特許第6467209号(P6467209)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6467209
(24)【登録日】2019年1月18日
(45)【発行日】2019年2月6日
(54)【発明の名称】電動機のコギングトルク測定方法
(51)【国際特許分類】
   G01L 5/00 20060101AFI20190128BHJP
【FI】
   G01L5/00 H
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-249309(P2014-249309)
(22)【出願日】2014年12月9日
(65)【公開番号】特開2016-109627(P2016-109627A)
(43)【公開日】2016年6月20日
【審査請求日】2017年6月28日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000149066
【氏名又は名称】オークマ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】特許業務法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】志津 達哉
【審査官】 北川 創
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−158123(JP,A)
【文献】 特開平11−258076(JP,A)
【文献】 特開昭52−051985(JP,A)
【文献】 特開平05−149803(JP,A)
【文献】 国際公開第2013/186871(WO,A1)
【文献】 特開2005−037389(JP,A)
【文献】 米国特許第03891908(US,A)
【文献】 欧州特許出願公開第02651028(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01L 5/00 − 5/28
G01L 1/00 − 1/26
G01L 25/00
G01L 3/00 − 3/26
H02P 6/00 − 6/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動機のコギングトルクを測定するコギングトルク測定方法であって、
前記電動機に通電することなく、前記電動機の出力軸にほぼ一定の回転トルクを付与して前記電動機の出力軸を回転させ、
前記電動機の回転角度を検出し、
前記回転角度を二階微分して前記電動機の角加速度を算出し、
前記角加速度と前記電動機のロータ慣性モーメントとを乗算してトルクを算出し、
前記検出された回転角度及び前記算出されたトルクに基づき、回転角度に対応したコギングトルク波形を算出する、
ことを含み、
前記電動機の出力軸に巻き付けたワイヤを当該ワイヤに取り付けたおもりにかかる重力で引っ張ることで、前記電動機の出力軸を回転させる
ことを特徴とするコギングトルク測定方法。
【請求項2】
電動機のコギングトルクを測定するコギングトルク測定方法であって、
前記電動機に通電することなく、前記電動機の出力軸にほぼ一定の回転トルクを付与して前記電動機の出力軸を回転させ、
前記電動機の回転角度を検出し、
前記回転角度を二階微分して前記電動機の角加速度を算出し、
前記角加速度と前記電動機のロータ慣性モーメントとを乗算してトルクを算出し、
前記検出された回転角度及び前記算出されたトルクに基づき、回転角度に対応したコギングトルク波形を算出する、
ことを含み、
その出力軸が、前記電動機の出力軸に取り付けられた直結駆動電動機を一定トルクで駆動することで前記電動機の出力軸を回転させる
ことを特徴とするコギングトルク測定方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動機のコギングトルクの測定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電動機に通電していない状態で、ロータの回転に伴い生じる周期的なトルク脈動は鉄心と永久磁石の作用によっておこるものであり、コギングトルクと呼ばれている。例えば、コギングトルクの大きい電動機を工作機械の送り軸に使用した場合、切削面に筋目が現れる等の不具合が発生する。よって、コギングトルクの小さい電動機が求められる。
【0003】
ただし、コギングトルクの振幅は、例えば工作機械の駆動電動機では、電動機の連続定格トルクに対して1%以下というような極めて小さい値であるため、測定が困難である。このため電動機のコギングトルク測定方法については、従来から種々の提案がなされている。
【0004】
例えば、特許文献1では、トルク計を用いたコギングトルク測定方法が示されている。具体的に図5を用いて説明する。図5は、コギングトルク測定装置の概略構成を示した図である。コギングトルク測定装置41は、被測定電動機42を回転させる駆動手段としての駆動電動機50と、トルク検出手段としてのトルク計51と、回転角度検出手段としてのエンコーダ52と、を備えている。なお、被測定電動機42の出力軸42aは第1カップリング43によってトルク計51の回転軸51aと一体回転可能に連結され、該トルク計51の回転軸51aは、第2カップリング44により駆動電動機50の出力軸50aと一体回転可能に連結されている。駆動電動機50は、コントローラ54からの指令に基づいて駆動し、その駆動によって第2カップリング44、トルク計51及び第1カップリング43を介して通電されていない被測定電動機42の出力軸42aを回転させる。そして、トルク計51は、被測定電動機42に発生するトルクを検出し、そのトルク検出信号を出力する。エンコーダ52は、駆動電動機50に取り付けられており、駆動電動機50の図示しない駆動軸の回転角度を測定することによって被測定電動機42の回転角度を検出し、その角度検出信号をコントローラ54に出力する。コントローラ54は、トルク計51からフィルタ53を介して入力されたトルク検出信号とエンコーダ52から入力された角度検出信号に基づいて被測定電動機42のコギングトルクを測定する。
【0005】
また、特許文献2では、電動機が回転中のロータ回転角度を二階微分した値とロータの慣性モーメントを乗算することでコギングトルクを測定する方法が示されている。具体的に図6を用いて説明する。図6は、コギングトルク検出装置のブロック図である。コギングトルク検出装置61は、インバータ71と、被測定電動機72と、回転角度検出部としてのエンコーダ73と、電動機の制御装置としての専用コントローラ64を備える。インバータで電動機をトルク一定で運転した際に、エンコーダ73で検出された回転角度を角加速度算出部81にて二階微分し、回転角加速度を算出し、回転角加速度と被測定電動機72のロータの慣性モーメント92とが乗算器93によって乗算されることによりコギングトルクを算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−220497号公報
【特許文献2】特開2010−158123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した特許文献1で示される被測定電動機42にトルク計51を介して駆動電動機50を接続した測定方法で、コギングトルクを正確に測定するためには、駆動電動機50の慣性モーメントを、被測定電動機42に比べて十分大きいものにしなければならない。この理由を数式で説明する。被測定電動機42のコギングトルクによる速度変動の加速度をα、駆動電動機50の回転軸の慣性モーメントをJd、駆動電動機50の出力トルクをTdとすると、トルク計51が出力するトルク検出信号Stは、被測定電動機42からトルク計51を介して駆動電動機50側へ伝わるコギングトルクと駆動電動機50の出力トルクTの和であるので、式(1)となる(以下、回転軸の摩擦トルク、トルク計の慣性モーメントは無視)。
St=Jd・α+Td ・・・(1)
【0008】
加速度αは、α=[回転軸に加わるトルク]÷[回転軸の慣性モーメント]であるので、被測定電動機42の回転軸の慣性モーメントをJm、被測定電動機42のコギングトルクをTcogとすると式(2)となる。
α=(Tcog−Td)/(Jm+Jd) ・・・(2)
【0009】
ここで、Td=Tcogとすると、式(2)において、α=0となる。これを式(1)に代入するとSt=Td=Tcogとなり、トルク計51が出力するトルク検出信号を測定することで正確にコギングトルクを測定できる。しかし、Td=Tcogの状態とは、駆動電動機50を速度制御することで被測定電動機42のコギングトルクによる速度変動を完全に打ち消した状態であり、実際にそのような状態を実現することは困難である。このため、測定誤差が生じてしまう。そこで、StをTcogに極力近づける方法を説明する。式(1)に式(2)を代入すると
【数1】

となる。式(3)より、St≒Tcogとするには、Jd/(Jm+Jd)≒1かつJm/(Jm+Jd)≒0となればよいことがわかる。このためにはJd≫Jmとする必要がある。
【0010】
以上より、コギングトルクを正確に測定するには、駆動電動機50の慣性モーメントJdを、被測定電動機42の慣性モーメントJmに比べて十分大きくしなければならないことがわかる。このため、大型の電動機のコギングトルクを測定する場合には、被測定電動機42よりもさらに大きな駆動電動機50を取り付けなければならず、測定装置が大掛かりなものになってしまうという問題があった。
【0011】
また、上述した特許文献2で示される測定方法では、被測定電動機72に電流を通電するため、コギングトルクだけでなく、電流を流すことで現れるトルク脈動成分も測定されてしまう。よって、コギングトルクだけを測定できないという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明に係る電動機のコギングトルク測定方法は、電動機のコギングトルクを測定するコギングトルク測定方法であって、前記電動機に通電することなく、前記電動機の出力軸にほぼ一定の回転トルクを付与して前記電動機の出力軸を回転させ、前記電動機の回転角度を検出し、前記回転角度を二階微分して前記電動機の角加速度を算出し、前記角加速度と前記電動機のロータ慣性モーメントとを乗算してトルクを算出し、前記検出された回転角度及び前記算出されたトルクに基づき、回転角度に対応したコギングトルク波形を算出する、ことを含み、前記電動機の出力軸に巻き付けたワイヤを当該ワイヤに取り付けたおもりにかかる重力で引っ張ることで、前記電動機の出力軸を回転させる、ことを特徴とする。
【0013】
また、別の発明は、電動機のコギングトルクを測定するコギングトルク測定方法であって、前記電動機に通電することなく、前記電動機の出力軸にほぼ一定の回転トルクを付与して前記電動機の出力軸を回転させ、前記電動機の回転角度を検出し、前記回転角度を二階微分して前記電動機の角加速度を算出し、前記角加速度と前記電動機のロータ慣性モーメントとを乗算してトルクを算出し、前記検出された回転角度及び前記算出されたトルクに基づき、回転角度に対応したコギングトルク波形を算出する、ことを含み、その出力軸が、前記電動機の出力軸に取り付けられた直結駆動電動機を一定トルクで駆動することで前記電動機の出力軸を回転させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、大型な電動機のコギングトルクを測定する場合でも小型な測定装置で、正確にコギングトルクを測定することができる。また、被測定電動機に電流を通電しないため、電流によるトルク脈動は現れず、コギングトルクだけを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の第1の実施形態のコギングトルク測定装置の概略構成図である。
図2】本発明におけるコギングトルク測定方法のフローチャートである。
図3】本発明の第2の実施形態のコギングトルク測定装置の概略構成図である。
図4】本発明の第3の実施形態のコギングトルク測定装置の概略構成図である。
図5】従来のコギングトルク測定装置の概略構成図である。
図6】従来のコギングトルク測定装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係るコギングトルク測定装置1の概略構成図である。図1に示すようにコギングトルク測定装置1は、被測定電動機2を回転させる駆動手段として被測定電動機2の出力軸に取付けられたプーリ3と、一端部がプーリ3に巻回可能に取り付けられて他端部が鉛直方向に垂下されたワイヤ4と、ワイヤ4の他端部に吊持されたおもり5と、回転角度検出手段としてのエンコーダ6と、コギングトルク算出部7と、信号処理部10と、を備えている。コギングトルク算出部7は、角加速度算出部8とトルク算出部9で構成されている。角加速度算出部8は、エンコーダ6で検出した回転角度を二階微分して角加速度を算出する。トルク算出部9は、角加速度算出部8で算出した角加速度に既知である回転軸の慣性モーメントを乗算してトルクを算出する。一方、信号処理部10は、中央演算処理装置(CPU)11、メモリ12で構成されている。中央演算処理装置11は、メモリ12からコギングトルク波形を周波数解析するプログラムを読み出して実行する機能を有し、メモリ12は、コギングトルク波形を周波数解析するプログラムを予め記憶したROMや、検出データ等を書き換え可能に記憶するRAMなどから構成されている。
【0017】
次に、コギングトルク測定手順について、図2に基づき説明する。まず、ステップS10において、被測定電動機2の回転軸を回転駆動する。具体的には、被測定電動機2の回転軸の静止摩擦トルクを超えるように選定したおもり5をプーリ3に巻回したワイヤ4の端部に取り付ける。おもり5の荷重により、被測定電動機2の回転軸に一定のトルクがかかり、回転軸が等角加速度で回転する。
【0018】
次に、ステップS11においてエンコーダ6によって検出される被測定電動機2の回転角度とコギングトルク算出部7で算出されるトルクを、メモリ12に記憶する。
【0019】
続いて、ステップS12において回転軸が1回転したかどうかを判断する。回転軸が1回転したかどうかは、コギングトルク測定開始後最初に記憶した回転角度と現在の回転角度の差が360°を超えるかどうかで判断する。回転軸が1回転していなければ、再度ステップS11で被測定電動機2の回転角度と、トルクをメモリ12に記憶する。この動作を被測定電動機2の回転角度が1回転するまで繰り返す。ただし、全ての周期のコギングトルクが測定できるため、回転軸1回転分のコギングトルクを測定することが望ましいが、必ずしも1回転分測定する必要はなく、例えばコギングトルクの周期がわかっている場合は最低、360°÷コギングトルク周期だけのコギングトルクを測定すればよい。
【0020】
そして、被測定電動機2の回転軸が1回転したら、ステップS13において、メモリ12に記録されたデータをもとに、トルク算出部9で算出されたトルクを縦軸、回転角度を横軸としたコギングトルク波形を生成する。次に、ステップS14において、生成したコギングトルク波形を周波数解析し、回転次数毎の成分を算出する。
【0021】
本実施形態によれば、特許文献1に示されるコギングトルク測定方法のように、被測定電動機にトルク計を介して駆動電動機を接続した構成ではない。よって、上記課題で説明したようにトルク計が出力するトルク検出信号がコギングトルクと等しくなるように、駆動電動機の慣性モーメントを、被測定電動機に比べて大きくする必要はなく、小型な測定装置で正確にコギングトルクを測定することができる。また、特許文献2に示されるコギングトルク測定方法とは異なり、被測定電動機に電流を通電していないため、コギングトルクだけを測定することができる。
【0022】
なお、被測定電動機2の駆動手段は上述した手段に限定されるものではなく、例えば被測定電動機2の出力軸に直接ワイヤ4を巻き付けてもよい。また、ワイヤ4を引っ張る手段は、上述した手段に限定されるものではなく、例えば、図示しないワイヤ巻取用電動機を別に用意し、ワイヤ巻取用電動機の出力軸にプーリを取付け、ワイヤ4の端部をワイヤ巻取用電動機の出力軸に取付けたプーリに取り付け、ワイヤ巻取用電動機を回転することでワイヤを引っ張り、被測定電動機2を駆動してもよい。なお、ワイヤ巻取用電動機は被測定電動機を一定速で回転する必要がないため、駆動電動機の慣性モーメントを、被測定電動機に比べて十分大きいものにする必要はなく、小型な測定装置で正確にコギングトルクを測定することができる。
【0023】
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態である電動機のコギングトルク測定方法の概略構成図である。第2の実施形態では、第1の実施形態に比べて、より簡便な測定装置でコギングトルクを測定することができる。
【0024】
図3を用いて、本実施形態におけるコギングトルク測定方法を説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、その説明については第1の実施形態と同様のため省略する。第1の実施形態と異なる点は、被測定電動機2の出力軸にハンドル13を備え、被測定電動機2の回転軸の駆動手段として、ハンドル13を手で回すことである。なお、ハンドル13を手で回す際は、一定速回転を目指す等の操作はせず、回転力だけを与えることが望ましい。回転力以外の力が出力軸に加わると、コギングトルクが減衰、または増幅し正確に測定することができない。また、出力軸の駆動手段以外のコギングトルク測定手順については第1の実施形態と同様のため説明を省略する。
【0025】
なお、被測定電動機2の駆動手段として、手動で出力軸を回す手段は、上述した手段に限定されるものではなく、例えば、出力軸を直接手で握って被測定電動機2の出力軸を回転させてもよい。
【0026】
[第3の実施形態]
図4を用いて、本実施形態におけるコギングトルク測定方法を説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、その説明については第1の実施形態と同様のため省略する。第3の実施形態では、被測定電動機2を回転させる駆動手段としての直結駆動電動機14と、直結駆動電動機14の回転角度検出手段としてのエンコーダ15と、直結駆動電動機14を駆動するためのコントローラ17を備えている。被測定電動機2の出力軸はカップリング16によって直結駆動電動機14と一体回転可能に連結されている。直結駆動電動機14は、コントローラ17からの定トルク指令に基づいて駆動し、その駆動によってカップリング16を介して通電されていない被測定電動機2の出力軸を回転させる。なお、出力軸の駆動手段以外のコギングトルク測定手順については第1の実施形態と同様のため説明を省略する。
【0027】
本実施形態によれば、特許文献1に示されるコギングトルク測定方法のように、被測定電動機にトルク計を介して駆動電動機を接続した構成ではない。よって、上記課題で説明したようにトルク計が出力するトルク検出信号がコギングトルクと等しくなるように、駆動電動機の慣性モーメントを、被測定電動機に比べて大きくする必要はなく、小型な測定装置で正確にコギングトルクを測定することができる。
【符号の説明】
【0028】
1 コギングトルク測定装置、2 被測定電動機、3 プーリ、4 ワイヤ、5 おもり、6 エンコーダ、7 コギングトルク算出部、8 角加速度算出部、9 トルク算出部、10 信号処理部、11 中央演算処理装置、12 メモリ、13 ハンドル、14 直結駆動電動機、15 エンコーダ、16 カップリング、17 コントローラ。
図1
図2
図3
図4
図5
図6