(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6467418
(24)【登録日】2019年1月18日
(45)【発行日】2019年2月13日
(54)【発明の名称】自動倉庫
(51)【国際特許分類】
B65G 1/06 20060101AFI20190204BHJP
B65G 47/52 20060101ALI20190204BHJP
G07F 11/58 20060101ALI20190204BHJP
【FI】
B65G1/06 511D
B65G47/52 A
G07F11/58 D
B65G1/06 L
【請求項の数】12
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-532795(P2016-532795)
(86)(22)【出願日】2014年8月5日
(65)【公表番号】特表2016-531815(P2016-531815A)
(43)【公表日】2016年10月13日
(86)【国際出願番号】IT2014000206
(87)【国際公開番号】WO2015019378
(87)【国際公開日】20150212
【審査請求日】2017年4月10日
(31)【優先権主張番号】VI2013A000214
(32)【優先日】2013年8月9日
(33)【優先権主張国】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】516041162
【氏名又は名称】ウィブ エセ.エッレ.エレ.
【氏名又は名称原語表記】WIB S.R.L.
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】特許業務法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ロー イアコノ アントーニオ
(72)【発明者】
【氏名】モンンタニーニョ ファビオ マリア
(72)【発明者】
【氏名】パレデス フィリッポ
【審査官】
土田 嘉一
(56)【参考文献】
【文献】
特開2001−134828(JP,A)
【文献】
国際公開第2007/009714(WO,A1)
【文献】
特開平08−133426(JP,A)
【文献】
特開2002−160802(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 1/00 − 1/137
G07F 11/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品を収容するように適合され、且つ製品の積み降ろし用開口(13)を装備している複数のレーン(12)をそれぞれが備える複数の棚(11)を備える自動倉庫(10)であって、それぞれのレーン(12)は、前記製品を前記レーン(12)に沿って前記開口(13)に対して移動させるための変位装置(14)を備え、前記自動倉庫(10)は、前記自動倉庫(10)が、選択的に前記棚(11)の1つの側面に位置するように操作することができ、且つ前記棚(11)の全ての前記レーン(12)の前記開口(13)の側面に同時に位置するように構成される棚(16)を装備している積み降ろし装置(15)を備え、前記積み降ろし装置(15)には、相互に独立している複数の作動装置(17)が設けられ、前記作動装置(17)のそれぞれは、前記レーン(12)の内の選択されたレーンに対応する前記変位装置(14)に連結されるように適合され、且つ前記変位装置(14)を作動させて、製品を、前記棚(16)から前記選択されたレーン(12)まで/前記選択されたレーン(12)から前記棚(16)まで移送するように構成され、
前記自動倉庫(10)が、前記積み降ろし装置(15)に接続されており、前記積み降ろし装置(15)を特定の棚(11)の側面に位置させるように前記積み降ろし装置(15)を移動させるように適合されるモータ手段と、
前記棚(11)から降ろされるべき少なくとも1つの製品を選択するようにユーザが操作することができる制御機器であって、前記制御機器が、前記積み降ろし装置を動作させるために、前記モータ手段及び前記積み降ろし装置に接続されている制御機器とを更に備え、
前記制御機器は、前記それぞれの変位装置(14)を作動させる複数の前記作動装置(17)を並行して動作させることにより、対応する複数の製品(P)が前記棚(16)上で同時的又は順次的に収集され、前記積み降ろし装置(15)上で、異なるレーン(12)から複数の製品(P)を選択的に、独立して、同時に降ろすように構成されることを特徴とする自動倉庫(10)。
【請求項2】
前記複数の製品(P)を前記棚(16)から異なるレーン(12)に同時に移送することを特徴とする、請求項1に記載の自動倉庫。
【請求項3】
複数の一対の前記棚(16)と前記積み降ろし装置(15)とを備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の自動倉庫。
【請求項4】
前記棚(11)が、垂直に積み重なっていて、前記積み降ろし装置(15)が、選択的に前記棚(11)の1つの側面に位置するように垂直に移動可能であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動倉庫。
【請求項5】
前記レーン(12)の前記変位装置(14)が、前記レーン(12)に沿って製品を移動させて、前記レーン(12)の前記開口(13)を通る製品を受け入れる及び降ろすように適合される第1のコンベヤ・ベルト(18)を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動倉庫。
【請求項6】
前記積み降ろし装置(15)の前記棚(16)が、前記棚(16)の上に載っている製品を移動させるように構成される少なくとも1つの第2のコンベヤ・ベルト(19)を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の自動倉庫(10)。
【請求項7】
前記第1のコンベヤ・ベルトが、製品用の第1の移動方向を画定し、前記第2のコンベヤ・ベルトが、前記第1の移動方向に対して平行な、前記製品の第2の移動方向を画定することを特徴とする、請求項5に従属する請求項6に記載の自動倉庫(10)。
【請求項8】
前記第1のコンベヤ・ベルト(18)が、製品用の第1の移動方向(A)を画定し、前記第2のコンベヤ・ベルト(19)が、前記製品用の第2の移動方向(B)を画定し、前記第2の移動方向(B)が、前記第1の移動方向(A)に対して垂直であることを特徴とする、請求項5に従属する請求項6に記載の自動倉庫(10)。
【請求項9】
前記第1のコンベヤ・ベルトが、製品用の第1の移動方向を画定し、前記積み降ろし装置の前記棚が、
少なくとも1つの第2のコンベヤ・ベルトと、
少なくとも1つの第3のコンベヤ・ベルトとを含み、
それらが、前記棚の上に載っている製品を移動させるように構成され、前記第2のコンベヤ・ベルトが、製品用の第2の移動方向を画定し、前記第3のコンベヤ・ベルトが、前記製品用の第3の移動方向を画定し、前記第3の移動方向が、前記第2の移動方向に対して垂直であることを特徴とする、請求項5に記載の自動倉庫(10)。
【請求項10】
前記レーン(12)の前記変位装置(14)が、第1の連結要素(20)を備え、前記作動装置(17)が、前記第1の連結要素(20)に連結されるのに適しており、且つ前記第1の連結要素(20)に連結するため前記積み降ろし装置(15)から伸長可能である第2の連結要素(21)を備えることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の自動倉庫(10)。
【請求項11】
前記積み降ろし装置(15)の各作動装置(17)が、前記第2の連結要素(21)に接続されていて、それを動作させるモータ(22)を備えることを特徴とする、請求項10に記載の自動倉庫(10)。
【請求項12】
前記積み降ろし装置(15)に接続されており、前記棚(11)の選択された棚の側面に選択的に位置させるように前記積み降ろし装置(15)を移動させるように適合されるモータ手段と、
前記棚(11)から降ろされるべき少なくとも1つの製品を選択するように操作することができる制御機器であって、前記制御機器が、前記モータ手段及び前記積み降ろし装置(15)に接続されている制御機器とを備え、前記制御機器が、前記積み降ろし装置(15)を前記棚(11)に対して移動させるための前記モータ手段を制御するように適合され、且つ前記レーン(12)から前記棚(16)まで/前記棚(16)から前記レーン(12)までの製品の前記移送を作動させるように前記作動装置(17)を制御するように適合されることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の自動倉庫(10)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動化された倉庫に関する。特に、この自動倉庫は、食用製品、特に食品の保管及び配布に使用されることを目的とするものである。したがって、本発明は、自動販売機として知られる種類の自動倉庫の分野に属する。
【背景技術】
【0002】
今日では、自動倉庫は、製品を保管するのに適切な内部区画と、そのような製品を積み込む及び管理する機器とを備えている。
【0003】
この区画は、棚配列を呈する保管部を備える。配列のそれぞれの棚は、並行して配置される複数のレーンを有し、これらのレーンは、製品を幾列にも並べて収容するのに適している。それぞれのレーンは、−1列に並ぶ製品を支持しており、それらの製品をレーンに沿って運ぶように構成されるコンベヤ・ベルトと、−それを用いてコンベヤを動作させることができる第1のギヤを備える、コンベヤを動作させるための変位装置であって、第1のギヤが、コンベヤ・ベルト自体の一方の端部から突出している変位装置とを含む。区画は、分配部分を更に備える。
【0004】
積み込み及び管理用機器は、棚から製品を積む、又は降ろすのに適切な積み降ろし装置と、放出部分を有し、保管区画の中に収納される製品を選択して、該当製品を放出部分に降ろすのを管理するように機能する配布装置とを備える。
【0005】
積み降ろし装置は、配布装置に作動的に接続されて制御され、製品を棚から放出部分まで運ぶために製品を支持するのに適切な棚を構造的に有する。更に、積み降ろし装置は、変位装置の第1のギヤと噛み合うように適合される、コンベヤ・ベルトを動作させる電動式第2のギヤを備える。積み降ろし装置は、デフォルト棚の方に向くように垂直方向に動くことができ、第2のギヤが第1のギヤと噛み合うことができるように、第2のギヤが第1のギヤに面する状態で、選択されたレーンの前に位置するように水平方向に動くことができる。
【0006】
ユーザによって操作されると、配布装置は、降ろすべき製品を含有している選択レーンまで垂直に及び/又は水平に移動する積み降ろし装置を制御する。次いで、積み降ろし装置の第2のギヤは、第1のギヤと噛み合い、選ばれた数の製品をレーンから積み降ろし装置の棚まで降ろすためのコンベヤを作動させる。続いて、積み降ろし装置は、それが棚から製品を放出する放出部分に移動する。
【0007】
この従来の自動倉庫の欠点は、構造的な複雑さであり、保管されるべき複数の製品を保管するのに時間がかかる、又は異なるレーンから取り出される複数の製品を供給するのに時間がかかることである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の基礎を成す課題は、上述の自動倉庫の構造を単純化することである。本発明の主な課業は、前述した自動倉庫の欠点を解決することにより、この問題に解決策を施す自動倉庫を実現することにある。この目標の範囲で、従来品よりも構造的により単純な自動倉庫提案することが、本発明の目的である。
【0009】
本発明の別の目的は、従来の自動倉庫と比べて、使用される作動用装置の数を減らすことである。
【0010】
本発明の別の目的は、既知の自動倉庫より敏速に製品を保管及び配送することを可能にする自動倉庫を提供することである。
【0011】
本発明の別の目的は、その収容量を容易に変更することができる自動倉庫を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
この目標、並びに下文でいっそう明瞭となるこれらの目的及び他の目的は、参考文献として本明細書に組み込まれる添付の独立請求項による自動倉庫によって達成される。本発明による自動倉庫の詳細特性は、従属請求項で開示される。本発明の更なる特性及び利点は、添付図面において単なる非制限的な実例として開示される、本発明による自動倉庫の好ましい実施例の説明から明瞭となろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明による自動倉庫の簡略図を斜視図で示す。
【
図3】本発明による自動倉庫の積み降ろし装置の構成要素を示す。
【
図4】積み降ろし装置及び棚に関連する、本発明による自動倉庫のいくつかの構成要素を示す。
【
図5a】側面図で拡大して示される、1つの動作構成にある本発明による自動倉庫の細部を示す。
【
図5b】側面図で拡大して示される、1つの動作構成にある本発明による自動倉庫の細部を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
前述の図面を特に参照すると、包装された食料製品などの消耗品の保管及び配布に特に適する自動倉庫を、参照番号10を付して全体的に示す。構造的に、自動倉庫10は、複数の棚11を備えており、それぞれの棚が、製品を収容するように適合される複数のレーン12を備え、製品の積み降ろし用開口13を装備している。それぞれのレーン12は、製品をレーン12に沿って開口13に対して移動させるための変位装置14を備える。
【0015】
本発明によれば、自動倉庫10は、自動倉庫が、棚11の内の1つまで選択的に移動可能であり、且つこの棚11の全てのレーン12の開口13のそばに同時に立っているように構成される棚16を装備する積み降ろし装置15を備えるという特定の特徴を有する。積み降ろし装置15には、相互に独立しており、独立して作動されるように適合される複数の作動装置17が設けられる。
【0016】
作動装置17はそれぞれ、レーン12の内の予め設定されたレーンに対応する変位装置14に連結されるように構成される。各作動装置17は、製品を、棚16から予め設定されたレーン12まで/予め設定されたレーン12から棚16まで移送するためのそれぞれの変位装置14を作動させるように構成される。例えば、作動装置17及び変位装置14の両方に、相互に噛み合うように適合される対応する歯車が設けてあれば好都合である。作動装置17の少なくとも1つの歯車及び/又は変位装置14の少なくとも1つの歯車は、それらが噛み合った状態にある作動構成から、それらが間隔をあけて配置され、噛み合っていない休止位置まで/それらが間隔をあけて配置され、噛み合っていない休止位置からそれらが噛み合った状態にある作動構成まで動かされるように移動可能であれば好ましい。
【0017】
棚11が、垂直に積み重なっていて、積み降ろし装置15が、選択的に棚11の1つの側面に位置するように垂直に移動可能であれば好都合である。より詳細には、積み降ろし装置15は、ガイド又はレール、及びそれをそのようなガイド又はレールに沿って移動させるためのモータ手段に摺動可能に接続されることができ、モータ手段は、垂直に伸長すれば好ましい棚11の配置に従う。
【0018】
各レーン12の変位装置14は、レーン12に沿って製品を移動させて、レーン12の開口13を通るその製品を受け入れる及び降ろすように適合される第1のコンベヤ・ベルト18を備えていれば好都合である。積み降ろし装置15の棚16は、棚16自体の上に載っている製品を変位させるように構成される少なくとも1つの第2のコンベヤ・ベルト19を備えていれば好都合である。
【0019】
添付図面の中に非限定的な実例として示される、本発明の第1の実施例では、第1のコンベヤ・ベルト18は、製品用の第1の移動方向Aを設定し、第2のコンベヤ・ベルト19は、第1の移動方向Aに対して垂直な、製品用の第2の移動方向Bを画定する。
【0020】
添付図には示されない、本発明の第2の実施例では、第1のコンベヤ・ベルトは、製品用の第1の移動方向を画定し、第2のコンベヤ・ベルトは、第1の移動方向と平行な、製品用の第2の移動方向を画定する。
【0021】
添付図には示されない、本発明の第3の実施例では、第1のコンベヤ・ベルトは、第1の移動方向を画定し、積み降ろし装置の棚は、−少なくとも1つの第2のコンベヤ・ベルトと、−少なくとも1つの第3のコンベヤ・ベルトを備えれば好ましく、第2のコンベヤ・ベルト及び第3のコンベヤ・ベルトは、棚の上に載っている製品を移動させるように構成され、第2のコンベヤ・ベルトが、製品用の第2の移動方向を画定し、第3のコンベヤが、第1の移動方向と平行である第2の移動方向に対して垂直な、製品用の第3の移動方向を画定する。
【0022】
レーン12の変位装置14は、第1の歯車20aを備えていれば好ましい第1の連結要素20を備えていれば好ましく、作動装置17は、例えば
図5bに示すように、第1の連結要素20に連結され、第1の連結要素20に連結するため積み降ろし装置15から伸長可能である、第2の歯車21aを含んでいれば好ましい第2の連結要素21を備える。積み降ろし装置15の各作動装置17は、第2の連結要素21に接続されていて、第2の連結要素21を動作させるモータ22を備える。
【0023】
自動倉庫10には、−棚11が含有される保管区画Dと、−積み降ろし装置15が収納されるハンドリング区画Eと、−自動倉庫10の外側からアクセス可能であり、ハンドリング区画Eと連絡するように配置される放出部分Fとを含む内部区画Cが設けられれば好都合である。積み降ろし装置15は、製品を棚11から放出部分Fまで/放出部分Fから棚11まで移動させるように構成されれば好都合である。
【0024】
自動倉庫10は、−積み降ろし装置15に接続されており、積み降ろし装置15を特定の棚11の側面に位置させるためそれを移動させるように適合される、図示していないモータ手段と、−棚11から降ろされる少なくとも1つの製品を選択するようにユーザが操作することができる、図示していない制御機器であって、制御機器が、モータ手段に接続されており、且つ積み降ろし装置に命令するため積み降ろし装置に接続されている制御機器とを備えていれば好ましい。制御機器は、積み降ろし装置15を棚に対して変位させるためのモータ手段を制御するように適合され、レーン12と棚16の間での製品の移送を作動させるため少なくとも1つの作動装置17を制御するように更に適合される。
【0025】
機能的に、自動倉庫10は、以下の通りに動作するように構成される。ユーザは、自動倉庫10から取り出される1つ以上の製品を選択し、続いて、適宜制御機器に命令を出し、これが、制御機器自体の一部であれば好都合であるインターフェイスを介していれば好ましい。制御機器は、積み降ろし装置15を、降ろすように選択された製品を収納している1つの棚(又は複数の棚)の部分に移動させる。積み降ろし装置15が、そこから製品が降ろされるべき選択された棚と位置の合った棚16を有する場合、制御機器は、それぞれの変位装置14を作動させ、したがって、対応する複数の製品Pの棚16上での同時的又は順次的な収集を制御する複数の作動装置17を並行して動作させることができる。実際には、複数の製品Pを、棚16から異なるレーン12に/異なるレーン12から棚16に同時に移送することができる。
図5bにおいて、矢印は、棚11のレーン12及び棚16から製品Pを移送する間の変位装置14及び作動装置17の動きを非限定的な実例として表す。
【0026】
本発明による自動倉庫10は、積み降ろし装置上で、異なるレーンから複数の製品を選択的に、独立して、同時に降ろすことを可能にして、製品を降ろすことを、従来の自動販売機と比較して劇的により敏速に且つより効率的にすることにおいて特定の利点を提供する。考案される本発明には、したがって、全てが添付の特許請求の範囲の保護の範囲にある多数の修正及び変更の余地がある。更に、細部の全てを、他の技術的に等価な要素と置き換えることができる。実際には、使用される材料、並びに不確定な形状及び寸法は、不確定な要件及び技術の状態に応じて変えることができる。
【0027】
以下の特許請求の範囲に記載される構造特性及び技術には、参照番号又は記号が付随しているが、これらの記号又は参照番号は、特許請求の範囲自体の了解度を高める唯一の目的で付されており、それらは、ほんの一例として特定される各要素の解釈を、そのような記号又は参照番号によって何ら制限するものではない。考案される本発明には、全てが添付の請求の範囲に入る多数の修正及び変更の余地がある。その上、あらゆる細部を技術的に等価な要素と置き換えることができる。実際には、使用される材料、並びに不確定な形状及び寸法は、不確定な要件及び技術の状態によって変えることができる。この後の特許請求の範囲に記述される構造特性及び技術には、記号又は参照番号が付随しているが、これらの記号又は参照番号は、特許請求の範囲自体の了解度を高める唯一の目標のために使用されており、したがって、それらは、そのような記号又は参照番号によって全くの一例として特定される各要素の解釈を何ら制限するものではない。