(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6482076
(24)【登録日】2019年2月22日
(45)【発行日】2019年3月13日
(54)【発明の名称】用紙断裁装置
(51)【国際特許分類】
B26D 1/24 20060101AFI20190304BHJP
B26D 7/26 20060101ALI20190304BHJP
【FI】
B26D1/24 E
B26D7/26
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-160798(P2015-160798)
(22)【出願日】2015年8月18日
(65)【公開番号】特開2017-39174(P2017-39174A)
(43)【公開日】2017年2月23日
【審査請求日】2018年6月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000113403
【氏名又は名称】ホリゾン・インターナショナル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000475
【氏名又は名称】特許業務法人みのり特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】福島 和行
【審査官】
山下 浩平
(56)【参考文献】
【文献】
特開2005−239308(JP,A)
【文献】
特開平08−290392(JP,A)
【文献】
特開平09−085681(JP,A)
【文献】
特開2015−120213(JP,A)
【文献】
実開平3−50452(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B26D 1/24
B26D 7/26
B23D 19/00 − 19/18
B42D 15/02、25/475
B41J 11/66 − 11/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
用紙の搬送路を有するフレームと、
前記搬送路を挟んで対置され、互いに平行にかつ前記搬送路を直角に横切ってのびる第1および第2のシャフトと、を備え、
前記第2のシャフトは前記フレームよって軸まわりに回転可能に支持され、さらに、
前記フレームに取り付けられ、前記第2のシャフトを回転させるモータと、
前記フレームに取り付けられて前記第1のシャフトを軸まわりに回転可能に支持するとともに、前記第1のシャフトを前記第2のシャフトに沿ってシフトさせ得るシャフト横移動ユニットと、
前記第1および第2のシャフト間に設けられ、前記第1のシャフトを前記第2のシャフトに同期させて回転させる伝動機構と、を備え、
前記第1のシャフトには、ドブ断ち刃の対のうちの一方の刃が複数、一定のピッチで固定される一方、前記第2のシャフトにおける前記一方の刃に対応する位置には、前記ドブ断ち刃の対のうちの他方の刃が前記第2のシャフトの軸方向にスライド可能にかつ前記第2のシャフトと一体的に回転可能に取り付けられ、
前記第2のシャフトにおける前記ドブ断ち刃の組の両外側にそれぞれ環状のストッパが嵌め込み固定され、前記第2のシャフトにおける、前記ストッパとそれに隣接する前記ドブ断ち刃との間、および互いに隣接する前記ドブ断ち刃間にそれぞれ圧縮バネが嵌め込まれ、前記圧縮バネの付勢力によって、前記ドブ断ち刃の対のうちの前記他方の刃が、対応する前記一方の刃の前記第1のシャフトの前記シフトに伴う移動に追従して当該一方の刃と常時係合するようになっており、用紙が、回転する前記ドブ断ち刃の対間を通って搬送される間にドブ断ちされるものであることを特徴とする用紙断裁装置。
【請求項2】
前記シャフト横移動ユニットは、
前記フレームに取り付けられて前記第2のシャフトに平行にのびる少なくとも1本のスライドガイドと、
前記搬送路の両側に配置され、前記スライドガイドによって貫通されて前記スライドガイドに沿ってスライド自在とされた一対の支持プレートと、を有し、前記一対の支持プレート間には前記第1のシャフトが軸まわりに回転可能に支持され、
前記シャフト横移動ユニットは、さらに、
前記スライドガイドに平行に前記一対の支持プレートを貫通してのび、前記フレームに対して軸まわりに回転可能に支持された送りねじを有し、前記一対の支持プレートはそれぞれ前記送りねじと螺合し、
前記シャフト横移動ユニットは、さらに、
前記フレームに取り付けられ、前記送りねじを回転駆動させる別のモータを有し、
前記送りねじが前記別のモータによって正逆回転せしめられることによって、前記一対の支持プレートが前記スライドガイドに沿って往復スライド運動し、
前記伝動機構は、
前記第1のシャフトに同軸に取り付けられた第1の歯車と、
前記第2のシャフトに同軸に取り付けられて前記第1の歯車に常時係合する第2の歯車と、を有しているものであることを特徴とする請求項1に記載の用紙断裁装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙を搬送しつつ搬送方向に沿ってドブ断ちする用紙断裁装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
名刺、ハガキおよびチケット等の製品の製造は、通常、用紙に所定の面付け印刷を行い、印刷後の用紙を用紙断裁装置を用いてドブ断ちして、印刷面毎に切り離すことによってなされる。
【0003】
この種の用紙断裁装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に記載された用紙断裁装置は、用紙の搬送路を挟んで上下に配置され、それぞれ搬送路に対し直角にのびる上側および下側シャフトを備え、上側シャフトにはドブ断ち刃の対のうちの一方の刃が複数、一定のピッチで固定され、下側シャフトには、ドブ断ち刃の対のうちの他方の刃が上記一方の刃に対応する位置に固定されて、当該一方の刃に係合している。
【0004】
そして、上側および下側シャフトが同期して回転駆動せしめられることによって、ドブ断ち刃の各対が回転し、用紙がドブ断ち刃の対の間を通過せしめられる間にドブ断ちがなされる。
【0005】
ところで、上記のような製品の製造においては、1枚の用紙から得られる製品数を最大にするため、1枚の用紙において最大の面付け数を確保することが重要である。
そして、この最大の面付け数が確保され得る面付けのレイアウトは、通常、使用される用紙の幅に応じて異なる。
【0006】
その一方で、従来の用紙断裁装置では、ドブ断ち刃の対間のピッチは変更せずにドブ断ち刃の対の位置を変更するには、上側および下側シャフトのそれぞれについて、ドブ断ち刃の固定を解除した後、ドブ断ち刃の位置調節を行い、再び固定する必要がある。
しかし、この作業は非常に面倒であり、時間を要する。
【0007】
そのため、従来技術においては、通常、用紙断裁装置のドブ断ち刃の位置は、用紙断裁装置に導入され得る最大幅の用紙において最大の面付け数が確保されるように設定されており、よって、最大幅よりも小さい幅の用紙を使用して同一規格の製品を製造する場合には、当該小さい幅の用紙の面付けを用紙断裁装置のドブ断ち刃の位置に合わせる必要があり、その結果、当該用紙幅について最大の面付け数が確保できず、生産効率が大きく低下するという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2006−15470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
したがって、本発明の課題は、同一規格の製品を製造する場合に、用紙の幅が異なっても、容易に、最大の面付け数を確保できる用紙断裁装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明によれば、用紙の搬送路を有するフレームと、前記搬送路を挟んで対置され、互いに平行にかつ前記搬送路を直角に横切ってのびる第1および第2のシャフトと、を備え、前記第2のシャフトは前記フレームよって軸まわりに回転可能に支持され、さらに、前記フレームに取り付けられ、前記第2のシャフトを回転させるモータと、前記フレームに取り付けられて前記第1のシャフトを軸まわりに回転可能に支持するとともに、前記第1のシャフトを前記第2のシャフトに沿ってシフトさせ得るシャフト横移動ユニットと、前記第1および第2のシャフト間に設けられ、前記第1のシャフトを前記第2のシャフトに同期させて回転させる伝動機構と、を備え、前記第1のシャフトには、ドブ断ち刃の対のうちの一方の刃が複数、一定のピッチで固定される一方、前記第2のシャフトにおける前記一方の刃に対応する位置には、前記ドブ断ち刃の対のうちの他方の刃が前記第2のシャフトの軸方向にスライド可能にかつ前記第2のシャフトと一体的に回転可能に取り付けられ、前記第2のシャフトにおける前記ドブ断ち刃の組の両外側にそれぞれ環状のストッパが嵌め込み固定され、前記第2のシャフトにおける、前記ストッパとそれに隣接する前記ドブ断ち刃との間、および互いに隣接する前記ドブ断ち刃間にそれぞれ圧縮バネが嵌め込まれ、前記圧縮バネの付勢力によって、前記ドブ断ち刃の対のうちの前記他方の刃が、対応する前記一方の刃の前記第1のシャフトの前記シフトに伴う移動に追従して当該一方の刃と常時係合するようになっており、用紙が、前記ドブ断ち刃の対間を通って搬送される間にドブ断ちされるものであることを特徴とする用紙断裁装置が提供される。
【0011】
本発明の好ましい実施例によれば、前記シャフト横移動ユニットは、前記フレームに取り付けられて前記第2のシャフトに平行にのびる少なくとも1本のスライドガイドと、前記搬送路の両側に配置され、前記スライドガイドによって貫通されて前記スライドガイドに沿ってスライド自在とされた一対の支持プレートと、を有し、前記一対の支持プレート間には前記第1のシャフトが軸まわりに回転可能に支持され、前記シャフト横移動ユニットは、さらに、前記スライドガイドに平行に前記一対の支持プレートを貫通してのび、前記フレームに対して軸まわりに回転可能に支持された送りねじを有し、前記一対の支持プレートはそれぞれ前記送りねじと螺合し、前記シャフト横移動ユニットは、さらに、前記フレームに取り付けられ、前記送りねじを回転駆動させる別のモータを有し、前記送りねじが前記別のモータによって正逆回転せしめられることによって、前記一対の支持プレートが前記スライドガイドに沿って往復スライド運動し、前記伝動機構は、前記第1のシャフトに同軸に取り付けられた第1の歯車と、前記第2のシャフトに同軸に取り付けられて前記第1の歯車に常時係合する第2の歯車と、を有している。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、用紙の搬送路を挟んで第1および第2のシャフトを対向配置し、第1のシャフトを第2のシャフトに沿ってシフト可能に支持し、第1のシャフトには、ドブ断ち刃の対のうちの一方の刃を複数、一定のピッチで固定し、それに対応して、第2のシャフトには、ドブ断ち刃の対のうちの他方の刃を第2のシャフトの軸方向にスライド可能に取り付け、さらに、他方の刃のそれぞれの両側に圧縮バネを配置し、圧縮バネの付勢力によって、他方の刃が、対応する一方の刃の第1のシャフトのシフトに伴う移動に追従して当該一方の刃と常時係合するようにしている。
【0013】
こうして、第1のシャフトをシフトさせるだけで、容易に、ドブ断ち刃の各対をピッチを固定したままで用紙の幅方向に移動させることができる。
それによって、同一の規格の製品を異なる幅の用紙を用いて製造する場合に、それぞれの用紙幅について最大の面付け数が確保できる面付けを行い、用紙の面付けのレイアウトに一致するようにドブ断ち刃の位置を容易に調整することができ、よって生産効率が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の1実施例による用紙断裁装置を示す図であり、(A)は搬送方向に見た正面図であり、(B)は側面図である。
【
図2】
図1の用紙断裁装置のドブ断ち刃がピッチを変えずに右方向にシフトした状態を示す
図1(A)に類似の図である。
【
図3】
図1の用紙断裁装置に導入される用紙の面付けのレイアウトを例示した平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の構成を好ましい実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の1実施例による用紙断裁装置を示す図であり、(A)は搬送方向に見た正面図であり、(B)は側面図である。また、
図2は、
図1の用紙断裁装置のドブ断ち刃がピッチを変えずに右方向にシフトした状態を示す
図1(A)に類似の図である。
【0016】
図1および
図2を参照して、本発明による用紙断裁装置は、用紙Sの搬送路Pを有するフレーム1と、搬送路Pを挟んで対置され、互いに平行にかつ搬送路Pを直角に横切ってのびる第1および第2のシャフト2、3を備えている。
【0017】
第2のシャフト3は、軸受4a、4bを介してフレーム1に取り付けられ、フレーム1によって軸まわりに回転可能に支持されている。さらに、第2のシャフト3の一端にプーリー5aが取り付けられている。
また、フレーム1にはモータ6が取り付けられ、その駆動軸は第2のシャフト3に平行にのびている。モータ6の駆動軸にはプーリー5bが取り付けられ、プーリー5bおよびプーリー5a間にはエンドレスベルト7が掛け渡され、そして、第2のシャフト3がモータ6によって回転駆動されるようになっている。
【0018】
用紙断裁装置は、また、フレーム1に取り付けられて第1のシャフト2を軸まわりに回転可能に支持するとともに、第1のシャフト2を第2のシャフト3に沿ってシフトさせ得るシャフト横移動ユニット8を備えている。
【0019】
シャフト横移動ユニット8は、この実施例では、フレーム1に取り付けられて第2のシャフト3に平行にのびる少なくとも1本(この実施例では2本)のスライドガイド9と、搬送路Pの両側に配置され、スライドガイド9によって貫通されてスライドガイド9に沿ってスライド自在とされた一対の支持プレート10a、10bを有している。この場合、スライドガイド9は、各支持プレート10a、10bに設けられたスリーブ11a、11bに挿通されている。
【0020】
なお、この実施例では、2本のスライドガイド9が第2のシャフト3の上下に配置されるが、
図1(B)から明らかなように、一対の支持プレート10a、10bには、第2のシャフト3およびそれに取り付けられた構成部材が通過し得る大きさの切欠きvが設けられ、それによって、一対の支持プレート10a、10bのスライドが妨げられないようになっている。
【0021】
一対の支持プレート10a、10b間には、第1のシャフト2が軸受12a、12bを介して取り付けられ、第1のシャフト2は一対の支持プレート10a、10b間に軸まわりに回転可能に支持されている。
【0022】
、
シャフト横移動ユニット8は、さらに、スライドガイド9に平行に一対の支持プレート10a、10bを貫通してのび、フレーム1に対して軸まわりに回転可能に支持された送りねじ13を有している。一対の支持プレート10a、10bはそれぞれ送りねじ13と螺合している。
【0023】
送りねじ13の一端には歯車14aが同軸に取り付けられている。また、フレーム1にモータ15が取り付けられ、その駆動軸が送りねじ13に平行にのびている。モータ15の駆動軸には歯車14bが同軸に取り付けられ、この歯車14bには歯車14aが係合している。
【0024】
こうして、送りねじ13がモータ15によって正逆回転せしめられることによって、一対の支持プレート10a、10bがスライドガイド9に沿って往復スライド運動し得る。そして、一対の支持プレート10a、10bの往復スライド運動に伴って、第1のシャフト2が第2のシャフト3に沿ってシフトする。
【0025】
また、第1のシャフト2の一端は支持プレート10aの外側に突出し、この突出部には、歯車16aが同軸に取り付けられている。一方、第2のシャフト3上のこの歯車16aに対応する部分には歯車16bが同軸に取り付けられ、歯車16aに係合している。歯車16bは、第1のシャフト2がシフトする距離に対応する軸方向長さを有している。
それによって、歯車16aと歯車16bは、第1のシャフト2のシフトとは無関係に、常時係合状態にあり、そして、第1のシャフト2は常時第2のシャフト3と同期して回転駆動され得る。
【0026】
第1のシャフト2には、ドブ断ち刃の対のうちの上刃17が複数、一定のピッチで固定されている。
また、第2のシャフト3における、第1のシャフト2上の上刃17に対応する位置には、ドブ断ち刃の対のうちの下刃18が取り付けられている。この場合、第2のシャフト3の外周面に軸方向にのびるガイド溝19が形成され、第2のシャフト3に嵌め込まれた下刃18にスライドピン20が差込み固定されてガイド溝19内に進入し、それによって、各下刃18は、第2のシャフト3の軸方向にスライドし得るとともに、第2のシャフト3と一体的に回転し得るようになっている。
【0027】
また、第2のシャフト3における下刃18の組の両外側にそれぞれ環状のストッパ21が嵌め込み固定されている。さらに、第2のシャフト3における、ストッパ21とそれに隣接する下刃18との間、および互いに隣接する下刃18間にそれぞれ圧縮バネ22が嵌め込まれている。
そして、圧縮バネ22の付勢力によって、下刃18が、対応する上刃17の第1のシャフト2のシフトに伴う移動に追従して当該上刃17と常時係合するようになっている。
すなわち、
図1(A)および
図2に示すように、第1のシャフト2がシフトするだけで、容易に、ドブ断ち刃の各対17、18が、そのピッチが固定された状態で、用紙Sの幅方向に移動する。
【0028】
こうして、用紙Sの面付けのレイアウトに応じてドブ断ち刃の対17、18の位置調整がなされた後、第1および第2のシャフト2、3が同期して回転駆動され、用紙が、回転するドブ断ち刃の対17、18間を通って搬送される間にドブ断ちされる。
【0029】
図3は、
図1および
図2に示した用紙断裁装置に導入される用紙の面付けのレイアウトを例示した平面図である。
図3(A)を参照して、この実施例では、用紙断裁装置が5つのドブ断ち刃の対17、18を備えており、この用紙断裁装置に導入され得る最大幅の用紙S
1について、最大の面付け数が確保される面付けは、用紙S
1の幅方向に、6つの製品mが製品m間にドブdを挟んで並べられたレイアウトになる。
【0030】
一方、用紙S
1よりも小さい幅の用紙S
2を用いてこれと同一規格の製品mを製造する場合、ドブ断ち刃の対17、18の位置が
図3(A)と同様であれば、用紙S
2の面付けを
図3(B)に示すようなレイアウトにする必要があり、用紙S
2の幅方向に4つの製品mしか得られない。
【0031】
これに対し、用紙S
2の幅方向に最大の面付け数が確保される面付けは、
図3(C)に示すように、用紙S
2の幅方向に5つの製品mが製品間にドブdを挟んで並べられたレイアウトになる。そして、ドブ断ち刃の対17、18を右方向にシフトさせれば、この面付けのレイアウトに一致させることができる。
【0032】
こうして、本発明の用紙断裁装置によれば、同一の規格の製品を異なる幅の用紙を用いて製造する場合に、それぞれの用紙幅について最大の面付け数が確保できる面付けを行い、用紙の面付けのレイアウトに一致するようにドブ断ち刃の位置を容易に調整することができ、よって生産効率が低下することはない。
【符号の説明】
【0033】
1 フレーム
2 第1のシャフト
3 第2のシャフト
4a、4b 軸受
5a、5b プーリー
6 モータ
7 エンドレスベルト
8 シャフト横移動ユニット
9 スライドガイド
10a、10b 支持プレート
11a、11b スリーブ
12a、12b 軸受
13 送りねじ
14a、14b 歯車
15 モータ
16a、16b 歯車
17 ドブ断ち刃の対のうちの上刃
18 ドブ断ち刃の対のうちの下刃
19 ガイド溝
20 スライドピン
21 ストッパ
22 圧縮バネ
d ドブ
m 製品
P 搬送路
S、S
1、S
2 用紙
v 切欠き