(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6454341
(24)【登録日】2018年12月21日
(45)【発行日】2019年1月16日
(54)【発明の名称】ラベル貼付機
(51)【国際特許分類】
B65C 9/26 20060101AFI20190107BHJP
B65C 9/46 20060101ALI20190107BHJP
B65B 59/02 20060101ALI20190107BHJP
【FI】
B65C9/26
B65C9/46
B65B59/02
【請求項の数】6
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-531682(P2016-531682)
(86)(22)【出願日】2014年11月13日
(65)【公表番号】特表2016-537274(P2016-537274A)
(43)【公表日】2016年12月1日
(86)【国際出願番号】ES2014070839
(87)【国際公開番号】WO2015071519
(87)【国際公開日】20150521
【審査請求日】2017年8月30日
(31)【優先権主張番号】P201331664
(32)【優先日】2013年11月15日
(33)【優先権主張国】ES
(73)【特許権者】
【識別番号】516141026
【氏名又は名称】アルベニス エティケタヘ インドゥストリアル,エセ.エレ.
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】アルベニス ガルシア−ファルセス,エドゥアルド
(72)【発明者】
【氏名】ロレンテ ローダ,ホス
【審査官】
佐藤 正宗
(56)【参考文献】
【文献】
特開平10−101044(JP,A)
【文献】
実開昭62−130009(JP,U)
【文献】
特開平01−099943(JP,A)
【文献】
特開2005−132565(JP,A)
【文献】
特開2010−023862(JP,A)
【文献】
米国特許第05824183(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65C 9/26
B65B 59/02
B65C 9/46
B65B 9/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷された及び/または事前に印刷されたラベルを分配するための一連のラベルディスペンサー(2)と、
上記ラベルディスペンサー(2)から離れて設けられているラベル貼付装置(3)と、
様々な上記ラベルディスペンサー(2)から上記ラベル貼付装置(3)へラベルを搬送するための搬送手段とを備えるラベル貼付機であって、
上記搬送手段は、各位置で上記ラベルディスペンサー(2)によって印刷されたラベルを受け取るための第1の搬送モジュール(4)と、上記ラベル貼付装置(3)へのラベルの供給を担う第2の固定の搬送モジュール(5)とを備え、
上記第1の搬送モジュール(4)から上記第2の固定の搬送モジュール(5)へラベルを搬送するために、上記第1の搬送モジュール(4)を上記第2の固定の搬送モジュール(5)の対面に位置させることが可能なラベル貼付機であって、
上記ラベルディスペンサー(2)が異なる高さに位置して、縦列配置され、上記第1の搬送モジュール(4)は上記ラベルディスペンサー(2)によって占められている位置に対応する位置の間を垂直に移動できることを特徴とするラベル貼付機。
【請求項2】
上記第1の搬送モジュール(4)は、誘導装置または垂直駆動部に取り付けられ、上記第1の搬送モジュール(4)を、上記ラベルディスペンサー(2)に対面する位置及び上記第2の固定の搬送モジュール(5)に対面する位置の各位置間で移動させることが可能な引張手段を有することを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付機。
【請求項3】
ラベル貼付装置(3)は、上記第2の固定の搬送モジュール(5)における、該ラベル貼付装置(3)へのラベルの供給を行う側の端部において、上記第2の固定の搬送モジュール(5)に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付機。
【請求項4】
上記第2の固定の搬送モジュール(5)及び上記ラベル貼付装置(3)の高さは、上記第1の搬送モジュール(4)より高く、上記第1の搬送モジュール(4)を、上記第1の搬送モジュール(4)の種々の高さにおいて、上記第2の固定の搬送モジュール(5)の対面に設置することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付機。
【請求項5】
上記第1の搬送モジュール(4)及び上記第2の固定の搬送モジュール(5)は、互いに近接して平行に位置し、縦方向に移動でき、平らな搬送表面を規定する連続的なコードまたはベルト(12)により形成され、上記平らな搬送表面に対してラベル(14)を押し当てることを担う真空システムが上記平らな搬送表面内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付機。
【請求項6】
上記第2の固定の搬送モジュール(5)は、垂直傾斜軸(9)によって固定支柱に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、タイヤ及び車の部品製造、製薬研究所などの種々の産業及び商業部門における、産業用ラベル貼付分野に属し、製品にラベルを貼り付けるために利用され得る、ラベルの貼り付け、またはラベルを印刷して貼り付けるための機械に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、各製品の高さに応じ、1つの製品から次の製品へとラベルを貼り付ける高さを組み合わせることによって、生産ラインに沿って移動している様々な製品にリアルタイムにラベルを貼り付ける、またはラベルを印刷して貼り付けることができる様々な装置が存在している。
【0003】
これらのラベル貼付工程において、ラベルが貼り付けられる前に各製品を識別する必要がある。しかし、一部の生産ラインでは、(特定の高さでラベルを印刷して貼り付けるために)従来の機械を使用したラベル貼付サイクルの実施には時間がかかりすぎて、クライアントの生産能力を低下させることがあり得る。
【0004】
これらのシステムの他の欠点は、ラベルを再配置させなければならない度に機械を停止させる必要があり、それによって生産量が大幅に低下することである。
【0005】
最後に、ラベルを貼り付ける、またはラベルを印刷して貼り付けるために使用される従来の機械は、一度に一種類のラベルフォーマットでしか稼働できないことに留意すべきである。
【0006】
文献DE102012002250には、パッケージに包装ラベルを貼り付けるための貼付装置が開示されている。当該貼付装置は、ラベルを搬送するために構成された横方向搬送装置(19)を有する。最初に、ラベルは、ラベルディスペンサー、特にラベルプリンタ(11)により分配され、垂直方向に中間位置まで搬送され、中間位置から垂直方向に対して横方向に搬送され、通り過ぎるパッケージにラベルが受け止められる貼り付け位置に到達する。
【発明の概要】
【0007】
本発明の目的は上記の問題を解決することであり、上記目的は、ラベル貼付機を停止させる必要がある動作を、ラベル貼付機を停止して実施する必要がなく、リアルタイムに異なるフォーマットのラベルを貼り付け、及び/またはラベルを印刷して貼り付けることができるラベル貼付機(labelling machine)によって達成される。
【0008】
本発明の他の目的は、上記ラベル貼付機の停止を必要とせず、上記ラベル貼付機を連続稼働させたままで、異なる高さでラベルを貼り付けることを可能にすることである。
【0009】
さらに、本発明の他の目的は、上記ラベル貼付機の停止を必要とせずに問題が生じた消耗品を交換することを可能にすることである。
【0010】
最終的に、上記ラベル貼付機は、上記の利点を取り入れて、ラベル貼付動作の生産性を向上させることを可能とする。
【0011】
本発明が目的とする上記ラベル貼付機は、ラベルを分配する、最先端の技術においてよく知られている種類の、一連の貼付システム、または印刷及び貼付システムを含む。これらのシステムは、ケース内に、縦列配置されている。複数のラベルディスペンサーから離れて設けられているラベル貼付装置(label application device)は、例えば、ローラ、パレットナイフ、またはブラシなど何れの種類であってもよい。
【0012】
本発明が目的とする上記ラベル貼付機において、ラベル搬送手段は、複数のラベルディスペンサーとラベル貼付装置との間に配置されている。上記ラベル搬送手段は、2つの搬送モジュール(第1の可動の搬送モジュールおよび第2の搬送モジュール)を備えている。第1の可動の搬送モジュールは、上記複数のラベルディスペンサーによって供給されたラベルを各位置で受け取るために、上記複数のラベルディスペンサーによって占められている位置に対応する位置を垂直に移動することができる。第2の搬送モジュールは、垂直に移動することはできないが、上記貼付モジュールを回転させて、ラベルが貼り付けられる対象物にラベルを接近させるシリンダーによってラベルの貼り付けを担う。上記第1のモジュールから上記第2のモジュールへラベルを搬送させるために、上記第1の可動のモジュールを上記第2の固定のモジュールの向かい側に位置させることが可能である。
【0013】
上記第1のモジュールを移動させるために、上記第1のモジュールは、誘導装置、または垂直線状駆動部に取り付けられる。上記誘導装置は、上記複数のラベルディスペンサーと上記第2の固定のモジュールとの向かい側に位置し得る各位置間での上記第1のモジュールの移動を担う引張手段を含んでいる。
【0014】
ラベル貼付装置の構成は限定されないが、ラベル貼付装置は、上記第2の固定の搬送モジュールの出力にて、上記第2の固定の搬送モジュールに取り付けられることが好ましい。
【0015】
上記第2のモジュールを上昇または下降させずに、異なる高さでのラベルの貼り付けを促すために、上記第2の固定のモジュール及び上記ラベル貼付装置の位置は、上記第1の可動のモジュール及びラベルより高いことが好ましい。
【0016】
上記第1の搬送モジュール及び上記第2の搬送モジュールは、互いに接近し、且つ互いに平行な連続的な帯状体、またはコードから形成される。それら帯状体またはコードは、その軌道において、帯状体またはコードの組み合わせである平らな搬送表面を形成する、水平な伸長部を規定する。さらに、各モジュールは、平らな搬送表面により規定されている区域における、上記帯状体またはコードの内側の多数の通風孔による吸引系真空システムを備えている。上記吸引系真空システムにより、ラベルが上記平らな表面に対して押し付けられ、これによって、上記搬送システムを形成するコードまたはベルトにラベルが確実に引っ張られるようになる。
【0017】
上記第2の搬送モジュールは、垂直軸によって固定支柱に取り付けられている。上記第1のモジュールに接して上記第1のモジュールからラベルを受け取るために、上記第2の搬送モジュールは、垂直軸を中心として、ラベル受け取り位置と、引き渡し、つまりラベル貼付位置との間で傾斜することが可能となる。また、上記引き渡し、つまりラベル貼付位置において、ラベル貼付装置はラベルが貼り付けられる製品に接している。
【0018】
本発明の目的である上記ラベル貼付機においては、ラベル搬送用の搬送手段を構成するモジュールは、印刷されたラベルの分配を担う、ラベル貼付装置の一部の部材(プリンタまたはラベル貼付プリントヘッド)の後ろに配置されている。上記第1の可動のモジュールは、上記ラベル貼付装置の一部の部材、つまり分配部材(プリンタまたはプリントヘッド)から、ラベル貼付装置へのラベルの搬送を担う上記第2の搬送モジュールへラベルを搬送する。上記ラベル貼り付け装置は、ローラ、パレットナイフ、ブラシなどの形状であって、第2モジュールの端部に取り付けられている。上記ラベル貼り付け装置は、ラベルをラベルが貼り付けられる製品に接触させ、上記ラベルを製品に貼り付けるように機能する。
【0019】
上記で示したように、上記第1の可動のモジュールは垂直線状の軸に取り付けられている。これによって、特定の製品に貼り付けられるラベルを当該製品まで搬送するために、求められるラベル貼り付けの高さにおいて、上記第1の可動のモジュールが、縦列配置された何れのラベルディスペンサーからでもラベルを受け取って、上記第1の可動のモジュール自体が上記第2の搬送モジュールの向かい側に配置されることが可能となる。
【0020】
ラベルが貼り付けられる製品が、上記ラベル貼付装置の高さに到達すると、上記第2の搬送モジュールは垂直軸を中心として傾斜し、上記ラベル貼付装置を構成するローラまたはブラシなどを介して、ラベルと製品とを接触させる。このようにして、ラベル貼付工程が完了する。
【0021】
上記第2の搬送モジュールがラベルを貼り付ける間に、上記第2の可動のモジュールは次のラベルを収容し始め得る。上記システムが一つの分配部材のみで稼働する場合、この迅速な重複動作によって、ラベル貼付サイクルが完了するまでの時間が短縮される。一方、1つ以上の垂直分配部材が取り付けられる場合、上記の利点に加え、上記ラベル貼付機が消耗した備品(ラベルやリボン)を交換しながら、上記ラベル貼付機を連続的に稼働できる。また、上記ラベル貼付機は同時に異なるラベルフォーマットで稼働することも可能になる。
【0022】
最終的に、本発明の目的である上記ラベル貼付機は、2つのモジュールにおける工程間の時間を重複させることができ、さらに、上記ラベル貼付機が消耗した備品を交換する時に、上記ラベル貼付機を停止させる必要がなくなる。したがって、上記ラベル貼付機は、高生産性をもたらし、また、同時に異なるフォーマット(サイズやデザインに関して)のラベルを貼り付けることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0023】
添付の図面は、本発明に従って構成されたラベル貼付機の実行可能な非限定的な実施形態を示している。
【
図1】本発明に従って構成された機械の斜視図である。
【
図2】ラベルディスペンサーとラベル貼付装置との間に位置している搬送手段の正面図である。
【
図5】
図4に示された切断線V−Vに沿って切断された搬送手段の断面図である。
【0024】
図1は一連のラベルディスペンサー2が収容されるケース1を備えるラベル貼付機(labelling machine)を示している。上記ラベルディスペンサーは、異なる平面において互いに重なって縦列配列されている。これらのラベルディスペンサーは周知の方法で作られている。
【0025】
図1に示された上記貼付機は、ローラ、ブラシまたはパレットナイフの一種などであってもよいラベル貼付装置3も備えている。上記ラベル貼付装置3は、上記ラベルディスペンサー2の縦列から離れて位置している。
【0026】
ラベル搬送手段は、上記ラベルディスペンサー2の縦列と、上記ラベル貼付装置3との間に位置し、上記複数のラベルディスペンサー2のうちの1つから供給されたラベルを上記ラベル貼付装置3へ搬送することを担う。
【0027】
上記搬送手段は、上記ラベルディスペンサー2によって占められている位置に対応する位置の間を垂直に移動できる第1の搬送モジュール4と、所定の位置で高さが固定されている第2の搬送モジュール5とを備えている。
【0028】
上記第1の搬送モジュール4を、何れか1つのラベルディスペンサー2の向かい側に位置させて、ラベルディスペンサーから印刷されて、供給されたラベルをそれぞれの位置に合わせるために、上記第1の搬送モジュール4は、上記第1の搬送モジュール4を垂直に移動させるための手段を有する誘導装置または垂直アプリケータ6に取り付けられている。
【0029】
図2は、例えばチェーンの一種などの昇降機構7を含む垂直誘導装置6に取り付けられた、上記第1の搬送モジュール4を示している。
【0030】
上記第2の搬送モジュール5は、垂直軸9を介して基部8に取り付けられる。油圧シリンダー10が駆動されることによって、上記第2の搬送モジュール5は軸9を中心として傾斜することができる。
【0031】
図3に詳細に示されている搬送モジュール3は、垂直の複数の牽引ローラの間に据え付けられ、方向を変更する一連の連続的なコードまたはベルトから形成されている。
図3の正面図に示されるように、これらのコードまたはベルトが、その軌道に沿って平らな平面を規定することによって、ラベル搬送表面が構成される。さらに、上記モジュールは、当該モジュール内に真空システムを作るための手段13を含む。手段13は、コードまたはベルト12を介して外部から内部への吸引を行い、これによって、ラベル14が、上記モジュールの搬送表面に到達するように上記コードまたはベルトによって移動されて、上記コードまたはベルトに押し付けられる。
【0032】
上記第1の搬送モジュール4は、上記第2のモジュール5について説明した方法と同じ方法で作られる。つまり、上記第1の搬送モジュール4は、ラベル15の搬送表面として機能する平面板を規定する連続的なコードまたはベルトにより形成された搬送システムである。上記第1の搬送モジュール4は、上記第2の搬送モジュール5の真空システムと同様の、例えば通風孔などから形成される真空システムも含んでいる。
【0033】
上述した構成においては、特定のラベルディスペンサー2から供給されたラベルを収容しようとする場合、上記第1の搬送モジュール4は上記ラベルディスペンサーと同じ高さに位置されるまで、上記誘導装置6に沿って移動し、連続的なコードまたはベルトにより規定された上記第1の搬送モジュールの平らな搬送表面は、ラベルディスペンサーの出力位置まで延伸している(
図1参照)。次に、上記第1の搬送モジュール4は、上記第2の搬送モジュール5の高さに到達するまで、上記誘導装置6に沿って移動する。上記第2のモジュールは
図4に示された位置に陣取っており、当該位置において、上記第2のモジュールの平らな搬送表面は、上記第1のモジュール4の平らな搬送表面とほぼ同一平面の位置を保つ。この位置において、ラベルは上記第1の搬送モジュール4から上記第2の搬送モジュール5へ移動され得る。この時、ラベル貼付装置3が、ラベルが貼り付けられる対象物または物品の表面に向かい合い、当該表面にほぼ接するまで、上記第2の搬送モジュール5は、シリンダー10により固定された状態で垂直軸9を中心として傾斜する。
【0034】
図2に示すように、上記第2の搬送モジュール5を上昇または下降させる必要なく、異なる高さにおけるラベルの貼り付けを促すために、上記第2の搬送モジュール5の位置はラベル14より高くなっている。ラベルが貼り付けられる製品がラベル貼付装置3の高さに到達すると、上記貼付装置3を介してラベルと製品とを接触させるために、上記第2の搬送モジュールが傾斜する。これによって、ラベル貼付工程が完了する。
【0035】
上記第2の搬送モジュール5がラベルを貼り付ける間に、上記第1の搬送モジュール4が他のディスペンサー2からラベルを収容してもよい。
【0036】
上記搬送モジュール4と上記搬送モジュール5との動作間の時間的重複に加え、様々なラベルディスペンサー2が縦列に取り付けられていることによって、ラベル貼付機が消耗した備品を交換する時に、上記貼付機を稼働し続けることが可能となり、さらに、同時に異なるラベルフォーマットで上記貼付機を稼働することも可能となる。
【0037】
上記ラベル分配機2が作動すると、製品の到着情報が受信されて、管理され、必要に応じてラベルに任意の異なる内容が印刷される。次に、ラベルを対象の製品に搬送することを担う、上記第2の搬送モジュール5及び上記ラベル貼付装置が位置している適切な高さにラベルを搬送するために、上記第1の搬送モジュール1は、必要なラベルを選択及び分配する。
【0038】
上述の本発明の目的である上記貼付機の構成は、以下のことを可能にする。
【0039】
異なる高さにおいて、製品にラベルを貼付けること、または、ラベルを印刷して貼りつけることを実施する工程の生産性を向上させること。
【0040】
これは、異なるラベルフォーマットを利用することを可能にする。
【0041】
これによって、連続製造が実現できるようになる。
【0042】
その結果、生産サイクル自体を実施するための時間が増加しない。