特許第6461750号(P6461750)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6461750
(24)【登録日】2019年1月11日
(45)【発行日】2019年1月30日
(54)【発明の名称】冷却管及び金型冷却機構
(51)【国際特許分類】
   B22D 17/22 20060101AFI20190121BHJP
   B22C 9/06 20060101ALI20190121BHJP
   B29C 33/04 20060101ALI20190121BHJP
   B29C 45/73 20060101ALI20190121BHJP
【FI】
   B22D17/22 D
   B22C9/06 B
   B29C33/04
   B29C45/73
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-167446(P2015-167446)
(22)【出願日】2015年8月27日
(65)【公開番号】特開2017-42792(P2017-42792A)
(43)【公開日】2017年3月2日
【審査請求日】2018年3月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】315007433
【氏名又は名称】株式会社エーユー
(74)【代理人】
【識別番号】100120396
【弁理士】
【氏名又は名称】杉浦 秀幸
(72)【発明者】
【氏名】青木 文吾
【審査官】 國方 康伸
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3069299(JP,U)
【文献】 特開2013−158805(JP,A)
【文献】 特開2011−025262(JP,A)
【文献】 特開2011−025256(JP,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2009−0110637(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B22D 17/00
B22C 9/00
B29C 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
金型に形成された冷却穴に挿入され冷却流体を前記冷却穴内に供給する冷却管であって、
基端側の供給口から内部に供給された前記冷却流体を先端側の開口部から前記冷却穴内に放出する内側パイプと、
前記内側パイプの基端部に固定された基端部材と、
基端部が前記基端部材に取り付けられ、前記内側パイプを隙間を空けて内側に配して前記冷却穴内の前記冷却流体を前記隙間を通して基端側から外部に排出する外側パイプとを備え、
前記基端部材が、基端側外周面に前記冷却流体の供給用ホースが接続可能で前記供給口に連通した第1接続部を有し、
前記外側パイプが、基端側外周面に前記冷却流体の排出用ホースが接続可能で前記隙間に連通した第2接続部とを有し、
前記基端部材が、前記外側パイプに対して軸方向回りに回動可能かつ取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする冷却管。
【請求項2】
請求項1に記載の冷却管において、
前記基端部材が、基端側外周に設けられた雄ねじ部と、基端部外周の前記雄ねじ部より先端側に設けられ前記外側パイプの内周面に密着可能な内側シール部材とを有し、
前記外側パイプが、先端部外周に設けられ前記冷却穴の内周面に密着可能な外側シール部材と、内周面に設けられ前記雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部と、内周面に設けられ前記雌ねじ部の軸方向先端側に隣接していると共に前記雄ねじ部を収納可能な空間部とを有していることを特徴とする冷却管。
【請求項3】
金型に形成された冷却穴と、
前記冷却穴に挿入され冷却流体を前記冷却穴内に供給する冷却管とを備え、
前記冷却管が、請求項1又は2に記載の冷却管であることを特徴とする金型冷却機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイカスト等に用いる金型を冷却する冷却管及び金型冷却機構に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ダイカスト鋳造や射出成形等に用いられる金型には、金型を冷却するための冷却管及びこれを用いた金型冷却機構が設けられている。例えば、冷却管及び金型冷却機構としては、金型に複数の冷却穴を形成し、これらの冷却穴に冷却管を挿入して冷却管から冷却穴内に冷却水等の冷却流体を供給して金型を冷却する構造を有している。
【0003】
例えば特許文献1には、外パイプの中に内パイプを配置して冷却水の往路と復路とを形成し、外パイプと内パイプとの一端側に往路に通じる冷却水の入水接続口と復路に通じる出水接続口とを備えたホース接続口金が取り付けられた金型用冷却パイプが記載されている。
また、特許文献2には、冷却用パイプが挿入された冷却用穴の開口部に往路配管及び復路配管が接続されたホルダが固定され冷却用パイプが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−154796号公報
【特許文献2】特開平6−315751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の技術において、以下の課題が残されている。
すなわち、従来の技術では、冷却流体の供給用ホース(往路配管)の接続部と排出用ホース(復路配管)の接続部とが、一定の方向に向いて固定されているため、ホース取り回しの自由度が低いという不都合があった。また、冷却穴に挿入されている冷却管を取り外す際には、供給用ホースと排出用ホースとの両方を取り外し、さらに接続していた口金やホルダを金型から取り外す必要があり、作業に手間がかかってしまう問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、供給用ホースと排出用ホースとの取り回し自由度が高いと共にメンテナンス性に優れている冷却管及び金型冷却機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る冷却管は、金型に形成された冷却穴に挿入され冷却流体を前記冷却穴内に供給する冷却管であって、基端側の供給口から内部に供給された前記冷却流体を先端側の開口部から前記冷却穴内に放出する内側パイプと、前記内側パイプの基端部に固定された基端部材と、基端部が前記基端部材に取り付けられ、前記内側パイプを隙間を空けて内側に配して前記冷却穴内の前記冷却流体を前記隙間を通して基端側から外部に排出する外側パイプとを備え、前記基端部材が、基端側外周面に前記冷却流体の供給用ホースが接続可能で前記供給口に連通した第1接続部を有し、前記外側パイプが、基端側外周面に前記冷却流体の排出用ホースが接続可能で前記隙間に連通した第2接続部とを有し、前記基端部材が、前記外側パイプに対して軸方向回りに回動可能かつ取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする。
【0008】
本発明の冷却管では、基端部材が、外側パイプに対して軸方向回りに回動可能かつ取り外し可能に取り付けられているので、基端部材を外側パイプに対して回動させることで、外側パイプの第2接続部に対して第1接続部の向きを自由に変更することができ、排出用ホースと供給用ホースとの取り回し自由度を向上させることができる。また、メンテナンス等において内側パイプを取り外したい場合、供給用ホースが接続される基端部材を外側パイプから取り外し可能であるので、金型に外側パイプ及び排出用ホースを取り付けたまま、基端部材と共に内側パイプを取り外すことができる。
【0009】
第2の発明に係る冷却管は、第1の発明において、前記基端部材が、基端側外周に設けられた雄ねじ部と、基端部外周の前記雄ねじ部より先端側に設けられ前記外側パイプの内周面に密着可能な内側シール部材とを有し、前記外側パイプが、先端部外周に設けられ前記冷却穴の内周面に密着可能な外側シール部材と、内周面に設けられ前記雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部と、内周面に設けられ前記雌ねじ部の軸方向先端側に隣接していると共に前記雄ねじ部を収納可能な空間部とを有していることを特徴とする。
この冷却管では、基端部材が、雄ねじ部と、内側シール部材とを有し、外側パイプが、雌ねじ部と、空間部とを有しているので、内側シール部材により漏れが防止されると共に、雌ねじ部を超えて空間部に雄ねじ部を配することで、内側パイプ及び基端部材の抜け止め及び後端側の位置決めが可能になる。
【0010】
すなわち、この冷却管を冷却穴に挿入して取り付ける際は、まず外側パイプを冷却穴に押し込んで取り付ける。この際、外側シール部材が冷却穴の内周面に密着することで、外側パイプが冷却穴に固定され、外側パイプと冷却穴との間からの冷却流体の漏れが防止される。次に、基端部材が固定された内側パイプを外側パイプ内に挿入すると共に、先端側を冷却穴内に挿入する。この際、雄ねじ部を外側から雌ねじ部にねじ込むと共に、雄ねじ部の先端側に形成された空間部内まで基端部材を回して雄ねじ部を送り込む。この状態で、空間部内まで送り込まれた雄ねじ部は雌ねじ部から外れるが、基端部材を螺着可能な方向に回さない限り、雌ねじ部がストッパとして機能するために、後端側への移動が規制され、位置決めされる。
【0011】
また、空間部に雄ねじ部が配された状態では、軸方向の位置を変えずに基端部材だけを外側パイプに対して回動させることができ、供給用ホースや排出用ホースの接続方向を別々に容易に調整することが可能になる。すなわち、2つの冷却流体用ホースの取り出し方向(接続方向)が互いに固定されず、軸回転方向の高い自由度が得られる。
また、内側パイプを取り外す際は、基端部材を後端方向に引きながら基端部材を取付時と反対方向に回転させることで、空間部内の雄ねじ部を内側(先端側)から雌ねじ部にねじ込み、さらに雌ねじ部を超えて外側に出すことで、容易に基端部材及び内側パイプを外側パイプから取り外すことができ、メンテナンスが容易になる。
【0012】
第3の発明に係る金型冷却機構は、金型に形成された冷却穴と、前記冷却穴に挿入され冷却流体を前記冷却穴内に供給する冷却管とを備え、前記冷却管が、第1又は第2の発明の冷却管であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明の冷却管及び金型冷却機構によれば、外側パイプに対して軸方向回りに回動可能かつ取り外し可能に取り付けられているので、排出用ホースと供給用ホースとの取り回し自由度を向上させることができると共に、金型に外側パイプ及び排出用ホースを取り付けたまま、基端部材と共に内側パイプを取り外すことができる。
また、基端部材が、雄ねじ部と、内側シール部材とを有し、外側パイプが、雌ねじ部と、空間部とを有することで、内側シール部材により漏れが防止されると共に、内側パイプ及び基端部材の抜け止め及び後端側の位置決めが可能になる。
したがって、本発明の冷却管及び金型冷却機構では、供給用ホースと排出用ホースとの高い取り回し自由度が得られると共に、優れたメンテナンス性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る冷却管及び金型冷却機構の一実施形態において、冷却管を金型に取り付けた状態を示す断面図である。
図2】本実施形態において、冷却管の基端部を示す拡大断面図である。
図3図2のA線で囲まれた部分(雄ねじ部が空間部に収納された部分)を示す拡大断面図である。
図4】本実施形態において、外側パイプを示す断面図である。
図5】本実施形態において、基端部材が固定された内側パイプを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明における冷却管及び金型冷却機構の一実施形態を、図1から図5に基づいて説明する。
【0016】
本実施形態における金型冷却機構1は、図1及び図2に示すように、金型2に形成された冷却穴3と、冷却穴3に挿入され冷却水等の冷却流体を冷却穴3内に供給する冷却管4とを備えている。なお、冷却穴3は金型2に複数形成されていると共に、各冷却穴3にそれぞれ冷却管4が取り付けられている。
上記金型2は、入れ子2Aと、入れ子2Aの外側に設置されたおも型2Bとを備えている。
【0017】
上記冷却管4は、図1から図3に示すように、基端側の供給口5aから内部に供給された冷却流体を先端側の開口部5bから冷却穴3内に放出する内側パイプ5と、内側パイプ5の基端部に固定された基端部材6と、基端部が基端部材6に取り付けられ、内側パイプ5を隙間Sを空けて内側に配して冷却穴3内の冷却流体を隙間Sを通して基端側から外部に排出する外側パイプ7とを備えている。
【0018】
上記基端部材6は、図1及び図5に示すように、基端側外周面に冷却流体の供給用ホース(図示略)が接続可能で供給口5aに連通した第1接続部6aを有している。
上記外側パイプ7は、図1及び図4に示すように、基端側外周面に冷却流体の排出用ホース(図示略)が接続可能で隙間Sに連通した第2接続部7aとを有している。
なお、第1接続部6aと第2接続部7aとは、ホース接続用に雌ねじが形成されている。
【0019】
上記基端部材6は、外側パイプ7に対して軸方向回りに回動可能かつ取り外し可能に取り付けられている。
すなわち、基端部材6は、基端側外周に設けられた雄ねじ部6bと、基端部外周の雄ねじ部6bより先端側に設けられ外側パイプ7の内周面に密着可能な内側シール部材6cとを有している。
また、外側パイプ7は、先端部外周に設けられ冷却穴3の内周面に密着可能な外側シール部材7eと、内周面に設けられ雄ねじ部6bに螺合可能な雌ねじ部7bと、内周面に設けられ雌ねじ部7bの軸方向先端側に隣接していると共に雄ねじ部6bを収納可能な空間部7cとを有している。
【0020】
上記内側パイプ5の先端は、軸方向に対して斜めにカットされており、開口部5bが斜め方向に向けて開口している。
この内側パイプ5の基端部5cは、基端部材6に形成されたパイプ取付穴6eに固定されている。すなわち、内側パイプ5の基端部5cは、雄ねじ加工されており、基端部材6のパイプ取付穴6e内の先端部において雌ねじ加工された部分にねじ込まれて固定されている。なお、パイプ取付穴6eには、第1接続部6aが連通している。
【0021】
上記冷却穴3は、おも型2Bを貫通し外側パイプ7の外径より内径が大きい貫通孔部3aと、入れ子2A内に形成され貫通孔部3aより内径が小さく設定されていると共に外側パイプ7が挿入可能な開口側穴部3bと、外側パイプ7の外径よりも内径が小さく設定されていると共に外側パイプ7の内径よりも内径が大きく設定された先端側穴部3cとを有している。すなわち、先端側穴部3cは、開口側穴部3bよりも小さい内径であると共に内側パイプ5が挿入可能であり、外側パイプ7と内側パイプ5との隙間Sと連通している。なお、貫通孔部3a、開口側穴部3b及び先端側穴部3cは、同軸に形成されている。
【0022】
上記外側シール部材7eは、外側パイプ7の先端部外周に形成された2つの環状溝7d内にそれぞれ嵌め込まれたOリングである。
また、上記内側シール部材6cは、基端部材6の先端部外周に形成された1つの環状溝6d内に嵌め込まれたOリングである。
【0023】
本実施形態の金型冷却機構1において、冷却管4の取り付け方法及び取り外し方法について以下に説明する。
【0024】
冷却管4を冷却穴3に挿入して取り付ける際は、まず外側パイプ7を冷却穴3に押し込んで取り付ける。この際、外側パイプ7は、先端側穴部3cより外径が大きいため、開口側穴部3bまで挿入される。また、この際、外側シール部材7eが開口側穴部3bの内周面に密着することで、外側パイプ7が冷却穴3に固定され、外側パイプ7と冷却穴3との間からの冷却流体の漏れが防止される。
【0025】
次に、基端部材6が固定された内側パイプ5を外側パイプ7内に挿入すると共に、先端側を冷却穴3内に挿入する。この際、雄ねじ部6bを外側から雌ねじ部7bにねじ込むと共に、雄ねじ部6bの先端側に形成された空間部7c内まで基端部材6を回して雄ねじ部6bを送り込む。この状態で、空間部7c内まで送り込まれた雄ねじ部6bは雌ねじ部7bから外れるが、基端部材6を螺着可能な方向に回さない限り、雌ねじ部7bがストッパとして機能するために、後端側への移動が規制され、位置決めされる。
また、外側パイプ7の先端は、先端側穴部3cと開口側穴部3bとの境の段部に当接しているので、冷却管4の先端方向への移動も規制される。なお、基端部材6の基端を押さえ板(バックプレート)で支持しても構わない。
【0026】
また、空間部7cに雄ねじ部6bが配された状態では、軸方向の位置を変えずに基端部材6だけを外側パイプ7に対して回動させることができ、供給用ホースや排出用ホースの接続方向を別々に容易に調整することが可能になる。すなわち、2つの冷却流体用ホースの取り出し方向(接続方向)が互いに固定されず、軸回転方向の高い自由度が得られる。
なお、上記取り付け方法では、外側パイプ7と内側パイプ5及び基端部材6とを分けて金型2への取り付けを行っているが、外側パイプ7と内側パイプ5及び基端部材6とを組み立てた冷却管4を、そのまま先端側から冷却穴3に挿入して取り付けても構わない。
【0027】
次に、内側パイプ5を取り外す際は、基端部材6を後端方向(抜く方向)に引きながら基端部材6を取付時と反対方向に回転させることで、空間部7c内の雄ねじ部6bを内側(先端側)から雌ねじ部7bにねじ込み、さらに雌ねじ部7bを超えて外側に出すことで、容易に基端部材6及び内側パイプ5を外側パイプ7から取り外すことができ、メンテナンスが容易になる。
なお、冷却管4を取り外す際には、外側パイプ7を金型2から抜き出すだけで冷却管4全体を取り外すことができる。
【0028】
このように本実施形態の冷却管4及び金型冷却機構1では、基端部材6が、外側パイプ7に対して軸方向回りに回動可能かつ取り外し可能に取り付けられているので、基端部材6を外側パイプ7に対して回動させることで、外側パイプ7の第2接続部7aに対して第1接続部6aの向きを自由に変更することができ、排出用ホースと供給用ホースとの取り回し自由度を向上させることができる。
【0029】
また、メンテナンス等において内側パイプ5を取り外したい場合、供給用ホースが接続される基端部材6を外側パイプ7から取り外し可能であるので、金型2に外側パイプ7及び排出用ホースを取り付けたまま、基端部材6と共に内側パイプ5を取り外すことができる。
【0030】
さらに、基端部材6が、雄ねじ部6bと、内側シール部材6cとを有し、外側パイプ7が、雌ねじ部7bと、空間部7cとを有しているので、内側シール部材6cにより漏れが防止されると共に、雌ねじ部7bを超えて空間部7cに雄ねじ部6bを配することで、内側パイプ5及び基端部材6の抜け止め及び後端側の位置決めが可能になる。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
【符号の説明】
【0032】
1…金型冷却機構、2…金型、3…冷却穴、4…冷却管、5…内側パイプ、5a…供給口、5b…開口部、6…基端部材、6a…第1接続部、6b…雄ねじ部、6c…内側シール部材、7…外側パイプ、7a…第2接続部、7b…雌ねじ部、7c…空間部、7e…外側シール部材、S…隙間
図1
図2
図3
図4
図5