特許第6469313号(P6469313)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司の特許一覧

特許6469313情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体
<>
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000002
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000003
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000004
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000005
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000006
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000007
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000008
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000009
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000010
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000011
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000012
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000013
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000014
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000015
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000016
  • 特許6469313-情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体 図000017
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6469313
(24)【登録日】2019年1月25日
(45)【発行日】2019年2月13日
(54)【発明の名称】情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20190204BHJP
【FI】
   G06F13/00 540B
【請求項の数】15
【全頁数】34
(21)【出願番号】特願2018-509965(P2018-509965)
(86)(22)【出願日】2016年5月11日
(65)【公表番号】特表2018-520450(P2018-520450A)
(43)【公表日】2018年7月26日
(86)【国際出願番号】CN2016081770
(87)【国際公開番号】WO2017080145
(87)【国際公開日】20170518
【審査請求日】2017年11月8日
(31)【優先権主張番号】201510768422.8
(32)【優先日】2015年11月11日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】506379493
【氏名又は名称】▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 宝森
(72)【発明者】
【氏名】李 若凡
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ ▲蘭▼文
(72)【発明者】
【氏名】石 ▲銘▼
(72)【発明者】
【氏名】徐 旭▲ユ▼
(72)【発明者】
【氏名】唐 ▲偉▼▲為▼
(72)【発明者】
【氏名】▲謝▼ 雄▲ヅァオ▼
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 康瑞
(72)【発明者】
【氏名】林 雨
(72)【発明者】
【氏名】▲馮▼ 超
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ ▲権▼
【審査官】 森田 充功
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−040011(JP,A)
【文献】 特開2005−078173(JP,A)
【文献】 特開2005−277847(JP,A)
【文献】 特表2011−512571(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理方法であって、
第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、前記第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンがアクセスされた後、M個のマルチメディア情報をプリロードし、前記M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置するステップであって、Mは正の整数であり、Mは2より大きい、ステップと、
第1の情報および第2の情報を前記ユーザスクリーンに表示するステップであって、前記第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、前記第2の情報は、前記指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である、ステップと、
前記i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出するステップであって、前記i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードである、ステップと、
前記i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、前記i番目のマルチメディア情報に対応する前記ステータスを、動的提示モードへ切り換え、前記i番目のマルチメディア情報を再生するステップであって、iは正の整数であり、iは1以上である、ステップと、
前記i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、前記指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップと、
前記(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、前記指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップであって、前記インタラクションスクリーンは、前記(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするための前記タッチインタラクションオブジェクトを含む、ステップと
を含む方法。
【請求項2】
第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、前記第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスすることが、
前記第1のアプリケーションを有効にし、前記第1のアプリケーションのユーザスクリーンへアクセスするための、前記第1の操作を受け取ることと、
前記第1のアプリケーションの前記ユーザスクリーンに、複数の情報アイテムを表示することと、
情報キーワードに従って、前記複数の情報アイテムにおいて、前記指定された情報アイテムを発見し、前記指定された情報アイテムに対応する前記ユーザスクリーンへアクセスすることと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、前記第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスすることが、
ピアユーザによってローカルユーザへ送信された情報アドレスリンクを受信することであって、前記情報アドレスリンクは、前記第1のアプリケーションにおいて指定された前記情報アイテムのリンクアドレス情報である、ことと、
前記情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、前記情報アドレスリンクに従って、前記指定された情報アイテムへジャンプし、前記指定された情報アイテムに対応する前記ユーザスクリーンへアクセスすることと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、前記第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスすることが、
ピアユーザによってローカルユーザへ送信された識別コード情報をスキャンすることと、
スキャンが完了した後、前記識別コード情報を解析して情報アドレスリンクを取得することであって、前記情報アドレスリンクは、前記第1のアプリケーションによって指定された前記情報アイテムのリンクアドレス情報である、ことと、
前記情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、前記情報アドレスリンクに従って、前記指定された情報アイテムへジャンプし、前記指定された情報アイテムに対応する前記ユーザスクリーンへアクセスすることと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、前記指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える前記ステップが、
端末のシステム設定情報を取得し、前記システム設定情報に従って、前記端末が第1のオペレーティングシステムを使用するか否かを検出するステップと、
前記端末が前記第1のオペレーティングシステムを使用する場合、第1のポリシに従って、再生のために、前記i番目のマルチメディア情報から、前記(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるステップと、
前記端末が前記第1のオペレーティングシステムを使用しない場合、第2のポリシに従って、再生のために、前記i番目のマルチメディア情報から、前記(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるステップと
を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
第1のポリシに従って、再生のために、前記i番目のマルチメディア情報から、前記(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換える前記ステップが、
前記i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタするステップと、
前記i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、前記指定された記憶エリアから、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップと
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
第2のポリシに従って、再生のために、前記i番目のマルチメディア情報から、前記(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換える前記ステップが、
前記指定された記憶エリアから、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報のための再生記録が存在するか否かを検出し、再生記録が存在する場合、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を一時停止するステップと、
前記i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタし、前記i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、前記指定された記憶エリアから、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報の開始再生位置へ巻き戻すために、前記再生記録をクリアし、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップと
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
端末であって、
第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、前記第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンがアクセスされた後、M個のマルチメディア情報をプリロードし、前記M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置するように構成されたプリロードユニットであって、Mは正の整数であり、Mは2より大きい、プリロードユニットと、
第1の情報および第2の情報を前記ユーザスクリーンに表示するように構成された表示ユニットであって、前記第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、前記第2の情報は、前記指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である、表示ユニットと、
前記i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出するように構成された第1の検出ユニットであって、前記i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードである、第1の検出ユニットと、
前記i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、前記i番目のマルチメディア情報に対応する前記ステータスを、動的提示モードへ切り換え、前記i番目のマルチメディア情報を再生するように構成された第2の検出ユニットであって、iは正の整数であり、iは1以上である、第2の検出ユニットと、
前記i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、前記指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成された再生切換ユニットと、
前記(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、前記指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成されたインタラクションユニットであって、前記インタラクションスクリーンは、前記(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするための前記タッチインタラクションオブジェクトを含む、インタラクションユニットと
を備える端末。
【請求項9】
前記第1のアプリケーションを有効にし、前記第1のアプリケーションのユーザスクリーンへアクセスするための、前記第1の操作を受け取り、
前記第1のアプリケーションの前記ユーザスクリーンに、複数の情報アイテムを表示し、
情報キーワードに従って、前記複数の情報アイテムにおいて、前記指定された情報アイテムを発見し、前記指定された情報アイテムに対応する前記ユーザスクリーンへアクセスするように構成された第1の処理ユニットをさらに備える、請求項8に記載の端末。
【請求項10】
ピアユーザによってローカルユーザへ送信された情報アドレスリンクを受信し、
前記情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、前記情報アドレスリンクに従って、指定された情報アイテムへジャンプし、前記指定された情報アイテムに対応する前記ユーザスクリーンへアクセスするように構成された第1の処理ユニットであって、前記情報アドレスリンクは、前記第1のアプリケーションにおいて指定された前記情報アイテムのリンクアドレス情報である、第1の処理ユニットをさらに備える、請求項8に記載の端末。
【請求項11】
ピアユーザによってローカルユーザへ送信された識別コード情報をスキャンし、
スキャンが完了した後、前記識別コード情報を解析して情報アドレスリンクを取得し、
前記情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、前記情報アドレスリンクに従って、指定された情報アイテムへジャンプし、前記指定された情報アイテムに対応する前記ユーザスクリーンへアクセスするように構成された第1の処理ユニットであって、前記情報アドレスリンクは、前記第1のアプリケーションによって指定された前記情報アイテムのリンクアドレス情報である、第1の処理ユニットをさらに備える、請求項8に記載の端末。
【請求項12】
前記再生切換ユニットが、
端末のシステム設定情報を取得し、前記システム設定情報に従って、前記端末が第1のオペレーティングシステムを使用するか否かを検出し、
前記端末が前記第1のオペレーティングシステムを使用する場合、第1のポリシに従って、再生のために、前記i番目のマルチメディア情報から、前記(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換え、
前記端末が前記第1のオペレーティングシステムを使用しない場合、第2のポリシに従って、再生のために、前記i番目のマルチメディア情報から、前記(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるようにさらに構成される、請求項8から11のいずれか一項に記載の端末。
【請求項13】
前記再生切換ユニットが、
前記i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタし、
前記i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、前記指定された記憶エリアから、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるようにさらに構成される、請求項12に記載の端末。
【請求項14】
前記再生切換ユニットが、
前記指定された記憶エリアから、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報のための再生記録が存在するか否かを検出し、再生記録が存在する場合、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を一時停止し、
前記i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタし、前記i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、前記指定された記憶エリアから、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、前記(i+1)番目のマルチメディア情報の開始再生位置へ巻き戻すために、前記再生記録をクリアし、前記(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるようにさらに構成される、請求項12に記載の端末。
【請求項15】
コンピュータ実行可能な命令を記憶したコンピュータ記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令は、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理方法を実行するように構成される、コンピュータ記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報交換技術に関し、特に、情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
端末のインテリジェント化が進むにつれて、技術的手段によって、ユーザのための様々なパーソナル化された生活サービスを提供できるように、様々なアプリケーションが端末にインストールされる。換言すれば、ユーザは、自身の端末と気軽に付き合い得る。端末がモバイル電話であることが例として使用される。ユーザはまた、ニュースの視聴、ウェブページのブラウズ、および映像の再生のような一連の操作を実行するために、ニュースアプリケーション、ブラウザアプリケーション、および映像再生アプリケーションのような対応するアプリケーションを、モバイル電話にインストールし得る。映像、画像、およびテキストのようなマルチメディア情報、特に、音声、イメージ、およびテキストを組み合わせた映像の再生は、ユーザのために、より直感的な印象を提供し得る。極めて大量の情報および直感的な印象が、1つの映像によってユーザへもたらされ得る。
【0003】
しかしながら、たとえば、ユーザがニュースを読んでいる、またはウェブページをブラウズしているときに頻繁に使用される単一の画像または単一のテキストのような静的提示方式のような現在の情報提示方式では、ユーザとのインタラクションは強くない。動的映像再生のために、連続テレビ番組、映画、バラエティショー等のうちの1つのタイプが、主に再生される。ユーザは単に、再生された映像を見るだけである。したがって、ユーザとのインタラクションは、いずれも強くない。
【0004】
現在のユーザ要件は、情報が、より多様化された、インタラクティブな方式で提示されることが期待されることである。このユーザ要件のために、既存の関連技術において、効果的な解決策はない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような観点から、本発明の実施態様は、少なくとも、既存の技術における問題を解決できるように、情報処理方法、端末、およびコンピュータ記憶媒体を提供し、ユーザ要求を満足することが意図されている。このようにして、情報は、より多様化された、インタラクティブな方式で提示される。したがって、ユーザと提示された情報との間で良好なインタラクティブ性が提供され、情報共有およびプロモーションをより良好に促進する。
【0006】
本発明の実施態様の技術的解決策は、以下のように実施される。
【0007】
本発明の実施態様は、情報処理方法を提供し、この方法は、
第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンがアクセスされた後、M個のマルチメディア情報をプリロードし、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置するステップであって、Mは正の整数であり、Mは2以上である、ステップと、
第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示するステップであって、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である、ステップと、
i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出するステップであって、i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードである、ステップと、
i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生するステップであって、iは正の整数であり、iは1以上である、ステップと、
i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップと、
(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップであって、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含む、ステップとを含む。
【0008】
本発明の実施態様は、装置をさらに提供し、この装置は、
第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンがアクセスされた後、M個のマルチメディア情報をプリロードし、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置するように構成されたプリロードユニットであって、Mは正の整数であり、Mは2以上である、プリロードユニットと、
第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示するように構成された表示ユニットであって、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である、表示ユニットと、
i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出するように構成された第1の検出ユニットであって、i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードである、第1の検出ユニットと、
i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生するように構成された第2の検出ユニットであって、iは正の整数であり、iは1以上である、第2の検出ユニットと、
i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成された再生切換ユニットと、
(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成されたインタラクションユニットであって、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含む、インタラクションユニットとを含む。
【0009】
本発明の実施態様は、コンピュータ実行可能な命令を記憶したコンピュータ記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ実行可能な命令は、前述した情報処理方法を実行するように構成される。
【0010】
本発明の実施態様における情報処理方法は、第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンがアクセスされた後、M個のマルチメディア情報をプリロードするステップであって、Mは正の整数であり、Mは2以上である、ステップと、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置するステップと、第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示するステップであって、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である、ステップと、i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出するステップであって、i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードである、ステップと、i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生するステップであって、iは正の整数であり、iは1以上である、ステップと、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップと、(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成するステップであって、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含む、ステップと、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出するステップと、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップと、を含む。
【0011】
本発明の実施態様に従って、第1の情報および第2の情報は、ユーザスクリーンに表示され、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報であり、i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることが検出され、i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードであり、i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスが、動的提示モードへ切り換えられ、i番目のマルチメディア情報が再生される。このようにして、多様化された方式で情報を提示できるように、静的情報タイプおよび動的情報タイプを含む複数の異なる情報タイプが、ユーザスクリーンに同時に提示され得る。i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、(i+1)番目のマルチメディア情報が、指定された記憶エリアから順に抽出され、(i+1)番目のマルチメディア情報が、再生のために切り換えられる。この切換は、自動シームレス切換であり、この切換処理は、ユーザから手動による介在をまったく必要としない。したがって、再生はよりスムーズであり、複数の映像間の再生インターバルはなく、ユーザは常に、情報提示結果を取得し、情報提示中、より情報共有に注目することができる。(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンが生成され、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行される第1の操作への応答がなされ、(i+2)番目のマルチメディア情報が、指定された記憶エリアから順に抽出され、(i+2)番目のマルチメディア情報が、再生のために切り換えられる。すなわち、インタラクティブなセッションが追加される。したがって、情報提示の間、インタラクティブ性が提供され、それにより、ユーザと提示された情報との間に良好なインタラクティブ性を提供し、情報共有およびプロモーションをより良好に促進する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施形態に従って情報を交換するハードウェアエンティティの概要図である。
図2】本発明の第1の実施形態に従う実施のフローチャートである。
図3】本発明の実施形態を適用する実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図4】本発明の実施形態を適用する実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図5】本発明の実施形態を適用する実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図6】本発明の実施形態を適用する実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図7】本発明の第2の実施形態に従う実施のフローチャートである。
図8】本発明の第3の実施形態に従う実施のフローチャートである。
図9】本発明の第3の実施形態を適用する実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図10】本発明の第3の実施形態を適用する実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図11】本発明の第4の実施形態に従う実施のフローチャートである。
図12】本発明の第4の実施形態を適用する実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図13】本発明の第6の実施形態に従う構成の概要構成図である。
図14】本発明の第10の実施形態に従うハードウェア構成の概要構成図である。
図15】H5ページの実施シナリオにおける複数の実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
図16】H5ページの実施シナリオにおける複数の実際のアプリケーションの概要シナリオ図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下ではさらに、添付図面を参照して技術的解決策の実施を詳細に記述する。
【0014】
図1は、本発明の実施形態に従って情報を交換するハードウェアエンティティの概要図である。図1では、サーバ11〜1nおよび端末デバイス21〜24が含まれる。端末デバイス21〜24は、ワイヤネットワークまたはワイヤレスネットワークを使用することによって、サーバと情報を交換する。端末デバイスは、モバイル電話、デスクコンピュータ、PC、オールインワンパーソナルコンピュータ等を含む。ニュースアプリケーション、ウェブページブラウジングアプリケーション、および映像再生アプリケーションのような複数のアプリケーションが、端末デバイスにインストールされる。本発明の実施形態に従って、図1に図示されるシステムに基づいて、端末は、前もってサーバから複数の映像を取得するか、または、必要であればリアルタイムでサーバから複数の映像をダウンロードする。第1のアプリケーション(たとえば、ニュースアプリケーションまたはウェブページブラウジングアプリケーション)において指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンが、第1のアプリケーション(たとえば、ニュースアプリケーションまたはウェブページブラウジングアプリケーション)への入口を有効にすることによってアクセスされた後、端末は、M個のマルチメディア情報をプリロードし、Mは正の整数であり、Mは2以上であり、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置し、第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示し、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である。このようにして、技術的効果の第1の態様が達成される。多様化された方式で情報を提示できるように、静的情報タイプおよび動的情報タイプを含む複数の異なる情報タイプが、ユーザスクリーンに同時に提示され得る。端末は、i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出し、i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードであり、i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことを検出した後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生し、iは正の整数であり、iは1以上である。このようにして、技術的効果の第2の態様が達成される。最終的に動的に提示される前に、i番目のマルチメディア情報のロード処理過程において、ロードされたi番目のマルチメディア情報は、ユーザの観点から、視覚的に静的画像であるように見え、ユーザは、静的画像から動的映像へ切り換える処理において異なる印象を受ける。したがって、この技術に従って、ユーザは、よりそれに興味を持ち、i番目のマルチメディア情報が再生されているときに提示される情報により注目し、それにより、情報共有およびプロモーションをより良好に促進する。i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことを検出した後、端末は、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することへ切り換える。このようにして、技術的効果の第3の態様が達成される。この切換は、自動シームレス切換であり、この切換処理では、ユーザから手動による介在(たとえば、ユーザによる映像切換操作の起動)をまったく必要とせず、複数の映像が切り換えられ得、複数の映像が、再生インターバルなしで、連続的に再生される。したがって、再生は、よりスムーズであり、複数の映像間の再生インターバルはなく、ユーザは常に、情報提示結果を取得し、情報提示中、情報共有により注目し得る。端末は、(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことを検出した後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、端末は、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。このようにして、技術的効果の第4の態様が達成される。インタラクションスクリーンと、このスクリーン上にあり、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするために使用されるタッチインタラクションオブジェクトとが、模擬によって生成される。すなわち、インタラクティブなセッションが追加される。したがって、情報提示中に、インタラクティブ性が提供され、それにより、ユーザと提示された情報との間の良好なインタラクティブ性を提供し、情報共有およびプロモーションを良好に促進する。
【0015】
図1の例は、単に、本発明の実施形態のシステムアーキテクチャの例である。本発明の実施形態は、図1におけるシステム構成へ限定されない。システムアーキテクチャに基づいて、本発明の以下の実施形態が提供される。
【0016】
第1の実施形態
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図2に図示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
【0017】
ステップ101:第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンがアクセスされた後、M個のマルチメディア情報をプリロードし、Mは正の整数であり、Mは2以上であり、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置する。
【0018】
本明細書において、第1のアプリケーションが、ニュースアプリケーションである例が使用され、ここで、ニュースアプリケーションは、ニュース見出しおよび注目の話題のような複数のニュースアイテムを含む。ニュースアプリケーションの特定のニュースアイテムに対応するニュース表示ページがアクセスされる。図3に図示されるように、ニュース表示ページにおける情報は、静的テキストに加えて動的映像によってニュース表示ページ上に提示される(映像のロードが完了する前に、静的画像が、ニュース表示ページ上に表示され、映像のロードが完了した後、映像は、再生中、最初の「静的画像」から「動的映像」へ切り換えられ、静的画像は、ロードが完了する前に、表示ステータスを示し、動的映像は、ロードが完了する前に、表示ステータスを示す)。ニュース表示ページは、ニュースコンテンツのものであり、第1のボックスa1に図示されたテキスト情報(これは、ステップ102に記述された第1の情報の特定の例として使用され、静的テキストである)を含み、さらに、ニュースコンテンツのものであり、第2のボックスa2に図示された映像情報(これは、ステップ102に記述された第2の情報の特定の例として使用され、動的映像である)を含む。本発明のこの実施形態の実際のアプリケーションの間に、第1のボックスa1および第2のボックスa2は存在しない。明瞭な記述のみのために、これら2つのボックスは、同じニュースページ上に提示された異なる情報タイプを示し、区別するために提供される。
【0019】
たとえば、情報共有要件に従って、3つの映像が設定され、プリロードされ得る。第1の映像は、図3における第2のボックスa2によって識別される位置における映像情報であり得、特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別される位置におけるテキスト情報を説明する。第2の映像は、図4において図示され得る。第2の映像は、少なくとも第1の映像フレーム201、第2の映像フレーム202、第3の映像フレーム203、および第4の映像フレーム204を含む。以下のコンテンツは、映像フレームを含む第2の映像を使用することによって表現されるべきである。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報を説明するとき、シナリオが動的に提示され、ここでは、「ブラザーB」が、「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を取り去るためにこのページにジャンプし、ユーザに対して、特定の情報コンテンツと、この情報コンテンツと「偽ニュース」との関係とを、情報交換のようなインタラクティブな手法で彼と共有するように促す。第3の映像を再生することは、図5に図示されるように、模擬によって生成され、第3の映像を有効にするために使用されるインタラクションスクリーン301にあるタッチインタラクションオブジェクト302を使用することによってトリガされ得る。第3の映像は、図6に図示され得る。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、まず、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーンでユーザとインタラクトし、彼が軍隊に入隊等するのではなく、ゲームアプリケーションであるWe Fireを使用する予定であることを明確にするために、受話ボタンを使用することによって、第3の映像を開始した後、少なくとも第1の映像フレーム301および第2の映像フレーム302を含む第3の映像における「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を説明し続ける。
【0020】
ステップ102:第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示する。第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である。
【0021】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。第1の情報は、たとえば、図3における第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報、たとえば、「ブラザーBは軍隊に入隊する予定である」という1個のニュースコンテンツである。第2の情報は、たとえば、静的に提示される情報のタイプから、図3における第2のボックスa2によって識別される位置において動的に提示される情報のタイプへ変化し得る「ブラザーBは彼が軍隊に入隊する予定であるか否かを個人的に説明する」という映像情報である。
【0022】
本明細書において、情報共有要件に従って3つの映像が設定されプリロードされる例がやはり使用される。3つの映像は、指定された位置(指定された記憶エリア)、たとえば、モバイル電話のメモリまたはストレージカードに記憶され得、映像情報が識別され得、第1の映像、第2の映像、および第3の映像が正しく抽出され得るならば、順に、または、別の記憶方式で記憶され得る。
【0023】
ステップ103:i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出する。i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスは、静的提示モードである。
【0024】
本明細書において、初期ロード中であって、ロードが完了していない場合、第1の映像は、静的提示モードにあり、画像であるように見える。第1の映像は、第1の映像における静的画像の特定のフレームによって形成されるとも言える。映像は、複数の映像フレームを含み、複数の映像フレームは、提示のために動的映像を形成する。
【0025】
ステップ104:i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生し、iは正の整数であり、iは1以上である。
【0026】
本明細書において、提示のための動的映像のための複数の映像フレームのロードが完了した後、静的提示モードが、動的提示モードへ切り換えられる。この場合、画像は実際には映像であることが理解され得る。第1の映像が再生される。
【0027】
ステップ105:i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0028】
本明細書において、第1の映像の再生が終了したことが検出された後、第2の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第2の映像が、シームレスな切換によって再生される。端末における映像間のシームレスな切換のフロントエンド処理技術が、第1の映像と第2の映像との間でどのようにして実施されるのかが、後続する実施形態において記述される。ここでは、詳細は記述されない。
【0029】
ステップ106:(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0030】
本明細書において、第2の映像の再生が終了したことが検出された後、インタラクションスクリーン(図5では、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーン)が、模擬によって生成される。インタラクションスクリーンは、第3の映像を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)を含み、タッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)に対して実行される第1の操作への応答がなされ、第3の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第3の映像が、再生のために切り換えられる。
【0031】
前述した特定のシナリオおよび特定の映像ページ提示は、例としてのみ使用される。この実施形態は、これら特定のシナリオおよびページ提示に限定されない。この実施形態では、第1の映像と第2の映像との間のシームレスな切換が、複数の映像のスムーズな連続再生を可能にし、模擬されたインタラクションスクリーンおよびタッチインタラクションオブジェクトが、複数の映像間の切換を実施するために、第2の映像と第3の映像との間の切換処理に導入される。処理全体において、情報は、多様化された方式で情報を提示すること、情報のステータス変更、複数の情報間の切換、および情報間のインタラクションのような一連の技術的手段を使用することによって迅速に共有および広範に拡散され得る。
【0032】
第2の実施形態
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図7に図示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
【0033】
ステップ401:第1のアプリケーションを有効にし、第1のアプリケーションのユーザスクリーンへアクセスするための、第1の操作を受け取る。
【0034】
ステップ402:第1のアプリケーションのユーザスクリーンに、複数の情報アイテムを表示する。
【0035】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。ユーザは、ニュースアプリケーションを有効にし、多数個のニュースから、「ブラザーB」というキャラクタが、軍隊に入隊するというニュースアイテムを発見し、その後、スクリーンへアクセスする。
【0036】
ステップ403:情報キーワードに従って、複数の情報アイテムにおいて、指定された情報アイテムを発見し、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスし、M個のマルチメディア情報をプリロードし、Mは正の整数であり、Mは2以上であり、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置する。
【0037】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用され、ここで、ニュースアプリケーションは、ニュース見出しおよび注目の話題のような複数のニュースアイテムを含む。ニュースアプリケーションの特定のニュースアイテムに対応するニュース表示ページがアクセスされる。図3に図示されるように、ニュース表示ページにおける情報は、静的テキストに加えて動的映像によってニュース表示ページ上に提示される(映像のロードが完了する前に、静的画像がニュース表示ページに表示され、映像のロードが完了した後、再生中に、映像が最初の「静的画像」から「動的映像」へ切り換えられ、静的画像は、ロードが完了する前に表示ステータスを示し、動的映像は、ロードが完了した後に表示ステータスを示す)。ニュース表示ページは、ニュースコンテンツのものであり、第1のボックスa1に図示されたテキスト情報(これは、ステップ404に記述された第1の情報の特定の例として使用され、静的テキストである)を含み、さらに、ニュースコンテンツのものであり、第2のボックスa2に図示された映像情報(これは、ステップ404に記述された第2の情報の特定の例として使用され、動的映像である)を含む。本発明のこの実施形態の実際のアプリケーションの間に、第1のボックスa1および第2のボックスa2は存在しない。明瞭な記述のみのために、これら2つのボックスは、同じニュースページ上に提示された異なる情報タイプを示し、区別するために提供される。
【0038】
たとえば、情報共有要件に従って、3つの映像が設定され、プリロードされ得る。第1の映像は、図3における第2のボックスa2によって識別される位置における映像情報であり得、特定のシナリオにおける、「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別される位置におけるテキスト情報を説明する。第2の映像は、図4において図示され得る。第2の映像は、少なくとも第1の映像フレーム201、第2の映像フレーム202、第3の映像フレーム203、および第4の映像フレーム204を含む。以下のコンテンツは、映像フレームを含む第2の映像を使用することによって表現されるべきである。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報を説明するとき、シナリオが動的に提示され、ここでは、「ブラザーB」が、「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を取り去るためにこのページにジャンプし、ユーザに対して、指定された情報コンテンツと、この情報コンテンツと「偽ニュース」との関係とを、情報交換のようなインタラクティブな手法で彼と共有するように促す。第3の映像を再生することは、図5に図示されるように、模擬によって生成され、第3の映像を有効にするために使用されるインタラクションスクリーン301にあるタッチインタラクションオブジェクト302を使用することによってトリガされ得る。第3の映像は、図6に図示され得る。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、まず、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーンでユーザとインタラクトし、彼が軍隊に入隊等するのではなく、ゲームアプリケーションであるWe Fireを使用する予定であることを明確にするために、受話ボタンを使用することによって、第3の映像を開始した後、少なくとも第1の映像フレーム301および第2の映像フレーム302を含む第3の映像における「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を説明し続ける。
【0039】
ステップ404:第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示する。第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である。
【0040】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。第1の情報は、たとえば、図3における第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報、たとえば、「ブラザーBは軍隊に入隊する予定である」という1個のニュースコンテンツである。第2の情報は、たとえば、静的に提示される情報のタイプから、図3における第2のボックスa2によって識別される位置において動的に提示される情報のタイプへ変化し得る「ブラザーBは彼が軍隊に入隊する予定であるか否かを個人的に説明する」という映像情報である。
【0041】
本明細書において、情報共有要件に従って3つの映像が設定されプリロードされる例がやはり使用される。3つの映像は、指定された位置(指定された記憶エリア)、たとえば、モバイル電話のメモリまたはストレージカードに記憶され得、映像情報が識別され得、第1の映像、第2の映像、および第3の映像が正しく抽出され得るならば、順に、または、別の記憶方式で記憶され得る。
【0042】
ステップ405:i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出する。i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスは、静的提示モードである。
【0043】
本明細書において、初期ロード中であって、ロードが完了していない場合、第1の映像は、静的提示モードにあり、画像であるように見える。第1の映像は、第1の映像における静的画像のフレームによって形成されるとも言える。映像は、複数の映像フレームを含み、複数の映像フレームは、提示のために動的映像を形成する。
【0044】
ステップ406:i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生し、iは正の整数であり、iは1以上である。
【0045】
本明細書において、提示のための動的映像のための複数の映像フレームのロードが完了した後、静的提示モードが動的提示モードへ切り換えられる。この場合、画像は実際には映像であることが理解され得る。第1の映像が再生される。
【0046】
ステップ407:i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0047】
本明細書において、第1の映像の再生が終了したことが検出された後、第2の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第2の映像が、シームレスな切換によって再生される。端末における映像間のシームレスな切換のフロントエンド処理技術が、第1の映像と第2の映像との間でどのようにして実施されるのかが、後続する実施形態において記述される。本明細書では、詳細は記述されない。
【0048】
ステップ408:(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0049】
本明細書において、第2の映像の再生が終了したことが検出された後、インタラクションスクリーン(図5では、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーン)が、模擬によって生成される。インタラクションスクリーンは、第3の映像を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)を含み、タッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)に対して実行される第1の操作への応答がなされ、第3の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第3の映像が、再生のために切り換えられる。
【0050】
前述した特定のシナリオおよび特定の映像ページ提示は、例としてのみ使用される。この実施形態は、これら特定のシナリオおよびページ提示に限定されない。この実施形態では、第1の映像と第2の映像との間のシームレスな切換が、複数の映像のスムーズな連続再生を可能にし、模擬されたインタラクションスクリーンおよびタッチインタラクションオブジェクトが、複数の映像間の切換を実施するために、第2の映像と第3の映像との間の切換処理に導入される。処理全体において、情報は、多様化された方式で情報を提示すること、情報のステータス変更、複数の情報間の切換、および情報間のインタラクションのような一連の技術的手段を使用することによって迅速に共有および広範に拡散され得る。
【0051】
第3の実施形態
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図8に図示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
【0052】
ステップ501:ピアユーザによってローカルユーザへ送信された情報アドレスリンクを受信し、情報アドレスリンクは、第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムのリンクアドレス情報である。
【0053】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。ユーザは、友達によって推奨されたニュースアドレスリンクを使用することによって、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスするか、または、図9または図10に図示されるように、WeChat Momentにおける情報リンクを使用することによって、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスする。
【0054】
ステップ502:情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、情報アドレスリンクに従って、指定された情報アイテムへジャンプし、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスし、M個のマルチメディア情報をプリロードし、Mは正の整数であり、Mは2以上であり、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置する。
【0055】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用され、ここで、ニュースアプリケーションは、ニュース見出しおよび注目の話題のような複数のニュースアイテムを含む。ニュースアプリケーションの特定のニュースアイテムに対応するニュース表示ページがアクセスされる。図3に図示されるように、ニュース表示ページにおける情報は、静的テキストに加えて動的映像によってニュース表示ページ上に提示される(映像のロードが完了する前に、静的画像がニュース表示ページに表示され、映像のロードが完了した後、再生中に、映像が最初の「静的画像」から「動的映像」へ切り換えられ、静的画像は、ロードが完了する前に表示ステータスを示し、動的映像は、ロードが完了した後に表示ステータスを示す)。ニュース表示ページは、ニュースコンテンツのものであり、第1のボックスa1に図示されたテキスト情報(これは、ステップ503に記述された第1の情報の特定の例として使用され、静的テキストである)を含み、さらに、ニュースコンテンツのものであり、第2のボックスa2に図示された映像情報(これは、ステップ503に記述された第2の情報の特定の例として使用され、動的映像である)を含む。本発明のこの実施形態の実際のアプリケーションの間に、第1のボックスa1および第2のボックスa2は存在しない。明瞭な記述のみのために、これら2つのボックスは、同じニュースページ上に提示された異なる情報タイプを示し、区別するために提供される。
【0056】
たとえば、情報共有要件に従って、3つの映像が設定され、プリロードされ得る。第1の映像は、図3における第2のボックスa2によって識別される位置における映像情報であり得、特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別される位置におけるテキスト情報を説明する。第2の映像は、図4において図示され得る。第2の映像は、少なくとも第1の映像フレーム201、第2の映像フレーム202、第3の映像フレーム203、および第4の映像フレーム204を含む。以下のコンテンツは、映像フレームを含む第2の映像を使用することによって表現されるべきである。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報を説明するとき、シナリオが動的に提示され、ここでは、「ブラザーB」が、「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を取り去るためにこのページにジャンプし、ユーザに対して、指定された情報コンテンツと、この情報コンテンツと「偽ニュース」との関係とを、情報交換のようなインタラクティブな手法で彼と共有するように促す。第3の映像を再生することは、図5に図示されるように、模擬によって生成され、第3の映像を有効にするために使用されるインタラクションスクリーン301にあるタッチインタラクションオブジェクト302を使用することによってトリガされ得る。第3の映像は、図6に図示され得る。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、まず、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーンでユーザとインタラクトし、彼が軍隊に入隊等するのではなく、ゲームアプリケーションであるWe Fireを使用する予定であることを明確にするために、受話ボタンを使用することによって、第3の映像を開始した後、少なくとも第1の映像フレーム301および第2の映像フレーム302を含む第3の映像における「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を説明し続ける。
【0057】
ステップ503:第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示する。第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である。
【0058】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。第1の情報は、たとえば、図3における第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報、たとえば、「ブラザーBは軍隊に入隊する予定である」という1個のニュースコンテンツである。第2の情報は、たとえば、静的に提示される情報のタイプから、図3における第2のボックスa2によって識別される位置において動的に提示される情報のタイプへ変化し得る「ブラザーBは彼が軍隊に入隊する予定であるか否かを個人的に説明する」という映像情報である。
【0059】
本明細書において、情報共有要件に従って3つの映像が設定されプリロードされる例がやはり使用される。3つの映像は、指定された位置(指定された記憶エリア)、たとえば、モバイル電話のメモリまたはストレージカードに記憶され得、映像情報が識別され得、第1の映像、第2の映像、および第3の映像が正しく抽出され得るならば、順に、または、別の記憶方式で記憶され得る。
【0060】
ステップ504:i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出する。i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスは、静的提示モードである。
【0061】
本明細書において、初期ロード中であって、ロードが完了していない場合、第1の映像は、静的提示モードにあり、画像であるように見える。第1の映像は、第1の映像における静的画像のフレームによって形成されるとも言える。映像は、複数の映像フレームを含み、複数の映像フレームは、提示のために動的映像を形成する。
【0062】
ステップ505:i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生し、iは正の整数であり、iは1以上である。
【0063】
本明細書において、提示のための動的映像のための複数の映像フレームのロードが完了した後、静的提示モードが、動的提示モードへ切り換えられる。この場合、画像は実際には映像であることが理解され得る。第1の映像が再生される。
【0064】
ステップ506:i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0065】
本明細書において、第1の映像の再生が終了したことが検出された後、第2の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第2の映像が、シームレスな切換によって再生される。端末における映像間のシームレスな切換のフロントエンド処理技術が、第1の映像と第2の映像との間でどのようにして実施されるのかが、後続する実施形態において記述される。ここでは、詳細は記述されない。
【0066】
ステップ507:(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0067】
本明細書において、第2の映像の再生が終了したことが検出された後、インタラクションスクリーン(図5では、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーン)が、模擬によって生成される。インタラクションスクリーンは、第3の映像を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)を含み、タッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)に対して実行される第1の操作への応答がなされ、第3の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第3の映像が、再生のために切り換えられる。
【0068】
前述した特定のシナリオおよび特定の映像ページ提示は、例としてのみ使用される。この実施形態は、これら特定のシナリオおよびページ提示に限定されない。この実施形態では、第1の映像と第2の映像との間のシームレスな切換が、複数の映像のスムーズな連続再生を可能にし、模擬されたインタラクションスクリーンおよびタッチインタラクションオブジェクトが、複数の映像間の切換を実施するために、第2の映像と第3の映像との間の切換処理に導入される。処理全体において、情報は、多様化された方式で情報を提示すること、情報のステータス変更、複数の情報間の切換、および情報間のインタラクションのような一連の技術的手段を使用することによって迅速に共有および広範に拡散され得る。
【0069】
第4の実施形態
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。図11に図示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
【0070】
ステップ601:ピアユーザによってローカルユーザへ送信された識別コード情報をスキャンする。
【0071】
ステップ602:スキャンが完了した後、識別コード情報を解析して情報アドレスリンクを取得し、情報アドレスリンクは、第1のアプリケーションによって指定された情報アイテムのリンクアドレス情報である。
【0072】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。ユーザは、PC端末等において、クイック応答コードをスキャンすることによって、スクリーンへアクセスし得る。図12は、PC端末上におけるクイック応答コードをスキャンするページを図示する。
【0073】
ステップ603:情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、情報アドレスリンクに従って、指定された情報アイテムへジャンプし、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスし、M個のマルチメディア情報をプリロードし、Mは正の整数であり、Mは2以上であり、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置する。
【0074】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用され、ここで、ニュースアプリケーションは、ニュース見出しおよび注目の話題のような複数のニュースアイテムを含む。ニュースアプリケーションの特定のニュースアイテムに対応するニュース表示ページがアクセスされる。図3に図示されるように、ニュース表示ページにおける情報は、静的テキストに加えて動的映像によってニュース表示ページ上に提示される(映像のロードが完了する前に、静的画像がニュース表示ページに表示され、映像のロードが完了した後、再生中に、映像が最初の「静的画像」から「動的映像」へ切り換えられ、静的画像は、ロードが完了する前に表示ステータスを示し、動的映像は、ロードが完了した後に表示ステータスを示す)。ニュース表示ページは、ニュースコンテンツのものであり、第1のボックスa1に図示されたテキスト情報(これは、ステップ604に記述された第1の情報の特定の例として使用され、静的テキストである)を含み、さらに、ニュースコンテンツのものであり、第2のボックスa2に図示された映像情報(これは、ステップ604に記述された第2の情報の特定の例として使用され、動的映像である)を含む。本発明のこの実施形態の実際のアプリケーションの間に、第1のボックスa1および第2のボックスa2は存在しない。明瞭な記述のみのために、これら2つのボックスは、同じニュースページ上に提示された異なる情報タイプを示し、区別するために提供される。
【0075】
たとえば、情報共有要件に従って、3つの映像が設定され、プリロードされ得る。第1の映像は、図3における第2のボックスa2によって識別される位置における映像情報であり得、特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別される位置におけるテキスト情報を説明する。第2の映像は、図4において図示され得る。第2の映像は、少なくとも第1の映像フレーム201、第2の映像フレーム202、第3の映像フレーム203、および第4の映像フレーム204を含む。以下のコンテンツは、映像フレームを含む第2の映像を使用することによって表現されるべきである。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報を説明するとき、シナリオが動的に提示され、ここでは、「ブラザーB」が、「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を取り去るためにこのページにジャンプし、ユーザに対して、指定された情報コンテンツと、この情報コンテンツと「偽ニュース」との関係とを、情報交換のようなインタラクティブな手法で彼と共有するように促す。第3の映像を再生することは、図5に図示されるように、模擬によって生成され、第3の映像を有効にするために使用されるインタラクションスクリーン301にあるタッチインタラクションオブジェクト302を使用することによってトリガされ得る。第3の映像は、図6に図示され得る。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、まず、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーンでユーザとインタラクトし、彼が軍隊に入隊等するのではなく、ゲームアプリケーションであるWe Fireを使用する予定であることを明確にするために、受話ボタンを使用することによって、第3の映像を開始した後、少なくとも第1の映像フレーム301および第2の映像フレーム302を含む第3の映像における「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を説明し続ける。
【0076】
ステップ604:第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示する。第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である。
【0077】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。第1の情報は、たとえば、図3における第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報、たとえば、「ブラザーBは軍隊に入隊する予定である」という1個のニュースコンテンツである。第2の情報は、たとえば、静的に提示される情報のタイプから、図3における第2のボックスa2によって識別される位置において動的に提示される情報のタイプへ変化し得る「ブラザーBは彼が軍隊に入隊する予定であるか否かを個人的に説明する」という映像情報である。
【0078】
本明細書において、情報共有要件に従って3つの映像が設定されプリロードされる例がやはり使用される。3つの映像は、指定された位置(指定された記憶エリア)、たとえば、モバイル電話のメモリまたはストレージカードに記憶され得、映像情報が識別され得、第1の映像、第2の映像、および第3の映像が正しく抽出され得るならば、順に、または、別の記憶方式で記憶され得る。
【0079】
ステップ605:i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出する。i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスは、静的提示モードである。
【0080】
本明細書において、初期ロード中であって、ロードが完了していない場合、第1の映像は、静的提示モードにあり、画像であるように見える。第1の映像は、第1の映像における静的画像のフレームによって形成されるとも言える。映像は、複数の映像フレームを含み、複数の映像フレームは、提示のために動的映像を形成する。
【0081】
ステップ606:i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生し、iは正の整数であり、iは1以上である。
【0082】
本明細書において、提示のための動的映像のための複数の映像フレームのロードが完了した後、静的提示モードが、動的提示モードへ切り換えられる。この場合、画像は実際には映像であることが理解され得る。第1の映像が再生される。
【0083】
ステップ607:i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0084】
本明細書において、第1の映像の再生が終了したことが検出された後、第2の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第2の映像が、シームレスな切換によって再生される。端末における映像間のシームレスな切換のフロントエンド処理技術が、第1の映像と第2の映像との間でどのようにして実施されるのかが、後続する実施形態において記述される。ここでは、詳細は記述されない。
【0085】
ステップ608:(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成し、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換える。
【0086】
本明細書において、第2の映像の再生が終了したことが検出された後、インタラクションスクリーン(図5では、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーン)が、模擬によって生成される。インタラクションスクリーンは、第3の映像を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)を含み、タッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)に対して実行される第1の操作への応答がなされ、第3の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第3の映像が、再生のために切り換えられる。
【0087】
前述した特定のシナリオおよび特定の映像ページ提示は、例としてのみ使用される。この実施形態は、これら特定のシナリオおよびページ提示に限定されない。この実施形態では、第1の映像と第2の映像との間のシームレスな切換が、複数の映像のスムーズな連続再生を可能にし、模擬されたインタラクションスクリーンおよびタッチインタラクションオブジェクトが、複数の映像間の切換を実施するために、第2の映像と第3の映像との間の切換処理に導入される。処理全体において、情報は、多様化された方式で情報を提示すること、情報のステータス変更、複数の情報間の切換、および情報間のインタラクションのような一連の技術的手段を使用することによって迅速に共有および広範に拡散され得る。
【0088】
第5の実施形態
本発明のこの実施形態は、情報処理方法を提供する。第1の実施形態から第4の実施形態に基づいて、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップは、端末のシステム設定情報を取得し、システム設定情報に従って、端末が第1のオペレーティングシステムを使用するか否かを検出するステップと、端末が第1のオペレーティングシステムを使用する場合、第1のポリシに従って、再生のために、i番目のマルチメディア情報から、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるステップと、使用しない場合、第2のポリシに従って、再生のために、i番目のマルチメディア情報から、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるステップと、を含む。
【0089】
本発明のこの実施形態の特定のアプリケーションにおいて、第1のオペレーティングシステムは、iOS(登録商標)システムであり得、非第1のオペレーティングシステムは、たとえば、Android(登録商標)システムのような第2のオペレーティングシステムであり得る。2つの異なるシステムは、異なる実施に対応する。すなわち、前述した実施形態において記述された「端末における映像間のシームレスな切換のフロントエンド処理技術が、第1の映像と第2の映像との間でどのようにして実施されるのか」である。詳細は以下に具体的に記述される。
【0090】
端末における映像間のシームレスな切換のフロントエンド処理技術が、第1の映像と第2の映像との間でどのようにして実施されるのかについて、この技術は、2つの映像間の切換に限定されず、複数の映像間の切換の技術であり得る。すなわち、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップは、端末のシステム設定情報を取得し、システム設定情報に従って、端末が第1のオペレーティングシステムを使用するか否かを検出するステップと、端末が第1のオペレーティングシステムを使用する場合、第1のポリシに従って、再生のために、i番目のマルチメディア情報から、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるステップと、使用しない場合、第2のポリシに従って、再生のために、i番目のマルチメディア情報から、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるステップとを含む。
【0091】
具体的に、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタし、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップは、終了イベントを使用することによって、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタするステップと、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、終了イベントへ応答し、(i+1)番目のマルチメディア情報の再生の命令を送信するステップと、ロードされた(i+1)番目のマルチメディア情報へ再び切り換えるステップと、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップとを含む。
【0092】
iOSシステムおよびAndroidシステムのための処理は異なるので、i番目のマルチメディア情報と、(i+1)番目のマルチメディア情報との間のシームレスな切換および再生を実施するために、異なるポリシが使用される必要がある。
【0093】
具体的に、iOSシステムシナリオにおいて、i番目のマルチメディア情報は、第1のポリシに従って、再生のために、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えられ、これは具体的には、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタするステップと、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップとを含む。
【0094】
モニタ処理は具体的にどのようにして実施されるのか?例は以下の通りであり得る。
【0095】
i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタし、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップは、終了イベントを使用することによって、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタするステップと、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、終了イベントへ応答し、(i+1)番目のマルチメディア情報の再生の命令を送信するステップと、ロードされた(i+1)番目のマルチメディア情報へ再び切り換えるステップと、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップとを含む。
【0096】
具体的に、Androidシステムシナリオでは、i番目のマルチメディア情報は、第2のポリシに従って、再生のために、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えられ、これは具体的には、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報のための再生記録が存在するか否かを検出し、再生記録が存在する場合、(i+1)番目のマルチメディア情報を一時停止するステップと、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタするステップと、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報の開始再生位置へ巻き戻すために、再生記録をクリアし、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップとを含む。
【0097】
再生記録は具体的にどのようにして検出されるのか?例は以下の通りであり得る。
【0098】
(i+1)番目のマルチメディア情報のための再生記録が存在するか否かを検出し、再生記録が存在する場合、(i+1)番目のマルチメディア情報を一時停止するステップは、(i+1)番目のマルチメディア情報のための再生記録が存在するか否かを、時間更新イベントを使用することによって検出するステップと、(i+1)番目のマルチメディア情報の現在の再生時間が、0よりも大きいことが、検出によって学習された場合、(i+1)番目のマルチメディア情報のための再生記録が存在することが検出され、(i+1)番目のマルチメディア情報を一時停止するステップと、(i+1)番目のマルチメディア情報の現在の一時停止位置を、再生記録の終了位置として記録するステップとを含む。
【0099】
モニタ処理は具体的にどのようにして実施されるのか?例は以下の通りであり得る。
【0100】
i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタするステップと、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報の開始再生位置へ巻き戻すために、再生記録をクリアし、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるステップとは、終了イベントを使用することによって、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタするステップと、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、終了イベントへ応答し、(i+1)番目のマルチメディア情報の再生の命令を送信するステップと、一時停止された(i+1)番目のマルチメディア情報へ再び切り換えるステップと、再生記録の終了位置をクリアするステップと、(i+1)番目のマルチメディア情報の再生に切り換えるために、(i+1)番目のマルチメディア情報の開始再生位置へ巻き戻すステップとを含む。
【0101】
結論として、複数の映像間のシームレスな切換および複数の映像の再生は、異なる処理によって実施され得る。2つの映像が例として使用される。たとえば、iOSシステムでは、ページがアクセスされた後、2つの映像が、何らトリガ条件なく、ダイレクトにプリロードされ得る。ロードが完了し、第1の映像の再生が終了した後、第2の映像が連続的に再生され得る。一方、Androidシステムでは、ページがアクセスされた後、ニュースページにおける特定の高さまでスクロールアップまたはダウンすることのようなトリガ条件を使用することによって、または、別のタッチまたはスライド操作によるトリガによって、2つの映像がプリロードされ得る。2つの映像がロードされている場合、第2の映像は、短期間、再生され、その後、一時停止され、保存される必要がある。このようにして、第1の映像の再生が終了した後、第2の映像が再生され得る。この場合、第2の映像は、第2の映像が一時停止された位置から、最初の再生位置へ巻き戻され、その後、再生される。Androidシステムは、iOSシステムとは異なるので、開始時にたとえ2つの映像の両方がロードされても、これら映像のうちの1つが再生されていない場合、第1の映像の再生が終了した後、第2の映像は、自動的に再生されることはできず、手動による介在は必要である。しかしながら、本開示では、手動による介在は必要とされず、この実施形態の処理全体は、自動切換操作によって実施される。
【0102】
第6の実施形態
本発明のこの実施形態は、端末を提供する。図13に図示されるように、端末は、以下を含む。
【0103】
端末は、第1のアプリケーションへの入口を有効にすることによって、第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンがアクセスされた後、M個のマルチメディア情報をプリロードし、Mは正の整数であり、Mは2以上であり、M個のロードされたマルチメディア情報を、指定された記憶エリアに順に配置するように構成されたプリロードユニット11を含む。
【0104】
端末は、第1の情報および第2の情報をユーザスクリーンに表示するように構成された表示ユニット12であって、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報である、表示ユニット12を含む。
【0105】
端末は、i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることを検出するように構成された第1の検出ユニット13であって、i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードである、第1の検出ユニット13を含む。
【0106】
端末は、i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスを、動的提示モードへ切り換え、i番目のマルチメディア情報を再生するように構成された第2の検出ユニット14であって、iは正の整数であり、iは1以上である、第2の検出ユニット14を含む。
【0107】
端末は、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成された再生切換ユニット15を含む。
【0108】
端末は、(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンを生成するように構成されたインタラクションユニット16であって、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行された第1の操作へ応答し、指定された記憶エリアから、(i+2)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+2)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成されたインタラクションユニット16を含む。
【0109】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用され、ここで、ニュースアプリケーションは、ニュース見出しおよび注目の話題のような複数のニュースアイテムを含む。ニュースアプリケーションの特定のニュースアイテムに対応するニュース表示ページがアクセスされる。図3に図示されるように、ニュース表示ページにおける情報は、静的テキストに加えて動的映像によってニュース表示ページ上に提示される(映像のロードが完了する前に、静的画像がニュース表示ページに表示され、映像のロードが完了した後、再生中に、映像が最初の「静的画像」から「動的映像」へ切り換えられ、静的画像は、ロードが完了する前に表示ステータスを示し、動的映像は、ロードが完了した後に表示ステータスを示す)。ニュース表示ページは、ニュースコンテンツのものであり、第1のボックスa1に図示されたテキスト情報(これは、ステップ102に記述された第1の情報の特定の例として使用され、静的テキストである)を含み、さらに、ニュースコンテンツのものであり、第2のボックスa2に図示された映像情報(これは、ステップ102に記述された第2の情報の特定の例として使用され、動的映像である)を含む。本発明のこの実施形態の実際のアプリケーションの間に、第1のボックスa1および第2のボックスa2は存在しない。明瞭な記述のみのために、これら2つのボックスは、同じニュースページ上に提示された異なる情報タイプを示し、区別するために提供される。
【0110】
たとえば、情報共有要件に従って、3つの映像が設定され、プリロードされ得る。第1の映像は、図3における第2のボックスa2によって識別される位置における映像情報であり得、特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別される位置におけるテキスト情報を説明する。第2の映像は、図4において図示され得る。第2の映像は、少なくとも第1の映像フレーム201、第2の映像フレーム202、第3の映像フレーム203、および第4の映像フレーム204を含む。以下のコンテンツは、映像フレームを含む第2の映像を使用することによって表現されるべきである。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報を説明するとき、シナリオが動的に提示され、ここでは、「ブラザーB」が、「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を取り去るためにこのページにジャンプし、ユーザに対して、指定された情報コンテンツと、この情報コンテンツと「偽ニュース」との関係とを、情報交換のようなインタラクティブな手法で彼と共有するように促す。第3の映像を再生することは、図5に図示されるように、模擬によって生成され、第3の映像を有効にするために使用されるインタラクションスクリーン301にあるタッチインタラクションオブジェクト302を使用することによってトリガされ得る。第3の映像は、図6に図示され得る。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、まず、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーンでユーザとインタラクトし、彼が軍隊に入隊等するのではなく、ゲームアプリケーションであるWe Fireを使用する予定であることを明確にするために、受話ボタンを使用することによって、第3の映像を開始した後、少なくとも第1の映像フレーム301および第2の映像フレーム302を含む第3の映像における「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を説明し続ける。
【0111】
本明細書において、第1のアプリケーションがニュースアプリケーションである例が使用される。第1の情報は、たとえば、図3における第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報、たとえば、「ブラザーBは軍隊に入隊する予定である」という1個のニュースコンテンツである。第2の情報は、たとえば、静的に提示される情報のタイプから、図3における第2のボックスa2によって識別される位置において動的に提示される情報のタイプへ変化し得る「ブラザーBは彼が軍隊に入隊する予定であるか否かを個人的に説明する」という映像情報である。
【0112】
本明細書において、情報共有要件に従って3つの映像が設定されプリロードされる例がやはり使用される。3つの映像は、指定された位置(指定された記憶エリア)、たとえば、モバイル電話のメモリまたはストレージカードに記憶され得、映像情報が識別され得、第1の映像、第2の映像、および第3の映像が正しく抽出され得るならば、順に、または、別の記憶方式で記憶され得る。
【0113】
本明細書において、初期ロード中であって、ロードが完了していない場合、第1の映像は、静的提示モードにあり、画像であるように見える。第1の映像は、第1の映像における静的画像のフレームによって形成されるとも言える。映像は、複数の映像フレームを含み、複数の映像フレームは、提示のために動的映像を形成する。
【0114】
本明細書において、提示のための動的映像のための複数の映像フレームのロードが完了した後、静的提示モードが、動的提示モードへ切り換えられる。この場合、画像は実際には映像であることが理解され得る。第1の映像が再生される。
【0115】
本明細書において、第1の映像の再生が終了したことが検出された後、第2の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第2の映像が、シームレスな切換によって再生される。端末における映像間のシームレスな切換のフロントエンド処理技術が、第1の映像と第2の映像との間でどのようにして実施されるのかが、後続する実施形態において記述される。ここでは、詳細は記述されない。
【0116】
本明細書において、第2の映像の再生が終了したことが検出された後、インタラクションスクリーン(図5では、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーン)が、模擬によって生成される。インタラクションスクリーンは、第3の映像を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)を含み、タッチインタラクションオブジェクト(たとえば、図5における受話ボタン)に対して実行される第1の操作への応答がなされ、第3の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第3の映像が、再生のために切り換えられる。
【0117】
前述した特定のシナリオおよび特定の映像ページ提示は、例としてのみ使用される。この実施形態は、これら特定のシナリオおよびページ提示に限定されない。この実施形態では、第1の映像と第2の映像との間のシームレスな切換が、複数の映像のスムーズな連続再生を可能にし、模擬されたインタラクションスクリーンおよびタッチインタラクションオブジェクトが、複数の映像間の切換を実施するために、第2の映像と第3の映像との間の切換処理に導入される。処理全体において、情報は、多様化された方式で情報を提示すること、情報のステータス変更、複数の情報間の切換、および情報間のインタラクションのような一連の技術的手段を使用することによって迅速に共有および広範に拡散され得る。
【0118】
第7の実施形態
本発明のこの実施形態は、端末を提供する。第6の実施形態に基づいて、端末はさらに、第1のアプリケーションを有効にし、第1のアプリケーションのユーザスクリーンへアクセスするための、第1の操作を受け取り、第1のアプリケーションのユーザスクリーンに、複数の情報アイテムを表示し、情報キーワードに従って、複数の情報アイテムにおいて、指定された情報アイテムを発見し、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスするように構成された第1の処理ユニットを含む。
【0119】
第8の実施形態
本発明のこの実施形態は、端末を提供する。第6の実施形態に基づいて、端末はさらに、ピアユーザによってローカルユーザへ送信された情報アドレスリンクを受信し、情報アドレスリンクは、第1のアプリケーションにおいて指定された情報アイテムのリンクアドレス情報であり、情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、情報アドレスリンクに従って、指定された情報アイテムへジャンプし、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスするように構成された第1の処理ユニットを含む。
【0120】
第9の実施形態
本発明のこの実施形態は、端末を提供する。第6の実施形態に基づいて、端末はさらに、ピアユーザによってローカルユーザへ送信された識別コード情報をスキャンし、スキャンが完了した後、識別コード情報を解析して情報アドレスリンクを取得し、情報アドレスリンクは、第1のアプリケーションによって指定された情報アイテムのリンクアドレス情報であり、情報アドレスリンクに対して実行されるべきタッチ操作を開始し、情報アドレスリンクに従って、指定された情報アイテムへジャンプし、指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンへアクセスするように構成された第1の処理ユニットを含む。
【0121】
第6の実施形態から第9の実施形態に基づいて、本発明の実施形態の端末に従って、再生切換ユニットはさらに、端末のシステム設定情報を取得し、システム設定情報に従って、端末が第1のオペレーティングシステムを使用するか否かを検出し、端末が、第1のオペレーティングシステムを使用する場合、第1のポリシに従って、再生のために、i番目のマルチメディア情報から、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換え、使用しない場合、第2のポリシに従って、再生のために、i番目のマルチメディア情報から、(i+1)番目のマルチメディア情報へ切り換えるように構成される。
【0122】
第6の実施形態から第9の実施形態に基づいて、本発明の実施形態の端末に従って、再生切換ユニットはさらに、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタし、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成される。
【0123】
第6の実施形態から第9の実施形態に基づいて、本発明の実施形態の端末に従って、再生切換ユニットはさらに、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報のための再生記録が存在するか否かを検出し、再生記録が存在する場合、(i+1)番目のマルチメディア情報を一時停止し、i番目のマルチメディア情報の再生進捗をモニタし、i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、指定された記憶エリアから、(i+1)番目のマルチメディア情報を順に抽出し、(i+1)番目のマルチメディア情報の開始再生位置へ巻き戻すために、再生記録をクリアし、(i+1)番目のマルチメディア情報を再生することに切り換えるように構成される。
【0124】
第10の実施形態
本明細書では、前述した端末は、PCのような電子デバイスであり得るか、または、PAD、タブレットコンピュータ、もしくはハンドヘルドコンピュータのようなポータブル電子デバイスであり得るか、または、モバイル電話のようなインテリジェントモバイル端末であり得、それらに限定されないことに留意すべきである。サーバは、クラスタシステムを使用することによって形成され得、ユニットの機能を実施するために統合または個別に配置された電子デバイスである。端末およびサーバはおのおの、少なくとも、データを記憶するためのデータベースと、データ処理のためのプロセッサとを含むか、または、サーバに配置された記憶媒体、または、独立して配置された記憶媒体を含む。
【0125】
処理を実行するとき、データ処理のためのプロセッサは、マイクロプロセッサ、中央処理ユニット(CPU, Central Processing Unit)、デジタル信号プロセッサ(DSP, Digital Signal Processor)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA, Field-Programmable Gate Array)を使用することによって実施され得る。記憶媒体は、操作命令を含む。操作命令は、コンピュータ実行可能なコードであり得、本発明の実施形態における情報処理方法の処理のステップは、操作命令を使用することによって実行される。
【0126】
端末、または、ハードウェアエンティティS11としてのサーバの例が、図14に図示される。装置は、プロセッサ31、記憶媒体32、および少なくとも1つの外部通信インターフェース33を含む。プロセッサ31、記憶媒体32、および外部通信インターフェース33は、バス34を使用することによって接続される。
【0127】
端末に関する記述は、方法に関する記述と類似しており、有用な効果も類似していることに留意すべきである。詳細は再度記述されない。本発明のこの端末の実施形態に開示されていない技術的詳細について、本発明の方法の実施形態の記述を参照されたい。
【0128】
本発明の実施形態はさらに、コンピュータ実行可能な命令を記憶するコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ実行可能な命令は、本発明の実施形態における情報処理方法を実行するように構成される。
【0129】
本発明の実施形態は、実際のアプリケーションシナリオの例を使用することによって、以下のように記述される。
【0130】
本発明の実施形態は、H5アニメーションのインタラクションシナリオへ適用される。3つの映像が情報共有要件に従って設定され、プリインストールされ得る。すなわち、ニュースアプリケーションにおいて指定された情報アイテムに対応するユーザスクリーンが、ニュースアプリケーションへの入口を有効にすることによってアクセスされた後、3つの映像がプリロードされ、ロードされた3つの映像は、指定された記憶エリアに順に配置される。第1の情報および第2の情報が、ユーザスクリーンに表示され、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出された第1の映像である。第1の映像がロード処理過程にあることが検出される。ここでは、第1の映像に対応する初期ステータスは、静的提示モードである。第1の映像のロードが完了したことが検出された後、第1の映像に対応するステータスが、動的提示モードへ切り換えられ、第1の映像が再生され、iは正の整数であり、iは1以上である。第1の映像の再生が終了したことが検出された後、第2の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第2の映像が、再生のために切り換えられる。第2の映像の再生が終了したことが検出された後、インタラクションスクリーンが、模擬によって生成される。ここで、インタラクションスクリーンは、第3のビデオを有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行される第1の操作への応答がなされ、第3の映像が、指定された記憶エリアから順に抽出され、第3の映像が、再生のために切り換えられる。
【0131】
たとえば、第1の映像は、図3における第2のボックスa2によって識別される位置における映像情報であり得、特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別される位置におけるテキスト情報を説明する。第2の映像が、図4に図示され得る。第2の映像は、少なくとも第1の映像フレーム201、第2の映像フレーム202、第3の映像フレーム203、および第4の映像フレーム204を含む。以下のコンテンツは、映像フレームを含む第2の映像を使用することによって表現されるべきである。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報を説明するとき、シナリオが動的に提示され、ここでは、「ブラザーB」が、「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を取り去るためにこのページにジャンプし、ユーザに対して、指定された情報コンテンツと、この情報コンテンツと「偽ニュース」との関係とを、情報交換のようなインタラクティブな手法で彼と共有するように促す。第3の映像を再生することは、図5に図示されるように、模擬によって生成され、第3の映像を有効にするために使用されるインタラクションスクリーン301にあるタッチインタラクションオブジェクト302を使用することによってトリガされ得る。第3の映像が、図6に図示され得る。特定のシナリオにおける、たとえば「ブラザーB」のような指定されたキャラクタが、まず、WeChatにおいてそれを模擬するチャットスクリーンでユーザとインタラクトし、彼が軍隊に入隊等するのではなく、ゲームアプリケーションであるWe Fireを使用する予定であることを明確にするために、受話ボタンを使用することによって、第3の映像を開始した後、少なくとも第1の映像フレーム301および第2の映像フレーム302を含む第3の映像における「偽ニュース」(第1のボックスa1によって識別された位置におけるテキスト情報)を説明し続ける。これら映像を統合する例は、図15における情報提示結果によって図示される。
【0132】
H5は、動的インタラクションを提示するための形式であり、リッチなメディア情報が、提示のために伝送され得る。インタラクティブな操作が、動的情報提示によってユーザとともに実行され得る。現在のH5提示形式は、G-センサを使用することによって360度の視野角の提示形式、デュアルモバイル電話インタラクションの提示形式、通常のマルチチョイス提示形式、留守番電話形式、WeChat模擬提示形式等を含む。しかしながら、これらは、情報の提示のみのためである。H5シナリオに適用される本発明の実施形態において、情報および映像を結合し(すなわち、2つの提示形式が1つのH5シナリオに存在する)、連続再生をトリガするインタラクション形式が使用される。現在、対応するH5はそれをすることができない。このシナリオでは、フラッシュファイルも再生され得、H5技術のインタラクティブな経験を実現する。
【0133】
H5シナリオへ適用される本発明の実施形態において実行されるインタラクティブな操作は、モバイル電話端末およびPC端末における解決策の2つのセットを含む。PC端末が、使用するために、モバイル電話端末よりも便利ではなく、PC端末のインタラクション効果が、モバイル電話端末のインタラクション効果よりも貧弱であることを考慮して、モバイル電話端末の使用が、具体的に記述される。PC端末が実施のために使用される場合、類似の実施原理が使用され得、詳細は再度記述されない。モバイル電話端末のために、PC端末が結合されると、PC端末は、入口として使用され得る。たとえば、モバイル電話端末は、(図12に図示されるように)モバイル電話端末におけるページにアクセスできるように、PC端末上におけるクイック応答コードをスキャンする。H5シナリオへ適用される本発明の実施形態において実行されるインタラクティブな操作は、モバイル電話端末側で実行される。ニュースアイテム「ブラザーBは軍隊に入隊する予定である」というH5は、たとえば、図15に図示されるように、5つの部分へ分割され、多様化された方式およびシームレスな映像切換において情報が提示される5つのユーザスクリーンが実施される。インタラクティブなセッションがさらに追加される。具体的には、(1)最初に、ニュース見出しにおけるニュースアイテムを使用することによって、本物に劣らない偽のニュースページがアクセスされる。これは、実際には、テキスト、MP4映像、および画像を含むH5ページである。「本物に劣らない偽のニュースページ」を生かすために、本文、コメント、および関連するニュースを含むテキストが使用される。中央にある「画像」は、(図16に図示されたように)写真であるように見え、実際には、ロードされている映像である。ブラウジング中、画像におけるアイドルが動き、ユーザへ話し、その後、スクリーンから消える。(2)アイドルは、ニュースページからジャンプし、(図4に図示されるように)画像を取り去る。図4におけるスクリーンは、H5全体のエッセンスを表示し、ユーザを驚かす。この技術は、実際には、映像がフルスクリーンモードで再生されると実施される。「ブラザーB」というキャラクタが、入り込み(スクリーンに入り込み)、話し、ユーザとインタラクトする。(3)次に、ビデオチャットのようなセッションが入力され、前の画像にシームレスに続く。ここで、「ブラザーB」というキャラクタは、ビデオチャットのためユーザを招く。具体的には、スクリーンは(H5ページを)表示し、ページは、WeChatのビデオチャットスクリーン、および、WeChatにおけるバックグランドミュージックさえも模擬する。「受話(answer)」ボタンは、(図5に図示されるように)映像再生のための開始キーである。(4)最後は、「ブラザーB」というキャラクタからの告白の映像であり、フルスクリーン映像でもある。「軍隊に入隊する」に関する説明が提供され、受話は、すなわち、彼は、スターキャプテン(ロゴ)としてWe Fireというゲームに参加するつもりであることを暴露する。この処理は、図6に図示される情報提示である。
【0134】
PC端末に関する簡潔な記述が、以下のように提供される。特定の実施詳細に関しては、モバイル電話端末の実施原理を参照されたい。
【0135】
ユーザが、PC端末における操作によって完了するために、H5シナリオにおける実施処理全体が、PC端末へ同時に出力され、それにより、閉ループを完了するために、マルチ端末経験を保証し、モバイル電話端末およびPC端末における一貫性のとれた経験を保証する。インタラクション中、図12に図示されるように、閉ループ技術を完了するために、図面に図示される最初の2ステップのみが、PC端末において実行され、他のステップは、モバイル電話において実行されることが理解され得る。
【0136】
この出願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されたデバイスおよび方法は、他の方式で実施され得ることが理解されるべきである。記述されたデバイスの実施形態は、単なる例である。たとえば、ユニット分割は、単なる論理的な機能分割であり、実際の実施では他の分割であり得る。たとえば、複数のユニットまたは構成要素が、別のシステムへ結合または統合され得るか、または、いくつかの特徴は、無視され得るか、または実行されないことがあり得る。それに加えて、示された、または、説明された相互カップリング、または、ダイレクトカップリング、または、構成要素間の通信接続は、いくつかのインターフェースを使用することによって実施され得る。間接的なカップリング、または、デバイスもしくはユニット間の通信接続は、電気、機械、または他の形態で実施され得る。
【0137】
個別の部分として記述されるユニットは、物理的に個別であってよく、または、物理的に個別でなくてもよい、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってよく、または、物理的なユニットでなくてもよい。すなわち、1つの位置に配置され得るか、または、複数のネットワークユニット上に分散され得る。これらユニットのうちのいくつかまたはすべては、実際のニーズに従って、実施形態の解決策の目的を達成するために選択され得る。
【0138】
それに加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットへ統合され得るか、または、これらユニットのおのおのは、物理的に単独で存在し得るか、または、2つ以上のユニットが、1つのユニットへ統合され得る。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実施され得るか、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実施され得る。
【0139】
当業者であれば、方法の実施形態におけるステップのいくつかまたはすべてが、関連するハードウェアに命令するプログラムによって実施され得ることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行されるとき、方法の実施形態におけるステップが実行される。記憶媒体は、ポータブル記憶デバイス、読取専用メモリ(ROM, Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM, Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクのようなプログラムコードを記憶することが可能な任意の媒体であり得る。
【0140】
あるいは、本開示における統合されたユニットが、ソフトウェア機能モジュールの形態で実施され、個別の製品として販売または使用される場合、統合されたユニットは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本発明の実施形態の技術的解決策は実質的に、または、従来技術に貢献する部分は、ソフトウェア製品の形態で実施され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(これは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等であり得る)に対して、本発明の実施形態に記述された方法のステップのすべてまたはいくつかを実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。記憶媒体は、ポータブル記憶デバイス、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクのようなプログラムコードを記憶することが可能な任意の媒体であり得る。
【0141】
前述した記述は、単に、本開示の特定の実施であり、本開示の保護範囲を限定することは意図されていない。本開示において開示された技術的範囲内で、当業者によって容易に理解される任意の変形または置換は、本開示の保護範囲内にあるものとする。したがって、本開示の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
【産業上の利用可能性】
【0142】
本発明の実施形態に従って、第1の情報および第2の情報は、ユーザスクリーンに表示され、第1の情報は、静的に提示されるタイプの情報であり、第2の情報は、指定された記憶エリアから順に抽出されたi番目のマルチメディア情報であり、i番目のマルチメディア情報がロード処理過程にあることが検出され、i番目のマルチメディア情報に対応する初期ステータスが、静的提示モードであり、i番目のマルチメディア情報のロードが完了したことが検出された後、i番目のマルチメディア情報に対応するステータスが、動的提示モードへ切り換えられ、i番目のマルチメディア情報が再生される。このようにして、多様化された方式で情報を提示できるように、静的情報タイプおよび動的情報タイプを含む複数の異なる情報タイプが、ユーザスクリーンに同時に提示され得る。i番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、(i+1)番目のマルチメディア情報が、指定された記憶エリアから順に抽出され、(i+1)番目のマルチメディア情報が、再生のために切り換えられる。この切換は、自動シームレス切換であり、この切換処理は、ユーザから手動による介在をまったく必要としない。したがって、再生は、よりスムーズであり、複数の映像間の再生インターバルはなく、ユーザは常に、情報提示結果を取得し、情報提示中、より情報共有に注目することができる。(i+1)番目のマルチメディア情報の再生が終了したことが検出された後、模擬によって、インタラクションスクリーンが生成され、インタラクションスクリーンは、(i+2)番目のマルチメディア情報を有効にするためのタッチインタラクションオブジェクトを含み、タッチインタラクションオブジェクトに対して実行される第1の操作への応答がなされ、(i+2)番目のマルチメディア情報が、指定された記憶エリアから順に抽出され、(i+2)番目のマルチメディア情報が、再生のために切り換えられる。すなわち、インタラクティブなセッションが追加される。したがって、情報提示中に、インタラクティブ性が提供され、それにより、ユーザと提示された情報との間の良好なインタラクティブ性を提供し、情報共有およびプロモーションを良好に促進する。
【符号の説明】
【0143】
11 プリロードユニット
12 表示ユニット
13 第1の検出ユニット
14 第2の検出ユニット
15 再生切換ユニット
16 インタラクションユニット
31 プロセッサ
32 記憶媒体
33 外部通信インターフェース
201 第1の映像フレーム
202 第2の映像フレーム
203 第3の映像フレーム
204 第4の映像フレーム
301 インタラクションスクリーン
302 タッチインタラクションオブジェクト
a1 第1のボックス
a2 第2のボックス
S11 ハードウェアエンティティ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16