特許第6475806号(P6475806)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6475806
(24)【登録日】2019年2月8日
(45)【発行日】2019年2月27日
(54)【発明の名称】カバー部材及び床用目地装置
(51)【国際特許分類】
   E04B 1/68 20060101AFI20190218BHJP
【FI】
   E04B1/68 100
【請求項の数】4
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2017-196552(P2017-196552)
(22)【出願日】2017年10月10日
【審査請求日】2017年12月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000110365
【氏名又は名称】ドーエイ外装有限会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080838
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 光康
(74)【代理人】
【識別番号】100194261
【弁理士】
【氏名又は名称】栢原 崇行
(72)【発明者】
【氏名】後藤 英夫
【審査官】 坂本 卓也
(56)【参考文献】
【文献】 実開平02−103403(JP,U)
【文献】 特開2008−063895(JP,A)
【文献】 特開2015−021361(JP,A)
【文献】 特開2000−064439(JP,A)
【文献】 特開2003−129576(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 1/68
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部に一端部が支持され、他方の躯体に他端部が支持され、一方と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地プレートに用いられるカバー部材であって、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた上部がフリーの弓状の反発材からなることを特徴とするカバー部材。
【請求項2】
一方の躯体と他方の躯体間の目地部を塞ぐ床用目地装置において、一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部と、他方の躯体に形成され、目地プレートをスライド移動可能に支持する第2の目地プレート支持部と、前記目地プレート支持部に一端部が支持され、前記第2の目地プレート支持部に他端部が支持され、かつ、前記目地部を塞ぐ前記目地プレートと、前記一方の躯体に取り付けられたカバー部材と、前記目地プレートの他端部にヒンジ部材を介して設けられたカバープレートとで構成され、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた上部がフリーの弓状の反発材からなることを特徴とする床用目地装置。
【請求項3】
前記目地プレートの一端部は、上方へ向かうにしたがって隙間が大きくなるように目地部側に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の床用目地装置。
【請求項4】
前記目地プレートの底面には、地震によって目地部が狭くなった際に、目地プレートを上方へ押し上げる押し上げ片を更に備え、前記押し上げ片の高さは目地プレートの高さよりも小さいことを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の床用目地装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は目地部を介して設けられた躯体の間の目地部を塞ぐ床用目地装置に用いられるカバー部材を用いた床用目地装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、目地プレートの後端部(一端部)と一方の躯体に形成された凹所状の後端部支持凹部との間に生じた隙間にスペーサーを設けた床用目地装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、このような床用目地装置では、目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との間にスペーサーがあるため、隙間は塞ぐことができるものの、地震によって目地部が狭くなった場合には、スペーサーと目地プレートの一端部が衝突し、スペーサーや目地プレートが破損してしまうという欠点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−132108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との間の隙間を塞ぐことができるとともに、地震によって目地部が狭くなった場合には、スムーズに地震による揺れ動きを吸収できるカバー部材及び床用目地装置を提供することを目的としている。
【0006】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のカバー部材は、一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部に一端部が支持され、他方の躯体に他端部が支持され、一方と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地プレートに用いられるカバー部材であって、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた上部がフリーの弓状の反発材からなることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の床用目地装置は、 一方の躯体と他方の躯体間の目地部を塞ぐ床用目地装置において、一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部と、他方の躯体に形成され、目地プレートをスライド移動可能に支持する第2の目地プレート支持部と、前記目地プレート支持部に一端部が支持され、前記第2の目地プレート支持部に他端部が支持され、かつ、前記目地部を塞ぐ前記目地プレートと、前記一方の躯体に取り付けられたカバー部材と、前記目地プレートの他端部にヒンジ部材を介して設けられたカバープレートとで構成され、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた上部がフリーの弓状の反発材からなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1及び請求項2に記載の各発明においては、正面視略アングル状に形成されており、その上端部には隙間閉塞部が形成されているので、地震によって目地部が狭くなった場合に、隙間閉塞部の底面が目地プレートの上面をスライドすることにより、カバー部材や目地プレート、一方の躯体が破損することなくスムーズに地震による揺れ動きを吸収することができる。
(2)カバー部材には反発材が設けられているので、目地プレートが回動した後、スムーズに通常状態に復帰することができるとともに、目地プレートの角部等がカバー部材に勢いよく衝突してしまうことを防止できる。
(3)目地プレートと一方の躯体の床面との隙間を塞ぐことができるので、この隙間にハイヒールのヒール等が挟まる、自転車等の車輪が脱輪する、物を隙間に落とす等の事故を確実に防止することができる。
(4)請求項3に記載の発明においても、前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、地震によって目地部が狭くなった際に、よりスムーズに目地プレートを回転させることができる。
(5)請求項4に記載の各発明においても、前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、地震によって目地部が狭くなった際に、略水平状態を保ったまま目地プレートを上方へ押し上げることができる。
【0010】
したがって、目地プレートと他方の躯体の床面との段差を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1乃至図8は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図9乃至図13は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図1】第1の実施形態を示すカバー部材の斜視図。
図2図1の2−2線に沿う断面図。
図3】第1の実施形態を示す床用目地装置の平面図。
図4図3の4−4線に沿う断面図。
図5】目地プレートの説明図。
図6】地震で目地部が少し狭くなった場合の正面視側からの動作説明図。
図7】地震で目地部が狭くなった場合の正面視側からの動作説明図。
図8】地震で目地部が広くなった場合の正面視側からの動作説明図。
図9】第2の実施形態を示すカバー部材の斜視図。
図10図9の10−10線に沿う断面図。
図11】第2の実施形態を示す床用目地装置の平面図。
図12図11の12−12線に沿う断面図。
図13】目地プレートの説明図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図8に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた一方の躯体3及び他方の躯体4間に設置された床用目地装置5に用いられる目地プレート6の一端部6aと一方の躯体3の床面3aとの間の隙間7を塞ぐカバー部材である。
【0013】
なお、左右方向とは図3(平面視)における左右方向であり、前後方向とは図3における上下方向、上下方向とは図4における上下方向をいう。
また、本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。
【0014】
本実施形態のカバー部材1は、図1及び図2に示すように、正面視略アングルに形成されており、その上端部に設けられた、前記目地プレート6の一端部6aと一方の躯体3の床面3aとの隙間7を塞ぐ隙間閉塞部8と、この隙間閉塞部8の下部に一体的に設けられ、前記目地プレート6の一端部6aに取付けられる板状の取付部9とで構成されている。
【0015】
カバー部材1は、本実施形態では、例えば図2に示すように、隙間閉塞部8は金属板を折り曲げ加工して形成している。この隙間閉塞部8は、若干斜面状となるような形状に形成する又は目地プレート6の上面と若干隙間を有するように形成してもよい。そのように形成することで、地震によって目地プレートが回動した場合に目地プレート6に干渉せず揺れ動きを吸収することができる。
【0016】
付言すると、目地プレート6の回動をカバー部材1に用いられる金属板の弾性変形で吸収できる場合には、傾斜や隙間等を設けなくてもよい。
また、この隙間閉塞部8の下方には、板状の取付部9が一体的に形成されている。すなわち、本実施形態ではカバー部材1は、一枚の金属板を折り曲げ加工して隙間閉塞部8及び取付部9を形成している。
【0017】
ところで、カバー部材1の隙間閉塞部8及び取付部9は本実施形態のように一枚の金属板を折り曲げ加工してもよいが、板状の金属板等を溶接や接着等により略アングル状に形成してもよい。
【0018】
この取付部9は、一方の躯体3に形成された凹所状の目地プレート支持部10の側面10aと略ぴったりと当接した状態で取り付けられる。
【0019】
また、取付部9の目地プレート6側(目地プレート支持部10の側面10aと反対側)の側面には本実施形態では樹脂製の反発材22が設けられている。この反発材22は上部が弧状となった弓状の形状で、目地プレート6側へ弧状に湾曲している湾曲部の頂点部22a(最も目地プレート側へ突出している部分)が凸となるように取付部9に複数個取り付けられる。
【0020】
また、反発材22の下端部付近が取付部9にネジ等によって固定されており、上端部はフリーの状態となっている。
この反発材22の頂点部22aは、本実施形態では、通常時において目地プレート6の側面6cに当接するように設けられている。
【0021】
本実施形態の床用目地装置5は、図3及び図4に示すように、一方の躯体3に設けられた目地プレート支持部10と、他方の躯体4に設けられた第2の目地プレート支持部11と、目地プレート支持部10に一端部6aが支持され、第2の目地プレート支持部11に他端部6bが支持され、かつ、前記目地部を塞ぐ目地プレート6と、目地プレート支持部10の側面10aに取り付けられたカバー部材1と、前記目地プレート6の他端部6bにヒンジ部材12を介して設けられたカバープレート13とで構成されている。
【0022】
目地プレート6に取り付けられるカバー部材1は前述したものである。なお、このカバー部材1の前後方向の寸法は、本実施形態では目地部の前後方向の寸法と略同一に形成し、複数個の目地プレート6に対して1つのカバー部材1を取付けているが、目地プレート6の前後方向の寸法と略同一に形成して各目地プレート毎にカバー部材1を取付けてもよい。
【0023】
目地プレート支持部10は、例えば図4に示すように、一方の躯体3の目地部側の端部に前後方向に延在する凹所状に形成されており、この目地プレート支持部10には、目地プレートを枢支するための枢支ピン14が固定されている。
第2の目地プレート支持部11は、例えば図4に示すように、他方の躯体4の目地部2側の床面上に形成されており、目地部2と反対側の端部には乗り上げ傾斜面15が形成されている。
【0024】
目地プレート6は、図5に示すように、浅皿状の目地プレート本体16と、この目地プレート本体16の一端部側の両端部に設けられ、目地プレート支持部10に固定された枢支ピン14が挿入されるピンボックス17と、目地プレート本体16の内部に充填されるモルタルやコンクリート等の充填部材18と、この充填部材18の上面に設けられた化粧板19と、目地プレート本体16の他端部側にヒンジ部材12を介して設けられたカバープレート13と、目地プレート本体16の底面に形成された正面視三角形状の押し上げ片20とで構成されている。
【0025】
この目地プレート6の一端部6a側の側面は、上方へ向かうにしたがって隙間7が大きくなるような(目地部側に傾斜する)傾斜面21が形成されている。このような傾斜面21が形成されていることにより、地震によって目地部が狭くなり、目地プレート6の他端部6bが乗り上げ傾斜面15に乗り上げた際に、一端部6aの底面を支点にスムーズに目地プレート6が回動させることができる。
なお、この傾斜面21には、前述したようにカバー部材1の反発材22が当接している。
【0026】
前記押し上げ片20の高さは、目地プレート6の高さよりも低くなるように形成されており、このように目地プレート6の高さよりも押し上げ片20の高さを低くすることにより、目地プレート6が押し上げ片20によって上方へ押し上げられた際に、枢支ピン14がピンボックス17から外れてしまうことを防止することができる。
【0027】
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が少し狭くなると、図6に示すように、目地プレート6の他端部6bが乗り上げ傾斜面15に乗り上げ、目地プレート6の一端部6aの底面を支点に目地プレート6が回動する。この時隙間閉塞部8の底面は、目地プレート6に略干渉することなく、その上部をスライドし、隙間閉塞部8の下部は板状の取付部9であるため、カバー部材1が目地プレート6の回動に干渉せず、スムーズに目地プレート6を回動させることができる。
【0028】
また、反発材22は上部がフリーの弓状の形状に形成されているため、目地プレート6の側面6cに押圧されると、略フラットの状態に押しつぶされ、緩衝材の役割も果たす。
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2がさらに狭くなると、図7に示すように、目地プレート6の他端部6bが乗り上げ傾斜面15に乗り上げるとともに、押し上げ片20によって目地プレート6が略水平状態(若干一端部側へ傾斜する状態)で上方へ押し上げられ、地震による揺れ動きを吸収する。
【0029】
地震で躯体3、4が左右方向に揺れ動き目地部2が広くなると、図8に示すように、目地プレート6は第2の目地プレート支持部11を左右方向にスライド移動し、地震による揺れ動きを吸収することができる。
【0030】
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図9乃至図13に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9乃至図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、前後方向に延在する反発材22Aを固定したカバー部材1Aにするとともに、前記カバー部材1Aを用い、一端部側に傾斜面21を形成せず、押し上げ辺20を有しない目地プレート6Aを用いた床用目地装置5Aにした点で、このようなカバー部材1A及び床用目地装置5Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
【符号の説明】
【0032】
1、1A:カバー部材、 2:目地部、
3:一方の躯体、 4:他方の躯体、
5、5A:床用目地装置、 6、6A:目地プレート、
7:隙間、 8:隙間閉塞部、
9、9A:取付部、 10:目地プレート支持部、
11:第2の目地プレート支持部、 12:ヒンジ部材、
13:カバープレート、 14:枢支ピン、
15:乗り上げ傾斜面、 16:目地プレート本体、
17:ピンボックス、 18:充填部材、
19:化粧板、 20:押し上げ片、
21:傾斜面、 22、22A:反発材。
【要約】
【課題】 目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との間の隙間を塞ぐことができるとともに、地震によって目地部が狭くなった場合には、スムーズに地震による揺れ動きを吸収できるカバー部材及び床用目地装置を提供すること。
【解決手段】 一方の躯体に形成された凹所状の目地プレート支持部に一端部が支持され、他方の躯体に他端部が支持され、一方と他方の躯体間の目地部を塞ぐ目地プレートに用いられるカバー部材であって、前記カバー部材は、その上端部に形成された前記目地プレートの一端部と一方の躯体の床面との隙間を塞ぐ隙間閉塞部と、この隙間閉塞部の下部に一体的に設けられ、一方の躯体の目地プレート支持部の壁面に取付けられる板状の取付部と、該取付部の目地プレート側に設けられた反発材からなることを特徴とする。
【選択図】 図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13