(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6465786
(24)【登録日】2019年1月18日
(45)【発行日】2019年2月6日
(54)【発明の名称】スラッジ濾過装置
(51)【国際特許分類】
B23Q 11/00 20060101AFI20190128BHJP
B03C 1/00 20060101ALI20190128BHJP
B03C 1/06 20060101ALI20190128BHJP
B03C 1/08 20060101ALI20190128BHJP
B03C 1/24 20060101ALI20190128BHJP
B03C 1/26 20060101ALI20190128BHJP
B01D 21/24 20060101ALI20190128BHJP
B01D 21/00 20060101ALI20190128BHJP
B24B 55/12 20060101ALI20190128BHJP
【FI】
B23Q11/00 U
B03C1/00 A
B03C1/06
B03C1/08
B03C1/24
B03C1/26
B01D21/24 H
B01D21/00 B
B24B55/12
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-216226(P2015-216226)
(22)【出願日】2015年11月3日
(65)【公開番号】特開2017-87309(P2017-87309A)
(43)【公開日】2017年5月25日
【審査請求日】2018年3月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000231350
【氏名又は名称】ジヤトコ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148301
【弁理士】
【氏名又は名称】竹原 尚彦
(74)【代理人】
【識別番号】100077779
【弁理士】
【氏名又は名称】牧 哲郎
(74)【代理人】
【識別番号】100078260
【弁理士】
【氏名又は名称】牧 レイ子
(72)【発明者】
【氏名】柴田 健二
(72)【発明者】
【氏名】関口 雅典
【審査官】
津田 健嗣
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−163249(JP,A)
【文献】
特開2003−19637(JP,A)
【文献】
実開平3−126538(JP,U)
【文献】
国際公開第2015/107826(WO,A1)
【文献】
米国特許第6066255(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23Q 11/00
B01D 21/00
B01D 21/24
B03C 1/00
B03C 1/06
B03C 1/08
B03C 1/24
B03C 1/26
B24B 55/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
切削部から還流する切削液が貯留されるメインタンクと、第1のスラッジ分離手段とを有する主濾過部と、
該主濾過部から切削液が供給されるとともに、サブタンクと第2のスラッジ分離手段とを有する副濾過部とからなり、
前記主濾過部のメインタンクは、その底壁に沈殿するスラッジを前記第1のスラッジ分離手段側へ搬送する第1の搬送手段を備え、
前記副濾過部のサブタンクは、前記メインタンクより浅い底壁を有して、底部にマグネットが設けられるとともに、該マグネットにより吸引されたスラッジを前記第2のスラッジ分離手段側へ搬送する第2の搬送手段を備え、
前記副濾過部への切削液の供給は、
前記メインタンクの中層の切削液が前記サブタンクの前記第2のスラッジ分離手段と反対側に供給され、
前記メインタンクの上層の切削液が前記サブタンクをバイパスして前記第2のスラッジ分離手段側に供給されるものであることを特徴とするスラッジ濾過装置。
【請求項2】
前記上層の切削液は、前記メインタンクにおける中層の切削液を吸い上げる位置よりも、還流する切削液の流入口側で吸い上げて供給されることを特徴とする請求項1に記載のスラッジ濾過装置。
【請求項3】
前記メインタンクは、還流する切削液の流入口が形成されたダーティタンクと切削部への切削液の送出口が形成されたクリーンタンクとが隔壁で区画されるとともに連通して、前記流入口から前記送出口への切削液の通路をなしており、
前記上層の切削液は前記ダーティタンクから上層吸い上げポンプにより吸い上げられ、
前記中層の切削液は前記クリーンタンクから中層吸い上げポンプにより吸い上げられることを特徴とする請求項2に記載のスラッジ濾過装置。
【請求項4】
前記切削部への切削液を送出する送出ポンプ、前記上層吸い上げポンプおよび前記中層吸い上げポンプはそれぞれ前記メインタンクの上壁に設置されていることを特徴とする請求項3に記載のスラッジ濾過装置。
【請求項5】
前記サブタンクには、前記第2のスラッジ分離手段と反対側に前室が付設されるとともに、前記第2のスラッジ分離手段側に後室が付設されて、
前記第2のスラッジ分離手段は前記後室に臨み。
前記メインタンクの中層の切削液は前記前室に供給され、
前記メインタンクの上層の切削液は前記後室に供給され、
前記前室および後室はそれぞれ前記サブタンクより深い底壁を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のスラッジ濾過装置。
【請求項6】
前記副濾過部が前記主濾過部の上方に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載のスラッジ濾過装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、切削液のスラッジを除去する濾過装置に関する。
【背景技術】
【0002】
旋盤や歯切盤、研削盤など金属の切削加工機における切削部、すなわち加工刃と被削材間に生じる摩擦抑制や発熱吸収などのため切削液が用いられる。切削部に注がれた切削液は循環使用のため切削液タンクに還流し貯留されるが、還流した切削液には切粉(金属粉)その他のスラッジが含まれるので、切削液タンクにはスラッジを除去する濾過装置が組み込まれる。
【0003】
この種の濾過装置として、例えば実開平3−126538号公報に開示されたものがある。これは、切削液タンク内を切削液の流れ順にダーティタンクとクリーンタンクとに区画し、それぞれの底面にマグネットを埋設するとともに、スラッジ排出用のスクレーパを備えたチエーンコンベアを設置している。そして、クリーンタンクのチエーンコンベアの高さをダーティタンクのチエーンコンベアより低くするとともに、コンベアとタンク上面板との間に形成される空間に切削液の吸込み口を配置している。これにより、クリーンタンクに続けて別途吸い上げタンクを設けなくても済み、構成がコンパクトになることが期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平3−126538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上記従来の濾過装置では、切削液タンクの底部に沈殿したスラッジは排出できるが、切削液タンク内の切削液にはそのほかに空気を含んで金属粉が集合し上層に浮遊しているスラッジや中層に離散しているスラッジも存在し、これら上層および中層のスラッジの排出は切削液タンクの底部にマグネットを埋設するだけでは困難である。
上層および中層のスラッジが切削部への配管に流出してしまうと、配管に設置された流量センサが詰まり、切削部に正常な供給ができなくなる。
このため、定期的にあるいは状況を見ながら、上層および中層のスラッジを手作業で回収して除去せざるを得ない。
【0006】
したがって本発明は、この問題点に鑑み、切削液タンク中に浮遊するスラッジも有効に除去できるようにしたスラッジ濾過装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このため本発明は、切削部から還流する切削液が貯留されるメインタンクと、第1のスラッジ分離手段とを有する主濾過部と、
主濾過部から切削液が供給されるとともに、サブタンクと第2のスラッジ分離手段とを有する副濾過部とからなり、
主濾過部のメインタンクは、その底壁に沈殿するスラッジを第1のスラッジ分離手段側へ搬送する第1の搬送手段を備え、
副濾過部のサブタンクは、メインタンクより浅い底壁を有して、底部にマグネットが設けられるとともに、該マグネットにより吸引されたスラッジを第2のスラッジ分離手段側へ搬送する第2の搬送手段を備え、
副濾過部への切削液の供給は、メインタンクの中層の切削液がサブタンクの第2のスラッジ分離手段と反対側に供給され、メインタンクの上層の切削液がサブタンクをバイパスして第2のスラッジ分離手段側に供給されるものとした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、メインタンクの下層に沈殿するスラッジは第1のスラッジ分離手段で回収され、中層に離散しているスラッジは底の浅いサブタンクでマグネットにより吸引されて底壁に堆積し、上層に浮遊するスラッジとともに第2のスラッジ分離手段により回収される結果、メインタンク内切削液の深さのほぼ全領域にわたるスラッジが有効に除去される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】実施の形態にかかる濾過装置の全体斜視図である。
【
図3】上層吸い上げポンプと中層吸い上げポンプの配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は実施の形態にかかる濾過装置の全体斜視図である。
濾過装置1はメインタンク11を有する主濾過部10の上方にサブタンク45を有する副濾過部40を配して構成される。
まず主濾過部10について説明する。
図2は主濾過部10の詳細を示す図で、(a)は主濾過部10のメインタンク11の上壁12(12a、12b)を外して示す平面図、(b)は(a)におけるA−A部断面図である。
メインタンク11は、
図2の(a)に示すように、隔壁16で従来と同様にダーティタンク14とクリーンタンク15とに区画されている。不図示の切削部から還流する切削液がダーティタンク14の一端の流入口17から入り、ダーティタンク14からクリーンタンク15へ順に流れて、クリーンタンク15末端の送出口に設けた送出ポンプ18により切削部へ供給するための配管19(
図1参照)へ送出される。配管19には流量センサ19aが付設される。
【0011】
図2の(b)に示すように、メインタンク11の底壁13の下にはベルト(図示省略)にマグネット22を装着したマグネットコンベア20が設けられている。マグネットコンベア20はダーティタンク14およびクリーンタンク15のそれぞれの長手方向に底壁13に沿って延び、底壁13に沈殿するスラッジを磁力によって吸引してメインタンク11の流入口17および送出ポンプ18が位置する一端と反対側の他端方向へ掃引するようになっている。メインタンク11の他端にはマグネットセパレータ24が設置され、マグネットコンベア20の磁力で掃引されてきたスラッジSを切削液から分離してスラッジ受け26(
図1参照)に回収するようになっている。
底壁13の他端部は、マグネットセパレータ24の比較的高位置のドラム25に向けて登りの傾斜面13aとしてあり、マグネットコンベア20の端部もこの傾斜面13aに沿わせてある。
【0012】
メインタンク11の上壁12には上層吸い上げポンプ28と中層吸い上げポンプ29が設置され、それぞれ吸い込み口28a、29aを切削液中へ延ばしている。これらは切削液を副濾過部40へ送るものである。
図3は
図2の(a)におけるB−B部断面図である。
中層吸い上げポンプ29はクリーンタンク15の上壁12bに配置され、上層吸い上げポンプ28は中層吸い上げポンプ29より上流側のダーティタンク14の上壁12aに配置されている。そして、中層吸い上げポンプ29の吸い込み口29aは切削液の液高さの中間位置に開口しており、上層吸い上げポンプ28の吸い込み口28aは中層吸い上げポンプ29の吸い込み口29aより高く、切削液の液面Lよりわずかに低い位置に開口している。
【0013】
つぎに、
図1に戻って、副濾過部40は主濾過部10のメインタンク11の上壁12等から延びる複数の脚3a、3bに支持されている。
副濾過部40のサブタンク45はその深さがメインタンク11より浅く、偏平な外観を有している。
図4は副濾過部40の詳細を示す図で、(a)は副濾過部40のサブタンク45の上壁46を外して示す平面図、(b)は(a)におけるC−C部断面図である。
サブタンク45の一端にはサブタンク45よりも深く、したがってサブタンク45の底壁47よりも低位置の底壁42を有する前室41が付設されている。
中層吸い上げポンプ29が吸い上げた切削液が配管31を通して前室41に流入し、次いで前室41からサブタンク45へ流入する。
【0014】
サブタンク45の他端には後室50が付設され、続いてマグネットセパレータ52およびスラッジ受け53が順次に共通ベース55上に設置されている。後室50もサブタンク45より深い。
なお、本実施の形態では、後室50、マグネットセパレータ52およびスラッジ受け53を載置する共通ベース55がメインタンク11の平面領域外に張り出しているので、共通ベース55を支持する一部の脚3bはメインタンク11の設置土台2から立ち上がっている。
【0015】
サブタンク45の底部、ここでは底壁47の下面に、マグネット48が敷き詰められ、切削液中のスラッジを磁力によって吸引して沈殿させる。サブタンク45は浅いので、切削液中に浮遊するスラッジがマグネット48の磁力により効率的に底壁47上に集められ、堆積する。
そして、サブタンク45内には駆動部49aにより駆動されて一端から他端間を摺動可能なワイパ状のスクレーパ49が設けられ、底壁47上に堆積するスラッジを後室50へ掻き落とすようになっている。
なお、ある程度固まって重いスラッジは前室においてサブタンク45より深い底部に沈殿するので、サブタンク45に過剰に堆積することが回避される。
【0016】
後室50にはまた、上層吸い上げポンプ28により吸い上げられた切削液が配管30を通して流入する。上層吸い上げポンプ28が吸い上げる切削液に含まれるスラッジは、空気を含んで固まりメインタンク11内切削液の上層に浮遊していたものであり、あらためてマグネットで吸着する必要がないから、サブタンク45をバイパスして直接後室50へ供給される。また、重いスラッジと同様に、サブタンク45に過剰に堆積することも回避される。
マグネットセパレータ52は後室50の切削液からスラッジを分離しスラッジ受け53に回収する。
スラッジを除去された切削液は配管56によりメインタンク11のダーティタンク14における流入口17近傍へ戻される。
【0017】
本実施の形態では、マグネットセパレータ24が発明における第1のスラッジ分離手段に該当し、マグネットセパレータ52が第2のスラッジ分離手段に該当する。そして、マグネットコンベア20が第1の搬送手段に該当し、スクレーパ49が第2の搬送手段に該当する。
メインタンク11における送出ポンプ18の設置部位が発明における切削部への切削液の送出口に該当する。
【0018】
実施の形態は以上のように構成され、切削部から還流する切削液が貯留されるメインタンク11と、マグネットセパレータ24とを有する主濾過部10と、主濾過部10から切削液が供給されるとともに、サブタンク45とマグネットセパレータ52とを有する副濾過部40とからなり、メインタンク11は、その底壁13に沈殿するスラッジをマグネットセパレータ24側へ搬送するマグネットコンベア20を備え、サブタンク45は、メインタンク11より浅い底壁47を有して、底壁47の下面にマグネット48が設けられるとともに、マグネット48より吸引されたスラッジをマグネットセパレータ52側へ搬送するスクレーパ49を備え、メインタンク11の中層の切削液がサブタンク45のマグネットセパレータ52と反対側に供給され、メインタンク11の上層の切削液がサブタンク45をバイパスしてマグネットセパレータ52側に供給されるものとしたので、メインタンク11の下層に沈殿するスラッジはマグネットセパレータ24で回収され、中層に離散しているスラッジは底の浅いサブタンク45でマグネット48により吸引されて底壁47に堆積するので、スクレーパ49によりまとめてマグネットセパレータ52へ搬送でき、またメインタンク11の上層に浮遊するスラッジもマグネットセパレータ52側へ直接供給されてそれぞれ回収される結果、メインタンク11内切削液の深さのほぼ全領域にわたるスラッジが有効に除去される。
(請求項1に対応する効果)
【0019】
メインタンク11は、隔壁16で区画されるとともに連通して流入口17から送出口への切削液の通路をなすダーティタンク14と15クリーンタンクからなり、中層の切削液は下流側のクリーンタンク15から中層吸い上げポンプ29により吸い上げられ、上層の切削液は切削液の流入口17が形成された上流のダーティタンク14から上層吸い上げポンプ28により吸い上げられて副濾過部40へ供給されるので、上層のスラッジが先に吸い上げられるため、中層吸い上げポンプ29が上層のスラッジまで吸い込む可能性が低減し、浅いサブタンク45にスラッジが過剰に堆積することが避けられる。
(請求項2および3に対応する効果)
【0020】
切削部への切削液を送出する送出ポンプ18、上層吸い上げポンプ28および中層吸い上げポンプ29はそれぞれメインタンク11の上壁12に設置されているので、濾過装置1全体が簡素でコンパクトに構成される。
(請求項4に対応する効果)
【0021】
サブタンク45には、マグネットセパレータ52と反対側に前室41が付設されるとともにマグネットセパレータ52側に後室50が付設されて、マグネットセパレータ52は後室50に臨み、メインタンク11の中層の切削液は前室41に供給され、上層の切削液は後室50に供給され、前室41および後室50はそれぞれサブタンク45より深いものとしているので、中層の切削液中で重いスラッジは前室41において沈殿するので、サブタンク45に過剰に堆積することが回避されるとともに、サブタンク45の底壁47に堆積したスラッジはスクレーパ49の駆動の都度後室50へ掻き落として、底壁47をクリアできる。
(請求項5に対応する効果)
【0022】
また、副濾過部40が主濾過部10の上方に配置されているので、濾過装置1全体の接地面積が少なくて済み、さらにマグネットセパレータ52を通過した切削液のメインタンク11への戻しにポンプを必要としない。
(請求項6に対応する効果)
【0023】
実施の形態では副濾過部40におけるマグネット48をサブタンク45の底壁47の下面に取り付けたが、マグネット48は底壁47の上面に取り付けてもよく、この場合には敷き詰めたマグネットの上を平坦なカバーで覆うのが好ましい。これにより、そのカバー上にスラッジが堆積するので、スクレーパ49がマグネット48に引っかかることなく滑らかにスラッジを後室50へ掻き落とすことができる。
【0024】
主濾過部10では、第1の搬送手段としてマグネットコンベア20を用いたが、メインタンク11の底部にマグネットを敷き詰めて副濾過部40と同様のスクレーパを用いてもよい。
逆にまた、副濾過部40における第2の搬送手段も、スクレーパ49の代わりに主濾過部10と同様のコンベアを採用することもできる。
【符号の説明】
【0025】
1 濾過装置
2 設置土台
3a、3b 脚
10 主濾過部
11 メインタンク
12 上壁
13 底壁
13a 傾斜面
14 ダーティタンク
15 クリーンタンク
16 隔壁
17 流入口
18 送出ポンプ
19 配管
19a 流量センサ
20 マグネットコンベア
22 マグネット
24 マグネットセパレータ
25 ドラム
26 スラッジ受け
28 上層吸い上げポンプ
28a 吸い込み口
29 中層吸い上げポンプ
29a 吸い込み口
30 配管
31 配管
40 副濾過部
41 前室
42 底壁
45 サブタンク
46 上壁
47 底壁
48 マグネット
49 スクレーパ
49a 駆動部
50 後室
52 マグネットセパレータ
53 スラッジ受け
55 共通ベース
56 配管
S スラッジ