特許第6454543号(P6454543)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6454543
(24)【登録日】2018年12月21日
(45)【発行日】2019年1月16日
(54)【発明の名称】給電モジュール
(51)【国際特許分類】
   B25J 15/04 20060101AFI20190107BHJP
   B25J 19/00 20060101ALI20190107BHJP
【FI】
   B25J15/04 A
   B25J19/00 F
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-264305(P2014-264305)
(22)【出願日】2014年12月26日
(65)【公開番号】特開2016-124040(P2016-124040A)
(43)【公開日】2016年7月11日
【審査請求日】2017年11月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】000111085
【氏名又は名称】ニッタ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100137800
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 正義
(74)【代理人】
【識別番号】100148253
【弁理士】
【氏名又は名称】今枝 弘充
(74)【代理人】
【識別番号】100148079
【弁理士】
【氏名又は名称】梅村 裕明
(74)【代理人】
【識別番号】100158241
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 安子
(72)【発明者】
【氏名】菊地 博己
(72)【発明者】
【氏名】表 信宏
【審査官】 松田 長親
(56)【参考文献】
【文献】 特開平06−190760(JP,A)
【文献】 特開昭63−030183(JP,A)
【文献】 特開2001−035567(JP,A)
【文献】 特開2001−332320(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25J 1/00−21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器の本体側に着脱自在に取り付けられる第1連結部材と、工具側に着脱自在に取り付けられる第2連結部材とを備える工具交換装置の、前記第1連結部材又は前記第2連結部材に着脱自在に取り付けられる給電モジュールにおいて、
前記第1連結部材と前記第2連結部材とが連結する方向に厚さを有するモジュール本体と、
前記モジュール本体の一側表面に設けられた引き込み部と
を備え、
前記モジュール本体は、
前記厚さの方向と直交する面内にて長辺および短辺を有する底部と、
前記底部の周縁から前記厚さの方向に延びる側部と
を有し、
前記モジュール本体の前記一側表面は、前記側部のうちの前記短辺の方向と直交する面であり、前記長辺の方向と平行な長手方向と、前記厚さの方向と平行な短手方向とを有し、
前記引き込み部は、
前記モジュール本体の前記一側表面にシール管を固定する板状部と、
前記シール管の外周を保持する外周保持部と
を有し、
前記板状部は、前記モジュール本体の前記一側表面の長手方向と平行な長手方向と、前記モジュール本体の前記一側表面の短手方向と平行な短手方向とを有しており、複数の、ケーブル挿入穴と、前記ケーブル挿入穴に対し前記外周保持部を位置決めする位置決め部とが、前記モジュール本体の前記一側表面の長手方向に設けられていることを特徴とする給電モジュール。
【請求項2】
前記位置決め部は、
前記板状部の一側表面から突出して形成された突起部と、
前記突起部に形成され、前記突起部を挟んで2個を1組とする前記外周保持部を突き合せた状態で、当該外周保持部に締結部材を挿入するための貫通穴と
を有することを特徴とする請求項1記載の給電モジュール。
【請求項3】
前記貫通穴は、前記板状部の短手方向に開口していることを特徴とする請求項2記載の給電モジュール。
【請求項4】
前記板状部の他側表面には、前記シール管の先端に形成されたフランジ部を装填する環状溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の給電モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給電モジュールに関し、特に工具交換装置に適用されるものに関する。
【背景技術】
【0002】
各種機器、例えば産業用ロボットに適用される工具交換装置として、ロボット側に取り付けられる雄型部材と、工具側に取り付けられる雌型部材を備えるものが開示されている(例えば、特許文献1)。工具交換装置は、用途に応じてロボットから工具へケーブルを介して電源電力や電気信号を伝送するための給電モジュールが取り付けられる。給電モジュールは、雄型部材及び雌型部材に取り付けられ、雄型部材と雌型部材を連結したときに電気的に接続される接点部と、外部のケーブルを繋ぐコネクタ部とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−250327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら従来の給電モジュールの場合、例えば電源電力を伝送するには、コネクタ部が、3芯ケーブル用のコネクタを用いることが多く、大型化せざるを得ない、という問題がある。特に、給電モジュールの厚さは、コネクタ部の大きさによって制約され、小型化することができない。
【0005】
そこで本発明は、小型化することができる給電モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る給電モジュールは、機器の本体側に着脱自在に取り付けられる第1連結部材と、工具側に着脱自在に取り付けられる第2連結部材とを備える工具交換装置の、前記第1連結部材又は前記第2連結部材に着脱自在に取り付けられる給電モジュールにおいて、前記第1連結部材と前記第2連結部材とが連結する方向に厚さを有するモジュール本体と、前記モジュール本体の一側表面に設けられた引き込み部とを備え、前記モジュール本体は、前記厚さの方向と直交する面内にて長辺および短辺を有する底部と、前記底部の周縁から前記厚さの方向に延びる側部とを有し、前記モジュール本体の前記一側表面は、前記側部のうちの前記短辺の方向と直交する面であり、前記長辺の方向と平行な長手方向と、前記厚さの方向と平行な短手方向とを有し、前記引き込み部は、前記モジュール本体の前記一側表面にシール管を固定する板状部と、前記シール管の外周を保持する外周保持部とを有し、前記板状部は、前記モジュール本体の前記一側表面の長手方向と平行な長手方向と、前記モジュール本体の前記一側表面の短手方向と平行な短手方向とを有しており、複数の、ケーブル挿入穴と、前記ケーブル挿入穴に対し前記外周保持部を位置決めする位置決め部とが、前記モジュール本体の前記一側表面の長手方向に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、引き込み部は、ケーブルをモジュール本体の一側表面の長手方向に配置することができるので、モジュール本体の厚さを小さくすることができる。したがって給電モジュールは、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る給電モジュールの使用状態を示す斜視図である。
図2】本実施形態に係る給電モジュールの構成を示す斜視図である。
図3】本実施形態に係る給電モジュールの構成を示す図であり、図3Aは平面図、図3B図3AにおけるIII−III断面図である。
図4】本実施形態に係る板状部の構成を示す図であり、図4Aは斜視図、図4Bは正面図である。
図5】本実施形態に係る給電モジュールの、雄型部材と雌型部材を連結した状態を示す斜視図である。
図6】実施形態に係る給電モジュールの、雄型部材と雌型部材を連結した状態を示す部分縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0010】
(1)全体構成
図1に示す工具交換装置10は、産業用ロボットの本体としてのアームの先端(図示しない)に固定される第1連結部材としての雄型部材12と、工具14に固定される第2連結部材としての雌型部材16とを備える。雄型部材12は、雄型本体17に設けられた位置決めピン18を、雌型部材16の雌型本体19に形成された位置決め穴20に挿入することにより、雌型部材16に対し正確に位置決めされる。工具14は特に限定されないが、本図においてはスポット溶接ガンが図示されている。雄型部材12と本体、及び雌型部材16と工具14は、図示しない締結具、例えばボルトにより、着脱自在に締結される。本体と工具14は、工具交換装置10を介して、連結されると共に、分離し得る。
【0011】
雄型部材12及び雌型部材16には、それぞれ給電モジュール22A、22Bが取り付けられている。給電モジュール22A、22Bは、モジュール本体28A、28Bと、接点部24A、24Bと、引き込み部26とが設けられている。引き込み部26を通じて電源供給線(図示しない)がモジュール本体28A、28B内に引き込まれる。工具交換装置10は、雄型部材12と雌型部材16が連結されることにより、接点部24A、24Bが電気的に接続され、本体から工具14へ電源電力が供給され得る。なお、以下の説明において、雄型部材12と雌型部材16を連結する方向のモジュール本体28A、28Bの長さを厚さという。また厚さに直交し、表面に平行な方向を長手方向という。
【0012】
図2に示すように、引き込み部26は、モジュール本体28A、28Bの一側表面に設けられており、板状部32と、外周保持部34とを有する。引き込み部26は、複数のシール管30をモジュール本体28A、28Bの一側表面に固定すると共に、外周保持部34によってシール管30の外周を保持し得るように形成されている。本実施形態の場合、引き込み部26は、シール管30をモジュール本体28A、28Bの一側表面の長手方向に、一列に3個固定し得るように形成されている。本図には図示しないが、電源供給線は、3芯ケーブルで構成され、3本の単芯ケーブルに分割される。シール管30には、単芯ケーブルが1本ずつ挿入される。これにより電源供給線は、引き込み部26を通じてモジュール本体28A、28B内に引き込まれる。
【0013】
外周保持部34は、円弧形状からなる環状部35と、環状部35の両端に設けられた締結部40とを有する。外周保持部34は、2個を一組として使用される。環状部35をシール管30の外周に接触させ、シール管30の外周を覆うようにして、締結部40同士を突き合わせ、当該締結部40を締結部材、例えばボルトにより締結することにより、シール管30の外周を保持する。
【0014】
図3を参照してモジュール本体28A、28Bの構成を詳しく説明する。なお、モジュール本体28A、28Bは、雄型部材12又は雌型部材16に適用する場合において、主要部の構成が共通するため、雄型部材12に適用されるモジュール本体28Aについてのみ説明する。モジュール本体28Aは、底部29と側部31とが一体に形成された容器部33を有する。容器部33は、底部29に対向する天井部分は開口が形成されており、フランジ38で閉塞されている。容器部33の一側表面には、引き込み口27が形成されており、引き込み部26が固定されている。
【0015】
容器部33内には、電気的接続部43が設けられている。電気的接続部43は、引き込み部26を通じてモジュール本体28A内に引き込まれた単芯ケーブル36と接点部24Aとを電気的に接続し得るように形成されている。電気的接続部43は、受容部45と、当該受容部45と接点部24Aとを電気的に接続する連結部47とを有する。接点部24Aは、一端が容器部33の底部29から露出していると共に、他端が電気的接続部43に接続されている。
【0016】
単芯ケーブル36は、導線37が被覆部39に覆われている。シール管30は、筒部41と、当該筒部41の先端に一体に形成されたフランジ部42とを有する。単芯ケーブル36は、シール管30の基端から挿入され、容器部33内に引き込まれている。単芯ケーブル36は、シール管30の筒部41の外周が外周保持部34で保持されることにより、被覆部39とシール管30内周面の間のシール性が保たれる。導線37の先端は、受容部45に挿入され、当該受容部45を加締めることにより、電気的接続部43に接続される。シール管30は、フランジ部42が、板状部32とモジュール本体28Aの一側表面との間に挟まれることにより、引き込み部26とモジュール本体28Aの間のシール性を保った状態で固定される。
【0017】
図4に示すように、板状部32は、ケーブル挿入穴48と、板状部32の一側表面に形成された位置決め部50とを有する。板状部32は、モジュール本体28A、28Bの一側表面と略同じ表面積を有する大きさに形成されている。ケーブル挿入穴48は、板状部32の厚さ方向に開口した貫通穴であり、板状部32の長手方向に複数、本実施形態の場合、3個均等に形成されている。ケーブル挿入穴48の大きさは、シール管30を挿入し得る大きさに形成されている。板状部32の他側表面には、ケーブル挿入穴48と同心円状に環状溝44が形成されている。環状溝44は、シール管30のフランジ部42を、モジュール本体28A、28Bの一側表面との間に挟み、引き込み部26とモジュール本体28A、28Bの間をシールし得る大きさに形成される。
【0018】
位置決め部50は、板状部32の一側表面から突出して形成された突起部52と、当該突起部52に形成された貫通穴54とを有する。位置決め部50は、1個のケーブル挿入穴48に対し2個、すなわち1個のケーブル挿入穴48を挟んで両側に1個ずつ形成されている。突起部52は、貫通穴54が板状部32の短手方向に開口するように形成されている。突起部52には、ケーブル挿入穴48に面した位置に押え部55が形成されている。押え部55は、平坦な面で構成され、ケーブル挿入穴48に挿入されたシール管30の外周を押え得るように形成されている。
【0019】
板状部32には、モジュール本体28A、28Bに引き込み部26を固定する締結部材、例えばボルトを挿入する固定穴56が適所に形成されている。固定穴56は、板状部32の厚さ方向に開口しており、本実施形態の場合、板状部32の四隅に加え、2個配置されている。
【0020】
(2)作用及び効果
上記のように構成された給電モジュール22A、22Bの作用及び効果について説明する。まず、引き込み部26をモジュール本体28A、28Bに取り付ける手順を説明する。最初に引き込み部26の板状部32にシール管30を、フランジ部42が板状部32の他側表面に形成された環状溝44に装填されるように挿入する。次いで、シール管30が挿入された板状部32を、モジュール本体28A、28Bの一側表面に固定する。板状部32とモジュール本体28A、28Bの間は、シール管30のフランジ部42により、シールされる。
【0021】
次いで、シール管30に単芯ケーブル36を挿入する。単芯ケーブル36は、先端部分において導線37が電気的接続部43に接続される。単芯ケーブル36が挿入された状態において、シール管30の外周に、一組の外周保持部34を配置する。外周保持部34は、締結部40同士を、突起部52を挟んで対向させ、一方の締結部40から突起部52の貫通穴54を介して他方の締結部40へ向かって締結部材を挿入し、当該締結部材を締めつけて締結される。これにより、単芯ケーブル36とシール管30の間がシールされる。このようにして引き込み部26をモジュール本体28A、28Bに取り付けると共に、電源供給線をモジュール本体28A、28Bに引き込むことができる。
【0022】
このように構成された給電モジュール22A、22Bは、それぞれ雄型部材12及び雌型部材16に取り付けられる。雄型部材12と雌型部材16は、図5に示すように、連結することにより、産業ロボットと工具とを連結する。そして雄型部材12と雌型部材16が連結されると、図6に示すように、接点部24A、24B同士が電気的に接続される。これにより、単芯ケーブル36を通じて本体から給電モジュール22A、22Bを介して工具14へ電源電力が供給される。
【0023】
本実施形態の場合、引き込み部26は、3芯ケーブルを3本の単芯ケーブル36に分割し、当該単芯ケーブル36をモジュール本体28A、28Bの一側表面の長手方向に一列に配置したことにより、モジュール本体28A、28Bの厚さを小さくすることができる。したがって給電モジュール22A、22Bは、小型化することができる。
【0024】
突起部52は、貫通穴54が板状部32の短手方向に開口するように形成されていることにより、一組の外周保持部34を締め付ける締結部材を、モジュール本体28A、28Bの厚さ方向から挿入することができる。したがって、給電モジュール22A、22Bは、締結部材を締めつける締め付け工具が互いの突起部52や単芯ケーブル36に干渉することがなく、容易に締結部材を締めつけることができるので、作業性を向上することができる。また突起部52は、板状部32に一体に形成されていることにより、単芯ケーブル36が曲げられたりしても、締結部材の位置を保持することができる。
【0025】
引き込み部26は、一組の外周保持部34と、突起部52に形成された押え部55とにより、シール管30の外周の一定領域を板状部32に対し保持している。これにより、先端が引き込まれた単芯ケーブル36の他端側が曲げられても、シール管30によるシール性を保持することができる。
【0026】
さらに本実施形態に係る引き込み部26は、長手方向に湾曲させることもできるので、設計の自由度を向上することができる。
【0027】
また引き込み部26は、シール管30がクランプ力を生じるように構成したので、構成を簡略化することができる。
【0028】
(3)変形例
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
【0029】
上記実施形態の場合、引き込み部26は、3本の単芯ケーブル36をモジュール本体28A、28Bの一側表面の長手方向に一列に配置し得るように構成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、4本以上の単芯ケーブル36を配置し得るように構成してもよい。
【0030】
上記実施形態の場合、外周保持部34は、環状部35と、環状部35の両端に設けられた締結部40とを有し、2個を一組として用いる場合について説明したが、本発明はこれに限らず、一方の締結部40同士を一体化して、全体としてC型形状の1つの部材としてもよい。この場合、位置決め部50は、1個のケーブル挿入穴48に対し1個とすることができる。
【0031】
上記実施形態の場合、給電モジュール22A、22Bは、ケーブルを介して電源電力を伝送する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、信号ケーブルを介して電気信号を伝送する場合に適用することもできる。
【0032】
上記実施形態では、機器の一例として産業ロボットの場合を説明したが、給電モジュールを含め工具交換装置を取り付ける機器は、産業用ロボットに限定されるものではない。例えばアームに取付けられた工具、あるいはその工具で把持した物の移動や移動先での作業を容易にするバランスアームやハンドクレーンなどであってもよい。また、機器の本体側である産業ロボットのアームに第1連結部材を取り付けているが、その取り付け位置は、機器の構成や工具の種類などに応じて、機器の本体の任意の位置に決めることができる。
【符号の説明】
【0033】
10 工具交換装置
12 雄型部材(第1連結部材)
14 工具
16 雌型部材(第2連結部材)
22A、22B 給電モジュール
26 引き込み部
28A、28B モジュール本体
30 シール管
32 板状部
34 外周保持部
42 フランジ部
48 ケーブル挿入穴
52 突起部
54 貫通穴
図1
図2
図3
図4
図5
図6