【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
管理デバイスがテストシーケンスを染色体の位置によって分割して、少なくとも二つの検出タスクを獲得し、
前記管理デバイスが各前記検出デバイスに各前記検出タスクを発送して、各前記検出タスクを起動し、
前記管理デバイスが前記少なくとも二つの検出デバイスの前記検出タスク完了状況を検出して、未完了のタスク数が全部タスク数の予設比例の閾値までに減少されたか否かを確定し、
未完了のタスク数が全部タスク数の予設比例の閾値までに減少された場合、前記管理デバイスは検出タスクを完了しなかった前記検出デバイスへ未完了の前記検出タスクを取り消す指示を発送し、
前記管理デバイスは未完了の前記検出タスクをさらに少なくとも二つに分割し、各前記検出タスクを各前記検出デバイスへ発送し、各前記検出デバイスを起動して構造変異検出を継続して行わせることを含む構造変異検出方法を提供する。
【0007】
さらに、好ましくは、前記方法において、前記管理デバイスがテストシーケンスを染色体の位置によって分割して、少なくとも二つの検出タスクを獲得するには、具体的に、
前記管理デバイスが前記テストシーケンスを染色体によって割れており、
前記管理デバイスが割れた全部の染色体を位置によって分割して、前記少なくとも二つの検出タスクを獲得することを含む。
【0008】
さらに、好ましくは、前記方法において、前記管理デバイスが割れた全部の染色体を位置によって分割して、前記少なくとも二つの検出タスクを獲得するには、具体的に、
前記管理デバイスが構造変異検出システムに含んでいる検出デバイスの数量及び前記検出デバイス毎のコア数に基づいて、割れた全部の染色体を位置によって分割して、前記少なくとも二つの検出タスクを獲得ことを含み、且つ、前記少なくとも二つの検出タスクの数量は前記検出デバイスの数量と前記コンピュータのコア数の乗算結果の整数倍に等しい。
【0009】
さらに、好ましくは、前記方法において、未完了のプロセス数量が元々の予設比例の閾値までに減少された場合、前記管理デバイスが検出タスクを完了しなかった前記検出デバイスに未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージを発送した後、さらに、
前記検出デバイスが発送した取り消した前記検出タスクのリストを受信することを含む。
【0010】
さらに、好ましくは、前記方法において、前記管理デバイスが各前記検出デバイスの前記検出タスクが完了したことを検出した場合、さらに、
前記管理デバイスは、各前記検出デバイスが発送した対応する前記検出タスクに対する検出結果ファイルを受信し、
前記管理デバイスが受信した各前記検出結果ファイルを一つに合併することを含む。
【0011】
本発明は、さらに、
検出デバイスが管理デバイスから発送した検出タスクを受信し、
前記検出デバイスが前記管理デバイスから発送した前記検出タスクを起動する指示メッセージを受信し、
前記検出デバイスが前記検出タスクを起動する指示メッセージに基づいて、他の前記検出デバイスと同時に対応する前記検出タスクに対する検出を起動し、
前記管理デバイスが未完了のタスク数が全部タスクの予設比例の閾値までに減少されたことを検出し、現在前記検出デバイスが検出を完了しなかった場合、前記検出デバイスが前記管理デバイスから発送した未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージを受信し、
前記検出デバイスが前記未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージに基づいて、未完了の前記検出タスクを取り消して、前記管理デバイスが未完了の前記検出タスクをさらに少なくとも二つに分割し、各前記検出タスクを各前記検出デバイスへ発送し、各前記検出デバイスを起動して構造変異検出を継続して行わせることを含む構造変異検出方法を提供する。
【0012】
さらに、好ましくは、前記方法において、前記検出デバイスが前記管理デバイスから発送した未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージを受信してから、前記検出デバイスが前記未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージに基づいて、未完了の前記検出タスクを取り消す前に、さらに、
前記検出デバイスが未完了の前記検出タスクにおいて対応する染色体セグメントにおける位置値の最大間隔が予設の位置間隔の以上であるか否かを判断し、
前記検出デバイスが未完了の前記検出タスクにおいて対応する染色体セグメントにおける位置値の最大間隔が前記予設の位置間隔以上であることを確定することを含む。
【0013】
さらに、好ましくは、前記方法において、未完了の前記検出タスクにおいて対応する染色体セグメントにおける位置値の最大間隔が前記予設の位置間隔より小さい場合、さらに、
前記検出デバイスが未完了のプロセスを取り消さずに、前記検出タスクの構造変異検出のプロセスを検出完了までに監視し、
前記検出デバイスが前記管理デバイスへ対応する前記検出タスクの検出結果ファイルを発送することを含む。
【0014】
本発明は、さらに、
テストシーケンスを染色体の位置によって分割して、少なくとも二つの検出タスクを獲得するタスク分割モジュールと、
各前記検出デバイスに各前記検出タスクを発送し、各前記検出タスクを起動するタスク発送及び起動モジュールと、
前記少なくとも二つの検出デバイスの前記検出タスク完了状況を検出して、未完了のタスク数が全部タスク数の予設比例の閾値までに減少されたか否かを確定するタスク検出モジュールと、
未完了のタスク数が全部タスク数の予設比例の閾値までに減少された場合、検出タスクを完了しなかった前記検出デバイスへ未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージを発送するタスク処理モジュールとを含み、
前記タスク分割モジュールは、さらに、未完了の前記検出タスクをさらに少なくとも二つに分割し、
前記タスク発送及び起動モジュールは、さらに、各前記検出タスクを各前記検出デバイスへ発送し、各前記検出デバイスを起動して構造変異検出を継続して行わせることを含む構造変異検出の管理デバイスを提供する。
【0015】
さらに好ましくは、前記デバイスにおいて、前記タスク分割モジュールは、具体的に、
前記テストシーケンスを染色体によって割れており、
割れた全部の染色体を位置によって分割して、前記少なくとも二つの検出タスクを獲得する。
【0016】
さらに好ましくは、前記デバイスにおいて、前記タスク分割モジュールは、具体的に、前記管理デバイスが構造変異検出システムに含んでいる検出デバイスの数量及び前記検出デバイス毎のコア数に基づいて、割れた全部の染色体を位置によって分割して、前記少なくとも二つの検出タスクを獲得し、且つ、前記少なくとも二つの検出タスクの数量は前記検出デバイスの数量と前記コンピュータのコア数の乗算結果の整数倍に等しい。
【0017】
さらに好ましくは、前記デバイスにおいて、さらに、
前記検出デバイスが発送した取り消した前記検出タスクのリストを受信する受信モジュールを含んでいる。
【0018】
さらに好ましくは、前記デバイスにおいて、さらに、合併モジュールを含み、
前記受信モジュールは、さらに各前記検出デバイスの前記検出タスク完了を検出し、各前記検出デバイスが発送した対応する前記検出タスクに対する検出結果ファイルを受信し、
前記合併モジュールは、受信した各前記検出結果ファイルを一つに合併する。
【0019】
本発明は、さらに、
管理デバイスから発送した検出タスクを受信し、
さらに、前記管理デバイスが発送した前記検出タスクを起動する指示メッセージを受信し、
さらに、前記管理デバイスが未完了のタスク数が全部タスクの予設比例の閾値までに減少されたことを検出し、現在前記検出デバイスが検出を完了しなかった場合、前記管理デバイスが発送した未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージを受信する受信モジュールと、
前記検出タスクを起動する指示メッセージに基づいて、他の前記検出デバイスと同時に対応する前記検出タスクに対する検出を起動するタスク起動モジュールと、
前記未完了の前記検出タスクを取り消す指示メッセージに基づいて、未完了の前記検出タスクを取り消して、前記管理デバイスが未完了の前記検出タスクをさらに少なくとも二つに分割し、各前記検出タスクを各前記検出デバイスへ発送し、各前記検出デバイスを起動して構造変異検出を継続して行わせるタスク処理モジュールとを含む
構造変異検出の検出デバイスを提供する。
【0020】
さらに好ましくは、前記デバイスにおいて、さらに、
未完了の前記検出タスクにおいて対応する染色体セグメントにおける位置値の最大間隔が予設の位置間隔の以上であるか否かを判断し、未完了の前記検出タスクにおいて対応する染色体セグメントにおける位置値の最大間隔が前記予設の位置間隔以上であることを確定するタスク検出モジュールを含む。
【0021】
さらに好ましくは、前記デバイスにおいて、さらに発送モジュールを含み、
前記タスク処理モジュールは、さらに、未完了の前記検出タスクにおいて対応する染色体セグメントにおける位置値の最大間隔が前記予設の位置間隔より小さい場合、未完了のプロセスを取り消さずに、前記検出タスクの構造変異検出のプロセスを検出完了までに監視し、
前記発送モジュールは、前記管理デバイスへ対応する前記検出タスクの検出結果ファイルを発送する。
【0022】
本発明は、さらに、構造変異検出の管理デバイスと、少なくとも二つの構造変異検出の検出デバイスとを含み、前記構造変異検出の管理デバイスはそれぞれ各前記構造変異検出の検出デバイスと通信接続され、
前記構造変異検出の管理デバイスは、前記の構造変異検出の管理デバイスを利用し、前記構造変異検出の検出デバイスは、前記の構造変異検出の検出デバイスを利用する。
【0023】
本発明の構造変異検出方法及び装置は、管理デバイスがテストシーケンスを染色体の位置によって分割して、少なくとも二つの検出タスクを獲得し、各検出デバイスへ各検出タスクを発送し、各検出タスクを起動し、少なくとも二つの検出デバイスの検出タスク完了状況を検出して、未完了のタスク数が全部タスク数の予設比例の閾値までに減少されたか否かを確定し、未完了のタスク数が全部タスク数の予設比例の閾値までに減少された場合、検出タスクを完了しなかった検出デバイスへ未完了の検出タスクを取り消す指示メッセージを発送し、未完了の検出タスクをさらに少なくとも二つに分割し、各検出タスクを各検出デバイスへ発送し、各検出デバイスを起動して構造変異検出を継続して行わせる。本実施例の技術案を利用して、毎回の構造変異検出において未完了のプロセスに対応する染色体セグメントを再び一つのセグメントのテストシーケンスとして前記ステップを重複に繰り返して実行して、コンピュータ資源を充分に利用し、全体テストシーケンスの構造変異の検出プロセスを速くし、全体テストシーケンスの構造変異の検出時間を短縮し、検出効率を向上させる。