(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6449098
(24)【登録日】2018年12月14日
(45)【発行日】2019年1月9日
(54)【発明の名称】丸棒鋼の端面研削装置
(51)【国際特許分類】
B24B 9/00 20060101AFI20181220BHJP
B24B 7/16 20060101ALI20181220BHJP
【FI】
B24B9/00 601E
B24B7/16 F
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-105387(P2015-105387)
(22)【出願日】2015年5月25日
(65)【公開番号】特開2016-215347(P2016-215347A)
(43)【公開日】2016年12月22日
【審査請求日】2018年3月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】391029624
【氏名又は名称】滝川工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000280
【氏名又は名称】特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大西 正人
(72)【発明者】
【氏名】吉井 将博
(72)【発明者】
【氏名】野村 一雄
【審査官】
亀田 貴志
(56)【参考文献】
【文献】
特開平1−171748(JP,A)
【文献】
特開2013−166213(JP,A)
【文献】
米国特許第6122947(US,A)
【文献】
実開昭54−173385(JP,U)
【文献】
特公昭51−38988(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B24B 9/00
B24B 7/16
B24B 41/06
B23B 13/00 − 13/12
B65G 13/00 − 13/12
B65G 39/00 − 39/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
丸棒鋼を、その長さ方向に直交する方向に搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送される前記丸棒鋼の長さ方向一方側に配置された砥石を有する研削装置と、前記搬送装置によって搬送される前記丸棒鋼の長さ方向に沿って並べて配置され、当該丸棒鋼を下方から支持する複数の下側ローラと、前記下側ローラに支持された前記丸棒鋼の上方に配置され、前記下側ローラ上の前記丸棒鋼を上から押さえる上側ローラとを備えており、
前記下側ローラは、前記丸棒鋼を自転させながら当該丸棒鋼の端面を前記砥石へ押し付けるように、前記長さ方向に対して傾斜した軸心回りに回転駆動され、
前記上側ローラは、前記長さ方向に対して前記下側ローラの回転軸心とは反対側に傾斜した軸心回りに自由回転自在に設けられている、丸棒鋼の端面研削装置。
【請求項2】
前記上側ローラを上下動可能に支持する支持機構を備えている、請求項1に記載の丸棒鋼の端面研削装置。
【請求項3】
前記支持機構は、水平な支軸回りに揺動可能でありかつ前記上側ローラを回転自在に支持する揺動部材を備えている、請求項2に記載の丸棒鋼の端面研削装置。
【請求項4】
前記支持機構は、前記上側ローラが前記丸棒鋼を押さえる力を調整する調整部を備えている、請求項2又は3に記載の丸棒鋼の端面研削装置。
【請求項5】
前記上側ローラの少なくとも外周部が合成樹脂製である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の丸棒鋼の端面研削装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、丸棒鋼の端面研削装置に関する。
【背景技術】
【0002】
丸棒鋼は、熱間圧延により成形された後、コールドシャー又はホットソーにより所定の長さに切断され、その後、複数本を1つの束に結束した状態で製品として出荷される。切断後の丸棒鋼の端面には凹凸等が生じるため、結束前に研削等の仕上げ加工が必要な場合がある。このような仕上げ加工を行う装置として、特許文献1に記載された端面研削装置がある。
【0003】
この端面研削装置は、丸棒鋼をその長さ方向に直交する方向に搬送するドックチェーンと、搬送される丸棒鋼を上方から押さえるピンチローラと、丸棒鋼を下方から支持する複数個のアライニングローラと、丸棒鋼の長さ方向一方側に配置された砥石とを備えている。複数個のアライニングローラは、丸棒鋼の長手方向に並べて配置され、丸棒鋼の搬送方向に沿った軸心回りに回転駆動される。このアライニングローラの駆動によって、丸棒鋼には、端面を砥石に押し付ける力が付与される。一方、ピンチローラは、丸棒鋼の搬送方向に対して45度の角度で傾斜した軸心回りに回転駆動される。このピンチローラの駆動によって、丸棒鋼には、端面を砥石に押し付ける力と、丸棒鋼を自転させる力とが付与される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−277893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の端面研削装置において、丸棒鋼は、ドックチェーンで搬送されることに伴う自転と、ピンチローラの駆動力による自転とを行うが、丸棒鋼が太くなると自転による回転数を十分に得ることができず、砥石の幅内で十分に端面を研削することが困難な場合がある。そのため、従来は、研削可能な丸棒鋼の太さを制限したり、太い丸棒鋼に対応するために砥石の幅を拡大することが行われていた。また、丸棒鋼の端面が粗い場合も回転不足となる可能性が高い。さらに、ピンチローラは砥石の近傍に1つだけ設けられるため、ピンチローラによる駆動力で丸棒鋼全体を自転させることは困難である。
【0006】
また、ピンチローラとアライニングローラとの双方が回転駆動されるため、両者の回転のずれ等に起因して丸棒鋼と各ローラとの間に滑りが生じ、丸棒鋼の表面に傷が生じ易くなり、製品の品質が低下するおそれがある。
【0007】
本発明は、以上のような実情に鑑み、丸棒鋼の端面を効率よく確実に研削し、丸棒鋼の傷の発生を抑制することができる丸棒鋼の端面研削装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の丸棒鋼の端面研削装置は、丸棒鋼を、その長さ方向に直交する方向に搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送される前記丸棒鋼の長さ方向一方側に配置された砥石を有する研削装置と、前記搬送装置によって搬送される前記丸棒鋼の長さ方向に沿って並べて配置され、当該丸棒鋼を下方から支持する複数の下側ローラと、前記下側ローラに支持された前記丸棒鋼の上方に配置され、前記下側ローラ上の前記丸棒鋼を上から押さえる上側ローラとを備えており、
前記下側ローラは、前記丸棒鋼を自転させながら当該丸棒鋼の端面を前記砥石へ押し付けるように、前記長さ方向に対して傾斜した軸心回りに回転駆動され、
前記上側ローラは、前記長さ方向に対して前記下側ローラの回転軸心とは反対側に傾斜した軸心回りに自由回転自在に設けられている。
【0009】
なお、「自由回転」とは、モータ等から駆動力を得ることなく、上側ローラの外周面に接するものに追従して自由に回転することをいう。
上記構成の端面研削装置は、複数の下側ローラによって丸棒鋼を自転させているので、丸棒鋼の長さ方向の広い範囲に、丸棒鋼を自転させるための駆動力を付与することができ、回転(自転)不足となることなく確実に丸棒鋼を回転させることができる。したがって、丸棒鋼の端面を効率よく確実に研削することができ、研削装置の砥石の幅を拡大しなくても太い丸棒鋼や端面の粗い丸棒鋼の研削が可能となる。
【0010】
上側ローラは丸棒鋼を上から押さえるため、研削中に丸棒鋼が上下に振れるのを防止することができる。また、上側ローラは、自由回転自在であるので、従来のように下側ローラと上側ローラとの双方の駆動力が丸棒鋼に付与されることがなく、両ローラの回転速度のずれ等に起因して丸棒鋼に傷が発生するのを防止することができる。また、上側ローラは、丸棒鋼の自転に追従して回転することができるので、丸棒鋼の自転に対する抵抗を低減することができる。
【0011】
前記端面研削装置は、前記上側ローラを上下動可能に支持する支持機構を備えていることが好ましい。
このような構成によって、丸棒鋼の太さ(外径)や丸棒鋼の反りや曲がり等に応じて上側ローラの高さを調整することができる。
【0012】
前記支持機構は、水平な支軸回りに揺動可能でありかつ前記上側ローラを自由回転自在に支持する揺動部材を備えていてもよい。
この場合、揺動部材を支軸回りに揺動させることで、上側ローラの高さを容易に調整することができる。
【0013】
前記支持機構は、前記上側ローラが前記丸棒鋼を押さえる力を調整する調整部を備えていてもよい。
このような構成によって、丸棒鋼の自転に対する抵抗を調整することができる。
【0014】
前記上側ローラの少なくとも外周部は、合成樹脂製であってもよい。
このような構成によって、上側ローラとの接触による丸棒鋼の傷の発生を抑制することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、効率よく丸棒鋼を研削できるとともに、丸棒鋼の傷の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の実施形態に係る丸棒鋼の端面研削装置の概略的な平面図である。
【
図2】端面研削装置の要部の概略的な正面図である。
【
図3】端面研削装置の要部の概略的な側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、丸棒鋼の端面研削装置の概略的な平面図、
図2は、端面研削装置の要部の概略的な正面図、
図3は、端面研削装置の要部の概略的な側面図である。
本実施形態の端面研削装置10は、例えば製鉄所や圧延検査工場等において、丸棒鋼の冷間検査を行う工程で端面形状の改善を行うために用いられる。
【0018】
端面研削装置10は、丸棒鋼Aを搬送する搬送装置11と、丸棒鋼Aの搬送中に丸棒鋼Aの端面を研削する研削装置12と、研削装置12によって丸棒鋼Aを研削する際に、丸棒鋼Aを下方から支持する複数の下側ローラ13と、同じく丸棒鋼Aを上方から押さえる上側ローラ14とを備えている。なお、丸棒鋼Aは、外径が20mm〜150mm程度の断面円形状の長尺材であり、熱間圧延等によって成形された中間素材をコールドシャー又はホットソーにより所定の長さで切断したものである。また、
図1に示す例では、搬送装置11上に1本の丸棒鋼Aしか示されていないが、実際には多数本の丸棒鋼Aが載置される。
【0019】
搬送装置11は、複数の丸棒鋼Aをその長さ方向Xに直交する方向Yに搬送する。具体的に、搬送装置11は、丸棒鋼Aの搬送方向Yに沿って回走する複数の搬送チェーン21を丸棒鋼Aの長さ方向Xに並べて備えている。搬送チェーン21には、一定間隔で複数の搬送爪22が設けられており、この搬送爪22を丸棒鋼Aに係合させた状態で搬送チェーン21を回送させることによって丸棒鋼Aを搬送することができる。
【0020】
研削装置12は、丸棒鋼Aの長さ方向Xの外側方に配置されている。研削装置12は、丸棒鋼Aの搬送方向Yに沿った軸心回りに回転する円筒状の砥石24と、電動モータ等の駆動部25と、駆動部25の動力を砥石24に伝達する動力伝達機構26とを備えている。そして、研削装置12は、駆動部25の動力を動力伝達機構26を介して砥石24に伝達することによって砥石24を軸心回りに回転し、砥石24の外周面に押し付けられた丸棒鋼Aの端面を研削する。動力伝達機構26には、無端状チェーン及びスプロケットを有するチェーン伝動機構や、無端状ベルト及びプーリを有するベルト伝動機構等を用いることができる。
【0021】
複数の下側ローラ13は、円筒形状に形成され、搬送装置11によって搬送される丸棒鋼Aの長さ方向Xに沿って並べて配置されている。各下側ローラ13は、電動モータ等の駆動部(図示省略)によって回転駆動される。下側ローラ13の軸心13aは、水平であり、かつ丸棒鋼Aの長さ方向Xに対して傾斜して配置されている。本実施形態では、搬送方向Yの先方側の下側ローラ13の端部が、研削装置12側に位置するように下側ローラ13の軸心13aが傾斜している。また、丸棒鋼Aの長さ方向Xに対する下側ローラ13の軸心13aの傾斜角度は、約45度とされている。下側ローラ13は、搬送方向Yにおける砥石24の幅にわたる範囲で設けられている。したがって、砥石24によって丸棒鋼Aが研削されている間、丸棒鋼Aは下側ローラ13上に位置している。
【0022】
下側ローラ13が回転駆動されると、下側ローラ13上の丸棒鋼Aには、
図2に矢印aで示すように、砥石24に向かう方向への力が付与され、丸棒鋼Aの端面が砥石24に押し付けられる。これにより、丸棒鋼Aの端面を確実に研削することができる。また、下側ローラ13は、丸棒鋼Aの長さ方向Xに沿って複数設けられているので、複数の下側ローラ13によって丸棒鋼Aの略全体に対して砥石24に向かう方向の力を付与することができる。
【0023】
また、下側ローラ13が回転駆動されると、下側ローラ13上の丸棒鋼Aは、自身の軸心回りに回転(自転)する。したがって、丸棒鋼Aは自転しながら端面が砥石24によって研削される。また、下側ローラ13は、丸棒鋼Aの長さ方向Xに沿って複数設けられているので、丸棒鋼Aの略全体に自転させるための力を付与することができる。そのため、丸棒鋼Aが太い場合であっても回転(自転)不足になることはほとんどなく、砥石24の幅内で丸棒鋼Aの端面を効率よく確実に研削を行うことができる。したがって、研削の処理能力を高めることができ、砥石24の幅を大きくしなくても研削可能な丸棒鋼Aの外径の制限を小さくすることができる。また、丸棒鋼Aをコールドシャーによって切断する場合、端面の凹凸が大きくなるが、下側ローラ13によって丸棒鋼Aの回転不足が解消されるため、好適に端面を研削することができる。
【0024】
なお、下側ローラ13を回転駆動するための駆動部は、変速機構やインバータ等によって下側ローラ13の回転速度を調整する調整部を備えていてもよい。この場合、丸棒鋼Aの太さや端面の凹凸度合等に応じて下側ローラ13の回転速度を調整することで、丸棒鋼Aの端面をより確実に研削することができる。
【0025】
上側ローラ14は、最も砥石24側に配置された下側ローラ13の上方に配置されている。上側ローラ14は円筒形状に形成されており、その軸心14aが、略水平であり、かつ丸棒鋼Aの長さ方向Xに対して傾斜して配置されている。具体的に、上側ローラ14は、丸棒鋼Aの長さ方向Xに対して下側ローラ13とは反対側に傾斜している。丸棒鋼Aの長さ方向Xに対する上側ローラ14の傾斜角度は約45度とされている。したがって、下側ローラ13と上側ローラ14とは略直交した関係にある。また、上側ローラ14は、少なくとも外周部が合成樹脂材により形成されている。
【0026】
上側ローラ14は、支持機構31によって上下動可能に支持されている。
図4は、支持機構31を示す側面図である。
図1及び
図4に示すように、支持機構31は、端面研削装置10の装置フレーム10a等に固定された基台32と、この基台32に水平な支軸33回りに揺動可能に支持された揺動アーム(揺動部材)34とを備えている。揺動アーム34は、長手方向の中途部が支軸33を介して揺動可能に基台32に支持され、長手方向の一端部に上側ローラ14を回転自在に支持している。したがって、支軸33を中心として揺動アーム34を上下に揺動させることで、上側ローラ14の高さを調整することができる。
【0027】
上側ローラ14は、下側ローラ13上の丸棒鋼Aを自重によって上から押さえている。これにより、上側ローラ14は、砥石24により研削されている丸棒鋼Aの上下方向の振れを抑制し、丸棒鋼Aの姿勢を安定させることができる。そのため、丸棒鋼Aの端面を均一に研削することができ、品質のばらつきを抑制することができる。
【0028】
また、上側ローラ14は、モータ等から駆動力が付与されず、自転している丸棒鋼Aに接触することによって丸棒鋼Aに追従して回転(自由回転)する。そのため、丸棒鋼Aの自転に対する抵抗を可及的に低減することができる。
【0029】
本実施形態では、丸棒鋼Aは、砥石24への押し付け力や自転のための回転力が下側ローラ13から付与されるが、上側ローラ14からは付与されないので、従来(特許文献1参照)のように下側ローラ(アライメントローラ)及び上側ローラ(ピンチローラ)の双方から回転力が付与される場合に比べて、丸棒鋼Aと下側ローラ13及び上側ローラ14との間の滑りが少なくなり、丸棒鋼Aの傷の発生を抑制することができる。また、上側ローラ14は、少なくとも外周部が合成樹脂材により形成されているので、上側ローラ14との接触に起因する丸棒鋼Aの傷の発生を抑制することができる。さらに、本実施形態の端面研削装置10は、上側ローラ14を回転駆動させるための装置が不要であるので、製造コストを低減することができる。
【0030】
上側ローラ14は、丸棒鋼Aの長さ方向Xに対して傾斜して配置されているので、上側ローラ14が回転すると、丸棒鋼Aには、砥石24へ向かう方向への力が付与され、丸棒鋼Aの端面が砥石24から離反するのを抑制することができる。
また、上側ローラ14は、支持機構31によって上下動自在に支持されているので、丸棒鋼Aの太さや、丸棒鋼Aの反りや曲がりに応じて上側ローラ14の高さを調整することができる。上側ローラ14は、支持機構31の揺動アーム34の上下揺動によって高さが調整されるため、高さ調整のための機構が極めて簡単となり、構造の簡素化を図ることができる。
【0031】
支持機構31は、上側ローラ14が丸棒鋼Aを押さえる力を調整する調製部を備えていてもよい。この調整部は、
図4に示すように、揺動アーム34の他端に装着されるウエイトWによって構成することができる。このウエイトWの重量を調整することで、上側ローラ14が丸棒鋼Aを押さえる力を調整することができる。そのため、例えば、丸棒鋼Aを押さえる力を弱めることによって自転に対する抵抗を小さくし、丸棒鋼Aの自転速度を高めることができる。
【0032】
以上に開示した実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。つまり、本発明の端面研削装置は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。
上記実施形態の端面研削装置は、丸棒鋼の製造ラインに単独で設置されていてもよいし、他の装置と併設されていてもよい。例えば、上記実施形態の端面研削装置は、丸棒鋼の端縁を面取する面取装置と併設されていてもよく、この場合、両装置の間で搬送装置11を共用することができる。
【符号の説明】
【0033】
10 :端面研削装置
11 :搬送装置
12 :研削装置
13 :下側ローラ
13a:軸心
14 :上側ローラ
14a:軸心
24 :砥石
31 :支持機構
33 :支軸
34 :揺動アーム(揺動部材)
A :丸棒鋼
W :ウエイト(調整部)
X :丸棒鋼の長さ方向
Y :丸棒鋼の搬送方向