特許第6455559号(P6455559)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6455559
(24)【登録日】2018年12月28日
(45)【発行日】2019年1月23日
(54)【発明の名称】自動車のグリルシャッタ取付構造
(51)【国際特許分類】
   B60K 11/04 20060101AFI20190110BHJP
   B60R 19/52 20060101ALI20190110BHJP
【FI】
   B60K11/04 J
   B60R19/52 M
   B60K11/04 H
【請求項の数】5
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2017-128576(P2017-128576)
(22)【出願日】2017年6月30日
(65)【公開番号】特開2019-10956(P2019-10956A)
(43)【公開日】2019年1月24日
【審査請求日】2018年2月28日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000003137
【氏名又は名称】マツダ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121603
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 元昭
(74)【代理人】
【識別番号】100141656
【弁理士】
【氏名又は名称】大田 英司
(74)【代理人】
【識別番号】100182888
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100196357
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 吉章
(74)【代理人】
【識別番号】100067747
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 良昭
(72)【発明者】
【氏名】藤谷 駿介
(72)【発明者】
【氏名】坂上 大介
(72)【発明者】
【氏名】越中 春男
(72)【発明者】
【氏名】中山 伸之
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼永 祐樹
(72)【発明者】
【氏名】山田 武
(72)【発明者】
【氏名】兼森 正英
【審査官】 葛原 怜士郎
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0019025(US,A1)
【文献】 特表2017−514744(JP,A)
【文献】 特表2017−507054(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0110909(US,A1)
【文献】 特開2010−223150(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0346809(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60K 11/04,11/08
B60R 19/04,19/52
B62D 25/08,25/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱交換器を支持する枠状のシュラウドに、シャッタと、該シャッタに設けられたシャッタ軸を軸支するフレームとを備えたグリルシャッタユニットが取り付けられる自動車のグリルシャッタ取付構造であって、
上記グリルシャッタユニットを、上記シュラウドに、該シュラウドの背面側から上記熱交換器より前側部位に取り付け
上記グリルシャッタユニットが、上記シャッタを備えた分割ユニットごとに左右に分割されるとともに上下方向にも分割して構成され、
上記フレームには、
上記シャッタの車幅方向外側に設けられた上記シャッタ軸を軸支する幅外フレームと、上記シャッタの車幅方向内側に設けられた上記シャッタ軸を軸支するセンタフレームとを備え、
上記幅外フレームは、上記シャッタよりも車幅方向外側に上記分割ユニットごとに備えるとともに、上記センタフレームは、車幅方向の中央に上記分割ユニット間で共通して備えた
自動車のグリルシャッタ取付構造。
【請求項2】
枠状の上記シュラウドの正面視内側に有する開口部の車幅方向の外縁の位置が上下方向で異なっており、この位置に対応して上記各分割ユニットの車幅方向の外縁の位置が上下方向で異なるように形成した
請求項に記載の自動車のグリルシャッタ取付構造。
【請求項3】
上記開口部は、上段開口部、中段開口部および下段開口部で構成され、
上記中段開口部の車幅方向の外縁が、上記上段開口部および上記下段開口部の各車幅方向の外縁よりも車幅方向内側に位置するように形成され、
上記分割ユニットは、上段ユニット、中段ユニットおよび下段ユニットで構成され、
上記中段ユニットの車幅方向の外縁が、上記中段開口部の車幅方向の外縁に対応して上記上段ユニットおよび上記下段ユニットの各車幅方向の外縁よりも車幅方向内側に位置する
請求項に記載の自動車のグリルシャッタ取付構造。
【請求項4】
上記センタフレームでシュラウドの上側幅中央とシュラウドの下側幅中央とを連結した
請求項乃至のいずれか1項に記載の自動車のグリルシャッタ取付構造。
【請求項5】
上記シュラウドはその上辺を構成するシュラウドアッパを有しており、上記シュラウドアッパにおける上記センタフレームとの連結部位の上部に、ボンネットのラッチを収容するラッチ収容部が開口部側へ突出して形成されるとともに、該ラッチ収容部の車幅方向の両側に、上記センタフレームと独立して上記シャッタ軸の車幅方向の中央側端部を軸支する第2センタフレームを備えた
請求項に記載の自動車のグリルシャッタ取付構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、熱交換器を支持する枠状のシュラウドに、シャッタと、該シャッタに設けられたシャッタ軸を軸支するフレームとを備えたグリルシャッタユニットが取り付けられる自動車のグリルシャッタ取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の自動車のグリルシャッタ取付構造としては例えば、特許文献1,2のものが提案されている。
特許文献1のものは、グリルシャッタユニット(30)には枠状(角筒状)のユニット枠部(33)を備えるとともに(特許文献1の段落[0037]、図11参照)、グリルシャッタユニット(30)をシュラウド部材(20)の前側下部に組み付けるものである(同段落[0053]、図6図8図9図11参照)。
【0003】
特許文献2のものは、シャッタ枠部材(53)が枠状に(筒状体で)形成され(特許文献1の段落[0077]、図5図6参照)、該シャッタ枠部材(53)をシュラウド部材(28)の前面から装着するものである(同段落[0078]、図2図5図7参照)。
【0004】
上述した特許文献1,2に例示されるように、一般にグリルシャッタユニットは、シャッタに設けられたシャッタ軸を軸支するための枠状のフレームを備えるとともに枠状のフレームごとシュラウドの前面部に取り付けられた構成を採用している。
【0005】
しかしながら、フレームを備えたリルシャッタユニットをシュラウドの前面部から取り付けた構成においては、グリルシャッタユニットがシュラウドの前面部から突き出すように取り付けられた構成となるため、特許文献1,2に開示されるような衝突を考慮した強固なグリルシャッタ専用の枠状フレームを備える必要があるため、高重量化、コストアップが懸念される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2014−198509号公報
【特許文献2】特開2017−39368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで本発明は、衝突を考慮した強固なグリルシャッタ専用の枠状フレームを不要とし、軽量化、コストダウンを図ることができる自動車のグリルシャッタ取付構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明による自動車のグリルシャッタ取付構造は、熱交換器を支持する枠状のシュラウドに、シャッタと、該シャッタに設けられたシャッタ軸を軸支するフレームとを備えたグリルシャッタユニットが取り付けられる自動車のグリルシャッタ取付構造であって、上記グリルシャッタユニットを、上記シュラウドに、該シュラウドの背面側から上記熱交換器より前側部位に取り付け、上記グリルシャッタユニットが、上記シャッタを備えた分割ユニットごとに左右に分割されるとともに上下方向にも分割して構成され、上記フレームには、上記シャッタの車幅方向外側に設けられた上記シャッタ軸を軸支する幅外フレームと、上記シャッタの車幅方向内側に設けられた上記シャッタ軸を軸支するセンタフレームとを備え、上記幅外フレームは、上記シャッタよりも車幅方向外側に上記分割ユニットごとに備えるとともに、上記センタフレームは、車幅方向の中央に上記分割ユニット間で共通して備えたものである。
【0009】
上記構成によれば、衝突を考慮した強固なグリルシャッタ専用の枠状フレームが不要となり、軽量化、コストダウンを図ることができる。
【0010】
しかも、上記グリルシャッタユニットが、上記シャッタを備えた分割ユニットごとに左右に分割されるとともに上下方向にも分割して構成され、上記フレームには、上記シャッタの車幅方向外側に設けられた上記シャッタ軸を軸支する幅外フレームと、上記シャッタの車幅方向内側に設けられた上記シャッタ軸を軸支するセンタフレームとを備え、上記幅外フレームは、上記シャッタよりも車幅方向外側に上記分割ユニットごとに備えるとともに、上記センタフレームは、車幅方向の中央に上記分割ユニット間で共通して備えたものであり、このように、フレームをシュラウドの背面側から取り付ける構成を採用したため、シュラウドの前側から取り付ける場合と比較してフレーム全体としての剛性を高剛性化する必要がないので幅外フレームを分割ユニット単位で独立化できるとともに、各分割ユニット間で共通化したセンタフレームによって、各分割ユニットをグリルシャッタユニットとして単一化(アッセンブリ化)することができる。
【0011】
この発明の一実施態様においては、枠状の上記シュラウドの正面視内側に有する開口部の車幅方向の外縁の位置が上下方向で異なっており、この位置に対応して上記各分割ユニットの車幅方向の外縁の位置が上下方向で異なるように形成したものである。
【0012】
上記構成によれば、分割ユニット単位でシャッタの長さ等の変更を許容しつつ、各分割ユニット間で共通化したセンタフレームによって、複数の分割ユニットをグリルシャッタユニットとして単一化することができる。
【0013】
この発明の一実施態様においては、上記開口部は、上段開口部、中段開口部および下段開口部で構成され、上記中段開口部の車幅方向の外縁が、上記上段開口部および上記下段開口部の各車幅方向の外縁よりも車幅方向内側に位置するように形成され、上記分割ユニットは、上段ユニット、中段ユニットおよび下段ユニットで構成され、上記中段ユニットの車幅方向の外縁が、上記中段開口部の車幅方向の外縁に対応して上記上段ユニットおよび上記下段ユニットの各車幅方向の外縁よりも車幅方向内側に位置するものである。
【0014】
上記構成によれば、シュラウドの側辺、特に該側辺の上下方向の中間部の剛性を高めてボンネット閉止時の荷重に対する剛性を確保することができつつ、該中間部においても開口部(中段開口部)を設けて熱交換機能を高めることができる。
【0015】
この発明の一実施態様においては、上記センタフレームでシュラウドの上側幅中央とシュラウドの下側幅中央とを連結したものである。
【0016】
上記構成によれば、センタフレームでシュラウドの上下方向の補強が可能となる。
【0017】
この発明の一実施態様においては上記シュラウドはその上辺を構成するシュラウドアッパを有しており、上記シュラウドアッパにおける上記センタフレームとの連結部位の上部に、ボンネットのラッチを収容するラッチ収容部が開口部側へ突出して形成されるとともに、該ラッチ収容部の車幅方向の両側に、上記センタフレームと独立して上記シャッタ軸の車幅方向の中央側端部を軸支する第2センタフレームを備えたものである。
【0018】
上記構成によれば、シュラウドアッパをラッチ収容部にて補強しつつ、第2センタフレームを上記センタフレームと独立化することで該ラッチ収容部の車幅方向の両側に備えたシャッタについても開閉することができる。
【発明の効果】
【0019】
この発明によれば、衝突を考慮した強固なグリルシャッタ専用の枠状フレームを不要とし、軽量化、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本実施形態の自動車のグリルシャッタ取付構造を前方から見た斜視図。
図2】ラジエータおよびコンデンサを取り外した状態の本実施形態のグリルシャッタ取付構造の背面図。
図3】本実施形態のグリルシャッタユニットを示す正面図。
図4】本実施形態のシュラウドの右側の上部および上下方向の中央部を示した斜視図。
図5】本実施形態のグリルシャッタユニットの車幅方向中央部を前方から見た斜視図。
図6(a)は図2の第1フレームおよびその周辺を示す要部拡大図、(b)は図(a)中の矢印A方向かつ紙面手前側から見た要部を示す拡大斜視図。
図7図2のA−A線断面図。
図8図2のB−B線断面図。
図9図2のC−C線断面図。
図10図2のD−D線断面図。
図11図2のE−E線要部断面図。
図12(a)は図3のF−F線の要部断面図、(b)は図3G−G線の要部断面図。
図13(a)は図2のH−H線に沿うシャッタ開時の要部断面図、(b)は図2のH−H線に沿うシャッタ時のH−H線の要部断面図。
図14(a)は図2のI−I線に沿うシャッタ開時の要部断面図、(b)は図2のI−I線に沿うシャッタ時の要部断面図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
発明の実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印OUTは車幅方向外側(車両右側)を示し、矢印INは車幅方向内側(車両左側)を示し、矢印Uは車両上方を示す。
【0022】
図1図3に示すように、本実施形態の自動車のグリルシャッタ取付構造1は、矩形枠状のシュラウド2と、該シュラウド2に固定されたグリルシャッタユニット3を備えている。
また本実施形態のシュラウド2およびグリルシャッタユニット3は左右略対称形状であるため、グリルシャッタ取付構造1の車両右側の構成に基づいて説明する。
【0023】
シュラウド2は、熱交換器としてのラジエータ4(図8図11参照)およびコンデンサ45(同図参照)を保持するとともに、ラジエータ4に対して前方から流れる走行風を導くために矩形枠状に形成されている。
【0024】
図4図9の特に図4図7に示すように、シュラウド2は、その左右両サイドにバンパビーム取付ブラケット6(以下、「ブラケット6」と称する)が取り付けられており、これら左右一対のブラケット6,6を介してバンパビーム7図7図10参照)に連結されている。
なお、図1ではブラケット6およびバンパビーム7、図4ではバンパビーム7の図示をそれぞれ省略している。
【0025】
このバンパビーム7は、図7図10に示すように、断面ハット状のベース板7aと板状のクロージングプレート7bとを有して車幅方向に延びており、図示省略するがエンジンルームの左右両サイドを前後方向に延びる不図示のフロントサイドフレームの前端に、不図示の取付プレートおよびクラッシュカンを介して取り付けられている。シュラウド2は、バンパビーム7の後側で、かつ、左右一対のクラッシュカン(図示省略)の間に略鉛直姿勢で配置されている。
【0026】
図1図2に示すように、シュラウド2は、車幅方向に延びて矩形枠状の上辺を構成するシュラウドアッパ21と、同じく下辺を構成するシュラウドロア22と、同じく側辺を構成するとともに、シュラウドアッパ21およびシュラウドロア22の左右両端を上下方向に連結する左右一対のシュラウドサイド23,23とを有し正面視(車両前方から後方視)で内側に前後方向に貫通する矩形状の開口部8(8a,8b,8c)を有している。
【0027】
図1図8に示すように、シュラウド2には、上下方向に延びてシュラウドアッパ21の車幅方向中央部の前方側と、シュラウドロア22の車幅方向中央部の前方側とを連結するセンタステー24が一体に形成される。
【0028】
さらにシュラウド2には、車幅方向に延びて左右一対のシュラウドサイド23,23の上下方向の中央部を隔てた上下各部位の前方側を互いに連結するクロスステー25a,25b(上側クロスステー25aと下側クロスステー25bと)が一体に形成されている。
【0029】
図1図2に示すように、開口部8は、センタステー24によって左右各側に区分けされるとともに、上下各クロスステー25a,25bによって上段と中段と下段とに区分けされ、合計6つに区分けされる。具体的には、開口部8は、上側クロスステー25aよりも上側に形成された左右各側の上段開口部8a,8aと、上側クロスステー25aと下側クロスステー25bとの間に形成された左右各側の中段開口部8b,8bと、下側クロスステー25bよりも下側に形成された左右各側の下段開口部8c,8cとに区分けされている。
【0030】
図1図4に示すように、中段開口部8bの車幅方向の外縁8boの位置は、上段開口部8aおよび下段開口部8cの各車幅方向の外縁8ao,8coよりも車幅方向内側に位置するように形成しており、これに伴って左右両側のシュラウドサイド23,23の上下方向における、ブラケット6の取り付け位置26(後述するブラケット取付面部26)の車幅方向内側部分には、中段開口部8b側へ張り出した幅広部29が形成されている(図1図4参照)。
【0031】
図1に示すように、センタステー24は、その下方側が上方側に対し幅広に形成されている。具体的には、センタステー24は、その上下方向における下段開口部8cに相当する部位が、中段開口部8bおよび上段開口部8aに相当する部位よりも幅広に形成されている。
【0032】
図1図4図7に示すように、左右一対のシュラウドサイド23,23の上下方向の中央部の前面には、ブラケット6の後面部6r(図4図7参照)が当接した状態で取り付けられ締結するブラケット取付面部26として形成されている。
【0033】
具体的には図7に示すように、ブラケット取付面部26の上下各部には、ボルトB1挿通用の挿通孔26aが形成されており、ブラケット6の後面部6rの上下各側における挿通孔26aに対応する位置にも貫通孔6a(いわゆるバカ孔)が形成されている。上下各側の挿通孔26a,26aには、予めカラーナットNがインサートされている。そして、ボルトB1を、貫通孔6aおよび、挿通孔26aにインサートされたカラーナットNに前側から挿通することで締結部26cが構成され、ブラケット6をブラケット取付面部26に締結固定している。
【0034】
図1図4に示すように、シュラウド2の前面は、上段開口部8aおよび下段開口部8cの各周縁27a,27cが共に中段開口部8bの周縁27bに対して前方へ隆起して形成されている。
【0035】
図1図4図8図10に示すように、シュラウド2の前面の上下方向の中央部かつ、左右一対のブラケット取付面部26,26よりも車幅方向内側には、バンパビーム7の後部を収容する収容凹部28が形成されている。この実施例では収容凹部28は、前高後低状に傾斜する凹部上壁28aと、前低後高状に傾斜する凹部下壁28bと、これら上下の壁部後端を上下に連結する凹部後壁28cとで車両前方が開放するように凹状に形成されている。凹部上壁28aは上側クロスステー25aに形成されるとともに凹部下壁28bは下側クロスステー25bに形成され、凹部後壁28cに中段開口部8bが形成されている。
【0036】
ところで、図11に示すように、ラジエータ4の車幅方向外部には、リザーバタンク41が一体的に設けられており、このリザーバタンク41から車幅方向外方に突出する棒状の突出部42が形成されている。突出部42は、ラジエータ4の車幅方向両側の側部から車幅方向外側に突出する棒状に形成され、突出方向の断面形状は、四角形である(図7参照)。
【0037】
図11に示すように、ラジエータ4のリザーバタンク41の前部には、コンデンサ45を支持する支持片43が一体形成されている。コンデンサ45の車幅方向外側にも、リザーバタンク46が一体的に設けられており、このリザーバタンク46の車幅方向外部と、上述の支持片43とをブラケット44で連結している。
【0038】
図7図11に示すように、ラジエータ4は、左右一対のシュラウドサイド23,23の上端近傍位置に配設されたマウント装置5,5によって支持されている。マウント装置5,5は、左右各側の突出部42を支持するものであり、各マウント装置5は、ゴム部材等の弾性部材からなるマウントラバー51と、マウントラバー51を保持しつつシュラウドサイド23に取付け支持する支持ブラケット52を備えている。マウントラバー51の中心部には、突出部42が挿入嵌合する断面四角形の孔部52aが形成されている。
【0039】
図11に示すように、支持ブラケット52は、該マウントラバー51を介して突出部42を保持する筒状の保持部53と、該保持部53の後部から車幅方向外側へ延びてシュラウドサイド23の後端から車幅方向外端に延びる後端フランジ部54にボルトB2等を用いた締結によって後方から取り付ける取付け片55とで一体に形成している。
【0040】
左右各シュラウドサイド23のマウント装置5において、左右それぞれに対応する突出部42が保持されることで、ラジエータ4およびコンデンサ45は、2つのマウント装置5,5を介してシュラウド2に左右両サイドから支持される。
【0041】
図7図11に示すように、シュラウドサイド23の上下方向におけるマウント装置5に対応する部位に、シュラウドサイド23の前面からボックス状(角筒状)に突出するボックス形状部10が一体に形成されている。
【0042】
図4図7図11に示すように、ボックス形状部10は、上壁部11と下壁部12と車幅方向両側の側壁部13o,13iとで角筒状に形成され、さらにこれら上壁部11、下壁部12、側壁部13o,13iの内側の空間を前端にて覆う前壁部14とを有して一体に形成されている。
前壁部14には、不図示のエアバッグセンサのプロテクタを取り付ける取付孔14aが設けられている(図4図11参照)。
【0043】
図4図7図11に示すように、上壁部11および車幅方向の外側の側壁部13oは、シュラウドサイド23のブラケット取付面部26(図4参照)よりも後方へ延出し、さらに下壁部12の後端よりも若干下方の位置には、同じくブラケット取付面部26よりも後方へ延出するリブ15(図7参照)が一体形成されている。
【0044】
上壁部11および車幅方向の外側の側壁部13oの各後方延出部分11a,13oaと、リブ15とは、上述したボックス形状部10の基部として形成されている(図4図7図11参照)。
【0045】
支持ブラケット52の筒状の保持部53は、ボックス形状部10の基部側の空間に嵌め込まれるように配置され(図7参照)、これによりボックス形状部10は、マウント装置5によるラジエータ4およびコンデンサ45の支持剛性を補強する補強部としても形成されている。
【0046】
図1に示すように、シュラウド2は、シュラウドアッパ21の上面に取り付けられたシュラウドアッパメンバ17と、シュラウドアッパメンバ17の左右両外側に備えたシュラウドサイドメンバ18,18とを含む。なお、図4においてはシュラウドアッパメンバ17およびシュラウドサイドメンバ18の図示は省略している。
【0047】
シュラウドアッパメンバ17は、左右各側においてシュラウドサイドメンバ18,18を介して不図示のエプロンメンバの前端部に連結されている。シュラウド2における、矩形枠状に形成された本体部(シュラウドアッパ21、シュラウドロア22および両サイドのシュラウドサイド23,23)は、硬質剛性樹脂材料によって形成されているのに対して、上述したシュラウドアッパメンバ17およびシュラウドサイドメンバ18は、鋼板で形成されている。
【0048】
左右各側のシュラウドサイドメンバ18,18の上面の車幅方向内側、詳しくは、車幅方向におけるシュラウドサイド23に対応する部位には、不図示のボンネットが閉時の衝撃を吸収する衝撃緩衝部材としての不図示のストップラバーを設置する台座部18aが設けられている(図1参照)。
【0049】
また、シュラウドアッパメンバ17の車幅方向の中央部には、ボンネットに設けられた不図示のストライカの挿通を許容する貫通穴17aが形成されている。
【0050】
図1に示すように、シュラウドアッパメンバ17の貫通穴17aの下方に位置するシュラウドアッパ21の車幅方向中央部の前方側には、該シュラウドアッパ21の下面から下方へ延出するとともに左右各側の上段開口部8a,8aの側(車幅方向両外側)へ張り出すように一体に形成された下方延出部21aを備えている。
【0051】
このような下方延出部21aを含めたシュラウドアッパ21の車幅方向中央部の前方側には、不図示のラッチを収容するラッチ収容部9(ポケット部)が設けられている。このラッチ収容部9は、図1図8に示すように、下壁部9a、左右両側の側壁部9b,9bおよび後壁部9cを有して前方および上方が開口する凹状(ポケット状)に形成されている。
【0052】
これにより、ボンネット閉時に該ボンネットに設けられたストライカが貫通穴17aを通じて降下してラッチ収容部9に収容されたラッチに係合することでボンネットが車体に係合するようになっている。
【0053】
また、図1図8に示すように、センタステー24の上端は、ラッチ収容部9の下壁部9aの車幅方向中央部に下側から一体に連結されており、ラッチ収容部9は、センタステー24(の少なくとも上部)よりも幅広に形成されている(図1参照)。
【0054】
次に、グリルシャッタユニット3について説明する。
図1図2図8図11に示すように、本実施形態のグリルシャッタユニット3は、シュラウド2に対して、その背面側かつラジエータ4およびコンデンサ45よりも前方側から正面視でシュラウド2からはみ出さないように取り付けられている。
【0055】
図3に示すように、グリルシャッタユニット3は、複数(当例では6つ)の分割ユニット3a〜3cとして、上段ユニット3a,3aと中段ユニット3b,3bと下段ユニット3c,3cとで左右略対称に構成されている。
【0056】
グリルシャッタユニット3は、車幅方向に延びる複数のシャッタ30と、シャッタ30を開閉駆動(揺動)するアクチュエータ31(図3図8参照)と、アクチュエータ31の駆動力をシャッタ30に伝達する揺動リンク70(71,74)(図2参照)と、シュラウド2側へ取り付けられ、シャッタ30および揺動リンク70を保持するフレーム60(61a,61b,61c,63,64)とを備えている。各分割ユニット3a〜3cには、シャッタ30、揺動リンク70およびフレーム60を基本的な構成要素として備えている。
【0057】
シャッタ30は、分割ユニット3a〜3cごとに上下方向に複数配設されている。本実施形態では図3に示すように、左右各側において、上段ユニット3aには4枚、中段ユニット3bには2枚、下段ユニット3cには5枚が、それぞれ上下方向に配設されており、それぞれに対応する上段、中段、下段の各開口部8a,8b,8cを開閉可能としている。
【0058】
ここで、上段ユニット3aに備えた4枚の各シャッタ30を、図1に示すように、上段シャッタ30aとし、図3に示すように、上から下へ順に第1〜第4の上段シャッタ30a1〜30a4に設定する。同様に、中段ユニット3bに備えた2枚の各シャッタ30を、中段シャッタ30bとし、上から下へ順に第1中段シャッタ30b、第2中段シャッタ30b2に設定し、下段ユニット3cに備えた5枚の各シャッタ30を、下段シャッタ30cとし、上から下へ順に第1〜第5の下段シャッタ30c1〜30c5に設定する。
【0059】
また、上述したように、シュラウド2の前面における、上段開口部8aおよび下段開口部8cの各周縁27a,27cが共に中段開口部8bの周縁27bに対して前方へ隆起して形成したことに対応して(図1参照)、図1図10に示すように、上段シャッタ30a、下段シャッタ30cは、共に中段シャッタ30bよりも若干前方に配置されている。
【0060】
シュラウド2に有する開口部8は、上述したように、その中段開口部8bの車幅方向の外縁8boの位置が、上段開口部8aおよび下段開口部8cの各車幅方向の外縁8ao,8coよりも車幅方向内側に位置するように形成されているが(図1図4参照)、それに対応してシャッタ30は、図1図3に示すように、中段シャッタ30bの各車幅方向の外縁30boが、上段シャッタ30aおよび下段シャッタ30cの各車幅方向の外縁30ao,30coよりも車幅方向内側に位置するように形成されている。
【0061】
これにより上段、中段、下段の各ユニット3a〜3cに備えた各シャッタ30a,30b,30cは、その車幅方向の長さが、上段、中段、下段の各開口部8a,8b,8cの車幅方向の開口長さに対して同等、または、若干短い長さで形成されている(図1図2参照)。
【0062】
シャッタ30は、図3に示すように、その車幅方向の外縁から車幅方向外側へ突出するシャッタ軸34oと、車幅方向内縁から車幅方向内側へ突出するシャッタ軸34iとを備え、これら左右一対のシャッタ軸34o,34iは、車幅方向に沿って同軸に延びている。
【0063】
図2図3に示すように、フレーム60は、シャッタ30の車幅方向外側のシャッタ軸34iを軸支する幅外フレーム61a,61b,61cと、シャッタ30の車幅方向内側のシャッタ軸34iを軸支するセンタフレーム63,64とを備えている。さらに図2図3図5に示すように、センタフレーム63,64は、第1センタフレーム63と、該第1センタフレーム63の上方かつ左右各側に配設された左右一対の第2センタフレーム64,64とを備えている。
【0064】
第1センタフレーム63は、全ての分割ユニット3a〜3cに共通するフレームとして備え、図1図2図8に示すように、シュラウド2の車幅方向の中央部にてセンタステー24と車幅方向に一致するようにセンタステー24の背面に取り付けられている。
【0065】
図2図3図5図6(a)に示すように、第1センタフレーム63は、センタステー24の上端から下端の間にかけて上下方向に延びており、センタステー24に対応して、下側の幅広部63wと、該幅広部63wよりも上方に位置する幅小部63sとを有して形成されている(図3参照)。
【0066】
図3図5図8に示すように、第1センタフレーム63の下方側には、アクチュエータ31を収容するアクチュエータ収容部65が設けられている。当例では、この1つのアクチュエータ31によってグリルシャッタユニット3に備えた全てのシャッタ30を直接、または、間接的に開閉駆動するものである。
【0067】
アクチュエータ収容部65は、第1センタフレーム63の幅広部63wの上下方向における、シュラウド2の下段開口部8cに対応する部位に配設されており、アクチュエータ31は、このアクチュエータ収容部65に収容されることにより、センタステー24の下方側の背面側に配設されている(図8参照)。
【0068】
詳しくは、図3図5図6(a)、図8に示すように、アクチュエータ収容部65は、第1センタフレーム63においてアクチュエータ31の下部を前方から覆う前壁部65aと、背面側上部を覆う後壁部65bと、車幅方向の両側を覆う両サイドの側壁部65c,65c(図5参照)とを有して形成されている。
【0069】
ここで、図8並びに、図3のG−G線要部断面図としての図12(b)に示すように、アクチュエータ31の上部には、左右両サイドから車幅外方へ突出するモータ軸31a,31a(駆動軸とも称する)を備え、アクチュエータ31は、その左右一対のモータ軸31a,31aが下段第2シャッタ30c2のシャッタ軸34i(以下、「下段第2シャッタ軸340i」と称する)と側面視で一致するように、すなわち同軸となるように(図12(b)参照)第1センタフレーム63に固定されている(図8参照)。
【0070】
また図2図6(a)、図8に示すように、上述した第1センタフレーム63は、センタステー24と一体となってシュラウド2の上側幅中央21Mと下側幅中央22Mとが連結するように該センタステー24に取付けられている。
【0071】
具体的には図3に示すように、第1センタフレーム63には、複数の貫通穴63aが上下方向に沿って形成されている。
本実施形態では、図3図5図6に示すように、貫通穴63aは、第1センタフレーム63の幅小部63sの車幅方向中央部に沿った上下各部と、幅広部63wの上部の車幅方向中央部に対して若干左右各側にずれた部位(中段開口部8bに対応する部位の上下各部)と、幅広部63wの上下方向の中央部(下段開口部8cの上端に対応する部位)の左右両サイドと、幅広部63wの下部(下段開口部8cの下部に対応する部位)の左右両サイドとの少なくとも合計8つが形成されている。
【0072】
一方、図6(a)、図8に示すように、センタステー24の背面の正面視で第1センタフレーム63に設けた各貫通穴63aに対応する部位には、ネジ挿通穴24aが形成されている。
【0073】
そして図2図6(a)に示すように、それぞれのネジ挿通穴24aおよび貫通穴63aに、タッピングネジTを背面側から挿通することでシャッタ支持部66iが構成され、第1センタフレーム63がセンタステー24に一体に締結固定されている。
【0074】
第1センタフレーム63は、これら複数(8つ)のシャッタ支持部66iのうち、最上部に位置するシャッタ支持部66ia(図6(a)、図8参照)にて、シュラウドアッパ21の車幅方向中央部に一体形成されたセンタステー24の上部に取り付けられている。
【0075】
すなわち、シュラウド2の上側幅中央21Mは、シュラウドアッパ21の車幅方向中央部と、最上部に位置するシャッタ支持部66iaを含むセンタステー24の上部とに相当する部位である(図2図6(a)参照)。
【0076】
同様に、第1センタフレーム63は、これら複数(8つ)のシャッタ支持部66iのうち、最下部に位置するシャッタ支持部66ib(図6(a)参照)にて、シュラウドロア22の車幅方向中央部に一体形成されたセンタステー24の下部に取り付けられている。
【0077】
すなわち、シュラウド2の下側幅中央22Mは、シュラウドロア22の車幅方向中央部と、最下部に位置するシャッタ支持部66ibを含むセンタステー24の下部とに相当する部位である(図2図6(a)参照)。
【0078】
図3図5に示すように、第1センタフレーム63の左右両サイドの上下方向の各側には、上段、中段、下段の各分割ユニット3a〜3cに備えた各シャッタ30の車幅方向内側に有するシャッタ軸34iを軸支する軸支部67ia,67ib,67icが設けられている。
【0079】
具体的には、第1センタフレーム63の幅小部63sの上下各部には、第3上段シャッタ30a3および第4上段シャッタ30a4の車幅方向内側に有する各シャッタ軸34iを軸支する軸支部67iaが設けられている。
【0080】
さらに第1センタフレーム63の幅広部63wの上下方向の中段開口部8bに対応する部位の上下各部には、中段シャッタ30b1,30b2の車幅方向内側に有する各シャッタ軸34iを軸支する軸支部67ibが設けられている。
【0081】
同じく第1センタフレーム63の幅広部63wの上下方向の下段開口部8cに対応する部位の上下各部には、例えば、図5、並びに3のF−F線要部断面図としての図12(a)に示すように、下段第2シャッタ30c2以外の各下段シャッタ30c1,30c3〜30c5の車幅方向内側に有する各シャッタ軸34iを軸支する軸支部67icが設けられている。
【0082】
但し、上述したように、下段第2シャッタ軸340iは、第1センタフレーム63によって軸支されておらず、第1センタフレーム63に備えたアクチュエータ31から突出するモータ軸31aに直結しており(図12(b)参照)、これにより、左右両側において下段第2シャッタ軸340iはモータ軸31aに軸支されている。すなわち図3図5に示すように、第1センタフレーム63の左右側壁部の下段第2シャッタ軸340iに対応する部位には、該下段第2シャッタ軸340iを軸支する軸支部67icを形成しておらず、下段第2シャッタ軸340iの挿通を許容してモータ軸31aに連結可能とすべく下段第2シャッタ軸340iよりも大径に形成した大径貫通穴63bが設けられている(図3図5図12(b)参照)。
【0083】
図2図3図5に示すように、第2センタフレーム64は、ラッチ収容部9の車幅方向両側に、第1センタフレーム63と独立して(別部材で)上段ユニット3aの一部として配設されている。第2センタフレーム64は、上段第1シャッタ3a1および上段第2シャッタ3a2の車幅方向内側に有する各シャッタ軸34iを軸支する軸支部67iaが設けられている。
【0084】
図2図3図11に示すように、上述した第2センタフレーム64も第1センタフレーム63と同様にシュラウド2の背面側から締結固定されている。
【0085】
具体的には図5に示すように、第2センタフレーム64には、貫通穴64aが形成されるとともに、図11に示すように、シュラウド2における、第2センタフレーム64に形成した該貫通穴64aに対応する部位には、ネジ挿通穴22aが形成されている。
【0086】
そして、これらネジ挿通穴22aおよび貫通穴64aに、タッピングネジTを背面側から挿通することでシャッタ支持部66iが構成され、第2センタフレーム64がシュラウド2に一体に締結固定されている。
【0087】
図2図3に示すように、幅外フレーム61a,61b,61cは、上段ユニット3a、中段ユニット3bおよび下段ユニット3cのそれぞれに対応して上段幅外フレーム61a、中段幅外フレーム61b、下段幅外フレーム61cを左右各側に備えている。
【0088】
図3に示すように、上段幅外フレーム61aの上下方向の各側には、上段シャッタ30a1〜30a4の車幅方向外側に有する各シャッタ軸34oを軸支する軸支部67oaが設けられている。
【0089】
同図に示すように、中段幅外フレーム61bの上下方向の各側には、中段シャッタ30b1,30b2の車幅方向外側に有する各シャッタ軸34oを軸支する軸支部67obが設けられるとともに下段幅外フレーム61cの上下方向の各側には、下段シャッタ30a1〜30a5の車幅方向外側に有する各シャッタ軸34oを軸支する軸支部67ocが設けられている。
【0090】
図2図3に示すように、上述した幅外フレーム61a,61b,61cは、第1、第2センタフレーム63,64と同様にシュラウド2の背面側から締結固定されている。
【0091】
具体的には、上段、下段の各幅外フレーム61a,61cの上下各部、および中段幅外フレーム61bの上下方向の中間部には、それぞれ貫通穴61dが形成されるとともに(図3参照)、図11に示すように、シュラウド2における、これら貫通穴61dに対応する部位には、ネジ挿通穴22bが形成されている。但し、図11では複数の貫通穴61dのうち最上位置の貫通穴61dに対応するネジ挿通穴22bのみ図示している。
【0092】
そして図2図11に示すように、それぞれのネジ挿通穴22bおよび貫通穴61dに、タッピングネジTを背面側から挿通することでシャッタ支持部66oを構成するとともに、上段、中段、下段の各幅外フレーム61a,61b,61cをシュラウド2に、その背面側から一体に締結固定している。
【0093】
これにより、図1図2図4図7に示すように、上記のブラケット6(図4図7参照)は、上下方向において上段幅外フレーム61a(図2参照)と下段幅外フレーム61c(同図参照)の間に跨ってブラケット取付面部26へ取り付けられる。
【0094】
すなわち、ブラケット6のブラケット取付面部26へ締結する上下各側の締結部26c,26cのうち、上側の締結部26cは、上段幅外フレーム61aと上下方向に一致(オーバーラップ)する部位に設けられるとともに、下側の締結部26cは、下段幅外フレーム61cと上下方向に一致(オーバーラップ)する部位に設けられている(同図参照)。
【0095】
また図2図11に示すように、これら複数のシャッタ支持部66oのうち最上位に位置するシャッタ支持部66oは、ボックス形状部10およびマウント装置5と上下方向において略一致する部位に設けられている。換言すると、この最上位に位置するシャッタ支持部66oは、ボックス形状部10の車幅方向内側の側壁部13iから車幅方向内側へ略水平に上段開口部8aの車幅方向の外縁8aoの手前側まで延出した部位に設けられている(図11参照)。
【0096】
続いて揺動リンク70について説明する。
図2図3図5図6(a)に示すように、揺動リンク70は、車幅方向の中央部の左右各側に備えた左右一対の第1揺動リンク71,71と、上段ユニット3aの一部として、グリルシャッタユニット3の車幅方向両外側かつ上部に備えた左右一対の第2揺動リンク74,74(図2図3参照)とで構成される。
【0097】
図3図5図12(a)、(b)に示すように、第1揺動リンク71は、左右各側において、複数のシャッタ30と第1センタフレーム63との車幅方向の間に介在するように配設されるとともに、シャッタ軸34i,340iよりも背面側に配設されている。
【0098】
左右一対の第1揺動リンク71,71は、センタ揺動リンクユニット75の一部として、上下各側に幅小部63sと幅広部63wとを有する第1センタフレーム63の左右各側の側部形状に沿ってクランク状に左右略対称形状で形成されている(図3図5図6(a)参照)。
【0099】
すなわち、図2図3図5図6(a)、図8図12に示すように、センタ揺動リンクユニット75は、左右一対の第1揺動リンク71,71と、これら第1揺動リンク71,71を上下方向の各部位において第1センタフレーム63の背面側で車幅方向に連結する複数の背面側連結部72(図6(a)参照)とで一体に形成されている。
【0100】
図2図6(a)、(b)、図12(a)、(b)、図13(a)、(b)に示すように、左右一対の第1揺動リンク71,71(図5参照)には、その車幅方向外面から車幅方向の外側へ向けて突出する複数の揺動軸73iが枢着されている。これら揺動軸73iは、第1揺動リンク71の車幅方向外側において上下方向に配設された各シャッタ30に対応して上下方向に設けられている。そして、揺動軸73iは、シャッタ30の車幅方向内側の端面における、シャッタ軸34i(340iも含む)に対して偏心した位置(ずらした位置)に軸支されている(図13(a)、(b)参照)。
【0101】
ここで図6(a)、(b)、図13(a)、(b)に示すように、左右一対の第1揺動リンク71,71の上下方向に有する複数の揺動軸73iのうち、下段第2シャッタ30c2に軸支される揺動軸73iを下段第2揺動軸73iaに設定する。
上述したとおり、下段第2シャッタ軸340iはモータ軸31aに直結されているため(図12(b)参照)、アクチュエータ31が駆動すると、該アクチュエータ31の駆動力が第1揺動リンク71を介さずにダイレクトに下段第2シャッタ30c2に伝わり該下段第2シャッタ30c2が開閉駆動(揺動)する。
【0102】
この下段第2シャッタ30c2の駆動に伴って下段第2揺動軸73iaが下段第2シャッタ軸340i回りに揺動する。この下段第2揺動軸73iaの揺動に伴って第1揺動リンク71が上下方向に揺動するため、該第1揺動リンク71に枢着された下段第2揺動軸73ia以外の他の揺動軸73iも揺動することになる。
【0103】
すなわち、第1センタフレーム63に軸支された、下段第2シャッタ3c2以外の他のシャッタ30(30a3,30a4,30b1,30b2,30c1,30c3〜30c5)についても揺動させることができる。
【0104】
例えば、シャッタ30による下段開口部8cの開閉に着目して説明すると、下段シャッタ30cが図13(a)に示すような開状態においては、第1揺動リンク71は図14(a)に示すように下方に位置し、そのような開状態からアクチュエータ31の駆動によりそのモータ軸31aが例えば、図14(b)に示すように、反時計回りに90度回動すると(図14(b)中の矢印d2参照)、下段第2シャッタ30c2が下段第2揺動軸73iaごと下段第2シャッタ軸340i回りに反時計回りに90度回動する(図13(b)中の矢印d2参照)。
【0105】
これにより、図13(b)に示すように下段第2シャッタ30c2が閉状態となる。それと同時に、下段第2揺動軸73iaの上記回動に伴って図14(b)に示すように第1揺動リンク71が上動し(図14(b)中の矢印du参照)、これに連動して下段第2シャッタ軸340i以外の下段シャッタ30c1,30c3〜30c5のそれぞれの揺動軸73iが反時計回りに90度回動することによって(図14(b)中の矢印d1,d3〜d5参照)、該下段シャッタ30c1,30c3〜30c5が閉状態となる(図13(b)中の矢印d1,d3〜d5参照)。
【0106】
図2図3に示すように、第2揺動リンク74は、左右各側の上段ユニット3aにおいて、上段シャッタ30aと上段幅外フレーム61aとの車幅方向の間に介在するように配設されるとともに、これら上段シャッタ30aのそれぞれに設けられた車幅方向外側のシャッタ軸34oよりも背面側に配設されている。
【0107】
左右両側の第2揺動リンク74,74には、その車幅方向内側端面から車幅方向の内側へ向けて突出する揺動軸73oが一体に形成されており(図2参照)、該揺動軸73oは、各上段ユニット30aに対応して上下方向に設けられている。すなわち、揺動軸73oは、上述した揺動軸73iと同様に、車両側面視でシャッタ軸34o(図3参照)に対して偏心した位置(ずらした位置)となるようにシャッタ30の車幅方向の外端面に枢着されている。
【0108】
ここで上段ユニット3aに着目すると、アクチュエータ31の駆動によって上述したように、第1揺動リンク71が揺動することに伴って上段第3シャッタ30a3および上段第4シャッタ30a4が直線的に揺動する一方で、上段第1シャッタ30a1および上段第2シャッタ30a2ついては第1揺動リンク71に直接連結されていないため、直接的に揺動させることができない。
【0109】
しかしながら上段第1シャッタ30a1および上段第2シャッタ30a2は、
第2揺動リンク74を介して上段第3シャッタ30a3および上段第4シャッタ30a4に連結されているため、上段第3シャッタ30a3および上段第4シャッタ30a4が揺動するに伴って第3、第2揺動リンク74を介して上段第1シャッタ30a1および上段第2シャッタ30a2についても揺動させることができる。
【0110】
本実施形態の自動車のグリルシャッタ取付構造1は、熱交換器としてのラジエータ4およびコンデンサ45を支持する枠状のシュラウド2に、シャッタ30と、該シャッタ30に設けられたシャッタ軸34i,34oを軸支するフレーム60(61a,61b,61c,63,64)とを備えたグリルシャッタユニット3が取り付けられる構造であって、グリルシャッタユニット3を、シュラウド2に、該シュラウド2の背面側からラジエータ4およびコンデンサ45より前側部位に取り付けたものである(図2図7図11参照)。
【0111】
上記構成によれば、衝突を考慮した強固なグリルシャッタ30専用の枠状フレームが不要となる。
【0112】
この発明の態様として、グリルシャッタユニット3が、シャッタ30a,30b,30cを備えた分割ユニット3a〜3cごとに左右に分割されるとともに上下方向にも分割して構成され(図1図3参照)、フレーム60には、シャッタ30の車幅方向外側に設けられたシャッタ軸34oを軸支する幅外フレーム61a,61b,61cと(図2図3参照)、シャッタ30の車幅方向内側に設けられたシャッタ軸34iを軸支するセンタフレーム63,64(第1センタフレームおよび第2センタフレーム64)とを備え(図2図3図5図11参照)、幅外フレーム61a,61b,61cは、シャッタ30よりも車幅方向外側に分割ユニット3a〜3cごとに備えるとともに(同図参照)、センタフレーム63,64のうち第1センタフレーム63は、車幅方向の中央に分割ユニット3a〜3c間で共通して備えたものである(図2図3図5図8参照)。
【0113】
上記構成によれば、フレーム60をシュラウド2の背面側から取り付ける構成を採用したため、シュラウド2の前側から取り付ける場合と比較してフレーム60全体としての剛性を高剛性化する必要がないので枠状のフレームが不要となり、グリルシャッタユニット3の軽量化を図ることができる。
【0114】
さらに、従来のように枠状のフレームを備えずともセンタフレーム63,64によって、各分割ユニット3a〜3cをグリルシャッタユニット3として単一化(アッセンブリ化)することができ、シュラウド2への組付け性も確保することができる。
【0115】
この発明の態様として、枠状のシュラウド2の正面視内側に有する開口部8(8a,8b,8c)の車幅方向の外縁8ao,8bo,8coの位置が上下方向で異なっており(図1図4参照)、この位置に対応して各分割ユニット3a〜3cの車幅方向の外縁30ao,30bo,30co、すなわち、各分割ユニット3a〜3cのそれぞれに備えた各シャッタ30a,30b,30cの車幅方向の外縁30ao,30bo,30coの位置が上下方向で異なるように形成したものである(図1図3参照)。
【0116】
上記構成によれば、従来のような枠状のフレームではなく、各分割ユニット3a〜3c間で共通化したセンタフレーム63,64によって、複数の分割ユニット3a〜3cをグリルシャッタユニット3として単一化(アッセンブリ化)する構成を採用したため、各分割ユニット3a〜3cの車幅方向外側端30ao,30bo,30coの位置が、枠状のシュラウド2の正面視内側に有する開口部8の形状(車幅方向の外縁8ao,8bo,8coの位置)に応じた位置になるように各分割ユニット3a〜3cを構成することができる。
【0117】
すなわち、グリルシャッタユニット3に枠状のフレームを備えていないため、分割ユニット3a〜3cは、枠状のフレームによって車幅方向長さ等の形状の制限を受けないため、シュラウド側の形状に柔軟に対応することができる。
【0118】
この発明の態様として、開口部8は、上段開口部8a、中段開口部8bおよび下段開口部8cで構成され、中段開口部8bの車幅方向の外縁8boが、上段開口部8aおよび下段開口部8cの各車幅方向の外縁8ao,8coよりも車幅方向内側に位置するように形成され(図1図2参照)、分割ユニット3a〜3cは、上段ユニット3a、中段ユニット3bおよび下段ユニット3cで構成され、中段ユニット3b(中段シャッタ30b)の車幅方向の外縁30boが、中段開口部8bの車幅方向の外縁8boに対応して上段ユニット3a(上段シャッタ30b)および下段ユニット3c(下段シャッタ30b)の各車幅方向の外縁30ao,30coよりも車幅方向内側に位置するものである(図1図3参照)。
【0119】
ボンネット閉止時には、その荷重がシュラウド2上部からシュラウド2の上下方向の中間部においてブラケット6を介してバンパビーム7へと伝達されるため、シュラウド2の上下方向の中間部にも、ボンネット閉止時の荷重に対する剛性が要求される。
【0120】
これに対して上述したように中段開口部8bの車幅方向の外縁8boを、上段開口部8aの車幅方向の外縁8aoおよび下段開口部8cの車幅方向の外縁8coよりも車幅方向内側に位置するように(すなわちこれに伴ってシュラウド2の左右両側の上下方向の中間部に中段開口部8b側へ張り出す幅広部29を)形成することにより(図1図4参照)、シュラウド2の上下方向の中間部においても中段開口部8を設けて熱交換機能を高めつつ、シュラウド2の上下方向の中間部の剛性を確保することができる。
【0121】
また、上記構成によれば、シュラウド2の左右各側の上下方向中間部の剛性を高めることができ、枠状フレームをより一層不要とすることができる。
【0122】
ここで本実施形態においては、シュラウド2の左右両側の上下方向の中間部に幅広部29を形成することに加えて、ブラケット取付面部26にブラケット6を取り付けることでシュラウド2の左右各側のシュラウドサイド23の上下方向の中間部の剛性をより高めている。
【0123】
さらに本実施形態においては、左右各側のシュラウドサイド23の上部に熱交換器マウント部としてのマウント装置5を設けるとともに、シュラウドアッパ21の車幅方向の中央部にラッチ収容部9を設け、これらマウント装置5、ラッチ収容部9を共にボックス状に形成することで、シュラウド2の上部の剛性も高めている。
【0124】
これにより、ボンネット閉止時には、その荷重がシュラウド2上部からシュラウド2の上下方向の中間部においてブラケット6を介してバンパビーム7へと伝達されるため、シュラウド2の上部から左右両側の上下方向の中間部における、ボンネット閉止時の荷重に対する剛性を確保することができる。
【0125】
なお、シュラウドロア22を含めたシュラウド2下部については、ボンネット閉時の荷重等が直接的に加わらないため、上部や中間部よりも剛性を積極的に低く設定することでシュラウド2全体の軽量化を図ることができる。
【0126】
この発明の態様として、センタフレーム63,64のうち第1センタフレーム63でシュラウド2の上側幅中央21M(図2中の仮想線参照)とシュラウド2の下側幅中央22M(図2中の仮想線参照)とを連結したものである(図2図6(a)、図8参照)。
【0127】
上記構成によれば、センタフレーム63,64でシュラウド2の上下方向の補強が可能となる。
【0128】
この発明の態様として、シュラウドアッパ21における第1センタフレーム63との連結部位(すなわち第1センタフレーム63の最上部に位置するシャッタ支持部66ia(図2図8(a)参照))の上部に、不図示のボンネットのラッチを収容するラッチ収容部9(ポケット部)が上段開口部8a側へ突出して形成されるとともに(図1参照)、該ラッチ収容部9の車幅方向の両外側に、第1センタフレーム63と独立して上段シャッタ30aの車幅方向の内端に有するシャッタ軸34iを軸支する第2センタフレーム64を備えたものである(図2図3参照)。
【0129】
上記構成によれば、第2センタフレーム64は、第1センタフレーム63と上段幅外フレーム61a等を介して間接的に一体性を保っているため、グリルシャッタユニット3は、シュラウド2への組み付け時にはアッセンブリ化された状態で一体に取り付けることができる。
【0130】
詳述すると、上述したようにシュラウドアッパ21にラッチ収容部9を形成することで、該シュラウドアッパ21の車幅方向の中央部を補強することもできつつ、このようなシュラウドアッパ21にラッチ収容部9を形成した構成においても、その車幅方向の両側に備えた第2センタフレーム64,64を第1センタフレーム63とは独立化することでラッチ収容部9の車幅方向の両側に備えることができ、第2センタフレーム64,64によって上段第1シャッタ3a1および上段第2シャッタ3a2についても支持することができる。
【0131】
すなわち、上記構成によれば、全てのシャッタ30を1つのフレームで軸支する従来のような枠状のフレームではなく、第1センタフレーム63とは独立した第2センタフレーム64を備えることで、ラッチ収容部9を有するようなシュラウド2側の形状に柔軟に対応することができる。
【0132】
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく様々な実施形態で形成することができる。
例えば、上述した実施形態ではシャッタ軸34i,34oをシャッタ30側に設けて該シャッタ軸34i,34oによりフレーム60(61a,61b,61c,63,64)を軸支する構成を採用したが、これに限らず、例えば、シャッタ軸34i,34oをフレーム60(61a,61b,61c,63,64)側に設けて該シャッタ軸34i,34oによりシャッタ30を軸支する構成を採用してもよい。
【0133】
また上述した実施形態では揺動軸73i,73oを第1、第2揺動リンク71,74側に設けて該揺動軸73i,73oによりシャッタ30を軸支する構成を採用したが、これに限らず、例えば、揺動軸73i,73oをシャッタ30側に設けて該揺動軸73i,73oにより第1、第2揺動リンク71,74を軸支する構成を採用してもよい。
【符号の説明】
【0134】
1…グリルシャッタ取付構造
2…シュラウド
21…シュラウドアッパ
3…グリルシャッタユニット
3a,3b,3c…分割ユニット
4…ラジエータ(熱交換器)
3a…上段ユニット
3b…中段ユニット
3c…下段ユニット
30ao…上段ユニットの車幅方向の外縁
30bo…中段ユニットの車幅方向の外縁
30co…下段ユニットの車幅方向の外縁
8…開口部
8a…上段開口部
8b…中段開口部
8c…下段開口部
8ao…上段開口部の車幅方向の外縁
8bo…中段開口部の車幅方向の外縁
8co…下段開口部の車幅方向の外縁
9…ラッチ収容部
21M…シュラウドの上側幅中央
22M…シュラウドの下側幅中央
30…シャッタ
34i,34o…シャッタ軸
34o…シャッタの車幅方向外側に設けられたシャッタ軸
34i…シャッタの車幅方向内側に設けられたシャッタ軸
45…コンデンサ(熱交換器)
60…フレーム
61a,61b,61c…幅外フレーム
63,64…センタフレーム
63…第1センタフレーム
64…第2センタフレーム
66oa…第1センタフレームの最上部に位置するシャッタ支持部(シュラウドアッパにおけるセンタフレームとの連結部位)
図1
図2
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