閉極動作完了後の急激な動作の停止に伴い、真空バルブと引出導体との間に絶縁油が流入して圧力が回復すると、絶縁油に生じた気泡が崩壊し、崩壊時のエネルギによって大きな衝撃が生じることになる。真空バルブの閉極動作の度に、エアレーションによる気泡の発生と崩壊が繰返されると、引出導体における真空バルブとの対向面や、真空バルブと引出導体との間の可動軸の周面などが壊食(浸食)する場合があり、壊食が進行すると壊食痕を発端として可動軸が折損するおそれもある。 そこで、本発明が解決しようとする課題は、エアレーションの発生を抑制することができる負荷時タップ切換装置を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

実施の形態の負荷時タップ切換装置は、真空バルブ、引出導体、油槽、及び負圧低減機構を有する。真空バルブは、固定電極と対の可動電極を一端部に有し他端部が外部に突出する可動軸を備えている。引出導体は、真空バルブと対向するように可動軸の他端部に固定された中継用端子部である。油槽は、絶縁油と共に真空バルブ及び引出導体を収容する。負圧低減機構は、真空バルブの閉極動作によって引出導体が真空バルブに近付くと・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の負荷時タップ切換装置を示す正面図。

【図2】図1の負荷時タップ切換装置が備える切換開閉器の構造を示す斜視図。

【図3】図2の切換開閉器が備える真空バルブ及び引出導体の周辺の構造を部分的に断面で示す正面図。

【図4】図3の真空バルブと引出導体との間に生じ得る壊食現象について説明するための図。

【図5】負圧低減機構を備える図3の引出導体の構造を示す斜視図。

【図6】比較例の引出導体の構造を示す斜視図。

【図7】図5の引出導体を適用したときの流体解析の結果を示す図。

【図8】図6の比較例の引出導体を適用したときの流体解析の結果を示す図。

【図9】図5の負圧低減機構とは一部構造が異なる他の負圧低減機構を備えた引出導体の構造を示す斜視図。

【図10】図9の引出導体を適用したときの流体解析の結果を示す図。

【図11】図3の真空バルブと引出導体との間に保護部材を配置した形態を示す図。

【図12】図3の引出導体の動作速度を制限する速度制限機構を真空バルブの周辺に設けた形態を概略的に示す斜視図。

【図13】図12の速度制限機構としてダンパを適用したときの形態を示す図。

【図14】図12の速度制限機構としてバネを適用したときの形態を示す図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10…負荷時タップ切換装置、15…油槽、18…真空バルブ、22,42…引出導体…引出導体、22c,22d…油抜き用の貫通穴、22e…対向面、27…固定電極、28…可動軸、28a…可動軸の一端部、28b…可動軸の他端部、28c…可動軸の周面、31…可動電極、35,45,55,75,85…負圧低減機構、46…テーパ部、47…Oリング、56,76,86…速度制限機構、57…ブレーキパッド、77…ダンパ、87…圧縮バネ。

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