(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6457487
(24)【登録日】2018年12月28日
(45)【発行日】2019年1月23日
(54)【発明の名称】ページヘッダを表示するための方法及びクライアントデバイス
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20130101AFI20190110BHJP
【FI】
G06F3/0481
【請求項の数】17
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2016-506579(P2016-506579)
(86)(22)【出願日】2014年4月2日
(65)【公表番号】特表2016-521407(P2016-521407A)
(43)【公表日】2016年7月21日
(86)【国際出願番号】US2014032632
(87)【国際公開番号】WO2014165571
(87)【国際公開日】20141009
【審査請求日】2017年3月7日
(31)【優先権主張番号】201310114432.0
(32)【優先日】2013年4月3日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510330264
【氏名又は名称】アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】ALIBABA GROUP HOLDING LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ディン ション
【審査官】
岩橋 龍太郎
(56)【参考文献】
【文献】
特表2004−508608(JP,A)
【文献】
特開2005−018165(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3135581(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048− 3/0489
G06F 3/14− 3/153
G06F 13/00
G06F 17/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ページヘッダを表示するための方法であって、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページのコンテンツに基づいて、前記現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ前記現在のページの状態を決定することであって、前記ページヘッダは、ウェブページにおいて前記コンテンツと共に表示される、または、アプリケーションにおいて前記コンテンツと共に表示される、ことと、
前記現在のページが前記情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従って前記ページヘッダを表示することであって、前記ナビゲーションバーは前記コンテンツ間をナビゲートするために用いられる、ことと、
前記現在のページが前記情報詳細ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示することと、
前記現在のページが前記閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロールされながら閲覧されている状態に切り替えられるとき、最初に表示されたページヘッダがナビゲーション機能を含む場合、前記ナビゲーションバーを隠し、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有する前記ページヘッダを表示するように切り替えることであって、前記ナビゲーション機能は、前記コンテンツ間をナビゲートする機能である、こと、または、前記最初に表示されたページヘッダが前記構成情報に従って表示されている場合、前記構成情報を無視し、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有する前記ページヘッダを表示するように切り替える機能である、ことと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記構成情報は、前記ページヘッダの属性情報である、高さ、色、及びスタイルのうちの1つ以上を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
所定の対応関係を用いて前記現在のページの前記コンテンツまたはドメイン名に基づいて前記構成情報を調整することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記現在のページが前記情報表示ページであり、モーダル状態またはスクロールされながら閲覧されている状態のいずれかにあるとき、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有するページヘッダを表示することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記現在のページが前記情報詳細ページであり、編集状態またはスクロールされながら閲覧されている状態のいずれかにあるとき、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有する前記ページヘッダを表示することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記現在のページが前記情報表示ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダが前記ナビゲーションバーを含む場合に前記ナビゲーション機能を有する前記ページヘッダを表示することであって、前記ナビゲーション機能は前記コンテンツ間をナビゲートする機能である、ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
表示ユニットと、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページのコンテンツに基づいて、前記現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ前記現在のページの状態を決定するために使用され、前記ページヘッダは、ウェブページにおいて前記コンテンツと共に表示される、または、アプリケーションにおいて前記コンテンツと共に表示される、前記メモリに記憶され、かつ前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な決定ユニットと、
前記現在のページが前記情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従って前記ページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示し、前記現在のページが前記情報詳細ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示するために使用され、前記ナビゲーションバーは前記コンテンツ間をナビゲートするために用いられる、前記メモリに記憶され、かつ前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な制御ユニットと
を備え、前記制御ユニットは、前記現在のページが前記閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロールされながら閲覧されている状態に切り替えられるとき、最初に表示されたページヘッダがナビゲーション機能を含む場合、前記ナビゲーションバーを隠し、現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えるよう前記表示ユニットに指示し、または前記最初に表示されたページヘッダが前記構成情報に従って表示されている場合、前記構成情報を無視し、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有する前記ページヘッダを表示するように切り替えるよう前記表示ユニットに指示するためにさらに使用され、前記ナビゲーション機能は前記コンテンツ間をナビゲートする機能であることを特徴とするクライアントデバイス。
【請求項8】
前記構成情報は、前記ページヘッダの属性情報である、高さ、色、及びスタイルのうちの1つ以上を含むことを特徴とする請求項7に記載のクライアントデバイス。
【請求項9】
所定の対応関係を用いて前記現在のページの前記コンテンツまたはドメイン名に基づいて前記構成情報を調整するための構成ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のクライアントデバイス。
【請求項10】
前記制御ユニットは、前記現在のページが前記情報表示ページであり、モーダル状態もしくはスクロールされながら閲覧されている状態のいずれかにあるとき、または前記現在のページが前記情報詳細ページであり、編集状態もしくは前記スクロールされながら閲覧されている状態のいずれかにあるとき、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有するページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示するためにさらに使用されることを特徴とする請求項7に記載のクライアントデバイス。
【請求項11】
前記制御ユニットは、前記現在のページが前記情報表示ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダが前記ナビゲーションバーを含む場合に前記ナビゲーション機能を有する前記ページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示するためにさらに使用されることであって、前記ナビゲーション機能は前記コンテンツ間をナビゲートする機能である、ことを特徴とする請求項7に記載のクライアントデバイス。
【請求項12】
1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体であって、1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページのコンテンツに基づいて、前記現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ前記現在のページの状態を決定することであって、前記ページヘッダは、ウェブページにおいて前記コンテンツと共に表示される、または、アプリケーションにおいて前記コンテンツと共に表示される、ことと、
前記現在のページが前記情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従って前記ページヘッダを表示することであって、前記ナビゲーションバーは前記コンテンツ間をナビゲートするために用いられる、ことと、
前記現在のページが前記情報詳細ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示することと、
前記現在のページが前記閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロールされながら閲覧されている状態に切り替えられるとき、最初に表示されたページヘッダがナビゲーション機能を含む場合、前記ナビゲーションバーを隠し、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えることであって、前記ナビゲーション機能は前記コンテンツ間をナビゲートする機能である、こと、または前記最初に表示されたページヘッダが前記構成情報に従って表示されている場合、前記構成情報を無視し、前記現在のページのコンテンツのタイトルを表示するタイトルバーのみを有する前記ページヘッダを表示するように切り替える、ことと
を含む行為を実施させる実行可能な命令を記憶することを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項13】
前記行為は、所定の対応関係を用いて前記現在のページの前記コンテンツまたはドメイン名に基づいて前記構成情報を調整することをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の前記1つ以上のコンピュータ可読記憶媒体。
【請求項14】
ページヘッダを表示するための方法であって、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページのコンテンツに基づいて、前記現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ前記現在のページの状態を決定することであって、前記ページヘッダは、ウェブページにおいて前記コンテンツと共に表示される、または、アプリケーションにおいて前記コンテンツと共に表示される、ことと、
前記現在のページが前記情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従って前記ページヘッダを表示することであって、前記ナビゲーションバーは前記コンテンツ間をナビゲートするために用いられる、ことと、
前記現在のページが前記情報詳細ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示することと、
前記現在のページが別の状態から前記閲覧状態に切り替えられるとき、前記現在のページが、前記ナビゲーションバーが提供された前記情報表示ページである場合、ナビゲーション機能を有する前記ページヘッダを表示するように切り替えることであって、前記ナビゲーション機能は前記コンテンツ間をナビゲートする機能である、こと、または前記ナビゲーションバーが提供されておらず、前記構成情報が存在する場合、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するように切り替えることと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項15】
ページヘッダを表示するための方法であって、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページのコンテンツに基づいて、前記現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ前記現在のページの状態を決定することであって、前記ページヘッダは、ウェブページにおいて前記コンテンツと共に表示される、または、アプリケーションにおいて前記コンテンツと共に表示される、ことと、
前記現在のページが前記情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従って前記ページヘッダを表示することであって、前記ナビゲーションバーは前記コンテンツ間をナビゲートするために用いられる、ことと、
前記現在のページが前記情報詳細ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示することと、
前記現在のページが別の状態から前記閲覧状態に切り替えられるとき、かつ前記現在のページが前記情報詳細ページである場合、前記ナビゲーションバー及び前記構成情報が存在する場合、前記ナビゲーションバーを隠し、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するように切り替えることと、
前記ナビゲーションバーが提供されておらず、前記構成情報が存在する場合、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するように切り替えることと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項16】
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
表示ユニットと、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページのコンテンツに基づいて、前記現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ前記現在のページの状態を決定するために使用され、前記ページヘッダは、ウェブページにおいて前記コンテンツと共に表示される、または、アプリケーションにおいて前記コンテンツと共に表示される、前記メモリに記憶され、かつ前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な決定ユニットと、
前記現在のページが前記情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従って前記ページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示し、前記現在のページが前記情報詳細ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示するために使用され、前記ナビゲーションバーは前記コンテンツ間をナビゲートするために用いられる、前記メモリに記憶され、かつ前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な制御ユニットと
を備え、前記制御ユニットは、前記現在のページが別の状態から前記閲覧状態に切り替えられるとき、前記現在のページが、前記ナビゲーションバーが提供された前記情報表示ページである場合、ナビゲーション機能を有するページヘッダを表示するように切り替えるよう前記表示ユニットに指示し、または前記ナビゲーションバーが提供されておらず、前記構成情報が存在する場合、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するように切り替えるよう前記表示ユニットに指示するためにさらに使用され、前記ナビゲーション機能は前記コンテンツ間をナビゲートする機能であることを特徴とするクライアントデバイス。
【請求項17】
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
表示ユニットと、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページのコンテンツに基づいて、前記現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ前記現在のページの状態を決定するために使用され、前記ページヘッダは、ウェブページにおいて前記コンテンツと共に表示される、または、アプリケーションにおいて前記コンテンツと共に表示される、前記メモリに記憶され、かつ前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な決定ユニットと、
前記現在のページが前記情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、前記ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従って前記ページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示し、前記現在のページが前記情報詳細ページであり、前記閲覧状態にあるとき、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するよう前記表示ユニットに指示するために使用され、前記ナビゲーションバーは前記コンテンツ間をナビゲートするために用いられる、前記メモリに記憶され、かつ前記1つ以上のプロセッサによって実行可能な制御ユニットと
を備え、前記制御ユニットは、前記現在のページが別の状態から前記閲覧状態に切り替えられるとき、かつ前記現在のページが前記情報詳細ページである場合、前記ナビゲーションバー及び前記構成情報が存在する場合、前記ナビゲーションバーを隠し、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するように切り替えるよう前記表示ユニットに指示し、かつ前記ナビゲーションバーが提供されておらず、前記構成情報が存在する場合、前記構成情報に従って前記ページヘッダを表示するように切り替えるよう前記表示ユニットに指示するためにさらに使用されることを特徴とするクライアントデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ネットワーキング分野に関し、より具体的には、ページヘッダを表示するための方法及びクライアントデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
ページヘッダは、ページのヘッダ、及びモバイルデバイスのアプリケーションプログラムのヘッダを含む。ページヘッダの設計及びページ全体とページヘッダの統合は、ユーザにページの認知及び印象を与えることができ、時には、ナビゲーション機能性の役割を果たすことさえあり得る。ページヘッダは、いわばページ設計での非常に重要な役割を果たす。しかしながら、クライアントアプリケーション及びページ内の既存のヘッダは固定され、ユーザによって構成され得ない。それらは、ページとの真の統合を実現することができず、ユーザアプリケーションシナリオの変化に従って調整することができず、したがってそれらの能力は、今のところ完全に探究されていない。
【発明の概要】
【0003】
本概要は、発明を実施するための形態でさらに後述される単純化された形態で概念の選択を紹介するように提供される。本概要は、特許請求される主題のすべての重要な特徴または必須の特徴を特定することを意図されず、または特許請求される主題の範囲を決定することの支援として単独で使用されることも意図されない。用語「技術」は、例えば、上記の文脈によって、かつ本開示全体にわたって認められるようなデバイス(複数可)、システム(複数可)、方法(複数可)、及び/またはコンピュータ可読命令を指すことができる。
【0004】
本開示によって解決される技術的問題は、現実の状況の差に従ってページヘッダを調整する方法である。
【0005】
前述の問題を解決するために、本開示は、ページヘッダを表示する方法を提供し、本方法は、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ現在のページの状態を決定することと、
現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従ってページヘッダを表示することと、
現在のページが情報詳細ページであり、閲覧状態にあるとき、構成情報に従ってページヘッダを表示することと、を含む。
【0006】
さらに、構成情報は、ページヘッダの以下の属性情報である、高さ、色、及びスタイルのうちの1つまたはいくつかの組み合わせを含む。
【0007】
本方法は、
所定の対応関係を用いて現在のページのコンテンツまたはドメイン名に基づいて構成情報を調整すること、をさらに含む。
【0008】
さらに、本方法は、
現在のページが情報表示ページであり、モーダル状態またはスクロール状態のいずれかにあるとき、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示することと、
現在のページが情報詳細ページであり、編集状態またはスクロール状態のいずれかにあるとき、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示することと、をさらに含む。
【0009】
さらに、本方法はまた、
現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含む場合にナビゲーション機能を有するページヘッダを表示すること、を含む。
【0010】
さらに、本方法は、
現在のページが閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロール状態に切り替えられるとき、最初に表示されたページヘッダがナビゲーション機能を含む場合、ナビゲーションバーを隠し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えること、または最初に表示されたページヘッダが構成情報に従って表示されている場合、構成情報を無視し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えることと、
現在のページが別の状態から閲覧状態に切り替えられるとき、現在のページが、ナビゲーションバーが提供された情報表示ページである場合、ナビゲーション機能を有するページヘッダを表示するように切り替えること、またはナビゲーションバーが提供されておらず、構成情報が存在する場合、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替え、現在のページが情報詳細ページである場合、ナビゲーションバー及び構成情報が存在する場合、ナビゲーションバーを隠し、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えること、またはナビゲーションバーが提供されておらず、構成情報が存在する場合、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えることと、をさらに含む。
【0011】
本開示はさらに、クライアントデバイスを提供し、このクライアントデバイスは、
表示ユニットと、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ現在のページの状態を決定するために使用される決定ユニットと、
現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従ってページヘッダを表示するよう表示ユニットに指示し、現在のページが情報詳細ページであり、閲覧状態にあるとき、構成情報に従ってページヘッダを表示するよう表示ユニットに指示するために使用される制御ユニットと、を含む。
【0012】
さらに、構成情報は、ページヘッダの属性情報である、高さ、色、及びスタイルのうちのいずれか1つまたは組み合わせを含む。
【0013】
クライアントデバイスは、
所定の対応関係を用いて現在のページのコンテンツまたはドメイン名に基づいて構成情報を調整するための構成ユニットをさらに含む。
【0014】
さらに、制御ユニットは、現在のページが情報表示ページであり、モーダル状態もしくはスクロール状態のいずれかにあるとき、または現在のページが情報詳細ページであり、編集状態もしくはスクロール状態のいずれかにあるとき、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するよう表示ユニットに指示するためにさらに使用される。
【0015】
さらに、制御ユニットはまた、現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含む場合にナビゲーション機能を有するページヘッダを表示するよう表示ユニットに指示するためにさらに使用される。
【0016】
さらに、制御ユニットは、現在のページが閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロール状態に切り替えられるとき、最初に表示されたページヘッダがナビゲーション機能を含む場合、ナビゲーションバーを隠し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニットに指示するか、または最初に表示されたページヘッダが構成情報に従って表示されている場合、構成情報を無視し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニットに指示し、現在のページが別の状態から閲覧状態に切り替えられるとき、現在のページが、ナビゲーションバーが提供された情報表示ページである場合、ナビゲーション機能を有するページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニットに指示するか、またはナビゲーションバーが提供されておらず、構成情報が存在する場合、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニットに指示し、現在のページが情報詳細ページである場合、ナビゲーションバー及び構成情報が存在する場合、ナビゲーションバーを隠し、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニットに指示するか、またはナビゲーションバーが提供されておらず、構成情報が存在する場合に構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニットに指示するためにさらに使用される。
【0017】
本開示の別の実施形態は、変更可能かつ構成可能なページヘッダを提供して、ページの特性及びカスタマイズだけではなく、汎用性もまた確保することができる。別の実施形態は、ページヘッダを活発に変更して、ページとアプリケーションとの差に従ってページコンテンツと一致させることができ、いくつかの用途では、コンテンツと組み合わせるときと同時に、ページヘッダの必須機能(ナビゲーション、タイトル等)を果たす。さらに別の実施形態は、異なるシナリオ(例えば、閲覧状態、編集状態、またはページモーダル状態など)でのページコンテンツに基づいてページヘッダのサイズ、コンテンツ、及び機能を調整することができる。それにもかかわらず、本開示を実装するあらゆる製品は、すべての上記の利点を同時に実現する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本開示の第1の実施形態に従って、現在のページが情報表示ページ/情報詳細ページであるとき、それぞれのページヘッダを図解する概略図である。
【
図2】本開示の第1の実施形態に従って、現在のページが異なる状態にあるとき、それぞれのページヘッダを図解する概略図である。
【
図3】本開示の第1の実施形態において表示されたページヘッダを図解する構造図である。
【
図4】本開示の第1の実施形態において異なる種類のページヘッダを図解する概略図である。
【
図5】本開示の第1の実施形態において異なる種類のページヘッダを作成する過程を図解するフローチャートである。
【
図6】本開示の第2の実施形態においてクライアントデバイスを図解する構造図である。
【
図7】より詳細に
図6において例示的なクライアントデバイスを図解する構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本開示の技術的スキームは、添付の図面及び実施形態を用いてさらに詳細に後述されよう。
【0020】
本開示の実施形態及び実施形態の特徴は、互いに組み合わせられることができ、それらの間に矛盾が存在しない場合、本開示の範囲内であることに留意されるべきである。加えて、フローチャートは、論理的順序を示すが、その中に示され、または記載されるブロックは、ある特定の状況下で異なる順序で実行され得る。
【0021】
第1の実施形態では、ページヘッダを表示する方法は、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ現在のページの状態を決定することと、
現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従ってページヘッダを表示することと、
現在のページが情報詳細ページであり、閲覧状態にあるとき、構成情報に従ってページヘッダを表示することと、を含む。
【0022】
情報表示ページは、閲覧状態、スクロール状態、またはモーダル状態を有する。情報詳細ページは、閲覧状態、スクロール状態、または編集状態を有する。モーダル状態は、特定の問題を処理するために使用されるページの状態を指す。ページヘッダのモーダル制御は、ページがモーダル状態に入る(ナビゲーションバーがモーダル制御を含まない)間、表示される。
【0023】
この実施形態では、構成情報は、ページヘッダの以下の属性情報である、高さ、色、及びスタイルのうちのいずれか1つまたは組み合わせを含み、実際の用途では、画像、サイズ等のページヘッダの他の属性情報をさらに含むことができる。構成情報に含まれるコンテンツの差により、ページヘッダは個人化コンテンツ(以下、構成情報に基づいて表示されるこのようなページヘッダが個人化ページヘッダと称される)を有することが可能になり得る。
【0024】
本実施形態では、構成情報は、ページヘッダを作成するときにユーザによって設定され得るか、使用中に変更され得るか、または現在のページのコンテンツ及び所定の対応関係に基づいて自動的に調整され得る。例えば、ページヘッダが構成情報に従って表示されるとき、構成情報は、現在のページがゲームと関連付けられたページであるとき、対応関係に従って高さ1、色1、及びスタイル1のように自動的に調整される。構成情報は、現在のページがショッピングサイトと関連付けられたページに切り替えられるとき、対応関係に従って高さ2、色2、及びスタイル2のように自動的に調整される。構成情報はさらに、現在のページが属するドメイン名、及び所定の対応関係に基づいて自動的に調整されてもよい。例えば、現在のページがドメイン名1でのページであるとき、構成情報は、対応関係に従って高さ3、色3、及びスタイル3のように自動的に調整される。現在のページがドメイン名2でのページであるとき、構成情報は、対応関係に従って高さ4、色4、及びスタイル4のように自動的に調整される。ページヘッダは、異なるページに従ってページコンテンツと、かつ対応関係に従ってアプリケーションと一致させるように活発に変更され得る。
【0025】
この実施形態では、「現在のページが閲覧状態にある」ということは、ページヘッダが表示されるときに閲覧状態にある現在のページ、または別の状態から閲覧状態に切り替えられる現在のページに対応する。
【0026】
一実施形態では、本方法は、
現在のページが情報表示ページであり、モーダル状態またはスクロール状態にあるとき、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示することと、
現在のページが情報詳細ページであり、編集状態またはスクロール状態にあるとき、タイトルバーのみを有するページヘッダ(以下、ミニヘッダと称される)を表示することと、をさらに含む。
【0027】
いくつかの実施形態では、構成情報内のページヘッダの属性情報は、ミニヘッダを表示するための属性情報と同じであるように設定され得る。この場合、ミニヘッダは、閲覧状態中に表示される。これはまた、構成情報の個人化設定の可能性である。ミニヘッダが構成情報に従って表示されるため、ミニヘッダはまた、ある種の個人化ページヘッダである。
【0028】
一実施形態では、表示する方法は、
現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含む場合にナビゲーション機能を有するページヘッダ(以下、ナビゲーションヘッダと称される)を表示すること、をさらに含み得る。
【0029】
この実装形態では、ナビゲーション機能はまた、ページが閲覧されるときに実現され得る。
【0030】
この実装形態では、ミニヘッダが表示されるとき、ナビゲーションバーは、ナビゲーションバーがページヘッダ内に存在する場合に隠される。構成情報が存在する場合、構成情報内に設定される個人化コンテンツは隠され、タイトルバーのみが単純に表示される。
【0031】
加えて、本方法は、
現在のページが閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロール状態に切り替えられるとき、最初に表示されたページヘッダがナビゲーション機能を含む場合、ナビゲーションバーを隠し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えるか、または最初に表示されたページヘッダが構成情報に従って表示されている場合、構成情報を無視し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えることと、
現在のページが別の状態から閲覧状態に切り替えられるとき、かつ現在のページが情報表示ページである場合、ナビゲーションバーが存在する場合にナビゲーション機能を有するページヘッダを表示するように切り替えるか、またはナビゲーションバーが存在せず、構成情報が存在する場合、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替え、現在のページが情報詳細ページである場合、ナビゲーションバー及び構成情報が存在する場合、ナビゲーションバーを隠し、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えるか、またはナビゲーションバーが存在せず、構成情報が存在する場合、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えることと、をさらに含み得る。
【0032】
現在のページ(それが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかにかかわらず)が閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロール状態に切り替えられるとき、ミニヘッダが表示される。閲覧状態でのページヘッダは、ナビゲーションヘッダまたは個人化ページヘッダのいずれかである。最初のヘッダがナビゲーションヘッダである場合、ナビゲーションバーは隠され、ページヘッダは、ミニヘッダのみを表示するように切り替えられる。最初のヘッダが構成情報に従って表示される個人化ページヘッダである場合、構成情報によって構成される個人化コンテンツは無視され、ページヘッダは、ミニヘッダのみを表示するように切り替えられる。現在のページが別の状態から閲覧状態に切り替えられるとき、最初に表示されるヘッダは、ミニヘッダであるべきである。現在のページが情報表示ページであり、ナビゲーションバーが存在する場合、ナビゲーションバーは回復され、ナビゲーションヘッダが表示される。ナビゲーションバーが存在せず、構成情報が存在する場合、個人化コンテンツは回復され、個人化ページヘッダを表示するように切り替える。ミニヘッダは、ナビゲーションバー及び構成情報の両方が存在しない場合に維持される。現在のページが情報詳細ページであるとき、ナビゲーションバーは隠され、個人化ページヘッダは、ナビゲーションバー及び構成情報が存在する場合に表示され、ナビゲーションバーが存在せず、構成情報が存在する場合、個人化ページヘッダは、表示されるように直接切り替えられ、構成情報が存在しない場合、ミニヘッダは維持される(ナビゲーションバーは、ナビゲーションバーが存在する場合に隠される)。
【0033】
いくつかの実施形態では、ページヘッダのサイズ、コンテンツ、及び機能は、異なる状態(閲覧状態、スクロール状態、編集状態、モーダル状態など)及び異なるシナリオ(情報表示ページ、情報詳細ページ)に従ってページコンテンツに基づいて調整される。いくつかの用途では、ページヘッダの必須機能(例えば、ナビゲーション、タイトルなど)は、コンテンツと統合しながら取得され得る。さらに、異なる状態のこれらのページヘッダは、操作によって互いに変換され得る。これにより、ページヘッダは異なる操作シナリオに従って現在のシナリオに自動的に変更し、それに自動的に適合することが可能になる。
【0034】
一実施形態では、情報表示ページ100のページヘッダは、
図1に示されるように、ナビゲーションヘッダ101、個人化ページヘッダ102、またはミニヘッダ103のうちの1つであり得る。情報詳細ページ104のページヘッダは、
図2に詳細に示される個人化ページヘッダ105またはミニヘッダ106のいずれかのみであり得る。現在のページ200が情報詳細ページ201である場合、ミニヘッダ203は、編集状態またはスクロール状態202のために表示され、ナビゲーションバーは、閲覧状態204のために、ナビゲーションバーが存在する205場合に隠され206、構成情報が存在する207場合、個人化コンテンツが構成され208、個人化ページヘッダが表示され209、構成情報が存在しない場合、ミニヘッダが表示される。現在のページ200が情報表示ページ210である場合、スクロール状態211のためにミニヘッダが表示され212(構成情報が存在する場合、構成情報は無視され、ナビゲーションバーが存在する場合、ナビゲーションバーは隠され)、モーダル状態213のためにモーダル制御が表示され214、ミニヘッダが表示され215(構成情報が存在する場合、構成情報は無視され、ナビゲーションバーが存在する場合、ナビゲーションバーは隠され)、閲覧状態216のために、ナビゲーションバーが存在する217場合、ナビゲーションヘッダが表示され218、ナビゲーションバーが存在せず、構成情報が存在する219場合、個人化ページヘッダが表示され220、ナビゲーションバーが存在せず、構成情報が存在する219場合、ミニヘッダが表示される221。
【0035】
別の実施例では、表示されるページヘッダ300が
図3に示され、モーダル制御301と、コンテンツ表示ページ302とを含む。概して、コンテンツ表示ページ302のみが表示され、モーダル制御301は、現在のページがモーダル状態にあるときのみ表示される。コンテンツ表示ページ302がナビゲーションバー303を含み、現在のページが閲覧状態での情報表示ページである場合、ナビゲーションヘッダ304が表示される。コンテンツ表示ページ302が構成情報305を含み、現在のページが閲覧状態での情報詳細ページである場合、個人化ページヘッダ306が表示される。コンテンツ表示ページ302が構成情報305を含むが、ナビゲーションバー303を含まない場合、現在のページは、閲覧状態での情報表示ページであり、個人化ページヘッダ306が表示される。コンテンツ表示ページ302がタイトルバー307のみを含む場合、ミニヘッダ308が表示される。
【0036】
この実施例では、3つの形態のページヘッダは、
図4に示されるように、左から右に、ナビゲーションヘッダ400、個人化ページヘッダ401、及びミニヘッダ403である。コンテンツ領域404は、ウェブページコンテンツ、またはモバイルデバイスのアプリケーションのコンテンツであってもよい
【0037】
図5は、第1の実施形態に従ってページヘッダを生成する過程を示し、ブロック501〜507を含む。
【0038】
ブロック501は、タイトルを設定する。
【0039】
ブロック502は、ナビゲーションバーが必要とされるか決定し、肯定的である場合、ブロック503に進み、またはナビゲーションバーが必要とされない場合、ブロック504に進む。
【0040】
ブロック503は、ナビゲーションバーを含むページヘッダを作成して、ナビゲーションヘッダを取得する。作成が完了する。
【0041】
ブロック504は、正常なページヘッダを作成する。
【0042】
ブロック505は、個人化構成が必要とされるかを決定し、そうでなければ、ブロック506に進み、または必要ならば、ブロック507に進む。
【0043】
ブロック506は、ミニヘッダを直接取得する。作成が完了する。
【0044】
ブロック507は、構成情報を追加し、構成情報内のページヘッダの属性情報を設定して、個人化ページヘッダを取得する。作成が完了する。
【0045】
表示中、表示されるミニヘッダがナビゲーションヘッダである場合、ナビゲーションバーが隠され、または表示されるミニヘッダが個人化ページヘッダである場合、構成情報の属性情報が無視される。表示されるナビゲーションヘッダがミニヘッダである場合、ナビゲーションバーが追加され、表示される。表示されるナビゲーションヘッダが個人化ページヘッダである場合、構成情報が無視され、ナビゲーションバーが追加され、表示される。個人化ページヘッダが表示されることができ、構成情報が存在しない状況下で、ミニヘッダが表示される。
【0046】
別の実施形態では、クライアントデバイスは、
図6に示されるように、
表示ユニット610と、
ページヘッダが表示されるとき、現在のページが情報表示ページまたは情報詳細ページであるかを決定し、かつ現在のページの状態を決定するために使用される決定ユニット620と、
現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含まない場合に構成情報に従ってページヘッダを表示するよう表示ユニット610に指示し、現在のページが情報詳細ページであり、閲覧状態にあるとき、構成情報に従ってページヘッダを表示するよう表示ユニット610に指示するために使用される制御ユニット630と、を含む。
【0047】
場合によっては、構成情報は、ページヘッダの属性情報である、高さ、色、及びスタイルのうちのいずれか1つまたは組み合わせを含む。
【0048】
一実施形態では、クライアントデバイスは、
所定の対応関係を用いて現在のページのコンテンツまたはドメイン名に基づいて構成情報を調整するための構成ユニットをさらに含み得る。
【0049】
いくつかの実施形態では、制御ユニット630は、現在のページが情報表示ページであり、モーダル状態もしくはスクロール状態のいずれかにあるとき、または現在のページが情報詳細ページであり、編集状態もしくはスクロール状態のいずれかにあるとき、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するよう表示ユニット610に指示するためにさらに使用される。
【0050】
加えて、制御ユニット630は、現在のページが情報表示ページであり、閲覧状態にあるとき、ページヘッダがナビゲーションバーを含む場合にナビゲーション機能を有するページヘッダを表示するよう表示ユニット610に指示するためにさらに使用される。
【0051】
いくつかの実施形態では、制御ユニット630は、現在のページが閲覧状態からモーダル状態、編集状態、またはスクロール状態に切り替えられるとき、最初に表示されたページヘッダがナビゲーション機能を含む場合、ナビゲーションバーを隠し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニット610に指示するか、または最初に表示されたページヘッダが構成情報に従って表示されている場合、構成情報を無視し、タイトルバーのみを有するページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニット610に指示し、現在のページが別の状態から閲覧状態に切り替えられるとき、現在のページが、ナビゲーションバーが提供された情報表示ページである場合、ナビゲーション機能を有するページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニット610に指示するか、またはナビゲーションバーが提供されておらず、構成情報が存在する場合、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニット610に指示し、現在のページが情報詳細ページである場合、ナビゲーションバー及び構成情報が存在する場合、ナビゲーションバーを隠し、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニット610に指示し、ナビゲーションバーが提供されておらず、構成情報が存在する場合、構成情報に従ってページヘッダを表示するように切り替えるよう表示ユニット610に指示するためにさらに使用される。
【0052】
図7は、より詳細に上述されるようなクライアントデバイス等の例示的なクライアントデバイス700を図解する。一実施形態では、クライアントデバイス700は、これらに限定されないが、1つ以上のプロセッサ701、ネットワークインターフェース702、メモリ703、及び入力/出力インターフェース704を含むことができる。
【0053】
メモリ703は、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の揮発性メモリ、及び/または読み取り専用メモリ(ROM)またはフラッシュRAM等の不揮発性メモリの形態でコンピュータ可読媒体を含むことができる。メモリ703は、コンピュータ可読媒体の一例である。
【0054】
コンピュータ可読媒体としては、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータ等、情報の記憶のために任意の方法または技術で実装された揮発性及び不揮発性、取り外し可能及び取り外し可能ではない媒体が挙げられる。コンピュータ記憶媒体の例としては、これらに限定されないが、相変化メモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、他の種類のランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、もしくは他の磁気ストレージデバイス、またはコンピューティングデバイスによるアクセスのための情報を記憶するために使用され得る任意の他の非伝送媒体が挙げられる。本明細書で定義されるとき、コンピュータ可読媒体は、変調データ信号及び搬送波等の一時的な媒体を含まない。
【0055】
メモリ703は、プログラムユニット705と、プログラムデータ706とを含み得る。一実施形態では、プログラムユニット705は、表示ユニット707と、制御ユニット708と、決定ユニット709と、構成ユニット710とを含み得る。これらのプログラムユニットに関する詳細は、上述される前述の実施形態に見出すことができる。
【0056】
当業者であれば、前述の方法のすべてまたは一部が関連のハードウェア構成要素に指示するプログラムによって実施されてもよいことを理解することができる。プログラムは、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、または光学ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。任意に、前述の実施形態のすべてまたは一部は、1つ以上の集積回路を用いて実装されてもよい。したがって、前述の実施形態の各モジュール/ユニットは、ハードウェアまたはソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本開示は、ハードウェアとソフトウェアとの任意の特定の形態の組み合わせに限定されない。
【0057】
本開示はまた、多くの他の実施形態を有してもよい。当業者であれば、本開示の趣旨及び本質から逸脱することなく本開示に基づいて様々な対応する変更及び修正を行うことができる。しかしながら、これらの対応する変更及び修正は、本開示の特許請求の範囲の保護の範囲に属するべきである。