(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
非特許文献1に記載の二方框戸の場合、条状凹部の深さが大きいほど、二方框戸の目地状部分に深い奥行きが感じられ、立体的な印象の意匠が得られる。
しかしながら、条状凹部の深さが大きいほど、条状凹部の内部に化粧を施すことが困難になる。
【0008】
また、二方框戸が備える鏡板は、例えば夫々の厚さが2.5mm 程度の2枚の化粧板と、2枚の化粧板間に介在する芯材とを有するフラッシュ構造である。このとき、各条状凹部の深さは1.5mm 程度であり、これを超える深さの条状凹部を設けた場合、化粧板が条状凹部を境に割裂する虞がある。
かといって、深い条状凹部を設けるために、より厚い化粧板を用いれば、二方框戸の小型軽量化が困難になる。
【0009】
特許文献1に記載のドアの場合、隣り合う2個の表面材の間に位置する部分が、ドアの目地のように見える。この部分の深さを増すためには、各表面材の厚みを増す必要があるので、ドアの小型軽量化が困難になる。
しかも、特許文献1に記載のドアの場合、芯材を被覆するために、表面材及び化粧シートの両方が必要であるので、構成が複雑である。
【0010】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、目地状部分を有し、意匠性が向上された建具及び建具の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る建具は、対向配置されている2個の化粧板部と、該化粧板部間に介在している芯材とを備える建具において、前記芯材の前記化粧板部夫々の側には、複数本の挿入溝が一方向に並設されており、各化粧板部は、前記一方向に並置された複数個の化粧部材を有し、各化粧部材は、隣り合う2本の前記挿入溝に1個ずつ挿入される2個の挿入部と、該挿入部同士を連結し、前記芯材を覆う平板状の化粧本体とを有し、該化粧本体及び前記挿入部夫々の表面側は化粧されており、前記挿入溝夫々には、隣り合う2個の化粧部材の2個の挿入部が挿入されて
おり、前記芯材の前記一方向の長さは、前記化粧板部夫々の前記一方向の長さより長く、各化粧板部は、前記芯材の前記一方向の非端部に配されており、一方の化粧板部における前記挿入部が1個だけ挿入されている挿入溝、及び他方の化粧板部における前記挿入部が1個だけ挿入されている挿入溝に1個ずつ挿入される2個の挿入部と、該挿入部同士を連結し、前記芯材の前記一方向の端部を覆う断面コ字板状の被覆化粧本体とを有し、該被覆化粧本体及び前記挿入部夫々の表面側は化粧されている2個の端部化粧部材を更に備えることを特徴とする。
【0013】
本発明に係る建具は、前記挿入溝は、互いに平行な直線状であり、各化粧部材及び各端部化粧部材は、一面側が化粧された化粧平板部材の他面側に、互いに平行な2本及び4本の直線状の凹条部が並設されてなることを特徴とする。
【0014】
本発明に係る建具は、前記挿入溝の幅は、各挿入部の厚みの2倍より大きく、各挿入溝に挿入されている2個の挿入部は、少なくとも互いの先端部が接触した姿勢で前記挿入溝の内面を覆っていることを特徴とする。
【0015】
本発明に係る建具は、前記一方向は横方向又は縦方向であり、前記芯材は、前記一方向に並置された複数本の第1心棒と、該複数本の第1心棒の両端部夫々に取り付けられ、夫々の長さ方向が前記一方向である2本の第2心棒とを有し、前記挿入溝は、各第1心棒と各第2心棒における各第1心棒に隣り合う部分とに亘って設けられていることを特徴とする。
【0016】
本発明に係る建具は、前記芯材は、両面に前記挿入溝が設けられている矩形平板を用いてなることを特徴とする。
本発明に係る建具は、対向配置されている2個の化粧板部と、該化粧板部間に介在している芯材とを備える建具において、前記芯材の前記化粧板部夫々の側には、複数本の挿入溝が一方向に並設されており、各化粧板部は、前記一方向に並置された複数個の化粧部材を有し、各化粧部材は、隣り合う2本の前記挿入溝に1個ずつ挿入される2個の挿入部と、該挿入部同士を連結し、前記芯材を覆う平板状の化粧本体とを有し、該化粧本体及び前記挿入部夫々の表面側は化粧されており、前記挿入溝夫々には、隣り合う2個の化粧部材の2個の挿入部が挿入されており、前記一方向は横方向又は縦方向であり、前記芯材は、前記一方向に並置された複数本の第1心棒と、該複数本の第1心棒の両端部夫々に取り付けられ、夫々の長さ方向が前記一方向である2本の第2心棒とを有し、前記挿入溝は、各第1心棒と各第2心棒における各第1心棒に隣り合う部分とに亘って設けられていることを特徴とする。
【0017】
本発明に係る建具の製造方法は、本発明に係る建具を製造する方法であって、前記芯材に各化粧部材を取り付ける部材取付工程を備え、該部材取付工程では、少なくとも各挿入部の裏面側に接着剤を塗布し、接着剤の塗布後に、各挿入部を前記挿入溝に挿入することを特徴とする。
【0018】
本発明にあっては、複数個の化粧部材が一方向に並置されることによって、建具の一面側の化粧板部及び他面側の化粧板部が夫々構成される。
芯材に設けられている各挿入溝には、隣り合う2個の化粧部材の、互いに近接する2個の挿入部が挿入されている。各挿入溝に挿入されている2個の挿入部の境界部分は、建具の目地のように見える。
【0019】
以下では、挿入溝に挿入されている2個の挿入部の境界部分を、目地状部分という。
目地状部分は挿入溝に沿って形成されるので、建具は、一方向に並置された複数本の目地を備えているように見える。従って、建具の意匠性が向上する。
挿入溝は芯材に設けられている。芯材の厚さは、例えば従来の二方框戸が備える化粧板の厚さに比べて大きいので、従来の条状凹部よりも深い挿入溝を芯材に設けても、挿入溝を境界として芯材が破損する虞はない。
挿入溝が深いほど、2個の挿入部の境界部分の深さが大きくなる。
【0020】
各挿入部の表面側は化粧されているので、目地状部分の内面を別途化粧する必要はない。また、2個の挿入部が挿入溝の内部を覆えば、挿入溝の内部を別途化粧する必要はない。
化粧板部は、挿入部を挿入溝に挿入すれば芯材に配されるので、取り扱いが簡便である。
【0021】
本発明にあっては、芯材の一方向の長さと化粧板部の一方向の長さとに差があるので、化粧板部だけでは、少なくとも芯材の一方向一端部を覆うことはできない。
しかしながら、2個の端部化粧部材が、芯材の一方向両端部を覆うので、特段の問題はない。
端部化粧部材は、化粧板部と同様に、挿入部を挿入溝に挿入すれば芯材に配されるので、取り扱いが簡便である。
【0022】
本発明にあっては、各化粧部材は、平板状の化粧本体と2個の挿入部とを有する。各端部化粧部材は、断面コ字板状の被覆化粧本体と2個の挿入部とを有する。化粧部材(及び端部化粧部材)は、化粧平板部材の他面側に、互いに平行な2本(及び4本)の直線状の凹条部が並設されてなる。
つまり、化粧部材と端部化粧部材とは類似の構成の部材であり、製造手順は簡易、且つ類似しているので、量産が容易である。
また、化粧平板部材は、例えば一面側が化粧された平板部材を適宜の寸法に裁断することによって容易に得られる。故に、一面側が化粧された平板部材さえ在庫しておけば、化粧部材及び端部化粧部材夫々を在庫しておく必要はない。
【0023】
目地状部分は挿入溝に沿って形成され、複数本の挿入溝は互いに平行な直線状であるので、建具は、一方向に並置された互いに平行な直線状の複数本の目地を備えているように見える。従って、建具の意匠性が更に向上する。
【0024】
本発明にあっては、挿入溝の幅が各挿入部の厚みの2倍より大きいので、挿入溝に2個の挿入部を容易に挿入することができる。
また、挿入溝に挿入された2個の挿入部が挿入溝の内部を覆うことができる。
挿入溝の幅が大きいほど、目地状部分が幅広のV字溝状になる。故に、目地状部分が目立ち易くなり、意匠性が向上する。
仮に、挿入溝の幅が各挿入部の厚みの2倍以下である場合、挿入溝に2個の挿入部を挿入することが困難である。また、目地状部分の幅が狭くなるので、目地状部分が目立ち難く、意匠性の向上に寄与し難い。
【0025】
本発明にあっては、従来のフラッシュ構造の建具が備える芯材と同様の構成を有する芯材に挿入溝を設けることによって、本発明の建具が備える芯材を得ることができる。
この場合、挿入溝は、第1心棒の長さ方向(及び第2心棒の長さ方向に交差する方向)に設けられる。つまり、挿入溝は、建具の縦辺方向又は横辺方向に設けられる。
【0026】
本発明にあっては、芯材が矩形平板を用いてなる。従って、挿入溝は、建具の縦辺方向又は横辺方向に設けてもよく、縦辺方向及び横辺方向に対する傾斜方向に設けてもよい。つまり、建具の設計上の自由度が向上する。
【0027】
本発明にあっては、各化粧部材の少なくとも2個の挿入部の裏面側に接着剤を塗布してから、各挿入部を挿入溝に挿入する。
故に、接着剤が挿入部の表面側(即ち目地状部分の内面)に漏出すること、及び、挿入部が挿入溝の内部から無用に抜け出ることが抑制される。
【0028】
仮に、挿入溝に接着剤を充填してから各挿入部を挿入溝に挿入すると、接着剤が挿入部の表面側に漏出する可能性が大きい。かといって、挿入溝の内面と挿入部の裏面側との間に接着剤が存在しない場合、挿入部が挿入溝の内部から無用に抜け出る虞がある。
接着剤の漏出及び挿入部の抜脱は、何れも建具の美観を損なう。
【発明の効果】
【0029】
本発明の建具による場合、挿入溝を深くするほど、目地状部分を深くすることができる。つまり、建具の目地状部分に深い奥行きが感じられる立体的な印象の意匠を得ることができる。この結果、建具の意匠性を向上させることができる。
また、目地状部分の内面を別途化粧する必要がないので、建具の製造は容易である。
【0030】
更に、芯材を覆うための化粧部材以外の部材(例えば化粧シート)を必要としないので、建具の構成は簡単である。
更にまた、深い目地状部分は、例えば芯材又は化粧板部を厚くせずとも得ることができるので、建具の小型軽量化が容易である。
挿入溝は芯材に設けられるので、挿入溝が建具の破損の原因となる虞はない。
【0031】
本発明の建具の製造方法による場合、接着剤の漏出及び挿入部の抜脱が抑制されているので、建具の美観を向上することができる。
しかも、接着剤は挿入部の裏面側に塗布すればよいので、接着剤を塗布する工程は容易である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。
【0034】
実施の形態 1.
図1〜
図3は、本発明の実施の形態1に係る建具1の構成を略示する正面図、断面図、及び拡大断面図である。
図3は、
図2に示す二点鎖線で囲んだ部分の拡大図である。
建具1は縦長の矩形状である。
建具1の左辺部における上下方向中央部には図示しない取っ手(ドア用のハンドル又は引手等)が取り付けられる。このために、建具1には取付部11が設けられている。
建具1が開き戸であれば、右辺部に、図示しない蝶番が取り付けられる。建具1が引き戸であれば、上辺部及び下辺部に、図示しない戸車が取り付けられる。建具1が吊り戸であれば、上辺部に、図示しない滑車が取り付けられる。
【0035】
建具1は、芯材2と各2個の化粧板部3,3及び端部化粧部材4,4を備えている。
芯材2は、6本の第1心棒21,21,…、2本の第2心棒22,22、2本の縦心棒23,23、後述の4本の横心棒24,24,…、及び取手支持部25を備えている。芯材2には、前面側及び後面側に各6本の挿入溝20,20,…が左右方向に等間隔に設けられている。後面側の挿入溝20,20,…は、前面側の挿入溝20,20,…の真後ろに配されている。各挿入溝20はコ字溝であり、後述の夫々直線状の第1溝201と2本の第2溝202,202とを有する。
【0036】
各化粧板部3は、5個の化粧部材5,5,…を備えている。各化粧部材5は、化粧本体51と2個の挿入部52,52を備えている。
各端部化粧部材4は、被覆化粧本体41と2個の挿入部42,42を備えている。
【0037】
図4は、芯材2の構成を略示する正面図である。
図5は、第1心棒21及び第2心棒22の構成を略示する斜視図である。
まず、
図2〜
図5を参照しつつ、芯材2について説明する。
芯材2は矩形枠の内部が格子状の部材である。
芯材2の各第1心棒21は、縦姿勢の四角柱状である。
第1心棒21の前面及び後面には、1本ずつ第1溝201が設けられている。第1溝201の長さ方向は第1心棒21の長さ方向に等しい。第1溝201の上端部(及び下端部)は、第1心棒21の上端面(及び下端面)を貫通している。
第1心棒21は、例えば木材又は木質材(LVL又は合板等)を用いてなる角材に第1溝201,201を形成することによって得られる。なお、第1心棒21は、例えば合成樹脂を用いた射出成形又は金属を用いた押出成形によって得られる構成でもよい。
【0038】
各第2心棒22は、横姿勢の四角柱状である。
第2心棒22の前面及び後面には、第2溝202,202,…が6本ずつ左右方向に並設されている。各第2溝202の長さ方向は第2心棒22の長さ方向に直交する。つまり、第2溝202,202,…は互いに平行である。第2溝202の上端部(及び下端部)は、第2心棒22の上端面(及び下端面)を貫通している。第2溝202の幅及び深さ(左右方向及び前後方向の長さ)は、第1溝201の幅及び深さに等しい。
第2心棒22は、第1心棒21と同様にして得られる。
第1心棒21及び第2心棒22夫々の厚み(前後方向の長さ)が25mm程度である場合、第1溝201の深さは例えば5.5mm 程度である。
【0039】
各縦心棒23は縦姿勢の四角柱状である。
各横心棒24は横姿勢の四角柱状である。横心棒24の前面及び後面には、嵌込凹条部が6個ずつ左右方向に並設されており、各嵌込凹条部は、横心棒24の上面及び下面を貫通する溝状である。
取手支持部25は矩形板状である。取手支持部25には、取付部11の一部が設けられている。
【0040】
芯材2は、第2心棒22,22と縦心棒23,23を用いてなる縦勝ちの矩形枠の内部に、格子状の第1心棒21,21,…及び横心棒24,24,…と取手支持部25とを配することによって得られる。
第1心棒21,21,…及び縦心棒23,23は互いに平行に配されている。従って、第1溝201,201,…は互いに平行に配されている。
第2心棒22,22及び横心棒24,24,…は互いに平行に配されている。
第1心棒21,21,…と第2心棒22,22とは互いに直交している。
【0041】
左側(及び右側)の縦心棒23の上端部及び下端部は、上側及び下側の第2心棒22,22の左端部(及び右端部)に、例えばタッカーを用いて取り付けられている。
各横心棒24の左端部及び右端部は、左側及び右側の縦心棒23,23の上下方向の中途に、例えばタッカーを用いて取り付けられている。
各第1心棒21はの上端部及び下端部は、上側及び下側の第2心棒22,22の左右方向の中途に、例えばタッカーを用いて取り付けられている。第1心棒21の上下方向の中途は、横心棒24,24,…夫々の嵌込凹条部に嵌め込まれている。
【0042】
挿入溝20は、第1心棒21の第1溝201の上端部及び下端部が、上側及び下側の第2心棒22,22の第2溝202,202に連通することによって形成されている。つまり、挿入溝20は、各第1心棒21と各第2心棒22における各第1心棒21に隣り合う部分とに亘って設けられている。
従って、挿入溝20,20,…は互いに平行な直線状であり、芯材2の前側及び後ろ側において左右方向に並設されている。
取手支持部25は、最も左側の第1心棒21と左側の縦心棒23と上から3本目の横心棒24とに取り付けられている。
【0043】
以上のように、芯材2は、挿入溝20,20,…が設けられていることを除けば、従来のフラッシュ構造の建具が備える芯材と同様の構成を有する。つまり、芯材2の製造手順は簡易なので、量産が容易である。従って、製造コストの低減を図ることができる。
【0044】
図6は、化粧部材5の構成を略示する斜視図である。
図7は、化粧部材5の構成を説明するための断面図である。
図8は、端部化粧部材4の構成を説明するための断面図である。
次に、
図1〜
図3及び
図6〜
図8を参照しつつ、化粧板部3,3及び端部化粧部材4,4について説明する。
化粧板部3の左右方向の長さは、芯材2の左右方向の長さよりも短い。
化粧板部3,3は、建具1の左右方向非端部(左右方向両端部以外)の前面側及び後面側を構成している。このために、前側(及び後ろ側)の化粧板部3は、芯材2の左右方向非端部の前側(及び後ろ側)に取り付けられている。
即ち、化粧板部3,3は前後方向に対向配置されており、化粧板部3,3間に芯材2が介在している。
【0045】
化粧板部3,3は互いに前後が逆の鏡像であるので、以下では、前側の化粧板部3について説明する。
各化粧板部3を構成する各化粧部材5は横断面がコ字状である。
化粧部材5の化粧本体51は上下方向に長い縦姿勢の矩形平板状である。
挿入部52,52は、化粧本体51よりも細い縦姿勢の矩形平板状であり、化粧本体51の左辺部及び右辺部から後ろ側に突出している。換言すれば、化粧本体51は挿入部52,52夫々の前辺部同士を連結している。
【0046】
化粧本体51、及び挿入部52,52の厚みは同程度である。挿入部52の厚みは、挿入溝20の幅の半分未満である。換言すれば、挿入溝20の幅は、挿入部52の厚みの2倍よりも大きい。
化粧本体51、及び挿入部52,52の上下方向の長さは、芯材2の上下方向の長さと同程度である。
挿入部52の幅は5mm程度である。化粧本体51及び挿入部52夫々の厚みは、例えば従来の二方框戸を構成する化粧板の厚みと同程度(即ち2.5mm 程度)である。一方、挿入溝20の幅及び深さは、例えば6.5mm 程度及び5.5mm 程度である。
化粧部材5の表面側(即ちコ字の外側)は化粧してある。更に詳細には、化粧本体51の前面、左側の挿入部52の左面、及び右側の挿入部52の右面は、互いの境界部も含めて化粧してある。
【0047】
化粧部材5,5,…は、芯材2の前側において左右方向に並置される。
このために、化粧部材5,5,…夫々の左側の挿入部52,52,…は、芯材2の前側の挿入溝20,20,…の内、左側の5本の挿入溝20,20,…に1個ずつ挿入されている。また、化粧部材5,5,…夫々の右側の挿入部52,52,…は、芯材2の前側の挿入溝20,20,…の内、右側の5本の挿入溝20,20,…に1個ずつ挿入されている。
【0048】
芯材2の前側における6本の挿入溝20,20,…の内、左右両端部の2本を除く4本の挿入溝20,20,…に関し、各挿入溝20には、挿入部52が2個ずつ挿入されている。この2個の挿入部52,52は、左右方向に隣り合う2個の化粧部材5,5において、左側の化粧部材5に係る右側の挿入部52及び右側の化粧部材5に係る左側の挿入部52である。挿入溝20に挿入されている挿入部52,52は、互いの先端部が接触したV字状の姿勢で、挿入溝20の内面を覆っている。挿入溝20に挿入されている挿入部52,52の境界部分は、目地状部分31である。目地状部分31は、長さ方向が上下方向のV字溝状である。
【0049】
化粧部材5の2個の挿入部52,52が、隣り合う2本の挿入溝20,20に挿入されることによって、挿入溝20,20間の芯材2は、化粧本体51に覆われる。
5個の化粧部材5が芯材2に取り付けられることによって、化粧板部3が形成される。このとき、化粧部材5,5,…と芯材2との間に、両者を接着する図示しない接着剤が配される。
化粧板部3の前面側には、4本の挿入溝20,20,…に沿って、4本の互いに平行な目地状部分31,31,…が配されている。
【0050】
化粧部材5は、化粧平板部材50を用いてなる。化粧平板部材50を得るために、製造者は、例えば木材又は木質材(例えばMDF)を用いてなる平板部材の一面に、ラミネート加工によって化粧シート(例えばオレフィンシート)が取り付けられた化粧板を準備しておく。
【0051】
化粧部材5を製造する際、製造者は、化粧板から裁断によって、所定の寸法を有する矩形状の化粧平板部材50を形成する。次に、製造者は、化粧平板部材50の他面(非化粧面)に、例えばVカット加工によって、化粧平板部材50の長辺部に平行な2本の直線状の凹条部53,53を形成する。更に、製造者は、化粧平板部材50の2本の長辺部を、凹条部53,53を境界部として非化粧面側へ折り曲げる。この結果、化粧部材5が得られる。
なお、製造者は、化粧板に凹条部53,53を形成してから化粧平板部材50を形成してもよい。
【0052】
ところで、製造者は、例えば合成樹脂を用いた射出成型又は押出成型等によって断面コ字状部材を形成し、形成した断面コ字状部材の表面側を、ラッピング加工によって化粧してもよい。この場合も、化粧部材5と同様のものが得られる。
【0053】
しかしながら、平板部材の一面のような平面的なものに対するラミネート加工は、断面コ字状部材の表面のような立体的なものに対するラッピング加工よりも平易である。
また、平板部材の一面を化粧してなる化粧板を予め形成しておけば、建具1を製造する都度、寸法が異なる化粧部材5,5,…を化粧板から容易に、且つ短時間で得ることができる。故に、在庫の無駄が生じ難い。
つまり、化粧部材5の方が、成型及びラッピング加工による化粧部材よりも有利である。
【0054】
端部化粧部材4,4は、建具1の左右方向両端部を構成している。このために、左側(及び右側)の端部化粧部材4は、芯材2の左端部(及び右端部)に取り付けられている。
端部化粧部材4,4は互いに左右が逆の鏡像であるので、以下では、左側の端部化粧部材4について説明する。
【0055】
端部化粧部材4の被覆化粧本体41は、横断面がコ字状である。被覆化粧本体41は、前側被覆部411、後側被覆部412、及び端面被覆部413を有する。前側被覆部411、後側被覆部412、及び端面被覆部413夫々は、上下方向に長い縦姿勢の矩形平板状である。端面被覆部413は左右方向に面して配される。前側被覆部411及び後側被覆部412は互いに平行であり、端面被覆部413の前辺部及び後辺部から右側へ突出している。換言すれば、前側被覆部411及び後側被覆部412は前後方向に対面し、端面被覆部413は、前側被覆部411及び後側被覆部412の左端部同士を連結している。
【0056】
前側被覆部411及び後側被覆部412夫々の上下左右方向の長さ(高さ及び幅)は、化粧部材5の化粧本体51の上下左右方向の長さと同程度である。
前側被覆部411及び後側被覆部412夫々には取付部11の残部が設けられている。つまり、左側の端部化粧部材4と芯材2の取手支持部25とが取付部11を構成している。右側の端部化粧部材4には取付部11は設けられていない。
【0057】
挿入部42,42は、前側被覆部411、後側被覆部412、及び端面被覆部413夫々よりも細い縦姿勢の矩形平板状である。一方の挿入部42は、前側被覆部411の右辺部から後ろ側に突出している。他方の挿入部42は、後側被覆部412の右辺部から前側に突出している。換言すれば、被覆化粧本体41は、前側の挿入部42の前辺部と後ろ側の挿入部42の後辺部とを連結している。
【0058】
前側被覆部411、後側被覆部412、端面被覆部413、及び挿入部42,42の幅及び厚みは、化粧部材5の挿入部52の幅及び厚みと同程度である。即ち、挿入溝20の幅は、挿入部52の厚みの2倍よりも大きい。
端部化粧部材4の表面側は化粧してある。更に詳細には、前側被覆部411の前面、後側被覆部412の後面、端面被覆部413の左面、前側の挿入部52の右面、及び後ろ側の挿入部52の右面は、互いの境界部も含めて化粧してある。
【0059】
左側の端部化粧部材4の前側(及び後ろ側)の挿入部42は、芯材2の前側(及び後ろ側)の挿入溝20,20,…の内、最も左側の挿入溝20に挿入されている。
この結果、芯材2の最も左側における前側及び後ろ側の2本の挿入溝20,20に関し、各挿入溝20には、挿入部42と化粧部材5の挿入部52とが挿入されている。挿入溝20に挿入されている挿入部42,52は、互いの先端部が接触したV字状の姿勢で、挿入溝20の内面を覆っている。挿入溝20に挿入されている挿入部42,52の境界部分は、目地状部分32である。目地状部分32は、長さ方向が上下方向のV字溝状である。
【0060】
端部化粧部材4の2個の挿入部42,42が、前後方向に対向配置された2本の挿入溝20,20に挿入されることによって、この挿入溝20,20間の芯材2(即ち芯材2の左端部)は、被覆化粧本体41に覆われる。
端部化粧部材4と芯材2との間には、両者を接着する図示しない接着剤が配される。
同様に、右側の端部化粧部材4の前側(及び後ろ側)の挿入部42は、芯材2の前側(及び後ろ側)の挿入溝20,20,…の内、最も右側の挿入溝20に挿入されている。
【0061】
以上の結果、前側の化粧板部3と端部化粧部材4,4との境界部分には、2本の挿入溝20,20に沿って、2本の互いに平行な目地状部分32,32が配されている。
【0062】
端部化粧部材4は、化粧平板部材40を用いてなる。化粧平板部材40は、化粧部材5を構成している化粧板部材と同様の化粧板を用いてなる。
端部化粧部材4を製造する際、製造者は、化粧板から裁断によって、所定の寸法を有する化粧平板部材40を形成する。次に、製造者は、化粧平板部材40の非化粧面に、例えばVカット加工によって、化粧平板部材40の長辺部に平行な4本の直線状の凹条部43,43,…を形成する。更に、製造者は、化粧平板部材40の各部を、凹条部43,43,…を境界部として非化粧面側へ折り曲げる。この結果、端部化粧部材4が得られる。
つまり、化粧部材5の場合と同様に、成型及びラッピング加工による端部化粧部材よりも端部化粧部材4の方が有利である。
【0063】
以上のように、端部化粧部材4と化粧部材5とは類似の構成の部材である。両者の製造手順は簡易、且つ類似しているので、これらの量産は容易である。従って、製造コストの低減を図ることができる。
【0064】
図9は、建具1を製造する方法を説明するための断面図である。
製造者は、芯材2と、凹条部43,43,…が設けられた化粧平板部材40及び凹条部53,53が設けられた化粧平板部材50とを形成した後に、部材取付工程を実施する。
製造者は、凹条部53,53が設けられた化粧平板部材50を折り曲げる前に(
図7参照)、化粧平板部材50の他面(非化粧面)に、例えばローラを用いて接着剤を塗布する。
次に、製造者は、凹条部53,53を境界として化粧平板部材50を折り曲げることによって化粧部材5を形成し、形成した化粧部材5を芯材2の左右方向非端部に取り付ける。
【0065】
同様の作業を、全ての化粧部材5,5,…に対して行なう。この結果、芯材2の前面側及び後面側に、化粧板部3,3が取り付けられる。
また、製造者は、凹条部43,43,…が設けられた化粧平板部材40を折り曲げる前に(
図8参照)、化粧平板部材40の他面(非化粧面)に、例えばローラを用いて接着剤を塗布する。
次に、製造者は、凹条部43,43,…を境界として化粧平板部材40を折り曲げることによって端部化粧部材4を形成する。
このようにして製造者は、2個の端部化粧部材4,4を形成し、形成した2個の端部化粧部材4,4を芯材2の左右両端部に取り付ける。
【0066】
挿入溝20に対して挿入部52,52(又は挿入部42,52)を挿入する作業は容易である。何故ならば、挿入溝20の幅が各挿入部42,52の厚みの2倍より大きいからである。
【0067】
挿入部52,52(又は挿入部42,52)を、先端部を接触させてV字状に配する作業は容易である。具体的には、挿入部52,52(又は挿入部42,52)を共に挿入溝20に挿入すれば、挿入部52,52(又は挿入部42,52)は、自然に、先端部が接触したV字状の姿勢になる。
何故ならば、凹条部53(又は凹条部43)の形成箇所で化粧平板部材50(化粧平板部材40)を折り曲げることによって弾性復元力が生じるからである。挿入部52,52(又は挿入部42,52)夫々は、弾性復元力によって、化粧本体51(又は被覆化粧本体41)に対して面一に戻ろうとするものの、挿入部52,52(又は挿入部42,52)の先端部同士が接触することによって互いに停止する。この結果、挿入部52,52(又は挿入部42,52)は先端部が接触したV字状の姿勢になる。
【0068】
挿入溝20に対して挿入部52,52(又は挿入部42,42)を挿入すれば、化粧部材5(又は端部化粧部材4)が左右方向に位置決めされる。化粧部材5(又は端部化粧部材4)の上下両端部を芯材2の上下両端部に配置すれば、化粧部材5(又は端部化粧部材4)が上下方向に位置決めされる。
【0069】
以上のように、芯材2に対する化粧板部3,3及び端部化粧部材4,4の取り付け手順は簡易なので、建具1の量産が容易である。従って、製造コストの低減を図ることができる。
しかも、挿入溝20に接着剤を充填してから挿入部52,52(又は挿入部42,52)を挿入する場合と異なり、挿入部52,52(又は挿入部42,52)に接着剤を塗布してから挿入するので、接着剤が目地状部分31(又は目地状部分32)の内面側に漏出することが抑制される。更に、各端部化粧部材4及び化粧部材5と芯材2とを接着しているので、芯材2から端部化粧部材4又は化粧部材5が脱落したり、挿入部42,52が挿入溝20から無用に抜脱されたりすることが抑制される。以上の結果、建具1の美観が向上される。
【0070】
各挿入溝20の内面は、挿入溝20に挿入されている挿入部52,52又は挿入部42,52に覆われているので、挿入溝20の内面を化粧する必要はない。
また、目地状部分31,32夫々の内面側(挿入部52,52又は挿入部42,52夫々の表面側)は化粧されているので、目地状部分31,32夫々の内面を別途化粧する必要はない。
つまり、建具1の構成は簡単であり、建具1の製造手順は簡易である。
【0071】
以上のような建具1においては、目地状部分31,31,…及び目地状部分32,32が、建具1の目地のように見える。この目地は、夫々上下方向に長く、互いに平行であり、更に左右方向に等間隔である。
しかも、建具1の目地状部分31,31,…及び目地状部分32,32は、従来の二方框戸の目地状部分よりも深い。故に、目地状部分31,31,…及び目地状部分32,32に深い奥行きが感じられる立体的な印象の意匠の建具1を得ることができる。
【0072】
目地状部分31,31,…及び目地状部分32,32が従来の二方框戸の目地状部分よりも深い理由は、挿入溝20の深さ(5.5mm 程度)が従来の二方框戸の鏡板に形成されている条状凹部の深さ(1.5mm 程度)よりも3倍以上深いので、目地状部分31,32夫々の深さが従来の二方框戸の目地状部分の深さよりも大きくなるからである。
【0073】
また、挿入溝20の幅が挿入部52の厚みの2倍よりも1.5mm 程度大きい上に、挿入部52,52(又は挿入部42,52)が先端部を接触させたV字状に配されているので、目地状部分31(又は目地状部分32)の幅は、単純計算で1.5mm 程度である。従って、目地状部分31,31,…及び目地状部分32,32は目立ち易い。
仮に、挿入部52,52(又は挿入部42,52)が先端部から基端部まで全面的に互いに接触している場合、目地状部分31(又は目地状部分32)の幅は、単純計算で0mm程度であるので、目地状部分31,31,…及び目地状部分32,32は目立ち難い。
【0074】
以上のように、建具1に、奥行きが深く目立ち易い目地状部分31,31,…及び目地状部分32,32が、上下方向に長く、互いに平行に、且つ左右方向に等間隔に並設されているので、建具1の意匠性を大幅に向上させることができる。
【0075】
ところで、挿入溝20の深さは、挿入溝20が設けられている第1心棒21及び第2心棒22夫々の厚み(25mm程度)に比べて十分に小さいので、挿入溝20が第1心棒21又は第2心棒22の割裂破壊の原因となる虞はない。
また、第1心棒21及び第2心棒22夫々の厚みを増すことなく挿入溝20を設けることが可能であるので、建具1の小型軽量化が容易である。
【0076】
図10は、建具1の他の構成を略示する正面図である。
建具1には、採光部12が設けられていてもよい。
【0077】
なお、芯材2には、挿入溝20,20,…に替えて、横方向の挿入溝が設けられていてもよい。この場合、各挿入溝は、各横心棒24と、各第1心棒21及び縦心棒23における横心棒24に隣り合う部分とに亘って設けられる。この挿入溝を利用して、化粧部材5,5,…に相当する6個の化粧部材が芯材2に取り付けられることによって、化粧板部3,3に相当する2個の化粧板部が構成される。更に、端部化粧部材4,4に相当する2個の端部化粧部材が芯材2に取り付けられる。
【0078】
実施の形態 2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る建具6の構成を略示する正面図である。
図12は、建具6が備えている框61及び鏡板62の構成を略示する斜視図である。
図13は、鏡板62の構成を説明するための斜視図である。
本実施の形態の建具6は、実施の形態1の建具1と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
【0079】
建具6は縦長の矩形状である。
建具6の框61は、各2本の縦框611,611及び横框612,612を有する。
左側の縦框611には、取っ手が取り付けられる。このために、左側の縦框611には取付部601が設けられている。
建具6が開き戸、引き戸、及び吊り戸の何れかであれば、建具6に蝶番、戸車、及び滑車の何れかが取り付けられる。
【0080】
鏡板62は、芯材63と2個の化粧板部64,64とを備えている。
芯材63は、前後方向に面する縦姿勢の矩形平板631を用いてなる。矩形平板631は、MDF又はハニカムパネル等である。矩形平板631の前面及び後面には、互いに平行な直線状の複数本の挿入溝632,632,…が一方向に並設されている。
挿入溝632,632,…の並設方向は左右方向でもよく、上下方向でもよい。本実施の形態では、挿入溝632,632,…の並設方向は右下がりの斜め方向である。つまり、挿入溝632,632,…の長さ方向は、右上がりに傾斜する方向である。
【0081】
化粧板部64は、複数個の化粧部材65,65,…と2個の化粧部材66,66とが挿入溝632,632,…の並設方向に並置されてなる。
化粧部材65の形状は、実施の形態1の化粧部材5の形状と略同様である。ただし、各化粧部材65が芯材63から突出することはない。従って、化粧部材65が有する化粧本体651及び挿入部652,652は、実施の形態1の化粧本体51及び挿入部52とは異なり、矩形状とは限らない。
また、化粧部材66,66は、化粧板部64における並置方向両端部に配される。各化粧部材66は、挿入部を1個だけ有している。
【0082】
各化粧部材65の挿入部652,652が隣り合う2本の挿入溝632,632に挿入され、2個の化粧部材66,66夫々の挿入部が並設方向両端部の2本の挿入溝632,632に挿入されることによって、芯材63は化粧板部64に覆われる。この結果、鏡板62が形成される。
挿入溝632に挿入されている挿入部652,652の境界部分は、目地状部分600である。挿入溝632に挿入されている挿入部652と化粧部材66の挿入部との境界部分も目地状部分である。
鏡板62の周縁部は框61によって覆われている。
【0083】
以上のような建具6は、実施の形態1の建具1と同様の効果を奏する。
また、芯材63の構成が簡易であり、矩形平板631に挿入溝632,632,…を形成する前に、例えば挿入溝632,632,…の並置方向又は間隔を変更することは容易である。従って、建具1に比べて建具6は設計の自由度が高い。
【0084】
図14は、建具6の他の構成を略示する正面図である。
建具6には、採光部602が設けられていてもよい。
【0085】
なお、鏡板62は、実施の形態1の芯材2及び化粧板部3,3と同様の構成の芯材及び2個の化粧板部を用いてなる構成でもよい。この場合、芯材の左右両端部及び上下両端部は框61によって被覆されるので、実施の形態1の端部化粧部材4,4に相当するものは不要である。
【0086】
目地の間隔(挿入溝の間隔)は等間隔に限定されず、不等間隔でもよい。ただし、目地の配置は不等間隔であっても左右対称性を有している方が好ましい。2枚の建具が左右方向に並置される(例えば観音開きの開き戸として用いられる)場合、2枚の建具全体の目地の配置が左右対称性を有していてもよい。
【0087】
目地の配置(挿入溝)の配置及び形状は平行及び直線状に限定されない。ただし、目地が非平行又は曲線状である場合、化粧部材の形状が複雑になったり、製造工程が煩雑になったりする虞がある。
【0088】
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、本発明の効果がある限りにおいて、建具1,6に、実施の形態1,2に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。