【実施例】
【0034】
以下に、本発明の撮像レンズLAについて、実施例を用いて説明する。各実施例に記載されている記号は以下のことを示す。なお、距離、半径及び中心厚の単位は、mmである。
f :撮像レンズLA全体の焦点距離
f1 :第1レンズL1の焦点距離
f2 :第2レンズL2の焦点距離
f3 :第3レンズL3の焦点距離
f4 :第4レンズL4の焦点距離
f5 :第5レンズL5の焦点距離
f6 :第6レンズL6の焦点距離
f7 :第7レンズL7の焦点距離
f8 :第8レンズL8の焦点距離
Fno :F値
2ω :全画角
STOP:開口絞り
S1 :絞り1
S2 :絞り2
S3 :絞り3
R :光学面の曲率半径、レンズの場合は中心曲率半径
R1 :第1レンズL1の物体側面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像面側面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像面側面の曲率半径
R5 :第3レンズL3の物体側面の曲率半径
R6 :第3レンズL3の像面側面の曲率半径
R7 :第4レンズL4の物体側面の曲率半径
R8 :第4レンズL4の像面側面の曲率半径
R9 :第5レンズL5の物体側面の曲率半径
R10 :第5レンズL5の像面側面の曲率半径
R11 :第6レンズL6の物体側面の曲率半径
R12 :第6レンズL6の像面側面の曲率半径
R13 :第7レンズL7の物体側面の曲率半径
R14 :第7レンズL7の像面側面の曲率半径
R15 :第8レンズL8の物体側面の曲率半径
R16 :第8レンズL8の像面側面の曲率半径
R17 :ガラス平板GFの物体側面の曲率半径
R18 :ガラス平板GFの像面側面の曲率半径
d :レンズの中心厚、又は、レンズ間軸上距離
d1 :第1レンズL1の中心厚
d2 :第1レンズL1像面側面から第2レンズL2の物体側面までの軸上距離
d3 :第2レンズL2の中心厚
d4 :第2レンズL2の像面側面から第3レンズL3の物体側面までの軸上距離
d5 :第3レンズL3の中心厚
d6 :第3レンズL3の像面側面から第4レンズL4の物体側面までの軸上距離
d7 :第4レンズL4の中心厚
d8 :第4レンズL4の像面側面から第5レンズL5の物体側面までの軸上距離
d9 :第5レンズL5の中心厚
d10 :第5レンズL5の像面側面から第6レンズL6の物体側面までの軸上距離
d11 :第6レンズL6の中心厚
d12 :第6レンズL6の像面側面から第7レンズL7の物体側面までの軸上距離
d13 :第7レンズL7の中心厚
d14 :第7レンズL7の像面側面から第8レンズL8の物体側面までの軸上距離
d15 :第7レンズL8の中心厚
d16 :第7レンズL8像面側面からガラス平板GFの物体側面までの軸上距離
d17 :ガラス平板GFの中心厚
d18 :ガラス平板GFの像面側面から像面までの軸上距離
nd :d線の屈折率
nd1 :第1レンズL1のd線の屈折率
nd2 :第2レンズL2のd線の屈折率
nd3 :第3レンズL3のd線の屈折率
nd4 :第4レンズL4のd線の屈折率
nd5 :第5レンズL5のd線の屈折率
nd6 :第6レンズL6のd線の屈折率
nd7 :第7レンズL7のd線の屈折率
nd8 :第8レンズL8のd線の屈折率
nd9 :ガラス平板GFのd線の屈折率
ν :アッベ数
ν1 :第1レンズL1のアッベ数
ν2 :第2レンズL2のアッベ数
ν3 :第3レンズL3のアッベ数
ν4 :第4レンズL4のアッベ数
ν5 :第5レンズL5のアッベ数
ν6 :第6レンズL6のアッベ数
ν7 :第7レンズL7のアッベ数
ν8 :第8レンズL8のアッベ数
ν9 :ガラス平板GFのアッベ数
TTL :光学長(第1レンズL1の物体側面から像面までの軸上距離)
LB :第8レンズL8の像面側面から像面までの軸上距離(ガラス平板GFの厚み含む)
【0035】
y=(x
2/R)/[1+{1−(k+1)(x
2/R
2)}
1/2]
+A4x
4+A6x
6+A8x
8+A10x
10+A12x
12+A14x
14+A16x
16 (10)
【0036】
各レンズ面の非球面は、便宜上、式(10)で表される非球面を使用している。しかし、ながら、特に、この式(10)の非球面多項式に限定するものではない。
【0037】
(実施例1)
図2は、実施例1の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例1の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1〜第8レンズL8のそれぞれの物体側及び像面側の曲率半径R、レンズ中心厚又はレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数ν、有効半径を表1に、円錐係数k、非球面係数を表2に、2ω、f、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8、TTL、IH、TTL/IHを表3に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
後に登場する表19は、実施例1〜6の条件式(1)〜(9)で規定したパラメータに対応する値を示す。
【0042】
実施例1は、表19に示すように、条件式(1)〜(9)を満足する。
【0043】
実施例1の撮像レンズLAの球面収差を
図3に、倍率色収差を
図4に、像面湾曲及び歪曲収差を
図5に示す。なお、
図5の像面湾曲のSはサジタル像面に対する像面湾曲、Tはタンジェンシャル像面に対する像面湾曲であり、実施例2〜6においても同様である。実施例1の撮像レンズLAは、表3に示すように、広角、低背で、且つ、Fnoが明るく、
図3〜5に示すように、良好な光学特性を有していることがわかる。
【0044】
(実施例2)
図6は、実施例2の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例2の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1〜第8レンズL8のそれぞれの物体側及び像面側の曲率半径R、レンズ中心厚又はレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数ν、有効半径を表4に、円錐係数k、非球面係数を表5に、2ω、f、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8、TTL、IH、TTL/IHを表6に示す。
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
実施例2は、表19に示すように、条件式(1)〜(9)を満足する。
【0049】
実施例2の撮像レンズLAの球面収差を
図7に、倍率色収差を
図8に、像面湾曲及び歪曲収差を
図9に示す。実施例2の撮像レンズLAは、表6に示すように、広角、低背で、且つ、Fnoが明るく、
図7〜9に示すように、良好な光学特性を有していることがわかる。
【0050】
(実施例3)
図10は、実施例3の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例3の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1〜第8レンズL8のそれぞれの物体側及び像面側の曲率半径R、レンズ中心厚又はレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数ν、有効半径を表7に、円錐係数k、非球面係数を表8に、2ω、f、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8、TTL、IH、TTL/IHを表9に示す。
【0051】
【表7】
【0052】
【表8】
【0053】
【表9】
【0054】
実施例3は、表19に示すように、条件式(1)〜(9)を満足する。
【0055】
実施例3の撮像レンズLAの球面収差を
図11に、倍率色収差を
図12に、像面湾曲及び歪曲収差を
図13に示す。実施例3の撮像レンズLAは、表9に示すように、広角、低背で、且つ、Fnoが明るく、
図11〜13に示すように、良好な光学特性を有していることがわかる。
【0056】
(実施例4)
図14は、実施例4の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例4の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1〜第8レンズL8のそれぞれの物体側及び像面側の曲率半径R、レンズ中心厚又はレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数ν、有効半径を表10に、円錐係数k、非球面係数を表11に、2ω、f、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8、TTL、IH、TTL/IHを表12に示す。
【0057】
【表10】
【0058】
【表11】
【0059】
【表12】
【0060】
実施例4は、表19に示すように、条件式(1)〜(9)を満足する。
【0061】
実施例4の撮像レンズLAの球面収差を
図15に、倍率色収差を
図16に、像面湾曲及び歪曲収差を
図17に示す。実施例4の撮像レンズLAは、表12に示すように、広角、低背で、且つ、Fnoが明るく、
図15〜17に示すように、良好な光学特性を有していることがわかる。
【0062】
(実施例5)
図18は、実施例5の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例5の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1〜第8レンズL8のそれぞれの物体側及び像面側の曲率半径R、レンズ中心厚又はレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数ν、有効半径を表13に、円錐係数k、非球面係数を表14に、2ω、f、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8、TTL、IH、TTL/IHを表15に示す。
【0063】
【表13】
【0064】
【表14】
【0065】
【表15】
【0066】
実施例5は、表19に示すように、条件式(1)〜(9)を満足する。
【0067】
実施例5の撮像レンズLAの球面収差を
図19に、倍率色収差を
図20に、像面湾曲及び歪曲収差を
図21に示す。実施例5の撮像レンズLAは、表15に示すように、広角、低背で、且つ、Fnoが明るく、
図19〜21に示すように、良好な光学特性を有していることがわかる。
【0068】
(実施例6)
図22は、実施例6の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例6の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1〜第8レンズL8のそれぞれの物体側及び像面側の曲率半径R、レンズ中心厚又はレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数ν、有効半径を表16に、円錐係数k、非球面係数を表17に、2ω、f、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8、TTL、IH、TTL/IHを表18に示す。
【0069】
【表16】
【0070】
【表17】
【0071】
【表18】
【0072】
実施例6は、表19に示すように、条件式(1)〜(9)を満足する。
【0073】
実施例6の撮像レンズLAの球面収差を
図23に、倍率色収差を
図24に、像面湾曲及び歪曲収差を
図25に示す。実施例6の撮像レンズLAは、表18に示すように、広角、低背で、且つ、Fnoが明るく、
図23〜25に示すように、良好な光学特性を有していることがわかる。
【0074】
表19に、実施例1〜6の条件式(1)〜(9)で規定したパラメータに対応する値を示す。
【0075】
【表19】