特許第6481411号(P6481411)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6481411
(24)【登録日】2019年2月22日
(45)【発行日】2019年3月13日
(54)【発明の名称】車両用計器のサージ保護回路
(51)【国際特許分類】
   H02H 3/20 20060101AFI20190304BHJP
   H02H 3/087 20060101ALI20190304BHJP
【FI】
   H02H3/20 A
   H02H3/087
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-30931(P2015-30931)
(22)【出願日】2015年2月19日
(65)【公開番号】特開2016-152765(P2016-152765A)
(43)【公開日】2016年8月22日
【審査請求日】2017年12月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】000231512
【氏名又は名称】日本精機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 慎也
【審査官】 坂本 聡生
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−303890(JP,A)
【文献】 特開2011−041393(JP,A)
【文献】 特開2007−082374(JP,A)
【文献】 特開昭47−026649(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02H3/08−3/253
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
発電機を含む電源からの電力供給に基づいて降圧して所定電圧に生成するレギュレータからなる負荷と、
前記電源から前記負荷への電力供給とその停止とを切り換えるPチャネルMOSFETからなるスイッチ手段と、
前記電源の過電圧を検出し前記スイッチ手段を駆動するPNP型トランジスタからなる電圧制限用トランジスタと、
前記電源の過電流を検出し前記スイッチ手段を駆動するPNP型トランジスタからなる電流制限用トランジスタと、
前記スイッチ手段の出力端に接続され負荷への電力を補うコンデンサと、
前記電圧制限用トランジスタと前記電流制限用トランジスタとの各コレクタエミッタ間電圧を制限するとともに、前記スイッチ手段のゲートソース間の電圧を制限するツェナダイオードと、を備えることを特徴とする車両用計器のサージ保護回路。
【請求項2】
前記電圧制限用トランジスタは、前記電流制限用トランジスタを兼ねて回路構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器のサージ保護回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用計器を構成する負荷回路へ安定した電源を供給するためのサージ保護回路に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両速度や積算走行距離などの車両情報を表示する車両用計器として、例えば、特許文献1に開示されるものがある。これらの車両用計器は、安定して電源を供給できるバッテリと接続され、この電源を用いて各種車両情報の表示を行っている。また、車両に搭載される各種センサにおいても、このバッテリからの電源供給に基づいて作動する。
【0003】
しかしながら、車両に搭載されるバッテリが小型で電源容量が少ない車両や、暗電流など電力消費によって電源容量が少ない車両の場合には、車両の発電機から車両用計器へ電源電圧が供給される割合が高くなるため、電源供給が断続したり、且つ電圧変動が激しくなってしまう。このため、例えば、特許文献2に開示されるように、電源回路に、瞬断防止用に設けられる入力電解コンデンサや、トランジスタとツェナダイオードとベース抵抗体から構成されるサージ保護回路を備えるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−114056号公報
【特許文献2】特開昭64−23722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、サージ電圧/電源ノイズが印加される場合や、発電機からの電源供給割合が大きな車両にあっては、特にエンジンの始動時に、車両用計器へ大きな電力変動をともなう電源が供給されてしまうため、該電解コンデンサが繰り返し充電され、また、トランジスタに突入電流が頻繁に流れてしまう。その結果、該構成を前記車両の計器に適用した場合、トランジスタや電解コンデンサなどの電子部品が破損してしまう恐れがあり問題であった。
【0006】
そこで本発明の目的は、上述の課題に着目し、車両用計器へ供給される電源電圧の変動が激しくなる場合であっても、電子部品を保護できる車両用計器のサージ保護回路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の車両用計器のサージ保護回路は、
発電機を含む電源からの電力供給に基づいて降圧して所定電圧に生成するレギュレータからなる負荷と、
前記電源から前記負荷への電力供給とその停止とを切り換えるPチャネルMOSFETからなるスイッチ手段と、
前記電源の過電圧を検出し前記スイッチ手段を駆動するPNP型トランジスタからなる電圧制限用トランジスタと、
前記電源の過電流を検出し前記スイッチ手段を駆動するPNP型トランジスタからなる電流制限用トランジスタと、
前記スイッチ手段の出力端に接続され負荷への電力を補うコンデンサと、
前記電圧制限用トランジスタと前記電流制限用トランジスタとの各コレクタエミッタ間電圧を制限するとともに、前記スイッチ手段のゲートソース間の電圧を制限するツェナダイオードと、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、前記電圧制限用トランジスタは、前記電流制限用トランジスタを兼ねて回路構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、車両用計器のサージ保護回路に関し、電源電圧の変動が激しくなる場合にあっても、電子部品を保護できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態における回路構成を示す図。
図2】同上実施形態の車両用計器を示す図。
図3】同上実施の形態の別例における回路構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明が適用された実施の形態について添付図面を用いて説明する。
【0013】
図1は、車両用計器Aのサージ保護回路A1の回路構成を示す図であり、車両のバッテリB1や発電機B2からなる電源Bからの電力を、車両用計器A内の負荷へ供給するまでの構成について示している。
【0014】
なお、車両用計器Aは、図2に示すように、車両情報を示す表示器(表示手段)Cを備えるとともに、これらを駆動するための回路基板に、サージ保護回路A1が実装されている。表示器Cは、液晶表示素子とバックライトとを用いたデジタル表示部C1やモータを駆動源として回動する指針によって計測値を示す指針表示部C2を備え、後述する制御回路によって制御される。また、回路基板は、車両用計器Aの筐体D内に設けられる。
【0015】
また、電源Bの発電機B2は、車両駆動源となるエンジンの回転を利用したオルタネータを適用できる。バッテリB1は、発電機B2からの交流成分を利用して充電するとともに、電源Bの出力を安定して供給する役割もある。また、バッテリB1によって、発電機B2(エンジン)が稼働しない状態においても電力を出力できる。
【0016】
車両用計器Aは、電源Bと接続され、ダイオード1と、サージ保護回路A1、を介してレギュレータ21等の負荷2へ電力供給する。サージ保護回路A1は、スイッチ手段3と、コンデンサ4と、過電圧検出回路5と、過電流検出回路6と、ツェナダイオード7と、抵抗素子8と、を備え、この場合、負荷2として、レギュレータ21や制御回路22とを前述回路基板に備えている。
【0017】
ダイオード1は、サージ保護回路A1の入力端において、バッテリB1の端子を逆接続するなど、通常に対して反対側に電流が流れないようにするための保護回路であり、バッテリBなどの電源からの配線とアノードとを接続している。
【0018】
レギュレータ21は、電源Bからの電力供給に基づいて制御回路22の駆動電源を所定電圧(例えば、5V)に降圧して供給する回路である。
【0019】
スイッチ手段3は、PチャネルMOSFET(電界効果トランジスタ)を適用でき、電源Bから負荷2への電力供給とその停止とを切り換える。スイッチ手段3は、ゲートを抵抗素子31へ接続し、ソースを過電流検出回路6の電流検出抵抗61に接続し、ドレインを負荷2に接続する。スイッチ手段3は、ゲートソース間の電位差がしきい値未満の場合はオフ状態(電源Bから負荷への電流供給の停止状態)として、また、該ゲートソース間の電位差がしきい値以上の場合にオン状態(電源3から負荷2へ電力供給状態)とする。
【0020】
抵抗素子31は、一端をスイッチ手段3のゲートに接続し、他端を接地(GND接続)する。抵抗素子31は、電圧制限用トランジスタ52、または電流制限用トランジスタ62がオンした時に、電源BからGNDへ流れる電流を制限するとともに、過電圧印加時や静電気印加時にツェナダイオード7へ流れる電流を制限する。また、電圧制限用トランジスタ52と電流制限用トランジスタ62がオフである通常時には、スイッチ手段3をオンさせるためスイッチ手段3のゲート電圧をGND電位へ近づけ、スイッチ手段3のゲートソース間の電位差をしきい値以上確保しスイッチ手段3をオン状態に保つ。
【0021】
コンデンサ4は、サージ保護回路A1の出力端に接続される電解コンデンサを適用できる。コンデンサ4は、一端をスイッチ手段3のドレイン(スイッチ手段3の出力端)と負荷2との配線から分岐して接続され、他端を接地接続する。コンデンサ4は、電源遮断時の電力保持用であるとともに、スイッチ手段3によって、電源Bからの電力供給を停止している間に、レギュレータ21等の負荷2へ電力供給できる。コンデンサ4は、想定される突入電流の大きさと、負荷2への電力供給を充分に行うための保持時間とに基づいて、最適な容量のものを適用できる。
【0022】
なお、コンデンサ4は、複数の電解コンデンサを並列に接続して設けることもできるし、セラミックコンデンサを適用することもできる。
【0023】
過電圧検出回路5は、ツェナダイオード51とトランジスタ(電圧制限用トランジスタ)52と、抵抗素子53とを設けて、スイッチ手段3を切り換え駆動できる。
【0024】
ツェナダイオード51は、カソードを抵抗素子53を介してダイオード1のカソード側やトランジスタ52のベースに接続し、アノードを接地する。ツェナダイオード51は、スイッチ手段3の電圧特性や負荷2の各電子部品の耐電圧を考慮したツェナ電圧が選定され、ツェナ電圧を超える過電圧が印加される場合に、抵抗素子53を介してトランジスタ52へベース電流を流す。
【0025】
トランジスタ52は、PNP型トランジスタを適用でき、エミッタをダイオード1のカソードへ接続し、コレクタをスイッチ手段3のゲートへ接続する。トランジスタ52は、過電圧のない通常状態では常にオフ状態(エミッタコレクタ間が断線状態)であるが、ツェナダイオード51のツェナ電圧を超える過電圧が電源から印加されるときに電源Bからツェナダイオード51と抵抗53を介しGNDへ流れるベース電流によりオン状態(エミッタコレクタ間が通電状態)となり、スイッチ手段3のゲートソース間の電位差をしきい値未満とすることでスイッチ手段3をオフ状態にする役割を担っている。
【0026】
抵抗素子53は、一端を逆接続保護用のダイオード1のカソードと、ツェナダイオード51のカソードとの間に接続するものが設けられ、過電圧のない通常状態において、漏れ電流や電気的ノイズ等によってトランジスタ52が誤ってオンしないよう、誤動作対策に設けられる抵抗である。この他に抵抗素子53は、ツェナダイオード51のカソードと、トランジスタ52のベースとの間にも設けられ、トランジスタ52へのベース電流を制限する。
【0027】
過電流検出回路6は、電流検出用抵抗61と、トランジスタ(電流制限用トランジスタ)62とを設ける。
【0028】
電流検出用抵抗61は、一端をダイオード1のカソードへ接続し、他端をスイッチ手段3にソースに接続する。電流検出用抵抗61は、スイッチ手段3に流れる電流の増加に基づいて両端の電圧を増加する。
【0029】
トランジスタ62は、PNP型トランジスタを適用でき、エミッタを逆接保護用のダイオード1のカソードと接続し、コレクタをスイッチ手段3のゲートへ接続し、ベースをスイッチ手段3のソースへ接続する。トランジスタ62は、過電流により電流検出抵抗61の両端の電位差がベースエミッタ間オン電圧(約0.4V)を上回るとオン状態となり、スイッチ手段3のゲートソース間の電位差をしきい値未満とすることでスイッチ手段3をオフ状態にする役割を担っている。例えば、トランジスタのオン電圧が0.4V、電流検出用抵抗61が0.25Ωとした場合、0.4V/0.25Ω=1.6A付近でトランジスタ62がオンとなりスイッチ手段3をオフ状態にできる。
【0030】
制御回路22は、レギュレータ21からの電力によって駆動するマイクロコンピュータを適用でき、図示しない、ケーブルを介して入力される車両情報に基づいて、車両用計器Aに搭載する表示器Cの液晶表示素子やバックライト、モータ等の電子部品を制御する。
【0031】
ツェナダイオード7は、アノードをスイッチ手段3のゲートへ接続し、カソードをスイッチ手段3のソースへ接続する。ツェナダイオード7は、過電圧印加時や静電気印加時にPチャネルMOSFETであるスイッチ手段3のゲートソース間電圧(Vgs)が絶対最大定格を超えない電圧でクランプする役割を担っている。また、ツェナダイオード7は、電圧制限用トランジスタ52と電流制限用トランジスタ62との各コレクタエミッタ間電圧を制限するように回路構成されている。
【0032】
抵抗素子8は、一端をスイッチ手段3のゲートに接続し、他端をスイッチ手段3のソースに接続する。抵抗素子8は、過電圧のない通常時において漏れ電流や電気的ノイズによってスイッチ手段3が誤ってオフしないよう、誤動作対策に設けられる抵抗である。
【0033】
なお抵抗素子8,31は、電源電圧低下時であっても負荷2に対してのスイッチ手段3の駆動能力を十分保てるよう、また、車両停車時(稼働していない時)において暗電流が極力小さくなるよう定数設定されている。このため、発電機B2による発電が無い状態であっても車両用計器Aを長時間駆動できる。
【0034】
また、制御回路22は、イグニションスイッチの状態を検出でき、イグニションスイッチがオンからオフへ移行した場合に、省電力モードにて制御回路22を作動できる。この際、省電力モードとして、制御回路22は、表示器Cによる表示制御に関する処理を停止し、計時処理など限られた処理を定期的に行い、消費電流の小さな状態に切り換えることができる。特に2輪車においては、降雪時などエンジンをかけないことが多い期間を想定し、バッテリB1の電力を浪費しないよう暗電流を極力低く抑える必要があるため、好適である。
【0035】
以上の構成によって、例えば、発電機B2から主に発せられる間欠的な過電圧が長時間にわたり印加される場合であっても、過電流に対して保護できるため大きな突入電流がコンデンサ4に次々と印加されることを防止でき、耐電流の小さいPチャネルMOSFETをスイッチ手段3に適用できる。
【0036】
かかる車両用計器Aのサージ保護回路A1は、電源Bから負荷2への電力供給とその停止とを切り換えるPチャネルMOSFETからなるスイッチ手段3と、電源Bの過電圧を検出しスイッチ手段3を駆動する電圧制限用トランジスタ52と、電源Bの過電流を検出しスイッチ手段3を駆動する電流制限用トランジスタ62と、スイッチ手段3の出力端に接続され負荷2への電力を補うコンデンサ4と、電圧制限用トランジスタ52と電流制限用トランジスタ62との各コレクタエミッタ間の電圧を制限するとともに、スイッチ手段3のゲートソース間電圧を制限するツェナダイオード7と、を備える。
【0037】
従って、発電機B2による電力供給の割合が大きくなるなどして、電源Bから車両用計器Aへ供給される電源電圧の変動が激しくなる場合であっても、トランジスタ52,62,3やスイッチ手段3,コンデンサ4,負荷2に搭載される電子部品を保護できる車両用計器Aのサージ保護回路A1となる。
【0038】
また、電圧制限用トランジスタ52と電流制限用トランジスタ62をPNP型トランジスタとすることで、ツェナダイオード7は電圧制限用トランジスタ52と電流制限用トランジスタ62との各コレクタエミッタ間の電圧(Vce)を電圧上昇による破損から保護する構成となっている。
【0039】
ここで、ツェナダイオード7のカソード側が電流検出用抵抗61を介して保護する構成となっているが、電流検出用抵抗61の両端電位差は電流制限用トランジスタ62のベースエミッタ間電圧(最大でも約1.0V)であり、ツェナダイオード7によるPNPトランジスタのコレクタエミッタ間電圧(Vce)の保護には影響がない。よって、スイッチ手段3を保護することを当初の目的としていたツェナダイオード7は電圧制限用トランジスタ52と電流制限用トランジスタ62の電圧保護も兼用でき、電圧制限用トランジスタ52および電流制限用トランジスタ62は耐電圧の小さい安価なトランジスタを用いることができる。
【0040】
なお、本発明を上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。例えば、サージ保護回路A1の電力供給対象となる負荷2として電源回路21を介して駆動する制御回路22を例にあげて説明したが、上述した液晶表示素子やバックライト用光源、指針駆動用のモータなどの電子部品を負荷として接続することもできる。
【0041】
また、図3に示すサージ保護回路A10は、電圧制限用トランジスタと電流制限用トランジスタとを兼ねて設けられる電圧電流検出回路560によって、構成することもできる。上述実施形態と同様の構成については、同符号を付して詳細な説明を省くが、このサージ保護回路A10の電圧電流検出回路560は、ツェナダイオード561と、電圧電流制限用トランジスタ562と、電流検出用抵抗563と、抵抗素子564と、を用いる。図3に示す回路構成のように、電圧検出と電流検出とを単一のPNPトランジスタで駆動させた場合であっても、スイッチ手段3を保護するとともに、ツェナダイオード7が電圧電流制限用トランジスタ562の保護も兼用でき、電圧電流制限用トランジスタ562は耐電圧の小さい安価なトランジスタを用いることができる。また、図1に示す実施形態よりも簡素な回路構成となる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載される車両用計器のサージ保護回路として適用できる。
【符号の説明】
【0043】
1 ダイオード
2 負荷
21 レギュレータ
22 制御回路
3 スイッチ手段
31 抵抗素子
4 コンデンサ
5 過電圧検出回路
51 ツェナダイオード
52 トランジスタ(電圧制限用トランジスタ)
53 抵抗素子
6 過電流検出回路
61 電流検出用抵抗
62 トランジスタ(電流制限用トランジスタ)
A 車両用計器
A1 サージ保護回路
B 電源
B1 バッテリ
B2 発電機
C 表示器(表示手段)
図1
図2
図3