(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記外側上板及び前記外側底板が、各々、前記外側側板から遠い側に前記摺動溝又は前記摺動ブロックを有し、前記摺動溝又は前記摺動ブロックに、前記外側挿入連結部品に隣接する前記内側挿入連結アセンブリの前記第2の内側挿入連結部品が装着されるようになっている請求項5に記載のバッテリー格納装置。
前記外側側板の前記第2の板セグメントが、それぞれ、その上部及び底部に前記摺動溝又は前記摺動ブロックを有し、前記摺動溝又は前記摺動ブロックに、前記外側挿入連結部品に隣接する前記内側挿入連結アセンブリの前記第1の内側挿入連結部品が装着されるようになっている請求項5から6のいずれかに記載のバッテリー格納装置。
前記内側上板の前記摺動ブロックの延在方向が、前記内側底板の前記摺動ブロックの延在方向とは反対であり、前記内側上板の前記摺動溝が、前記内側底板の前記摺動溝が開口している第2の方向とは反対の第1の方向に開口している請求項8に記載のバッテリー格納装置。
取付アセンブリを更に含み、前記取付アセンブリが、前記外側挿入連結部品をそれに隣接する前記内側挿入連結部品に連結するか、又は隣接する前記内側挿入連結部品同士を互いに連結するようになっている請求項1から12のいずれかに記載のバッテリー格納装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これらに鑑みて、本開示は、当技術分野に存在する少なくとも1つの問題を解決することを目的とする。この理由から、本開示は、拡張及び組立が容易であるバッテリー格納装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
また、本開示は、拡張性が高く、研究開発コストが低く、且つ開発にかかる時間が短いバッテリーモジュールを提供する。
【0006】
本開示の第1の態様の実施形態は、バッテリー格納装置を提供する。バッテリー筐体は、左右方向において互いに対向且つ離間している第1及び第2の外側挿入連結部品を含む外側挿入連結アセンブリと、左右方向において前記第1及び第2の外側挿入連結部品の間に設置され、且つ前後方向において互い違いに配置される第1及び第2の内側挿入連結部品を含む内側挿入連結アセンブリと、バッテリーを格納するようになっており、且つ内側挿入連結アセンブリの内側挿入連結部品と、第1及び第2の外側挿入連結部品のうちの隣接する1つとの間で画定されるチャンバとを含み、前記第1及び第2の外側挿入連結部品には、各々、摺動レール構造を介して第1及び第2の内側挿入連結部品が装着される。
【0007】
幾つかの実施形態では、複数の内側挿入連結アセンブリが、前記第1及び第2の外側挿入連結部品の間に設置され、前記チャンバは、更に、隣接する内側挿入連結アセンブリ間で画定され、隣接する内側挿入連結部品は、摺動レール構造を介して互いに装着される。
【0008】
幾つかの実施形態では、前記第1及び第2の外側挿入連結部品は、各々、摺動溝又は摺動ブロックを有し、前記第1及び第2の内側挿入連結部品は、各々、その左側に摺動溝及びその右側に摺動ブロックを有し、前記内側挿入連結部品の前記摺動溝に、前記外側挿入連結部品の摺動ブロック又は隣接する内側挿入連結部品の摺動ブロックが装着されるようになっている。
【0009】
幾つかの実施形態では、外側挿入連結部品は、第1の板セグメント及び第2の板セグメントを有する外側側板と、前記外側側板の第1の板セグメントに設置される挿入連結フレームとを含み、前記外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第1の内側挿入連結部品は、前記外側側板の前記第2の板セグメントに連結され且つ挿入連結フレームに対向し、前記外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第2の内側挿入連結部品は、前記挿入連結フレームの前記外側側板から遠い側に連結される。
【0010】
幾つかの実施形態では、挿入連結フレームは、外側側板の上部に連結され且つ前記外側側板に対して垂直である外側上板と、外側側板の第1の板セグメントの第2の板セグメントから遠い端部に連結され且つ前記外側側板に対して垂直である外側端板と、外側側板の底部に連結され、前記外側側板に対して垂直であり、且つ外側上板に対向する外側底板とを含む。
【0011】
幾つかの実施形態では、外側上板及び外側底板は、各々、外側側板から遠い側に摺動溝又は摺動ブロックを有し、前記摺動溝又は摺動ブロックに、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第2の内側挿入連結部品が装着されるようになっている。
【0012】
幾つかの実施形態では、外側上板及び外側底板は、各々、外側側板から遠い側に摺動溝を有し、前記摺動溝に、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第2の内側挿入連結部品が装着されるようになっており、前記外側上板の摺動溝は、前記外側底板の摺動溝が開口している第2の方向とは反対の第1の方向に開口している。
【0013】
幾つかの実施形態では、外側側板の第2の板セグメントは、それぞれ、その上部及び底部に摺動溝又は摺動ブロックを有し、前記摺動溝又は摺動ブロックに、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第1の内側挿入連結部品が装着されるようになっている。
【0014】
幾つかの実施形態では、外側側板の第2の板セグメントは、それぞれ、その上部及び底部に摺動ブロックを有し、前記摺動ブロックに、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第1の内側挿入連結部品が装着されるようになっており、前記第2の板セグメントの上部における摺動ブロックは、前記第2の板セグメントの底部における摺動ブロックの延在方向とは反対の延在方向を有する。
【0015】
幾つかの実施形態では、外側端板は、前記外側端板を貫通する第1の抽出孔を画定する。
【0016】
幾つかの実施形態では、内側挿入連結部品は、その左側に摺動溝を有し、その右側に摺動ブロックを有する内側上板であって、前記摺動溝及び摺動ブロックに、それぞれ外側挿入連結部品又は隣接する内側挿入連結部品が装着されるようになっている内側上板と;前記内側上板の前端又は後端に設置され且つ前記内側上板に対して垂直である内側端板と;前記内側端板の下端に設置され且つ前記内側端板に対して垂直である内側底板であって、その左側に摺動溝を有し、その右側に摺動ブロックを有し、前記摺動溝及び摺動ブロックに、外側挿入連結部品又は隣接する内側挿入連結部品が装着されるようになっている内側底板と;前記内側上板の左側又は右側に設置され、前記内側上板に対して垂直であり、且つ前記内側端板及び前記内側底板に連結される内側バッフル板とを含む。
【0017】
幾つかの実施形態では、内側上板の摺動ブロックの延在方向は、内側底板の摺動ブロックの延在方向とは反対であり、前記内側上板の摺動溝は、前記内側底板の摺動溝が開口している第2の方向とは反対の第1の方向に開口している。
【0018】
幾つかの実施形態では、内側端板は、前記内側端板を貫通する第2の抽出孔を画定する。
【0019】
幾つかの実施形態では、内側バッフル板は、内側端板から離れる方向に開口しているノッチを画定する。
【0020】
幾つかの実施形態では、バッテリー格納装置は、複数の保護カバーを更に含み、前記保護カバーは、その内側端板に隣接する内側挿入連結部品の端部及び/又はその外側端板に隣接する外側挿入連結部品の端部に設置される。
【0021】
幾つかの実施形態では、内側挿入連結部品の内側上板又は外側挿入連結部品の外側上板は、スロットを画定し、保護カバーは、前記スロットに収まるようになっているスナップ部品をその上端に有し、外側端板又は内側端板が装着されるようになっているフランジをその下端に有する。
【0022】
幾つかの実施形態では、外側挿入連結部品の端部に設置される保護カバーは、前記外側挿入連結部品の最外側に装着されるようになっている第1のパッケージ縁部を有する。
【0023】
幾つかの実施形態では、バッテリー格納装置は、取付アセンブリを更に含み、前記取付アセンブリは、外側挿入連結部品をそれに隣接する内側挿入連結部品に連結するか、又は隣接する内側挿入連結部品同士を互いに連結するようになっている。
【0024】
幾つかの実施形態では、前記取付アセンブリは、外側挿入連結部品を前記外側挿入連結部品に隣接する前記内側挿入連結アセンブリの第1の内側挿入連結部品に連結するようになっている第1の取付部品と、4つの隣接する内側挿入連結部品を連結する、又は隣接する3つの内側挿入連結部品と1つの外側挿入連結部品とを連結するようになっている第2の取付部品とを含む。
【0025】
幾つかの実施形態では、第1の取付部品は、第1のスナップ部を含み、外側挿入連結部品の外側上板、前記外側挿入連結部品の外側底板、前記外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第1の内側挿入連結部品の内側上板及び内側底板は、各々、前記第1のスナップ部が装着されるようになっている第1のスナップ開口部を画定する。
【0026】
幾つかの実施形態では、第1の取付部品は、外側側板が装着されるようになっている第2のパッケージ縁部を有する。
【0027】
幾つかの実施形態では、第2の取付部品は、第2のスナップ部を含み、内側上板、内側底板、外側上板、及び外側底板は、各々、第2のスナップ部が装着されるようになっているスナップ開口部を有する。
【0028】
本開示の実施形態に係るバッテリー格納装置を用いると、第1及び第2の外側挿入連結部品を含む外側挿入連結アセンブリと第1及び第2の内側挿入連結部品を含む内側挿入連結アセンブリとを設置することにより、隣接する内側挿入部品によって、及び内側挿入連結部品と隣接する外側挿入連結部品とによってバッテリーを収納するためのチャンバが画定され、外側挿入連結部品及び内側挿入連結部品は、それぞれ、摺動レール構造を介して隣接する内側挿入連結部品に装着され、前記内側挿入連結部品に着脱可能に連結されるので、実際の要件に従ってバッテリー格納装置のバッテリーの数を容易に拡張することができる。
【0029】
加えて、外側挿入連結部品及び内側挿入連結部品は、それぞれ、隣接する内側挿入連結部品に着脱可能に連結されるので、バッテリー格納装置の組立及び分解の実行が容易であり、したがって、組立プロセスが簡略化され、その組立効率が改善される。
【0030】
更に、パワーバッテリーモジュールの拡張性が改善され、パワーバッテリーモジュールの研究開発コストが減少し、パワーバッテリーモジュールの開発にかかる時間が短縮される。
【0031】
本開示の第2の態様の実施形態は、バッテリーモジュールを提供する。前記バッテリーモジュールは、本開示の上記実施形態に係るバッテリー格納装置と、前記バッテリー格納装置のチャンバ内に格納される少なくとも1つのバッテリーとを含む。
【0032】
本開示の実施形態の更なる態様及び利点は、一部は以下の説明に記載され、一部は以下の説明から明らかとなり、又は本開示の実施形態の実施から理解されるであろう。
【0033】
本開示の前述及び他の態様及び利点は、以下の図面と併せることで、以下の説明から明らかとなり、一層容易に理解されるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0035】
本開示の実施形態を詳細に記述する。添付の図面を参照して本明細書に記載する実施形態は、説明及び例示のためのものであり、全体を通して同一の又は類似の参照番号は、同一の若しくは類似の部品又は同一の若しくは類似の機能を有する部品を表す。実施形態は、本開示を一般的に理解するために使用されるものであり、本開示を限定するものと解釈してはならない。
【0036】
本明細書中において、特段の断り又は限定のない限り、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「上部」、「底部」、「内側」、「外側」、及びこれらの派生語等の位置又は位置関係を表すために使用する用語は、以下に記載するか又は図面に示す位置又は位置関係を指すものと解釈すべきであることを理解すべきである。これら相対的な用語は、説明の便宜のためのものであり、本開示は特定の位置で構成されたり動作したりする必要はない。更に、「第1」及び「第2」等の用語は、本明細書中では説明の目的で使用されるものであり、相対的な重要性又は意義を示唆又は意味することを意図するものではない。このことから、「第1」及び「第2」によって限定される機構は、その機構の数が1超であることを示唆又は意味し得る。本開示の説明において、特段の断り又は限定のない限り、「複数の」とは、2以上を意味する。
【0037】
本開示の説明において、特段の断り又は限定のない限り、「固定される」、「取り付けられる」、「連結される」等の用語は、恒久的連結、着脱可能な連結、又は一体的な連結;直接連結又は中間の内部通信若しくは2つの部品間の相互反応を介する間接連結等、広く理解し得ることに留意すべきである。当業者であれば、特定の状況に応じて本開示における特定の意味を理解すべきである。
【0038】
本開示の第1の態様の実施形態に係るバッテリー格納装置100について、
図1〜12を参照して以下に説明する。先ず、バッテリー格納装置100は、バッテリー200を格納するために用いられ、それによって、バッテリーモジュール1000が得られることを説明しなければならない。具体的には、本開示の実施形態に係るバッテリー格納装置100は、外側挿入連結アセンブリ1及び内側挿入連結アセンブリ2を含む。
【0039】
以下の本開示の説明において、「上下」、「前後」、「左右」、及びこれらの派生語等の方向を表すために用いられる用語は、以下に記載するか又は図面に示す方向を指すものと解釈すべきであることに留意すべきである。これら相対的な用語は、説明の便宜のためのものであり、本開示は特定の位置で構成されたり動作したりする必要はない。
【0040】
図1及び2に示す通り、外側挿入連結アセンブリ1は、第1の外側挿入連結部品11及び第2の外側挿入連結部品12を含み、前記第1及び第2の外側挿入連結部品11、12は、左右方向において互いに対向且つ離間している。内側挿入連結アセンブリ2は、左右方向において第1の外側挿入連結部品11と第2の外側挿入連結部品12との間に設置されている。内側挿入連結アセンブリ2は、前後方向において互い違いに配置されている第1の内側挿入連結部品21及び第2の内側部品22を含む。バッター200を格納するためのチャンバは、内側挿入連結アセンブリ2の内側挿入連結部品と、第1及び第2の外側挿入連結部品11、12のうちの隣接する1つとの間で画定される。更に、第1及び第2の外側挿入連結部品11、12には、各々、摺動レール構造を介して第1及び第2の内側挿入連結部品21、22が装着される。
【0041】
本開示の別の実施形態では、
図3に示す通り、複数の内側挿入連結アセンブリが、第1の外側挿入連結部品11と第2の外側挿入連結部品12との間に設置される。チャンバは、更に、隣接する内側挿入連結アセンブリ間で画定され、バッテリー200は、チャンバに受容される。更に、隣接する内側挿入連結部品は、摺動レール構造を介して互いに装着される。
【0042】
本明細書では、「内側挿入連結アセンブリ2の第1及び第2の内側挿入連結部品21、22は、前後方向において互い違いに配置されている」とは、
図2から分かる通り、前後方向において、内側挿入連結アセンブリ2の第1及び第2の内側挿入連結部品22、22が互いに対向しているのではなく、互い違いになっていることを示し得ることを説明しなければならない。
【0043】
外側挿入連結部品及び内側挿入連結部品は、それぞれ、隣接する内側挿入連結部品に着脱可能に連結される。
【0044】
本開示の実施形態に係るバッテリー格納装置100を用いると、第1及び第2の外側挿入連結部品を含む外側挿入連結アセンブリ1と第1及び第2の内側挿入連結部品を含む内側挿入連結アセンブリ2とを設置することにより、隣接する内側挿入部品によって、及び内側挿入連結部品と隣接する外側挿入連結部品とによってバッテリーを収納するためのチャンバが画定され、外側挿入連結部品及び内側挿入連結部品は、それぞれ、摺動レール構造を介して隣接する内側挿入連結部品に装着され、前記内側挿入連結部品に着脱可能に連結されるので、実際の要件に従ってバッテリー格納装置100のバッテリーの数を容易に拡張することができる。
【0045】
加えて、外側挿入連結部品及び内側挿入連結部品は、それぞれ、隣接する内側挿入連結部品に着脱可能に連結されるので、バッテリー格納装置100の組立及び分解の実行が容易であり、したがって、組立プロセスが簡略化され、その組立効率が改善される。
【0046】
更に、パワーバッテリーモジュール1000の拡張性が改善され、パワーバッテリーモジュール1000の研究開発コストが減少し、パワーバッテリーモジュール1000の開発にかかる時間が短縮される。
【0047】
幾つかの実施形態では、第1及び第2の外側挿入連結部品11、12は、各々、摺動溝3又は摺動ブロック4を有する。第1及び第2の内側挿入連結部品21、22は、各々、その左側に摺動溝3を有し、その右側に摺動ブロック4を有する。内側挿入連結部品の摺動溝3に、外側挿入連結部品の摺動ブロック4又は隣接する内側挿入連結部品の摺動ブロック4が装着されるようになっている。言い換えれば、左右方向において、隣接する内側挿入連結部品が摺動溝3及び摺動ブロック4を介して互いに連結されるか、又は外側挿入連結部品と隣接する内側挿入連結部品とが摺動溝3及び摺動ブロック4を介して互いに連結され、ここで、摺動溝3及び摺動ブロック4は、いずれも摺動レール構造の部品である。
【0048】
摺動溝3は、溝構造であってよく、摺動ブロック4は、摺動ブロック4が摺動溝3内を摺動可能である限り、連続バー構造であってもよく、不連続な突起構造であってもよい。
【0049】
或いは、互い違いになっている1つの内側挿入連結アセンブリ2の第1の内側挿入連結部品21と第2の内側挿入連結部品22と間に連結構造を取り付ける必要がない場合もある。そして、これら内側挿入連結部品は、挿入連結を介して隣接する内側挿入連結部品又は外側挿入連結部品に連結されてよく、それによって、内側挿入連結アセンブリ2の第1及び第2の内側挿入連結部品21、22の構造が簡略化され、その組立及び分解が容易に実行される。
【0050】
本開示の実施形態に係るバッテリー格納装置100の外側挿入連結部品について、
図1〜4を参照して以下に説明する。
図1〜4に示す通り、外側挿入連結部品は、外側側板111及び挿入連結フレーム112を含む。
【0051】
外側側板111は、板状である。外側挿入連結部品の外側側板111は、
図1に示す通り、バッテリー格納装置100の最外側に設置され、第1の外側挿入連結部品11の外側側板111は、バッテリー格納装置100の左端に設置され、第2の外側挿入連結部品12の他の外側側板111は、バッテリー格納装置100の右端に設置される。
【0052】
外側側板111は、第1の板セグメント1111及び第2の板セグメント1112を含み、挿入連結フレーム112は、外側側板111の第1の板セグメント1111に設置される。外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第1の内側挿入連結部品21は、外側側板111の第2の板セグメント1112に連結され且つ挿入連結フレーム112に対向する。或いは、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第1の内側挿入連結部品21は、摺動溝3及び摺動ブロック4を介して外側側板111の第2の板セグメント1112に連結される。外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第2の内側挿入連結部品22は、挿入連結フレーム112の外側側板から遠い側に連結される。或いは、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第2の内側挿入連結部品22は、摺動溝3及び摺動ブロック4を介して挿入連結フレーム112に連結される。
【0053】
幾つかの実施形態では、
図2に示す通り、チャンバは、第1の外側挿入連結部品11と、第1の外側挿入連結部品11の第2の板セグメント1112に連結されている第1の内側挿入連結部品21との間で画定され得る。即ち、2つのチャンバは、2つの外側挿入連結部品と2つの内側挿入連結部品との間で画定され得、それによって、2つのバッテリー200がこれら2つのチャンバに受容され得る。複数の内側挿入連結アセンブリ2が提供される場合、バッテリー格納装置100は、より多くのバッテリー200を格納することができ、これによって、バッテリーモジュール1000の拡張の要件が満たされ、バッテリー格納装置100の組立及び分解が容易になることを理解すべきである。
【0054】
更に、挿入連結フレーム112は、外側上板1121と、外側端板1122と、外側底板1123とを含む。外側上板1121は、外側側板111の上部に連結され(即ち、
図2及び4における外側側板111の上方部)且つ前記外側側板に対して垂直であり、外側端板1122は、外側側板111の第1の板セグメント1111の第2の板セグメント1112から遠い端部に連結され且つ前記外側側板に対して垂直であり、外側底板1123は、外側側板111の底部に連結され、前記外側側板に対して垂直であり、且つ外側上板1121に対向する。言い換えれば、
図4に示す通り、挿入連結フレーム112の外側上板1121は、外側側板111の第1の板セグメント1111の上部に垂直に連結される。挿入連結フレーム112の外側底板1123は、外側側板111の第1の板セグメント1111の底部と垂直に連結され且つ外側上板1121に対向している。外側端板1122は、外側側板111の第2の板セグメント1112から遠い端部に垂直に連結され、外側端板1122の上端は、外側上板1121に連結され、外側端板1122の下端は、外側底板1123に連結される。
【0055】
或いは、幾つかの実施形態では、外側上板1121及び外側底板1123は、各々、その外側側板111から遠い側に摺動溝3又は摺動ブロックを有していてよく、摺動溝3又は摺動ブロック4に、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第2の内側挿入連結部品22が装着されるようになっている。
図4に示す通り、外側上板1121及び外側底板1123は、各々、その外側側板111から遠い側に摺動溝を有し、摺動溝3は、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第2の内側挿入連結部品22に装着されるようになっており、外側上板1121の摺動溝3は、外側底板1123の摺動溝3が開口している第2の方向とは反対の第1の方向に開口している。1つの実施形態では、
図4に示す通り、外側上板1121の摺動溝3は上向き方向に開口しており、一方、外側底板1123の摺動溝3は下向き方向に開口している。
【0056】
したがって、外側挿入連結部品の挿入連結フレーム112に装着される第2の内側挿入連結部品22は、その対応する位置に摺動ブロック4を有し、第2の内側挿入連結部品22の摺動ブロック4は、挿入連結フレーム112の摺動溝3(即ち、外側上板1121及び外側底板1123の摺動溝3)に収まるようになっている。
【0057】
幾つかの実施形態では、外側挿入連結部品及び隣接する内側挿入連結部品は、これらを組み立てるために前後方向において互いに対して移動し得る、即ち、第2の内側挿入連結部品22は、第2の内側挿入連結部品22が外側挿入連結部品に完全に取り付けられるまで前記外側挿入連結部品の摺動溝3内をそれに沿って前記第2の内側挿入連結部品の摺動ブロック4を移動させることによって移動し得、次いで、移動を停止する。好ましくは、摺動溝3は、前後方向において貫通構造として構成してよく、これによって、外側挿入連結部品及び隣接する内側挿入連結部品の取付けが更に容易になるので、前後方向の挿入連結を介して内側挿入連結部品を外側挿入連結部品に取り付けることができる。
【0058】
幾つかの実施形態では、外側側板111の第2の板セグメント1112は、それぞれ、その上部及び底部に摺動溝3又は摺動ブロック4を有し、摺動溝3又は摺動ブロック4に、外側挿入連結に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第1の内側挿入連結部品21が装着されるようになっている。
図4に示す通り、外側側板111の第2の板セグメント1112は、それぞれ、その上部及び底部に摺動ブロック4を有し、摺動ブロック4に、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第1の内側挿入連結部品21が装着されるようになっており、第2の板セグメント1112の上部における摺動ブロック4は、第2の板セグメント1112の底部における摺動ブロック4の延在方向とは反対の延在方向を有する。即ち、
図4に示す通り、第2の部分1112の上部における摺動ブロック4は、下向き延在方向を有し、一方、第2の部分1112の底部における摺動ブロック4は、上向き延在方向を有する。
【0059】
したがって、外側挿入連結部品の第2の板セグメント1112に装着される第1の内側挿入連結部品21は、その対応する位置に摺動溝3を有し、その結果、第1の内側挿入連結部品21を、挿入連結を介して第2の板セグメント1112に装着することができる。
【0060】
幾つかの実施形態では、外側端板1122は、前記外側端板を貫通する第1の抽出孔1124を有する。バッテリー200がバッテリー格納装置100のチャンバ内に受容されるとき、バッテリー200を電気接続させるために第1の抽出孔1124を通してバッテリー格納装置100のチャンバからバッテリー200の電極端子を伸ばしてよいことを説明しなければならない。或いは、バッテリーモジュール1000は、バッテリー200を接続するために用いられる複数の接続部材9を更に含む。即ち、バッテリー200は、接続部材9によって互いに直列に又は並列に接続され得る。
【0061】
本開示の幾つかの実施形態では、バッテリー格納装置100は、複数の保護カバー5を更に含み、保護カバー5は、その外側端板に隣接する外側挿入連結部品の端部に設置される。
図1に示す通り、保護カバー5は、外側挿入連結部品に設置され、外側端板1122をふさぐ。上述の通り、外側端板1122に第1の抽出孔1124が形成されているので、保護カバー5は、第1の抽出孔1124から伸びるバッテリー200の電極端子を保護することができる。
【0062】
幾つかの実施形態では、保護カバーは、カバー本体51を含み、カバー本体51は、板状である。外側挿入連結部品の外側上板1121は、スロット6を画定し、保護カバー5は、スロット6に収まるようになっているスナップ部品52をその上端(即ち、カバー板51の上端)に有し、その結果、保護カバー5を外側挿入連結部品に着脱可能に取り付けることができるので、その取付け及び分解が容易になる。
【0063】
幾つかの実施形態では、外側挿入連結部品の端部に設置される保護カバー5は、
図6に示す通り、外側挿入連結部品の最外側に装着されるようになっている第1のパッケージ縁部53を有し、それによって、第1のパッケージ縁部53は、第1のパッケージ縁部53を通してバッテリー格納装置100の最外側を保護することができる。更に、保護カバー5は、外側端板1122又は内側端板212に装着されるようになっているフランジ54をその下端に有し、それによって、保護カバー5の取付けがより安定し得る。
【0064】
第1及び第2の外側挿入連結部品11、12の構造は互いに同一であるが、第1及び第2の外側挿入連結部品11、12を組み立てるときに、その組立方向が反対であることに留意すべきである。
図1及び2に示す通り、第1の外側挿入連結部品11は、左側に設置され、第1の外側挿入連結部品11の挿入連結フレーム112は、外側側板111の第2の板セグメント1112の前側に設置されるが、一方、第2の外側挿入連結部品12は、右側に設置され、第2の外側挿入連結部品12の挿入連結フレーム112は、外側側板111の第2の板セグメント1112の後側に設置され、これによって、バッテリー格納装置100の製造プロセスが簡略化され、製造の困難さが低減される。
【0065】
本開示の実施形態に係るバッテリー格納装置の内側挿入連結部品について
図1〜3及び5を参照して以下に説明する。
図1〜3及び5に示す通り、内側挿入連結部品は、内側上板211、内側端板212、内側底板213、及び内側バッフル板214を含む。
【0066】
図5に示す通り、内側上板211は、その左側に摺動溝3を有し、その右側に摺動ブロック4を有し、摺動溝3及び摺動ブロック4には、それぞれ、外側挿入連結部品又は隣接する内側挿入連結部品が装着されるようになっている。内側底板213は、内側上板211の下方に設置され、内側上板211に対応する。また、内側底板213も、その左側に摺動溝3を有し、その右側に摺動ブロック4を有し、摺動溝3及び摺動ブロック4には、外側挿入連結部品又は隣接する内側挿入連結部品が装着されるようになっている。内側端板212は、内側上板211の前端又は後端に設置され且つ前記内側上板に対して垂直である。1つの実施形態では、
図5に示す通り、内側端板212は、内側上板211の前端に設置され且つ前記内側上板に対して垂直である。内側底板213は、端板212の下端に連結され且つ前記端板に対して垂直である。
【0067】
内側バッフル板214は、内側上板211の左側又は右側に設置され、前記内側上板に対して垂直であり、且つ内側端板212及び内側底板213の両方に連結されている。1つの実施形態では、
図5に示す通り、内側バッフル板214は、内側上板211の左側に設置される。即ち、内側バッフル板214は、内側上板211の左端に連結される上端と、内側底板213の左端に連結される下端とを有し、内側バッフル板214は、更に、内側端板212の左端に連結される前端を有する。
【0068】
図5に示す通り、内側上板211の摺動ブロック4の延在方向は、内側底板213の摺動ブロック4の延在方向とは反対であり、内側上板211の摺動溝3は、内側底板213の摺動溝3が開口している第2の方向とは反対の第1の方向に開口している。
【0069】
幾つかの実施形態では、内側バッフル板214は、ノッチ2141を有し、ノッチ2141は、内側端板212から離れる方向に開口している。このように、同一の内側挿入連結アセンブリ2に属している第1及び第2の内側挿入連結部品21、22のノッチ2141は、
図2に示す通りノッチ2141が互いに対向して配置されたとき、完全貫通孔を形成し得る。したがって、貫通孔を通して換気及び放熱することによってバッテリー格納装置100のチャンバに受容されたバッテリー200を冷却することができる。好ましくは、同一の内側挿入連結アセンブリ2の第1及び第2の内側挿入連結部品21、22のノッチ2141によって貫通孔が形成される位置に絶縁板を設置してもよく、その結果、隣接するバッテリー200間の効率的な絶縁を確保することができ、それによって、その安全性が改善する。
【0070】
全ての内側挿入連結部品の構造は互いに同一であることに留意すべきである。好ましい実施形態では、各内側挿入連結部品は、それぞれ、左側に摺動溝3を有し、右側に摺動ブロック4を有し、その結果、バッテリー格納装置100を組み立てるとき、隣接する内側挿入連結部品を互いに合理的に連結し、装着することができるか、又は外側挿入連結部品を隣接する内側挿入連結部品と合理的に連結し、装着することができる。
【0071】
幾つかの実施形態では、同一の内側挿入連結アセンブリ2の第1及び第2の内側挿入連結部品21、22は、反対方向に取り付けられる。
図2に示す通り、第1及び第2の内側挿入連結部品21、22は、前後方向において互い違いに配置され、前側に設置されている第2の内側挿入連結部品22の内側端板212は、前を向いており、後側に設置されている第1の内側挿入連結部品21の内側端板212は、後ろを向いている。隣接する内側挿入アセンブリ2は、摺動溝3及び摺動ブロック4を通して互いに連結することができるので、バッテリー格納装置100の製造プロセスが簡略化され、製造の困難さが低減される。
【0072】
或いは、内側端板212は、前記内側端板を貫通する第2の抽出孔2121を有する。そして、バッテリー200間を直列又は並列に接続するために、第2の抽出孔2121に形成される第2の抽出孔2121を通じてバッテリー格納装置100のチャンバからバッテリー200の電極端子を伸ばすことができる。
【0073】
同様に、保護カバー5も、その内側端板212に隣接する内側挿入連結部品の端部に設置してよい。また、保護カバー5は、第2の抽出孔2121を通じて伸ばすことができるバッテリー200の電極端子を保護することができる。
【0074】
幾つかの実施形態では、バッテリー格納装置100は、取付アセンブリ7を更に含み、これは、外側挿入連結部品を隣接する内側挿入連結部品と連結するか、又は隣接する内側挿入連結部品同士を互いに連結するために用いられる。取付アセンブリ72を設置することによって、外側挿入連結部品と隣接する内側挿入連結部品との連結安定性及び隣接する内側挿入連結部品同士の連結安定性の両方が更に改善される。
【0075】
幾つかの実施形態では、
図1に示す通り、取付アセンブリ7は、第1の取付部品71及び第2の取付部品ボタン72を含む。第1の取付部品71は、外側挿入連結部品を、前記外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第1の内側挿入連結部品21に連結するために用いられる。第2の取付部品72は、4つの隣接する内側挿入連結部品を連結する、又は隣接する3つの内側挿入連結部品と1つの外側挿入連結部品とを連結するために用いられる。即ち、第1の取付部品71は、バッテリー格納装置100の左端又は右端に設置される外側挿入連結部品を、この外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリ2の第1の内側挿入連結部品に連結するために用いられ、第2の取付部品72は、バッテリー格納装置100の内部に設置される4つの内側挿入連結部品を連結する、又はバッテリー格納装置100の左端又は右端に設置される外側挿入連結部品と3つの内側挿入連結部品とを連結するために用いられ、ここで、3つの内側挿入連結部品及び外側挿入連結部品は互いに隣接している。
【0076】
或いは、第1の取付部品71及び第2の取付部品72は、内側挿入連結部品及び外側挿入連結部品の底面及び/又は上面に設置してもよい。好ましくは、第2の取付部品72は、それぞれ、内側挿入連結部品及び外側挿入連結部品の底面及び上面に設置してよく、これによって、バッテリー格納装置100の構造がより安定になる。
【0077】
例えば、本開示の以下の記載では、第2の取付部品72は、それぞれ、内側挿入連結部品及び外側挿入連結部品の底面及び上面に設置される。しかし、当業者は、第2の取付部品72が内側挿入連結部品及び外側挿入連結部品の底面又は上面にだけ設置されていてもよく、これも本開示の保護範囲内であることを理解すべきである。
【0078】
図7は、本開示の実施形態に係るバッテリー格納装置100の2つの隣接する内側挿入アセンブリ2の2つの内側挿入連結部品の平面図である。
図8は、第2の取付部品72を介して互いに連結されている、
図7に示す2つの内側挿入連結部品の概略図である。
【0079】
幾つかの実施形態では、
図9及び10に示す通り、第1の取付部品71は、実質的に板状である。そして、第1の取付部品71は、第1のスナップ部711を含み、外側挿入連結部品の外側上板1121、外側挿入連結部品の外側底板1123、外側挿入連結部品に隣接する内側挿入連結アセンブリの第1の内側挿入連結部品21の内側上板212及び内側底板213は、各々、第1のスナップ部711が装着されるようになっている第1のスナップ開口部8を画定する。したがって、第1の取付部品71の取付けがより便利になる。
【0080】
更に、第1の取付部品71は、外側側板111が装着されるようになっている第2のパッケージ縁部712を有する。したがって、バッテリー格納装置100の最外側は、第2のパッケージ縁部712によって保護される。
【0081】
図11及び12に示す通り、第2の取付部品72は、実質的に板状である。第2の取付部品72は、第2のスナップ部721を含み、内側上板211、内側底板213、外側上板1121、及び外側底板1123は、各々、第2のスナップ部721が装着されるようになっているスナップ開口部8を有する。したがって、第2の取付部品72の取付けがより便利になる。
【0082】
幾つかの実施形態では、第2の取付部品72は、
図8に示す通り、板状であり、その結果、4つの隣接する内側挿入連結部品21、又は4つの隣接する内側挿入連結部品と外側挿入連結部品とを第2の取付部品72によって連結することができるので、構造が単純になる。
【0083】
好ましい実施形態では、第2の取付部品72は、内側挿入連結部品又は外側挿入連結部品に隣接する表面上に挿入部722を有する。挿入部722の構造は、スナップ開口部8の構造と一致している。したがって、挿入部722をスナップ開口部8に挿入してもよく、それによって、第2の取付部品72と内側挿入連結部品又は外側挿入連結部品との間の連結がより安定になる。有利なことに、複数の挿入部722及びスナップ開口部8が存在し得るので、その結果、その連結安定性を更に改善することができる。
【0084】
本開示の第2の態様の実施形態に係るバッテリーモジュール1000が提供される。バッテリーモジュール1000は、本開示の第1の態様の上記実施形態に係るバッテリー格納装置100と、前記バッテリー格納装置100のチャンバ内に格納される少なくとも1つのバッテリー200とを含む。上述の通り、バッテリー格納装置100の組立及び分解が容易に実行されるので、組立プロセスが簡略化され、組立効率が改善され、バッテリーモジュール1000の拡張性が改善され、バッテリーモジュール1000の研究開発コストが低減され、バッテリーモジュール1000の開発にかかる時間が短縮される。
【0085】
本明細書を通じて、「ある実施形態」、「幾つかの実施形態」、「1つの実施形態」、「別の例」、「一例」、「具体例」、又は「幾つかの例」に対する言及は、その実施形態又は例に関して説明される特定の機構、構造、材料、又は特徴が、本開示の少なくとも1つの実施形態又は例に含まれることを意味する。したがって、本明細書を通じて、様々な箇所における、「幾つかの実施形態では」、「1つの実施形態では」、「ある実施形態では」、「別の例では」、「一例では」、「具体例では」、又は「幾つかの例では」等の表現の出現は、必ずしも本開示の同一の実施形態又は例に言及するものではない。更に、特定の機構、構造、材料、又は特徴は、1以上の実施形態又は例において任意の好適な様式で組み合わせることができる。
【0086】
説明のための実施形態を示して説明したが、実施形態において、本開示の精神及び原理から逸脱することなく特許請求の範囲及びその均等物の範囲内の全ての変更、代替、及び修正がなされ得ることが、当業者には理解されるであろう。