特許第6461295号(P6461295)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6461295
(24)【登録日】2019年1月11日
(45)【発行日】2019年1月30日
(54)【発明の名称】共線用通線器
(51)【国際特許分類】
   H02G 1/06 20060101AFI20190121BHJP
   G02B 6/46 20060101ALI20190121BHJP
【FI】
   H02G1/06
   G02B6/46 321
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-238469(P2017-238469)
(22)【出願日】2017年12月13日
【審査請求日】2017年12月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】399040405
【氏名又は名称】東日本電信電話株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】504415223
【氏名又は名称】株式会社ツール・ディポ
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(72)【発明者】
【氏名】廣瀬 知也
(72)【発明者】
【氏名】芹田 尚
(72)【発明者】
【氏名】上原 邦明
(72)【発明者】
【氏名】小椋 弘樹
(72)【発明者】
【氏名】石関 明宏
【審査官】 石坂 知樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−048927(JP,A)
【文献】 特開2006−119230(JP,A)
【文献】 特開2004−274951(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02G 1/06
G02B 6/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
既設の第1ケーブルに沿わせて通線用の第2ケーブルを敷設する共線用通線器であって、
前記第1ケーブルと前記第2ケーブルとが挿入されるクランプチューブと、
前記クランプチューブと前記第2ケーブルとを連結する連結具とを具備し、
前記クランプチューブは、可撓管によって形成され、前記可撓管の中心線方向と交差する方向に延設された切り込み部が前記可撓管の周壁に前記中心線方向に沿って複数並設され、
前記連結具は、前記クランプチューブの内部に挿入可能な大きさの管状の連結具本体と、
前記連結具本体の先端部に形成され、前記第2ケーブルの先端部と係合するケーブル係合部と、
前記連結具本体の基端部に形成され、前記連結具本体の径方向に沿って前記連結具本体の外側に向けて突出された舌片状のチューブ係合部とを有し、
前記チューブ係合部が前記クランプチューブの前記切り込み部に挿入された状態で係合する共線用通線器。
【請求項2】
前記連結具本体は、断面形状がC字状の管状部材を有し、
前記ケーブル係合部は、前記管状部材の先端部の両端間の中央位置に前記管状部材の中心線方向と同方向に延設させた直線状部材を有し、
前記直線状部材は、前記第2ケーブルの先端部の周囲に巻き付ける状態で固定する
請求項1に記載の共線用通線器。
【請求項3】
前記クランプチューブは、前記可撓管の前記切り込み部以外の場所に円形のチューブ本体の一部を重ね合わせた重ね合わせ部を有する請求項1に記載の共線用通線器。
【請求項4】
前記クランプチューブは、前記切り込み部の部分を拡開させる装着具と一緒に使用され、前記第2ケーブルと前記クランプチューブとを前記第1ケーブルに沿って一緒に送り出す請求項1に記載の共線用通線器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば既設のメタルケーブルに沿わせて通線を行う共線用通線器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば既設のメタルケーブルに沿って配管をつくり、その配管内に既設のメタルケーブルと通線用のケーブルとを挿入し、既設のメタルケーブルに沿わせて通線を行うことが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−169941
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配管と通線用のケーブルとを既設のメタルケーブルに沿わせて通線する作業時に既設のメタルケーブルとの摩擦抵抗が大きい場合には配管の繰り出し作業が困難になり、配線を敷設する作業が難しくなる。
【0005】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、既設のケーブルに沿わせて通線を行う作業を容易に行うことができる共線用通線器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面の態様は、既設の第1ケーブルに沿わせて通線用の第2ケーブルを敷設する共線用通線器である。前記共線用通線器は、クランプチューブと、連結具とを具備する。前記クランプチューブは、前記第1ケーブルと前記第2ケーブルとが挿入される。前記連結具は、前記クランプチューブと前記第2ケーブルとを連結する。前記クランプチューブは、可撓管によって形成され、前記可撓管の中心線方向と交差する方向に延設された切り込み部が前記可撓管の周壁に前記中心線方向に沿って複数並設されている。前記連結具は、連結具本体と、ケーブル係合部と、舌片状のチューブ係合部とを有する。前記連結具本体は、前記クランプチューブの内部に挿入可能な大きさの管状の部材である。前記ケーブル係合部は、前記連結具本体の先端部に形成され、前記第2ケーブルの先端部と係合する。前記チューブ係合部は、前記連結具本体の基端部に形成され、前記連結具本体の径方向に沿って前記連結具本体の外側に向けて突出されている。前記チューブ係合部が前記クランプチューブの前記切り込み部に挿入された状態で係合する。
上記構成では、クランプチューブの内部に連結具本体を挿入させた状態で、クランプチューブの切り込み部に連結具本体のチューブ係合部をクランプチューブの内側から挿入して係合させる。これにより、クランプチューブと連結具本体とが係合される。続いて、連結具本体のケーブル係合部を第2ケーブルの先端部に係合させる。これにより、連結具本体を介してクランプチューブと第2ケーブルとが連結される。この状態で、クランプチューブの押し出し作業を行うことで既設のケーブルに沿わせて通線を行う作業を容易に行うことができる。
【0007】
好ましくは、前記連結具本体は、断面形状がC字状の管状部材を有し、前記ケーブル係合部は、前記管状部材の先端部の両端間の中央位置に前記管状部材の中心線方向と同方向に延設させた直線状部材を有し、前記直線状部材は、前記第2ケーブルの先端部の周囲に巻き付ける状態で固定する。
上記構成では、C字状の管状部材の直線状部材を第2ケーブルの先端部の周囲に巻き付ける状態で固定することで、連結具本体のケーブル係合部を第2ケーブルの先端部に係合させることができる。
【0008】
好ましくは、前記クランプチューブは、前記可撓管の前記切り込み部以外の場所に円形のチューブ本体の一部を重ね合わせた重ね合わせ部を有する。
上記構成では、チューブ本体の重ね合わせ部を開くことでクランプチューブの内部に第1ケーブルと第2ケーブルを挿入することができる。
【0009】
好ましくは、前記クランプチューブは、前記重ね合わせ部の部分を拡開させる装着具と一緒に使用され、前記第2ケーブルと前記クランプチューブとを前記第1ケーブルに沿って一緒に送り出す。
【0010】
上記構成では、クランプチューブを装着具により重ね合わせ部の部分を拡開させることで、クランプチューブの内部に第1ケーブルと第2ケーブルを挿入し、クランプチューブを繰出す作業を行うことができる。
【発明の効果】
【0011】
既設のケーブルに沿わせて通線を行う作業を容易に行うことができる共線用通線器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、実施形態に係る共線用通線器全体の斜視図である。
図2図2は、実施形態の共線用通線器の連結具を示すもので、(A)は連結具の斜視図、(B)は連結具の正面図、(C)は連結具の背面図、(D)は平面図である。
図3図3は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブの先端に連結具を連結させた状態を示す斜視図である。
図4図4は、図3のクランプチューブと連結具と通線用のケーブルとの連結状態を示す斜視図である。
図5図5は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブと連結具のチューブ係合部との係合部分を示す斜視図である。
図6図6は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブと連結具のチューブ係合部との係合部分を図5とは別の方向から見た斜視図である。
図7図7は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブの装着具に既設のメタルケーブルと通線用ケーブルとをセットした状態を示す平面図である。
図8図8は、実施形態のクランプチューブの装着具を閉じた状態を示す平面図である。
図9図9は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブの使用法を説明するもので、(A)はクランプチューブ装着具にクランプチューブと既設のメタルケーブルと通線用ケーブルとをセットした状態を示す側面図、(B)はクランプチューブの押し込み状態を示す側面図である。
図10図10は、実施形態のクランプチューブを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る共線用通線器全体の斜視図である。図2は、実施形態の共線用通線器の連結具を示すもので、(A)は連結具の斜視図、(B)は連結具の正面図、(C)は連結具の背面図、(D)は平面図である。図3は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブの先端に連結具を連結させた状態を示す斜視図である。図4は、図3のクランプチューブと連結具と通線用のケーブルとの連結状態を示す斜視図である。図5は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブと連結具のチューブ係合部との係合部分を示す斜視図である。図6は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブと連結具のチューブ係合部との係合部分を図5とは別の方向から見た斜視図である。図7は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブの装着具に既設のメタルケーブルと通線用ケーブルとをセットした状態を示す平面図である。図8は、実施形態のクランプチューブの装着具を閉じた状態を示す平面図である。図9は、実施形態の共線用通線器のクランプチューブの使用法を説明するもので、(A)はクランプチューブ装着具にクランプチューブと既設のメタルケーブルと通線用ケーブルとをセットした状態を示す側面図、(B)はクランプチューブの押し込み状態を示す側面図である。図10は、実施形態のクランプチューブを示す斜視図である。
【0014】
本実施形態の共線用通線器1は、図1に示すように例えば既設のメタルケーブルなどの第1ケーブル2に沿って新たに光ケーブルを通線するために使用されるメタル共線用通線器である。この共線用通線器1は、既存の通線器である通線用の第2ケーブル3と、クランプチューブ4と、連結具5とを具備する。
【0015】
クランプチューブ4は、第1ケーブル2と第2ケーブル3とが挿入される。連結具5は、クランプチューブ4と第2ケーブル3とを連結する。クランプチューブ4は、例えばポリエチレンチューブなどの可撓管6によってチューブ本体6aが形成されている。このクランプチューブ4は、図10に示すように可撓管6の中心線Oの方向と交差する方向に延設された切り込み部7が可撓管6の周壁に中心線Oの方向に沿って複数並設されている。
【0016】
さらに、クランプチューブ4は、可撓管6の切り込み部7以外の場所に可撓管6の中心線Oの方向に沿って切離された切断部8が形成されている。可撓管6は、この切断部8から分割されている。可撓管6は、この切断部8の片側の周縁部位8aが他の片側の周縁部位8bに乗り上げる状態で円形のチューブ本体6aの一部を重ね合わせた重ね合わせ部9を有する。この重ね合わせ部9は、通常は、チューブ本体6aの弾力により、重ね合わせた状態が維持されている。そして、後述するクランプチューブ用装着具10と組み合わせて使用される際に、重ね合わせ部9の部分を拡開させる。
【0017】
図2(A)〜(D)に示すように連結具5は、連結具本体11と、ケーブル係合部12と、舌片状のチューブ係合部13とを有する。連結具本体11は、クランプチューブ4の内部に挿入可能な大きさの管状の部材である。好ましくは、連結具本体11は、図2(B)、(C)に示すように断面形状がC字状の管状部材によって形成されている。
【0018】
ケーブル係合部12は、連結具本体11の先端部に形成され、第2ケーブル3の先端部3aと係合する。チューブ係合部13は、連結具本体11の基端部に形成された舌片状の突設部を有する。このチューブ係合部13は、舌片状の突設部を連結具本体11の径方向に沿って連結具本体11の外側に向けてほぼ90°の角度で屈曲された状態で突出されている。チューブ係合部13は、クランプチューブ4の切り込み部7に挿入された状態でクランプチューブ4と係合する。
【0019】
また、本実施形態の共線用通線器1では、図7図8に示すクランプチューブ用装着具10が使用される。このクランプチューブ用装着具10は、図7に示すように複数のケーブルを並べて収容する装着具本体14を有する。
【0020】
この装着具本体14は、図7に示す開いた状態と、図8に示す閉じた状態とに切換えて使用される。また、装着具本体14は、図8に示す閉じた状態で複数のケーブルを包む状態で把持する筒状部材17が形成される。さらに、装着具本体14には、クランプチューブ4が外嵌状態で嵌め込まれる2つのチューブ連結部15、16が設けられている。装着具本体14が図7に示す開いた状態では、2つのチューブ連結部15、16は、装着具本体14の両側斜め横向きに突出された突出部の形状である。そして、装着具本体14が図8に示す閉じた状態に切換えられた場合には、2つのチューブ連結部15、16は、接合されて1つの棒状部材18が形成されている。
【0021】
本実施形態の共線用通線器1の使用時には、図7に示すようにクランプチューブ用装着具10の装着具本体14が開いた状態で、第1ケーブル2と第2ケーブル3とが装着具本体14上に並べて配置される。この状態で、装着具本体14を図8に示す閉じた状態に切換える。これにより、第1ケーブル2と第2ケーブル3とは、装着具本体14の筒状部材17の内部に挿入された状態で保持される。このとき、2つのチューブ連結部15、16は、接合されて1つの棒状部材18の形態になる。
【0022】
その後、クランプチューブ4の先端に連結具5を連結する。このとき、連結具本体11の基端部側をクランプチューブ4の先端側から挿入する。そして、図5図6に示すようにクランプチューブ4の先端側の切り込み部7にチューブ係合部13を内側から挿入し、切り込み部7にチューブ係合部13を引掛けた状態でクランプチューブ4と係合させる。このとき、連結具本体11の外周面は、クランプチューブ4の内周面に接合された状態で連結されているので、チューブ係合部13は、内側に押し戻されることはない。
【0023】
続いて、図9(A)に示すように装着具本体14の棒状部材18にクランプチューブ4を先端側から外嵌状態で嵌め込む。このとき、クランプチューブ4は、棒状部材18に押し込まれるにしたがってチューブ本体6aの弾力に抗して重ね合わせ部9の部分を拡開させる。そして、クランプチューブ4の挿入が進むにつれてクランプチューブ4の可撓管6は、切断部8から2つに分割させる状態に押し開かれる。そのため、図9(B)に示すようにクランプチューブ4を先端側が装着具本体14の先端側に押し込まれることで、クランプチューブ4の切断部8の部分からクランプチューブ4の内部に第1ケーブル2と第2ケーブル3とが挿入される。
【0024】
そして、クランプチューブ4の先端側が装着具本体14の先端側に突出した時点で、連結具5のケーブル係合部12を第2ケーブル3の先端部3aと係合させる。この作業時には、図4図5図6に示すように連結具5のケーブル係合部12を第2ケーブル3の先端部3aに巻き付ける状態で係合させて固定する。これにより、第2ケーブル3と、連結具5と、クランプチューブ4とが一体的に固定される。そのため、この後のクランプチューブ4の押し込み作業により、第1ケーブル2に沿って第2ケーブル3と、クランプチューブ4とを一体的に押し出すことができる。したがって、本実施形態の共線用通線器1では、クランプチューブ4の押し込み作業により、既設のケーブルである第1ケーブル2に沿わせて通線用の第2ケーブル3の通線を行う作業を容易に行うことができる。
【0025】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【符号の説明】
【0026】
1…共線用通線器、2…第1ケーブル、3…第2ケーブル、3a…先端部、4…クランプチューブ、5…連結具、6…可撓管、6a…チューブ本体、7…切り込み部、8…切断部、8a…周縁部位、8b…周縁部位、9…重ね合わせ部、10…クランプチューブ用装着具、11…連結具本体、12…ケーブル係合部、13…チューブ係合部、14…装着具本体、15…チューブ連結部、16…チューブ連結部、17…筒状部材、18…棒状部材。
【要約】
【課題】既設のケーブルに沿わせて通線を行う作業を容易に行うことができる共線用通線器を提供する。
【解決手段】既設の第1ケーブル2に沿わせて通線用の第2ケーブル3を敷設する共線用通線器1は、クランプチューブ4と、連結具5とを具備する。クランプチューブ4は、第1ケーブル2と第2ケーブル3とが挿入される。連結具5は、クランプチューブ4と第2ケーブル3とを連結する。クランプチューブ4は、可撓管の中心線方向と交差する方向に延設された切り込み部が可撓管の周壁に中心線方向に沿って複数並設されている。連結具5は、連結具本体11と、ケーブル係合部12と、チューブ係合部13とを有する。連結具本体11がクランプチューブ4の内部に挿入された状態で、ケーブル係合部12が第2ケーブル3の先端部と係合する。チューブ係合部13がクランプチューブ4の切り込み部7に挿入された状態で係合する。
【選択図】 図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10