特許第6471278号(P6471278)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6471278ペットボトル容器を利用したタスカル君3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6471278
(24)【登録日】2019年1月25日
(45)【発行日】2019年2月13日
(54)【発明の名称】ペットボトル容器を利用したタスカル君3
(51)【国際特許分類】
   B65D 1/02 20060101AFI20190204BHJP
   B65D 21/028 20060101ALI20190204BHJP
【FI】
   B65D1/02 231
   B65D1/02 221
   B65D21/028
【請求項の数】1
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2017-234652(P2017-234652)
(22)【出願日】2017年10月17日
【審査請求日】2017年12月15日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】594037866
【氏名又は名称】篠原 健二
(72)【発明者】
【氏名】篠原 健二
(72)【発明者】
【氏名】篠原 美津子
(72)【発明者】
【氏名】米澤 富美子
【審査官】 小川 悟史
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2009/150754(WO,A1)
【文献】 特開2006−290456(JP,A)
【文献】 特開2016−084173(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 1/02
B65D 21/028
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料水等を入れたペットボトル容器の外側面又は、容器底面に設けられた凹空間に、飲み口のキャップ(1)とフランジ部(7)が入り、前記凹空間に設けられた弾性部材(3)が、キャップ回転方向に延びる横主溝(16)、直線溝(17)、斜め構造溝(18)、キャップと密着することとなる側面接着部(15)とを、有することで、水滴逃がし機能を備えた、ペットボトル容器。
【発明の詳細な説明】
[容器発明の詳細な説明]
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットボトルのキャップの開閉と連結に関し、ペットボトルの底面部に凹凸状の縦リング状溝と縦リング状の複数を起点とする、脱着可能構造を設けたものである。特に、ペットボトルのキャップを簡単に開けることができる。また、嵩張る空になったペットボトルの連結処理及び保管に関する。
【背景技術】
【0002】
ペットボトルは、人が生活する上で欠かすことができない商品となっている。また、ペットボトルは、携帯に便利で、割れにくい材質で、液体が外に漏れにくい等の長所をもつため、冷蔵庫及び災害時とか運動や野外活動の際に携帯されることが多く、いつでも必要な水分を取ることができるが、ペットボトルのキャップは回転させて開ける必要があり、また使用者が病人や老人子供の場合とか、キャップに水滴が付いて要る場合、キャップを回転させる力に限りがあるため、使用者がキャップを開けられないとか、病室とか保管場所では嵩張る空になったペットボトルの処理及び保管方法とかの決解が求められている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の開閉方法では、開閉器具を用いていた為、不便を要していた。また、空になったペットボトルの散乱を防ぎ後片付け処理と場所を取らない、保管機能と縦積及び横積方向に連結し積重ね機能を備えると伴に、浸水津波時の避難脱出筏及び浮輪又はライフジャケットになる。
【0004】
上述の目的を達するために、ペットボトルの底面部に縦リング状溝と縦リング状を延ばした複数の凹凸面の空間内面の周方向に延びる主溝の外側面と該周方向主溝と交差する方向に延び、該周方向主溝に開口する横主溝と区画された凹凸部と、該横主溝における前記周方向主溝に開口する端部に設けた、該横主溝の容器本体底周方向に隣接する一方の前記凹凸部と、他方の前記凹凸部にの回転方向の傾斜よる、キャップとの連結と左右にねじる力方向に凹凸面がキャップ面と接着し、キャップの開閉機能と連結機能と、連結部の結露水の密着による噛み付き防止になると伴に、脱着可能構造に成り、弾性部材3.を構成する円周面方向の主溝16.直線溝17.斜め溝18.波形形状溝19.の構造を形成された、複数のペットボトルの連結と密閉保管機能を持つ、また円周方向に対して横主溝は、傾斜して延びる、前記凹凸部の一方のは、前記交差部における前記周方向主溝と前記横主溝との交差し、また前記他方の凹凸部は、前記一方の凹凸部と前記周方向主溝との間まで延設されている波形形状溝の凹凸面構造による、結露水の排水構造に成ると伴に、容器底のキャップが入る凹空間と、ペットボトルとキャップと接着して開ける機能と、本体とキャップの凹凸を利用した、ペットボトル同士の連結をすることで、自然災害時の緊急脱出及び水害避難時の救命筏及び浮き輪又は、ライフジャケットに成ることで、ペットボトルの管理保管と災害時の避難装備等に成る有効かつ装備を簡素化する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、請求項1、請求項2.の発明は、ペットボトル本体内底8に、キャップ1が入る凹凸空間に、容器本体の側面又は容器底及び側面外側部の凹空間内の円周面方向の断面の少なくとも一部が、直線である面と、主溝16.直線溝17.斜め溝18.波形形状溝19.を構成する、弾性部材3.であって、複数のペットボトルの連結と連結部の水滴逃がし機能を合わせた構造にする。また、縦リング状溝と縦リング状を延ばした複数の凹凸面の空間内面の周方向に延びる周方向の主溝外側面内は、該周方向主溝と交差する方向に延びた該周方向主溝に開口する横主溝と区画された凹凸部と、該横主溝における前記周方向主溝に開口する端部を構成し、円周面方向の主溝と直線溝及び波形溝を組み合わせる弾性部材3.構造を設け、更に凹凸面の接合が円周面方向の溝を直線溝又は斜め溝又は波形形状溝を組み合わせた、弾性部材3.構造と機能にする、第1 工程。
【0006】
また請求項1、請求項2、の本体容器底部のキャップが入る円周面方向の容器底とキャップ1とリングとフランジ7面と側面接着部15.円周面方向の主溝16.直線溝17.斜め溝18.波形形状溝19.の構造により接合し、大きな力を必要とせずに、本体容器同士を左右にねじることで、キャップ1を開閉連結機能形状にした、 第2工程。
【0007】
請求項3、本体とキャップの接合を利用し、ペットボトル同士の連結を図る。本体容器中央部の側面と該容器底部の凹凸面とキャップ1とリングとフランジ7の凹凸面を利用し、キャップ1の開封と複数のペットボトルを連結を図ることで、保管場所の整理整頓、ペットボトル同士を複数連結して、持ち運びが簡素化できる。また、飲料水、食用油、醤油、酒類、酢、出し汁、ソース、マヨネーズ、チャップ、又は米、小麦、大豆粉粉、胡麻、珈琲、抹茶、昆布、香辛料等の粉粒を詰めた種類別をセットにした、非常食密閉保存保管とか、空ペットボトルを連結構造にすることで、非常時の救命筏とか肩紐を着けてライフジャケットになる、第3工程。
【0008】
参考文献
・特願2014−232143
・特願2012−185830
・特許公開2010−269844
・特開2002−274552号
・実用新案出願2010−1440
【実施例】
【0009】
射出成形はポリエチレン又はプラスチックなどの加工法である。熱可塑性樹脂の場合が典型的で、軟化する温度と加熱したプラスチックを、射出圧(10−3000kgf/c)を加えてに金型に押込み、型に充填して成形する。従来の製造工程で、ペットボトルの底部に対し、本体部を螺合する際、ペットボトルの底部内壁に接触させても、外筒部本体がペットボトル口部内壁と接触することで、傷ついてしまったり、変形してしまったりすることを防止できる。また、飲料水等を入れたペットボトル容器の側面と該容器内底の外側面に、飲み口のキャップ1とフランジ部のフランジ部7が入る空間内面の周方向に延びる周方向主溝の外側面と該周方向主溝と交差する方向に延び該周方向主溝に開口する横主溝と区画された凹凸部と、該横主溝における前記周方向主溝に開口する端部に設けられた、該横主溝の容器本体底周方向に隣接する一方の前記凹凸部と他方の前記凹凸部による、キャップの開閉連結接合と連結部の結露水の逃がしと、脱着可能構造を設ける。
【0010】
請求項1、請求項2の飲料水、流動水、液体、粒粉を入れた容器構造においては、瓶状容器の首部に装着されるキャップ付き容器は、本体容器底にキャップとフランジが収納される容器本体底と本体容器側面に、該容器本体のキャップ外部を閉じる弾性部材3.を構成する凹凸リングと蓋部とフランジを備え、前記容器本体の底部及び側面の空間における凹凸状のリングとフランジ溝は、縦状の凹凸物は、内周縁部がキャップ付き容器瓶状容器の首部におけるフランジと前記容器本体の底部の空間に蓋体との間の凹状部に凹凸リングとフランジ溝と、縦状の凹凸面の接合部の弾性部材3.を構成する円周面方向の主溝と直線溝及び波形溝を組み合わせた水滴排水溝構造になる。
【0011】
また請求項1、請求項2の容器構造においては、容器の底部と中央部及び左右両側には、下方へ延在する辺と、辺の下端に繋がる底部を形成する凹凸部と凹凸物又は凹凸リング状のフランジ溝を備え、前記中央部及び左右両側に側面接着部15.凹凸面の接合部の弾性部材3.を構成する円周面方向の主溝と直線溝及び波形溝を組み合わせた、円周面方向の主溝16.直線溝17.斜め溝18.波形形状溝19.構造を組合わせ及び形成された空間部に、キャップ付き容器瓶状容器を挿入し連結するものである。
【0012】
請求項1.から請求項6までの連結容器構造においては、連結容器がキャップ付き容器に所定状態に装着された際に、前記連結容器の最も高い位置と前記キャップ付き容器の頂部は、略同一の高さと径状になるよう構成されている。また、側面接着部15.は弾性部材3.を構成する円周面方向の主溝16.直線溝17.斜め溝18.波形形状溝19.の構造により、キャップの開閉時の回転方向に波形形状の凹凸面の方向が力が係る方向に傾斜する構造であり、また連結時の水滴によるキャップとの密閉噛み付き及び、寒冷凍結時の噛み付きを防ぐものである。
【0013】
図面1に示す連結容器構造においては、連結容器の側面側の板と平行な水平方向における最大寸法は、キャップ付き容器における容器本体の外径と略等しいか、該容器本体の外径よりも小さく形成されている。
【0014】
図面1に示す連結容器構造においては、首部挿通孔を楕円形状とし、且つ、長径をキャップ付き容器の蓋体が通過することのできる最短寸法とし、短径を蓋体の最大外径よりも0.05〜0.1mm以内の範囲で前記蓋体よりも小さく形成されている。
【0015】
ペットボトル容器は、上部がせばまった4角容器及び円筒状の容器に、使用されている材質が異なるキャップ蓋をしている。又、蓋1の形状は、ほぼ同じであり、蓋1外面と外輪リング凹凸とキャップ1の凹凸を持つ外輪リングの凹凸面は、容器底凹凸14.外輪リングの内側の底部の空間に蓋体との間の凹状部に凹凸リングとフランジ溝と、縦状の凹凸面の接合が円周面方向の主溝と直線溝と斜め溝及び波形形状溝を組み合わせた、弾性部材3.を構成する凹凸形状とすることで、容器底の外側のキャップ外輪1の凹凸形状で、2つの本体を接合して左右にねじり蓋を緩めたり、キャップの開閉及びペットボトル同士の連結を計ると伴に落下防止、側面接着部15.の弾性部材3.を構成する円周面方向の主溝16.直線溝17.斜め溝18.波形形状溝19.を形状持つ噛み付き及び水滴逃がし構造を備えるた役目をする。
【0016】
14.更に空になったペットボトル容器2をキャップ1して、容器底の外輪とキャップ外輪1を接合し合体連結した複数のペットボトル容器を、縦方向及び横方向に伸ばし連結した容器の散乱を防ぎ、また縦に連結した持ち歩きと保管場所確保を容易にする。また、外筒部の外筒部本体を、曲げ弾性率(JIS K6921−2)が1200MPa以下であり、表面硬度(JIS K7202(Rスケール))が85以上である材料により構成し、熱硬化性樹脂の場合、始めに50℃前後に加温し、流動性を持たせた後、高温の金型(約150℃前後)へ充填して硬化(固化)させることにより、側面接着部15.円周面方向の主溝16.直線溝17.斜め溝18.波形形状溝19.の形状持つ弾性部材3.の凹凸溝を備える容器になる。また図面5.に示す型枠内に容器を縦又は横積みに連結すると伴に重ねて、固定すると緊急時の備蓄容器になり、空になれば避難筏になり、又図面4.示す上下逆向きした中央の容器のキャップの根付け部の凸部に、肩紐になる4mロープの中央部で、キャップの根付け部に徳利結びにして左右約2mの長さにして、左右のロープ端を左右下向き容器のキャップ根付け部の凸部に、左右のロープの端の長さを約50−90cmの長さで体系に合わせて肩紐を調整して括り、残りのロープは容器を装着後に前で縛れば、ライフジャケットになる。
【発明の効果】
【0017】
飲料水、流動水、液体、粒粉を入れたペットボトル容器のキャップ蓋を緩めるのに力を要せず、また器具を使用することなく、更に嵩張る空になった容器を連結することで、容器の拡散と連結した持ち運び及び保管管理の手間と時間を簡素化できて、災害時の飲料水、食用油、ラー油、醤油、酒類、酢、出し汁、ソース、マヨネーズ、ケチャップ、又は米、小麦、大豆粉のいずれか1つを填めた容器類の保管及び米、小麦、大豆、胡麻、珈琲、抹茶、昆布、香辛料、砂糖、各種調味料等の粉粒を入れた食材の密閉保存保管容器になり、また津波、浸水時には空ペットボトルを連結することにより、災害時の救命筏、救命ライフジャケットになり使用分野の多い容器となる。
【符号の説明】
【0018】
1.キャップ 2.本体 3.弾性部材 4.凹凸連結空間 5.連結前 6.連結後 7.リングとフランジ部 8.凹凸接合部分 9.本体底 10.凹凸リング 11.本体弾性部 12.本体凹底 13.フランジ溝 15.上部接着部 15.側面接着部 16.円周面方向の主溝 17.直線溝 18.斜め溝 19.波形形状溝 20.外枠 21.肩紐 22.連結器具 23.ベルト 24.挿入穴 25.配列箱 26.連結ペット 27.収納救命筏 28.救命ジャケット 29.ロープ接合部 30.結露排水溝
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】 傾斜図
図2】 本体凹底断面図
図3】 連結空間断面図
図4】 構成図
図5】 傾斜図
【要約】      (修正有)
【課題】キャップの開封確認が出来、容易に開封できることを可能にするペットボトルで、キャップ開閉連結脱着密着防止ができるペットボトルの提供。
【解決手段】製造過程又は製造後において、ペットボトルの側面とボトル底にキャップ1とリング及びフランジ7が入るようにすることで、簡単にキャップを取り除くことができ、キャップは、容器底の外輪とキャップ内輪の凹凸面を持ち、外輪は内側面に蓋形状の凹凸又は、容器本体2の側面とボトル底部の空間に弾性部材3を構成する円周面方向の主溝16直線溝17斜め溝18波形形状溝19の構造を形成される蓋体との間に、凹凸面の接合で連結と脱着連結可能構造に成ると伴に、水滴逃がし機能を合わせ持つと伴に、密閉保管機能を持つ形状と、複数のペットボトルの連結による保管収納機能及び自然災害時の緊急避難脱出の救命器具機能を合わせ持つ。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5