(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6467199
(24)【登録日】2019年1月18日
(45)【発行日】2019年2月6日
(54)【発明の名称】シートレール装置
(51)【国際特許分類】
B60N 2/08 20060101AFI20190128BHJP
【FI】
B60N2/08
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-232620(P2014-232620)
(22)【出願日】2014年11月17日
(65)【公開番号】特開2016-94150(P2016-94150A)
(43)【公開日】2016年5月26日
【審査請求日】2017年11月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000143639
【氏名又は名称】株式会社今仙電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100129676
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼荒 新一
(74)【代理人】
【識別番号】100158067
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 基
(72)【発明者】
【氏名】松田 吉弘
(72)【発明者】
【氏名】中村 篤史
【審査官】
須賀 仁美
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−213626(JP,A)
【文献】
特開昭51−122220(JP,A)
【文献】
特開2009−029272(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/00 − 2/90
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用シートを前後に移動するためのシートレール装置において、
車両用シートが直接的又は間接的に取り付けられるアッパーレールと、
前記アッパーレールを案内するためのロアレールと、を備え、
操作手段によって前記アッパーレールの下方へ突出するように移動する解除用リンク部材と、
前記ロアレールに設けられ、前記アッパーレールの少なくとも一部と当接する当接部と、前記アッパーレールの前記解除用リンク部材によって押圧される被押圧部と、を有し、前記被押圧部を押圧することによって前記当接部が前記アッパーレールと干渉しない位置に移動可能に形成されたストッパー部材と、
を備えたことを特徴とするシートレール装置。
【請求項2】
前記ストッパー部材は、前記ロアレールに固定する固定部と前記被押圧部との間が板バネであることを特徴とする請求項1記載のシートレール装置。
【請求項3】
前記解除用リンク部材の先端はリンク部材用ローラーが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートレール装置。
【請求項4】
前記被押圧部は、上方端部が被押圧部傾斜部で形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシートレール装置。
【請求項5】
前記当接部は、上方端部が当接部傾斜部で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシートレール装置。
【請求項6】
前記当接部は、前記当接部傾斜部から突出する当接部用ローラーを備えていることを特徴とする請求項5に記載のシートレール装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートレール装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スライドを規制するインターロック機構を有するシートレール装置において、跳ね上げ可能なシートクッションとシートスライド機構を備えた車両用シートにおいて、車両フロアに取付けられるロアレールと、同ロアレール上を摺動自在に係合するアッパーレールと、同アッパーレール側に取り付けられるシートクッションと、同シートクッションの側部に設けられた係合部材と、アッパーレール側に取り付けられ、ロアレール側に突出するスライドロックプレートを有する規制手段と、ロアレール側に設けられ、スライドロックプレートとの当接によりシートの移動を規制するレールロックプレートとを備え、シートクッションの跳ね上げ状態では、係合部材が規制手段に当接してスライドロックプレートをアッパレール側に変位させ、同スライドロックプレートとレールロックプレートとの当接を回避させることによりシートクッションをスライド可能としたものが提案されている(特許文献1)。
【0003】
しかし、このシートレール装置は、アッパーレール側にスライドロックプレートを作動させる機構が組み入れられているため、アッパーレール側に大きなスペースを必要とするという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平7−304359号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明はかかる課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、アッパーレール側に大きなスペースを必要とすることなく、着座状態ではスライド位置を規制し、ウォークイン状態では大きく移動可能なシートレール装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
【0007】
本発明にかかるシートレール装置は、
車両用シートを前後に移動するためのシートレール装置において、
車両用シートが直接的又は間接的に取り付けられるアッパーレールと、
前記アッパーレールを案内するためのロアレールと、を備え、
操作手段によって前記アッパーレールの下方へ突出するように移動する解除用リンク部材と、
前記ロアレールに設けられ、前記アッパーレールの少なくとも一部と当接する当接部と、前記アッパーレールの前記解除用リンク部材によって押圧される被押圧部と、を有し、前記被押圧部を押圧することによって前記当接部が前記アッパーレールと干渉しない位置に移動可能に形成されたストッパー部材と、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明にかかるシートレール装置によれば、ロアレール側にアッパーレールに当接する当接部を設けることによって、当接部とアッパーレールが当接するという手段のみでアッパーレールが所定の位置以上の前方へ移動させることを防止することができる。一方で、当接部よりも前方へ移動したい場合には、解除用リンク部材で当接部をアッパーレールと干渉しない位置まで移動させることで、アッパーレールを前方まで移動させることができる。
【0009】
また、本発明にかかるシートレール装置において、前記ストッパー部材は、前記ロアレールに固定する固定部と前記被押圧部との間が板バネであることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、ストッパー部材を押圧するという操作のみで前方の規制を解除することができ、特にストッパー部材に元に戻す操作をすることなく押圧を解除するだけで元の位置に復帰させることができる。
【0010】
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記解除用リンク部材の先端はリンク部材用ローラーが設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、アッパーレールを前方へ移動させる際、解除用リンク部材がスムーズにストッパー部材の上面を移動させやすくなる。また、解除用リンク部材及びストッパー部材の耐久性を向上させることができる。
【0011】
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記被押圧部は、上方端部が被押圧部傾斜部で形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、解除用リンク部材が移動するに従って徐々に当接部をスムーズに下降させることができる。
【0012】
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記当接部は、上方端部が当接部傾斜部で形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、ストッパー部材より前方へ移動したアッパーレールをストッパー部材より後方へ移動させる際に、単にアッパーレールを後方へ移動するという手段のみでストッパー部材を解除して後方へ移動させることができる。
【0013】
さらに、本発明にかかるシートレール装置において、前記当接部は、前記当接
部傾斜部から突出する当接部用ローラーを備えているものであってもよい。かかる構成を採用することによって、よりスムーズにストッパー部材より前方へ移動したアッパーレールをストッパー部材より後方へ移動させることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明にかかるシートレール装置によれば、アッパーレールに大きなスペースを必要とすることなく、着座状態ではスライド位置を規制し、ウォークイン状態では大きく移動可能なシートレール装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】
図1は、実施形態にかかるシートレール装置100を示す斜視図である。
【
図2】
図2は、実施形態にかかるシートレール装置100を前方から視た模式図である。
【
図3】
図3は、実施形態にかかるシートレール装置100の主要な構成を示す側面図である。
【
図4】
図4は、実施形態にかかるシートレール装置100のストッパー部材30を示す斜視図である。
【
図5】
図5は、実施形態にかかるシートレール装置100の作動状態の一形態を示す側面図である。
【
図6】
図6は、実施形態にかかるシートレール装置100の作動状態の一形態を示す側面図である。
【
図7】
図7は、実施形態にかかるシートレール装置100の作動状態の一形態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、以下の説明において、
図1の矢印の方向を「前後方向」という。
【0017】
本実施形態にかかるシートレール装置100は、車両用のシート(図示しない。)を前後方向にスライド可能に支持するものであり、車両用フロア(図示しない。)に固定されて使用されるものである。本実施形態にかかるシートレール装置100は、
図1に示すように、主として、車両側に取り付けられるロアレール10と、車両用シートに直接的に又は間接的に取り付けられるアッパーレール20と、を備えている。
【0018】
ロアレール10は、長尺のレール状の部材であり、
図1又は
図2に示すように、車両フロアに固定される底面部11と、この底面部11の両側からそれぞれ立設された左右のロア側面部12、12と、この左右のロア側面部12から中央に向かって略水平にそれぞれ延設されたロア上面部13、13とを備えている。これら底面部11、ロア側面部12及びロア上面部13によって囲まれた部分がアッパーレール20の案内部を構成し、この案内部にアッパーレール20の移動用ローラー21等が配置され、アッパーレール20を前後方向へ移動させことができる。
【0019】
ロアレール10には、車両用シートに着座している状態において移動を防止する着座用のロック機構と、着座時に車両用シートの位置を調整する際に、必要以上に車両用シートが前へ移動することを防止する規制機構とを備えている。
【0020】
着座用のロック機構は、ロック部材50と、ロアレール10のロック部材嵌合用孔71とからなる。ロック部材50は、
図3に示すように、複数のロック片51aを有するロック片部材51と、このロック片部材51を可動させるための可動部材52と、を備えている。一方、ロック部材嵌合用孔71は、
図1に示すようにロアレール10のロア側面部12に長手方向に沿って複数形成されている。ロック部材50は、ロック片51aがロック部材嵌合用孔71に挿入する方向に付勢されており、着座している人が可動部材52に連動しているレバー等を操作することによって、ロック片部材51が回動し、複数のロック片51aがロック部材嵌合用孔71から外れてロック状態が解除される。これにより、着座時に着座位置の調整を行なうことができる。
【0021】
規制機構は、
図3に示すように、ロアレール10側のストッパー部材30と、アッパーレール20側の解除用のリンク機構80とからなる。
【0022】
ストッパー部材30は、
図4に示すように、板状部材を折り曲げて作製されており、主として、長尺に形成されたベース部31と、力が加えられていない通常の状態でアッパーレール20の一部と当接してアッパーレール20の移動を規制する当接部33と、この当接部33を解除するための被押圧部34と、ストッパー部材30をロアレール10に固定する固定部32と、を備えている。当接部33はベース部31の一方側に設けられ、固定部32はベース部31の他方側に設けられ、被押圧部34はその間に設けられている。固定部32には、リベット止め用の貫通孔32aが形成されている。当接部33は、ベース部31の両側を折り曲げて作製されており、後端にアッパーレール20の一部(本実施形態においては、アッパーレール20の先端)に当接して、アッパーレール20がそれ以上前へ移動することを防止する当接面33aが形成されている。一方、当接部33の前方側は、前方が低く形成された当接部傾斜部33b及び水平部33cを有し、この当接部傾斜部33b及び水平部33cから少し突出するように当接部用ローラー33dが設けられている。当接部33は、ストッパー部材30をロアレール10に取り付けた際に、当接面33aがアッパーレール20の底面22よりも上方に配置される高さとなるように形成される。当接部33の後方は、剛性を付与するためにベース部31の両側にリブ31aが設けられている。被押圧部34は、アッパーレール20に設けられる解除用リンク部材42(
図3参照)によって当接部33とアッパーレール20が当接する位置から干渉しない位置に移動させて、アッパーレール20の規制を解除するための部材であり、固定部32と当接部33との間に、ベース部31の一方側を折り曲げて作製されている。被押圧部34の上部は、被押圧部水平部34aとこの被押圧部水平部34aの後方に形成された被押圧部傾斜部34bとを有している。被押圧部34は、ストッパー部材30をロアレール10に取り付けた際に、アッパーレール20の底面22よりも下方に配置される高さに形成される。被押圧部34と当接部33の間は弾性を有する板バネで形成されており、
図6に示すように、上方から力を加えることによって、先端側の当接部33が下方に移動するように湾曲し、力を解除することで、被押圧部34が元の位置に復帰することができるように作製されている。当接部33が必要以上に上方に移動しないように、
図4に示すように、他方側先端にロアレール10の底面部11と当接するロアレール下面当接片35が設けられている。なお、本実施形態においては、一枚の金属製の板材を折り曲げることによって、作製されているが、これに限定するものではなく、異なる板材を溶接してもよい。被押圧部34は特に板材でなく、塊状であってもよい。
【0023】
ストッパー部材30は、ロアレール10に、着座状態で車両用シートが許容される最も前にある位置でアッパーレール20が当接する位置に取り付けられる。ロアレール10は、取り付けられる部分の底面部11が一部開口して形成されており、後端側にロアレール貫通孔19(
図3参照)が形成され、ストッパー部材30の貫通孔32aを利用してリベット等で固定される。当接部33及び被押圧部34がロアレール10の底面部11から案内部に突出するように配置され、ロアレール下面当接片35はロアレール10の底面部11に当接してそれ以上、上方へ移動しないようにされている。
【0024】
アッパーレール20には、
図3に示すように、上方に車両用シートを取り付けるためのシートレール(図示しない。)を取り付けるシートレール取付部材23と、ロアレール10の案内部に配置されて前後方向に移動するための移動用ローラー21a及びがたつき防止用ローラー21bが設けられている。リンク機構80は、車両用シート側や車両用シートから操作できる範囲に設けられた操作手段であるリンク作動レバー(図示しない。)に連動したシートケーブル40とシートケーブル40に連結されたリンク部材41と、このリンク部材41に、連動する解除用リンク部材42とを備えている。シートケーブル40は、例えば、ウォークイン状態にする場合のように、車両用シートの背もたれを可倒した後に、大きく車両用シートを移動する際のレバーと連結されている。リンク部材41は、シートケーブル40を引いた際に、解除用リンク部材42の移動方向を下方方向へ変換するための部材であり、中央に回転軸41aを有し、その一方側にシートケーブル40が連結されており、他方側に解除用リンク部材42が連結されている。解除用リンク部材42は、棒状の部材であり、アッパーレール20に上下方向のみ移動可能に配置されている。解除用リンク部材42は、先端にリンク部材用ローラー43が設けられている。リンク部材41は、シートケーブル40を引いていないときは、解除用リンク部材42を上方へ配置するように付勢されている。
【0025】
こうして作製されたシートレール装置100は、以下のように作動する。まず、通常の着座においてなんらの操作をしていない場合は、ロック部材50がロック部材嵌合用孔71と嵌合しているため、前後にアッパーレール20が移動することはない。すなわち、車両用シートは固定されていることになる。この状態で、ロック部材50のロックを解除することで、着座した状態で車両用シートが前後に移動可能になる。この際に、所定の距離以上前方へ移動すると、
図5に示すように、アッパーレール20の先端がストッパー部材30の当接部33の当接面33aに当接することによって、アッパーレール20がさらに前方へ移動することが防止される。すなわち、車両用シートがそれ以上前方へ移動することが防止される。そして、例えば、ウォークインの状態を確保するためにさきほどの位置よりもさらに大きく前方へ車両用シートを移動させたい場合は、車両用シートの背もたれの可倒と連動したリンクされたレバーを操作することによって、背もたれの可倒に連動してシートケーブル40が引かれる。するとリンク部材41を介して解除用リンク部材42が下方向に移動する。この状態のままアッパーレール20(車両用シート)を前方へ移動すると、
図6に示すように、解除用リンク部材42のリンク部材用ローラー43は、ストッパー部材30を押圧しながら被押圧部傾斜部34b及び被押圧部水平部34aの上面を移動していく。これにより、ストッパー部材30の当接部33は、アッパーレール20よりも下方に押し下げられ、アッパーレール20はストッパー部材30によって干渉されることなく、前方へ移動する。解除用リンク部材42が被押圧部34を通り過ぎた後は、ストッパー部材30の当接部用ローラー33dがアッパーレール20の底面22に当接した状態で当接部用ローラー33dが転がりつつ、大きく前方へ移動することができる。そのため、アッパーレール20の前端と解除用リンク部材42の水平距離は、当接部33と被押圧部34の水平距離より長くする必要がある。
【0026】
一方、ウォークイン状態の位置から着座位置まで車両用シートを戻す場合には、車両用シートの背もたれを起こすことによって、リンク部材41の付勢力によって解除用リンク部材42が上方に移動して元の位置に戻る。この状態で車両用シートを後方に移動すると、
図7に示すように、アッパーレール20の後端がストッパー部材30のローラー31dに当接し、ストッパー部材30を押し下げつつ後方へ移動する。その後、ローラー31dは、アッパーレール20の底面22と当接した状態で転がりながら移動し、車両用シートは、元の位置に復帰する。
【0027】
こうして、作製されたシートレール装置100は、着座時に誤って必要以上に大きく前方へ移動させる力を加えたとしても、ストッパー部材30で制限され、それ以上前へ移動することを防止することができるインターロック機構として機能させることができる。
【0028】
また、解除する場合には、解除用リンク部材42で被押圧部34を押圧するという操作のみで当接部33を解除することができ、押圧を止めることで自動的に当接部33を元の位置に復帰することができる。
【0029】
また、本発明のシートレール装置の規制機構は、ロアレール10側のストッパー部材30と、アッパーレール20側の解除用のリンク機構80のみであるので、コンパクトにシートレール装置に組み込むことができる。
【0030】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得る。
【0031】
本実施形態においては、ウォークイン状態と着座時の車両用シートの位置による規制としたがこれに限定するものではなく、車両用シートの位置を所定の範囲で規制したい様々な場合に応用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
上述した実施形態で示すように、自動車用シートを取り付けるためのシートレール装置として、産業上利用可能である。
【符号の説明】
【0033】
10…ロアレール、11…底面部、12…ロア側面部、13…ロア上面部、
19…ロアレール貫通孔、20…アッパーレール、21a…移動用ローラー、
21b…がたつき防止用ローラー、22…底面、23…シートレール取付部材、
30…ストッパー部材、31…ベース部、31a…リブ、31d…ローラー、
32…固定部、32a…貫通孔、33…当接部、33a…当接面、
33b…当接部傾斜部、33c…水平部、33d…当接部用ローラー、
34…被押圧部、34a…被押圧部水平部、34b…被押圧部傾斜部、
35…ロアレール下面当接片、40…シートケーブル、41…リンク部材、
41a…回転軸、42…解除用リンク部材、43…リンク部材用ローラー、
50…ロック部材、51…ロック片部材、51a…ロック片、52…可動部材、
71…ロック部材嵌合用孔、80…リンク機構、100…シートレール装置