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特許6474946画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6474946
(24)【登録日】2019年2月8日
(45)【発行日】2019年2月27日
(54)【発明の名称】画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06T 7/00 20170101AFI20190218BHJP
【FI】
   G06T7/00 350B
【請求項の数】6
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2018-545247(P2018-545247)
(86)(22)【出願日】2017年6月28日
(86)【国際出願番号】JP2017023807
【審査請求日】2018年8月27日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500521522
【氏名又は名称】株式会社オプティム
(74)【代理人】
【識別番号】100177220
【弁理士】
【氏名又は名称】小木 智彦
(72)【発明者】
【氏名】菅谷 俊二
【審査官】 川▲崎▼ 博章
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−068965(JP,A)
【文献】 特開2016−015045(JP,A)
【文献】 特開2011−060221(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶する記憶手段と、
未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得する取得手段と、
前記記憶した学習済みモデルの中から、前記取得した未知画像と撮像対象に対する撮像位置および撮像角度からなる撮像条件が似ている前記既知画像の学習済みモデルを選択する選択手段と、
前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させる画像解析手段と、
前記画像解析の結果を提供する提供手段と、
を備え、
前記学習済みモデルが前記画像解析に使用する数式及びパラメータで少なくとも構成されることを特徴とする画像解析結果提供システム。
【請求項2】
前記未知画像に対して、画像解析した新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成する作成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像解析結果提供システム。
【請求項3】
前記画像解析手段は、前記新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成するまでの期間に、前記選択された学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させることを特徴とする請求項2に記載の画像解析結果提供システム。
【請求項4】
前記未知画像に対して、前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析した解析結果を教師データとして、前記未知画像を画像解析した新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成する作成手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の画像解析結果提供システム。
【請求項5】
画像解析結果提供システムが実行する画像解析結果提供方法であって、
既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶するステップと、
未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得するステップと、
前記記憶した学習済みモデルの中から、前記取得した未知画像と撮像対象に対する撮像位置および撮像角度からなる撮像条件が似ている前記既知画像の学習済みモデルを選択するステップと、
前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させるステップと、
前記画像解析の結果を提供するステップと、
を備え、
前記学習済みモデルが前記画像解析に使用する数式及びパラメータで少なくとも構成される画像解析結果提供方法。
【請求項6】
学習済みモデルが、機械学習により算出した画像解析に使用する数式及びパラメータとで少なくとも構成されることを特徴とする画像解析結果提供システムに、
既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶するステップ、
未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得するステップ、
前記記憶した学習済みモデルの中から、前記取得した未知画像と撮像対象に対する撮像位置および撮像角度からなる撮像条件が似ている前記既知画像の学習済みモデルを選択するステップ、
前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させるステップ、
前記画像解析の結果を提供するステップ、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力することが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
人物画像に対して画像解析処理を行うことで、誰が写っているかを判別し、自動的に人物画像をカテゴライズする仕組みを提供する方法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−69580
【0004】
また、人工知能が画像解析を行うための機械学習の手法として、教師あり学習(Supervised Learning)はよく知られる手法である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この教師あり学習のためには、一般的に数万枚〜数百万枚以上の大量の画像を用意して、画像に対して正しい教師データを付加してから学習させる必要があり、教師あり学習で画像解析の精度を上げるためには、学習のための画像を準備する手間がかかるとともに、学習のための時間も長期間必要となるという点が問題となる。
【0006】
例えば、踏切に人が進入したかどうかを判定する、進入検知を画像解析で行う場合、通常、監視カメラの位置は固定であるため、踏切A・踏切B・踏切C等、踏切毎に教師ありの機械学習を行うことで、踏切A・踏切B・踏切Cそれぞれに対する進入検知の精度を高めることが可能であり、その後の画像解析処理には、踏切Aの学習済みモデル・踏切Bの学習済みモデル・踏切Cの学習済みモデルをそれぞれ使用する。しかし、新たに踏切Dでの進入検知を行おうとした場合には、踏切Dのための教師あり学習の教師データとなるタグ付きの画像を大量に用意し、それを基に一から機械学習させるという手順が必要であるため、進入検知導入までの手間と時間がかかる。
【0007】
この課題に対して、本発明者は、すでに機械学習済みの、踏切A・踏切B・踏切Cのなかから、踏切Dと撮像条件の似た踏切の学習済みモデルを選択して、利用することで、踏切Dにおいても、はじめからある程度以上の進入検知の画像解析精度を得られることに着目した。
【0008】
本発明は、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力することが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0010】
第1の特徴に係る発明は、
既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶する記憶手段と、
未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得する取得手段と、
前記記憶した学習済みモデルの中から、前記取得した未知画像と撮像条件が似ている前記既知画像の学習済みモデルを選択する選択手段と、
前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させる画像解析手段と、
前記画像解析の結果を提供する提供手段と、
を備えることを特徴とする画像解析結果提供システムを提供する。
【0011】
第1の特徴に係る発明によれば、既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶する記憶手段と、未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得する取得手段と、前記記憶した学習済みモデルの中から、前記取得した未知画像と撮像条件が似ている前記既知画像の学習済みモデルを選択する選択手段と、前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させる画像解析手段と、前記画像解析の結果を提供する提供手段と、を備える。
【0012】
第1の特徴に係る発明は、画像解析結果提供システムのカテゴリであるが、画像解析結果提供方法、およびプログラムであっても同様の作用、効果を奏する。
【0013】
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明である画像解析結果提供システムであって、
前記撮像条件が、撮像対象に対する撮像位置および撮像角度、であることを特徴とする画像解析結果提供システムを提供する。
【0014】
第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である画像解析結果提供システムにおいて、前記撮像条件は、撮像対象に対する撮像位置および撮像角度、である。
【0015】
第3の特徴に係る発明は、第1の特徴又は第2の特徴に係る発明である画像解析結果提供システムであって、
前記学習済みモデルが、前記機械学習により算出した前記画像解析に使用する数式およびパラメータと前記機械学習に使用した画像であることを特徴とする画像解析結果提供システムを提供する。
【0016】
第3の特徴に係る発明によれば、第1の特徴又は第2の特徴に係る発明である画像解析結果提供システムにおいて、前記学習済みモデルは、前記機械学習により算出した前記画像解析に使用する数式およびパラメータと前記機械学習に使用した画像である。
【0017】
第4の特徴に係る発明は、第1の特徴から第3の特徴のいずれかに係る発明である画像解析結果提供システムであって、
前記未知画像に対して、画像解析した新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成する作成手段を備えることを特徴とする画像解析結果提供システムを提供する。
【0018】
第4の特徴に係る発明によれば、第1の特徴から第3の特徴のいずれかに係る発明である画像解析結果提供システムにおいて、前記未知画像に対して、画像解析した新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成する作成手段を備える。
【0019】
第5の特徴に係る発明は、第4の特徴に係る発明である画像解析結果提供システムであって、
前記画像解析手段は、前記新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成するまでの期間に、前記選択された学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させることを特徴とする画像解析結果提供システムを提供する。
【0020】
第5の特徴に係る発明によれば、第4の特徴に係る発明である画像解析結果提供システムにおいて、前記画像解析手段は、前記新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成するまでの期間に、前記選択された学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させる。
【0021】
第6の特徴に係る発明は、第1の特徴から第5の特徴のいずれかに係る発明である画像解析結果提供システムであって、
前記未知画像に対して、前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析した解析結果を教師データとして、前記未知画像を画像解析した新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成する作成手段を備えることを特徴とする画像解析結果提供システムを提供する。
【0022】
第6の特徴に係る発明によれば、第1の特徴から第5の特徴のいずれかに係る発明である画像解析結果提供システムにおいて、前記未知画像に対して、前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析した解析結果を教師データとして、前記未知画像を画像解析した新しい機械学習済みの学習済みモデルを作成する作成手段を備える。
【0023】
第7の特徴に係る発明は、
既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶するステップと、
未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得するステップと、
前記記憶した学習済みモデルの中から、前記取得した未知画像と撮像条件が似ている前記既知画像の学習済みモデルを選択するステップと、
前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させるステップと、
前記画像解析の結果を提供するステップと、
を備える画像解析結果提供方法を提供する。
【0024】
第8の特徴に係る発明は、
画像解析結果提供システムに、
既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶するステップ、
未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得するステップ、
前記記憶した学習済みモデルの中から、前記取得した未知画像と撮像条件が似ている前記既知画像の学習済みモデルを選択するステップ、
前記選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させるステップ、
前記画像解析の結果を提供するステップ、
を実行させるためのプログラムを提供する。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力することが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1図1は、本発明の好適な実施形態の概要図である。
図2図2は、カメラ100とコンピュータ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。
図3図3は、カメラ100から未知画像を取得し、コンピュータ200で画像解析処理を行い、画像解析結果を提供する場合のフローチャート図である。
図4図4は、未知画像の学習済みモデル作成処理を行う場合の、カメラ100とコンピュータ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。
図5図5は、未知画像の学習済みモデル作成処理を行う場合の、カメラ100とコンピュータ200のフローチャート図である。
図6図6は、未知画像の学習済みモデル作成処理が終わっているかに応じて、画像解析処理を切り替える場合の、カメラ100とコンピュータ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。
図7図7は、図6のフローチャートのAに当たる処理で、未知画像の学習済みモデル作成処理が終わっていない場合に、未知画像の機械学習が可能である場合にコンピュータ200で行う未知画像の学習済みモデル作成処理のフローチャート図である。
図8図8は、図6のフローチャートのBに当たる処理で、未知画像の学習済みモデル作成処理が終わっていない場合に、未知画像の機械学習が不可能である場合にコンピュータ200で行う学習済みモデル選択処理のフローチャート図である。
図9図9は、未知画像の学習済みモデル作成処理を行う場合に、未知画像の画像解析結果を教師データとして付与して、未知画像の機械学習を行う場合の、コンピュータ200のフローチャート図である。
図10図10は、踏切A・踏切B・踏切Cの学習済みモデルとして、機械学習により算出した数式およびパラメータの例と、機械学習に使用した画像の例と、未知画像である踏切Dの画像の一例を示す図である。
図11図11は、カメラ100とコンピュータ200、被写体400との関係を、模式的に説明するための図である。
図12図12は、カメラ毎の学習済みモデルのデータ構造を示す表の一例である。
図13図13は、カメラDで撮像した未知画像の学習済みモデルが無い場合の、カメラ毎に画像解析に使用する学習済みモデルを示す表の一例である。
図14図14は、カメラDで撮像した未知画像の学習済みモデルが作成された場合の、カメラ毎に画像解析に使用する学習済みモデルを示す表の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
【0028】
[画像解析結果提供システムの概要]
図1は、本発明の好適な実施形態の概要図である。この図1に基づいて、本発明の概要を説明する。画像解析結果提供システムは、カメラ100、コンピュータ200、通信網300から構成される。
【0029】
なお、図1において、カメラ100の数は1つに限らず複数であってもよい。また、コンピュータ200は、実在する装置に限らず、仮想的な装置であってもよい。
【0030】
カメラ100は、図2に示すように、撮像部10、制御部110、通信部120、記憶部130から構成される。また、コンピュータ200は、同じく図2に示すように、制御部210、通信部220、記憶部230、入出力部240、から構成される。制御部210は通信部220、記憶部230と協働して取得モジュール211を実現する。また、制御部210は記憶部230と協働して選択モジュール212、画像解析モジュール213、を実現する。記憶部230は、制御部210と協働して記憶モジュール231を実現する。入出力部240は、制御部210、記憶部230と協働して、提供モジュール241を実現する。通信網300は、インターネット等の公衆通信網でも専用通信網でもよく、カメラ100とコンピュータ200間の通信を可能とする。
【0031】
カメラ100は、コンピュータ200とデータ通信可能な、撮像素子やレンズ等の撮像デバイスを備え、被写体400までの距離を測定可能な撮像装置である。ここでは、例としてWEBカメラを図示しているが、デジタルカメラ、デジタルビデオ、無人航空機に搭載したカメラ、ウェアラブルデバイスのカメラ、防犯カメラ、車載カメラ、360度カメラ等の必要な機能を備える撮像装置であってよい。また、記憶部130に撮像画像を保存可能としても良い。
【0032】
コンピュータ200は、カメラ100とデータ通信可能な計算装置である。ここでは、例としてデスクトップ型のコンピュータを図示しているが、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の電化製品や、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末等であってよい。
【0033】
図1の画像解析結果提供システムにおいて、まず、コンピュータ200の記憶モジュール231は、記憶部230に複数の学習済みモデルを記憶する(ステップS01)。学習済みモデルは、他のコンピュータや記憶媒体から取得しても良いし、コンピュータ200で作成しても良い。また、記憶部230に専用のデータベースを設けても良い。
【0034】
図10は、踏切A・踏切B・踏切Cの学習済みモデルとして、機械学習により算出した数式およびパラメータの例と、機械学習に使用した画像の例と、を示す図である。また、まだ学習済みモデルの作成されていない踏切Dの未知画像の一例を示す図である。
【0035】
図12は、カメラ毎の学習済みモデルのデータ構造を示す表の一例である。本発明において、学習済みモデルとは、カメラ毎に、被写体を画像解析するための数式とパラメータとを対応付けたものである。あわせて、学習済みモデルを算出するための機械学習に使用した、教師データ付きの画像ファイルを関連づけても良い。また、カメラ毎の撮像条件として、撮像角度と撮像位置を関連づけて記憶させても良い。図10の踏切Aを撮像したカメラAによる教師ありデータを使用して作成した学習済みモデルが学習済みモデルA、踏切Bを撮像したカメラBによる教師ありデータを使用して作成した学習済みモデルが学習済みモデルB、踏切Cを撮像したカメラCによる教師ありデータを使用して作成した学習済みモデルが学習済みモデルCである。また、カメラDで踏切Dを撮像した画像に対しては、学習済みモデルは未作成である。
【0036】
図11は、カメラ100とコンピュータ200、被写体400との関係を、模式的に説明するための図である。カメラ100とコンピュータ200とは、通信網300を介して通信可能であるものとする。本発明でのカメラ100は、被写体までの距離を測定可能な撮像装置である。被写体までの距離を測定する方法については、カメラ100のセンサ等から取得する他に、被写体を複数の異なる方向から同時に撮像可能である場合には、その複数のカメラそれぞれで撮像した画像のズレの長さと、実際の距離を学習させて、距離を測定することも可能である。また、その測定した距離を用いて、撮像角度を算出することも可能である。更に、カメラ100の場所が固定である場合には、撮像場所までの距離を、明示的に指定できるようにしてもよい。また、撮像角度については、水平方向から、何度カメラ100が傾いているかを撮像角度とする。図11の例では、被写体400について、カメラ100の撮像角度は30度、撮像位置つまり撮像距離は5−6mである。ここでは、撮像条件として、撮像角度と撮像位置を例として挙げたが、このほかに、踏切への進入検知であれば、警報器の有無、遮断機の有無や形状、線路が単線か複線か、等の、未知画像と学習済みモデルの類似度の判定に役立つ情報を、含めて良いものとする。
【0037】
記憶部230に複数の学習済みモデルを記憶する前段階として、教師あり学習による機械学習のためには、適切なラベルをつけた大量の画像を教師データとして用意して機械学習させる必要があり、また、学習のための時間も長期間必要となる。そのため、のちに新たな未知画像の解析を行う場合を想定して、カメラ毎の撮像条件に、幅を持たせた学習済みモデルを用意しておくことが好ましい。また、前記教師あり学習のためのラベルについても、実際にどの程度詳細な画像解析結果を提供する必要があるのかを想定して、踏切の進入検知であれば、「進入あり・進入なし」のみで良いのか、「進入なし・進入あり(大人)・進入あり(子ども)・進入あり(老人)・進入あり(車両)・進入あり(自転車)・進入あり(動物)・進入の可能性あり」等、詳しい区分が必要なのかを考慮して、システムの目的にあわせて付加する必要がある。
【0038】
図1に戻り、カメラ100は未知画像である撮像データを、コンピュータ200に送信し(ステップS02)、コンピュータ200の取得モジュール211は、未知画像を取得する(ステップS03)。未知画像とあわせて、取得モジュール211は、撮像角度や撮像位置等の撮像条件を、あわせてカメラ100から取得するものとする。ここでは、カメラ100から未知画像である撮像データを送信するフローを記載したが、取得モジュール211がカメラ100に対して、撮像データの送信指示を行い、それを受けてカメラ100が撮像データの送信を行っても良い。また、取得モジュール211は、カメラ100がリアルタイムに撮像を行っている画像の取得を行うだけでなく、カメラ100が過去に撮像して記憶部130に保存しておいた画像を取得しても良い。
【0039】
次に、コンピュータ200の選択モジュール212は、ステップS01で記憶した学習済みモデルの中から、ステップS03で取得した未知画像と撮像条件が似ている学習済みモデルを選択する(ステップS04)。ここで、例えば、撮像された未知画像が、図10の踏切Dであった場合には、学習済みモデルが存在する踏切A、踏切B、踏切Cのいずれからの学習済みモデルから、撮像条件が似ているものを選択する。踏切Dを撮像したカメラDの撮像角度が20度、撮像距離が4−5mであるとし、更に踏切Dを撮像した画像の構図等を分析した結果、ここでは、学習済みモデルBを選択するものとする。
【0040】
次に、コンピュータ200の画像解析モジュール213は、学習済みモデルBを使用して、カメラDで撮像された未知画像の画像解析を行う(ステップS05)。
【0041】
図13は、カメラDで撮像した未知画像の学習済みモデルが無い場合の、カメラ毎に画像解析に使用する学習済みモデルを示す表の一例である。ステップS04で、カメラDで撮像した踏切Dと撮像条件が似ている学習済みモデルとして、学習済みモデルBを選択したので、図13のカメラDの欄には、使用モデルとして学習済みモデルB、数式としてyyyyyy、パラメータとしてBBB、b、βを使用するものとして、表を埋めている。ここで、撮像条件である撮像角度と撮像位置には、実際のカメラDでの撮像条件を埋めておくことが望ましい。また、カメラDでの撮像画像に対しては、教師あり学習を行っていないので、教師データの欄は空欄としておいてよいものとする。以降、カメラDの学習済みモデルが作成されるか、又は、他の学習済みモデルの増加により、選択モジュール212で再度カメラDに最も適した学習済みモデルの選択を行うまでは、この図13の表を利用して、カメラDの画像解析を行うことが可能である。
【0042】
最後に、コンピュータ200の提供モジュール241は、コンピュータ200の入出力部240に、画像解析結果の提供を行う(ステップS06)。踏切Dへの進入検知であれば、「進入あり・進入なし」のみか、「進入なし・進入あり(大人)・進入あり(子ども)・進入あり(老人)・進入あり(車両)・進入あり(自転車)・進入あり(動物)・進入の可能性あり」等詳しく表示するのか、又は、画像に対して表示を行うだけでなく、警告音や光で結果を提示するのか等、画像解析結果提供システムの目的にあわせた出力を行うものとする。また、ここでは、踏切への進入検知を例として説明してきたが、画像解析は、例えば、個人判定用の顔認識、農作物の害虫被害状況の判別、倉庫内の在庫確認、医療診断用の患部画像認識、等、システムの目的に応じた適切なものに応用可能であるとする。
【0043】
本発明によれば、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力することが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
【0044】
[各機能の説明]
図2は、カメラ100とコンピュータ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。カメラ100は、撮像部10、制御部110、通信部120、記憶部130から構成される。また、コンピュータ200は、制御部210、通信部220、記憶部230、入出力部240、から構成される。制御部210は通信部220、記憶部230と協働して取得モジュール211を実現する。また、制御部210は記憶部230と協働して選択モジュール212、画像解析モジュール213、を実現する。記憶部230は、制御部210と協働して記憶モジュール231を実現する。入出力部240は、制御部210、記憶部230と協働して、提供モジュール241を実現する。通信網300は、インターネット等の公衆通信網でも専用通信網でもよく、カメラ100とコンピュータ200間の通信を可能とする。
【0045】
カメラ100は、コンピュータ200とデータ通信可能な、撮像素子やレンズ等の撮像デバイスを備え、被写体400までの距離を測定可能な撮像装置である。ここでは、例としてWEBカメラを図示しているが、デジタルカメラ、デジタルビデオ、無人航空機に搭載したカメラ、ウェアラブルデバイスのカメラ、防犯カメラ、車載カメラ、360度カメラ等の必要な機能を備える撮像装置であってよい。また、記憶部130に撮像画像を保存可能としても良い。
【0046】
カメラ100は、撮像部10として、レンズ、撮像素子、各種ボタン、フラッシュ等の撮像デバイス等を備え、動画や静止画等の撮像画像として撮像する。また、撮像して得られる画像は、画像解析に必要なだけの情報量を持った精密な画像であるものする。また、撮像時の解像度、カメラ角度、カメラ倍率、等を指定可能であるものとしてもよい。
【0047】
制御部110として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。
【0048】
通信部120として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイス又は第3世代、第4世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える。有線によるLAN接続であってもよい。
【0049】
記憶部130として、ハードディスクや半導体メモリによる、データのストレージ部を備え、撮像画像や、撮像条件等の必要なデータ等を記憶する。
【0050】
コンピュータ200は、カメラ100とデータ通信可能な計算装置である。ここでは、例としてデスクトップ型のコンピュータを図示しているが、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の電化製品や、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末等であってよい。
【0051】
制御部210として、CPU、RAM、ROM等を備える。制御部210は通信部220、記憶部230と協働して取得モジュール211を実現する。また、制御部210は記憶部230と協働して選択モジュール212、画像解析モジュール213、を実現する。
【0052】
通信部220として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi対応デバイス又は第3世代、第4世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える。有線によるLAN接続であってもよい。
【0053】
記憶部230として、ハードディスクや半導体メモリによる、データのストレージ部を備え、撮像画像や、教師データ、画像解析結果、等の処理に必要なデータ等を記憶する。記憶部230は、制御部210と協働して記憶モジュール231を実現する。また、記憶部230に、学習済みモデルのデータベースを備えても良い。
【0054】
入出力部240は、画像解析結果提供システムを利用するために必要な機能を備えるものとする。入出力部240は、制御部210、記憶部230と協働して、提供モジュール241を実現する。入力を実現するための例として、タッチパネル機能を実現する液晶ディスプレイ、キーボード、マウス、ペンタブレット、装置上のハードウェアボタン、音声認識を行うためのマイク等を備えることが可能である。また、出力を実現するための例として、液晶ディスプレイ、PCのディスプレイ、プロジェクターへの投影等の表示と音声出力等の形態が考えられる。入出力方法により、本発明は特に機能を限定されるものではない。
【0055】
[画像解析結果提供処理]
図3は、カメラ100から未知画像を取得し、コンピュータ200で画像解析処理を行い、画像解析結果を提供する場合のフローチャート図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理にあわせて説明する。
【0056】
まず、コンピュータ200の記憶モジュール231は、記憶部230に複数の学習済みモデルを記憶する(ステップS301)。学習済みモデルは、他のコンピュータや記憶媒体から取得しても良いし、コンピュータ200で作成しても良い。また、記憶部230に学習済みモデルを記憶するための専用のデータベースを設けても良い。ステップS301の処理は、既に複数の学習済みモデルが記憶されている場合、新しい学習済みモデルが存在しない場合にはスキップしてよいものとする。
【0057】
図10は、踏切A・踏切B・踏切Cの学習済みモデルとして、機械学習により算出した数式およびパラメータと、機械学習に使用した画像の一例を示す図である。また、まだ学習済みモデルの作成されていない踏切Dの未知画像の一例を示す図である。
【0058】
図12は、カメラ毎の学習済みモデルのデータ構造を示す表の一例である。本発明において、学習済みモデルとは、カメラ毎に、被写体を画像解析するための数式とパラメータとを対応付けたものである。あわせて、学習済みモデルを算出するための機械学習に使用した、教師データ付きの画像ファイルを関連づけても良い。また、カメラ毎の撮像条件として、撮像角度と撮像位置を関連づけて記憶させても良い。図10の踏切Aを撮像したカメラAによる教師ありデータを使用して作成した学習済みモデルが学習済みモデルA、踏切Bを撮像したカメラBによる教師ありデータを使用して作成した学習済みモデルが学習済みモデルB、踏切Cを撮像したカメラCによる教師ありデータを使用して作成した学習済みモデルが学習済みモデルCである。また、カメラDで踏切Dを撮像した画像に対しては、学習済みモデルは未作成である。
【0059】
図11は、カメラ100とコンピュータ200、被写体400との関係を、模式的に説明するための図である。カメラ100とコンピュータ200とは、通信網300を介して通信可能であるものとする。本発明でのカメラ100は、被写体までの距離を測定可能な撮像装置である。被写体までの距離を測定する方法については、カメラ100のセンサ等から取得する他に、被写体を複数の異なる方向から同時に撮像可能である場合には、その複数のカメラそれぞれで撮像した画像のズレの長さと、実際の距離を学習させて、距離を測定することも可能である。また、その測定した距離を用いて、撮像角度を算出することも可能である。更に、カメラ100の場所が固定である場合には、撮像場所までの距離を、明示的に指定できるようにしてもよい。また、撮像角度については、水平方向から、何度カメラ100が傾いているかを撮像角度とする。図11の例では、被写体400について、カメラ100の撮像角度は30度、撮像位置つまり撮像距離は5−6mである。ここでは、撮像条件として、撮像角度と撮像距離を例として挙げたが、このほかに、踏切への進入検知であれば、警報器の有無、遮断機の有無や形状、線路が単線か複線か、等の、未知画像と学習済みモデルの類似度の判定に役立つ情報を、含めて良いものとする。
【0060】
記憶部230に複数の学習済みモデルを記憶する前段階として、教師あり学習による機械学習のためには、適切なラベルをつけた大量の画像を教師データとして用意して機械学習させる必要があり、また、学習のための時間も長期間必要となる。そのため、のちに新たな未知画像の解析を行う場合を想定して、カメラ毎の撮像条件に、幅を持たせた学習済みモデルを用意しておくことが好ましい。また、前記教師あり学習のためのラベルについても、実際にどの程度詳細な画像解析結果を提供する必要があるのかを想定して、踏切の進入検知であれば、「進入あり・進入なし」のみで良いのか、「進入なし・進入あり(大人)・進入あり(子ども)・進入あり(老人)・進入あり(車両)・進入あり(自転車)・進入あり(動物)・進入の可能性あり」等、詳しい区分が必要なのかを考慮して、システムの目的にあわせて付加する必要がある。
【0061】
図3に戻り、コンピュータ200の取得モジュール211は、カメラ100に対して、画像の送信を要求する(ステップ302)。この送信要求の時点で、カメラ100の画像に対する学習済みモデルが存在しない場合には、カメラ100から取得する画像は、未知画像であるということになる。
【0062】
カメラ100は、コンピュータ200からの画像送信要求を受けて、撮像部10で撮像を行う(ステップS303)。
【0063】
そして、カメラ100は通信部120を介して、未知画像である撮像データを、コンピュータ200に送信する(ステップS304)。
【0064】
コンピュータ200の取得モジュール211は、未知画像を取得する(ステップS305)。ここで未知画像とあわせて、撮像角度や撮像位置等の撮像条件を、カメラ100から取得するものとする。取得モジュール211は、カメラ100がリアルタイムに撮像を行っている画像の取得を行うだけでなく、カメラ100が過去に撮像して記憶部130に保存しておいた画像を取得しても良い。
【0065】
次に、コンピュータ200の選択モジュール212は、ステップS301で記憶した学習済みモデルの中から、ステップS305で取得した未知画像と撮像条件が似ている学習済みモデルを選択する(ステップS306)。ここで、例えば、撮像された未知画像が、図10の踏切Dであった場合には、学習済みモデルが存在する踏切A、踏切B、踏切Cのいずれからの学習済みモデルから、撮像条件が似ているものを選択する。踏切Dを撮像したカメラDの撮像角度が20度、撮像距離が4−5mであるとし、更に踏切Dを撮像した画像の構図等を分析した結果、ここでは、学習済みモデルBを選択するものとする。
【0066】
次に、コンピュータ200の画像解析モジュール213は、学習済みモデルBを使用して、カメラDで撮像された未知画像の画像解析を行う(ステップS307)。
【0067】
図13は、カメラDで撮像した未知画像の学習済みモデルが無い場合の、カメラ毎に画像解析に使用する学習済みモデルを示す表の一例である。ステップS306で、カメラDで撮像した踏切Dと撮像条件が似ている学習済みモデルとして、学習済みモデルBを選択したので、図13のカメラDの欄には、使用モデルとして学習済みモデルB、数式としてyyyyyy、パラメータとしてBBB、b、βを使用するものとして、表を埋めている。ここで、撮像条件である撮像角度と撮像位置には、実際のカメラDでの撮像条件を埋めておくことが望ましい。また、カメラDでの撮像画像に対しては、教師あり学習を行っていないので、教師データの欄は空欄としておいてよいものとする。以降、カメラDの学習済みモデルが作成されるか、又は、他の学習済みモデルの増加により、選択モジュール212で再度カメラDに最も適した学習済みモデルの選択を行うまでは、この図13の表を利用して、カメラDの画像解析を行うことが可能である。
【0068】
最後に、コンピュータ200の提供モジュール241は、コンピュータ200の入出力部240に、画像解析結果の提供を行う(ステップS308)。踏切Dへの進入検知であれば、「進入あり・進入なし」のみか、「進入なし・進入あり(大人)・進入あり(子ども)・進入あり(老人)・進入あり(車両)・進入あり(自転車)・進入あり(動物)・進入の可能性あり」等詳しく表示するのか、又は、画像に対して表示を行うだけでなく、警告音や光で結果を提示するのか等、画像解析結果提供システムの目的にあわせた出力を行うものとする。また、ここでは、踏切への進入検知を例として説明してきたが、画像解析は、例えば、個人判定用の顔認識、農作物の害虫被害状況の判別、倉庫内の在庫確認、医療診断用の患部画像認識、等、システムの目的に応じた適切なものに応用可能であるとする。また、画像解析結果の提供は、コンピュータ200の入出力部240への出力に限る必要はなく、通信部220を介して、他のデバイスへの出力を行う等、システムにあわせた出力を行うものとする。
【0069】
このように、本発明によれば、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力することが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
【0070】
[学習済みモデル作成処理]
図4は、未知画像の学習済みモデル作成処理を行う場合の、カメラ100とコンピュータ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。図2の構成に加え、コンピュータ200の制御部210は記憶部230と協働して作成モジュール214を実現する。図5は、未知画像の学習済みモデル作成処理を行う場合の、カメラ100とコンピュータ200のフローチャート図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理にあわせて説明する。図5のステップS501からステップS503の処理は、図3のステップS301からステップS303の処理に相当するため、ステップS504以降について説明する。ステップS501の処理は、ステップS301と同じく、既に複数の学習済みモデルが記憶されている場合、新しい学習済みモデルが存在しない場合にはスキップしてよいものとする。
【0071】
カメラ100は、コンピュータ200からの画像送信要求を受けて、撮像部10で撮像した未知画像を、通信部120を介して、コンピュータ200に送信する(ステップS504)。ここでは、未知画像の学習済みモデル作成処理を行うため、カメラ100で撮像したできるだけ多くの未知画像を取得することが望ましい。そこで、カメラ100がリアルタイムに撮像を行っている画像だけでなく、カメラ100が過去に撮像して記憶部130に保存しておいた画像を送信しても良い。
【0072】
コンピュータ200の取得モジュール211は、複数の未知画像を取得する(ステップS505)。ここでそれぞれの未知画像とあわせて、撮像角度や撮像位置等の撮像条件を、カメラ100から取得するものとする。
【0073】
次に、コンピュータ200の作成モジュール214は、ステップS505で取得した未知画像に、教師データを付与する(ステップS506)。ここでは、取得した複数の未知画像に対して、画像解析結果の正解となるラベルを付加する作業を教師データの付与とする。前述した通り、教師あり学習のためのラベルについては、実際にどの程度詳細な画像解析結果を提供する必要があるのかを想定して、踏切の進入検知であれば、「進入あり・進入なし」のみで良いのか、「進入なし・進入あり(大人)・進入あり(子ども)・進入あり(老人)・進入あり(車両)・進入あり(自転車)・進入あり(動物)・進入の可能性あり」等、詳しい区分が必要なのかを考慮して、システムの目的にあわせて付加する必要がある。
【0074】
コンピュータ200の作成モジュール214は、教師データを付与した未知画像を使用して、教師あり学習による機械学習を行う(ステップS507)。
【0075】
次に、作成モジュール214は、ステップS507の機械学習の結果を基に、未知画像の学習済みモデルを作成する(ステップS508)。
【0076】
最後に、記憶モジュール231により、未知画像の学習済みモデルを記憶部230に記憶する(ステップS509)。
【0077】
図14は、カメラDで撮像した未知画像の学習済みモデルが作成された場合の、カメラ毎に画像解析に使用する学習済みモデルを示す表の一例である。ステップS508で作成した、カメラDの学習済みモデルDを、図14のカメラDの欄に記載したものである。カメラDの使用モデルとして学習済みモデルD、数式としてvvvvvvvv、パラメータとしてDDD、d、dDを使用するものとして、表を埋めている。また、教師あり学習を行ったため、教師データの欄も教師データを記載している。以降、カメラDで、再度教師データを増やして学習済みモデルを作成するまでは、この図14の表を利用して、カメラDの画像解析を行うことが可能である。
【0078】
この、学習済みモデル作成処理は、新しい未知画像に対して、画像解析の精度を上げるために、適切なラベルをつけた大量の画像を用意し、時間をかけて学習を行う必要があるので、画像解析結果提供システムの運用を開始してから、新たな未知画像を受け入れる場合には大きな負担となる。そのため、新たな学習済みモデル作成処理を行えない場合に、図2図3で説明した方法で、学習時間をかけずに、ある程度精度のよい画像解析結果を提供することを可能とする方法を提案している。しかしながら、より良い精度を求めるためには、未知画像にあわせた機械学習を行い、より適した数式やパラメータの学習済みモデルを作成することが望ましい。そのため、機械学習に必要な大量の未知画像が蓄積できたタイミングや、適切な正解ラベルを付加できたタイミングに応じて、他の画像解析作業に影響のでないよう、システムに負荷をかけないように実行する等、画像解析結果提供システムの運用にあわせた適切な実施が必要である。
【0079】
このように、本発明によれば、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力しつつ、更に、学習済みモデル作成処理により新たな未知画像にあわせた機械学習を行い、学習済みモデルを作成することにより、更に画像解析結果を向上させることが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
【0080】
[画像解析切り替え処理]
図6は、未知画像の学習済みモデル作成処理が終わっているかに応じて、画像解析処理を切り替える場合の、カメラ100とコンピュータ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。図7は、図6のフローチャートのAに当たる処理で、未知画像の学習済みモデル作成処理が終わっていない場合に、未知画像の機械学習が可能である場合にコンピュータ200で行う未知画像の学習済みモデル作成処理のフローチャート図である。図8は、図6のフローチャートのBに当たる処理で、未知画像の学習済みモデル作成処理が終わっていない場合に、未知画像の機械学習が不可能である場合にコンピュータ200で行う学習済みモデル選択処理のフローチャート図である。カメラ100とコンピュータ200の構成は、図4と同様である。また、図6のステップS601からステップS605の処理は、図3のステップS301からステップS305の処理に相当するため、ステップS606以降について説明する。
【0081】
コンピュータ200の作成モジュール214は、ステップS605で取得した撮像データについて、未知画像の学習済みモデル作成済みかの確認を行う(ステップS606)。ここで、ステップS605で取得した撮像データが、初めてのカメラ100からの取得データであれば、未知画像であるため、未知画像の学習済みモデルは作成されていないと考えられる。
【0082】
未知画像の学習済みモデルは作成されていない場合、作成モジュール214は、ステップS605で取得した未知画像やそれ以前に記憶した未知画像を使用して、機械学習が可能であるかどうかを判断する(ステップS607)。ここでは、機械学習に必要な適切なラベルをつけた教師データとなる大量の画像が準備されているかどうか、システムに負荷をかけ、かつ、機械学習のための時間をかけて問題ないかどうか、等を基準として判断することが可能である。また、画像解析結果提供システムの運用状況にあわせて判断してもよく、システムに応じた判定を行うものとする。
【0083】
ここで、未知画像の機械学習が可能であると判断した場合、図7の処理Aのフローチャートに進む(ステップS608)。
【0084】
図7の処理Aにおいて、コンピュータ200の作成モジュール214は、ステップS605で取得した未知画像やそれ以前に記憶した未知画像に、教師データを付与する(ステップS701)。ここでは、取得した複数の未知画像に対して、画像解析結果の正解となるラベルを付加する作業を教師データの付与とする。前述した通り、教師あり学習のためのラベルについては、実際にどの程度詳細な画像解析結果を提供する必要があるのかを想定して、踏切の進入検知であれば、「進入あり・進入なし」のみで良いのか、「進入なし・進入あり(大人)・進入あり(子ども)・進入あり(老人)・進入あり(車両)・進入あり(自転車)・進入あり(動物)・進入の可能性あり」等、詳しい区分が必要なのかを考慮して、システムの目的にあわせて付加する必要がある。
【0085】
コンピュータ200の作成モジュール214は、教師データを付与した未知画像を使用して、教師あり学習による機械学習を行う(ステップS702)。
【0086】
次に、作成モジュール214は、ステップS702の機械学習の結果を基に、未知画像の学習済みモデルを作成する(ステップS703)。
【0087】
次に、記憶モジュール231により、未知画像の学習済みモデルを記憶部230に記憶する(ステップS704)。
【0088】
図14は、カメラDで撮像した未知画像の学習済みモデルが作成された場合の、カメラ毎に画像解析に使用する学習済みモデルを示す表の一例である。ステップS703で作成した、カメラDの学習済みモデルDを、図14のカメラDの欄に記載したものである。カメラDの使用モデルとして学習済みモデルD、数式としてvvvvvvvv、パラメータとしてDDD、d、dDを使用するものとして、表を埋めている。また、教師あり学習を行ったため、教師データの欄も教師データを記載している。以降、カメラDで、再度教師データを増やして学習済みモデルを作成するまでは、この図14の表を利用して、カメラDの画像解析を行うことが可能である。
【0089】
次に、コンピュータ200の画像解析モジュール213は、作成した学習済みモデルDを使用して、カメラDで撮像された未知画像の画像解析を行う(ステップS705)。
【0090】
次に、コンピュータ200の提供モジュール241は、コンピュータ200の入出力部240に、画像解析結果の提供を行う(ステップS706)。この後、図6のフローチャートに戻り、ステップS614に進む。
【0091】
ステップS607で、未知画像の機械学習が可能でないと判断した場合、作成モジュール214は、ステップS605で取得した未知画像を、記憶部230に記憶する(ステップS609)。これは、後に未知画像に対する学習済みモデル作成処理のための機械学習を行う場合に、教師データとして利用するためである。
【0092】
ステップS609の記憶処理後、図8の処理Bのフローチャートに進む(ステップS610)。
【0093】
コンピュータ200の選択モジュール212は、ステップS601で記憶した学習済みモデルの中から、ステップS605で取得した未知画像と撮像条件が似ている学習済みモデルを選択する(ステップS801)。ここで、例えば、撮像された未知画像が、図10の踏切Dであった場合には、学習済みモデルが存在する踏切A、踏切B、踏切Cのいずれからの学習済みモデルから、撮像条件が似ているものを選択する。踏切Dを撮像したカメラDの撮像角度が20度、撮像距離が4−5mであるとし、更に踏切Dを撮像した画像の構図等を分析した結果、ここでは、学習済みモデルBを選択するものとする。
【0094】
次に、画像解析モジュール213は、学習済みモデルBを使用して、カメラDで撮像された未知画像の画像解析を行う(ステップS802)。
【0095】
図13は、カメラDで撮像した未知画像の学習済みモデルが無い場合の、カメラ毎に画像解析に使用する学習済みモデルを示す表の一例である。ステップS801で、カメラDで撮像した踏切Dと撮像条件が似ている学習済みモデルとして、学習済みモデルBを選択したので、図13のカメラDの欄には、使用モデルとして学習済みモデルB、数式としてyyyyyy、パラメータとしてBBB、b、βを使用するものとして、表を埋めている。ここで、撮像条件である撮像角度と撮像位置には、実際のカメラDでの撮像条件を埋めておくことが望ましい。また、カメラDでの撮像画像に対しては、教師あり学習を行っていないので、教師データの欄は空欄としておいてよいものとする。以降、カメラDの学習済みモデルが作成されるか、又は、他の学習済みモデルの増加により、選択モジュール212で再度カメラDに最も適した学習済みモデルの選択を行うまでは、この図13の表を利用して、カメラDの画像解析を行うことが可能である。
【0096】
次に、提供モジュール241は、コンピュータ200の入出力部240に、画像解析結果の提供を行う(ステップS803)。この後、図6のフローチャートに戻り、ステップS614に進む。
【0097】
図6のステップS606で、未知画像の学習済みモデルが作成されている場合、既に処理Aのフローを通り、未知画像の学習済みモデルが作成されたものと考えられる。この場合、選択モジュール212は、処理AのステップS703で作成した学習済みモデルDを選択して適用する(ステップS611)。
【0098】
次に、コンピュータ200の画像解析モジュール213は、学習済みモデルDを使用して、カメラDで撮像された未知画像の画像解析を行う(ステップS612)。
【0099】
次に、コンピュータ200の提供モジュール241は、コンピュータ200の入出力部240に、画像解析結果の提供を行う(ステップS613)。
【0100】
ステップS706、ステップS803、ステップS613で、それぞれ提供モジュール241は、コンピュータ200の入出力部240に、画像解析結果の提供を行うが、踏切Dへの進入検知であれば、「進入あり・進入なし」のみか、「進入なし・進入あり(大人)・進入あり(子ども)・進入あり(老人)・進入あり(車両)・進入あり(自転車)・進入あり(動物)・進入の可能性あり」等詳しく表示するのか、又は、画像に対して表示を行うだけでなく、警告音や光で結果を提示するのか等、画像解析結果提供システムの目的にあわせた出力を行うものとする。また、ここでは、踏切への進入検知を例として説明してきたが、画像解析は、例えば、個人判定用の顔認識、農作物の害虫被害状況の判別、倉庫内の在庫確認、医療診断用の患部画像認識、等、システムの目的に応じた適切なものに応用可能であるとする。また、画像解析結果の提供は、コンピュータ200の入出力部240への出力に限る必要はなく、通信部220を介して、他のデバイスへの出力を行う等、システムにあわせた出力を行うものとする。
【0101】
最後に、画像解析結果提供処理を終了してよいか確認し(ステップS614)、終了しない場合には、ステップS602に戻って処理を継続し、終了する場合には、画像解析結果提供処理を終了する。
【0102】
このように、本発明によれば、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力しつつ、更に、学習済みモデル作成処理により新たな未知画像にあわせた機械学習を行い、学習済みモデルを作成することが可能である。また、新たな学習済みモデルが作成されるまでの間は、既知画像の学習済みモデルを選択して利用し、新たな学習済みモデルが作成された後には、より精度の良い専用の学習済みモデルを利用することで、システムの引用開始時点から、精度が高く、なおかつその精度をより高めることのできる画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
【0103】
[未知画像の画像解析結果を利用した学習済みモデル作成処理]
図9は、未知画像の学習済みモデル作成処理を行う場合に、未知画像の画像解析結果を教師データとして付与して、未知画像の機械学習を行う場合の、コンピュータ200のフローチャート図である。カメラ100とコンピュータ200の構成は、図4と同様である。図9では、ステップS901から記載しているが、この前に、図3のステップS301からステップS308に相当する処理が行われており、選択した学習済みモデルによる未知画像の画像解析が行われ、画像解析結果を入手済みであるものとする。
【0104】
コンピュータ200の作成モジュール214は、ステップS305で取得した未知画像に対して、ステップS307の画像解析結果を、教師データとして付与する(ステップS901)。ここで、選択した学習済みモデルによる未知画像の画像解析結果を、そのまま教師データとして付与することで、機械学習に必要な大量の画像に手動で正解データとなる教師データを付加するというコストを、大幅に削減することが可能となる。
【0105】
作成モジュール214は、教師データを付与した未知画像を使用して、教師あり学習による機械学習を行う(ステップS902)。
【0106】
次に、作成モジュール214は、ステップS902の機械学習の結果を基に、未知画像の学習済みモデルを作成する(ステップS903)。
【0107】
最後に、記憶モジュール231により、未知画像の学習済みモデルを記憶部230に記憶する(ステップS904)。
【0108】
このように、本発明によれば、人工知能が既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルの複数パターンの中から、新たに画像解析させたい未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択して利用することで、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力しつつ、更に、選択した学習済みモデルによる未知画像の画像解析結果を、そのまま教師データとして付与することで、機械学習に必要な大量の画像に手動で正解データとなる教師データを付加するというコストを、大幅に削減することが可能となり、最終的に、画像解析結果を向上させることが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
【0109】
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態であってもよいし、フレキシブルディスク、CD(CD−ROM等)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM等)、コンパクトメモリ等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置又は外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0110】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0111】
100 カメラ、200 コンピュータ、300 通信網、400 被写体
【要約】

【課題】 新たに画像解析させたい未知画像に対して、学習時間をかけずに、精度の良い画像解析結果を出力することが可能な画像解析結果提供システム、画像解析結果提供方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】 既知画像を画像解析した機械学習済みの学習済みモデルを記憶する記憶モジュール231と、未だ学習済みモデルが作成されていない未知画像を取得する取得モジュール211と、記憶した学習済みモデルの中から、取得した未知画像と撮像条件が似ている既知画像の学習済みモデルを選択する選択モジュール212と、選択した学習済みモデルを利用して、前記未知画像を画像解析させる画像解析モジュール213と、画像解析の結果を提供する提供モジュール241を備える。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14