特許第6475467号(P6475467)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6475467
(24)【登録日】2019年2月8日
(45)【発行日】2019年2月27日
(54)【発明の名称】バルブ
(51)【国際特許分類】
   F16K 1/32 20060101AFI20190218BHJP
   F16K 1/48 20060101ALI20190218BHJP
【FI】
   F16K1/32 C
   F16K1/48 Z
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-218702(P2014-218702)
(22)【出願日】2014年10月27日
(65)【公開番号】特開2016-84891(P2016-84891A)
(43)【公開日】2016年5月19日
【審査請求日】2017年10月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】390033857
【氏名又は名称】株式会社フジキン
(74)【代理人】
【識別番号】110000279
【氏名又は名称】特許業務法人ウィルフォート国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 秀信
(72)【発明者】
【氏名】四方 出
【審査官】 山本 崇昭
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−013095(JP,A)
【文献】 実開昭55−029739(JP,U)
【文献】 特開2001−343080(JP,A)
【文献】 実開昭58−082565(JP,U)
【文献】 特開2012−172839(JP,A)
【文献】 米国特許第04264053(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 1/00−1/54
F16K 31/00−31/05
F16K 31/44−31/62
F16K 39/00−51/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体通路が形成され、弁座を備えたバルブボディと、
前記弁座に対し近接および離間移動可能に設けられた弁棒と、
前記弁座に対し着座および離間して前記流体通路を開閉する弁体と、
前記弁棒の先端部に装着され前記弁棒の軸に対して直交する方向に向かって開口する開口部が形成された装着部と、前記装着部の前記弁座側に設けられ前記弁体を保持する保持部と、を有する弁体保持部と、を備え、
前記弁体保持部は、前記開口部を介して前記先端部に対して着脱可能であり、
前記先端部は、円柱状をなし、その外周に弾性部材が設けられ、
前記装着部は、半円筒状をなし、その内周面に前記弾性部材が圧縮状態で嵌るようにして前記先端部に対し装着されるバルブ。
【請求項2】
前記バルブボディには、前記弁体保持部に当接する防振部材が設けられる請求項1に記載のバルブ。
【請求項3】
前記弁体は、複数枚設けられ、前記弁体保持部は、積層した複数枚の前記弁体を保持する請求項1または請求項2に記載のバルブ。
【請求項4】
前記弁体と前記弁棒の前記先端部との間に設けられる摺動部材を更に備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバルブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体製造装置および原子力発電プラント等の流体管路に使用されるバルブに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、弁棒の先端および弁体にピンを挿通して、弁体を弁棒に固定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭53−45530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のバルブでは、弁体の交換時において、ピンを抜く時およびピンの挿入時 に工具が必要となる。このため、弁体交換時の分解および組立が複雑になり、メンテナンス性が良くない。
【0005】
そこで本発明は、弁の最重要機能である閉止機構部に該当する弁体の交換時の分解および組立が容易であり、メンテナンス性を向上させたバルブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を解決するために、本発明の一態様であるバルブは、流体通路が形成され、弁座を備えたバルブボディと、前記弁座に対し近接および離間移動可能に設けられた弁棒と、前記弁座に対し着座および離間して前記流体通路を開閉する弁体と、前記弁棒の先端部に装着され前記弁棒の軸に対して直交する方向に向かって開口する開口部が形成された装着部と、前記装着部の前記弁座側に設けられ前記弁体を保持する保持部と、を有する弁体保持部と、を備え、前記弁体保持部は、前記開口部を介して前記先端部に対して着脱可能である。
【0007】
また、前記先端部は、円柱状をなし、その外周に弾性部材が設けられ、前記装着部は、半円筒状をなし、その内周面に前記弾性部材が圧縮状態で嵌るようにして前記先端部に対し装着されても良い。
【0008】
また、前記バルブボディには、前記弁体保持部に当接する防振部材が設けられても良い。
【0009】
また、前記弁体は、複数枚設けられ、前記弁体保持部は、積層した複数枚の前記弁体を保持しても良い。
【0010】
また、前記弁体と前記弁棒の前記先端部との間に設けられる摺動部材を更に備えても良い。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、弁体の交換時の分解および組立が容易であり、メンテナンス性を向上させたバルブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施形態に係る開状態にあるバルブの縦断面図を示す。
図2】バルブが開状態にあるときの弁体部およびステムの一部の拡大図を示す。
図3】弁体部の斜視図を示す。
図4】弁体保持部の斜視図を示す。
図5】バルブが閉状態にあるときの弁体部およびステムの一部の拡大図を示す。
図6】変形例における弁体保持部の斜視図を示す。
図7】変形例における弁体保持部の斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一実施形態によるバルブについて、図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、本実施形態における開状態にあるバルブ1の縦断面図を示している。図1に示すように、バルブ1は、バルブボディ2と、ボンネット3と、ステム4と、弁体部10と、ハンドル5とを主に備える。なお、以下の説明において、バルブ1の、ハンドル5側を上側、バルブボディ2側を下側として説明する。
【0015】
弁箱であるバルブボディ2には、円柱状の弁室2aと、弁室2aに連通する流入路2bおよび流出路2cとが形成されている。バルブボディ2の流入路2bと弁室2aとが連通する箇所の周縁には、弁体部10に向かって突出する円環状の弁座2Dが設けられている。バルブボディ2には、弁座2Dによって、弁室2aを規定する底面に円環状の凹部2eが形成される。また、ボディ2の弁室2aを形成する内周面には、円環状の凹部2fが形成され、当該凹部2fには、防振部材であるOリング2Gがはめ込まれている。
【0016】
ボンネット3は、略円筒状をなし、その一端部に設けられた雌ねじ部をバルブボディ2に設けられた雄ねじ部に螺合させることにより、弁室2aを覆うようにバルブボディ2に固定されている。ボンネット3の内周面の軸方向の中央部には、雌ねじ部3aが形成されている。ボンネット3には、バルブボディ2と当接する箇所に、円環状の凹部3bが形成され、当該凹部3bには、Oリング3Cがはめ込まれている。Oリング3Cにより、バルブボディ2とボンネット3との間から流体が漏れるのを防止する。また、ボンネット3のバルブボディ2側に対する反対側の端部には、グランドナット6が装着されており、当該グラウンドナット6がパッキン押え7を介して、2つのパッキン8A、8Bをボンネット3、及びステム4に圧接することによりボンネット3の端部を塞いでいる。
【0017】
弁棒であるステム4は、ボンネット3を貫通するように設けられ、弁室2a内に位置する押圧部4Aと、中央部4Bと、ボンネット3から上方へ突出する突出部4Cとを有する。先端部である押圧部4Aは、円柱状をなし、径方向の外方に突出する鍔部4Dを有し、円環状の凹部4eが形成されている。当該凹部4eには、弾性部材であるOリング4Fがはめ込まれている。中央部4Bの外周面には雄ねじ部4gが形成されている。中央部4Bの雄ねじ部4gは、ボンネット3の雌ねじ部3aと螺合している。これにより、ステム4は、ボンネット3に対し、回転可能かつ回転に伴い軸方向に移動可能に支持されている。
【0018】
ハンドル5は、ステム4の突出部4Cの上端に取り付けられており、ユーザがハンドル5を回転させることにより、ステム4が回転駆動力を受けて回転し軸方向に沿って移動する。
【0019】
次に、弁体部10の構成について、図2図4を参照して説明する。図2は、バルブ1が開状態にあるときの弁体部10およびステム4の一部の拡大図を示し、図3は、弁体部10の斜視図を示し、図4は、弁体保持部11の斜視図を示している。図2に示すように、弁体部10は、弁体保持部11と、複数枚の円板状の弁体12と、スラストベアリング13とを有する。
【0020】
弁体保持部11は、装着部11Aと保持部11Bとを有する。図3、4に示すように、装着部11Aは、半円筒状をなし、その内周面11cには半環状の凹部11dが形成されている。凹部11dの弁棒4の軸に沿う長さは、鍔部4Dの長さよりも長く構成される。
【0021】
保持部11Bは、装着部11Aの下端(座面2D側端部)に接続されており、環状をなしている。保持部11Bの内径は、弁体12およびスラストベアリング13の外径よりも僅かに大きく構成さている。保持部11Bの下端には、径方向の内方に突出する突起部11Eが設けられ、突起部11Eの内径は、弁体12の外径よりも小さく、弁座2Dの外径よりも大きく構成されている。
【0022】
また、図2に示すように、装着部11Aおよび保持部11Bの外径は、弁室2aの内径よりも僅かに小さく構成され、装着部11Aおよび保持部11Bの外周面に対し、Oリング2Gが当接するように構成されている。
【0023】
そして、図4に示すように、装着部11Aには、弁棒4の軸に対して直交する方向に向かって開口する開口部11fが形成されている。弁体保持部11は、開口部11fを介して押圧部4Aに対して着脱される。また、弁体保持部11は、押圧部4Aの鍔部4Dが、凹部11d内に挿入され、押圧部4AのOリング4Fが、圧縮状態で内周面11cに嵌るようにして、押圧部4Aに対し装着される。
【0024】
図2に示すように、弁体である弁体12は、円盤状をなし、本実施形態においては2枚設けられ、保持部11B内に配置されている。なお、弁体12の枚数は何枚であっても良い。弁体12の材料としては、例えば、フッ素樹脂材料(PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等)、PEEK、エンジニアリングプラスチック、ニッケルあるいはステンレス等の金属材料、または鋼材である。弁体12の外径は、突起部11Eの内径より大きく構成されているので、弁体12の外周縁部は突起部11E上に位置している。これにより、複数枚の弁体12は弁体保持部11に保持されている。
【0025】
摺動部材であるスラストベアリング13は、弁体12と押圧部4Aとの間に配置されている。
【0026】
次に、弁体12を交換する方法について説明する。
【0027】
ユーザが、バルブボディ2からボンネット3を外して、弁体部10を弁室2aから抜き出す。ユーザが弁体保持部11を把持して、弁棒4の軸に対し直行する方向であって装着部11A側の方向に弁体保持部11をスライドさせて、弁体部11を弁棒4の押圧部4Aから外す。これにより、弁体保持部11の開口部11fを介して、弁体保持部11が弁棒4の押圧部4Aから外される。外した弁体保持部11の保持部11Bにおいて、弁体12の交換が行われる。
【0028】
弁体12を交換後、ユーザが弁体保持部11を把持して、弁体保持部11を弁棒4の軸に対し直行する方向にスライドさせて、弁体保持部11の開口部11fを介して、弁体部11を弁棒4の押圧部4Aに装着する。弁体保持部11が押圧部4Aに装着された状態では、押圧部4Aの鍔部4Dが、凹部11d内に挿入され、押圧部4AのOリング4Fが、圧縮状態で内周面11cに嵌っている。これにより、押圧部4Aと弁体保持部11とが一体化される。
【0029】
次に、弁体部10を弁室2aに挿入して、ボンネット3をバルブボディ2に螺合させることにより、弁体12の交換作業が終了する。
【0030】
次に、バルブ1を開状態から閉状態にする時の弁体部10の動作について説明する。
【0031】
図2に示すように、バルブ1が開状態にあり弁体12が弁座2Dから離間している状態において、ユーザがハンドル5を回転させることにより、ステム4および弁体部10が回転しながら弁座2Dに近接移動(下降)する。
【0032】
そして、最も下側(弁座2D側)に位置する弁体12が弁座2Dに当接すると、複数枚の弁体12は回転および下降を停止し、弁体12に対するステム4による押圧が開始される。ステム4は、スラストベアリング13上を摺動回転しながら下降し、保持部11Bの突起部11Eは、弁体12から離間する。このようにして、図5に示すように、複数枚の弁体12が、ステム4の押圧部4Aと弁座2Dとにより狭圧され、バルブ1が閉状態となる。なお、バルブ1が開状態にあり弁体12が弁座2Dから離間している状態において、弁体12は弁体保持部11に保持される保持状態にあり、バルブ1が閉状態にあり弁体12が弁座2Dに着座している状態において、弁体12は弁体保持部11による保持から解放される非保持状態にある。
【0033】
また、バルブ1が閉状態であるときにハンドル5を逆方向に回転させることにより、バルブ1は、図5に示す閉状態から図2に示す開状態に戻る。
【0034】
以上のように、本実施形態のバルブ1によれば、弁体保持部11は、弁棒4の押圧部4Aに装着される装着部11Aと、装着部11Aの弁座2D側に接続され弁体12を保持する保持部11Bとを有している。そして、装着部11Aに弁棒4の軸に対して直交する方向に向かって開口する開口部11fが形成され、弁体保持部11は、開口部11fを介して押圧部4Aに対して着脱される。
【0035】
このように、弁体保持部11には、弁棒4の軸に対して直交する方向に向かって開口する開口部11fが形成され、弁体保持部11は、当該開口部11fを介して押圧部4Aに対して着脱される。よって、弁体12の交換時に、弁体12を保持する弁体保持部11を弁棒4から外すのに、スパナ等の工具を必要とせず、弁体保持部11を弁棒4から取り外すことができる。従って、弁体12の交換時の分解および組立が容易となり、メンテナンス性および施工性を向上させることができる。
【0036】
また、弁棒4の押圧部4Aは、円柱状をなし、その外周に弾性部材であるOリング4Fが設けられ、弁体保持部11の装着部11Aは、半円筒状をなし、その内周面11cにOリング4Fが圧縮状態で嵌るようにして押圧部4Aに対し装着される。
【0037】
これにより、押圧部4Aと弁体保持部11とが一体化され、弁体保持部11が押圧部4Aから容易に外れるのが抑制される。よって、弁体12の交換時の施工性が向上する。
【0038】
また、バルブボディ2には、弁体保持部11に当接する防振部材であるOリング2Gが設けられている。よって、バルブ1が開状態にあるときに弁体部10が揺れ動くことなくチャタリングの発生を防止することができる。
【0039】
また、弁体12は複数枚設けられているので、弁体保持部11をステム4から取り外して、弁体12を入れ替えることで、ユーザ自ら弁座2Dに当接する弁体を新しい弁体12に交換することができ、新たに弁体を用意する回数を減らすことができる。
【0040】
また、弁体12と弁棒4の押圧部4Aとの間に摺動部材であるスラストベアリング13が設けられている。よって、ステム4の回転はスラストベアリング13により弁体12に伝達されない。従って、弁体12が回転して弁座2Dに対して摺動することを防止でき、弁体12の寿命を向上させることができる。
【0041】
なお、本発明は、上述した実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
【0042】
例えば、上記の実施形態において、バルブ1を、ハンドル5側を上側にバルブボディ2を下側にして設置する形態について説明したが、設置方向はこれに限らず、水平方向に設置されても良いし、上下逆方向に設置されても良い。
【0043】
また、上記の実施形態では、弁体部10にスラストベアリング13を設けたが、スラストベアリング13を設けない構成であっても良い。
【0044】
また、上記の実施形態における弁体保持部11に代えて、図6にしめすような弁体保持部111であっても良い。弁体保持部111は、一対の装着部111Aと、保持部111Bとを有する。保持部111Bは、弁体保持部11の保持部11Bと同様の形状をなし、突起部111Eを有する。
【0045】
一対の装着部111Aは、保持部111Bに対し、径方向において互いに対向する位置に設けられている。各装着部111Aの内周面111cには、凹部111dが形成されている。そして、一対の装着部111Aに、弁棒4の軸に対して直交する方向に向かって開口する開口部111fが形成されている。弁体保持部111は、開口部111fを介して押圧部4Aに対して着脱される。また、弁体保持部111は、押圧部4Aの鍔部4Dが、各凹部111d内に挿入され、押圧部4AのOリング4Fが、一対の装着部111Aにより挟まれるようにして、押圧部4Aに対し装着される。
【0046】
この弁体保持部111でも、開口部111fを介して押圧部4Aに対して着脱される。よって、弁体12の交換時に、弁体12を保持する弁体保持部111を弁棒4から外すのに、スパナ等の工具を必要とせず、弁体保持部111を弁棒4から取り外すことができる。
【0047】
また、押圧部4Aを、中央部4Bおよび突出部4Cとは別体にして、弁棒4の回転が押圧部4Aに伝わらないように、押圧部4Aと中央部4Bとを接続する構成にしても良い。この構成にした場合、押圧部4Aは回転しないので、スラストベアリング13は必要ない。
【0048】
また、上記の実施形態において装着部11Aは、半円筒状であったが、弁棒4の軸に対して直交する方向に向かって開口する開口部11fを形成し、弁体保持部11が当該開口部11fを介して押圧部4Aに着脱可能であれば、装着部11Aの形状は、半円筒状に限らない。また、保持部11Bは、弁体12の全周を囲む環状であったが、弁体12を保持可能であれば、全周を囲む環状でなくても良い。例えば、図7に示すような弁体保持部211であっても良い。弁体保持部211は、装着部11Aと同形状の装着部211Aと、半環状の保持部211Bとを備える。保持部211Bは、突起部211Eを有する。また、弁体保持部を、一対の弁体保持部211により構成し、一対の弁体保持部211で、押圧部4Aを挟むようにして押圧部4Aに対し装着される構成であっても良い。
【符号の説明】
【0049】
1:バルブ、2:バルブボディ、2b:流入路、2c:流出路、2D:弁座、4:ステム、4A:押圧部 10:弁体部、11、111、211:弁体保持部、11A、111A:装着部、11B、111B、211B:保持部、11f、111f:開口部、12:弁体、13:スラストベアリング

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7