特許第6445346号(P6445346)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6445346
(24)【登録日】2018年12月7日
(45)【発行日】2018年12月26日
(54)【発明の名称】広告サーバ、広告システム及び分配方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20181217BHJP
   G06Q 30/04 20120101ALI20181217BHJP
   G09F 19/00 20060101ALI20181217BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20181217BHJP
【FI】
   G06Q30/02 438
   G06Q30/04
   G09F19/00 Z
   G06F13/00 540P
【請求項の数】8
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2015-29885(P2015-29885)
(22)【出願日】2015年2月18日
(65)【公開番号】特開2016-151957(P2016-151957A)
(43)【公開日】2016年8月22日
【審査請求日】2017年11月1日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/10/16/701.html http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/10/16/besshi701.html(掲載日:平成26年10月16日)
(73)【特許権者】
【識別番号】000208891
【氏名又は名称】KDDI株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】516046215
【氏名又は名称】Supership株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100166006
【弁理士】
【氏名又は名称】泉 通博
(74)【代理人】
【識別番号】100124084
【弁理士】
【氏名又は名称】黒岩 久人
(74)【代理人】
【識別番号】100145698
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 俊介
(72)【発明者】
【氏名】森岡 康一
(72)【発明者】
【氏名】北吉 竜也
【審査官】 原 忠
(56)【参考文献】
【文献】 特表2011−501840(JP,A)
【文献】 特開2002−007856(JP,A)
【文献】 特開2002−150104(JP,A)
【文献】 藤井 宏治,スマホコンテンツ市場の主導権を狙う KDDIが「Syn.」で描く次の事業モデル,テレコミュニケーション 第31巻 第12号,日本,株式会社リックテレコム ,2014年11月25日,第31巻 第12号 ,74〜75頁
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q G06Q 10/00 − 99/00
G06F 13/00
G09F 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
広告情報と、当該広告情報の掲載料とを関連付けて記憶する広告情報記憶部と、
端末に表示される、所定サービスに加入している複数のパートナーのコンテンツに共通して表示され、カテゴリごとにコンテンツへのリンクを含む共通表示メニューを取得する取得部と、
前記広告情報記憶部を参照して広告情報を選択する選択部と、
選択された前記広告情報を前記端末に送信する広告送信部と、
選択された前記広告情報に関連付けられている掲載料を、前記共通表示メニューに含まれている前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配する分配部と、
を備える広告サーバ。
【請求項2】
前記分配部は、前記共通表示メニューに含まれる複数のカテゴリそれぞれが選択された回数に基づいて、前記掲載料を、当該複数のカテゴリそれぞれに対応する前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配する、
請求項1に記載の広告サーバ。
【請求項3】
前記分配部は、前記パートナーのコンテンツそれぞれについて、前記共通表示メニューに関連付けられた回数に基づいて、前記掲載料を、前記共通表示メニューに含まれる前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配する、
請求項1に記載の広告サーバ。
【請求項4】
複数の前記コンテンツのそれぞれの、前記共通表示メニューを介した、他のコンテンツへの流出数、及び他のコンテンツからの流入数を計数する計数部をさらに備え、
前記分配部は、前記流出数及び前記流入数の少なくともいずれかに基づいて、前記掲載料を、前記共通表示メニューに含まれる前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配する、
請求項1に記載の広告サーバ。
【請求項5】
前記分配部は、前記パートナーに対して、前記掲載料のうち、少なくとも所定額以上を分配する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の広告サーバ。
【請求項6】
前記取得部は、前記共通表示メニューが表示されている表示コンテンツに関する情報をさらに取得し、
前記分配部は、前記表示コンテンツに関する情報に基づいて、前記表示コンテンツに対応するパートナーを特定し、前記掲載料を、当該パートナーと、前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーとに分配する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の広告サーバ。
【請求項7】
端末と、前記端末と通信可能に接続された広告サーバとを備える広告システムであって、
前記端末は、
所定サービスに加入している複数のパートナーのコンテンツに共通して表示され、カテゴリごとにコンテンツへのリンクを含む共通表示メニューと、前記広告サーバから受信した広告情報とを含むメニュー画面を表示部に表示させる表示制御部を有し、
前記広告サーバは、
前記広告情報と、当該広告情報の掲載料とを関連付けて記憶する広告情報記憶部と、
前記端末に表示される、前記共通表示メニューを取得する取得部と、
前記広告情報記憶部を参照して広告情報を選択する選択部と、
選択された前記広告情報を前記端末に送信する広告送信部と、
選択された前記広告情報に関連付けられている掲載料を、前記共通表示メニューに含まれている前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配する分配部とを有する、
広告システム。
【請求項8】
端末に表示される、所定サービスに加入している複数のパートナーのコンテンツに共通して表示され、カテゴリごとにコンテンツへのリンクを含む共通表示メニューを取得するステップと、
広告情報と、当該広告情報の掲載料とを関連付けて記憶する広告情報記憶部を参照して広告情報を選択するステップと、
選択された前記広告情報を前記端末に送信するステップと、
選択された前記広告情報に関連付けられている掲載料を、前記共通表示メニューに含まれている前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配するステップと、
を備える分配方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広告サーバ、広告システム及び分配方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、広告が掲載されたコンテンツにおいて、当該広告が選択されたり、当該広告が選択された後に当該広告に係る商品が購入されたりしたことに応じて、当該コンテンツの運営者に成功報酬が支払われる広告サービスが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−68950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
広告が掲載されるコンテンツには、コンテンツの運営者が提供するコンテンツの他に、複数のコンテンツの運営者のそれぞれが提供するコンテンツ間を遷移可能とする共通表示メニューが表示される場合がある。このように共通表示メニューを表示しているコンテンツでは、他のコンテンツから共通表示メニューを介してユーザが訪問することがある。したがって、共通表示メニューを表示している複数のコンテンツも、当該コンテンツに対して当該ユーザを誘導することに貢献していると考えられる。しかしながら、従来の成功報酬の付与方法では、ユーザが広告を選択しても、当該広告が掲載されたコンテンツの運営者に限定して成功報酬が支払われることから、公平性に欠けるという問題があった。
【0005】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、複数のコンテンツの運営者に対して広告の掲載料を適切に支払うことができる広告サーバ、広告システム及び分配方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る広告サーバは、広告情報と、当該広告情報の掲載料とを関連付けて記憶する広告情報記憶部と、端末に表示される、所定サービスに加入している複数のパートナーのコンテンツに共通して表示され、カテゴリごとにコンテンツへのリンクを含む共通表示メニューを取得する取得部と、前記広告情報記憶部を参照して広告情報を選択する選択部と、選択された前記広告情報を前記端末に送信する広告送信部と、選択された前記広告情報に関連付けられている掲載料を、前記共通表示メニューに含まれている前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配する分配部とを備える。
【0007】
前記分配部は、前記共通表示メニューに含まれる複数のカテゴリそれぞれが選択された回数に基づいて、前記掲載料を、当該複数のカテゴリそれぞれに対応する前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配してもよい。
【0008】
前記分配部は、前記パートナーのコンテンツそれぞれについて、前記共通表示メニューに関連付けられた回数に基づいて、前記掲載料を、前記共通表示メニューに含まれる前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配してもよい。
前記広告サーバは、複数の前記コンテンツのそれぞれの、前記共通表示メニューを介した、他のコンテンツへの流出数、及び他のコンテンツからの流入数を計数する計数部をさらに備え、前記分配部は、前記流出数及び前記流入数の少なくともいずれかに基づいて、前記掲載料を、前記共通表示メニューに含まれる前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配してもよい。
前記分配部は、前記パートナーに対して、前記掲載料のうち、少なくとも所定額以上を分配してもよい。
【0009】
前記取得部は、前記共通表示メニューが表示されている表示コンテンツに関する情報をさらに取得し、前記分配部は、前記表示コンテンツに関する情報に基づいて、前記表示コンテンツに対応するパートナーを特定し、前記掲載料を、当該パートナーと、前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーとに分配してもよい。
【0010】
本発明の第2の態様に係る広告システムは、端末と、前記端末と通信可能に接続された広告サーバとを備える広告システムであって、前記端末は、所定サービスに加入している複数のパートナーのコンテンツに共通して表示され、カテゴリごとにコンテンツへのリンクを含む共通表示メニューと、前記広告サーバから受信した広告情報とを含むメニュー画面を表示部に表示させる表示制御部を有し、前記広告サーバは、前記広告情報と、当該広告情報の掲載料とを関連付けて記憶する広告情報記憶部と、前記端末に表示される、前記共通表示メニューを取得する取得部と、前記広告情報記憶部を参照して広告情報を選択する選択部と、選択された前記広告情報を前記端末に送信する広告送信部と、選択された前記広告情報に関連付けられている掲載料を、前記共通表示メニューに含まれている前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配する分配部とを有する。
【0011】
本発明の第3の態様に係る分配方法は、端末に表示される、所定サービスに加入している複数のパートナーのコンテンツに共通して表示され、カテゴリごとにコンテンツへのリンクを含む共通表示メニューを取得するステップと、広告情報と、当該広告情報の掲載料とを関連付けて記憶する広告情報記憶部を参照して広告情報を選択するステップと、選択された前記広告情報を前記端末に送信するステップと、選択された前記広告情報に関連付けられている掲載料を、前記共通表示メニューに含まれている前記リンクが示すコンテンツに対応するパートナーに分配するステップと、を備える。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、多くのコンテンツに対して広告効果の高い広告を表示させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】第1の実施形態の広告システムの構成例を示す図である。
図2】端末の表示部にサービスコンテンツが表示された例を示す図である。
図3】端末の表示部にサービスコンテンツのメニュー画面が表示された例を示す図である。
図4】メニュー画面の全体構成の例を示す図である。
図5】第1の実施形態に係る端末及びメニュー生成サーバの構成を示す図である。
図6】第1の実施形態に係る複数のサービスパートナー情報の一例を示す図である。
図7】第1の実施形態に係る広告サーバの構成を示す図である。
図8】第1の実施形態に係る広告管理情報の一例を示す図である。
図9】第1の実施形態に係る掲載料の分配例を示す図である。
図10】第1の実施形態に係る広告システムにおいて、共通表示メニューが表示されるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。
図11】第1の実施形態に係る広告システムにおいて、共通表示メニューが表示されてから、広告情報の掲載料が分配されるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。
図12】第2の実施形態に係る選択回数情報を示す図である。
図13】第2の実施形態に係る掲載料の分配例を示す図である。
図14】第3の実施形態に係る関連付け回数情報を示す図である。
図15】第4の実施形態に係る掲載料の分配例を示す図である。
図16】第5の実施形態に係る広告サーバの構成を示す図である。
図17】計数情報記憶部に記憶されている計数情報の一例を示す図である。
図18】ハブコンテンツ及びエンドコンテンツを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<第1の実施形態>
[広告システムSの構成例]
図1は、第1の実施形態の広告システムSの構成例を示す図である。
広告システムSは、複数のサービスコンテンツのそれぞれに共通表示メニューを表示させる所定サービスとしての共通表示メニューサービスにおいて、広告が閲覧されたことに応じて、成功報酬としての当該広告の掲載料を分配するためのシステムである。広告システムSは、端末1と、共通表示メニューを生成するメニュー生成サーバ2と、共通表示メニューに表示される広告情報を選択する広告サーバ3と、サービスコンテンツを提供する複数のコンテンツサーバ4とから構成されている。端末1と、メニュー生成サーバ2と、広告サーバ3と、複数のコンテンツサーバ4とは、通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。
【0015】
コンテンツサーバ4は、共通表示メニューサービスを利用する複数のサービスパートナーがそれぞれ管理するサーバである。
端末1は、例えば、スマートフォン等の携帯端末である。端末1は、複数のコンテンツサーバ4にアクセスしてサービスコンテンツを受信し、当該サービスコンテンツを端末1が備える表示部12に表示させる。図2は、端末1の表示部12にサービスコンテンツが表示された例を示す図である。図2に示すように、表示部12にはニュースサイト「AAAニュース」に関するサービスコンテンツが表示されているとともに、タブ121が表示されている。以下、表示部12に表示されているサービスコンテンツを表示コンテンツともいう。
【0016】
端末1のユーザがタブ121にタッチすると、表示コンテンツの表示画面に代わって、表示コンテンツのメニュー画面が表示される。図3は、端末1の表示部12に表示コンテンツのメニュー画面が表示された例を示す図である。図4は、表示コンテンツのメニュー画面の全体構成の一例を示す図である。以下、表示コンテンツのメニュー画面を、単にメニュー画面という。
【0017】
メニュー画面には、図4に示すように、広告枠と、サイトサービスメニューと、共通表示メニューと、タブ122とが含まれている。端末1の表示部12には、図3に示すように、メニュー画面の少なくとも一部が表示される。
【0018】
サイトサービスメニューは、メニュー画面が表示される直前に表示されていた表示コンテンツのメニューを表示するためのものであり、コンテンツサーバ4によって提供される。例えば、図3には、AAAニュースのメニューが表示されている。
【0019】
共通表示メニューは、メニュー生成サーバ2によって提供され、共通表示メニューサービスに加入している複数のパートナーのコンテンツに共通して表示されるメニューである。共通表示メニューには、ニュースやショッピングといった複数のカテゴリが表示されており、これらのカテゴリのそれぞれには、共通表示メニューサービスを利用する複数のサービスパートナーの表示コンテンツを呼び出すアドレス情報(リンク)が関連付けられている。
【0020】
端末1のユーザが、共通表示メニューに表示されているカテゴリ名にタッチすると、当該カテゴリに対応するアドレス情報に基づいて、サービスパートナーのサービスコンテンツが表示される。例えば、ユーザは、図4に示したAAAニュースの表示コンテンツの共通表示メニューにおいて、カテゴリ名「テレビ・ラジオ」をタッチすることにより、AAAニュースと異なるサービスパートナーが運営するBBBラジオのサービスコンテンツにアクセスすることができる。これにより、現在表示されている表示コンテンツから、共通表示メニューサービスを利用する他のサービスパートナーのサービスコンテンツにユーザを誘導させることができる。したがって、広告システムSを利用するサービスパートナーは、自社の顧客だけでなく、他のサービスパートナーのサービスコンテンツにアクセスした他社の顧客から表示コンテンツへのアクセスを受けることができるので、集客効果を向上させることができる。
【0021】
広告枠は、広告サーバ3が選択した広告情報を表示するための表示領域である。端末1のユーザによって広告枠に表示されている広告情報がタッチされると、表示部12に、当該広告情報に対応する広告主のコンテンツが表示される。また、広告情報がタッチされると、現在表示されている表示コンテンツに対応するサービスパートナーと、共通表示メニューに含まれているリンクが示すサービスコンテンツに対応するサービスパートナーとに広告情報の掲載料が成功報酬として分配される。表示コンテンツへの訪問者には、共通表示メニューを介して訪問するユーザも含まれることから、共通表示メニューに対応するサービスコンテンツのパートナーに対しても成功報酬を付与することにより、成功報酬を公平に分配することができる。
【0022】
タブ122は、表示コンテンツの表示画面に遷移するための画像である。例えば、図3に示す状態において、端末1のユーザによってタブ122がタッチされると、図2に示す表示コンテンツの画面が再表示される。
【0023】
続いて、広告システムSを構成する端末1、メニュー生成サーバ2及び広告サーバ3の機能構成について説明する。図5は、第1の実施形態に係る端末1及びメニュー生成サーバ2の構成を示す図である。
【0024】
[端末1の構成例]
まず、端末1の機能構成について説明する。端末1は、入力部11と、表示部12と、無線部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
【0025】
入力部11は、例えば、ボタンや、表示部12に重畳して配置される接触センサ等により構成されており、端末1のユーザから操作入力を受け付ける。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成されており、制御部15の制御に応じて文字や図形等を表示する。
【0026】
無線部13は、制御部15から出力された信号を変調してRF(Radio Frequency)信号を生成し、アンテナ(不図示)を介して当該RF信号を基地局(不図示)又は無線LAN等のアクセスポイント(不図示)に無線送信する。無線部13は、アンテナを介して基地局又はアクセスポイントから受信したRF信号を復調し、復調により得られた信号を制御部15に出力する。以下の説明において、端末1は、無線部13を介してメニュー生成サーバ2、広告サーバ3及びコンテンツサーバ4と通信を行うものとする。
【0027】
記憶部14は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部14は、端末1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部14は、端末1の制御部15を、後述する端末送信部151、端末受信部152、表示制御部153として機能させるためのウェブブラウザプログラムを記憶する。記憶部14は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、通信ネットワーク5を介して外部機器からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
【0028】
制御部15は、例えば、CPUにより構成される。制御部15は、記憶部14に記憶されている各種プログラムを実行することにより、端末1に係る機能を統括的に制御する。制御部15は、端末送信部151と、端末受信部152と、表示制御部153とを備える。
【0029】
端末送信部151は、入力部11がサービスコンテンツの取得操作を受け付けたことに応じて、コンテンツサーバ4に、サービスコンテンツの取得リクエストを送信する。
端末受信部152は、コンテンツサーバ4から、当該取得リクエストに対応するサービスコンテンツを受信するとともに、当該サービスコンテンツのサイトサービスメニューを受信する。
【0030】
表示制御部153は、図2に示すように、コンテンツサーバ4から受信したサービスコンテンツと、メニュー画面を表示させるためのタブ121とを表示部12に表示させる。ここで、サービスコンテンツのサイトサービスメニューは、タブ121をタッチした後に表示されることから表示待ち状態となる。このため、サイトサービスメニューは、端末受信部152によって、記憶部14に一時的に記憶される。
【0031】
その後、入力部11によってタブ121を選択する操作を受け付けると、表示制御部153は、表示部12にメニュー画面を表示させ、当該メニュー画面に記憶部14に一時的に記憶されているサイトサービスメニューを表示させる。
【0032】
ここで、メニュー画面のソースコードには、共通表示メニューをメニュー生成サーバ2から取得するためのスクリプトが含まれており、端末送信部151は、当該スクリプトに基づいて、メニュー生成サーバ2に共通表示メニューの取得リクエストを送信する。例えば、端末送信部151は、Ajaxを使用して、取得リクエストを送信する。
【0033】
端末受信部152は、メニュー生成サーバ2から共通表示メニューを受信する。
表示制御部153は、端末受信部152が受信した共通表示メニューを表示部12に表示されているメニュー画面に表示させる。
【0034】
その後、端末送信部151は、メニュー画面のソースコードに含まれている、広告情報を広告サーバ3から取得するためのスクリプトに基づいて、広告サーバ3に広告情報の取得リクエストを送信する。ここで、端末送信部151は、広告情報の取得リクエストとともに共通表示メニューを広告サーバ3に送信する。
【0035】
端末受信部152が広告サーバ3から広告情報を受信すると、表示制御部153は、端末受信部152が受信した広告情報を表示部12に表示されているメニュー画面に表示させる。
【0036】
[メニュー生成サーバ2の構成例]
続いて、メニュー生成サーバ2の機能構成について説明する。メニュー生成サーバ2は、記憶部21と、制御部22とを備える。
【0037】
記憶部21は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部21は、メニュー生成サーバ2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部21は、メニュー生成サーバ2の制御部22を、後述するサーバ受信部221、アドレス特定部222、生成部223、及びサーバ送信部224として機能させるためのメニュー生成プログラムを記憶する。記憶部21は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、通信ネットワーク5を介して外部機器からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
【0038】
また、記憶部21は、共通表示メニューサービスを利用しているサービスパートナーのサービスコンテンツを呼び出す情報を記憶している。具体的には、記憶部21は、サービスパートナー情報を複数記憶するサービスパートナー情報記憶部211を備える。図6は、第1の実施形態に係る複数のサービスパートナー情報の一例を示す図である。図6に示すように、サービスパートナー情報は、サービスコンテンツを提供するパートナーを識別するパートナーIDと、サービスコンテンツを識別するサービスコンテンツの名称と、サービスコンテンツを呼び出すアドレス情報と、当該サービスコンテンツが属するカテゴリとを関連付けた情報である。なお、サービスコンテンツを呼び出すアドレス情報は、例えばWebページを読み出すためのURLであってもよいし、アプリケーション起動指示を含むように記述されたURLスキームであってもよい。ここで、端末1は、起動指示されたアプリケーションが端末1にインストールされていない場合には、アプリケーションをインストールするためのストアサイトのコンテンツを表示部12に表示させ、アプリケーションがインストールされている場合には、起動指示されたアプリケーションを起動する。
【0039】
制御部22は、例えば、CPUにより構成される。制御部22は、記憶部21に記憶されている各種プログラムを実行することにより、メニュー生成サーバ2に係る機能を統括的に制御する。制御部22は、サーバ受信部221と、アドレス特定部222と、生成部223と、サーバ送信部224とを備える。
【0040】
サーバ受信部221は、端末1から、共通表示メニューの取得リクエストを受信する。
アドレス特定部222は、サーバ受信部221が共通表示メニューの取得リクエストを受信すると、サービスパートナー情報記憶部211に記憶されている複数のサービスパートナー情報を参照し、共通表示メニューのカテゴリに対応するサービスコンテンツのアドレス情報を特定する。ここで、共通表示メニューに表示されるカテゴリは、予め定められているものとする。
【0041】
また、アドレス特定部222は、共通表示メニューのカテゴリに対応するサービスコンテンツが複数存在する場合、これらのサービスコンテンツのうち、いずれかのサービスコンテンツをランダムに特定してもよい。また、アドレス特定部222は、一のカテゴリに対して、複数のサービスコンテンツを特定してもよい。
【0042】
生成部223は、カテゴリと、アドレス特定部222が特定したアドレス情報とを関連付けて含む共通表示メニューを生成する。生成部223は、アドレス特定部222が一のカテゴリに対して複数のサービスコンテンツを特定した場合、共通表示メニューに表示されるカテゴリが選択されたことに応じて、当該カテゴリに関連する複数のサービスコンテンツのアドレスを表示するように当該共通表示メニューを生成する。
【0043】
ここで、生成部223は、共通表示メニューにおいて、カテゴリ、サービスコンテンツ名、サービスコンテンツに対応するアイコンの少なくともいずれかを表示させてもよい。例えば、生成部223は、共通表示メニューにおいて、カテゴリとサービスコンテンツ名とを併記したり、カテゴリの代わりにサービスコンテンツ名を表示させたりしてもよい。また、生成部223は、共通表示メニューに表示されるサービスコンテンツが、ウェブページであるか、アプリケーションであるかについて区別して表示させるようにしてもよい。
サーバ送信部224は、生成部223が生成した共通表示メニューを、端末1に送信する。
【0044】
[広告サーバ3の構成例]
続いて、広告サーバ3の機能構成について説明する。図7は、第1の実施形態に係る広告サーバ3の構成を示す図である。広告サーバ3は、記憶部31と、制御部32とを備える。
【0045】
記憶部31は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部31は、広告サーバ3を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部31は、広告サーバ3の制御部32を、後述する取得部321、選択部322、広告送信部323、及び分配部324として機能させるためのプログラムを記憶する。記憶部31は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、通信ネットワーク5を介して外部機器からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
【0046】
また、記憶部31は、広告情報と、当該広告情報の掲載料とを関連付けた広告管理情報を記憶する広告情報記憶部311を備える。図8は、第1の実施形態に係る広告管理情報の一例を示す図である。図8に示すように、広告管理情報は、広告情報を構成する広告ID、広告コンテンツのアドレス情報及び広告画像と、掲載料とを関連付けた情報である。なお、広告情報には、広告画像の代わりに広告メッセージが含まれていてもよい。
【0047】
制御部32は、例えば、CPUにより構成される。制御部32は、記憶部31に記憶されている各種プログラムを実行することにより、広告サーバ3に係る機能を統括的に制御する。制御部32は、取得部321と、選択部322と、広告送信部323と、分配部324とを備える。
【0048】
取得部321は、端末1から、当該端末1に表示されている共通表示メニューを取得する。具体的には、取得部321は、広告情報の取得リクエストと、当該端末1に表示されている共通表示メニューとを取得する。
【0049】
また、取得部321は、端末1から、共通表示メニューが表示されている表示コンテンツに関する情報を取得する。例えば、取得部321は、表示コンテンツに関する情報として、表示コンテンツのアドレス情報を取得する。
【0050】
選択部322は、広告情報記憶部311を参照して広告情報を選択する。例えば、選択部322は、広告情報記憶部311に記憶されている複数の広告情報からランダムに広告情報を選択する。なお、選択部322は、広告情報記憶部311に記憶されている複数の広告情報から、端末1の表示部12に直前に表示されていた表示コンテンツとの関連性が高い広告情報を選択してもよい。
【0051】
ここで、共通表示メニューに関連付けられるサービスコンテンツが、メニュー生成サーバ2のアドレス特定部222によりランダムに特定される場合には、選択された広告情報に対応する共通表示メニューの内容が異なり得る。この場合、広告情報が閲覧された場合の掲載料の分配先も変化し得る。そこで、選択部322は、分配部324が、選択された広告情報に対応する共通表示メニューに関連するサービスパートナーに掲載料を分配可能とするために、共通表示メニューと、表示コンテンツのアドレス情報と、選択された広告情報の広告IDとを関連付けて、選択情報として記憶部31に一時的に記憶させる。
【0052】
広告送信部323は、選択部322によって選択された広告情報を、共通表示メニューを送信した端末1に送信する。例えば、広告送信部323は、選択された広告情報を特定するためのパラメータを含み、ホスト名を広告サーバ3とするURLをリンクとする広告画像を端末1に送信する。広告情報を特定するためのパラメータは、例えば、広告IDである。端末1は、広告画像を受信すると、表示部12に表示されているメニュー画面の広告枠に当該広告画像を表示させる。
【0053】
分配部324は、端末1においてユーザによって選択された広告情報に関連付けられている掲載料を、表示コンテンツに対応するパートナーと、共通表示メニューに含まれているリンクが示すコンテンツに対応するパートナーとに分配する。
【0054】
具体的には、端末1のメニュー画面の広告枠に表示されている広告画像がユーザによって選択されると、端末1は、広告情報を特定するためのパラメータを含む広告コンテンツの取得リクエストを広告サーバ3に送信する。広告サーバ3が当該取得リクエストを受信すると、広告送信部323は、広告情報を特定するためのパラメータに基づいて、選択された広告情報を特定する。そして、広告送信部323は、特定した広告情報に対応する広告コンテンツのページにリダイレクトする。
【0055】
分配部324は、選択部322が記憶部31に一時的に記憶した選択情報を参照し、特定された広告情報に関連付けられている共通表示メニューと、表示コンテンツのアドレス情報とを特定する。そして、分配部324は、特定した共通表示メニューに含まれているリンク(アドレス情報)が示すサービスコンテンツに対応するサービスパートナーを特定するとともに、表示コンテンツのアドレス情報に基づいて、当該表示コンテンツに対応するサービスパートナーを特定し、これらのサービスパートナーに対して、広告情報に関連付けられている掲載料を分配する。
【0056】
図9は、第1の実施形態に係る掲載料の分配例を示す図である。例えば、分配部324は、表示コンテンツに対応するサービスパートナーに対して、掲載料(360円)の半分(180円)を分配する。また、分配部324は、共通表示メニューのサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに対して、残りの掲載料を均等に分配する。例えば、共通表示メニューに表示されている複数のカテゴリに対応するサービスコンテンツが、Aニュース、BBショップ、CCCラジオ、DDミュージック、Eトラベル、及びFグルメの6つである場合、それぞれのコンテンツに対応するサービスパートナーに対して30円ずつ分配する。なお、分配部324は、表示コンテンツに対応するサービスパートナーに対して、掲載料の半分を分配したが、これに限らず、任意の額を分配してもよい。
【0057】
[掲載料の分配に係るシーケンス]
続いて、共通表示メニューに表示された広告情報に係る掲載料がサービスパートナーに分配されるまでの処理の流れについて説明する。まず、共通表示メニューが表示されるまでの処理の流れについて説明する。図10は、第1の実施形態に係る広告システムSにおいて、共通表示メニューが表示されるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。
【0058】
まず、端末1の端末送信部151は、コンテンツサーバ4に、サービスコンテンツの取得リクエストを送信する。
コンテンツサーバ4は、サービスコンテンツの取得リクエストを受信したことに応じて、自身の記憶部に記憶されているサービスコンテンツ及びサイトサービスメニューを取得し(S10)、取得したサービスコンテンツ及びサイトサービスメニューを端末1に送信する。
【0059】
続いて、端末受信部152が、コンテンツサーバ4からサービスコンテンツ及びサイトサービスメニューを受信すると、表示制御部153は、当該サービスコンテンツと、メニュー画面を表示させるためのタブ121とを表示部12に表示させる(S20)。
【0060】
続いて、表示制御部153は、タブ121が選択されたか否かを判定する(S30)。表示制御部153は、タブ121が選択されたと判定すると、表示部12にメニュー画面を表示させ、コンテンツサーバ4から受信したサイトサービスメニューを当該メニュー画面に表示させる(S40)。
【0061】
続いて、端末送信部151は、メニュー画面に含まれている、共通表示メニューをメニュー生成サーバ2から取得するためのスクリプトに基づいて、メニュー生成サーバ2に共通表示メニューの取得リクエストを送信する。
【0062】
続いて、サーバ受信部221が、端末1から共通表示メニューの取得リクエストを受信すると、アドレス特定部222は、サービスパートナー情報記憶部211を参照し、共通表示メニューのカテゴリに対応するサービスコンテンツのアドレス情報を特定する(S50)。
【0063】
続いて、生成部223は、カテゴリと、アドレス特定部222が特定したアドレス情報とを関連付けて含む共通表示メニューを生成する(S60)。サーバ送信部224は、生成された共通表示メニューを、端末1に送信する。
【0064】
続いて、端末受信部152が、メニュー生成サーバ2から共通表示メニューを受信すると、表示制御部153は、当該共通表示メニューを表示部12に表示されているメニュー画面に表示させる(S70)。
【0065】
続いて、共通表示メニューが表示されてから、広告情報の掲載料が分配されるまでの処理の流れについて説明する。図11は、第1の実施形態に係る広告システムSにおいて、共通表示メニューが表示されてから、広告情報の掲載料が分配されるまでの処理の流れを示すシーケンス図である。
【0066】
端末送信部151は、メニュー画面に含まれている、広告情報を広告サーバ3から取得するためのスクリプトに基づいて、広告サーバ3に広告情報の取得リクエストと共通表示メニューとを送信する。
続いて、取得部321が、端末1から共通表示メニューを受信すると、選択部322は、広告情報記憶部311を参照して広告情報を選択する(S80)。続いて、広告送信部323は、選択された広告情報を、広告情報の取得リクエストを送信した端末1に送信する。端末受信部152が広告サーバ3から広告情報を受信すると、表示制御部153は、当該広告情報を、メニュー画面の広告枠に表示させる(S90)。
【0067】
続いて、端末送信部151は、広告情報が選択されたか否かを判定する(S100)。端末送信部151は、広告情報が選択されたと判定すると、広告情報に対応する広告コンテンツの取得リクエストを広告サーバ3に送信する。ここで、この取得リクエストには、広告情報を特定するためのパラメータが含まれている。
【0068】
広告サーバ3が当該取得リクエストを受信すると、広告送信部323は、当該取得リクエストに含まれているパラメータに基づいて、選択された広告情報を特定する。そして、広告送信部323は、特定した広告情報に対応する広告コンテンツのページにリダイレクトする。
【0069】
分配部324は、選択された広告情報に関連付けられている掲載料を、表示コンテンツに対応するパートナーと、共通表示メニューに含まれているリンクが示すサービスコンテンツに対応するパートナーとに分配する(S110)。
【0070】
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、広告サーバ3は、選択された広告情報に関連付けられている掲載料を、共通表示メニューに含まれているリンクが示すサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに分配する。表示コンテンツへの訪問者には、共通表示メニューを介して訪問するユーザも含まれることから、広告サーバ3は、共通表示メニューに対応するサービスコンテンツのパートナーに対しても広告の掲載料を分配することにより、複数のサービスコンテンツそれぞれに対応するサービスパートナーに対して成功報酬を適切に支払うことができる。
【0071】
<第2の実施形態>
[共通表示メニューにおける選択回数に応じて掲載料を分配する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、広告サーバ3は、表示コンテンツに対応するサービスパートナーに対して、掲載料を分配した後、共通表示メニューに含まれるリンク先のサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに対して、残りの掲載料を均等に分配した。しかしながら、共通表示メニューに含まれるカテゴリのそれぞれに対応するサービスコンテンツが、表示コンテンツにおける広告情報の選択に対して同様に貢献しているとは限らない。
【0072】
例えば、共通表示メニューにおいて、カテゴリ「ニュース」が、カテゴリ「トラベル」に比べて多く選択されているものとする。この場合、カテゴリ「ニュース」を介して表示コンテンツに訪問するユーザの数は、カテゴリ「トラベル」を介して表示コンテンツに訪問するユーザの数に比べて多くなると考えられ、カテゴリ「ニュース」が、表示コンテンツにおける広告情報の選択に対して大きく貢献していると考えられる。
【0073】
そこで、第2の実施形態では、広告サーバ3は、共通表示メニューにおける各カテゴリの選択回数に基づいて掲載料を分配する。以下、第2の実施形態について図面を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0074】
第2の実施形態において、メニュー生成サーバ2の記憶部21は、共通表示メニューに含まれる複数のカテゴリのそれぞれが選択された回数を示す選択回数情報を記憶する。図12は、第2の実施形態に係る選択回数情報を示す図である。
【0075】
具体的には、選択回数情報は、以下のように更新される。
まず、メニュー生成サーバ2の生成部223は、共通表示メニューを生成する際に、各カテゴリに関連するサービスコンテンツのアドレス情報を、メニュー生成サーバ2を経由して当該サービスコンテンツにアクセスするリダイレクト形式のアドレス情報に変換する。
【0076】
その後、端末1において、共通表示メニューに表示されているカテゴリ名が選択されると、メニュー生成サーバ2にサービスコンテンツの取得リクエストが送信される。メニュー生成サーバ2のサーバ受信部221が当該取得リクエストを受信すると、サーバ送信部224は、当該取得リクエストに対応するカテゴリが選択されたと判定する。そして、サーバ送信部224は、記憶部21の選択回数情報を参照し、当該カテゴリの選択回数を更新するとともに、取得リクエストに対応するサービスコンテンツのページにリダイレクトする。
【0077】
また、端末1において、端末1のユーザによって広告情報が選択されると、分配部324は、選択された広告情報に関連付けられている掲載料の半分を表示コンテンツに対応するパートナーに対して分配する。そして、分配部324は、残りの掲載料を、共通表示メニューに含まれる複数のカテゴリそれぞれが選択された回数に基づいて、当該複数のカテゴリそれぞれに対応するリンクが示すサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに分配する。
【0078】
具体的には、分配部324は、端末1において広告情報が選択されたことに応じて、メニュー生成サーバ2の記憶部21に記憶されている選択回数情報を参照し、共通表示メニューに含まれる複数のカテゴリそれぞれが選択された回数を取得し、これらの複数のカテゴリそれぞれが選択された回数に基づいて、当該カテゴリに付されたリンクが示すサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに分配する。
【0079】
図13は、第2の実施形態に係る掲載料の分配例を示す図である。例えば、共通表示メニューに表示されている複数のカテゴリに対応するサービスコンテンツが、Aニュース、BBショップ、CCCラジオ、DDミュージック、Eトラベル、及びFグルメの6つであり、複数のカテゴリそれぞれの選択回数が図12に示すものであるとする。また、広告情報の掲載料は、400円であるものとする。
【0080】
例えば、分配部324は、表示コンテンツに対応するサービスパートナーに対して、掲載料の半分(200円)を分配する。また、分配部324は、共通表示メニューのサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに対して、残りの掲載料(200円)をカテゴリの選択回数に基づいて分配する。例えば、カテゴリ「ニュース」の選択回数が50回であり、全カテゴリの選択回数の50%であることから、Aニュースのサービスパートナーに、残りの掲載料の50%(100円)を分配する。また、カテゴリ「ショッピング」の選択回数が20回であり、カテゴリ全体の選択回数の20%であることから、BBショップのサービスパートナーに残りの掲載料の20%(40円)を分配する。
【0081】
なお、本実施形態では、分配部324は、端末1において広告情報が選択されたことに応じて、メニュー生成サーバ2の記憶部21に記憶されている選択回数情報を参照したが、これに限らない。例えば、取得部321が、メニュー生成サーバ2から定期的に選択回数情報を取得して記憶部31に記憶しておき、分配部324が、端末1において広告情報が選択されたことに応じて、記憶部31に記憶されている選択回数情報を参照してもよい。
【0082】
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、第2の実施形態の広告サーバ3は、共通表示メニューに含まれる複数のカテゴリそれぞれが選択された回数に基づいて、掲載料を、共通表示メニューのリンクが示すサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに分配する。このようにすることで、広告サーバ3は、複数のカテゴリ間の貢献度に応じて適切に分配することができる。
【0083】
<第3の実施形態>
[共通表示メニューに関連付けられた回数に応じて掲載料を分配する]
続いて、第3の実施形態について説明する。第2の実施形態では、広告サーバ3は、共通表示メニューに含まれるカテゴリの選択回数に基づいて、共通表示メニューのリンク先のサービスコンテンツに対応するパートナーに対して掲載料を分配した。しかしながら、選択回数が多いカテゴリに対応するサービスコンテンツが、表示コンテンツにおける広告情報の選択に対して大きく貢献しているとは限らない。
【0084】
例えば、共通表示メニューにおいて、カテゴリ「ニュース」に対応する第1のサービスコンテンツが、カテゴリ「ニュース」に対応する第2のサービスコンテンツに比べて多く共通表示メニューに関連付けられているものとする。この場合、第1のサービスコンテンツを介して表示コンテンツに訪問するユーザの数は、第2のサービスコンテンツを介して表示コンテンツに訪問するユーザの数に比べて多くなると考えられ、第1のサービスコンテンツがより大きく貢献していると考えられる。
そこで、第2の実施形態では、広告サーバ3は、サービスコンテンツそれぞれについて、共通表示メニューに関連付けられた回数に応じて掲載料を分配する。
【0085】
第3の実施形態において、メニュー生成サーバ2の記憶部21は、複数のサービスコンテンツのそれぞれが、共通表示メニューに関連付けられた回数を示す関連付け回数情報を記憶する。図14は、第3の実施形態に係る関連付け回数情報を示す図である。
【0086】
この関連付け回数情報は、メニュー生成サーバ2の生成部223によって更新される。具体的には、メニュー生成サーバ2の生成部223は、共通表示メニューを生成する際に、記憶部21の関連付け回数情報を参照し、サービスコンテンツそれぞれが共通表示メニューに関連付けられた回数を更新する。
【0087】
端末1のユーザによって広告情報が選択されると、分配部324は、選択された広告情報に関連付けられている掲載料の半分を表示コンテンツに対応するパートナーに対して分配する。そして、分配部324は、残りの掲載料をパートナーのサービスコンテンツそれぞれについて、共通表示メニューに関連付けられた回数に基づいて、共通表示メニューに含まれるリンクが示すサービスコンテンツに対応するサービスパートナーに分配する。
【0088】
具体的には、分配部324は、端末1のユーザによって広告情報が選択されたことに応じて、メニュー生成サーバ2の記憶部21に記憶されている関連付け回数情報を参照し、共通表示メニューに含まれるリンクが示すサービスコンテンツが関連付けられた回数を取得する。そして、分配部324は、残りの掲載料を、当該回数に基づいて共通表示メニューのリンクが示すサービスコンテンツに対応するパートナーに分配する。
【0089】
なお、本実施形態では、分配部324は、端末1において広告情報が選択されたことに応じて、メニュー生成サーバ2の記憶部21に記憶されている関連付け回数情報を参照したが、これに限らない。例えば、取得部321が、メニュー生成サーバ2から定期的に関連付け回数情報を取得して記憶部31に記憶しておき、分配部324が、端末1において広告情報が選択されたことに応じて、記憶部31に記憶されている関連付け回数情報を参照してもよい。
【0090】
[第3の実施形態における効果]
以上のとおり、第3の実施形態の広告サーバ3は、サービスコンテンツが共通表示メニューに関連付けられた回数に基づいて、掲載料を分配するので、共通表示メニューに含まれるリンクそれぞれに対応する複数のサービスコンテンツの貢献度に応じて、掲載料を適切に分配することができる。
【0091】
<第4の実施形態>
[掲載料から、少なくとも所定額以上を分配する]
続いて、第4の実施形態について説明する。第3実施形態に示すように、サービスコンテンツが共通表示メニューに関連付けられた回数に基づいて掲載料を分配する場合には、共通表示メニューに関連付けられた回数が少ないサービスコンテンツのパートナーに掲載料が分配されないことがあるという問題が発生する。そこで、第4の実施形態では、分配部324は、共通表示メニューに含まれるリンクが示すサービスコンテンツに対応するパートナーに対して、掲載料のうち少なくとも所定額以上を分配する。
【0092】
具体的には、分配部324は、端末1において広告情報が選択されると、第3の実施形態と同様に、選択された広告情報に関連付けられている掲載料の半分を表示コンテンツに対応するパートナーに対して分配し、残りの掲載料を、共通表示メニューのリンクが示すサービスコンテンツが共通表示メニューに関連付けられた回数に基づいて、当該サービスコンテンツに対応するパートナーに分配する。なお、分配部324は、第2の実施形態と同様に、残りの掲載料を、共通表示メニューに含まれる複数のカテゴリそれぞれが選択された回数に基づいて分配してもよい。
【0093】
ここで、分配部324は、複数のパートナーのそれぞれに分配された金額のうち少なくともいずれかが所定額未満である場合、分配された掲載料を調整することで、複数のパートナーのそれぞれに対して、掲載料のうち、少なくとも所定額以上を分配する。
【0094】
図15は、第4の実施形態に係る掲載料の分配例を示す図である。例えば、共通表示メニューに表示されている複数のカテゴリに対応するサービスコンテンツが、Aニュース、BBショップ、CCCラジオ、DDミュージック、Eトラベル、及びFグルメの6つであり、これらの6つのサービスコンテンツには、図15に示される割合で広告情報の一部の掲載料(200円)が分配されるものとする。
【0095】
例えば、Aニュースには、共通表示メニューに対応するサービスコンテンツに分配される掲載料の40%として80円が分配され、Fグルメには、共通表示メニューに対応するサービスコンテンツに分配される掲載料の1%として2円が分配されるものとする。ここで、分配部324は、サービスコンテンツに分配する最低の額(最低保証額)として5円を設定している場合、最も分配された掲載料が多いAニュースから、Fグルメに掲載料を移し、Fグルメに分配される掲載料を5円とする。
【0096】
なお、分配部324は、分配された掲載料が最も多いサービスコンテンツから掲載料が少ないサービスコンテンツに分配された掲載料を移したが、これに限らず、掲載料が多い複数のサービスコンテンツから掲載料が少ないサービスコンテンツに、分配された掲載料を移すようにしてもよい。
【0097】
[第4の実施形態における効果]
以上のとおり、第4の実施形態の広告サーバ3は、複数のサービスパートナーのそれぞれに対して、掲載料から少なくとも所定額以上を分配する。このようにすることで、共通表示メニューに関連付けられた回数が少ないサービスコンテンツのサービスパートナーの、共通メニュー表示サービスを継続して利用する意欲を高めることができる。
【0098】
<第5の実施形態>
[サービスコンテンツへの流入数及びサービスコンテンツからの流出数に応じて掲載料を分配する]
続いて、第5の実施形態について説明する。第2の実施形態では、複数のカテゴリのそれぞれが共通メニューにおいて選択された回数に基づいて、広告の掲載料を分配した。これに対して、第5の実施形態では、端末1のユーザの、複数のカテゴリのそれぞれに対応するサービスコンテンツ間の回遊状況、すなわち、サービスコンテンツへの流入数及びサービスコンテンツからの流出数に基づいて広告の掲載料を分配する点で異なる。以下に、第5の実施形態に係る広告サーバ3の詳細について説明する。
【0099】
図16は、第5の実施形態に係る広告サーバ3の構成を示す図である。広告サーバ3は、計数情報記憶部312と、計数部325をさらに備える。
計数部325は、複数のサービスコンテンツのそれぞれの、共通表示メニューを介した、他のサービスコンテンツへの流出数、及び他のサービスコンテンツからの流入数を計数し、計数情報記憶部312に記憶されている計数情報を更新する。流出数は、ユーザが共通表示メニューサービスに参加する複数のサービスコンテンツのうちの一のサービスコンテンツを閲覧している場合に、共通表示メニューを介して当該一のサービスコンテンツから他のサービスコンテンツに遷移した数を示す。流入数は、ユーザが他のサービスコンテンツを閲覧している場合に、共通表示メニューを介して当該一のサービスコンテンツに遷移した数を示す。
【0100】
図17は、計数情報記憶部312に記憶されている計数情報の一例を示す図である。
計数情報記憶部312は、複数のサービスコンテンツのそれぞれに対する流出数及び流入数を示す計数情報を記憶する。具体的には、計数情報記憶部312は、サービスコンテンツ名に、他のサービスコンテンツのそれぞれに対する流出数を関連付けて記憶する。また、計数情報記憶部312は、サービスコンテンツ名に、他のサービスコンテンツのそれぞれからの流入数を関連付けて記憶する。
【0101】
例えば、サービスコンテンツ「Aニュース」が端末1に表示されている場合に、当該端末1のユーザが、共通表示メニューを介して、サービスコンテンツ「BBショップ」に遷移した場合、計数部325は、計数情報を参照し、サービスコンテンツ「Aニュース」に関連付けられたサービスコンテンツ「BBショップ」の流出数「3000」に1を加算する。この流出数は、サービスコンテンツ「BBショップ」のサービスコンテンツ「Aニュース」からの流入数ともなる。
【0102】
また、計数情報記憶部312は、複数のサービスコンテンツのそれぞれに対して、共通メニューサービスの全体における流出数の合計数に対する、当該サービスコンテンツの流出数の割合、共通メニューサービスの全体における流入数の合計数に対する当該サービスコンテンツへの流入数の割合、流入数と流出数との比率を記憶する。
【0103】
計数部325は、共通メニューサービスの全体における流入数の合計数を算出するとともに、流入数の合計数に対する、それぞれのサービスコンテンツの流入数の割合を算出し、算出結果を計数情報として計数情報記憶部312に記憶させる。同様に、計数部325は、共通メニューサービスの全体における流出数の合計数を算出するとともに、流出数の合計数に対する、それぞれのサービスコンテンツの流出数の割合を算出し、算出結果を計数情報として計数情報記憶部312に記憶させる。また、計数部325は、複数のサービスコンテンツのそれぞれにおける、流入と流出との比率を算出し、算出結果を計数情報として計数情報記憶部312に記憶させる。
【0104】
なお、ユーザが共通表示メニューを介してサービスコンテンツを遷移したことを、広告サーバ3において検知する方法は任意である。例えば、端末1は、設定されたアドレス情報に従い遷移先のサービスコンテンツに応じたコンテンツサーバ4にアクセスすることになるが、コンテンツサーバ4から広告サーバ3に対して所定の通知を行うことで、広告サーバ3においてサービスコンテンツの遷移を検知することとしてもよい。また、共通表示メニューに、サービスコンテンツを遷移する際に広告サーバ3に対して所定の通知を行うためのスクリプト(例えば、Ajax)を含めておくこととしてもよい。このような方法によれば、ユーザが共通表示メニューを介してサービスコンテンツを遷移すると、端末1から広告サーバ3に対して通知が行われるため、広告サーバ3において端末1におけるサービスコンテンツの遷移を検知することができる。
【0105】
分配部324は、端末1においてユーザによって選択された広告情報に関連付けられている掲載料を、計数部325が計数した流出数及び流入数の少なくともいずれかに基づいて、表示コンテンツに対応するパートナーと、共通表示メニューに含まれているリンクが示すコンテンツに対応するパートナーとに分配する。
【0106】
例えば、広告情報が選択された場合、当該広告情報に対応する表示コンテンツへの遷移回数が多いサービスコンテンツは、当該広告情報の選択に対する貢献度が高い。このため、分配部324は、広告情報に関連付けられている掲載料を、当該広告情報に対応して端末1に表示されている表示コンテンツに対する他のサービスコンテンツからの流入数に基づいて、当該他のサービスコンテンツのパートナーに分配する。
【0107】
例えば、図17では、サービスコンテンツ「CCCラジオ」への流入数は、「Aニュース」が7000、「BBショップ」が700、「DDミュージック」が3500、「Eトラベル」が100、「Fグルメ」が1200である。このため、サービスコンテンツ「CCCラジオ」が表示コンテンツとして端末1に表示されている場合の広告情報の選択に対する貢献度は、サービスコンテンツ「Aニュース」が最も高い。このため、分配部324は、サービスコンテンツ「Aニュース」のサービスパートナーに対して、他のサービスコンテンツのサービスパートナーに比べて多くの掲載料を分配する。例えば、分配部324は、サービスコンテンツ「CCCラジオ」に対する、他のサービスコンテンツからの流入数の割合に基づいて掲載料を分配する。
【0108】
また、広告情報の選択に対する貢献度は、流入数に対する流出数の割合とも関係する。例えば、流入数に対して流出数の割合が高いサービスコンテンツは、図18(A)に示すように、複数のサービスコンテンツの間を回遊する際の起点となる複数のサービスコンテンツ(以下、「ハブコンテンツ」と呼ぶことがある)であり、広告情報の選択に対する貢献度が高い。反対に、流入数に対して流出数の割合が低いサービスコンテンツは、ユーザが共通表示メニューサービスの利用を止めてしまうサービスコンテンツ(以下、「エンドコンテンツ」と呼ぶことがある)であり、広告情報の選択に対する貢献度が低い。
【0109】
図17に示す計数情報では、サービスコンテンツ「CCCラジオ」は、流入数に対する流出数の割合が高く、ハブコンテンツといえる。他方、サービスコンテンツ「DDミュージック」は、流入数に対して流出数が著しく低く、エンドコンテンツといえる。
【0110】
そこで、分配部324は、広告情報に対応する掲載料を、流入数に対する流出数の割合に基づいて分配してもよい。例えば、分配部324は、流入数に対する流出数の割合が高いサービスコンテンツのサービスパートナーに対して、当該割合が低いサービスコンテンツのサービスパートナーに比べて、多くの掲載料を分配する。
【0111】
なお、分配部324は、流入数に対する流出数の割合と、流入数及び流出数の量とに基づいて、掲載料の分配割合を変更してもよい。例えば、分配部324は、流入数に対する流出数が高く、流入数及び流出数の量が少ないサービスコンテンツのサービスパートナーに対して、掲載料の分配割合を下げたり、流入数に対する流出数が低く、流入数及び流出数の量が多いサービスコンテンツのサービスパートナーに対して、掲載料の分配割合を上げたりしてもよい。
【0112】
また、計数情報からは、共通表示メニューサービスを利用するユーザが複数のサービスコンテンツ間を遷移する順序も把握することができる。図17に示す例では、図18(B)に示すように、ユーザは、サービスコンテンツ「CCCラジオ」から、サービスコンテンツ「DDミュージック」を介してサービスコンテンツ「BBショップ」に遷移することが把握できるとともに、サービスコンテンツ「CCCラジオ」から、サービスコンテンツ「Aニュース」を介してサービスコンテンツ「DDミュージック」に遷移することが把握できる。
【0113】
そこで、分配部324は、ユーザが複数のサービスコンテンツ間を遷移する順序に基づいて、広告情報が選択された際の表示コンテンツとの関連性が高いサービスコンテンツを特定し、当該特定したサービスコンテンツに対して分配割合が相対的に高くなるように掲載料を分配してもよい。
【0114】
[第5の実施形態における効果]
以上のとおり、第5の実施形態の広告サーバ3は、サービスコンテンツへの流入数及びサービスコンテンツからの流出数に応じて広告の掲載料を分配する。このようにすることで、広告サーバ3は、共通表示メニューサービスにおいて、選択された広告に対応する表示コンテンツの端末1への表示に貢献している他のサービスコンテンツを重視して広告の掲載料を分配することにより、複数のサービスコンテンツそれぞれに対応するサービスパートナーに対して成功報酬を適切に支払うことができる。
【0115】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、上記実施形態のメニュー生成サーバ2及び広告サーバ3は、1台のサーバによって構成されるようにしてもよい。
【0116】
なお、上記実施形態では、一のカテゴリに対して一のサービスコンテンツが関連付けられた場合の掲載料の分配例について説明したが、一のカテゴリに対して複数のサービスコンテンツが関連付けられた場合、以下のように分配してもよい。すなわち、分配部324は、一のカテゴリに関連付けられた複数のサービスコンテンツに、当該カテゴリに分配される掲載料を均等に分配してもよい。また、分配部324は、当該複数のサービスコンテンツのそれぞれが端末1のユーザによって選択された回数の比率に基づいて、当該カテゴリに分配される掲載料を分配してもよい。また、分配部324は、当該複数のサービスコンテンツのそれぞれが当該カテゴリに関連付けられた回数の比率に基づいて、当該カテゴリに分配される掲載料を分配してもよい。
【符号の説明】
【0117】
1・・・端末、11・・・入力部、12・・・表示部、13・・・無線部、14・・・記憶部、15・・・制御部、151・・・端末送信部、152・・・端末受信部、153・・・表示制御部、2・・・メニュー生成サーバ、21・・・記憶部、211・・・サービスパートナー情報記憶部、22・・・制御部、221・・・サーバ受信部、222・・・アドレス特定部、223・・・生成部、224・・・サーバ送信部、3・・・広告サーバ、31・・・記憶部、311・・・広告情報記憶部、312・・・計数情報記憶部、32・・・制御部、321・・・取得部、322・・・選択部、323・・・広告送信部、324・・・分配部、325・・・計数部、4・・・コンテンツサーバ、5・・・通信ネットワーク、S・・・広告システム

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18