(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6472285
(24)【登録日】2019年2月1日
(45)【発行日】2019年2月20日
(54)【発明の名称】騒音低減構造
(51)【国際特許分類】
G10K 11/16 20060101AFI20190207BHJP
F16F 15/08 20060101ALI20190207BHJP
F16F 15/04 20060101ALI20190207BHJP
F16F 1/36 20060101ALI20190207BHJP
【FI】
G10K11/16 160
F16F15/08 E
F16F15/04 N
F16F15/08 Y
F16F1/36 K
F16F15/04 A
【請求項の数】10
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2015-54007(P2015-54007)
(22)【出願日】2015年3月17日
(65)【公開番号】特開2015-191236(P2015-191236A)
(43)【公開日】2015年11月2日
【審査請求日】2017年10月27日
(31)【優先権主張番号】201410123333.3
(32)【優先日】2014年3月28日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】508123423
【氏名又は名称】広東松下環境系統有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】000005821
【氏名又は名称】パナソニック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081422
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 光雄
(74)【代理人】
【識別番号】100100158
【弁理士】
【氏名又は名称】鮫島 睦
(74)【代理人】
【識別番号】100132241
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 博史
(72)【発明者】
【氏名】龍 敏
(72)【発明者】
【氏名】郭 強
(72)【発明者】
【氏名】梁 冠賢
(72)【発明者】
【氏名】新崎 幸司
【審査官】
堀 洋介
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3027920(JP,U)
【文献】
特開2007−292187(JP,A)
【文献】
特開2005−153878(JP,A)
【文献】
特開2000−329192(JP,A)
【文献】
中国実用新案第202707907(CN,U)
【文献】
中国実用新案第202260882(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G10K 11/16
F16F 1/36
F16F 15/04
F16F 15/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
動力源と固定板との間に設置される騒音低減構造であって、
クッションブロックと、支持部と、接続部と、固定棒とを含み、
前記クッションブロックは、当該クッションブロックの本体の上面と下面を貫通する第一開孔を備え、前記クッションブロックの上部と下部はそれぞれ横方向へ延長されて上部延長部と下部延長部を形成し、前記クッションブロックの前記上部延長部と前記下部延長部との間に隙間が形成され;
前記支持部は、剛性材質であり、上プレートと下プレートと制限プレートとを備え、前記制限プレートは前記上プレートと前記下プレートとを連結し、前記上プレートと前記下プレートとの間に前記クッションブロックが嵌合され、前記上プレートは第二開孔を備え、前記下プレートは第三開孔を備え;
前記接続部の自由端は前記隙間と係合可能な係合部を備え、前記接続部の固定端は前記固定板に接続され;
前記固定棒は、前記動力源を貫通し、前記支持部と前記動力源とを連結して固定する一方で、前記固定板とは分離される、
ことを特徴とする騒音低減構造。
【請求項2】
前記固定棒は、前記上プレートの第二開孔、前記クッションブロックの第一開孔、前記下プレートの第三開孔に順番に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の騒音低減構造。
【請求項3】
前記接続部の係合部はΩ形状またはU形状であり、第一突出部と第二突出部を備え、前記第一突出部と前記第二突出部との間の距離は、前記隙間における前記クッションブロックの直径よりも小さく、前記クッションブロックの内部は円筒形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の騒音低減構造。
【請求項4】
前記クッションブロックは、前記制限プレートが前記第一突出部及び前記第二突出部と接触することを防止する第一保護プレートと第二保護プレートを備え、前記第一突出部は前記第一保護プレートと接触し、前記第二突出部は前記第二保護プレートと接触し、前記制限プレートは前記第一保護プレートと前記第二保護プレートとの間に設けられることを特徴とする請求項3に記載の騒音低減構造。
【請求項5】
前記第一突出部と前記第二突出部との間の距離は、前記固定棒の直径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の騒音低減構造。
【請求項6】
前記クッションブロックの上部と下部はそれぞれ第一凸部と第二凸部を備え、前記支持部の前記上プレートは前記第一凸部と係合可能な第一切欠きを備え、前記支持部の前記下プレートは前記第二凸部と係合可能な第二切欠きを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の騒音低減構造。
【請求項7】
前記支持部の前記第三開孔は、下方へ延設されて、ねじ山が設けられた凹部を形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の騒音低減構造。
【請求項8】
前記固定棒は、螺子あるいはナット付きボルトであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の騒音低減構造。
【請求項9】
前記接続部の係合部は、穴形状であり、第四開孔を形成し、前記クッションブロックの内部は円筒形であり、前記第四開孔の直径は前記円筒形の直径よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の騒音低減構造。
【請求項10】
前記クッションブロックは、前記上部延長部の端部円筒部と、前記下部延長部の端部円筒部と、内部の円筒形の中間円筒部とで構成され、前記端部円筒部の直径は前記第四開孔の直径より大きく且つ前記中間円筒部の直径の2倍以下とされ、前記端部円筒部は前記接続部の係合部の第四開孔に指で弾性変形されて貫通装着可能な寸法とされていることを特徴とする請求項9に記載の騒音低減構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、騒音低減構造に関するものであり、特に、動力源から生み出される振動による騒音を低減する構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図1Aは公知の動力源固定構造の略図であり、
図1Bは
図1Aに示した公知の動力源固定構造が正しく取り付けられない略図である。
【0003】
図1Aに示すように、動力源固定構造1は、動力源2と、動力源2を固定する固定板3と、動力源2と固定板3とを連結する固定棒4を含む。固定棒4によって動力源2が固定板3に固定されるが、動力源2が稼動する時、動力源2から生み出される振動が固定棒4を通じて固定板3まで伝えられるので、振動が固定板3へ広がって、騒音が増える。
【0004】
しかし、特に室内に設置するためには、より騒音が低く、静かな電気設備が必要である。よって、
図1Bに示すように、当業者は、クッションブロック5、5’などのクッション部品を動力源2と固定板3との間に設置することにより、動力源2の振動による騒音を減らすことを容易に思いつく。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、そのように構成しても、わずかな一部の振動だけがクッションに吸収され、大部分の振動が固定棒4を通じて固定板3に伝えられる。そのため、クッションブロック5、5’を使っても動力源2の振動による騒音を有効に減らすことはできない。
【0006】
また、固定棒4により動力源2と、クッションブロック5、5’と、固定板3とを連結するので、最後はナット6で締めないと固定できない。しかし、クッションブロック5、5’が弾性を有するので、作業者がナットを締めるとき、締めすぎると、圧力のためにクッションブロック5、5’が変形してしまい、クッションブロック5、5’の振動吸収能力にも影響を与える。
【0007】
それだけではなく、固定棒4で動力源2の二箇所以上を固定板3に連結しないと、動力源2をしっかり固定板3に連結することができないため、各箇所にそれぞれクッションブロック5、5’を取り付ける必要がある。しかし、作業者がナット6を締める力の大きさが一致しないとき、各箇所のクッションブロック5、5’が異なる圧力を受け、圧力で変形する程度も一致しなくなる。
図1Bに示すように、図の左側のクッションブロック5は右側のクッションブロック5’よりも大きい圧力を受けるので、動力源2は大きい圧力を受けるクッションブロック5の方へ傾斜し易く、騒音も増える。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、取り付けが便利であり、且つクッションブロックの変形を防止できる騒音低減構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を実現するために、本発明に係る騒音低減構造は、動力源と固定板との間に設置される騒音低減構造であって、クッションブロックと、支持部と、接続部と、固定棒とを含み、前記クッションブロックは当該クッションブロックの本体の上面と下面を貫通する第一開孔を備え、前記クッションブロックの上部と下部はそれぞれ横方向へ延長されて上部延長部と下部延長部を形成し、前記クッションブロックの前記上部延長部と前記下部延長部との間に隙間が形成され;前記支持部は、剛性材質であり、上プレートと下プレートと制限プレートとを備え、前記制限プレートは前記上プレートと前記下プレートとを連結し、前記上プレートと前記下プレートとの間に前記クッションブロックが嵌合され、前記上プレートは第二開孔を備え、前記下プレートは第三開孔を備え;前記接続部の自由端は前記隙間と係合可能な係合部を備え、前記接続部の固定端は前記固定板に接続され;前記固定棒は、前記動力源を貫通し、前記支持部と前記動力源とを連結して固定する一方で、前記固定板とは分離される、ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明のメリットは、取り付けの安定性を向上するとともに、騒音を低減することにある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1B】
図1Aに示した公知の動力源固定構造が正しく取り付けられない略図
【
図3A】本発明の実施の形態1のクッションブロックの立体略図
【
図3B】本発明の実施の形態1のクッションブロックの断面図
【
図6】本発明の実施の形態1のクッションブロック、支持部、接続部、及び固定棒の取付略図
【
図8A】本発明の他のクッションブロックの立体略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
(実施の形態1)
図2は実施の形態1の全体構造の略図である。図に示すように、騒音低減構造は、クッションブロック10と、支持部20と、接続部30と、固定棒40とを含み、動力源100と固定板200との間に設置される。固定棒40は、動力源100を貫通し、支持部20と動力源100とを連結して固定する一方で、固定棒40は固定板200に接触せず、互いに分離されている。
【0013】
図3Aは実施の形態1のクッションブロックの立体略図であり、
図3Bは実施の形態1のクッションブロックの断面図である。図に示すように、クッションブロック10には、クッションブロック10の本体の上面11と下面12を貫通する第一開孔13が設けられ、クッションブロック10の上部14と下部15は、それぞれ横方向へ延長されて上部延長部16と下部延長部17を形成し、クッションブロック10の上部延長部16と下部延長部17との間には隙間18が形成されている。
【0014】
図4は実施の形態1の支持部の略図である。図に示すように、支持部20は、上プレート21と下プレート22と制限プレート23とを備え、制限プレート23は上プレート21と下プレート22とを連結し、クッションブロック10は上プレート21と下プレート22との間に嵌合され、上プレート21には第二開孔24が設けられ、下プレート22には第三開孔25が設けられている。
【0015】
図5は実施の形態1の接続部の略図である。図に示すように、接続部30の自由端31には隙間18と係合可能な係合部32が設けられ、接続部30の固定端33が固定板200に接続される。
【0016】
図6は実施の形態1のクッションブロック、支持部、接続部、及び固定棒の取付略図であり、
図7は
図6のクッションブロックを除いた後の略図である。
図2、
図6、
図7に示すように、固定棒40は、上プレート21の第二開孔24、クッションブロック10の第一開孔13、下プレート22の第三開孔25に順番に挿入される。
【0017】
図2から
図7を参照すると、動力源100はモータなどの運動エネルギーを生み出すための部品であり、クッションブロック10はゴムブロックなどのクッション性能を有する部品である。固定棒40は螺子あるいはナット(図示せず)付きボルト42である。下記の実施例はナット(図示せず)付きボルト42を例とする。
【0018】
動力源100による振動がボルト42を通じて固定板200に伝えられることを防止するために、動力源100を固定板200に設置するとき、まず、支持部20の上プレート21と下プレート22とがクッションブロック10の上部14と下部15をそれぞれ被うように、クッションブロック10を接続部30の係合部32に係合させる。クッションブロック10の上部14と下部15はそれぞれ横方向へ延長されて上部延長部16と下部延長部17を形成し、上部延長部16と下部延長部17との間に隙間18が形成され、接続部30には隙間18と係合可能な係合部32が設けられているので、接続部30とクッションブロック10とが一緒に固定される。その後、動力源100を貫通したボルト42が、上プレート21の第二開孔24、クッションブロック10の第一開孔13、下プレート22の第三開孔25に順番に挿入され、動力源100と支持部20とクッションブロック10とが連結され、ナット41で固定される。最後に、接続部30の固定端33が固定板200に連結され、取り付けが完了する。
【0019】
動力源100をしっかり固定板200に取り付けるため、支持部20には剛性の金属材質を採用し、接続部30にも剛性の金属材質を採用する。接続部30がクッションブロック10と係合することにより、接続部30と支持部20、ひいては動力源100との剛性接触が避けられる。このような構造で、動力源100と固定板200との連結が実現されるだけではなく、動力源100による振動がボルト42を通じて固定板200に伝えられることも避けられるので、騒音が低減される。
【0020】
支持部20は上プレート21と下プレート22と制限プレート23を備え、支持部20の上プレート21と下プレート22はそれぞれクッションブロック10の上部14と下部15を被い、制限プレート23は上プレート21と下プレート22とを連結し、コ字の形状である。ナット41で固定するとき、制限プレート23が支持部20の高さを固定するので、ナット41は、下プレート22までしか回転できず、それ以上回転できない。即ち、クッションブロック10は支持部20に囲まれるので、ナット41はクッションブロック10に接触することができない。そのため、圧力のためにクッション10が変形することはなく、且つクッション10の振動吸収力にも影響を与えない。
【0021】
なお、支持部20は金属材質であるので、上プレート21は動力源100の重量によって凹むことがなく、特に動力源100を二箇所以上のところで固定板200に連結するとき、支持部20の支えがあるので、クッションブロック10は動力源100の重量あるいは作業者が螺子を締める力の大きさが一致しないことによって変形することはない。そのため、動力源100が片方へ傾斜することもない。
【0022】
図5から
図7を参照すると、接続部30の係合部32は、Ω形状またはU形状であり、第一突出部34と第二突出部35を形成し、第一突出部34と第二突出部35との間の距離hは、隙間部分におけるクッションブロック10の直径(図示せず)よりも小さい。
【0023】
クッションブロック10は、制限プレート23が第一突出部34及び第二突出部35と接触することを防止する第一保護プレート191と第二保護プレート192を備え、第一突出部34は第一保護プレート191と接触し、第二突出部35は第二保護プレート192と接触し、制限プレート23は第一保護プレート191と第二保護プレート192との間に設けられる。
【0024】
クッションブロック10の内部は円筒形であるので、接続部30をクッションブロック10にきちんと固定するために、接続部30の係合部32がΩ形状またはU形状に形成され、第一突出部34と第二突出部35とが形成されている。取り付け時において、第一突出部34と第二突出部35との間の距離hはクッションブロック10の直径(図示せず)よりも小さいので、力でクッションブロック10を変形させて、接続部30の係合部32に押し込み、係合部32に入った後は、クッションブロック10は、力を受け続けないので、元形状に戻り、第一突出部34と第二突出部35とに係合されて離脱しない。
【0025】
ナット41を締めるとき、ナット41の回転でボルト42も回転させてしまうことにより、クッションブロック10および支持部20も一緒に回転してしまい、元の取り付け方向からずれる。クッションブロック10には第一保護プレート191と第二保護プレート192が設けられ、制限プレート23が第一保護プレート191と第二保護プレート192との間に設けられ、接続部30の第一突出部34と第二突出部35がそれぞれ第一保護プレート191と第二保護プレート192と接触する構造によって、接続部30と支持部20との剛性接触を避けることができ、動力源100による振動が支持部20に伝えられたとしても、制限プレート23を通じて接続部30、固定板200に伝えられることがない。それだけではなく、クッションブロック10と支持部20とは位置が限定され、ボルト42に従って回転することもないので、取り付けが便利になる。
【0026】
図7に示すように、第一突出部34と第二突出部35との間の距離hはボルト42の本体の直径(図示せず)よりも小さい。
【0027】
クッションブロック10はゴムなどの非金属の材料で構成されるので、使用過程において、外部の各要素の影響でクッションブロック10に亀裂、硬化などの老化現象が生じ、使用価値を喪失するようになる。そのとき、クッションブロック10が圧力のために分裂する恐れがある。
【0028】
この現象を防止するために第一突出部34と第二突出部35との間の距離hをボルト42の本体の直径(図示せず)よりも小さくすることで、ボルト42は、上方向から接続部30の係合部32を抜け出す又は接続部30の係合部32に挿入されることしかできず、横方向から接続部30の係合部32を抜け出す又は接続部30の係合部32に挿入されることはできない。クッションブロック10が老化現象で分裂するときでも、ボルト42は接続部30から抜け出すことができないので、動力源100は依然として固定板200と連結される。
【0029】
特に、動力源100と固定板200が鉛直に配置される時、動力源100の上方に位置するクッションブロック10は動力源100の重量を受けるので、間接的にその老化スピードが加速することになる。クッションブロック10が分裂現象を発生したときでも、第一突出部34と第二突出部35との間の距離がボルト42の直径より小さいことで、ボルト42が第一突出部34と第二突出部35との間に係止され、動力源100が重力のために離脱すること又はずれることはない。これにより、動力源100はしっかり固定板200に連結される。
【0030】
図2と
図4を参照すると、支持部20の第三開孔25が、下方へ延設されて、ねじ山が設けられた凹部251が形成されている。動力源100と支持部20とクッションブロック10とをボルト42によって連結するために、ナット41を用いて固定するのが通常であるが、機体の高さなどの要因により動力源100と固定板200との距離が近いので、取付スペースには指を二本入れることができない。作業者がその狭い空間でナット41をボルト42に固定することは極めて困難である。支持部20の下プレート22の第三開孔25が下方へ延設されて、ねじ山付きの凹部251が形成されることで、取り付け時において、ボルト42を第二開孔24から第三開孔25の凹部251まで回転させれば、簡単に支持部20に固定することができ、ナット41で固定する必要がない。これにより、操作の便利性が良好となり、コストが低くなる。
【0031】
図8Aは本発明の他のクッションブロックの立体略図であり、
図8Bは本発明の他の支持部の略図である。
図8Aと
図8Bに示すように、クッションブロック10の上部14と下部15にはそれぞれ第一凸部141と第二凸部142が設けられ、支持部20の上プレート21には第一凸部141と係合可能な第一切欠き211が設けられ、支持部20の下プレート22には第二凸部142と係合可能な第二切欠き221が設けられている。
【0032】
ボルト42を取り付ける時、クッションブロック10はゴムなどの材質であり且つボルトを取り付ける工具の衝撃力が強いため、力を受けることでクッションブロック10が支持部20から外れるので、クッションブロック10の上部14と下部15にはそれぞれ第一凸部141と第二凸部142を設け、支持部20の上プレート21には第一凸部141と係合可能な第一切欠き211を設け、支持部20の下プレート22には第二凸部142と係合可能な第二切欠き221を設ける構成とすることで、クッションブロック10がより一層しっかり支持部20に固定される。
【0033】
(実施の形態2)
図9は実施の形態2の全体構造の略図であり、
図10は実施の形態2の断面構造の略図である。
図9、
図10に示すように、固定棒40は、上プレート21の第二開孔24、クッションブロック50の第一開孔13、下プレート22の第三開孔25に順番に挿入される。
【0034】
接続部51の係合部52は、穴形状であり、第四開孔53を形成する。クッションブロック50の内部は円筒形54であり、第四開孔53の直径D53は円筒形54の直径D54よりも大きい寸法である。
【0035】
接続部51の固定端59は固定板200に接続される。
【0036】
クッションブロック50は、上部延長部55の端部円筒部57と、下部延長部56の端部円筒部57と、内部の円筒形54の中間円筒部58とで構成される。端部円筒部57の直径D57は第四開孔53の直径D53よりも大きく且つ中間円筒部58の直径D54の2倍以下とされ、端部円筒部57は接続部51の係合部52の第四開孔53に指で弾性変形されて貫通装着可能な寸法である。
【0037】
端部円筒部57は接続部51の第四開孔53よりも小さい寸法に手で弾性変形されて、接続部51の第四開孔53を貫通するが、端部円筒部57の直径D57が中間円筒部58の直径D54よりも大きすぎる場合、クッションブロック50を指で充分に弾性変形させることができないため、装着作業性が悪くなる。
【0038】
接続部51がクッションブロック50と係合することにより、接続部51と動力源100との剛性接触が避けられる。このような構造により、動力源100と固定板200との間接的な連結を実現し、且つ動力源100による振動が固定板200に伝えられないので、騒音が低減される。
【0039】
その他の構成や作業、効果は実施の形態1と同様である。
【符号の説明】
【0040】
10 クッションブロック
16 上部延長部
17 下部延長部
18 隙間
20 支持部
21 上プレート
22 下プレート
23 制限プレート
30 接続部
31 自由端
32 係合部
33 固定端
40 固定棒
50 クッションブロック
51 接続部
100 動力源
200 固定板