(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記情報提供サーバは、前記アクセスポイントと通信可能な第1の事業者サーバと、前記アクセスポイントと通信可能な第2の事業者サーバと、前記第1の事業者サーバ又は前記第2の事業者サーバと通信可能なバックエンドサーバとを含み、
前記第1の事業者サーバは、
一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末のうちの一部について、前記端末識別子を有しており、
規定された接続先を自事業者サーバとする前記アクセスポイントから受信した前記端末識別子を有している場合に、該端末識別子を含む、前記ユーザ端末が利用可能な一時的な無線LANサービスに関する一時サービス情報の問い合わせを、規定された接続先を自事業者サーバとする前記バックエンドサーバに中継し、
規定された接続先を自事業者サーバとする前記アクセスポイントから受信した前記端末識別子を有していなければ、該端末識別子を含む、前記ユーザ端末が利用可能な一時的な無線LANサービスに関する一時サービス情報の問い合わせを、規定された接続先を自事業者サーバとする前記第2の事業者サーバに中継し、
前記第2の事業者サーバは、
一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末のうちの一部について、前記端末識別子を有しており、
規定された接続先を自事業者サーバとする前記アクセスポイントから受信した前記端末識別子を有していれば、該端末識別子を含む、前記ユーザ端末が利用可能な一時的な無線LANサービスに関する一時サービス情報の問い合わせを、規定された接続先を自事業者サーバとする前記バックエンドサーバに中継し、
前記バックエンドサーバは、
一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末別に、前記一時サービス情報と、該ユーザ端末を判別可能な端末識別子とが関連付けされた登録情報を有しており、
規定された接続先を自バックエンドサーバとする、前記第1の事業者サーバ又は前記第2の事業者サーバから受信した前記端末識別子を基に前記登録情報を参照することにより、受信した前記端末識別子に相当する端末識別子が関連付けされている前記一時サービス情報を特定し、特定した前記一時サービス情報を、規定された接続先を自バックエンドサーバとする、前記第1の事業者サーバ又は前記第2の事業者サーバに提供する
請求項1又は2に記載の通信システム。
ユーザ端末が通信プロトコルのある仕様拡張に適応可能なことを表す拡張識別子と、そのユーザ端末を識別可能な端末識別子とを含む接続要求を受信した際、受信した前記接続要求に含まれる前記拡張識別子によって、前記ユーザ端末が前記ある仕様拡張に適応するユーザ端末であると判断した場合には、前記ユーザ端末の端末識別子を含む、前記ユーザ端末が利用可能な一時的な無線LANサービスに関する一時サービス情報の問い合わせを、規定された接続先に自アクセスポイントを含む情報提供サーバに対して行うと共に、該情報提供サーバから、あるアクセスポイントによる一時的な無線LANサービスの利用に用いる特定の一時サービス情報を提供された場合には、提供された特定の前記一時サービス情報に応じた前記無線LANサービスを行う通信制御手段を備える
アクセスポイント。
ユーザ端末に無線LANサービスを提供可能なアクセスポイントと、そのアクセスポイントと通信可能な情報提供サーバとを備えた通信システムにおける通信制御方法であって、
前記ユーザ端末によって、
あるアクセスポイントによる一時的な無線LANサービスの利用に用いる一時サービス情報を登録しておき、
自ユーザ端末が通信プロトコルのある仕様拡張に適応可能なことを表す拡張識別子と、自ユーザ端末を識別可能な端末識別子とを含む接続要求を送信し、
前記アクセスポイントによって、
前記接続要求を受信した際、受信した前記接続要求に含まれる前記拡張識別子によって、前記ユーザ端末が前記ある仕様拡張に適応するユーザ端末であると判断した場合には、前記ユーザ端末の端末識別子を含む、前記ユーザ端末が利用可能な一時的な無線LANサービスに関する一時サービス情報の問い合わせを、規定された接続先に自アクセスポイントを含む前記情報提供サーバに対して行い、
前記情報提供サーバによって、
一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末別に、前記一時サービス情報と、該ユーザ端末を判別可能な端末識別子とが関連付けされた登録情報を登録しておき、
規定された接続先を自情報提供サーバとする前記アクセスポイントから受信した前記端末識別子を基に前記登録情報を参照することにより、受信した前記端末識別子に相当する端末識別子が関連付けされている前記一時サービス情報を特定し、特定した前記一時サービス情報を、規定された接続先を自情報提供サーバとする前記アクセスポイントに提供し、
規定された接続先を前記情報提供サーバとする前記アクセスポイントによって、
提供された特定の前記一時サービス情報に応じた前記無線LANサービスを行う
通信システムの制御方法。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、すべての図面において、同等な構成要素には同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態における構成について説明する。
【0018】
図1は、本発明の第1の実施形態における通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0019】
本実施形態の通信システム100は、バックエンドサーバ(以下、「DB」とも称す)110と、事業者サーバ120と、AP(アクセスポイント)130と、STA(ユーザ端末)140とを含む。
【0020】
DB110は、データベース(
図1には不図示。例えば、後述する情報提供サーバ840が有する記憶部846)を検索可能なサーバである。DB110は、STA140の固有識別子(端末識別子)に関連付けて、STA140用のBSS情報を保持する。
【0021】
以下、特定のAPにおいて定常的に提供される無線LANサービスを「定常サービス」と称す。又、特定のAPにおいて、定常的に提供されておらず、一時的に提供される無線LANサービスを「一時サービス」と称す。
【0022】
BSS情報は、特定の無線LANサービスを利用するために必要な情報である。BSS情報は、特定の無線LANサービスを識別するためのSSIDを含む。BSS情報は、特定の無線LANサービスにおけるユーザ端末の認証に必要なパスフレーズ等の、その他の情報を含んでもよい。以下、定常サービスに応じたBSS情報を「定常BSS情報」と称し、一時サービスに応じたBSS情報を「一時BSS情報」と称す。又、BSS情報を「サービス情報」、定常BSS情報を「定常サービス情報」、一時BSS情報を「一時サービス情報」とも称す。
【0023】
事業者サーバ120は、STA140が特定の事業者により提供される公衆無線LANサービスに登録されているか否かを識別するサーバである。
【0024】
AP130は、公衆無線LANサービスを提供可能なAPである。
【0025】
STA140は、ユーザが使用する、スマートフォン等の無線LAN端末である。
【0026】
本実施形態における動作について説明する。
【0027】
図2は、本発明の第1の実施形態における通信システムの動作を示すシーケンス図である。尚、
図2に示すフローチャート及び以下の説明は一例であり、適宜求める処理に応じて、処理順等を入れ替えたり、処理を戻したり、又は処理を繰り返したりしてもよい。
【0028】
まず、STA140に固有な端末識別子、及びSTA140用のSSID、パスフレーズ等を含むBSS情報(一時BSS情報)は、例えばSTA140のユーザやユーザ端末の販売店等によって、DB110に予め登録される(ステップS206)。
【0029】
又、一時BSS情報は、例えばSTA140のユーザやユーザ端末の販売店等によって、STA140に予め設定される(ステップS207)。
【0030】
又、端末識別子は、事業者サーバ120に予め登録される(ステップS208)。
【0031】
上述のステップは、事前準備として完了しているものとする。又、ステップS208が完了した段階では、STA140は、いずれのAPにも帰属していないものとする。尚、以下、「帰属する」とは、サービスを利用する状態にあることを意味する。例えば、STAが、APにより提供される無線LANサービスを利用する状態にあることを、「STAはAPにより提供される無線LANサービスに帰属する」、或いはサービスが自明であれば単に「STAはAPに帰属する」と称す。
【0032】
続いて、STA140は、プローブ要求(例えば、IEEE802.11規格におけるProbe Request)をブロードキャストによって定期的に送信する。プローブ要求に含まれるベンダ依存部(例えば、IEEE802.11規格におけるVendor Specific Information Element)は、本発明の各実施形態におけるプロトコル拡張(以下、単に「プロトコル拡張」と称す)に適応可能な旨を示す情報(本願実施形態においては、「拡張識別子」と称す)と端末識別子とを含む。STA140とAP130とが通信可能な、AP130による通信圏内に入った際に、AP130は、STA140から送信されたプローブ要求を受信する(ステップS209)。
【0033】
次に、AP130は、受信したプローブ要求に含まれるベンダ依存部に含まれる情報基づいて、STA140がプロトコル拡張に適応可能なユーザ端末であると判断する。そして、AP130は、AP130に予め設定されている事業者サーバ120に対して、受信したプローブ要求に含まれる端末識別子に関連付けられた一時BSS情報を問い合わせる(ステップS210)。
【0034】
続いて、事業者サーバ120は、問い合わせに含まれる端末識別子が事業者サーバ120に登録済みであるか否かを確認し、本動作例の場合は登録されていることを前提とするので、DB110へ当該一時BSS情報の問い合わせを中継する(ステップS211)。
【0035】
続いて、DB110は、受信した当該問い合わせに含まれる端末識別子に関連付けられた一時BSS情報をデータベースにおいて検索する。そして、DB110は、係る検索の結果としてSTA140用のSSID、パスフレーズ等を含む一時BSS情報を事業者サーバ120へ回答する(ステップS212)。
【0036】
続いて、事業者サーバ120は、AP130へ受信した当該回答を転送する(ステップS213)。
【0037】
続いて、AP130は、回答に含まれるSTA140用のSSID、パスフレーズ等を含む一時BSS情報によって、STA140用のBSS(一時BSS)を一時的に構築する(ステップS214)。そして、AP130は、構築した一時BSS136による公衆無線LANサービス(一時サービス)を開始する。
【0038】
続いて、STA140は、ステップS207にて設定された一時BSS情報によって、一時BSSへの帰属を要求する(ステップS215)。
【0039】
続いて、AP130は、STA140の一時BSSへの帰属を許可する(ステップS216)。
【0040】
続いて、AP130は、AP130が定常的に提供している公衆無線LANサービス(定常サービス)のBSS(定常BSS)の情報(定常BSS情報)をSTA140へ送信する(ステップS217)。
【0041】
続いて、STA140は、定常BSS情報を受信すると、定常BSS情報を受信したことをAP130へ通知する(ステップS218)。
【0042】
続いて、AP130は、定常BSS情報の受信完了を受信すると、STA140用の一時BSSを削除する(ステップS219)。
【0043】
ステップS219と並行して、STA140は、受信した定常BSS情報に基づいて、定常BSS情報を設定する(ステップS220)。
【0044】
続いて、STA140は、定常BSS情報によって、定常BSSへの帰属を要求する(ステップS211)。
【0045】
続いて、AP130は、STA140の定常BSSへの帰属を許可する(ステップS222)。
【0046】
以降、STA140は、アクセスポイント130により提供される公衆無線LANの定常サービスを利用可能である。
(具体例)
本実施形態の具体例について説明する。本具体例では、端末識別子として、ユーザ端末140が有するSIM(Subscriber Identity Module)カードのICCID(IC Card IDentifier)が用いられる。即ち、ICCIDは、ユーザ端末140の端末識別子の一種である。
【0047】
本具体例における構成について説明する。
【0048】
図3は、本発明の第1の実施形態における通信システムの具体例における構成を示すブロック図である。
【0049】
本具体例の通信システム100は、DB110と、事業者サーバ120(事業者サーバa)と、事業者サーバ121(事業者サーバb)と、AP130(APa)と、AP131(APb)と、STA140とを含む。
【0050】
図4は、本発明の第1の実施形態における具体例のバックエンドサーバサーバが保持するレコードを説明するための図である。
【0051】
DB110は、
図4に例示される構成を有するレコードを、複数のICCIDに関して保持する。即ち、レコードは、端末識別子としても機能するICCIDと、ICCIDに関連付けられたSSID及びパスフレーズとを含む。
【0052】
事業者サーバaは、公衆無線LANサービスを提供するa社の事業者サーバである。事業者サーバbは、公衆無線LANサービスを提供するb社のサーバである。
【0053】
APaは、a社が設置したAPである。APbは、b社が設置したAPである。
【0054】
STA140は、SIM(不図示)カードを有する。
【0055】
本具体例における動作について説明する。
【0056】
まず、STA140用のBSS情報(SSID及びパスフレーズ)は、SIMカード購入時にSIMカードを購入した店舗等にて生成される。BSS情報は、他者に容易に推測されないものが望ましい。BSS情報は、例えば、SIMカード購入時に、ユーザが指定したパスワードとICCIDとを種にしてハッシュ関数によってハッシュ値を算出することにより生成される。
【0057】
ICCIDと生成されたBSS情報とは、DB110へ登録される。この登録は、ユーザの利便性を考えると、自動化されているか、又はSIMカードを購入した店舗等の従業員により行われることが望ましい。
【0058】
STA140にも、生成されたBSS情報が設定される。この設定も、自動化されているか、又はSIMカードを購入した店舗等の従業員により行われることが望ましい。
【0059】
次に、特定の事業者により提供される公衆無線LANサービスに関するユーザ登録が行われる。本具体例では、ユーザはa社の公衆無線LANサービスを利用するものとする。登録の際に、a社の公衆無線LANサービスにおいて利用されるSIMのICCIDとDB110のアドレスとがa社へ通知される。この通知に基づいて、事業者サーバaには、STA140のICCIDが登録される。又、事業者サーバaにおいて、一時BSS情報の問い合わせがDB110へ転送されるように設定される。
【0060】
図5は、本発明の第1の実施形態における通信システムの具体例における動作を示すシーケンス図である。但し、
図5では、STAとAPとの間のシーケンスに着目して、事業者サーバ及びDB110は省略されている。尚、
図5に示すフローチャート及び以下の説明は一例であり、適宜求める処理に応じて、処理順等を入れ替えたり、処理を戻したり、又は処理を繰り返したりしてもよい。
【0061】
図5では、APaにおいて、定常BSS135と一時BSS136とが別々に記載されているが、実際には、定常BSS135と一時BSS136とはAPa上でソフトウェア等によって実現されてもよい。
【0062】
まず、STA140がAPaと通信可能な、APaによる通信圏内に入った際に、APaの定常BSS135は、STA140から送信されたプローブ要求を受信する(ステップS505)。
【0063】
プローブ要求(IEEE802.11規格におけるProbe Request)は、ベンダ依存部(IEEE802.11規格におけるVendor Specific Information Element)と呼ばれる各ベンダが自由に使用できるフィールドを含むことができる。プローブ要求は、STA140が送信するプローブ要求のベンダ依存部は、本実施形態におけるプロトコル拡張に適応可能な旨を示す拡張識別子と、STA140が利用するSIMのICCIDとを含む。尚、このプローブ要求は、SSIDを含まないプローブ要求である。APaの定常BSS135は、このプローブ要求を受信できる。
【0064】
次に、APaは、受信したプローブ要求に含まれるベンダ依存部に含まれる情報に基づいて、STA140がプロトコル拡張に適応可能なユーザ端末であると判断する。そして、APaは、受信したプローブ要求に含まれる端末識別子であるICCIDを取得する。APaは、取得したICCIDに関連付けられた一時BSS情報(SSID、パスフレーズ)を事業者サーバaに対して問い合わせる(ステップS506)。
【0065】
APaは、問い合わせに対する回答を受信する(ステップS501)。
【0066】
APaは、受信した回答に含まれる一時BSS情報によって、一時BSS136を構築し、構築した一時BSS136の動作を開始する(ステップS507)。
【0067】
続いて、STA140は、予め設定されている一時BSS情報によって、一時BSS136への帰属を要求する(ステップS508)。
【0068】
続いて、AP130は、STA140の一時BSSへの帰属を許可する(ステップS509)。尚、上述の帰属に関する動作はIEEE802.11規格における一般的な動作であるので詳述しない。
【0069】
続いて、AP130は、APaが定常的に提供している定常BSS135の定常BSS情報(SSID、パスフレーズ)をSTA140に送信する(ステップS510)。
【0070】
続いて、STA140は、定常BSS情報を受信すると、一時BSS136に対して切断通知(IEEE802.11規格におけるDeauthentication)を送信する(ステップS511)。
【0071】
続いて、APaは、一時BSS136に対する切断通知を受信すると、一時BSSを削除する(ステップS513)。
【0072】
ステップS513と並行して、STA140は、受信した定常BSS情報に基づいて、定常BSS情報を設定する(ステップS512)。
【0073】
続いて、STA140は、定常BSS情報によって、定常BSSへの帰属を要求する(ステップS514)。
【0074】
続いて、AP130は、STA140の定常BSSへの帰属を許可する(ステップS515)。尚、上述の帰属に関する動作はIEEE802.11規格における一般的な動作であるので詳述しない。
【0075】
以降、STA140は、定常BSS135により提供される公衆無線LANの定常サービスを利用可能である。
【0076】
STA140が移動した結果、STA140がAPbと通信可能な、APbによる通信圏内に入った場合について説明する。
【0077】
STA140がb社のサービスにも登録している場合には、上述した動作と同様な動作が行われ、STA140はAPbの定常BSSに帰属する。この際、STA140のユーザはSTA140において特に操作をしなくても、STA140はAPbの定常BSSに帰属可能である。通常、APaの定常BSSとAPbの定常BSSとはBSS情報が異なる。APのBSS情報が異なるにもかかわらず、ユーザが利用する公衆無線LANサービスにユーザ登録を行っておけば、登録した公衆無線LANサービスのAPがSTAの近くに存在するだけで、STAは自動的にAPに帰属する。
【0078】
一方、STA140がb社のサービスに登録されていない場合には、ステップS210(ステップS506に相当)にて事業者サーバbに問い合わせが行われた際に、事業者サーバbはDB110へ問い合わせの転送を行わない。そのため、b社のサービスに登録されていないSTA140は、登録されていないb社のAPbには帰属しない。
【0079】
以上説明したように、本実施形態の通信システム100では、STA140とDB110とのそれぞれは、端末識別子と端末識別子に関連付けられた一時サービス情報とを予め保持している。そして、AP130は、拡張サービス識別子と端末識別子とを含むプローブ要求を受信すると、STA140に一時サービスを一時的に提供する。そして、AP130は、一時サービスを利用して定常一時サービス情報をSTA140に送信する。そして、STA140は、定常一時サービス情報によって定常サービスを利用する。
【0080】
従って、本実施形態の通信システム100には、ユーザ端末が、1つのサービス情報を保持するだけで、異なるサービス情報に応じたアクセスポイントにおいて無線LANサービスを利用可能であるという効果がある。
(変形例)
本実施形態における変形例について説明する。本変形例では、上述の具体例において、1台のAPが複数の事業者サーバに問い合わせたり、複数の事業者サーバが連携して問合せを処理したりする。
【0081】
本変形例における構成について説明する。
【0082】
図6は、本発明の第1の実施形態における通信システムの変形例における構成を示すブロック図である。
【0083】
本変形例の通信システム100は、DB110と、事業者サーバ120(事業者サーバa)と、事業者サーバ121(事業者サーバb)と、事業者サーバ122(事業者サーバc)と、事業者サーバ123(事業者サーバd)と、AP130(APa)と、AP131(APb)と、AP132(APc)と、AP133(APd)と、STA140とを含む。
【0084】
ここで、APaは、a社のサービスとb社のサービスとの両方を提供できるAPである。即ち、APaは、第1の実施形態において前述したステップS210(
図1)における問い合わせを行う際に、まず、事業者サーバaに対して問い合わせを行い、一時BSS情報が得られればステップS214に処理を進め、一時BSS情報が得られなければ事業者サーバbに対して問い合わせを行う。APaは、事業者サーバbから一時BSS情報が得られればステップS214に処理を進め、事業者サーバbから一時BSS情報が得られなければステップS214の処理を行わない。つまり、本変形例における通信システム100の一部は、
図3に示された通信システム100の構成において、問い合わせの経路151が追加されたものと同等であると見なすことができる。
【0085】
事業者サーバcは、APcからの問い合わせを受信した際に、STA140がc社の公衆無線LANサービスに加入していない場合には、問い合わせを事業者サーバdに転送する。事業者サーバdは、APdからの問い合わせを受信した際に、STA140がd社の公衆無線LANサービスに加入していない場合には、問い合わせを事業者サーバcに転送する。つまり、本変形例における通信システム100の一部は、
図3に示された通信システム100の構成において、双方向の問い合わせの経路152が追加されたものと同等であると見なすことができる。
【0086】
本変形例における効果について説明する。
【0087】
通常、1つの公衆無線LANサービスにつき1つのBSSが構築される。そのため、a社とb社との両方のサービスを提供できるAPを構築するためには、事業者毎にBSSを構築する必要があった。
【0088】
しかしながら、本変形例では、ステップS210におけるAPaから事業者サーバへ問い合わせが、事業者サーバaと事業者サーバbとの両方に対して行われる。つまり、本変形例における通信システム100では、a社又はb社の公衆無線LANサービスに登録されたSTA140に対して、公衆無線LANサービスが提供される。従って、本実施形態の通信システム100には、APから問い合わせする先の事業者サーバを追加するだけで、新たにBSSを構築することなく複数のサービス事業者により共有されるAPを構築できるという効果がある。
【0089】
又、一般的に新たにBSSを構築することは、APにとってコスト(メモリやCPUの使用量等)が高い。しかしながら、本変形例では、問い合わせ先を追加するだけで、複数のサービス事業者により共有されるAPを構築できるので、コストが低い。従って、本実施形態の通信システム100には、複数のサービス事業者により共有されるAPを安価に構築できるという効果がある。
【0090】
c社とd社とが公衆無線LANサービスを統合する場合について説明する。但し、c社とd社は、既にそれぞれ独立にAPを設置済みであるものとする。通常、公衆無線LANサービスの統合に伴い、多数の、c社のAP又はd社のAP、或いはその両方において、BSSの設定を変更する必要がある。又、BSSの設定変更に伴い、STAにおける設定変更も必要である。
【0091】
一方、本変形例では、例えば、c社の公衆無線LANサービスにのみ登録されていたSTA140は、BSS情報の設定変更が行われなくても、APdを経由して公衆無線LANサービスを利用できる。従って、本実施形態の通信システム100には、複数のサービス事業者により共有されるAPを有する無線LANサービスにおいて、事業者の変更に容易に対処できるという効果がある。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態の基本である、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0092】
図7は、本発明の第2の実施形態における通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0093】
本実施形態の通信システム802は、ユーザ端末810に無線LANサービスを提供可能なアクセスポイント820と、そのアクセスポイント820と通信可能な情報提供サーバ840とを含む。
【0094】
ユーザ端末810は、ユーザ端末810を識別可能な端末識別子(端末識別子X)と、一時サービス情報(一時サービス情報Pt)とを予め保持する。ここで、端末識別子は、ユーザ端末810を識別可能な識別子である。又、一時サービス情報は、ユーザ端末810が利用可能な一時的な無線LANサービスに関するサービス情報である。ユーザ端末810は、通信制御部815を含む。
【0095】
通信制御部815には、あるアクセスポイントによる一時的な無線LANサービスの利用に用いる一時サービス情報が登録されている。
【0096】
通信制御部815は、拡張識別子と、端末識別子Xとを含む接続要求を送信する。ここで、拡張識別子は、ユーザ端末810が通信プロトコルのある仕様拡張に適応可能なことを表す情報である。
【0097】
アクセスポイント820は、ユーザ端末810からの接続要求を受信し、規定された接続先に問い合わせを行う。
図7では、アクセスポイント820の規定された接続先は、情報提供サーバ840である。アクセスポイント820は、通信制御部825を含む。
【0098】
通信制御部825は、接続要求を受信した際、受信した接続要求に含まれる拡張識別子によって、ユーザ端末810がある仕様拡張に適応するか否かを判断する。そして、通信制御部825は、ユーザ端末810がある仕様拡張に適応するユーザ端末であると判断した場合には、一時サービス情報の問い合わせを、規定された接続先にアクセスポイント820を含む情報提供サーバに対して行う。又、問い合わせは、ユーザ端末810の端末識別子を含む。
【0099】
規定された接続先を情報提供サーバ840とするアクセスポイント820の通信制御部825は、情報提供部845から特定の一時サービス情報を提供されると、提供された特定の一時サービス情報に応じた無線LANサービスを行う。
【0100】
情報提供サーバは、記憶部846と、情報提供部845とを含む。
【0101】
記憶部846は、一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末別に、一時サービス情報(一時サービス情報Ptを含む)と、そのユーザ端末を判別可能な端末識別子(端末識別子Xを含む)とが関連付けされた登録情報を記憶する。
【0102】
情報提供部845は、規定された接続先を自情報提供サーバとするアクセスポイントから受信した端末識別子を基に、記憶部846により記憶された登録情報を参照する。これにより、情報提供部845は、受信した端末識別子に相当する端末識別子が関連付けされている一時サービス情報を特定する。そして、情報提供部845は、特定した一時サービス情報を、規定された接続先を自情報提供サーバとするアクセスポイントに提供する。
【0103】
以上説明したように、本実施形態の通信システム802では、ユーザ端末810と情報提供サーバ840とのそれぞれは、端末識別子Xと端末識別子Xに関連付けられた一時サービス情報Ptとを予め保持している。そして、アクセスポイント820は、拡張サービス識別子と端末識別子Xとを含む接続要求を受信すると、ユーザ端末810に一時サービス情報Ptに応じた無線LANサービスを一時的に提供する。そして、ユーザ端末810は、一時サービス情報Ptによって一時サービス情報Ptに応じた無線LANサービスを利用する。
【0104】
従って、本実施形態の通信システム802には、ユーザ端末が、1つのサービス情報を保持するだけで、異なるサービス情報に応じたアクセスポイントにおいて無線LANサービスを利用可能であるという効果がある。
【0105】
尚、本実施形態の通信システム802では、一時サービス情報Ptがパスフレーズを含む場合には、ユーザ端末810により送信されたパスフレーズが正しいか否かが情報提供サーバ840により確認される。従って、本実施形態の通信システム802では、一時サービス情報Ptがパスフレーズを含む場合には、通信システム802におけるセキュリティが向上するという効果がある。
【0106】
又、本実施形態の通信システム802では、アクセスポイント820は、定常的な無線LANサービスを提供してもよい。アクセスポイント820が定常的な無線LANサービスを提供する場合には、アクセスポイント820には、アクセスポイント820による定常的な無線LANサービスの利用に用いる定常サービス情報が登録されている。そして、アクセスポイント820は、一時サービス情報に応じた無線LANサービスの提供後に、その無線LANサービスを利用して、その無線LANサービスに関する接続要求を送信したユーザ端末810に、定常サービス情報を送信する。その無線LANサービスに関する接続要求を送信したユーザ端末810は、定常サービス情報を受信し、その定常サービス情報に応じた定常サービスを利用する。つまり、通信システム802では、アクセスポイント820が一時サービス情報に応じた無線LANサービスを利用して定常サービス情報を送信する場合には、ユーザ端末810は定常サービスを利用可能である。従って、本実施形態の通信システム802では、アクセスポイントが一時サービス情報に応じた無線LANサービスを利用して定常サービス情報を送信する場合には、アクセスポイントは一時サービス情報に応じた無線LANサービスを短時間で終了可能であるという効果がある。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を基本とする、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0107】
図8は、本発明の第3の実施形態における通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0108】
本実施形態の通信システム803では、本発明の第2の実施形態における情報提供サーバ840が、アクセスポイント820と通信可能な事業者サーバ830と、事業者サーバ830と通信可能なバックエンドサーバ840とを含む。尚、ユーザ端末811は、ユーザ端末810と同じ構成を有する。
【0109】
事業者サーバ830は、一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末810、811のうちの一部(ここではユーザ端末810とする)について、端末識別子(端末識別子Xを含む)を有している。尚、ここでは、事業者サーバ830は、ユーザ端末811について、端末識別子(端末識別子Y)を有していないものとする。
【0110】
事業者サーバ830は、規定された接続先を事業者サーバ830とするアクセスポイント820から受信した端末識別子を有している場合に、その端末識別子を含む問い合わせを、規定された接続先を事業者サーバ830とするバックエンドサーバ840に中継する。ここで、問い合わせは、ユーザ端末が利用可能な一時的な無線LANサービスに関する一時サービス情報の問い合わせである。
【0111】
バックエンドサーバ840は、一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末別に、一時サービス情報と、そのユーザ端末を判別可能な端末識別子とが関連付けされた登録情報を予め有する。
【0112】
バックエンドサーバ840は、規定された接続先をバックエンドサーバ840とする事業者サーバ830から受信した端末識別子を基に登録情報を参照する。これにより、バックエンドサーバ840は、受信した端末識別子に相当する端末識別子が関連付けされている一時サービス情報を特定する。そして、バックエンドサーバ840は、特定した一時サービス情報を、規定された接続先をバックエンドサーバ840とする事業者サーバ830に提供する。
【0113】
以上説明したように、本実施形態の通信システム803では、事業者サーバ830は、端末識別子Xを予め保持している。そして、事業者サーバ830は、受信した問い合わせに含まれる端末識別子を保持している場合に、一時サービス情報をアクセスポイント820へ提供する。つまり、事業者サーバ830は、端末識別子Yを予め保持しているユーザ端末811には、無線LANサービスを提供しないという、ユーザ端末に対する認証機能を提供する。
【0114】
従って、本実施形態の通信システム803には、通信システム803におけるセキュリティが通信システム802よりも向上するという効果がある。
【0115】
尚、本実施形態の通信システム803は、複数の事業者サーバを含んでもよい。
【0116】
図9は、本発明の第3の実施形態における、複数の事業者サーバを含む通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0117】
アクセスポイント820は、ユーザ端末からの接続要求を受信し、規定された接続先である事業者サーバ830と事業者サーバ831とに問い合わせを行う。
【0118】
事業者サーバ831は、規定された問い合わせの経路851を経由してアクセスポイント820から受け取った問い合わせを、規定された問い合わせの経路852を経由してバックエンドサーバ840に中継する。事業者サーバ831は、事業者サーバ830と同じ構成を有する。
【0119】
事業者サーバ830は、端末識別子Xを予め保持しているが、端末識別子Yを保持していない。一方、事業者サーバ831は、端末識別子Yを予め保持しているが、端末識別子Xを保持していない。
【0120】
アクセスポイント820は、ユーザ端末810から受信した接続要求に対して、事業者サーバ830を経由して一時サービス情報Ptを取得する。アクセスポイント820は、ユーザ端末810から受信した接続要求に対して、事業者サーバ830を経由して一時サービス情報を取得できない。
【0121】
アクセスポイント820は、ユーザ端末811から受信した接続要求に対して、事業者サーバ830を経由して一時サービス情報を取得できない。アクセスポイント820は、ユーザ端末811から受信した接続要求に対して、事業者サーバ831を経由して一時サービス情報Ptを取得する。
【0122】
従って、本実施形態の通信システム803には、通信システム803が複数の事業者サーバを含む場合には、事業者サーバによるユーザ端末に対する認証機能を、ユーザ端末毎に複数の事業者サーバに分散できるという効果がある。本効果は、複数の事業者(事業者サーバ830と事業者サーバ831とのそれぞれを管轄する事業者)が、アクセスポイント820を共有しつつ、無線LANサービスを利用できるユーザ端末810、811を事業者毎に管理する場合に、特に有用である。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を基本とする、本発明の第4の実施形態について説明する。
【0123】
図10は、本発明の第4の実施形態における通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0124】
本実施形態の通信システム804では、本発明の第2の実施形態における情報提供サーバ840が、アクセスポイント820と通信可能な事業者サーバ832、831と、事業者サーバ832、831と通信可能なバックエンドサーバ840とを含む。尚、ユーザ端末811は、ユーザ端末810と同じ構成を有する。
【0125】
事業者サーバ832は、一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末810、811のうちの一部(ここではユーザ端末810とする)について、端末識別子(端末識別子Xを含む)を有している。尚、ここでは、事業者サーバ832は、ユーザ端末811について、端末識別子(端末識別子Y)を有していないものとする。
【0126】
事業者サーバ832は、規定された接続先を事業者サーバ832とするアクセスポイント820から受信した端末識別子を有している場合に、その端末識別子を含む問い合わせを、規定された接続先を自事業者サーバとするバックエンドサーバ840に中継する。ここで、問い合わせは、端末識別子を含む、ユーザ端末が利用可能な一時的な無線LANサービスに関する一時サービス情報の問い合わせである。
【0127】
事業者サーバ832は、規定された接続先を事業者サーバ832とするアクセスポイント820から受信した端末識別子を有していなければ、その端末識別子を含む問い合わせを、規定された接続先を事業者サーバ832とする事業者サーバ831に中継する。
【0128】
事業者サーバ831は、一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末のうちの一部(ここではユーザ端末811とする)について、端末識別子(端末識別子Yを含む)を予め有している。
【0129】
事業者サーバ831は、規定された接続先を事業者サーバ831とするアクセスポイントから受信した端末識別子を有している場合に、その端末識別子を含む問い合わせを、規定された接続先を事業者サーバ831とするバックエンドサーバ840に中継する。
【0130】
バックエンドサーバ840は、一時的な無線LANサービスを利用可能なユーザ端末別に、一時サービス情報と、そのユーザ端末を判別可能な端末識別子とが関連付けされた登録情報を予め有する。
【0131】
バックエンドサーバ840は、規定された接続先をバックエンドサーバ840とする、事業者サーバ832又は事業者サーバ831から受信した端末識別子を基に登録情報を参照する。これにより、バックエンドサーバ840は、受信した端末識別子に相当する端末識別子が関連付けされている一時サービス情報を特定する。そして、バックエンドサーバ840は、特定した一時サービス情報を、規定された接続先をバックエンドサーバ840とする、事業者サーバ832又は事業者サーバ831に提供する。
【0132】
以上説明したように、本実施形態の通信システム804では、事業者サーバ832は、端末識別子Xを予め保持しているが、端末識別子Yを保持していない。一方、事業者サーバ831は、端末識別子Yを予め保持しているが、端末識別子Xを保持していない。そして、事業者サーバ832は、ユーザ端末810から受信した接続要求に対して、バックエンドサーバ840から一時サービス情報Ptを取得する。一方、事業者サーバ831は、ユーザ端末811から受信した接続要求に対して、バックエンドサーバ840から一時サービス情報Ptを取得する。
【0133】
従って、本実施形態の通信システム804には、事業者サーバによるユーザ端末に対する認証機能を、ユーザ端末毎に複数の事業者サーバに分散できるという効果がある。
【0134】
図11は、本発明の各実施形態におけるアクセスポイント、ユーザ端末、情報提供サーバ、事業者サーバ、又はバックエンドサーバを実現可能なハードウェア構成の一例を示すブロック図である。以下では、アクセスポイントにおけるハードウェア構成を例に説明するが、ユーザ端末、情報提供サーバ、事業者サーバ、又はバックエンドサーバについても同様である。
【0135】
アクセスポイント907は、記憶装置902と、CPU(Central Processing Unit)903と、キーボード904と、モニタ905と、I/O(Input/Output)908とを備え、これらが内部バス906で接続されている。記憶装置902は、通信制御部825等のCPU903の動作プログラムを格納する。CPU903は、アクセスポイント907全体を制御し、記憶装置902に格納された動作プログラムを実行し、I/O908を介して通信制御部825等のプログラムの実行やデータの送受信を行なう。なお、上記のアクセスポイント907の内部構成は一例である。アクセスポイント907は、必要に応じて、キーボード904、モニタ905を接続する装置構成であってもよい。
【0136】
上述した本発明の各実施形態におけるアクセスポイント、ユーザ端末、情報提供サーバ、事業者サーバ、又はバックエンドサーバは、専用の装置によって実現してもよいが、I/O908が外部との通信を実行するハードウェアの動作以外は、コンピュータ(情報処理装置)によっても実現可能である。この場合、係るコンピュータは、記憶装置902に格納されたソフトウェア・プログラムをCPU903に読み出し、読み出したソフトウェア・プログラムをCPU903において実行する。上述した各実施形態の場合、係るソフトウェア・プログラムには、上述したところの、
図7に示したアクセスポイント820、ユーザ端末810、又は情報提供サーバ840等の各部の機能を実現可能な記述がなされていればよい。ただし、これらの各部には、適宜ハードウェアを含むことも想定される。そして、このような場合、係るソフトウェア・プログラム(コンピュータ・プログラム)は、本発明を構成すると捉えることができる。更に、係るソフトウェア・プログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体も、本発明を構成すると捉えることができる。
【0137】
以上、本発明を、上述した各実施形態及びその変形例によって例示的に説明した。しかしながら、本発明の技術的範囲は、上述した各実施形態及びその変形例に記載した範囲に限定されない。当業者には、係る実施形態に対して多様な変更又は改良を加えることが可能であることは明らかである。そのような場合、係る変更又は改良を加えた新たな実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得る。そしてこのことは、特許請求の範囲に記載した事項により明らかである。