(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、レシピ提供システムの構成について説明する。
実施形態に係るレシピ提供システムは、利用者の指示に基づいてレシピを印刷する。レシピ提供システムは、スーパーなどの食品販売店などに設置される。スーパーなどの食品販売店に来店した客は、レシピ提供システムの表示部に表示される複数のレシピからレシピを選択し、選択されたレシピを印刷することができる。レシピが印刷された用紙(レシピ用紙)には、クーポン情報が記載される。利用者は、レシピが印刷された用紙をレジなどで店員に提示し、クーポン情報に基づくサービスを受けることができる。
【0008】
図1は、レシピ提供システム1の構成例を示すブロック図である。
図1が示すように、レシピ提供システム1は、サーバ2、利用者端末3及びPOS端末4などを備える。
【0009】
サーバ2は、レシピ提供システム1の全体を統括する。たとえば、サーバ2は、利用者端末3へレシピデータを送信したり、利用者端末3及びPOS端末4から動作情報を受信する。また、サーバ2は、利用者端末3において、利用者がレシピを選択した回数、及び、利用者がレシピを印刷した回数などを管理する。また、サーバ2は、POS端末4において、購入された商品のデータなどを管理する。サーバ2は、スーパーなどの食品販売店内に設置されてもよいし、外部に設置されてもよい。
【0010】
利用者端末3は、サーバ2からの指示又は利用者からの指示に基づいてレシピを表示する。また、利用者端末3は、利用者のレシピの選択に基づいてレシピを印刷する。利用者端末3は、レシピを表示し、利用者にレシピを選択させる。また、利用者端末3は、選択されたレシピを印刷する操作を受け付ける。たとえば、利用者端末3は、スーパーなどの食品販売店(店舗)の入り口など、食品販売店の利用者が容易に操作することができる場所に設置される。
【0011】
POS端末4は、商品の購入処理を行う。また、POS端末4は、利用者が所持するレシピ用紙に対応する商品が購入されたことを示す情報をサーバ2へ送信する。たとえば、POS端末4は、スーパーなどの食品販売店のチェックアウトレーンなど、店員などが商品の購入処理を行う場所に配置されてもよい。また、POS端末4は、食品販売店の利用者の操作により購入処理を行ってもよい。
【0012】
サーバ2は、利用者端末3及びPOS端末4と有線又は無線で電気的に接続される。サーバ2は、利用者端末3及びPOS端末4とデータを送受信することができる。たとえば、サーバ2が食品販売店の内部にある場合には、サーバ2は、有線又は無線LANなどを通じて、利用者端末3及びPOS端末4と接続してもよい。また、サーバ2が食品販売店の外部にある場合には、サーバ2は、インターネットなどの通信網を通じて利用者端末3及びPOS端末4と接続してもよい。
【0013】
図2は、サーバ2の構成例を示すブロック図である。
図2が示すように、サーバ2は、CPU21、ROM22、RAM23、入出力インターフェース(I/F)24、及び、不揮発性メモリ25などを有する。
【0014】
CPU21は、サーバ2全体を制御する。CPU21は、プログラムを実行することによって種々の処理を実現するプロセッサである。CPU21は、システムバスなどを介して、サーバ2内の各部に接続する。CPU21は、外部装置からの動作指示に応じて、サーバ2内の各部へ動作指示を出力したり、各部から取得した種々の情報を外部装置へ通知したりする。たとえば、CPU21は、入出力I/F24を通じてレシピデータを利用者端末3へ送信する。また、CPU21は、POS端末4から購入された商品の情報を受信して、当該情報を管理する。
【0015】
ROM22は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。
RAM23は、揮発性のメモリで構成される。RAM23は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリである。CPU21は、RAM23を使用しながらROM22に記憶したプログラムなどを実行することによって種々の処理を実現する。
RAM23は、
図3に示すように、記憶領域23a、記憶領域23b及び記憶領域23cを有する。記憶領域23a乃至23cが格納するデータについては後に詳述する。
【0016】
入出力I/F24は、利用者端末3及びPOS端末4などと通信するためのインターフェースである。入出力I/F24は、CPU21からの命令に基づいて、利用者端末3及びPOS端末4へ各種のデータを送信する。また、入出力I/F24は、利用者端末3及びPOS端末4から各種のデータを受信する。たとえば、入出力I/F24は、利用者端末3及びPOS端末4にローカルに接続するインターフェースであっても良いし、インターネットなどの通信網を介して利用者端末3及びPOS端末4と通信するためのインターフェースであっても良い。
【0017】
不揮発性メモリ25は、例えば、EEPROM、フラッシュROM、HDD(ハードディスクドライブ)、あるいは、SSD(Solid State Disk)などのデータの書き込み及び書換えが可能な不揮発性のメモリにより構成される。不揮発性メモリ25は、サーバ2の運用用途に応じて制御プログラム、制御データ、および、種々のデータを格納する。
【0018】
また、不揮発性メモリ25は、レシピデータを格納する記憶領域25aを有する。記憶領域25aは、レシピデータを複数個格納してもよい。記憶領域25aが格納するレシピデータの個数は、特定の個数に限定されるものではない。
【0019】
レシピデータは、所定の料理に関するレシピから構成される。レシピデータは、店舗内の商品を材料とする料理のレシピから構成される。なお、料理の材料の一部が店舗内の商品であってもよいし、料理の材料の全てが店舗内の商品であってもよい。
【0020】
たとえば、レシピデータは、料理の写真、料理の材料、料理の手順、料理に係る時間、及び、料理のカロリーなどから構成される。レシピデータは、特定の構成に限定されるものではない。
【0021】
記憶領域25aは、予めレシピデータを格納する。たとえば、事前に人が記憶領域25aにレシピデータを格納してもよい。また、記憶領域25aは、レシピデータを追加して格納できる。また、不要なレシピデータは、記憶領域25aから削除できる。
【0022】
なお、サーバ2は、キーボードなどの操作部、又は、ディスプレイなどの表示部を設けても良い。
【0023】
図3は、サーバ2のRAM23に形成される主要な記憶領域の模式図である。
【0024】
記憶領域23aは、選択数カウンタを格納する。選択数カウンタは、利用者がレシピデータを選択した回数を計数する。記憶領域23aは、レシピデータごとに、選択数カウンタを格納する。不揮発性メモリ25の記憶領域25aが複数個のレシピデータを格納する場合、記憶領域23aは、それぞれのレシピデータに対応する選択数カウンタを格納する。
【0025】
記憶領域23bは、印刷数カウンタを格納する。印刷数カウンタは、利用者がレシピデータを印刷した回数を計数する。記憶領域23bは、レシピデータごとに、印刷数カウンタを格納する。不揮発性メモリ25の記憶領域25aが複数個のレシピデータを格納する場合、記憶領域23bは、それぞれのレシピデータに対応する印刷数カウンタを格納する。
【0026】
記憶領域23cは、クーポン利用数カウンタを格納する。クーポン利用数カウンタは、利用者がレシピに付随するクーポンを利用した回数を計数する。記憶領域23cは、レシピデータごとに、クーポン利用数カウンタを格納する。不揮発性メモリ25の記憶領域25aが複数個のレシピデータを格納する場合、記憶領域23cは、それぞれのレシピデータに対応するクーポン利用数カウンタを格納する。たとえば、クーポンは、料理に使用される所定の食材に関するクーポンである。即ち、クーポン利用数カウンタは、レシピ用紙を所持する利用者がレシピ用紙のレシピデータに対応する対象商品(食材)を購入した回数をカウントする。対象商品は、レシピデータが示す料理の材料となる商品の少なくとも一部である。なお、記憶領域23cは、レシピデータを印刷した回数と対応付けて、クーポン利用数カウンタを格納してもよい。
【0027】
なお、不揮発性メモリ25が記憶領域23a乃至23cを備えてもよい。
【0028】
図4は、利用者端末3の構成例を示すブロック図である。
図4が示すように、利用者端末3は、CPU31、ROM32、RAM33、入出力インターフェース(I/F)34、操作部35、表示部36及びプリンタエンジン37などを有する。
【0029】
CPU31は、利用者端末3全体を制御する。CPU31は、プログラムを実行することによって種々の処理を実現するプロセッサである。CPU31は、システムバスなどを介して、利用者端末3内の各部に接続する。CPU31は、外部装置からの動作指示に応じて、利用者端末3内の各部へ動作指示を出力したり、各部から取得した種々の情報を外部装置へ通知したりする。たとえば、CPU31は、入出力I/F34を通じてサーバ2からレシピデータを受信し、表示部に受信されたレシピデータを表示する。また、CPU31は、プリンタエンジン37を用いて、レシピデータを印刷する。また、CPU31は、入出力I/F34を通じて、利用者がレシピデータを選択したことを示す情報、及び、利用者がレシピデータを印刷したことを示す情報をサーバ2へ送信する。
【0030】
ROM32は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。
RAM33は、揮発性のメモリで構成される。RAM33は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリである。CPU31は、RAM33を使用しながらROM32に記憶したプログラムなどを実行することによって種々の処理を実現する。
【0031】
入出力I/F34は、サーバ2などと通信するためのインターフェースである。入出力I/F34は、CPU31からの命令に基づいて、サーバ2へ各種のデータを送信する。また、入出力I/F34は、サーバ2から各種のデータを受信する。たとえば、入出力I/F34は、サーバ2にローカルに接続するインターフェースであっても良いし、インターネットなどの通信網を介してサーバ2と通信するためのインターフェースであっても良い。
【0032】
操作部35は、利用者の各種の操作を受け付ける。操作部35は、レシピデータを選択する選択操作を受け付ける。また、操作部35は、レシピデータを印刷する印刷操作を受け付ける。操作部35は、受け付けた操作をCPU31へ送信する。操作部35は、例えばキーボード及びマウスなどである。
【0033】
表示部36は、利用者端末3の利用者に種々の情報を表示する。たとえば、表示部36は、CPU31の指示に基づき、レシピデータを表示する。また、表示部36は、レシピデータの選択又は印刷の指示の入力を受け付けるための画像を表示する。たとえば、表示部36は、液晶ディスプレイなどである。
なお、操作部35と表示部36とは、一体的にタッチパネルなどから構成されてもよい。
【0034】
プリンタエンジン37は、CPU31の指示に基づいてレシピデータを印刷する。即ち、プリンタエンジン37は、操作部35で印刷操作を受け付けると、レシピデータを含む印刷用の画像を用紙に印刷する。印刷用の画像は、CPU31がレシピデータに基づいて生成してもよいし、サーバ2から受信してもよい。また、プリンタエンジン37は、CPU31の指示に基づいて、用紙にレシピデータを特定する特定情報を印刷してもよい。特定情報については、後述する。プリンタエンジン37は、用紙供給部、用紙搬送部及び印字部などを備えてもよい。
プリンタエンジン37は、インクジェット方式または電子写真方式など特定の方式に限定されるものではない。
【0035】
なお、利用者端末3は、さらに不揮発性メモリなどを備えてもよい。
【0036】
図5は、POS端末4の構成例を示すブロック図である。
図5が示すように、POS端末4は、CPU41、ROM42、RAM43、入出力インターフェース(I/F)44、操作部45、表示部46及び読取部47などを有する。
【0037】
CPU41は、POS端末4全体を制御する。CPU41は、プログラムを実行することによって種々の処理を実現するプロセッサである。CPU41は、システムバスなどを介して、POS端末4内の各部に接続する。CPU41は、外部装置からの動作指示に応じて、POS端末4内の各部へ動作指示を出力したり、各部から取得した種々の情報を外部装置へ通知したりする。たとえば、CPU41は、入出力I/F44を通じてサーバ2からクーポンの割引率などを示す情報を受信する。また、CPU41は、受信された情報に基づいて、利用者が購入しようとする商品の購入処理を行う。また、CPU41は、入出力I/F44を通じて、利用者が購入した商品及びクーポンなどを示す情報をサーバ2へ送信する。
【0038】
ROM42は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。
RAM43は、揮発性のメモリで構成される。RAM43は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリである。CPU41は、RAM43を使用しながらROM42に記憶したプログラムなどを実行することによって種々の処理を実現する。
【0039】
入出力I/F44は、サーバ2などと通信するためのインターフェースである。入出力I/F44は、CPU41からの命令に基づいて、サーバ2へ各種のデータを送信する。また、入出力I/F44は、サーバ2から各種のデータを受信する。たとえば、入出力I/F44は、サーバ2にローカルに接続するインターフェースであっても良いし、インターネットなどの通信網を介してサーバ2と通信するためのインターフェースであっても良い。
【0040】
操作部45は、店員の各種の操作を受け付ける。たとえば、操作部45は、店員の操作により購入処理に必要な情報の入力を受け付ける。操作部45は、受け付けられた操作をCPU31へ送信する。操作部45は、例えばキーボード及びマウスなどである。
【0041】
表示部46は、POS端末4を操作する店員に種々の情報を表示する。また、表示部46は、利用者に対して種々の情報を表示してもよい。たとえば、表示部46は、CPU41の指示に基づき、商品の価格及び合計金額などを表示する。また、表示部46は、店員の操作の入力を受け付けるための画像を表示してもよい。たとえば、表示部46は、液晶ディスプレイなどである。
なお、操作部45と表示部46とは、一体的にタッチパネルなどから構成されてもよい。
【0042】
読取部47は、レシピが印刷された用紙から特定情報を読み取る。特定情報がバーコードで印刷される場合、読取部47は、バーコードリーダである。また、特定情報が無線タグを用いてレシピ用紙に付与される場合、読取部47は、短距離無線通信装置などであってもよい。読取部47は、ハンディタイプであってもよいし、POS端末4に固定されていてもよい。また、読取部47は、商品に添付されるバーコードなど、商品を特定する情報を読み取ってもよい。
【0043】
次に、利用者端末3の表示部36が表示する画面について説明する。
図6は、利用者端末3が表示する初期画面の例を示す。初期画面は、利用者端末3が最初に表示する画面である。
図6が示すように、初期画面は、利用者端末3が設置されている食品販売店に関する種々の情報を示す。
【0044】
初期画面は、レシピ選択画面を表示させるアイコンを表示する。表示領域51は、レシピ選択画面を表示させるアイコンを表示する。利用者が当該アイコンをタッチすると、利用者端末3は、レシピ選択画面に移行する。なお、表示領域51は、特定のレシピ印刷画面を表示させるアイコンを表示してもよい。
【0045】
初期画面は、さらに、クーポン情報を表示させるアイコン、地図を表示させるアイコンなどを表示してもよい。初期画面の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
【0046】
次に、レシピ選択画面について説明する。
図7は、利用者端末3が表示するレシピ選択画面の例を示す。レシピ選択画面は、利用者がレシピを選択する画面である。ここでは、レシピ選択画面は、利用者がタッチすることでレシピを選択する選択アイコンを表示する。利用者は、選択アイコンをタッチしてレシピを選択する。
図7が示すように、レシピ選択画面は、表示領域61、表示領域62及び表示領域63などを備える。
【0047】
表示領域61は、選択アイコンとして、料理のカテゴリを示すカテゴリアイコンを表示する。表示領域61は、健康によい料理、野菜の多い料理、10分以下で調理可能な料理、カロリーが低い料理、及び、グルテンフリーの料理などのカテゴリを示すアイコンを表示する。利用者は、カテゴリアイコンをタッチすることで、当該カテゴリアイコンが示すカテゴリに対応する料理を選択する。
表示領域61が表示するカテゴリは、特定の構成に限定されるものではない。
【0048】
表示領域62は、選択アイコンとして、料理の画像を示す料理アイコンを表示する。表示領域62は、一定の期間ごとに料理アイコンを更新する。即ち、表示領域62は、一定期間ごとに、料理アイコンとして、異なる料理の画像を表示する。すべての料理アイコンを表示し終えると、表示領域62は、最初に表示していた料理アイコンを表示する。利用者は、料理アイコンをタッチすることで、当該料理のレシピを選択する。
【0049】
表示領域63は、選択アイコンとして、選択可能な複数の料理アイコンを表示する。表示領域63は、表示領域62と異なり、料理アイコンを固定する。利用者は、料理アイコンをタッチすることで、料理アイコンに対応するレシピを選択する。
【0050】
なお、料理アイコンは、料理の画像の他に、料理の名称、料理のカロリーなども同時に表示してもよい。料理アイコンの構成は、特定の構成に限定されるものではない。
【0051】
レシピ選択画面は、3つに表示領域を分けなくともよい。レシピ選択画面の構成は、特定の構成に限定されるものではない。
【0052】
次に、レシピ印刷画面について説明する。
図8は、レシピ印刷画面の例を示す。
レシピ印刷画面は、利用者が選択されたレシピを印刷する画面である。
図8が示すように、レシピ印刷画面71は、表示領域62の内部に表示される。レシピ印刷画面71は、印刷画像71a、加算アイコン71b、減少アイコン71c、印刷部数アイコン71d、及び、プリントアイコン71eなどを備える。
【0053】
印刷画像71aは、用紙に印刷される画像である。たとえば、印刷画像71aは、料理の写真、料理の材料、及び、材料が置いてある位置などを示す。印刷画像71aの構成は、特定の構成に限定されるものではない。印刷画像71aは、レシピデータに基づいてCPU31によって生成されてもよい。また、印刷画像71aは、サーバ2から送信されてもよい。
【0054】
加算アイコン71bは、印刷部数を1部増加させるアイコンである。利用者は、加算アイコン71bをタッチすることにより、印刷画像71aの印刷部数を1部増加させることができる。
【0055】
減少アイコン71cは、印刷部数を1部減少させるアイコンである。利用者は、減少アイコン71cをタッチすることにより、印刷画像71aの印刷部数を1部減少させることができる。
【0056】
印刷部数アイコン71dは、印刷画像71aを印刷する部数を表示するアイコンである。初期状態において、印刷部数アイコン71dは、印刷部数として「1」を表示してもよい。
【0057】
プリントアイコン71eは、印刷画像71aの印刷を指令するアイコンである。利用者がプリントアイコン71eをタッチすると、利用者端末3は、印刷部数アイコン71dが表示する部数、印刷画像71aを印刷する。
【0058】
なお、レシピ印刷画面71の構成は、特定の構成に限定されるものではない。また、レシピ印刷画面71は、利用者端末3の表示部36全体に表示されてもよい。
【0059】
次に、レシピ提供システム1が印刷するレシピ用紙について説明する。
図9は、レシピ提供システム1が印刷するレシピ用紙81の例を示す図である。
図9が示すように、レシピ用紙81は、印刷領域82、及び、印刷領域83などを備える。
【0060】
印刷領域82は、利用者端末3がレシピデータを印刷する領域である。即ち、印刷領域82には、印刷画像71aが印刷される。
【0061】
印刷領域83は、利用者端末3が特定情報を印刷する領域である。特定情報は、レシピデータに対応する食品を示す情報を保持する。たとえば、特定情報は、レシピデータに対応する商品のクーポン情報などであってもよい。特定情報が示す商品は、レシピデータのレシピに使用される食材を含む。クーポン情報は、値引き、ポイント付与などの情報である。特定情報は、レシピデータを特定する情報であってもよい。たとえば、特定情報は、レシピデータを特定するIDなどであってもよい。この場合、POS端末4は、予めレシピデータに対応する商品を示す情報を格納することで、利用者が所持するレシピ用紙のレシピデータに対応する商品を識別してもよい。
【0062】
特定情報は、POS端末4の読取部47が読み取ることができる形式で印刷される。たとえば、特定情報は、印刷領域83内にバーコード又は二次元バーコードとして印刷される。特定情報の印刷形式は、特定の構成に限定されるものではない。
【0063】
図10は、レシピ提供システム1が印刷するレシピ用紙81の他の例を示す図である。
図10が示すレシピ用紙81は、印刷領域83が無線タグ84となる点で
図9が示すレシピ用紙81と異なる。
【0064】
無線タグ84は、外部装置と無線通信によりデータを送受信するタグである。無線タグ84は、外部装置から無線で電力などを供給され、起動する。無線タグ84は、外部装置からリードコマンドなどを受信することにより、内部のデータを外部装置へ送信する。無線タグ84は、読取部47がデータを読み取ることができる無線装置である。たとえば、無線タグ84は、制御部、アンテナ、及び、不揮発性メモリなどを備える。
【0065】
無線タグ84は、特定情報を格納する。無線タグ84は、用紙に予め埋め込まれていてもよい。また、無線タグ84はシールなどに埋め込まれ、利用者端末3内に格納されていてもよい。無線タグ84がシールに埋め込まれている場合、利用者端末3は、レシピの印刷の後に、レシピ用紙に無線タグ84を含むシールを貼り付ける。
【0066】
たとえば、利用者端末3のCPU31は、印刷されたレシピデータを示す情報と、レシピデータが印刷された印刷用紙の無線タグのIDと、を対応付けて、サーバ2へ送信してもよい。サーバ2は、印刷されたレシピデータを示す情報と、レシピデータが印刷された印刷用紙の無線タグのIDと、を対応付けて、POS端末4へ送信してもよい。
【0067】
なお、特定情報がレシピ用紙に添付される態様は、特定の構成に限定されるものではない。
【0068】
次に、レシピ提供システム1がレシピの選択を受け付ける動作例について説明する。
図11は、レシピ提供システム1がレシピの選択を受け付ける動作例を示すブロック図である。
ここでは、サーバ2の不揮発性メモリ25は、予めレシピデータを格納しているものとする。
【0069】
まず、サーバ2のCPU21は、入出力I/F24を通じて、不揮発性メモリ25が格納するレシピデータを利用者端末3へ送信する。
【0070】
利用者端末3のCPU31は、入出力I/F34を通じてレシピデータを受信する。レシピデータを受信すると、利用者端末3は、利用可能となる。利用者端末3が利用可能となると、CPU31は、表示部36に初期画面を表示する。ここでは、利用者は、所定のアイコンにタッチして、レシピ選択画面を表示させるものとする。
【0071】
CPU31は、表示部36にレシピ選択画面を表示する。レシピ選択画面を表示すると、CPU31は、操作部35にレシピの選択が入力されるまで待機する。
【0072】
操作部35にレシピの選択が入力されると、CPU31は、表示部36に、選択されたレシピデータに対応するレシピ印刷画面を表示する。レシピ印刷画面を表示すると、CPU31は、入出力I/F34を通じて、選択されたレシピを示す情報をサーバ2へ送信する。
【0073】
サーバ2のCPU21は、入出力I/F24を通じて、選択されたレシピを示す情報を受信する。当該情報を受信すると、CPU21は、記憶領域23aにおいて、当該情報が示すレシピデータに対応する選択数カウンタをカウントアップする。CPU21が選択数カウンタをカウントアップすると、レシピ提供システム1は、レシピの選択を受け付ける動作を終了する。
【0074】
なお、CPU31は、選択されたレシピを示す情報をサーバ2へ送信してから、レシピ選択画面を表示してもよい。また、CPU31は、レシピの選択を受け付けてからサーバ2からレシピデータを受信してもよい。また、CPU31は、一定の期間、レシピが選択された回数をカウントし、当該期間が経過した後に、レシピとレシピが選択された回数とを対応付けて、サーバ2へ送信してもよい。
【0075】
次に、レシピ提供システム1がレシピを印刷する動作例について説明する。
図12は、レシピ提供システム1がレシピを印刷する動作例を示すブロック図である。
ここでは、利用者端末3は、表示部36に、レシピ印刷画面を表示しているものとする。
【0076】
まず、CPU31は、操作部35においてプリントアイコン71eがタッチされるまで待機する。
【0077】
プリントアイコン71eがタッチされると、CPU31は、プリンタエンジン37を用いて、選択されたレシピデータに対応する印刷画像を印刷する。
また、CPU31は、印刷画像が印刷されたレシピ用紙に特定情報を付加する。特定情報がバーコードで印刷される場合、CPU31は、用紙に特定情報を示すバーコードを印刷する。特定情報が無線タグで付与される場合、CPU31は、無線タグのIDとレシピデータとを対応づけてサーバ2へ送信してもよい。
【0078】
印刷画像を印刷すると、CPU31は、入出力I/F34を通じて、印刷されたレシピを示す情報をサーバ2へ送信する。
【0079】
サーバ2のCPU21は、入出力I/F24を通じて、印刷されたレシピを示す情報を受信する。当該情報を受信すると、CPU21は、記憶領域23bにおいて、当該情報が示すレシピデータに対応する印刷数カウンタをカウントアップする。CPU21が印刷数カウンタをカウントアップすると、レシピ提供システム1は、レシピを印刷する動作を終了する。
【0080】
なお、CPU31は、印刷されたレシピを示す情報をサーバ2へ送信してから、レシピを印刷してもよい。また、CPU31は、一定の期間、レシピが印刷された回数をカウントし、所定の期間が経過した後に、レシピとレシピが印刷された回数とを対応付けて、サーバ2へ送信してもよい。
【0081】
次に、利用者端末3の動作例について説明する。
図13は、利用者端末3の動作例を説明するためのフローチャートである。
ここでは、利用者はレシピ選択画面を表示するアイコンをタッチし、利用者端末3は、レシピ選択画面を表示しているものとする。
【0082】
まず、利用者端末3のCPU31は、表示部36に、レシピ選択画面を表示する(ステップS11)。レシピ選択画面を表示すると、CPU31は、操作部35を通じて、カテゴリアイコンがタッチされたかを判定する(ステップS12)。
【0083】
カテゴリアイコンがタッチされていないと判定すると(ステップS12、NO)、CPU31は、操作部35を通じて、画像アイコンがタッチされたかを判定する(ステップS13)。
【0084】
画像アイコンがタッチされていないと判定すると(ステップS13、NO)、CPU31は、表示領域62に画像アイコンを表示してから所定の時間が経過したか判定する(ステップS14)。
【0085】
表示領域62に画像アイコンを表示してから所定の時間が経過したと判定すると(ステップS14、YES)、CPU31は、表示領域62に表示している画像アイコンを切り替える(ステップS15)。
【0086】
表示領域62に画像アイコンを表示してから所定の時間が経過していないと判定した場合(ステップS14、NO)、又は、画像アイコンを切り替えた場合(ステップS15)、CPU31は、ステップS12に戻る。
【0087】
カテゴリアイコンがタッチされたと判定した場合(ステップS12、YES)、又は、画像アイコンがタッチされたと判定すると(ステップS13、YES)、CPU31は、選択アイコンが示すレシピの選択を受け付ける(ステップS16)。
【0088】
レシピの選択を受け付けると、CPU31は、表示部36に、レシピ印刷画面を表示する(ステップS17)。CPU31は、レシピ印刷画面を表示すると、入出力I/F34を通じて、選択されたレシピを示す選択レシピ情報をサーバ2へ送信する(ステップS18)。
【0089】
選択レシピ情報をサーバ2へ送信すると、CPU31は、プリントアイコン71eがタッチされたか判定する(ステップS19)。プリントアイコン71eがタッチされたと判定すると(ステップS19、YES)、CPU31は、プリンタエンジン37を用いて、レシピを用紙に印刷する(ステップS20)。レシピを用紙に印刷すると、CPU31は、レシピ用紙に特定情報を付与する(ステップS21)。
【0090】
レシピを用紙に印刷すると、CPU31は、入出力I/F34を通じて、印刷されたレシピを示す印刷レシピ情報をサーバ2へ送信する(ステップS22)。
【0091】
印刷レシピ情報をサーバ2へ送信すると、CPU31は、動作を終了する。
プリントアイコン71eがタッチされていないと判定すると(ステップS19、NO)、CPU31は、ステップS11に戻る。なお、CPU31は、プリントアイコン71eが一定期間タッチされないと、ステップS11に戻ってもよい。また、CPU31は、レシピ選択画面に戻るアイコンなどがタッチされたと判定した場合に、ステップS11へ戻ってもよい。
【0092】
次に、レシピ提供システム1における購入処理の動作例について説明する。
ここでは、特定情報は、クーポン情報を含むものとする。
まず、食品販売店の店員は、利用者から購入商品とレシピ用紙とを受け取る。店員は、購入商品に付属するバーコードと、レシピ用紙に添付される特定情報と、をPOS端末4の読取部47に読み取らせる。
【0093】
POS端末4は、特定情報に含まれるクーポン情報に基づいて、購入商品の中にクーポンの対象となるクーポン対象商品が含まれるか判定する。購入商品の中にクーポンの対象となる食品が含まれると判定すると、POS端末4は、クーポンが利用されたことを示す情報(即ち、特定情報が示す商品が購入されたことを示す情報)をサーバ2へ送信する。
【0094】
サーバ2のCPU21は、クーポンが利用されたことを示す情報を受信する。当該情報を受信すると、CPU21は、記憶領域23cにおいて、当該情報が示すクーポンのクーポン利用数カウンタをカウントアップする。
【0095】
また、POS端末4は、購入商品に付属するバーコードと、レシピ用紙に添付される特定情報が含むクーポン情報とに基づいて、商品の購入処理を行う。
POS端末4が商品の購入処理を行うと、レシピ提供システム1は、動作を終了する。
【0096】
次に、POS端末4の動作例について説明する。
図14は、POS端末4の動作例を示すフローチャートである。
ここでは、特定情報は、バーコードで印刷されているものとする。また、店員は、最初に商品のバーコードを読取部47に読み取らせ、後に、特定情報を構成するバーコードを読取部47に読み取らせるものとする。
【0097】
まず、POS端末4のCPU41は、読取部47を通じて、バーコードを読み取る(ステップS31)。即ち、店員などが読取部47にバーコードを近づけ読み取らせる。
バーコードを読み取ると、CPU41は、読み取られたバーコードが特定情報を示すバーコードであるか判定する(ステップS32)。
【0098】
読み取られたバーコードが特定情報を示すバーコードでないと判定すると(ステップS32、NO)、CPU41は、バーコードが示す商品を購入商品として登録する(ステップS33)。
【0099】
読み取られたバーコードが特定情報を示すバーコードであると判定すると(ステップS32、YES)、CPU41は、購入商品として登録された商品の中にクーポン対象商品があるか判定する(ステップS34)。
【0100】
購入商品として登録された商品の中にクーポン対象商品があると判定すると(ステップS34、YES)、CPU41は、入出力I/F44を通じて、特定情報が示すクーポンが利用されたことを示すクーポン利用情報をサーバ2へ送信する(ステップS35)。
【0101】
クーポン利用情報をサーバ2へ送信すると、CPU41は、クーポン利用商品について所定の割引などを登録する(ステップS36)。
バーコードが示す商品を購入商品として登録した場合(ステップS33)、購入商品として登録された商品の中にクーポン対象商品がないと判定した場合(ステップS34、NO)、又は、クーポン利用商品について所定の割引などを登録した場合(ステップS36)、CPU41は、バーコードの読取が終了したか判定する(ステップS37)。たとえば、CPU41は、店員などによってすべてのバーコードの読取が終了したことを入力されたかを判定する。
【0102】
バーコードの読取が終了していないと判定した場合(ステップS37、NO)、CPU41は、ステップS31へ戻る。
バーコードの読取が終了したと判定した場合(ステップS37、YES)、CPU41は、購入商品の合計金額を算出する(ステップS38)。合計金額を算出すると、CPU41は、レシートを印刷する(ステップS39)。レシートを印刷すると、CPU41は、動作を終了する。
【0103】
なお、クーポン情報は、複数の商品に関するクーポンから構成されてもよい。この場合、クーポン利用数カウンタは、商品ごとにクーポン利用数をカウントしてもよい。
【0104】
また、POS端末4は、一定の期間、クーポンが利用された回数をカウントアップし、前記期間経過後に、クーポンが利用された回数をサーバ2へ送信してもよい。
【0105】
また、特定情報が無線タグで付与される場合、POS端末4は、無線タグのIDと利用者が購入した商品を示す情報とを対応付けてサーバ2へ送信してもよい。また、POS端末4は、無線タグのIDに対応付けられたレシピデータを予めサーバ2から取得し、購入商品に対象商品が含まれるか判定してもよい。
【0106】
また、サーバ2、利用者端末3、及び、POS端末4は、1つの装置であってもよい。また、サーバ2及び利用者端末3は、1つの装置であってもよい。また、サーバ2及びPOS端末4は、1つの装置であってもよい。また、利用者端末3及びPOS端末4は、1つの装置であってもよい。
【0107】
また、レシピ提供システムは、コンピュータがプログラムを実行することで実現されてもよい。この場合、プログラムは、コンピュータに上記の機能を実現させる。
【0108】
利用者のレシピの印刷が商品の購入に結び付いたかを確認する構成は次のように纏められる。すなわちレシピ提供システムは、店舗内の対象商品を含む印刷情報を格納する第1記憶部と、前記第1記憶部が格納する前記印刷情報を印刷する操作を受け付ける操作部と、前記操作部が受け付けた前記操作に基づいて、前記印刷情報を用紙に印刷する印刷部と、前記用紙から前記対象商品を示す情報を読み取る読取部と、前記読取部が読み取った前記対象商品と、利用者が購入した商品を示す商品情報に基づいて、前記利用者が前記対象商品を購入したか判定する判定部と、前記判定部が前記利用者が前記対象商品を購入したと判定した購入回数を格納する第2記憶部と、を備える。
【0109】
さらに具体的に、レシピ提供システムは、前記印刷部が前記印刷情報を印刷した印刷回数を格納する第3記憶部を備え、前記第2記憶部は、前記3記憶部が格納する前記印刷回数に対応付けて、前記購入回数を格納するように制御させてもよい。
【0110】
以上のように構成されるレシピ提供システムは、利用者がレシピを選択した選択数、利用者がレシピを印刷した印刷数、および、利用者がレシピに対応する商品を購入した回数を管理することができる。したがって、レシピ提供システムは、レシピの配布と商品の売り上げとを効率的に管理することができる。
【0111】
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
【0112】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
店舗内の商品を一部材料とする料理のレシピのレシピデータを格納する第1記憶部と、
前記第1記憶部が格納する前記レシピデータを印刷する印刷操作を前記店舗内の利用者から受け付ける操作部と、
前記操作部が受け付けた前記印刷操作に基づいて、前記レシピデータを用紙に印刷する印刷部と、
を備えるレシピ提供システム。
[C2]
前記操作部は、前記第1記憶部が格納する前記レシピデータを選択する選択操作を前記店舗内の前記利用者から受け付け、
前記操作部が受け付けた前記選択操作によって前記レシピデータが選択された回数を格納する第2記憶部と、
前記印刷部が前記レシピデータを印刷した回数を格納する第3記憶部と、を備える、
前記C1に記載のレシピ提供システム。
[C3]
店舗内の商品を少なくとも一部材料とする料理のレシピのレシピデータを印刷する印刷操作を前記店舗内の利用者から受け付け、
受け付けられた前記印刷操作に基づいて、前記レシピデータを用紙に印刷する、レシピ提供方法。
[C4]
前記レシピデータを選択する選択操作を前記店舗内の前記利用者から受け付け、
前記選択操作によって前記レシピデータが選択された回数をカウントし、
前記印刷操作によって前記レシピデータが印刷された回数をカウントする、前記C3に記載のレシピ提供方法。
[C5]
コンピュータに、
第1記憶部に、店舗内の商品を少なくとも一部材料とする料理のレシピのレシピデータを格納させる機能と、
前記第1記憶部が格納する前記レシピデータを印刷する印刷操作を前記店舗内の利用者から受け付けさせる機能と、
受け付けられた前記印刷操作に基づいて、前記レシピデータを用紙に印刷させる機能と、
を実現させるためのレシピ提供プログラム。
[C6]
さらに、
コンピュータに、
前記レシピデータを選択する選択操作を前記店舗内の前記利用者から受け付けさせる機能と、
第2記憶部に、前記選択操作によって前記レシピデータが選択された回数を格納させる機能と、
第3記憶部に、前記印刷操作によって前記レシピデータが印刷された回数を格納させる機能と、
を実現させる、
前記C5に記載のレシピ提供プログラム。