(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6472224
(24)【登録日】2019年2月1日
(45)【発行日】2019年2月20日
(54)【発明の名称】杭打機の下部リーダ着脱治具
(51)【国際特許分類】
E02D 7/14 20060101AFI20190207BHJP
【FI】
E02D7/14
【請求項の数】3
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2014-238595(P2014-238595)
(22)【出願日】2014年11月26日
(65)【公開番号】特開2016-98622(P2016-98622A)
(43)【公開日】2016年5月30日
【審査請求日】2017年10月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004617
【氏名又は名称】日本車輌製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086210
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 一彦
(74)【代理人】
【識別番号】100128358
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 良彦
(72)【発明者】
【氏名】児玉 敦史
【審査官】
西田 光宏
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−140799(JP,A)
【文献】
実開昭50−105209(JP,U)
【文献】
実開昭53−070703(JP,U)
【文献】
実開昭59−163635(JP,U)
【文献】
実開昭62−077231(JP,U)
【文献】
米国特許出願公開第2007/0278013(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D 7/00
E02D 7/14
E02D 7/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
杭打機に設けられたリーダの下端部に下部リーダを着脱する際に使用する下部リーダ着脱治具であって、接地板に鉛直方向に立設されて前記下部リーダの前面に当接する前部支持枠体と、前記下部リーダの後面に当接して前記前部支持枠体との間で前記下部リーダを挟着可能な後部支持枠体とを備えるとともに、前記下部リーダを前記前部支持枠体と前記後部支持枠体とで昇降可能に挟着した状態で、前部支持枠体と後部支持枠体とを連結する第1連結部材と、前部支持枠体又は後部支持枠体と下部リーダとを連結する第2連結部材と、下部リーダを昇降させるジャッキとを備えていることを特徴とする杭打機の下部リーダ着脱治具。
【請求項2】
前記後部支持枠体は、該後部支持枠体の下端部が前記前部支持枠体の下部に連結軸で回動可能に連結されて後方に起伏可能に設けられ、後部支持枠体の上端部と前部支持枠体の上端部とに前記第1連結部材の取付部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の杭打機の下部リーダ着脱治具。
【請求項3】
前記前部支持枠体は、前記下部リーダの両側にそれぞれ設けられている一対のガイドレールの前面にそれぞれ当接する一対の前面支持部材を備え、前記後部支持枠体は、前記ガイドレールの後面にそれぞれ当接する一対の後面支持部材を備えるとともに、該一対の後面支持部材は、連結部材で連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載の杭打機の下部リーダ着脱治具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、杭打機の下部リーダ着脱治具に関し、詳しくは、杭打機に設けられているリーダの下端に下部リーダを着脱する際に使用する下部リーダ着脱治具に関する。
【背景技術】
【0002】
1台の杭打機で鋼管杭埋設作業と地盤改良作業とを行えるようにした兼用機として、リーダの下端に下部リーダを着脱可能に設け、鋼管杭埋設作業では、リーダに沿って昇降する作業装置のストロークを大きくするために下部リーダを取り付けた状態で工事を行い、地盤改良作業では、ロッドの下端に設ける掘削ヘッドの径を大きくするために下部リーダを取り外した状態で工事を行うようにしたものが知られている。しかし、下部リーダの着脱は、下部リーダをクレーンで吊った状態で下部リーダと上部側のリーダとをフランジ結合しているボルトを着脱しなければならず、作業性が悪く、下部リーダの着脱に長時間を要することがある。さらに、兼用機を輸送する際に、作業装置を下部リーダの部分に保持し、上部側のリーダを後方に倒すようにしたものでは、地盤改良作業で下部リーダを取り外した場合、輸送の前後で下部リーダを着脱する必要が生じることになる。このため、ラックピニオン方式で作業装置を昇降させる兼用機で、下部リーダの前面に設けられているラックを着脱することによって鋼管杭埋設作業の際の作業装置のストロークを大きくするとともに、地盤改良作業を行う際の掘削ヘッドの径を大きくしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−291643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、下部リーダ前面のラックを着脱するものでは、掘削ヘッドの径をある程度大きくできるものの、下部リーダを着脱するものに比べて小さな径の掘削ヘッドを使用せざるを得なかった。
【0005】
そこで本発明は、下部リーダの着脱作業を安全かつ簡単に行うことができる杭打機の下部リーダ着脱治具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の杭打機の下部リーダ着脱治具は、杭打機に設けられたリーダの下端部に下部リーダを着脱する際に使用する下部リーダ着脱治具であって、接地板に鉛直方向に立設されて前記下部リーダの前面に当接する前部支持枠体と、前記下部リーダの後面に当接して前記前部支持枠体との間で前記下部リーダを挟着可能な後部支持枠体とを備えるとともに、前記下部リーダを前記前部支持枠体と前記後部支持枠体とで昇降可能に挟着した状態で、前部支持枠体と後部支持枠体とを連結す
る第1連結部材と、前部支持枠体又は後部支持枠体と下部リーダとを連結す
る第2連結部材と、下部リーダを昇降させるジャッキとを備えていることを特徴としている。
【0007】
さらに、本発明の杭打機の下部リーダ着脱治具は、前記後部支持枠体が、該後部支持枠体の下端部が前記前部支持枠体の下部に連結軸で回動可能に連結されて後方に起伏可能に設けられ、後部支持枠体の上端部と前部支持枠体の上端部とに前記第1連結部材の取付部がそれぞれ設けられていることを特徴とし、また、前記前部支持枠体が、前記下部リーダの両側にそれぞれ設けられている一対のガイドレールの前面にそれぞれ当接する一対の前面支持部材を備え、前記後部支持枠体が、前記ガイドレールの後面にそれぞれ当接する一対の後面支持部材を備えるとともに、該一対の後面支持部材は、連結部材で連結されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の杭打機の下部リーダ着脱治具によれば、下部リーダを取り外す際には、作業装置を上部側のリーダに上昇させた状態で、杭打機を走行させて前部支持枠体の後方から下部リーダを前部支持枠体内に挿入し、下部リーダの前面を前部支持枠体に当接させた後、後部支持枠体を下部リーダの後面に当接させ、第1連結部材を取り付けて前面支持部材と後面支持部材とで下部リーダを挟着し、ジャッキによって下部リーダを支持することにより、下部リーダを取り外して下部リーダ着脱治具に保持させることができる。下部リーダの取り付けは、この手順を逆に行えばよい。したがって、下部リーダを着脱する際に下部リーダをクレーンで吊る必要がなく、下部リーダの着脱を安全かつ簡単に行うことができる。また、下部リーダを簡単に取り外せることから、大きな径の掘削ヘッドを容易に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の一形態例を示す下部リーダ着脱治具に下部リーダを保持させた状態を示す側面図である。
【
図3】同じく下部リーダ着脱治具に下部リーダを保持させた状態を示す正面図である。
【
図6】上部リーダを輸送状態から中間位置に起こした状態を示す要部説明図である。
【
図7】上部リーダの下部フランジと連結部材のフランジとを接続した状態の要部説明図である。
【
図8】下部リーダに取り付けられたリンクをブラケットから外した状態の要部説明図である。
【
図9】作業装置を上部リーダに上昇させた状態の要部説明図である。
【
図10】下部リーダを下部リーダ着脱治具に挿入してジャッキを下部リーダに当接させた状態の要部説明図である。
【
図11】下部リーダと連結部材との間の連結ボルトを取り外して下部リーダを上部リーダから分離した状態の要部説明図である。
【
図12】下部リーダを下部リーダ着脱治具に保持させた状態の要部説明図である。
【
図13】鋼管杭の施工を行う状態の杭打機の側面図である。
【
図14】地盤改良機として使用している状態の杭打機の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本形態例に示す杭打機は、鋼管杭施工と地盤改良施工とを切り替えて行うことができる兼用機であって、下部走行体11と、該下部走行体11の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体12と、該上部旋回体12の前部に設けられたフロントブラケット12aに起伏可能に設けられたリーダ13と、該リーダ13を上部旋回体12の後部から支持するバックステー14とを備えており、前記リーダ13には、オーガなどの作業装置15がリーダ13に沿って昇降可能に設けられ、リーダ13の頂部には複数のワイヤロープが掛け回されるトップシーブ16が設けられている。
【0011】
リーダ13は、前記フロントブラケット12aに装着される基本リーダ17と、該基本リーダ17の上部に接続される複数の上部リーダ18と、基本リーダ17の下部に接続される第1下部リーダ19及び第2下部リーダ20とを備えている。各リーダ17,18,19,20は、フランジ17a,18a,19a,20aを突き合わせて複数のボルト21,22,23,24でそれぞれ締結することによって着脱可能に連結されている。また、第2下部リーダ20の後部側面には、リンク部材25の一端が支軸26で回動可能に取り付けられている。このリンク部材25の他端は、両下部リーダ19,20を分離してリーダ13の上部側を後方に倒す際に、連結ピン27によってフロントブラケット12aに着脱可能に取り付けられて両下部リーダ19,20をフロントブラケット12aに連結する。
【0012】
リーダ13の両側前端部には、作業装置15のガイドギブ15aが摺動可能に係合する左右一対のガイドレール28,28が設けられるとともに、リーダ13の前面中央には、作業装置15に設けられた昇降ピニオンが歯合するラック29がリーダ13の軸線方向略全長に亘って設けられている。
【0013】
鋼管杭埋設工事を行う場合は、
図13に示すように、リーダ13の下端に第2下部リーダ20を取り付けた状態とし、第2下部リーダ20の下端部に鋼管杭用下部振止30aを配置した状態で、作業装置15に駆動ロッド15bを介して鋼管杭(図示せず)を装着する。
【0014】
地盤改良工事を行う場合は、
図14に示すように、リーダ13の下端から第2下部リーダ20を取り外した状態で第1下部リーダ19の部分に中空ロッド用下部振止30bを配置するとともに、下端に掘削刃31及び撹拌翼32を有する掘削ヘッド33を装着した中空ロッド34を作業装置15に挿通して保持し、中空ロッド34の上端部にスイベルジョイント35を介してグラウトホース36を接続する。
【0015】
また、杭打機を輸送する場合は、
図15に示すように、第2下部リーダ20で作業装置15を支持した状態で、第1下部リーダ19と基本リーダ17とを分離し、基本リーダ17から上の部分を後方に倒伏させた状態とする。
【0016】
工事内容を切り替えるための第2下部リーダ20の着脱や、輸送あるいは上部側リーダの組み替えなどで下部リーダ19,20を着脱する必要が生じた際には、
図1乃至
図4に示す構造の下部リーダ着脱治具41を使用する。本形態例に示す下部リーダ着脱治具41は、第2下部リーダ20を起立した状態で支持するものであり、接地板42と、該接地板42の幅方向両側から鉛直方向に立設され、前記ガイドレール28,28の前面28a,28aにそれぞれ当接する一対の前面支持部材43a,43aを備えた前部支持枠体43と、下端部が前記前部支持枠体43の下部に回動可能に連結されて後方に起伏可能に設けられ、起立時にガイドレール28,28の後面28b,28bにそれぞれ当接する一対の後面支持部材44a,44aを備えた後部支持枠体44と、接地板42の中央部に配置され、第2下部リーダ20の下面に当接して第2下部リーダ20を昇降させるジャッキ45とを備えている。
【0017】
前部支持枠体43は、ガイドレール28の前面28aの幅寸法より幅広に形成された前記前面支持部材43aと、各前面支持部材43aの後面からガイドレール28の外側面に沿った状態で後方に延出する後部補強板43bと、各前面支持部材43aの前面下部から前方に延出する前部補強板43cとを備えている。
【0018】
後部支持枠体44は、起立時にガイドレール28の後面28bに当接する前記後面支持部材44aと、前記後部補強板43bの内面に沿った状態となる後部補強片44bとからなるアングル材からなるもので、後部補強片44bの下端部が連結軸48を介して前記後部補強板43bの下部に回動可能に連結され、
図1及び
図2に想像線で示すように水平方向に倒伏した待機位置と、実線で示すように鉛直方向に起立した保持位置とに回動するように形成されている。また、後部補強片44bの上下方向中間部には、左右の後部補強片44b同士を連結して一体に回動させるための連結部材44cが設けられている。また、各後部補強板43bの上端部後部側と、起立した後部補強片44bの上端部とには、後部支持枠体44を起立位置に保持する第1連結部材である第1連結ピン46を挿通して取り付けるための第1連結ピン挿通部43d,44dがそれぞれ設けられており、後部補強板43bの上端部前部側には、ガイドレール28に形成された係止孔28cに、第2下部リーダ20を支持する第2連結部材である第2連結ピン47を挿通するための第2連結ピン挿通部43eが設けられている。第1連結ピン挿通部43dの外側及び第2連結ピン挿通部43eの外側には、第1連結ピン46を支持する第1連結ピン支持筒46a及び第2連結ピン47を支持する第2連結ピン支持筒47aがそれぞれ設けられ、各支持筒46a,47aの外端部には、各連結ピン46,47を抜け止めするベータピン46b,47bがそれぞれ取り付け可能となっている。また、後部補強板43bの上部には、後方が開いたガイド板43fが設けられている。
【0019】
次に、輸送状態の杭打機を下部リーダ着脱治具41を用いて地盤改良作業を行う仕様にする手順を説明する。まず、輸送状態の杭打機は、
図5及び
図15に示すように、作業装置15を第2下部リーダ20の下端部まで下降させ、リンク部材25の他端部を連結ピン27によってフロントブラケット12aに連結するとともに、第1下部リーダ19から分離したリーダ13の上部側を、上部旋回体12の上部に沿って後方に倒伏させた状態となっている。
【0020】
この輸送状態から、
図6に示すように、リーダ13の上部側を起こしていき、
図7に示すように、リーダ13の上部側を鉛直方向に起立させる。この状態で第1下部リーダ19を上部側のリーダにフランジ結合により連結した後、
図8に示すように、連結ピン27を差し替えてリンク部材25の他端部を第2下部リーダ20の側面に連結させ、第2下部リーダ20とフロントブラケット12aとの連結を解除する。これにより、作業装置15がガイドレール28に沿って昇降可能な状態になるので、
図9に示すように、作業装置15をリーダ13の上部側に上昇させるとともに、リーダ13の全体を後方に傾斜させる。この状態で下部走行体11を操作し、下部リーダ着脱治具41に向けて走行させる。
【0021】
下部リーダ着脱治具41は、第1連結ピン46及び第2連結ピン47を取り外し、後部支持枠体44を水平方向に寝かせた待機状態としておく。そして、
図10に示すように、第2下部リーダ20が下部リーダ着脱治具41の後方に配置されるように、下部走行体11を操作するとともに、リーダ13を起立させながら、第2下部リーダ20を下部リーダ着脱治具41の後方から下部リーダ着脱治具41の後部補強板43bの間にガイドレール28を挿入し、ガイドレール28の前面を前面支持部材43aに当接させる。このとき、ガイド板43fによって第2下部リーダ20を容易に所定位置に挿入することができ、多少の位置ズレは、下部リーダ着脱治具41が移動することで解消できる。
【0022】
後部支持枠体44を起立させて第1連結ピン挿通部43d,44dに第1連結ピン46を挿通し、ベータピン46bで第1連結ピン46を固定することにより、前部支持枠体43と後部支持枠体44との間で第2下部リーダ20を挟着して昇降可能に保持した状態になる。次に、ジャッキ45を伸長させジャッキ45の先端面を第2下部リーダ20の下面に当接させ、第2下部リーダ20をジャッキ45に支持させた状態にする。この状態で、第2下部リーダ20の上端部に設けられたフランジ20aと第1下部リーダ19の下端部に設けられたフランジ19aとを連結している複数のボルト24を取り外す。
【0023】
次に、
図11に示されるように、ジャッキ45を縮めて第2下部リーダ20を下降させ、ガイドレール28の係止孔28cに第2連結ピン挿通部43eから第2連結ピン47を挿通してベータピン47bで固定することにより、第2下部リーダ20が上部側のリーダから分離し、第2下部リーダ20の上下方向が固定されて下部リーダ着脱治具41に保持された状態になる。
【0024】
そして、
図12に示すように、杭打機を後退させて所定位置に移動させ、掘削ヘッド33を装着した中空ロッド34を作業装置15に取り付けることにより、
図14に示す地盤改良工事仕様とすることができる。一方、第2下部リーダ20を保持した下部リーダ着脱治具41は、第2下部リーダ20のフランジ20aにアイボルトなどを取り付けることにより、クレーンで吊り上げて作業の邪魔にならない適宜な場所に保管しておくことができる。また、この手順を逆に行うことにより、第2下部リーダ20を取り付けることができる。
【0025】
このように、下部リーダ着脱治具41を使用することにより、第2下部リーダ20を着脱する際に、第2下部リーダ20をクレーンで吊る必要がなくなるので、第2下部リーダ20の着脱を、低い位置で安全かつ簡単に行うことができる。
【0026】
なお、後部支持枠体は、前部支持枠体に回動可能に設けることにより、全体を一体に形成することができるが、後部支持枠体を別体として複数の連結部材で前部支持枠体に連結するようにしてもよい。また、本形態例では、下部リーダを、上部の第1下部リーダと下部の第2下部リーダとに分割可能とした例を示したが、一体の下部リーダであってもよい。さらに、ガイドレールの前後を挟持することによって下部リーダの保持を効率よく行うことができるが、前部支持枠体と後部支持枠体とで下部リーダの前後を保持できれば任意の位置を保持することが可能である。また、第2連結部材は、後部支持枠体と下部リーダとを連結するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0027】
11…下部走行体、12…上部旋回体、12a…フロントブラケット、13…リーダ、14…バックステー、15…作業装置、15a…ガイドギブ、15b…駆動ロッド、16…トップシーブ、17…基本リーダ、17a…フランジ、18…上部リーダ、18a…フランジ、19…第1下部リーダ、19a…フランジ、20…第2下部リーダ、20a…フランジ、21,22,23,24…ボルト、25…リンク部材、26…支軸、27…連結ピン、28…ガイドレール、28a…前面、28b…後面、28c…係止孔、29…ラック、30a…鋼管杭用下部振止、30b…中空ロッド用下部振止、31…掘削刃、32…撹拌翼、33…掘削ヘッド、34…中空ロッド、35…スイベルジョイント、36…グラウトホース、41…下部リーダ着脱治具、42…接地板、43…前部支持枠体、43a…前面支持部材、43b…後部補強板、43c…前部補強板、43d…第1連結ピン挿通部、43e…第2連結ピン挿通部、43f…ガイド板、44…後部支持枠体、44a…後面支持部材、44b…後部補強片、44c…連結部材、44d…第1連結ピン挿通孔、45…ジャッキ、46…第1連結ピン、46a…第1連結ピン支持筒、46b…ベータピン、47…第2連結ピン、47a…第2連結ピン支持筒、47b…ベータピン、48…連結軸