特許第6446585号(P6446585)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 佐々木 郁夫の特許一覧

<>
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000002
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000003
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000004
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000005
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000006
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000007
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000008
  • 特許6446585-ストッパー、及び自動二輪車 図000009
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6446585
(24)【登録日】2018年12月7日
(45)【発行日】2018年12月26日
(54)【発明の名称】ストッパー、及び自動二輪車
(51)【国際特許分類】
   B62H 1/02 20060101AFI20181217BHJP
   B62H 3/00 20060101ALI20181217BHJP
【FI】
   B62H1/02 F
   B62H1/02 Z
   B62H3/00
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-111767(P2018-111767)
(22)【出願日】2018年6月12日
【審査請求日】2018年6月20日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518208369
【氏名又は名称】佐々木 郁夫
(74)【代理人】
【識別番号】100094248
【弁理士】
【氏名又は名称】楠本 高義
(74)【代理人】
【識別番号】100199831
【弁理士】
【氏名又は名称】中川 茂樹
(74)【代理人】
【識別番号】100121337
【弁理士】
【氏名又は名称】藤河 恒生
(74)【代理人】
【識別番号】100185454
【弁理士】
【氏名又は名称】三雲 悟志
(74)【代理人】
【識別番号】100203688
【弁理士】
【氏名又は名称】平松 拓郎
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 郁夫
【審査官】 米澤 篤
(56)【参考文献】
【文献】 韓国公開特許第10−2016−0091478(KR,A)
【文献】 特開昭60−76484(JP,A)
【文献】 特開2010−126152(JP,A)
【文献】 実開平1−83687(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2004/0262880(US,A1)
【文献】 特開2005−186917(JP,A)
【文献】 特開2006−213169(JP,A)
【文献】 特開2009−227228(JP,A)
【文献】 特開2001−106134(JP,A)
【文献】 実開昭55−147983(JP,U)
【文献】 実開昭63−147380(JP,U)
【文献】 特開2013−226923(JP,A)
【文献】 特開2009−202719(JP,A)
【文献】 特開2000−62661(JP,A)
【文献】 特開平9−175458(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62H 1/02 − 1/12
B62H 3/00 − 3/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動二輪車のスタンドの先端に固定されるベース部材と、
後端及び先端を有する棒状であり、該後端付近が、前記ベース部材に連結されるように構成された2本の連結接地バーと、
前記2本の連結接地バーを前記ベース部材に連結した状態を維持するロック手段と、を備え、
前記2本の連結接地バーは、前記後端付近で互いに連続し、該後端から前記先端へいくに従って互いに離隔し、
前記2本の連結接地バーが前記ベース部材に連結された時、該2本の連結接地バーの前記先端が前記自動二輪車のボディーの下方に位置する状態で、該2本の連結接地バーが地面に接地するように構成されたストッパー。
【請求項2】
前記2本の連結接地バーが前記ベース部材に連結された時、該2本の連結接地バーの前記先端が、前記自動二輪車の前輪の接地部と後輪の接地部とを結ぶ車体中心線に対して、該ベース部材と反対側に位置する状態で、該2本の連結接地バーが地面に接地するように構成された請求項1に記載するストッパー。
【請求項3】
後端及び先端を有する棒状であり、該後端付近において前記2本の連結接地バーの前記後端と連続する離隔接地バーを備え、
前記2本の連結接地バーが前記ベース部材に連結された時、該離隔接地バーの前記先端が、該ベース部材よりも、前記自動二輪車の前記ボディーから離隔する状態で、該離隔接地バーが地面に接地するように構成された請求項1又は2に記載するストッパー。
【請求項4】
前記請求項1〜3のいずれかに記載するストッパーと、
前記ストッパーの中で、前記ベース部材から離脱させた前記連結接地バーを着脱可能に保持する保持具と、
を含み、
走行中は前記保持具が前記連結接地バーを保持する状態で該連結接地バーを運搬するように構成された自動二輪車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、自動二輪車を安定して地上に立てるためのストッパー、及び、そのストッパーを備えた自動二輪車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、自動二輪車は、停車した時に、地上に立てるためのスタンドを備えている。図8に、スタンド100を備えた自動二輪車102を示す。スタンド100は、自動二輪車102のボディー104の下部に回動可能に連結されたスタンドバー106と、スタンドバー106の先端に固定された接地盤108と、から構成される。スタンド100は、走行する時は、自動二輪車102のボディー104の下に上げて地上から浮かせておく。スタンド100は、停車した時に、スタンドバー106を足でボディー104の外側へ蹴り出して降ろし、接地盤108を地面110に接地させ、スタンドバー106を蹴り出した側に自動二輪車102が傾斜した状態で、自動二輪車102を地面110の上に立てるサイドスタンドと呼ばれるものである。
【0003】
自動二輪車102を地面110の上に立てた時、自動二輪車102の全体の荷重は、接地盤108、前輪112と地面110との接地部114、及び、後輪116と地面110との接地部118の3点のみで支持する。このため、自動二輪車102の接地状態が不安定であり、地震によって転倒することが考えられる。また、図8(a)に示すように、強風や他人の悪戯等によって自動二輪車102に向かって(図8(a)においてY軸正方向)圧力Pが負荷された場合には、自動二輪車102は転倒してしまうことがあった。なお、特許文献1は、自動二輪車のスタンドに関する発明を開示するが、本願発明に関連するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2018−27771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明は、停車時の自動二輪車のスタンドによる接地状態が安定し、自動二輪車の転倒を防止できるストッパー、及び、そのストッパーを備えた自動二輪車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明のストッパーは、自動二輪車のスタンドの先端に固定されるベース部材と、
後端及び先端を有する棒状であり、該後端付近が、前記ベース部材に連結されるように構成された2本の連結接地バーと、
前記2本の連結接地バーを前記ベース部材に連結した状態を維持するロック手段と、を備え、
前記2本の連結接地バーは、前記後端付近で互いに連続し、該後端から前記先端へいくに従って互いに離隔し、
前記2本の連結接地バーが前記ベース部材に連結された時、該2本の連結接地バーの前記先端が前記自動二輪車のボディーの下方に位置する状態で、該2本の連結接地バーが地面に接地するように構成されたことを特徴とする。
【0007】
本願発明のストッパーは、前記ストッパーにおいて、前記2本の連結接地バーが前記ベース部材に連結された時、該2本の連結接地バーの前記先端が、前記自動二輪車の前輪の接地部と後輪の接地部とを結ぶ車体中心線に対して、該ベース部材と反対側に位置する状態で、該2本の連結接地バーが地面に接地するように構成されたことを特徴とする。
【0008】
本願発明のストッパーは、前記ストッパーにおいて、後端及び先端を有する棒状であり、該後端付近において前記2本の連結接地バーの前記後端と連続する離隔接地バーを備え、
前記2本の連結接地バーが前記ベース部材に連結された時、該離隔接地バーの前記先端が、該ベース部材よりも、前記自動二輪車の前記ボディーから離隔する状態で、該離隔接地バーが地面に接地するように構成されたことを特徴とする。
【0009】
本願発明の自動二輪車は、前記本願発明のストッパーと、前記ストッパーの中で、前記ベース部材から離脱させた前記連結接地バーを着脱可能に保持する保持具と、を含み、走行中は前記保持具が前記連結接地バーを保持する状態で該連結接地バーを運搬するように構成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本願発明のストッパーによれば、ベース部材に連結され地面に接地するように構成された2本の連結接地バーを備え、2本の連結接地バーがベース部材に連結された時、2本の連結接地バーの先端が自動二輪車のボディーの下方に位置する。このため、従来のスタンドが有する接地盤よりも、地面との接触面積を広めることができ、自動二輪車を安定して立てておくことができ、地震によって転倒することがない。
【0011】
2本の連結接地バーが、ベース部材に連結された時、2本の連結接地バーの先端が、自動二輪車の前輪の接地部と後輪の接地部とを結ぶ車体中心線に対して、ベース部材と反対側に位置するように構成された本願発明のストッパーによれば、強風等により、車体中心線と略垂直方向の圧力が、スタンドの位置する側から自動二輪車に負荷され、車体中心線まわりの負荷モーメントが自動二輪車に負荷されても、連結接地バーの先端付近において負荷モーメントに対する地面からの反力が生じ、負荷モーメント対する車体中心線まわりの対抗モーメントが生じる。負荷モーメントと対抗モーメントとが釣合うことにより、自動二輪車が負荷モーメントの方向に倒れることはない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本願発明に係るストッパーを示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は平面図である。
図2図1に示すストッパーを示す図であり、同図(a)はA−A線切断部断面端面図であり、同図(b)は分解した状態を示す平面図である。
図3図1に示すストッパーを使用した自動二輪車を示す平面図である。
図4図1に示すストッパーを保持して走行する自動二輪車を示す正面図である。
図5図1に示すストッパーを使用した自動二輪車を示す側面図である。
図6】同図(a)は図1に示すストッパーを使用した自動二輪車のスタンドを降ろした状態を示す側面図であり、同図(b)はベース部材にフレームを連結する状態を示す平面図である。
図7】本願発明のストッパーの他の実施形態を示すA−A線切断部断面端面図である。
図8】従来の自動二輪車を示す図であり、同図(a)は平面図であり、同図(b)は正面図であり、同図(c)はスタンドを示す拡大側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
次に、本願発明の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1図4において、符号10は本願発明のストッパーを示し、図3図5において、符号12は、本願発明の自動二輪車を示す。
【0014】
(ストッパー10の構成)
(ベース部材34)
ストッパー10は、図1及び図2に示すように、自動二輪車12(図3図5に示す)が有するスタンド30の先端の接地盤32に固定するベース部材34を備える。ベース部材34は、図2に示すように、挟持部材36と挟持部材38とから構成され、挟持部材36の内壁51と挟持部材38の内壁53とによって接地盤32を挟持する状態で、挟持部材38を螺子40によって挟持部材36に固定することにより、接地盤32に固定されるように構成されている。挟持部材36及び38は、内壁51及び53が、市販の自動二輪車12が有する接地盤32を挟持できる形状及び寸法に形成される。挟持部材36の上面の凹部42と挟持部材38の上面の凹部44とによって、スタンド30のスタンドバー46を通すための孔48が形成される。図2(a)に示すように、挟持部材36の外側面には係合溝50が設けられ、挟持部材38の外側面には係合溝52が設けられている。後述するフレーム14を係合するためである。挟持部材36の後端には、突起部54が設けられ、突起部54には、後述するU字ロック(ロック手段)56のU字バー58を嵌合するための嵌合孔60が設けられている。
【0015】
(フレーム14)
ストッパー10は、図1及び図2に示すように、略Y字形状のフレーム14と、1本のハンドル20とを備える。フレーム14は、2本の連結接地バー16と、1本の離隔接地バー18とから構成される。フレーム14の材質は、鉄鋼等の金属又は強化プラスチック等、特に限定されない。2本の連結接地バー16と、離隔接地バー18とは、離隔接地バー18の後端24付近において連続する。2本の連結接地バー16は、その後端22から、その先端26へいくに従って互いに離隔する。離隔接地バー18の先端28は、離隔接地バー18の後端24に対して、2本の連結接地バー16の先端26と逆方向に位置するように構成されている。連結接地バー16は、図2(a)に示すように、挟持部材36の係合溝50及び挟持部材38の係合溝52に係合するための係合凸部62が設けられ、略L字断面を有する。離隔接地バー18の後端24付近には、図2(b)に示すように、ベース部材34の突起部54に嵌合する嵌合凹部74が設けられている。また、嵌合凹部74のX軸方向(後述するU字ロック56のU字バー58を嵌合する方向)両側には、突起部76が設けられ、突起部76には、後述するU字ロック56のU字バー58を嵌合するための嵌合孔78が設けられている。ハンドル20は、離隔接地バー18の後端24付近において、離隔接地バー18と連続する。
【0016】
2本の連結接地バー16は、図5に示すように、ベース部材34に連結された時、先端26が自動二輪車12のボディー64の下方に位置するように構成されている。また、2本の連結接地バー16は、図3及び図5に示すように、ベース部材34に連結された時、先端26が、自動二輪車12の前輪65の接地部66と後輪68の接地部70とを結ぶ車体中心線Cに対して、ベース部材34と反対側に位置するように構成されている。この構成による作用及び効果は、後述する。離隔接地バー18は、図3及び図5に示すように、2本の連結接地バー16がベース部材34に連結された時、先端28が、ベース部材34よりも、自動二輪車12のボディー64から離隔するように構成されている。
【0017】
(U字ロック(ロック手段)56)
U字ロック56は、図1及び図2に示すように、U字バー58と、U字バー58を挿入する施錠具80と、U字バー58を施錠具80に挿入した状態に施錠するキー90とから構成される。U字ロック56は、市販のものが使用される。U字ロック56は、U字バー58をベース部材34の嵌合孔60及び連結接地バー16の嵌合孔78に隙間なく嵌合できるものが選択される。理由は作用の説明で後述する。
【0018】
(自動二輪車12)
本願発明の自動二輪車12は、図4に示すように、保持具35が、シート台82の下面に基台84を介して、雄螺子86によって固定されている。保持具35の構成は、ベース部材34と同じである。保持具35は、フレーム14を連結した時に、ハンドル20がシート台82と干渉しないように、ハンドル20が下になる向きでシート台82の下面に固定されている。自動二輪車12の走行中に、スタンド30に固定したベース部材34から離脱させたフレーム14を運搬するように構成されている。
【0019】
(本願発明の作用及び効果)
本願発明を使用するための最初の作業として、ベース部材34が自動二輪車12のスタンド30の接地盤32に固定される。図1(b)及び図2(a)に示すように、挟持部材36と挟持部材38とによって接地盤32を挟持する状態で、挟持部材38を螺子40により挟持部材36に固定することにより、ベース部材34が接地盤32に固定される。ベース部材34は、自動二輪車12の停車中及び走行中を通じて、スタンド30に固定された状態で維持される。
【0020】
自動二輪車12を駐車しようとする時に、図6(a)に示すように、ベース部材34が固定されているスタンド30が地面88の上に降ろされる。ベース部材34が地面88の上に接地する。シート台82の下面の保持具35からフレーム14が離脱させられる。手でフレーム14のハンドル20が保持され、図6(b)に示すように、フレーム14がベース部材34に向かって(Y軸方向に)移動させられ、フレーム14の2本の連結接地バー16がベース部材34の係合溝50及び52に係合される。フレーム14が地面88を擦ることのないようにして、フレーム14を係合溝50及び52に係合しやすいように、金属片を準備しておき、ベース部材34を金属片によって浮かせてもよい。ベース部材34の突起部54にフレーム14の嵌合凹部74が嵌合される。ベース部材34の突起部54とフレーム14の突起部76とが合わされる。次に、U字ロック56のU字バー58が、突起部54の嵌合孔60及び突起部76の嵌合孔78に隙間なく嵌合される。構成の説明で上述したように、U字ロック56は、U字バー58を嵌合孔60及び嵌合孔78に隙間なく嵌合できるものが選択されている。その後、U字バー58が施錠具80に挿入され、キー90により、施錠具80にU字バー58が挿入された状態に施錠される。U字バー58が嵌合孔60及び嵌合孔78に隙間なく嵌合された状態が維持されるため、フレーム14がベース部材34に対してY軸方向に移動することはなく、フレーム14がベース部材34の係合溝50及び52から離脱することはない。また、フレーム14が盗難されることがない。なお、フレーム14のベース部材34への係合については、ライダーが自動二輪車12に跨った状態で、ベース部材34を浮かせ、地面88の上に置いたフレーム14を足でベース部材34に係合してもよい。
【0021】
フレーム14がベース部材34に連結されていることにより、2本の連結接地バー16及び1本の離隔接地バー18が地面88に接地するため、接地盤32が地面88に接地するよりも、スタンド30を支持するために接地する面積が広くなる。このため、自動二輪車12を安定して地面88の上に立てることができる。また、図3及び図5に示すように、ストッパー10は、連結接地バー16の先端26が、自動二輪車12の前輪65の接地部66と後輪68の接地部70とを結ぶ車体中心線Cに対して、ベース部材34と反対側に位置するように構成されている。このため、図5に示すように、強風や他人の悪戯等により、車体中心線Cと略垂直方向の圧力Pが、自動二輪車12にスタンド30の位置する側から負荷され、車体中心線Cまわりの負荷モーメントM1が自動二輪車12に負荷されても、連結接地バー16の先端26付近において負荷モーメントM1に対する地面88からの反力Rが生じ、負荷モーメントM1に対する車体中心線Cまわりの対抗モーメントM2が生じる。負荷モーメントM1と対抗モーメントM2とが釣合うことにより、自動二輪車12が負荷モーメントM1の方向に回転して転倒することはない。なお。仮に、連結接地バー16の先端26が、自動二輪車12の前輪65の接地部66と後輪68の接地部70とを結ぶ車体中心線Cに対して、ベース部材34側に位置する場合には、負荷モーメントM1により、連結接地バー16は地面88から浮き上がり、自動二輪車12は車体中心線Cのまわりに回転し転倒する。
【0022】
自動二輪車12による走行を開始する時は、U字ロック56の施錠がキー90によって解除され、U字バー58がベース部材34の嵌合孔60及びフレーム14の嵌合孔78から離脱させられ、フレーム14がベース部材34から離脱させられる。なお、U字ロック56を解除した後、ライダーが自動二輪車12に跨って、足でフレーム14をベース部材34から離脱させてもよい。ベース部材34から離脱させられたフレーム14は、図4に示すように、シート台82の下面に固定されている保持具35に連結される。この保持具35へのフレーム14の連結方法は、スタンド30に固定されたベース部材34への連結方法と同様であるため、説明を省略する。自動二輪車12の走行中は、フレーム14が保持具35に連結された状態で運搬される。
【0023】
以上、本願発明の一実施形態について説明したが、本願発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、本願発明のストッパー10を構成するベース部材34において、図7に示すように、挟持部材36及び38が、接地盤32に当接する弾性部材92を各々備えてもよい。弾性部材92を備えることにより、接地盤32の寸法が多少変化しても、弾性部材92が弾性変形しながら接地盤32を挟持できるため、ベース部材34が接地盤32を挟持して固定することができ、ベース部材34の汎用性を高めることができる。
【0024】
以上、本願発明の一実施形態について図面に基づいて説明したが、本願発明は図示した実施形態に限定されない。例えば、フレーム14において、離隔接地バー18を備えないで、連結接地バー16のみを備えてもよい。連結接地バー16のみによっても、スタンド30と地面88との接地面積を広げることができる。
【符号の説明】
【0025】
10:ストッパー
12:自動二輪車
14:フレーム
16:連結接地バー
18:離隔接地バー
20:ハンドル
26:先端
28:先端
30:スタンド
32:接地盤
34:ベース部材
34:接地盤
36,38:挟持部材
46:スタンドバー
56:U字ロック(ロック手段)
64:ボディー
65:前輪
66:接地部
68:後輪
70:接地部
C:車体中心線
M1:負荷モーメント
M2:対抗モーメント
P:圧力
R:反力
【要約】      (修正有)
【課題】停車時の自動二輪車のスタンドによる接地状態が安定し、自動二輪車の転倒を防止できるストッパー、及び、そのストッパーを備えた自動二輪車を提供する。
【解決手段】ストッパー10を、ベース部材34とフレーム14とハンドル20とから構成する。ベース部材34を、挟持部材36と挟持部材38とから構成し、挟持部材36の内壁と挟持部材38の内壁とによって接地盤32を挟持する状態で、接地盤32に固定する。フレーム14を、2本の連結接地バー16と、1本の離隔接地バー18とから構成し、2本の連結接地バー16を、ベース部材34に連結した時、先端26が自動二輪車のボディーの下方に位置するように構成する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8