(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
− 支持体(2)であって、ベース(3)と、前記ベース(3)上で吊り下げられた振り子(4)と、前記ベース(3)及び前記振り子(4)上で関節式連結された接続懸架ロッド(5)と、を含む、支持体(2)と;
− 第1の軸(A1)周りで前記支持体(2)に対して回転(R1)可動な第1のコグホイール(12)と;
− 第2の軸(A2)周りで前記支持体(2)に対して回転(R2)可動な第2のコグホイール(22)と;
− 回転(R1)可能に前記第1のコグホイール(12)と一体的な第1の偏心要素(14)であって、前記第1の軸(A1)周りで重力(P1)の第1のモーメント(M1)を発生させる、第1の偏心要素(14)と;
− 回転(R2)可能に前記第2のコグホイール(22)と一体的な第2の偏心要素(24)であって、前記第2の軸(A2)周りで重力(P2)の第2のモーメント(M2)を発生させる、第2の偏心要素(24)と;
− 接続ロッド(60;160)であって、第1のシャフトに回動リンクとして取り付けられた回転ヘッド(62)と、第2のシャフトに偏心回動リンクとして取り付けられた偏心ヘッド(63)と、を備える、接続ロッド(60;160)と;
前記第1のコグホイール(12)及び前記第2のコグホイール(22)の一方又は前記第1の偏心要素(14)及び前記第2の偏心要素(24)の一方を回転(R1;R2)駆動するように構成された始動手段(40)と、
を備える機構(1)であって、
− 前記第1の軸(A1)及び前記第2の軸(A2)が、水平又は鉛直な基準面(P0)内で平行であり;
− 前記振り子(4)が、前記第1のコグホイール(12)及び前記第1の偏心要素(14)の前記第1の軸(A1)並びに前記第2のコグホイール(22)及び前記第2の偏心要素(24)の前記第2の軸(A2)を支持し;
− 前記接続懸架ロッド(5)が、鉛直面に対して45°から80°の間に含まれる角度に従って傾斜しており;
− 前記接続ロッド(60;160)のために、前記第1のシャフトが、前記第1のコグホイール(12)及び前記第2のコグホイール(22)の一方を支持するシャフト(11;21)、又は前記ベース(3)に固定されたシャフト(53)のいずれかであるとともに、前記第2のシャフトが、前記第1のコグホイール(12)及び前記第2のコグホイール(22)の一方を支持するシャフト(11;21)と、前記ベース(3)に固定された前記シャフト(53)と、のうちの他方のシャフトであり;
− 前記第1のコグホイール(12)及び前記第2のコグホイール(22)が、単一の伝達比を使用して一方が他方と係合し、且つ反対方向に回転(R1;R2)可動であり;
− 前記機構(1)が動作中であるときに、前記第1の偏心要素(14)及び前記第2の偏心要素(24)が、楕円運動に従う一方で、前記振り子(4)が、鉛直成分及び水平成分を有する移動に従い;
− 前記第1の偏心要素(14)の重力(P1)の前記第1のモーメント(M1)及び前記第2の偏心要素(24)の重力(P2)の前記第2のモーメント(M2)が、同じ値及び同じ方向を有し、当該値及び当該方向が、前記第1の軸(A1)周りでの前記第1の偏心要素(14)の角度位置及び前記第2の軸(A2)周りでの前記第2の偏心要素(24)の角度位置に応じて可変であり;
− 前記第1の軸(A1)周りでの前記第1のコグホイール(12)及び前記第1の偏心要素(14)の各角度位置並びに前記第2の軸(A2)周りでの前記第2のコグホイール(22)及び前記第2の偏心要素(24)の各角度位置に対して、前記機構(1)が、停止中に平衡形態を呈することを特徴とする機構(1)。
前記第1のコグホイール(12)及び前記第2のコグホイール(22)が、他のコグ(13)より長いコグ(13a)を有する第1のホイール(12)と、2つのコグ(23)の間に形成された溝(23a)を有する第2のホイール(22)と、を備え、
より長い前記コグ(13a)及び前記溝(23a)が、前記第1のコグホイール(12)及び前記第2のコグホイール(22)が係合するときに一致し、それにより前記第1の偏心要素(14)及び前記第2の偏心要素(24)の整列を可能にすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の機構(1)。
前記接続懸架ロッド(5)の上方関節と整列させられた軸を有する伝達シャフト(43)を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の機構(1)。
前記第1のコグホイール(12)の前記第1の軸(A1)及び前記第2のコグホイール(22)の前記第2の軸(A2)が水平であり、且つ前記基準面(P0)が水平であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の機構(1)。
前記第1のコグホイール(12)の前記第1の軸(A1)及び前記第2のコグホイール(22)の前記第2の軸(A2)が水平であり、且つ前記基準面(P0)が鉛直であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の機構(1)。
前記回転機械が、各組内で直列に且つ同期して設置された機構のいくつかの組を備えており、前記組が、それら自体の間で平行に且つ同期して設置されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の回転機械。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、エネルギーを節約することを可能にし且つ回転機械の利益を向上させる機構を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記目的のために、本発明の対象は、1つの支持体であって、ベースと、ベース上で吊り下げられた1つの振り子と、ベース及び振り子上で関節式連結された懸架接続ロッドと、を含む、支持体と;第1の軸周りで支持体に対して回転可動な第1のコグホイールと;第2の軸周りで支持体に対して回転可動な第2のコグホイールと;第1のコグホイールと回転可能に一体的な第1の偏心要素であって、第1の軸周りで重力の第1のモーメントを発生させる、第1の偏心要素と;第2のコグホイールと回転可能に一体的な第2の偏心要素であって、第2の軸周りで重力の第2のモーメントを発生させる、第2の偏心要素と;1つの接続リンクロッドであって、第1のシャフトに回動リンクとして取り付けられた回転ヘッドと、第2のシャフトに偏心回動リンクとして取り付けられた偏心ヘッドと、を備える、接続ロッドと;を備える機構である。
【0005】
本発明によれば、第1の軸及び第2の軸が、水平又は鉛直な基準面内で平行である。振り子が、第1のコグホイール及び第1の偏心要素の第1の軸並びに第2のコグホイール及び第2の偏心要素の第2の軸を支持している。接続懸架ロッドが、鉛直面に対して45°から80°の間に含まれる角度に従って傾斜している。接続リンクロッドのために、第1のシャフトが、第1のコグホイール及び第2のコグホイールの一方を支持するシャフト、又はベースに固定されたシャフトのいずれかであるとともに、第2のシャフトが、第1のコグホイール及び第2のコグホイールの一方を支持するシャフトと、ベースに固定されたシャフトと、の他方のシャフトである。第1のコグホイール及び第2のコグホイールが、単一の伝達比を使用して一方が他方と係合し、且つ反対方向に回転可動である。機構が動作中であるときに、第1の偏心要素及び第2の偏心要素が、楕円運動に従う一方で、振り子が、鉛直成分及び水平成分を有する移動に従う。第1の偏心要素の重力の第1のモーメント及び第2の偏心要素の重力の第2のモーメントが、同じ値及び同じ方向を有し、当該値及び当該方向が、第1の軸周りでの第1の偏心要素の角度位置及び第2の軸周りでの第2の偏心要素の角度位置に応じて可変である。第1の軸周りでの第1のコグホイール及び第1の偏心要素の各角度位置並びに第2の軸周りでの第2のコグホイール及び第2の偏心要素の各角度位置に対して、機構が、停止中に平衡形態を呈する。
【0006】
従って、本発明は、第1の偏心要素及び第2の偏心要素の運動から生じる遠心力と、振り子の運動から生じる推進力又は牽引力と、に起因して、エネルギーを発生させることを可能にする。
第1の偏心要素及び第2の偏心要素の平衡と、第1の偏心要素及び第2の偏心要素が発生させる遠心力と、は、第1のコグホイール及び第2のコグホイール並びに第1の偏心要素及び第2の偏心要素を回転させるために必要なエネルギーを減少させることを可能にする。
遠心力が増大すればするほど、前記回転が容易になる。
接続懸架ロッドの傾斜は、鉛直方向において平衡に設置される接続リンクロッドと比較して、機構の重心を変更することを可能にする。振り子の推進エネルギー又は牽引エネルギーは、第1の偏心要素及び第2の偏心要素を回転駆動する初期力よりも相当に高い。機構が運動中であると、第1の偏心要素及び第2の偏心要素によって発生された遠心エネルギーは、振り子の推進エネルギー又は牽引エネルギーよりも相当に高い。
【0007】
独立して又は組み合わせて得られる、本発明による機構の他の有利な特徴によれば、
− 第1の偏心要素及び第2の偏心要素が、同じ質量及び同じ寸法を有する。
− 第1のコグホイール及び第2のコグホイールが、他のコグよりも長いコグを有する第1のホイールと、2つのコグの間に形成された溝を有する第2のホイールと、を備え、より長いコグ及び溝が、第1のコグホイール及び第2のコグホイールが係合するときに一致し、それにより第1偏心要素及び第2の偏心要素の整列を可能にする。
− 機構が、接続懸架ロッドの上方関節と整列させられた軸を有する伝達シャフトを備えている。
− 第1の距離が、各偏心要素の遠位端と、対応する回転軸と、の間に規定されている。第2の距離が、接続懸架ロッドの中心間の距離に等しく規定されている。第1の距離が、第1の偏心要素及び第2の偏心要素を伝達シャフトの下で通過させるために、第2の距離よりも小さい。
− 機構が、第1のコグホイール及び第2のコグホイールの一方を回転駆動するように構成された、例えばチェーン又はギアシステムを含む始動手段を備えている。
− 始動手段が、原動機を備えている。
− 始動手段が、クランクを備えている。
− 機構が、1つ以上の機構のために専用の始動手段を有していない。この場合、1つ以上の機構の始動が、1つ以上の振り子を単に押すこと又は第1の偏心要素及び第2の偏心要素の一方を単に押すことによって行うことが可能である。
− 機構が、例えば発電機又は原動機−発電機の形態にある、動作中にエネルギー収集手段を備えている。
− エネルギーを収集する手段が発電機を備えている場合、機械は、好ましくは、原動機又はクランクを含む、機構を始動させるための手段を備えている。これは、発電機の存在にリンクする始動時の抵抗を克服することを可能にする。
− 接続リンクロッドを固定するために、第1のシャフトが、第1のコグホイール及び第2のコグホイールの一方を支持する一方で、第2のシャフトが、ベース上に固定される。
− 接続リンクロッドを固定するために、第1のシャフトが、ベース上に固定される一方で、第2のシャフトが、第1のコグホイール及び第2のコグホイールの一方を支持している。
− 第1のコグホイールの第1の軸及び第2のコグホイールの第2の軸が、水平である。
− 基準面が、水平である。
− 基準面が、鉛直である。
【0008】
本発明は、上述した機構を少なくとも1つ備える回転機械にも関する。
回転機機械は、向上された利益を示す、好ましくはエネルギー生成機又はエネルギー変換機である。有利には、前記回転機械は、クランクシャフトを有していない。
包括的でない例として、回転機械は、原動機、発電機、ミキサー、遠心分離機、コンプレッサ、ポンプ又はタービンであってもよい。
【0009】
回転機械が、内燃原動機である場合、機構が備える第1の偏心要素及び第2の偏心要素は、2つの最大遠心位置で接続し、2つの最大遠心位置の各々が、原動機の内部でのガスの燃焼に対応する。
【0010】
有利な一実施形態によれば、回転機機械が、直列に且つ同期して設置された機構の少なくとも1組を備えている。機構は、整列させられ、且つ反対の段階で可動である。
各機構が、それ自体の伝達シャフトを備え、伝達シャフトが、接続懸架ロッドの上方関節と整列させられた軸を有している。
【0011】
別の有利な実施形態によれば、回転機械が、各組内で直列に且つ同期して設置された機構のいくつかの組を備えている。組が、それら自体の間で平行に設置され且つ同期されている。
回転機械が、2つの伝達シャフトを備え、伝達シャフトの各々が、列内で平行に設置された異なる機構と結合されている。
有利には、回転機械は、単一のエネルギー収集シャフトを備えている。
【0012】
別の有利な実施形態によれば、回転機械が、2つの機構を備える2ストローク原動機である。2つの第1の偏心要素が、半ターン間隔で設置され、2つの第2の偏心要素が、半ターン間隔で設置されている。
【0013】
別の有利な実施形態によれば、回転機械が、4つの機構を備える4ストローク原動機である。4つの第1の偏心要素が、1/4のターン間隔で設置され、同様に、4つの第2の偏心要素が、1/4のターン間隔で設置されている。
【0014】
好ましくは、回転機械が、いくつかの振り子機構を備える場合、ベースは、すべての振り子に共通である。言い換えると、すべての振り子が、同じベース上で吊り下げられている。
【0015】
また、本発明の対象は、上述した機構の実施方法であって、
− 第1の偏心要素及び第2の偏心要素の一方を第1の偏心要素及び第2の偏心要素の他方に対して且つ第1のコグホイール及び第2のコグホイールに対して位置決めする第1の偏心要素及び第2の偏心要素の位置決めステップであって、第1の偏心要素の重力の第1のモーメント及び第2の偏心要素の重力の第2のモーメントが、同じ値及び同じ方向を有し、当該値及び当該方向が、第1の軸周りでの第1の偏心要素の角度位置及び第2の軸周りでの第2の偏心要素の角度位置に応じて可変であり、第1の軸周りでの第1のコグホイール及び第1の偏心要素の各角度位置並びに第2の軸周りでの第2のコグホイール及び第2の偏心要素の各角度位置に対して、機構が、停止中に平衡形態を呈する、ステップと;
− 第1の軸周りでの第1のコグホイール及び第1の偏心要素並びに第2の軸周りでの第2のコグホイール及び第2の偏心要素の回転の始動ステップであって、機構が、平衡形態をやめて動く、ステップと;
− 動作ステップであって、第1の軸周りでの第1の偏心要素の回転及び第2の軸周りでの第2の偏心要素の回転が、機構内で遠心力を発生させ、第1の偏心要素及び第2の偏心要素が楕円運動に従う一方で、振り子が、鉛直成分及び水平成分を有する移動に従う、ステップと;
を連続的に含む、方法に関する。
【0016】
本発明は、本明細書に添付された図面を参照して包括的でない例としてのみ与えられる以下の説明を参照することでより良く理解されるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1〜
図12は、本発明の第1の実施形態による省エネルギー型平衡機構1を示している。
【0019】
機構1は、支持体2と、第1の軸A1周りに回転(R1)可動な第1のユニット10と、第2の軸A2周りに回転(R2)可動な第2のユニット20と、機構1の始動手段40と、支持シャフト53と、接続リンクロッド60と、を備えている。軸A1及びA2は、互いに水平に平行であり、且つ水平である基準面P0内に配置されている。ユニット10及び20は、逆回転する。
【0020】
支持体2は、固定型ベース3と、水平に位置決めされ且つ4つの接続ロッド5によってベース3上で吊り下げられた可動振り子4と、を含んでいる。各接続ロッド5は、軸A1及びA2と平行な軸回動リンクを介してベース3及び振り子4双方上で関節式連結されている。振り子4は、制限された移動経路で、ベース3に対して円形移動可能である。接続ロッド5は、振り子4の角度内で関節式連結されている。接続ロッド5は、鉛直面に対して45°の角度に従って傾斜している。
ベース3は、2つの鉛直支持体6と、上側水平真直部7と、を備えている。接続ロッド5は、真直部7上で関節式連結されている。あるいは、ベース3は、2つの真直部7を備えることができる。あるいは、ベース3は、1つ以上の下方水平真直部7を備えることができる。
振り子4は、3つの縦方向プレート8と、縦方向プレート8の先端に固定された横方向バー9と、を備えている。接続ロッド5は、外側プレート8上で関節式連結されている。振り子4のプレート8は、ユニット10及び20を支持している。より正確には、ユニット10は、軸受15を介して中間プレート8及び前方プレート8によって支持され、ユニット20は、軸受25を介して中間プレート8及び後方プレート8によって支持されている。軸A1及びA2は、振り子4に対して固定されている。
【0021】
ユニット10は、シャフト11と、コグ13を備えるコグホイール12と、シリンダ14と、軸受15と、を備えている。シャフト11、ホイール12及び軸受15は、軸A1に中心合わせされている一方で、シリンダ14は、軸A1に対して距離d1だけ中心をずらされた重心G1を有する偏心要素を構成している。ホイール12及びシリンダ14は、シャフト11に取り付けられ、シャフト11は、振り子4のプレート8の内部に取り付けられた軸受15によって支持されている。ホイール12は、軸A1周りで振り子4に対して回転(R1)可動である。
シリンダ14は、ホイール12と回転(R1)可能に一体的であり、軸A1周りで重力P1のモーメントM1を発生させる。力P1は、比較的一定である。しかしながら、モーメントM1は、軸A1周りでのシリンダ14の角度位置に応じて可変な値及び方向(時計回り又は反時計回り)を有している。
【0022】
ユニット20は、シャフト21と、コグ23を備えるコグホイール22と、シリンダ24と、軸受25と、を備えている。シャフト21、ホイール22及び軸受25は、軸A2に中心合わせされている一方で、シリンダ24は、軸A2に対して距離d2だけ中心をずらされた重心G2を有する偏心要素を構成している。ホイール22及びシリンダ24は、シャフト21に取り付けられ、シャフト21は、振り子4のプレート8の内部に取り付けられた軸受25によって支持されている。ホイール22は、軸A2周りで振り子4に対して回転(R2)可動である。
シリンダ24は、ホイール22と回転(R2)可能に一体的であり、且つ軸A2周りで重力P2のモーメントM2を発生させる。力P2は、基本的に一定である。しかしながら、モーメントM2は、軸A2周りでのシリンダ24の角度位置に応じて可変な値及び方向(時計回り又は反時計回り)を有している。
【0023】
ホイール12及び22は、単一の伝達比を使用して一方が他方と係合している。ホイール12及び22は、同じ寸法及び同じ数のコグ13及び23を有している。ホイール12及び22は、反対方向に回転(R1及びR2)可動である。言い換えると、ホイール12及び22は、逆回転する。
【0024】
図3に示されるように、ホイール12は、他のコグ13よりも長いコグ13aを有する一方で、ホイール22は、2つのコグ23の間に形成された溝23aを有する。コグ13a及び溝23aは、本発明の範囲から逸脱することなく異なる形状を呈することができる。
実際には、コグ13a及び溝23aは、コグホイール12及び22の係合時に一致し、これは、シリンダ14及び24の整列を可能にし、従って機構1の正確な釣り合いを可能にする。
例えば、コグホイール12及び22並びにシリンダ14及び24は、互いに反対側に配置された固定孔を備えることができ、この固定孔は、簡略化するために異なる図面には図示されない。従って、コグ13a及び溝23aは、前記固定孔の整列を容易にする。
【0025】
本発明に関連して、シリンダ14及び24は、一方が他方に対して且つホイール12及び22に対して正確に位置決めされ、これにより、モーメントM1及びM2は、軸A1周りでのシリンダ14及び軸A2周りでのシリンダ24のそれぞれの角度位置に関わらず、常に同じ値及び同じ方向(時計回り又は反時計回り)を有する。
シリンダ14及び24の質量及び寸法は、正確に決定される。これは、シリンダ14及び24が、重心G1及びG2の位置、ひいてはモーメントM1及びM2の値に影響を与えるためである。各シリンダ14及び24の質量は、一定の体積質量で、シリンダ14及び24の寸法に比例している。好ましくは、シリンダ14及び24は、同じ質量及び同じ寸法を有する。あるいは、シリンダ14及び24は、シリンダ14及び24のそれぞれの角度位置に関わらずモーメントM1及びM2が同じ値及び同じ方向(時計回り又は反時計回り)を有するのであれば、異なる質量及び寸法を有することができる。
【0026】
機構1の始動装置40は、機構1の平衡状態から、ユニット10の回転(R1)及びユニット20の回転(R2)を開始させるように構成される。装置40は、当該用途に適合した任意の形態を呈することができる。
図1及び
図2の例では、装置40は、原動機41、ベルト42、伝達シャフト43、コグホイール44、ノッチ付きチェーン45及びコグホイール46を備えている。原動機41は、ベース3の真直部7上に設置されている。シャフト43は、その先端でベース3によって支持され、且つ軸A3周りに回転可動であり、軸A3は、接続ロッド5の上側関節と鉛直方向において整列させられている。軸A3は、軸A1及びA2と平行に水平に設置されている。ベルト42は、原動機41をシャフト43に連結している。ホイール44は、シャフト43と回転可能に一体的に取り付けられる一方で、ホイール46は、シャフト21と回転可能に一体的に取り付けられている。あるいは、ホイール46は、シャフト11と回転可能に一体的に取り付けることができる。チェーン45は、ホイール44及び46を連結し、ホイール44及び46の中心間の距離は、接続ロッド5の中心間の距離に等しい。別の代替案によれば、コグホイール44及び46並びにチェーン45は、ユニバーサルジョイントのシステムによって、又は当該用途に適合した任意の他の運動伝達システムによって置換することができる。従って、原動機41の始動は、ユニット10及び20を回転(R1及びR2)駆動することを可能にする。
【0027】
特に
図4に示されるように、接続リンクロッド60は、2つのヘッド62及び63を連結する中央本体61を備え、2つのヘッド62及び63が、中央本体61の長手方向先端に位置づけられている。端部62は、支持体6の一方において、ベース3上で固定されたシャフト53に回動リンクとして取り付けられている。端部63は、偏心形状とされ、且つシャフト21に偏心回動リンクとして取り付けられている。あるいは、機構1の異なる形態によれば、端部63は、シャフト11に偏心回動リンクとして取り付けることができる。
回転ヘッド62及び偏心ヘッド63それぞれは、玉軸受65が収納された環状部64を備えている。あるいは、前記環状部64は、当該用途に適合した任意のタイプの軸受を備えることができる。各玉軸受65は、外側リング651と、内側リング652と、玉653の列と、を備えている。
回転ヘッド62は、シャフト53を受けるための開口部67を備える環状スリーブ66を備えている。スリーブ66は、シャフト53と一体的であり、且つ玉軸受64の内部で回転可動である。
偏心ヘッド63は、シャフト21を受けるための開口部69を備える偏心スリーブ68を備えている。スリーブ68は、シャフト21と一体的であり、且つ玉軸受64の内部で回転可動である。
あるいは、接続ロッド60は、本発明の範囲から逸脱することなく異なる形状とすることができる。
接続ロッド60は、機構1の動作の進行中に、振り子4によって発生される推進力及び牽引力を吸収する。さらに、接続ロッド60は、機構1を剛性を有するものとし、且つ振動の相当な減少を可能にする。
【0028】
実際には、機構1の運動は、例えばシャフト43を発電機と結合することによって、前記シャフト43の領域でエネルギーを収集することを可能にする。あるいは、原動機41は、機構1の始動時にエネルギーを供給するように構成された原動機−発電機のように構成することができ、そして、機構1が動作しているときにエネルギーを収集し、従ってシャフト43がエネルギー収集シャフトを構成する。
【0029】
図示しない変形例として、機構1は、始動手段を構成する、原動機41及びベルト42を有していない任意の装置であってもよい。この場合、機構1の始動は、単に振り子4の一側を押すこと又はシリンダ14及び24の一方を押すことによって実現することができる。機構1を起動させるために必要なエネルギーは、極めてわずかである。好ましくは、機構1は、同じ要素43,44,45及び46をすべて備えている。
【0030】
機構1の適切な動作を可能にするために、各シリンダ14及び24の先端と、その回転軸A1又はA2と、の間の距離は、接続ロッド5の関節の間の中心間の距離よりも小さく、このため、シリンダ14及び24は、伝達シャフト43の下を通過することが可能である。
【0031】
図5〜
図12は、単一のターンにわたる機構1の動作を表している。特に、
図5〜
図8は、シリンダ14及び24が振り子4の右手側で可動である半ターンを示す一方で、
図9〜
図12は、シリンダ14及び24が振り子4の左手側で可動である半ターンを示している。
図5は、上方に位置決めされたシリンダ14と、下方に位置決めされたシリンダ24と、を示している。機構1は、平衡している。ホイール12及び22は、静止している。モーメントM1及びM2は、存在していない。
この段階では、装置40は、ホイール12及び22の係合により、機構1の運動を開始させることが可能であり、これにより、シリンダ14及び24双方を右側にシフトさせる。シリンダ14の先端は、ホイール12が回転(R1)の方向にターンすることを支援し、これは、回転(R2)の方向にホイール22を駆動すること、従ってシリンダ24を持ち上げることを可能にする。
図6は、シリンダ14及び24を示し、シリンダ14及び24の各々は、右手側で1/8のターンをした状態にある。
図7は、シリンダ14及び24を示し、シリンダ14及び24の各々は、右手側で1/4のターンをした状態にある。
図8は、シリンダ14及び24を示し、シリンダ14及び24の各々は、右手側で3/4のターンをした状態にある。各時点では、モーメントM1及びM2は、同じ値及び同じ方向(時計回り)を有している。シリンダ14及び24の動きを通じて、振り子4は、右側から上方に駆動される。そして、推進力は、接続ロッド60によってシャフト53に伝達される。
図9は、シリンダ14及び24を示し、シリンダ14及び24の各々は、
図5におけるそれらの初期位置に対して半ターンした状態にある。シリンダ14は、下方に位置決めされる一方で、シリンダ24は、上方に位置決めされている。モーメントM1及びM2は、存在していない。ホイール12及び22は、シリンダ14及び24双方を右側にシフトさせるために、運動中である。シリンダ24の先端は、ホイール22が回転(R2)の方向にターンすることを支援し、これは、ホイール12が回転(R1)の方向にターンすることを支援すること、従ってシリンダ14を持ち上げることを可能にする。
図10は、シリンダ14及び24を示し、シリンダ14及び24の各々は、左手側で1/8のターンをした状態にある。
図11は、シリンダ14及び24を示し、シリンダ14及び24の各々は、左手側で1/4のターンをした状態にある。
図12は、シリンダ14及び24を示し、シリンダ14及び24の各々は、左手側で3/4のターンをした状態にある。各時点では、モーメントM1及びM2は、同じ値及び同じ方向(反時計回り)を有している。シリンダ14及び24の動きを受けて、振り子4は、左側から下方に駆動される。そして、牽引力は、接続ロッド60によってシャフト53に伝達される。
ユニット10が軸A1周りで回動し且つユニット20が軸A2周りで回動すると、シリンダ14及び24は、時に右側に、時に左側に位置する。実際には、シリンダ14の回転(R1)及びシリンダ24の回転(R2)は、機構1内で遠心力を発生させる。振り子4は、45°で傾斜している接続ロッド5によってベース3上で吊り下げられている間に、時に右側へ上方にシフトし、時に左側へ下方にシフトする。振り子4は、鉛直成分及び水平成分を有する移動を描く。結果的に、シリンダ14及び24は、円形運動の代わりに楕円形運動に従う。
機構1は、2段階の振動運動に従う。遠心力は、
図7及び
図11において、シリンダ14及び24が互いを通過したときに、最大である。各段階は、シリンダ14及び24の最大遠心位置の間で、シリンダ14及び24による半ターン(180°)に対応している。
接続ロッド5の傾斜は、鉛直方向で平衡に設置される接続ロッド5と比較して、機構1の重心を変更することを可能にする。振り子4の推進エネルギー又は牽引エネルギーは、シリンダ14及び24の回転における初期駆動力よりも相当に高い。機構1が運動中であると、シリンダ14及び24によって発生された遠心エネルギーは、振り子4の推進エネルギー又は牽引エネルギーよりも相当に高い。
【0032】
上記の説明を考慮すれば、軸A1周りでのコグホイール12及びシリンダ14の各角度位置並びに軸A2周りでのコグホイール22及びシリンダ24の各角度位置に対して、機構1は、停止中に平衡形態を呈することが注目に値する。言い換えると、休止中の機構1を考慮すれば、ユニット10及び20の角度位置に関わらず、機構1は、それ自体を停止形態とする。機構1は、釣り合わされ、これは、ユニット10及び20をターンさせるために必要なエネルギーを顕著に減少させる。
【0033】
本発明の他の実施形態は、
図13〜
図24に示されている。機構1を構成する所定の要素は、すでに説明された第1の実施形態の要素と同等であり、簡略化するために、同じ参照符号を付してある。
【0034】
図13〜
図16は、第2の実施形態による機構1の動作を示している。軸A1及びA2は、互いに並行であり且つ水平である。とはいうものの、軸A1及びA2は、鉛直である基準面P0内に設置されている。偏心要素14及び24は、シリンダではなく長尺アームによって構成されている。
また、この実施形態では、アーム14及び24は、一方が他方に対して且つホイール12及び22に対して正確に位置決めされ、これにより、モーメントM1及びM2は、軸A1周りでのアーム14及び軸A2周りでのアーム24のそれぞれの角度位置に関わらず、常に同じ値及び同じ方向(時計回り又は反時計回り)を有している。
右手側でのアーム14及び24の位置のみが、
図13〜
図16に示され、簡略化するために、左手側のアーム14及び24の位置は、示されない。
【0035】
図17は、接続リンクロッド60におけるシャフト21との連結の変形例を示している。偏心ヘッド63は、従来の回転ヘッド62と、シャフト21とヘッド62との間に介在された偏心部70と、から構成されている。
偏心部70は、長尺本体71と、本体71と一体的なシリンダ状クランクピン72と、を備えている。開口部73が、本体71に形成されている。シャフト21は、開口部73の内部に設置され、且つ、例えばコッターピン74を使用して又は任意の他の手段を介して本体71に取り付けられている。シャフト21及び開口部73は、軸A2に中心合わせされている。クランクピン72は、軸A0に中心合わせされた、スリーブ66の開口部67の内部に設置されている。前記軸A0は、機構1の運動中に軸A2の回転軸を構成する。
【0036】
図18は、第3の実施形態による機構1の動作を示している。
接続ロッド60の回転ヘッド62は、シャフト21に回動リンクとして取り付けられる一方で、偏心ヘッド63は、ベース3上に固定されたシャフト53に偏心回動リンクとして取り付けられている。あるいは、機構1の異なる形態によれば、ヘッド62は、シャフト22に回動リンクとして取り付けることができる。
この実施形態では、機構1の運動は、例えばシャフト53を発電機58と結合させることによって、前記シャフト53の領域でエネルギーを収集することを可能にする。従って、シャフト53は、エネルギー収集シャフトを構成する。
【0037】
実際には、単一の機構1が、原動機を構成することを可能にする。そうでなければ、以下で詳細に説明されるように、同期したいくつかの機構1を結合することによって原動機を製造することが好ましい。
【0038】
図19及び
図20は、2ストローク原動機タイプの、本発明による回転機械の例を示している。原動機は、2つの機構1を備え、機構1の各々は、それ自体の振り子4を備えている。機構1は、振り子4の運動方向において直列に設置され、すなわち、互いの延長上に整列させられている。
ベース3は、双方の機構1に共通である。言い換えると、ベース3は、直列に吊り下げられた振り子4のそれぞれを支持している。ベース3は、4つの側方支持体6と、2つの中央支持体6と、を備えている。接続懸架ロッド5は、振り子4を中央支持体6により近く導くために、45°で傾斜している。偏心要素14及び24は、長尺アームである。
各機構1は、接続ロッド5の上方関節と整列させられた軸A3を有する、それ自体の伝達シャフト43を備えている。しかしながら、1つのみのクランク141が、機構1を始動させるために必要である。あるいは、クランク141は、原動機41によって置換することができるか、又は機械は、機構1を始動させるための手段を有していなくてもよい。
機械は、2つの機構1の装置40の間に中間装置50を備えている。前記装置50は、2つの装置40の間の運動の伝達のために、且つエネルギーの収集のために使用することができる。
図19及び
図20の例では、装置50は、2つのコグホイール51と、2つのノッチ付きチェーン52と、1つのシャフト53と、2つのコグホイール54と、を備えている。シャフト53は、その先端でベース3によって支持され、より正確にはベース3の2つの中央支持体6によって支持されている。シャフト53は、軸A1、A2及びA3と平行に水平に設置された軸A4周りで回転可動である。ホイール51は、2つの機構のシャフト43と回転可能に一体的に取り付けられている一方で、ホイール54は、シャフト53と回転可能に一体的に取り付けられている。チェーン52は、ホイール51とホイール54とを連結している。
各機構1は、シャフト21に取り付けられた回転ヘッド62と、シャフト53に取り付けられた偏心ヘッド63と、を有する接続リンクロッド60を備えている。
機械が動作中である場合、2つの機構1は反対に稼働する。同時に、振り子4は、シャフト53に、時に推進力を及ぼし、時に牽引力を及ぼす。
機構1の運動は、例えばシャフト53を発電機58と結合させることによって、前記シャフト53の領域でエネルギーを収集することを可能にする。そして、シャフト53は、エネルギー収集シャフトを構成する。
接続ロッド5の傾斜は、鉛直方向において平衡に設置される接続ロッド5と比較して、機構1の重心を変更することを可能にする。振り子4の推進エネルギー又は牽引エネルギーは、偏心要素14及び24の回転における初期駆動力よりも、相当に高い。機構1が運動中であると、偏心要素14及び24によって発生される遠心エネルギーは、振り子4の推進エネルギー又は牽引エネルギーよりも相当に高い。
【0039】
図21は、
図19及び
図20の変形例に対応する、本発明による第2の機械の例を示している。
装置50は、2つのコグホイール51と、ノッチ付きチェーン52と、を備えている。ホイール51は、シャフト43と回転可能に一体的に取り付けられる一方で、チェーン52は、2つの機構1のホイール51を連結している。
シャフト53は、中央支持体6に固定されており、且つ装置50に含まれていない。
各機構1は、シャフト53に取り付けられた回転ヘッド62と、シャフト21に取り付けられた偏心ヘッド63と、を有する接続リンクロッド60を備えている。
機構1の運動は、シャフト43の領域でエネルギーを収集することを可能にする。
図21の例では、右手側の機構1のシャフト43は、発電機58と結合されている。あるいは、原動機41は、原動機−発電機のように構成され、機械の始動時にエネルギーを供給するように構成され、その後、機械1が動作中であるときにエネルギーを収集することができる。
【0040】
図22は、
図19及び
図20の変形例にも対応する、本発明による第3の機械の例を示している。
前記機械は、双方の機構1に共通の接続リンクロッド160を備えている。前記接続ロッド160は、シャフト53に回動リンクとして取り付けられた中央回転ヘッド162と、双方の機械1のシャフト21に偏心回動リンクとして取り付けられた2つの偏心先端ヘッド163と、を備えている。
【0041】
図23は、
図19及び
図20の変形例にも対応する、本発明による第4の機械の例を示している。
接続懸架ロッド5は、振り子4を中央支持体6から離すように動かすために、45°で傾斜している。結果的に、チェーン45及び52並びに接続ロッド60は、より長く形成されている。シャフト53は、エネルギー収集シャフトを構成している。
【0042】
図24は、4ストローク原動機タイプの、本発明による第5の回転機械の例を示している。原動機は、本発明による4つの機構1を備え、機構1の各々は、それ自体の振り子4を備えている。
原動機は、機構1の2組を備えている。各組のうちでは、機構1は、直列に且つ同期して設置されている。組は、互いに平行に設置され且つ同期されている。
簡略化するために図示されないベース3は、すべての機構1に共通である。
原動機は、簡略化するために図示されない2つの伝達シャフトを備えている。一方の伝達シャフトが、左手側で平行に設置された機構と結合され、他方の伝達シャフトが、右手側で平行に設置された機構と結合されている。
有利には、機械は、単一のエネルギー収集シャフト53を備えている。
実際には、4つのアーム14が、1つが別のアーム14に対して1/4のターンの分だけオフセットされている。同様に、4つのアーム24は、1つが別のアーム24に対して1/4のターンの分だけオフセットされている。従って、原動機は、左手側又は右手側で同じ数のアーム14又は24を常に有し、それにより、その収益を向上させる。各段階は、機構1の1/4のターン(90°)に対応する。
2つの機構1が、モーメントM1及びM2が存在しない状態を呈する場合、他の2つの機構1は、それぞれ左手側及び右手側で最大遠心位置にある。発生されたエネルギーは、前記最大遠心位置で最大である。
4つの機構1が、モーメントM1及びM2が存在しない状態を同時に呈しないので、原動機は、ニュートラル段階を有しない。有利には、各最大遠心位置は、原動機の内部のガス燃焼に対応する。
【0043】
図示しない変形例によれば、回転機械は、直列な機構1の4組に従って配分される8つの機構1を備えており、組は、平行に設置されている。ターン中に、機械は、機構1の1ターンの1/8(45°)ごとに推進を提供する。
【0044】
他の変形例は、本発明の範囲から逸脱することなく実施することができる。機械の構成要素、例えばベース3及び伝達シャフト43の寸法は、機構1の数に従って変化する。
【0045】
最良の結果及び収益を得るために、各振り子4が、厳密な水平面内に位置決めされることが重要である。同じことが、コグホイール12の軸A1及びコグホイール22の軸A2に適用され、軸A1及びA2は、機構1の形態に応じて、厳密な水平面又は鉛直面P0に位置しなければならない。
【0046】
図1〜
図24では、所定の運動及び距離は、簡略化するために誇張されている。
【0047】
実際には、機構1及び機械は、本発明の範囲から逸脱することなく
図1〜
図24から異なって順応することができる。
例えば、チェーン及びコグホイールによる伝達システムは、ユニバーサルジョイントのシステム、又は当該用途に適合した任意の他の運動伝達システムによって置換することができる。
【0048】
加えて、上述した異なる実施形態と変形例との技術的特徴は、全体的に又は全体のうちの一部に対して、ともに組み合わせることができる。従って、機構1及び機械は、コスト、機能性及び性能の観点から適合することができる。