特許第6480939号(P6480939)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6480939IP QoSメカニズムの自動選択のための方法、夫々のCPEデバイス及びコンピュータ可読記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6480939
(24)【登録日】2019年2月15日
(45)【発行日】2019年3月13日
(54)【発明の名称】IP QoSメカニズムの自動選択のための方法、夫々のCPEデバイス及びコンピュータ可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04L 12/861 20130101AFI20190304BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20190304BHJP
【FI】
   H04L12/861
   H04M11/00 303
【請求項の数】11
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-539998(P2016-539998)
(86)(22)【出願日】2014年12月11日
(65)【公表番号】特表2017-501631(P2017-501631A)
(43)【公表日】2017年1月12日
(86)【国際出願番号】EP2014077350
(87)【国際公開番号】WO2015091195
(87)【国際公開日】20150625
【審査請求日】2017年12月4日
(31)【優先権主張番号】13306785.0
(32)【優先日】2013年12月19日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】501263810
【氏名又は名称】トムソン ライセンシング
【氏名又は名称原語表記】Thomson Licensing
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100108213
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 豊隆
(72)【発明者】
【氏名】ハーグドレンズ,ディヴィ
(72)【発明者】
【氏名】ヘセルマンズ,シュタイン
【審査官】 大石 博見
(56)【参考文献】
【文献】 特表2003−516041(JP,A)
【文献】 特表2005−537764(JP,A)
【文献】 特開平08−102761(JP,A)
【文献】 特開平07−321823(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 12/861
H04M 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アップストリームトラフィックのためのクオリティ・オブ・サービス・キューイング(IP QoS)メカニズムの自動選択のための方法であって、
アップストリームレートを測定し、該アップストリームレートに応じて、前記アップストリームレートが閾値を下回る場合にソフトウェアキューイングメカニズムを有効にされたままとし、前記アップストリームレートが前記閾値を上回る場合ハードウェアキューイングメカニズムを使用する
ことを有する方法。
【請求項2】
最大同期化レートまで前記ハードウェアキューイングメカニズムを有効にし、前記閾値までしか前記ソフトウェアキューイングメカニズムを有効にしない
ことを有する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
当該方法は、自動設定スクリプトにおいて実施される、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
当該方法は、ジェネリックCPEソフトウェアにおいて実施される、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
xDSLラインに適用される
請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記xDSLラインはVDSLラインである、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ソフトウェアキューイングメカニズムが有効にされる場合に加重ラウンドロビンプライオリティキューイング及び厳格プライオリティキューイングを使用し、前記ソフトウェアキューイングメカニズムが無効にされる場合に前記加重ラウンドロビンプライオリティキューイングを無効にする
ことを有する請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記ソフトウェアキューイングメカニズムが無効にされる場合に前記加重ラウンドロビンプライオリティキューイングに使用されるキューを1つのキューにまとめる
ことを有する請求項7に記載の方法。
【請求項9】
マイクロプロセッサによって実行される場合に、該マイクロプロセッサに、請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の方法を実行させるプログラム記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項10】
請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成されるマイクロプロセッサを有するカスタマ構内設備デバイス。
【請求項11】
当該カスタマ構内設備デバイスは、レジデンシャルゲートウェイ、エンタープライズゲートウェイ、ルータ、スイッチ、及びセットトップボックスを含む組に属する、
請求項10に記載のカスタマ構内設備デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、IP(Internet Protocol)(インターネットプロトコル)ネットワークへ、例えば、デジタル加入者線を介してネットワークサービスプロバイダへ、結合されるカスタマ構内設備デバイスの分野に関係がある。
【背景技術】
【0002】
レジデンシャルゲートウェイは、家庭内のデバイスをインターネット又はあらゆる他のワイドエリアネットワーク(WAN;Wide Area Network)へ接続するために広く使用されている。レジデンシャルゲートウェイは、特に、デジタル加入者線(DSL;Digital Subscriber Line)テクノロジを使用する。このテクノロジは、銅線又は光回線を介した高データレート伝送を可能にする。数年の間に、データレート及び範囲が異なる、例えば、ADSL及びVDSLのような、幾つかのDSL標準が確立されてきた。ADSL及びVDSLは、本文脈においてxDSLと呼ばれる。また、インターネットサービスのための光伝送がよく知られており、例えば、ファイバー・トゥ・ザ・ホーム(FTTH;Fiber-To-The-Home)及びファイバー・トゥ・ザ・プレミシズ(FTTP;Fiber-To-The-Premises)がある。レジデンシャルゲートウェイ、更には、ルータ、WLAN(Wireless Local Area Network)(無線ローカルエリアネットワーク)フォワーダー、スイッチ、電話機及びセットトップボックスのような他のデバイスは、本文脈においてカスタマ構内設備(CPE;Customer Premises Equipment)デバイスとして理解される。
【0003】
IP QoS(Internet Protocol Quality of Service)メカニズムは、ハードウェアメカニズムとして集積回路において実装されるが、幾つかのより柔軟なメカニズムはソフトウェアにおいて実装される。IP QoSは、例えば、IEEE P802.1pにおいて定義されている。IEEE P802.1pは、サービスの8つの異なるクラスを記載する。RFC 3260は、ネットワークトラフィックを分類及び管理し、IPネットワークに関するクオリティ・オブ・サービス(QoS)を提供するメカニズムであるディフサーブ(DiffServ;Differentiated Services)を記載する。
【0004】
対象は、キューイングメカニズムを通じて実施されるVDSLに対するアップストリームQoSマネージメントである。レジデンシャルゲートウェイのための低電力VDSL及びADSL2+ ICソリューションであるブロードコムの6368プラットフォームでは、制限されたキューイングメカニズムがハードウェアにおいて実装されている。キューは、厳格モードにおいて又はWRR(weighted round robin)(加重ラウンドロビン)モードにおいて働くよう構成され得る。両方のキューイングメカニズムの組み合わせは不可能である。
【0005】
ソフトウェア(IP QoS、AQM(Active Queue Management)(アクティブ・キュー・マネージメント))キューイングは、より高度なキューイングメカニズムを可能にするよう実装される。キューは、厳格モード及びWRRモード(例えば、厳格モードである2つのキュー+WRRモードである2つのキュー)を有するよう構成され得る。より高度な機能(tcp ackフィルタリング、シェイピング、など)も、このソフトウェアモジュールにおいて実装される。
【0006】
VDSLアップストリームQoS機構を提供するよう、IP QoSソフトウェアモジュールは、キュー設定の何らかの組み合わせにより構成される。マッピングは、ソフトウェアキューがハードウェアにおいて(限られた機能群を有して)延在されることを確かにするよう、ハードウェアキューにおいて構成される。
【0007】
このソフトウェアモジュールの欠点は、多くのCPUリソース(CPU負荷+メモリ使用量)を消費する点である。このことは、VDSLラインでのアップストリーム同期化レートが高い(〜10Mbpsを上回る)場合に、特に問題になる。アップストリームレートが高ければ高いほど、キューイングメカニズムは、毎秒ごとにより多くパケットを転送することができる。これは、プロセッサの更なる作業及び更なるCPU負荷を生じさせる。
【0008】
設定インターフェイスを通じてこの機構を無効又は有効にすることが可能であるが、それにはエンドカスタマのアップストリームレートの手動によるモニタリングと、ソフトウェアキューイングを有効又は無効にすると決定することとを必要とする。これは管理するのが難しい。
【0009】
他の解決法は、2種類のソフトウェアをエンドユーザに配置することであり得る。1つは、ソフトウェアキューイングが有効にされているものであり、他の1つは、ソフトウェアキューイングが無効にされているものである。これは、管理するのが更に難しい。
【発明の概要】
【0010】
高バンド幅アクセスラインにおけるアップストリームトラフィックのためのクオリティ・オブ・サービス・キューイング(IP QoS)メカニズムの自動選択のための方法は、前記アクセスラインにおいてアップストリームレートを測定し、該レートに応じて、定義された閾値を下回るアップストリームレートの場合にソフトウェアキューイングメカニズムを有効にされたままとすることを決定し、前記定義された閾値を上回るアップストリームレートの場合に前記ソフトウェアキューイングメカニズムを無効にする
ことを有する。
【0011】
特に、ハードウェアキューイングは、最大同期化レートまで有効にされ、前記ソフトウェアキューイングは、前記閾値までしか有効にされない。前記ハードウェアキューイングは、従って、前記ソフトウェアキューイングが有効にされない場合に、フォールバックソリューションとして使用される。
【0012】
好適な実施形態において、当該方法は、前記アップストリームレートが前記閾値を下回る場合に、前記ソフトウェアキューイングとして加重ラウンドロビンプライオリティキューイングを、そして、前記ハードウェアキューイングのために厳格プライオリティキューイングを使用し、前記アップストリームレートが前記閾値を上回る場合に、前記加重ラウンドロビンプライオリティキューイングを無効にする。前記加重ラウンドロビンプライオリティキューイングに使用されるキューは、有利なことに、前記ソフトウェアキューイングが無効にされる場合に、1つのキューにまとめられる。
【0013】
他の実施形態において、前記高バンド幅アクセスラインはxDSLライン、例えば、VDSLラインである。
【0014】
カスタマ構内設備デバイスは、上記の方法を実行するマイクロプロセッサを有する。カスタマ構内設備(CPE)デバイスは、特に、レジデンシャルゲートウェイ、エンタープライズゲートウェイ、ルータ、スイッチ、又はセットトップボックスである。
【0015】
コンピュータ可読記憶媒体は、CPEデバイスのマイクロプロセッサが上記の方法を実行することを可能にする記憶された命令を含む。
【0016】
従って、方法は、アクセスラインにおいてアップストリームレート、特に、アップストリーム同期化レート、又はMbit/sでのアップストリームデータレートを測定する。そして、そのレートに応じて、方法は、例えば、低同期化レートについては、ソフトウェアキューイングを有効にしたままとすると、あるいは、例えば、高同期化レートについては、ソフトウェアキューイングを無効にすると決定する。方法がソフトウェアキューイングを無効にすると決定する場合に、フォールバックソリューションとして、限られたQoS機能群を備えたハードウェアキューイングが依然として存在する。QoSはより高いレートではそれほど重要でないので、限られた機能群に後退することは大きな問題ではない。方法は、例えば、自動設定スクリプトにおいて又はCPEデバイスのジェネリックCPEソフトウェアにおいて実施される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本発明の好適な実施形態は、一例として、概略図を参照して、以下でより詳細に説明される。
図1】IP QoSメカニズムの自動選択のための方法を示す。
図2図1の方法のスイッチングメカニズムを説明するフローチャートである。
図3】IP QoSメカニズムの自動選択の好適な実施形態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下の記載では、高バンド幅アクセスラインにおけるアップストリームトラフィックのためのIP QoS(IPネットワークにおけるクオリティ・オブ・サービス)メカニズムの自動選択のための例となる方法が記載される。説明の目的で、様々な具体的な詳細は、好適な実施形態の完全理解を提供するために示されている。なお、当業者に明らかなように、本解決法は、それらの具体的な詳細によらずとも実施されてよい。
【0019】
カスタマ構内設備(CPE)デバイスは、好適な実施形態において、コントローラ、例えば、マイクロプロセッサと、オペレーティングシステムが記憶されている不揮発性メモリと、CPEデバイスの動作のための揮発性メモリと、無線動作のためのWi−Fi(登録商標)ノードと、ブロードバンド接続、例えば、xDSL接続とを含む。このようなCPEデバイスは、例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)内に中心位置を有するレジデンシャルゲートウェイである。
【0020】
高バンド幅アクセスラインにおけるアップストリームトラフィックのためのIP QoSメカニズムの自動選択のための原理法は、図1に示されている。アクセスラインの実際に使用されているアップストリームバンド幅1のレートに応じて、QoSハードウェアメカニズム(HW Mech)のみが使用されるか、あるいは、QoSソフトウェアメカニズム(SW Mech)及びハードウェアメカニズムが使用される。
【0021】
アクセスライン(例えば、xDSL接続)の実際に使用されているバンド幅がS Mbits/sの閾値を超える場合に、IP QoSのSWメカニズムは停止され、IP QoSのHWメカニズムが残る。実際に使用されているバンド幅がS Mbits/sに満たない場合に、IP QoSのHWメカニズムに加えて、IP QoSのSWメカニズムは起動され、QoSカテゴリの精緻化をサポートする更なるプライオリティキューを可能にする。S Mbits/sの閾値は、アクセスラインの最大同期化レートMaxを下回る。
【0022】
閾値Sは例えば10Mbit/sである。10Mbit/sを上回ると、ソフトウェアメカニズムは無効にされ、10Mbit/sを下回ると、ソフトウェアキューイングを可能にするソフトウェアメカニズムは有効にされる。
【0023】
スイッチングメカニズムの概念を示すフローチャートは、図2に示されている。CPEデバイスの動作中、実際に使用されているアップストリームバンド幅は測定される(ステップ10)。測定されたバンド幅は、次いで、閾値Sと比較される(ステップ20)。測定された閾値がS(例えば、10)Mbit/sを上回る場合には、ソフトウェアキューイングは無効にされる(ステップ30)。測定されたバンド幅が10Mbit/sを下回る場合には、ソフトウェアキューイングは有効にされる(ステップ40)。プロシージャは、ステップ30及び40の後、実際に使用されているバンド幅を再び測定するステップ10、その他を続け、従って、方法の閉ループを提供する。
【0024】
特定の実施形態について、純粋なハードウェアキューイングとハードウェア及びソフトウェアキューイングとの間のマッピングは、図3に示されるように設計される。如何なる他のマッピングも、本発明により想定されている。この実施形態では、クオリティ・オブ・サービスのクラス0〜15は、CPEデバイスにおいてプロビジョニングされる。最も低いプライオリティであるクラス0は使用されない。最も高いプライオリティであるクラス15は、アクノリッジメント(ACK)フィルタリングに使用される。図3で表されるように、クオリティ・オブ・サービスのクラス0〜9は、ソフトウェアに基づくQoSのキュー0〜2にまとめられ、クオリティ・オブ・サービスのクラス10〜15は、ソフトウェアに基づくQoSのキュー3〜5にまとめられる。
【0025】
ソフトウェアに基づくQoSメカニズムが有効にされる場合に、キュー0〜2については加重ラウンドロビン(WRR)プライオリティキューイングが、そして、キュー3〜5については厳格プライオリティキューイングが与えられる。ソフトウェアに基づくQoSメカニズムが無効にされる場合に、加重ラウンドロビン(WRR)プライオリティキューイングに使用されるキュー0〜2は、単一のキュー、キュー0にまとめられて割り当てられる。ソフトウェアに基づくQoSメカニズムとともに使用されるキュー3〜5は残り、1〜3の番号を付け直される。このとき、ハードウェアに基づくQoSメカニズムのみが有効である場合に、残りのキュー0〜3に対して厳格プライオリティキューイングが与えられる。
【0026】
解決法は、次の利点を有する。このソフトウェアキューイングメカニズムをカスタマイズ構築される必要があるカスタマにソフトウェアを配置することが可能である。解決法は、例えば、VDSLラインのアップストリームレートを検知し、必要に応じてIP QoSソフトウェアモジュールを無効にすると決定する。カスタマは、異なるVDSLプロファイルを照合するために異なるリリースを管理する必要がない。
【0027】
本発明の他の実施形態も、本発明の適用範囲から逸脱することなしに、当業者によって利用されてよい。本発明は、VDSLブロードバンド接続に特に制限されない。本発明は、従って、添付の特許請求の範囲に存する。
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
高バンド幅アクセスラインにおけるアップストリームトラフィックのためのクオリティ・オブ・サービス・キューイング(IP QoS)メカニズムの自動選択のための方法であって、
前記アクセスラインにおいてアップストリームレートを測定し、該レートに応じて、定義された閾値を下回るアップストリームレートの場合にソフトウェアキューイングメカニズムを有効にされたままとし、前記定義された閾値を上回るアップストリームレートの場合に前記ソフトウェアキューイングメカニズムを無効にする
ことを有する方法。
(付記2)
前記ソフトウェアキューイングが有効にされない場合について、フォールバックソリューションとしてハードウェアキューイングを用いる
ことを有する付記1に記載の方法。
(付記3)
最大同期化レートまでハードウェアキューイングを有効にし、前記閾値までしか前記ソフトウェアキューイングを有効にしない
ことを有する付記1又は2に記載の方法。
(付記4)
当該方法は、自動設定スクリプトにおいて又はジェネリックCPEソフトウェアにおいて実施される、
付記1乃至3のうちいずれか一つに記載の方法。
(付記5)
前記高バンド幅アクセスラインはxDSLラインである、
付記1乃至4のうちいずれか一つに記載の方法。
(付記6)
前記xDSLラインはVDSLラインである、
付記5に記載の方法。
(付記7)
前記ソフトウェアキューイングが有効にされる場合に加重ラウンドロビンプライオリティキューイング及び厳格プライオリティキューイングを使用し、前記ソフトウェアキューイングが無効にされる場合に前記加重ラウンドロビンプライオリティキューイングを無効にする
ことを有する付記1乃至6のうちいずれか一つに記載の方法。
(付記8)
前記ソフトウェアキューイングが無効にされる場合に前記加重ラウンドロビンプライオリティキューイングに使用されるキューを1つのキューにまとめる
ことを有する付記7に記載の方法。
(付記9)
マイクロプロセッサが付記1乃至8のうちいずれか一つに記載の方法を実行することを可能にする命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体。
(付記10)
付記1乃至8のうちいずれか一つに記載の方法を実行するマイクロプロセッサを有するカスタマ構内設備デバイス。
(付記11)
当該カスタマ構内設備デバイスは、レジデンシャルゲートウェイ、エンタープライズゲートウェイ、ルータ、スイッチ、又はセットトップボックスである、
付記10に記載のカスタマ構内設備デバイス。
図1
図2
図3