特許第6473400号(P6473400)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6473400
(24)【登録日】2019年2月1日
(45)【発行日】2019年2月20日
(54)【発明の名称】配管支持構造物
(51)【国際特許分類】
   F16L 3/10 20060101AFI20190207BHJP
【FI】
   F16L3/10 Z
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-173158(P2015-173158)
(22)【出願日】2015年9月2日
(65)【公開番号】特開2017-48863(P2017-48863A)
(43)【公開日】2017年3月9日
【審査請求日】2017年9月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】507250427
【氏名又は名称】日立GEニュークリア・エナジー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001829
【氏名又は名称】特許業務法人開知国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】阪倉 一成
(72)【発明者】
【氏名】武内 幸一郎
(72)【発明者】
【氏名】野口 雅之
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 滿
【審査官】 渡邉 聡
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭57−075282(JP,U)
【文献】 特開2008−020013(JP,A)
【文献】 実開昭61−016056(JP,U)
【文献】 特開平03−231063(JP,A)
【文献】 特開2011−064288(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 3/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の躯体面のみに固定され、配管をその軸方向と直交する方向において拘束支持する配管支持構造体において、
前記配管の外周面に接合された複数の配管ラグと、
前記複数の配管ラグのそれぞれと当接するように相互に接合された複数の中空鋼材と、
前記複数の中空鋼材の少なくとも1つの内部に充填され、所定の方向の強度指向性を有する充填材とを備え
前記第1の躯体面と直交する第2の躯体面と前記配管の拘束位置との間隔が前記第1の躯体面と前記配管の拘束位置との間隔よりも小さく、
前記所定の方向は、前記第2の躯体面と直交する方向である
ことを特徴とする配管支持構造体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発電、化学、石油及びゴミ処理等の各種プラントに敷設された配管を支持する配管支持構造物に関し、特に、配管の軸方向と直交する2方向において、又は配管の軸方向と直交する2方向に配管の軸方向を加えた3方向において配管を拘束支持する配管支持構造物に関する。
【背景技術】
【0002】
各種プラントにおいては、プラント内に敷設された配管が地震等の外力や熱変位等によって損傷することを防止するため、配管を拘束支持する配管支持構造体が各所に設置されている。
【0003】
図8は、従来技術による配管支持構造体を配管の軸方向から見た図である。図8において、配管支持構造体1は、躯体面7bに左右に所定の間隔を隔てて固定された2本の垂直柱2a,2bと、これら2本の垂直柱2a,2bの間に上下に所定の間隔を隔てて溶接等で接合された2本の水平梁3a,3bと、配管4bの外周面の上下左右に溶接等で接合された4つの配管ラグ5とを備えている。
【0004】
配管支持構造体1は、2本の垂直柱2a,2bのそれぞれの下端部に溶接等で接合されたフランジ状の垂直柱基部6a,6bを躯体面7bに埋め込むことにより、躯体面7bに固定されている。
【0005】
配管4bが垂直柱2a,2bと水平梁3a,3bとで形成された矩形状の支持枠内に挿通して配置され、4つの配管ラグ5が垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bのそれぞれに当接することにより、配管4bの軸方向(Z方向)と直交する2方向(X方向及びY方向)の変位が拘束される。なお、4つの配管ラグ5は、垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bに対してそれぞれ摺動可能に配置されているため、配管4bの軸方向(Z方向)の変位は許容されている。
【0006】
特許文献1には、上述した配管の軸方向と直交する2方向において配管を拘束支持する配管支持構造体、及び配管の軸方向と直交する2方向に配管の軸方向を加えた3方向において配管を拘束支持する配管支持構造体が開示されている。
【0007】
また、特許文献2には、配管2を支持する支持部材11,12の内部に互いに接触した状態で相対的に移動可能な複数の物体21〜25を収容し、複数の物体21〜25どうしの衝突、摩擦によって配管2の振動を低減することができる配管支持構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2011−64288号公報
【特許文献2】特開2008−20013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載の配管支持構造体は、設置方向において大きな剛性を有するため、設置方向が配管の拘束方向と一致するように、配管の拘束方向と直交する躯体面に設置することが望ましい。
【0010】
しかしながら、各種プラントに敷設される配管は、通路や作業空間の確保および配管支持構造体の設置性の観点から、壁面、床面、天井面等の近傍に設置されることが多く、配管を効率的に支持できる好適な拘束位置の近傍において配管の拘束方向と直交する躯体面に配管支持構造体を設置することが困難な場合が多い。
【0011】
例えば、配管の好適拘束位置と、配管の拘束方向と直交する近傍の躯体面との間隔が小さ過ぎる場合は、当該間隔を所定の大きさ以上になるまで配管の拘束位置を好適拘束位置からずらず、あるいは、配管の好適拘束位置から大きく離間した躯体面(図示せず)から配管支持構造体を組み上げる必要がある。そのため、配管支持構造体に対して要求される支持強度が大きくなることにより配管支持構造体の重量が大きくなる、あるいは、配管の好適拘束位置から大きく離間した躯体面から配管支持構造体を組み上げることにより配管支持構造体が大型化するといった課題があった。
【0012】
一方、特許文献2に記載の配管支持構造は、複数の物体21〜25が互いに接触した状態、すなわち高密度で支持部材11,12に収容されているため、重量が大きくなるという課題がある。また、複数の物体21〜25は、互いに相対的に移動可能な状態で支持部材11,12に収容されているため、支持部材11,12の支持強度には寄与しないと考えられる。
【0013】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、壁面、床面、天井面等の近傍に敷設された配管を好適な拘束位置で拘束支持できる配管支持構造体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題を解決するために、本発明は、第1の躯体面のみに固定され、配管をその軸方向と直交する方向において拘束支持する配管支持構造体において、前記配管の外周面に接合された複数の配管ラグと、前記複数の配管ラグのそれぞれと当接するように相互に接合された複数の中空鋼材と、前記複数の中空鋼材の少なくとも1つの内部に充填され、所定の方向の強度指向性を有する充填材とを備え、前記第1の躯体面と直交する第2の躯体面と前記配管の拘束位置との間隔が前記第1の躯体面と前記配管の拘束位置との間隔よりも小さく、前記所定の方向は、前記第2の躯体面と直交する方向であるものとする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、配管支持構造体の設置方向を配管の拘束方向と一致させる必要がなくなるため、配管支持構造体を好適な拘束位置の近傍に配置することが可能となる。その結果、配管の拘束位置を好適な拘束位置からずらず、あるいは、配管の好適な拘束位置から大きく離間した躯体面から大型の配管支持構造体を組み上げる必要がなくなり、配管支持構造体の軽量化又は小型化が可能となる。
【0016】
なお、上記以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態による配管支持構造体によって拘束支持された配管系を示す概略斜視図である。
図2】本発明の実施形態による配管支持構造体を配管の軸方向から見た図である。
図3】本発明の実施形態による垂直柱のXZ断面図(図2のAy−Ay矢視図)である。
図4】本発明の実施形態による垂直柱のYZ断面図(図3のAx−Ax矢視図)である。
図5】本発明の実施形態の変形例による垂直柱のYZ断面図(図3のAx−Ax矢視図)である。
図6】本発明の実施形態による水平梁のYZ断面図(図2のBx−Bx矢視図)である。
図7】本発明の実施形態による水平梁のXZ断面図(図6のBy−By矢視図)である。
図8】従来技術による配管支持構造体を配管の軸方向から見た図である。
図9】従来技術による垂直柱のXZ断面を示す図(図8のAy−Ay矢視図)である。
図10】従来技術による垂直柱のYZ断面図(図9のAx−Ax矢視図)である。
図11】従来技術による水平梁のYZ断面図(図8のBx−Bx矢視図)である。
図12】従来技術による水平梁のXZ断面図(図11のBy−By矢視図)である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、各図中、同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は適宜省略する。
【0019】
(構成)
図1は、本発明の実施形態による配管支持構造体によって支持された配管系を示す概略斜視図である。図1において、躯体7は、互いに直交する躯体面7a,7b,7cを有し、プラント建築物等の構造体を構成している。なお、各図中、躯体面7cと直交する方向(配管4bの軸方向)をZ軸、躯体面7b及び躯体面7aとそれぞれ直交する方向(配管4bの軸方向と直交する2方向)をX軸及びY軸で示している。
【0020】
配管系4は、躯体面7aの表面近傍に水平方向(Y方向)に敷設された配管4aと、この配管4bの一端に接続され、躯体面7bの近傍で鉛直下方向(Z方向)に延び、躯体面7cを貫通して敷設された配管4bとを有する。配管支持構造体1は、躯体面7bに固定され、配管4bを拘束支持する。
【0021】
図2は、本実施形態による配管支持構造体1を配管4bの軸方向(Z方向)から見た図である。図2において、配管支持構造体1は、躯体面7bに左右に所定の間隔を隔てて固定された2本の垂直柱2a,2bと、これら2本の垂直柱2a,2bの間に上下に所定の間隔を隔てて溶接等で接合された2本の水平梁3a,3bと、配管4bの外周面の上下左右に溶接等で接合された4つの配管ラグ5とを備えている。
【0022】
配管支持構造体1は、2本の垂直柱2a,2bのそれぞれの下端部に溶接等で接合されたフランジ状の垂直柱基部6a,6bを躯体面7bに埋め込むことにより、躯体面7bに固定されている。
【0023】
配管4bは、垂直柱2a,2bと水平梁3a,3bとで形成された矩形状の支持枠内に挿通して配置され、4つの配管ラグ5は、垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bのそれぞれに当接している。これにより、配管4bの軸方向(Z方向)と直交する2方向(X方向及びY方向)において、配管4bの変位が拘束される。なお、4つの配管ラグ5は、垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bのそれぞれに対して摺動可能に配置されているため、配管4bの軸方向(Z方向)の変位は許容されている。
【0024】
図3は、図2のAy−Ay矢視図(垂直柱2aのXZ断面図)であり、図4は、図3のAx−Ax矢視図(垂直柱2aのYZ断面図)である。図3及び図4に示すように、垂直柱2aは中空鋼材で構成されており、その内部には、X方向の貫通孔を多数形成することにより軽量化した(X方向の強度指向性を有する)充填材8が充填されている(垂直柱2bについても同様)。ここで、図3及び図4においては、充填材8の構造としてハニカム構造を例示しているが、本発明はこれに限定されず、例えば図5に示すように、波板と平板とを交互に重ね合わせた構造を採用しても良い(後述する水平梁3a,3bについても同様)。このように、X方向の強度指向性を有する充填材8を垂直柱2a,2bの内部に充填することにより、垂直柱2a,2bの重量を大きく増加させることなく垂直柱2a,2bのX方向の剛性を大きくすることができる。
【0025】
図6は、図2のBx−Bx矢視図(水平梁3aのXZ断面図)であり、図7は、図6のBz−Bz矢視図(水平梁3aのYZ断面図)である。図6及び図7に示すように、水平梁3aは中空鋼材で構成されており、その内部には、Y方向の強度指向性を有する充填材8が充填されている(水平梁3bについても同様)。このように、Y方向の貫通孔を多数有する多孔構造の充填材8を水平梁3a,3bの内部に充填することにより、水平梁3a,3bの重量を大きく増加させることなく水平梁3a,3bのY方向の剛性を大きくすることができる。なお、水平梁3a,3bを構成している中空鋼材は、その軸方向(X方向)において既に大きな剛性を有しているため、配管4bの拘束方向と水平梁3a,3bを構成する中空鋼材の軸方向(X方向)とが一致し、かつ水平梁3a,3bを構成する中空鋼材のみで所要の剛性を確保できる場合は、水平梁3a,3bの内部に充填材8を充填しなくても良い。
【0026】
(効果)
本実施形態による配管支持構造体1の効果を、従来技術による配管支持構造体と比較して説明する。
【0027】
図8は、従来技術による配管支持構造体を配管の軸方向から見た図である。図8において、従来技術による配管支持構造体1の外観上の構成は、本実施形態による配管支持構造体1(図2参照)と同様である。図9は、図8のAy−Ay矢視図(垂直柱2aのXZ断面図)であり、図10は、図9のAx−Ax矢視図(垂直柱2aのYZ断面図)であり、図11は、図8のBx−Bx矢視図(水平梁3aのYZ断面図)であり、図12は、図11のBy−By矢視図(水平梁3aのXZ断面図)である。
【0028】
従来技術による垂直柱2aは、図9及び図10に示すように内部が空洞であるため、その軸方向(Y方向)の剛性は大きいものの、その軸方向(Y方向)と直交する2方向(X方向及びZ方向)の剛性は小さい(垂直柱2bについても同様)。そのため、従来技術による配管支持構造体1では、その設置方向(Y方向)と直交する2方向(X方向及びZ方向)において、垂直柱2a,2bの支持強度が不足するおそれがある。その結果、従来技術による配管支持構造体1の設置方向(Y方向)と配管4bの拘束方向とが一致しない場合(例えば、配管4bの拘束方向がX方向である場合)は、配管支持構造体1によって配管4bを適切に拘束支持できない可能性がある。
【0029】
さらに、従来技術による水平梁3aは、図11及び図12に示すように内部が空洞であるため、その軸方向(X方向)の剛性は大きいものの、その軸方向(X方向)と直交する2方向(Y方向及びZ方向)の剛性は小さい(水平梁3bについても同様)。そのため、従来技術による配管支持構造体1では、その設置方向(Y方向)及び配管4bの軸方向(Z方向)において、水平梁3a,3bの支持強度が不足するおそれもある。
【0030】
一方、本実施形態による配管支持構造体1は、配管4bの拘束方向がX方向であって、拘束方向(X方向)と直交する躯体面7aと配管4bとの間隔が小さ過ぎて躯体面7aに設置できず、拘束方向(X方向)に対して平行な躯体面7bに設置せざるを得ない場合であっても、図3及び図4に示すように、垂直柱2a,2bの内部にX方向の強度指向性を有する充填材8を充填することにより、配管4bの拘束方向(X方向)における垂直柱2a,2bの支持強度を向上させることができる。その結果、本実施形態による配管支持構造体1の設置方向(Y方向)と配管4bの拘束方向とが一致しない場合(例えば、配管4bの拘束方向がX方向である場合)であっても、配管支持構造体1によって配管4bを適切に拘束支持することが可能となる。
【0031】
さらに、図6及び図7に示すように、水平梁3a,3bの内部にX方向の強度指向性を有する充填材8を充填することにより、配管支持構造体1の設置方向(Y方向)において、水平梁3a,3bの支持強度を向上させることができる。
【0032】
以上のように構成した本実施形態によれば、配管支持構造体1の設置方向を配管4bの拘束方向と一致させる必要がなくなるため、配管4bを効率的に支持できる好適な拘束位置の近傍に配管支持構造体1を配置することが可能となる。その結果、配管4bの拘束方向(X方向)と直交する躯体面7aと配管4bの拘束位置との間隔が確保されるまで配管4bの拘束位置をずらず、あるいは、配管4bから大きく離間したその他の躯体面(例えば、躯体面7aと対向する躯体面)から大型の配管支持構造体を組み上げる必要がなくなるため、配管支持構造体1の軽量化又は小型化が可能となる。
【0033】
(その他の変形例)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、本実施形態による配管支持構造体1は、配管4bの外周面の上下左右に接合された4つの配管ラグ5を垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bからなる矩形状の支持枠内に配置する構成としたが、本発明はこれに限定されず、ラグの数、ラグの接合箇所、支持枠の形状は適宜変更可能である。
【0034】
また、本実施形態では、配管支持構造体1の設置方向がY方向であり、配管4bの拘束方向がX方向である場合の例を示したが、本発明はこれに限定されず、配管支持構造体1の設置方向と配管4bの拘束方向との組合せは任意である。
【0035】
また、本実施形態では、垂直柱2a,2bの内部に充填する充填材8の強度指向性の方向をX方向で一致させ、水平梁3a,3bの内部に充填する充填材8の強度指向性の方向をY方向で一致させたが、本発明はこれに限定されず、垂直柱2aと垂直柱2bとで、又は水平梁3aと水平梁3bとで強度指向性の方向が異なっても良い。
【0036】
また、本実施形態による配管支持構造体1は、配管4bの軸方向(Z方向)の変位が許容される構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば4つの配管ラグ5又は垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bの少なくとも1つに凹み部を設け、4つの配管ラグ5と垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bのいずれかと係合させることにより、配管4bの軸方向(Z方向)の変位も拘束する構成としても良い。その場合、垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bの少なくとも1つの内部にZ方向の強度指向性を有する充填材8を充填することにより、配管4bの軸方向(Z方向)において、垂直柱2a,2b及び水平梁3a,3bの支持強度を向上させることができる。
【符号の説明】
【0037】
1…配管支持構造体、2a,2b…垂直柱(中空鋼材)、3a,3b…水平梁(中空鋼材)、4…配管系、4a,4b…配管、5…配管ラグ、6a,6b…垂直柱基部、7…躯体、7a,7b,7c…躯体面、8…充填材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図12